JP2751830B2 - 遠隔講義システム - Google Patents
遠隔講義システムInfo
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- JP2751830B2 JP2751830B2 JP6097055A JP9705594A JP2751830B2 JP 2751830 B2 JP2751830 B2 JP 2751830B2 JP 6097055 A JP6097055 A JP 6097055A JP 9705594 A JP9705594 A JP 9705594A JP 2751830 B2 JP2751830 B2 JP 2751830B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔講義システムに関
し、特にATM通信網を用いるとともに、講師が受講者
からの質問を受付可能な遠隔講義システムに関するもの
である。
し、特にATM通信網を用いるとともに、講師が受講者
からの質問を受付可能な遠隔講義システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、1つの講義室と遠隔地に設置され
た複数の受講室とを通信回線で接続して遠隔講義を実施
する遠隔講義システムであって、特に講師が受講者から
の質問の受付を実現するものとして、いろいろなシステ
ムが提案されている。図5は、通信網として統合サービ
ス・ディジタル・ネットワーク(ISDN)を利用した
遠隔講義システムを示すブロック図であり(例えば、特
開平2−288540号公報など)、特に、講義室66
に講師と質問者との映像・音声を加算・編集する処理部
67を設けて、講義中は映像・音声を処理部67で分配
し、ISDN65により設定した下り回線71〜73を
介して各受講室61〜63に送信し、受講室からの質問
要求、例えば受講室61からの質問要求に応じて講義室
66で確認し受講室61との上り回線75を設定して質
問を受け付けるとともに、受講室61からの映像・音声
は処理部67で折り返され、他の受講室62,63に送
信するようにしたものである。
た複数の受講室とを通信回線で接続して遠隔講義を実施
する遠隔講義システムであって、特に講師が受講者から
の質問の受付を実現するものとして、いろいろなシステ
ムが提案されている。図5は、通信網として統合サービ
ス・ディジタル・ネットワーク(ISDN)を利用した
遠隔講義システムを示すブロック図であり(例えば、特
開平2−288540号公報など)、特に、講義室66
に講師と質問者との映像・音声を加算・編集する処理部
67を設けて、講義中は映像・音声を処理部67で分配
し、ISDN65により設定した下り回線71〜73を
介して各受講室61〜63に送信し、受講室からの質問
要求、例えば受講室61からの質問要求に応じて講義室
66で確認し受講室61との上り回線75を設定して質
問を受け付けるとともに、受講室61からの映像・音声
は処理部67で折り返され、他の受講室62,63に送
信するようにしたものである。
【0003】また図6は、各受講室から中継切替部に回
線を接続し、この中継切替部にて質問処理を集中的に実
施するようにした遠隔講義システムのブロック図であり
(例えば、特開昭62−56086号公報など)、特に
講義室81および各受講室82,83の間でやり取りさ
れる映像・音声を合成・分配する中央制御装置86を網
85に接続して、講義中は下り回線91b介して講義室
81から送信された映像・音声を中央制御装置86で各
受講室82,83に分配し下り回線92a,93aを介
して各受講室82,83に送信し、受講室からの質問要
求、例えば受講室82から回線92cを介して送信され
た質問要求は、中央制御装置86から回線91cを介し
て講義室81に転送され、講義室81での質問受付操作
に応じて受講室82から上り回線92bを介して送信さ
れた映像・音声が中央制御装置86により講義室81お
よび受講室83に分配されるようにしたものである。
線を接続し、この中継切替部にて質問処理を集中的に実
施するようにした遠隔講義システムのブロック図であり
(例えば、特開昭62−56086号公報など)、特に
講義室81および各受講室82,83の間でやり取りさ
れる映像・音声を合成・分配する中央制御装置86を網
85に接続して、講義中は下り回線91b介して講義室
81から送信された映像・音声を中央制御装置86で各
受講室82,83に分配し下り回線92a,93aを介
して各受講室82,83に送信し、受講室からの質問要
求、例えば受講室82から回線92cを介して送信され
た質問要求は、中央制御装置86から回線91cを介し
て講義室81に転送され、講義室81での質問受付操作
に応じて受講室82から上り回線92bを介して送信さ
れた映像・音声が中央制御装置86により講義室81お
よび受講室83に分配されるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような従
来の遠隔講義システムでは、前者によれば、講義室に映
像・音声を合成・分配するとともに回線を選択設定する
処理部を設ける必要があるため、講義室が処理部を備え
た特定の1カ所に限定されるという問題があり、また後
者によれば、網と講義室や受講室、あるいは網と中央処
理装置の間のユーザ・網インターフェース回線が多数必
要となり、回線の利用効率が悪く回線コストがかかると
いう問題点があった。また通信衛星回線を利用した遠隔
講義システムも提案されているが、通信衛星回線を用い
た場合には、講師と受講者との質問・回答に関する会話
の授受に遅延が生じ、円滑な講義および質問に対する受
け答えができないというような問題点があった。本発明
はこのような課題を解決するためのものであり、少ない
通信回線数で構成できるとともに、設置条件に限定され
ず講義室および受講室を設定することができる遠隔講義
システムを提供することを目的としている。
来の遠隔講義システムでは、前者によれば、講義室に映
像・音声を合成・分配するとともに回線を選択設定する
処理部を設ける必要があるため、講義室が処理部を備え
た特定の1カ所に限定されるという問題があり、また後
者によれば、網と講義室や受講室、あるいは網と中央処
理装置の間のユーザ・網インターフェース回線が多数必
要となり、回線の利用効率が悪く回線コストがかかると
いう問題点があった。また通信衛星回線を利用した遠隔
講義システムも提案されているが、通信衛星回線を用い
た場合には、講師と受講者との質問・回答に関する会話
の授受に遅延が生じ、円滑な講義および質問に対する受
け答えができないというような問題点があった。本発明
はこのような課題を解決するためのものであり、少ない
通信回線数で構成できるとともに、設置条件に限定され
ず講義室および受講室を設定することができる遠隔講義
システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による遠隔講義システムは、講義室ま
たは受講室からの映像・音声に基づき生成された所定の
映像・音声をATM通信網によるポイント・ツー・マル
チポイント接続形態により各受講室に設置された映像端
末のうち所定の複数の映像端末に対して送信し、必要に
応じてATM通信網によるポイント・ツー・ポイント接
続形態により任意の受講室の映像端末と講義室の映像端
末とを接続して映像・音声を双方向に通信することによ
り講義室からの質問を受け付けるするようにしたもので
ある。また、講義室および各受講室に設置され各種制御
情報を入出力する制御端末と、ATM通信網に接続さ
れ、講義室および受講室からの映像・音声を編集し所定
の映像・音声を出力する映像・音声生成手段、ATM通
信網によるポイント・ツー・マルチポイント接続形態に
より各受講室に設置された映像端末のうち所定の複数の
映像端末に対して映像・音声生成手段からの出力を送信
する同報出力通信手段を有する合成サーバとを設けて、
講義中は、講義室の映像端末からの映像・音声に基づい
て映像・音声生成手段により生成された映像・音声を同
報出力通信手段により所定の各映像端末に送信し、いず
れかの受講室の制御端末からの質問要求の発生に応じ
て、講義室の映像端末からの映像・音声および質問要求
のあった受講室の映像端末からの映像・音声を映像・音
声生成手段で合成した後、同報出力通信手段により所定
の各映像端末に送信するようにしたものである。さら
に、映像・音声生成手段は、講義室の映像端末からの映
像・音声および質問要求のあった受講室の映像端末から
の映像・音声を合成し新たな映像・音声を生成する合成
手段を有するものである。さらに、合成サーバは、AT
M通信網によるポイント・ツー・ポイント接続形態によ
り、講義室の映像端末および制御端末との間で映像・音
声および制御情報を双方向に伝送する同報入力通信手段
と、ATM通信網を介した任意の受講室の制御端末から
の着信により質問要求を検出し、その後ATM通信網に
よるポイント・ツー・ポイント接続形態により、質問要
求のあった受講室の映像端末および制御端末との間で映
像・音声および制御情報を双方向に伝送する質問受付通
信手段とを有するものである。また、合成サーバは、質
問受付通信手段により質問要求を示す着信が検出された
場合には、同報入力通信手段を介して講義室の制御端末
に質問要求発生を通知し、質問要求の受付許可を示す返
答に応じて、質問受付通信手段に対して着信に対する応
答を指示するようにしたものである。さらに、映像・音
声生成手段は、同報入力通信手段、同報出力通信手段お
よび質問受付通信手段に対応してそれぞれに編集された
所定の映像を切替出力する切替手段を有し、質疑応答時
には、講義室、質問を受け付けた受講室およびその他の
受講室に対してそれぞれ個別の映像を送信するようにし
たものである。また、合成サーバは、講義室または質問
を受け付けた受講室に設置されている制御端末からの映
像切替指示に応じて、この映像切替指示を受信した講義
室または質問を受け付けた受講室に対して映像・音声生
成手段および切替手段を制御することにより所望の映像
を送信するようにしたものである。
るために、本発明による遠隔講義システムは、講義室ま
たは受講室からの映像・音声に基づき生成された所定の
映像・音声をATM通信網によるポイント・ツー・マル
チポイント接続形態により各受講室に設置された映像端
末のうち所定の複数の映像端末に対して送信し、必要に
応じてATM通信網によるポイント・ツー・ポイント接
続形態により任意の受講室の映像端末と講義室の映像端
末とを接続して映像・音声を双方向に通信することによ
り講義室からの質問を受け付けるするようにしたもので
ある。また、講義室および各受講室に設置され各種制御
情報を入出力する制御端末と、ATM通信網に接続さ
れ、講義室および受講室からの映像・音声を編集し所定
の映像・音声を出力する映像・音声生成手段、ATM通
信網によるポイント・ツー・マルチポイント接続形態に
より各受講室に設置された映像端末のうち所定の複数の
映像端末に対して映像・音声生成手段からの出力を送信
する同報出力通信手段を有する合成サーバとを設けて、
講義中は、講義室の映像端末からの映像・音声に基づい
て映像・音声生成手段により生成された映像・音声を同
報出力通信手段により所定の各映像端末に送信し、いず
れかの受講室の制御端末からの質問要求の発生に応じ
て、講義室の映像端末からの映像・音声および質問要求
のあった受講室の映像端末からの映像・音声を映像・音
声生成手段で合成した後、同報出力通信手段により所定
の各映像端末に送信するようにしたものである。さら
に、映像・音声生成手段は、講義室の映像端末からの映
像・音声および質問要求のあった受講室の映像端末から
の映像・音声を合成し新たな映像・音声を生成する合成
手段を有するものである。さらに、合成サーバは、AT
M通信網によるポイント・ツー・ポイント接続形態によ
り、講義室の映像端末および制御端末との間で映像・音
声および制御情報を双方向に伝送する同報入力通信手段
と、ATM通信網を介した任意の受講室の制御端末から
の着信により質問要求を検出し、その後ATM通信網に
よるポイント・ツー・ポイント接続形態により、質問要
求のあった受講室の映像端末および制御端末との間で映
像・音声および制御情報を双方向に伝送する質問受付通
信手段とを有するものである。また、合成サーバは、質
問受付通信手段により質問要求を示す着信が検出された
場合には、同報入力通信手段を介して講義室の制御端末
に質問要求発生を通知し、質問要求の受付許可を示す返
答に応じて、質問受付通信手段に対して着信に対する応
答を指示するようにしたものである。さらに、映像・音
声生成手段は、同報入力通信手段、同報出力通信手段お
よび質問受付通信手段に対応してそれぞれに編集された
所定の映像を切替出力する切替手段を有し、質疑応答時
には、講義室、質問を受け付けた受講室およびその他の
受講室に対してそれぞれ個別の映像を送信するようにし
たものである。また、合成サーバは、講義室または質問
を受け付けた受講室に設置されている制御端末からの映
像切替指示に応じて、この映像切替指示を受信した講義
室または質問を受け付けた受講室に対して映像・音声生
成手段および切替手段を制御することにより所望の映像
を送信するようにしたものである。
【0006】
【作用】従って、講義室または受講室からの映像・音声
に基づき生成された所定の映像・音声をATM通信網に
よるポイント・ツー・マルチポイント接続形態により各
受講室に設置された映像端末のうち所定の複数の映像端
末に対して送信され、必要に応じてATM通信網による
ポイント・ツー・ポイント接続形態により任意の受講室
の映像端末と講義室の映像端末とが接続されて映像・音
声を双方向に通信されることにより講義室からの質問が
受け付けられる。また、講義中は、講義室の映像端末か
らの映像・音声に基づいて生成された映像・音声を同報
出力通信手段により所定の各映像端末に送信され、いず
れかの受講室の制御端末からの質問要求の発生に応じ
て、講義室の映像端末からの映像・音声および質問要求
のあった受講室の映像端末からの映像・音声が映像・音
声生成手段で合成された後、同報出力通信手段により所
定の各映像端末に送信される。さらに、映像・音声生成
手段の合成手段により、講義室の映像端末からの映像・
音声および質問要求のあった受講室の映像端末からの映
像・音声が合成され新たな映像・音声が生成される。さ
らに、合成サーバの同報入力通信手段により、講義室の
映像端末および制御端末との間で映像・音声および制御
情報が双方向に伝送され、質問受付通信手段により、任
意の受講室の制御端末からの着信により質問要求が検出
され、質問要求のあった受講室の映像端末および制御端
末との間で映像・音声および制御情報が双方向に伝送さ
れる。また、合成サーバの質問受付通信手段により質問
要求を示す着信が検出された場合には、同報入力通信手
段を介して講義室の制御端末に質問要求発生が通知さ
れ、質問要求の受付許可を示す返答に応じて、質問受付
通信手段により着信に対して応答される。さらに、映像
・音声生成手段の切替手段により、同報入力通信手段、
同報出力通信手段および質問受付通信手段に対応してそ
れぞれに編集された所定の映像が切替出力され、質問お
よび質問応答時には、講義室、質問を受け付けた受講室
およびその他の受講室に対してそれぞれ個別の映像が送
信される。また、講義室または質問を受け付けた受講室
からの映像切替指示に応じて、この映像切替指示を受信
した講義室または質問を受け付けた受講室に対して映像
・音声生成手段および切替手段が制御されて所望の映像
が送信される。
に基づき生成された所定の映像・音声をATM通信網に
よるポイント・ツー・マルチポイント接続形態により各
受講室に設置された映像端末のうち所定の複数の映像端
末に対して送信され、必要に応じてATM通信網による
ポイント・ツー・ポイント接続形態により任意の受講室
の映像端末と講義室の映像端末とが接続されて映像・音
声を双方向に通信されることにより講義室からの質問が
受け付けられる。また、講義中は、講義室の映像端末か
らの映像・音声に基づいて生成された映像・音声を同報
出力通信手段により所定の各映像端末に送信され、いず
れかの受講室の制御端末からの質問要求の発生に応じ
て、講義室の映像端末からの映像・音声および質問要求
のあった受講室の映像端末からの映像・音声が映像・音
声生成手段で合成された後、同報出力通信手段により所
定の各映像端末に送信される。さらに、映像・音声生成
手段の合成手段により、講義室の映像端末からの映像・
音声および質問要求のあった受講室の映像端末からの映
像・音声が合成され新たな映像・音声が生成される。さ
らに、合成サーバの同報入力通信手段により、講義室の
映像端末および制御端末との間で映像・音声および制御
情報が双方向に伝送され、質問受付通信手段により、任
意の受講室の制御端末からの着信により質問要求が検出
され、質問要求のあった受講室の映像端末および制御端
末との間で映像・音声および制御情報が双方向に伝送さ
れる。また、合成サーバの質問受付通信手段により質問
要求を示す着信が検出された場合には、同報入力通信手
段を介して講義室の制御端末に質問要求発生が通知さ
れ、質問要求の受付許可を示す返答に応じて、質問受付
通信手段により着信に対して応答される。さらに、映像
・音声生成手段の切替手段により、同報入力通信手段、
同報出力通信手段および質問受付通信手段に対応してそ
れぞれに編集された所定の映像が切替出力され、質問お
よび質問応答時には、講義室、質問を受け付けた受講室
およびその他の受講室に対してそれぞれ個別の映像が送
信される。また、講義室または質問を受け付けた受講室
からの映像切替指示に応じて、この映像切替指示を受信
した講義室または質問を受け付けた受講室に対して映像
・音声生成手段および切替手段が制御されて所望の映像
が送信される。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1および2は本発明の一実施例である遠隔講義シ
ステムのブロック図であり、特に図1は通常の講義時に
おける接続形態を示し、また図2は受講者からの質疑応
答時における接続形態を示している。図1および2にお
いて、40〜4nは映像・音声を入出力する映像端末、
50〜5nは質問要求や受付許可などを指示する制御端
末、30〜3nは映像端末40〜4nからの映像・音声
および制御端末50〜5nからの制御情報をATMセル
に分解するとともに、網側からのATMセルを組み立て
て映像・音声および制御情報をそれぞれ映像端末40〜
4nおよび制御端末50〜5nに分離出力するセル化装
置であり、映像端末40、制御端末50およびセル化装
置30は、それぞれ講義室に設置され、その他はそれぞ
れ各受講室に設置されている。
る。図1および2は本発明の一実施例である遠隔講義シ
ステムのブロック図であり、特に図1は通常の講義時に
おける接続形態を示し、また図2は受講者からの質疑応
答時における接続形態を示している。図1および2にお
いて、40〜4nは映像・音声を入出力する映像端末、
50〜5nは質問要求や受付許可などを指示する制御端
末、30〜3nは映像端末40〜4nからの映像・音声
および制御端末50〜5nからの制御情報をATMセル
に分解するとともに、網側からのATMセルを組み立て
て映像・音声および制御情報をそれぞれ映像端末40〜
4nおよび制御端末50〜5nに分離出力するセル化装
置であり、映像端末40、制御端末50およびセル化装
置30は、それぞれ講義室に設置され、その他はそれぞ
れ各受講室に設置されている。
【0008】2は網側からのATMセルを一旦原信号
(映像・音声)を組み立てた後、同報出力用のATMセ
ルに分解して網側に出力する合成サーバであり、合成サ
ーバ2において、21〜23は網側からのATMセルを
組み立てて映像・音声および制御情報を分離出力すると
ともに、合成された映像・音声および制御情報を分解し
セル多重しATMセルとして出力するセル化部、25は
各セル化部21〜23からの映像・音声を合成し所定の
セル化部21〜23へ出力する合成部(映像・音声生成
手段)、26は制御情報に基づいて各セル化部21〜2
3および合成部25を制御する制御部である。なお、セ
ル化部21は同報入力用(同報入力通信手段)に、セル
化部22は同報出力用(同報出力通信手段)に、またセ
ル化部23は質問受付用(質問受付通信手段)にそれぞ
れ割り当てられている。
(映像・音声)を組み立てた後、同報出力用のATMセ
ルに分解して網側に出力する合成サーバであり、合成サ
ーバ2において、21〜23は網側からのATMセルを
組み立てて映像・音声および制御情報を分離出力すると
ともに、合成された映像・音声および制御情報を分解し
セル多重しATMセルとして出力するセル化部、25は
各セル化部21〜23からの映像・音声を合成し所定の
セル化部21〜23へ出力する合成部(映像・音声生成
手段)、26は制御情報に基づいて各セル化部21〜2
3および合成部25を制御する制御部である。なお、セ
ル化部21は同報入力用(同報入力通信手段)に、セル
化部22は同報出力用(同報出力通信手段)に、またセ
ル化部23は質問受付用(質問受付通信手段)にそれぞ
れ割り当てられている。
【0009】1はATM通信網内に設置されATMセル
を交換接続するATM交換機であり、ATM交換機1に
おいて、10はATMセルを実際に交換接続するATM
スイッチ、11はATMスイッチ10の交換接続処理を
制御する呼制御部であり、100〜10nはATM交換
機1と講義室および受講室に設置されたセル化装置30
〜3nとを接続する伝送路、121〜123はATM交
換機1と合成サーバ2の各セル化部21〜23とを接続
する伝送路である。
を交換接続するATM交換機であり、ATM交換機1に
おいて、10はATMセルを実際に交換接続するATM
スイッチ、11はATMスイッチ10の交換接続処理を
制御する呼制御部であり、100〜10nはATM交換
機1と講義室および受講室に設置されたセル化装置30
〜3nとを接続する伝送路、121〜123はATM交
換機1と合成サーバ2の各セル化部21〜23とを接続
する伝送路である。
【0010】図3は、講義室および各受講室に設置され
た映像端末40〜4n、制御端末50〜5nおよびセル
化装置30〜3nを示すブロック図であり、映像端末4
0において、401は講師による講義を映像信号として
出力するカメラ、402は受信した映像信号を表示出力
するモニタ、403は講師の音声などを音声信号として
出力するマイク、404は受信した音声信号を出力する
スピーカである。またセル化装置30において、302
は映像端末40からの映像・音声信号を符号化するとと
もに受信した信号を映像・音声信号に復号化するコーデ
ィック、303は制御端末50を接続するためのターミ
ナルアダプタである。
た映像端末40〜4n、制御端末50〜5nおよびセル
化装置30〜3nを示すブロック図であり、映像端末4
0において、401は講師による講義を映像信号として
出力するカメラ、402は受信した映像信号を表示出力
するモニタ、403は講師の音声などを音声信号として
出力するマイク、404は受信した音声信号を出力する
スピーカである。またセル化装置30において、302
は映像端末40からの映像・音声信号を符号化するとと
もに受信した信号を映像・音声信号に復号化するコーデ
ィック、303は制御端末50を接続するためのターミ
ナルアダプタである。
【0011】301はATM交換機1と接続される伝送
路100から受信したATMセルを組み立て、ATMセ
ルの内容に応じてコーディック302またはターミナル
アダプタ303へ分離出力するとともに、コーディック
302およびターミナルアダプタ303からの信号をそ
れぞれ分解してセル多重することによりATMセルを生
成し伝送路100に出力するセル組立/分解部である。
なお、カメラ401として画像再生出力装置など他の映
像ソースであってもよいし、また必要に応じてこれらと
カメラとを切替接続するようにしてもよい。
路100から受信したATMセルを組み立て、ATMセ
ルの内容に応じてコーディック302またはターミナル
アダプタ303へ分離出力するとともに、コーディック
302およびターミナルアダプタ303からの信号をそ
れぞれ分解してセル多重することによりATMセルを生
成し伝送路100に出力するセル組立/分解部である。
なお、カメラ401として画像再生出力装置など他の映
像ソースであってもよいし、また必要に応じてこれらと
カメラとを切替接続するようにしてもよい。
【0012】図4は、合成サーバを示すブロック図であ
り、セル化部21〜23において、201はセル組立/
分解部、202はコーディック、203はターミナルア
ダプタであり、それぞれ前述のセル化装置30における
セル組立/分解部301、コーディック302、および
ターミナルアダプタ303と同様の動作を行うものであ
る。制御部26において、261は合成部25内の各部
を制御する合成制御部、262は各セル化部21〜23
からの制御信号を受信し多重化して合成制御部261へ
出力するとともに、合成制御部261の出力を分離して
所定のセル化部21〜23に出力する多重/分離部であ
る。
り、セル化部21〜23において、201はセル組立/
分解部、202はコーディック、203はターミナルア
ダプタであり、それぞれ前述のセル化装置30における
セル組立/分解部301、コーディック302、および
ターミナルアダプタ303と同様の動作を行うものであ
る。制御部26において、261は合成部25内の各部
を制御する合成制御部、262は各セル化部21〜23
からの制御信号を受信し多重化して合成制御部261へ
出力するとともに、合成制御部261の出力を分離して
所定のセル化部21〜23に出力する多重/分離部であ
る。
【0013】また合成部25(音声・映像生成手段)に
おいて、251は同報入力用のセル化部21および質問
受付用のセル化部23からの映像信号VU1,VU3を
切替出力する映像スイッチ(切替手段)、252は映像
スイッチ251からの出力を合成し新たな映像信号を映
像スイッチ251へ出力する映像合成部(合成手段)、
253は同報入力用のセル化部21および質問受付用の
セル化部23から音声信号AU1,AU3を合成し新た
な音声信号AD1〜AD3を各セル化部21〜23に出
力する音声合成部(合成手段)である。
おいて、251は同報入力用のセル化部21および質問
受付用のセル化部23からの映像信号VU1,VU3を
切替出力する映像スイッチ(切替手段)、252は映像
スイッチ251からの出力を合成し新たな映像信号を映
像スイッチ251へ出力する映像合成部(合成手段)、
253は同報入力用のセル化部21および質問受付用の
セル化部23から音声信号AU1,AU3を合成し新た
な音声信号AD1〜AD3を各セル化部21〜23に出
力する音声合成部(合成手段)である。
【0014】次に、図1を参照して、本発明の動作とし
て通常の講義中における各部の動作を説明する。今、講
義室には映像端末40、制御端末50およびセル化装置
30が設置されており、講師による講義内容を示す映像
および音声は、映像端末40のカメラ401およびマイ
ク403(図3参照)により映像信号および音声信号に
変換され、セル化装置30のコーディック302で符号
化されてセル組立/分解部301に入力される。一方、
操作に応じて制御端末50から出力された制御信号は、
ターミナルアダプタ303により変換されてセル組立/
分解部301に入力される。
て通常の講義中における各部の動作を説明する。今、講
義室には映像端末40、制御端末50およびセル化装置
30が設置されており、講師による講義内容を示す映像
および音声は、映像端末40のカメラ401およびマイ
ク403(図3参照)により映像信号および音声信号に
変換され、セル化装置30のコーディック302で符号
化されてセル組立/分解部301に入力される。一方、
操作に応じて制御端末50から出力された制御信号は、
ターミナルアダプタ303により変換されてセル組立/
分解部301に入力される。
【0015】コーディック302からの信号とターミナ
ルアダプタ303からの信号とは、セル組立/分解部3
01により、それぞれセル化されてセル多重された後、
ポイント・ツー・ポイント接続形態(1対1)により合
成サーバ2と接続された回線を構成する伝送路100を
介してATM交換機1に送信される。なお、コーディッ
ク302からディジタル信号速度を、例えば32メガビ
ット毎秒とし、ターミナルアダプタ303からのディジ
タル信号速度を、例えば16キロビット毎秒とした場
合、ATMセルを伝送する伝送路として155.52メ
ガビット毎秒の伝送速度を有するものを使用することに
より、コーディック302およびターミナルアダプタ3
03からの信号を双方同時にセル多重して、伝送路10
0に出力することが可能となる。
ルアダプタ303からの信号とは、セル組立/分解部3
01により、それぞれセル化されてセル多重された後、
ポイント・ツー・ポイント接続形態(1対1)により合
成サーバ2と接続された回線を構成する伝送路100を
介してATM交換機1に送信される。なお、コーディッ
ク302からディジタル信号速度を、例えば32メガビ
ット毎秒とし、ターミナルアダプタ303からのディジ
タル信号速度を、例えば16キロビット毎秒とした場
合、ATMセルを伝送する伝送路として155.52メ
ガビット毎秒の伝送速度を有するものを使用することに
より、コーディック302およびターミナルアダプタ3
03からの信号を双方同時にセル多重して、伝送路10
0に出力することが可能となる。
【0016】セル化装置30から出力されたATMセル
は、伝送路100を介してATM交換機1のATMスイ
ッチ10に入力され、ここで交換接続されて伝送路12
1に出力され、合成サーバ2内の同報入力用のセル化部
21で受信される。受信されたATMセルは、セル化部
21のセル組立/分解部201(図4参照)で組み立て
られ、映像端末40からの講義内容を示す映像・音声に
ついてはコーディック202へ出力されるとともに、制
御端末50からの制御情報についてはターミナルアダプ
タ203に出力される。
は、伝送路100を介してATM交換機1のATMスイ
ッチ10に入力され、ここで交換接続されて伝送路12
1に出力され、合成サーバ2内の同報入力用のセル化部
21で受信される。受信されたATMセルは、セル化部
21のセル組立/分解部201(図4参照)で組み立て
られ、映像端末40からの講義内容を示す映像・音声に
ついてはコーディック202へ出力されるとともに、制
御端末50からの制御情報についてはターミナルアダプ
タ203に出力される。
【0017】コーディック202では、セル組立/分解
部201からの信号が映像と音声とに分離復号され、映
像信号VU1として合成部25の映像スイッチ251に
出力されるとともに、音声信号AU1として合成部25
の音声合成部253に出力される。ここで、講義中の場
合には、映像スイッチ251により講義室からの講義内
容を示す映像、すなわち映像信号VU1が選択され、映
像信号VD1〜VD3として各セル化部21〜23へ出
力される。また、音声信号AU1は、常に音声合成部2
53により入力された他の音声信号と加算され、すべて
のセル化部21〜23に対して音声信号AD1〜AD3
として分配出力される。
部201からの信号が映像と音声とに分離復号され、映
像信号VU1として合成部25の映像スイッチ251に
出力されるとともに、音声信号AU1として合成部25
の音声合成部253に出力される。ここで、講義中の場
合には、映像スイッチ251により講義室からの講義内
容を示す映像、すなわち映像信号VU1が選択され、映
像信号VD1〜VD3として各セル化部21〜23へ出
力される。また、音声信号AU1は、常に音声合成部2
53により入力された他の音声信号と加算され、すべて
のセル化部21〜23に対して音声信号AD1〜AD3
として分配出力される。
【0018】一方、ターミナルアダプタ203に出力さ
れた信号は、ここで所定の制御信号に変換された後、制
御部26の多重/分離部262に出力される。ここで、
各ターミナルアダプタ203から出力される制御信号
は、個別のシリアル・インターフェースを介して出力さ
れるものとなっているため、各ターミナルアダプタ20
3からの制御信号が、多重/分離部262により多重化
されて合成制御部261に出力される。また合成制御部
261からの制御情報は、多重/分離部262で分離さ
れ、それぞれ個別のシリアル・インターフェースを介し
て各セル化部21〜23のターミナルアダプタ203に
出力される。
れた信号は、ここで所定の制御信号に変換された後、制
御部26の多重/分離部262に出力される。ここで、
各ターミナルアダプタ203から出力される制御信号
は、個別のシリアル・インターフェースを介して出力さ
れるものとなっているため、各ターミナルアダプタ20
3からの制御信号が、多重/分離部262により多重化
されて合成制御部261に出力される。また合成制御部
261からの制御情報は、多重/分離部262で分離さ
れ、それぞれ個別のシリアル・インターフェースを介し
て各セル化部21〜23のターミナルアダプタ203に
出力される。
【0019】各セル化部21〜23のコーディック20
2に入力され符号化された映像信号および映像信号と、
ターミナルアダプタ203に入力され変換された制御信
号とは、セル組立/分解部201に入力され、ここでそ
れぞれ分解されてセル化された後、双方同時にセル多重
されて各伝送路121〜123に出力される。ここで、
同報出力用のセル化部22と各受講室に設置されている
セル化装置31〜3nとは、予めポイント・ツー・マル
チポイント接続形態に基づき接続されており、セル化部
22から出力されたATMセルは、伝送路122を介し
てATM交換機1に入力され、ATM交換機1が具備す
るセルコピー機能により複写されて、講義室および各受
講室への伝送路100〜10nに出力される。
2に入力され符号化された映像信号および映像信号と、
ターミナルアダプタ203に入力され変換された制御信
号とは、セル組立/分解部201に入力され、ここでそ
れぞれ分解されてセル化された後、双方同時にセル多重
されて各伝送路121〜123に出力される。ここで、
同報出力用のセル化部22と各受講室に設置されている
セル化装置31〜3nとは、予めポイント・ツー・マル
チポイント接続形態に基づき接続されており、セル化部
22から出力されたATMセルは、伝送路122を介し
てATM交換機1に入力され、ATM交換機1が具備す
るセルコピー機能により複写されて、講義室および各受
講室への伝送路100〜10nに出力される。
【0020】講義室および各受講室へ送信されたATM
セルは、セル化装置30〜3nのセル組立/分解部30
1でそれぞれ受信されて組み立てられ、映像・音声信号
についてはコーディック302に分離出力され、さらに
コーディック302で復号化され映像信号は映像端末4
0のモニタ402に出力されるとともに、音声信号はス
ピーカ404に出力される。また制御情報については、
セル組立/分解部301からターミナルアダプタ303
に分離出力され、制御信号としてターミナルアダプタ3
03から制御端末50に出力される。
セルは、セル化装置30〜3nのセル組立/分解部30
1でそれぞれ受信されて組み立てられ、映像・音声信号
についてはコーディック302に分離出力され、さらに
コーディック302で復号化され映像信号は映像端末4
0のモニタ402に出力されるとともに、音声信号はス
ピーカ404に出力される。また制御情報については、
セル組立/分解部301からターミナルアダプタ303
に分離出力され、制御信号としてターミナルアダプタ3
03から制御端末50に出力される。
【0021】従って、合成サーバ2の同報出力用のセル
化部22と、講義室および各受講室に設置されたセル化
装置30〜3nとを、予めポイント・ツー・マルチポイ
ント接続形態により接続しておき、講義室からの講義内
容を示す映像・音声を同報入力用のセル化部21に入力
するとともに、これを同報出力用のセル化部22に接続
することにより、ここから出力されたATMセルが、A
TM交換機1のセルコピー機能に基づいて、講義室およ
び各受講室に設置されたセル化装置30〜3nに同報出
力されるものとなり、特に同報出力するために映像・音
声情報を分配し、個々の端末へ送信する手段を設けるこ
となく、講義内容を示す映像・音声が講義室および各受
講室に出力されるものとなる。
化部22と、講義室および各受講室に設置されたセル化
装置30〜3nとを、予めポイント・ツー・マルチポイ
ント接続形態により接続しておき、講義室からの講義内
容を示す映像・音声を同報入力用のセル化部21に入力
するとともに、これを同報出力用のセル化部22に接続
することにより、ここから出力されたATMセルが、A
TM交換機1のセルコピー機能に基づいて、講義室およ
び各受講室に設置されたセル化装置30〜3nに同報出
力されるものとなり、特に同報出力するために映像・音
声情報を分配し、個々の端末へ送信する手段を設けるこ
となく、講義内容を示す映像・音声が講義室および各受
講室に出力されるものとなる。
【0022】次に、図2を参照して、本発明の動作とし
て受講者から講師へ質問する場合における各部の動作を
説明する。映像端末4nが設置されている受講室の受講
者が、講義の内容について講義室にいる講師に対して質
問する場合、まず受講者がその受講室に設置されている
制御端末5nを操作して質問要求を行う。この操作に応
じて、制御端末5nから合成サーバ2の質問受付用のセ
ル化部23に対する呼接続要求を示す制御信号が出力さ
れ、この呼接続要求は、セル化装置3nのターミナルア
ダプタ303を介してセル組立/分解部301で分解さ
れてセル化され、伝送路10nを介してATM交換機1
に送信される。
て受講者から講師へ質問する場合における各部の動作を
説明する。映像端末4nが設置されている受講室の受講
者が、講義の内容について講義室にいる講師に対して質
問する場合、まず受講者がその受講室に設置されている
制御端末5nを操作して質問要求を行う。この操作に応
じて、制御端末5nから合成サーバ2の質問受付用のセ
ル化部23に対する呼接続要求を示す制御信号が出力さ
れ、この呼接続要求は、セル化装置3nのターミナルア
ダプタ303を介してセル組立/分解部301で分解さ
れてセル化され、伝送路10nを介してATM交換機1
に送信される。
【0023】この呼接続要求を示すATMセルは、AT
M交換機1の呼制御部11で宛先が認識され、合成サー
バ2の質問受付用セル化部23に着信として転送され
る。この着信は、セル化部23のセル組立/分解部20
1で組み立てられ、制御信号としてターミナルアダプタ
203,制御部26の多重/分離部262を介して合成
制御部261に入力され、セル化装置3nが設置されて
いる受講室からの質問要求として認識される。
M交換機1の呼制御部11で宛先が認識され、合成サー
バ2の質問受付用セル化部23に着信として転送され
る。この着信は、セル化部23のセル組立/分解部20
1で組み立てられ、制御信号としてターミナルアダプタ
203,制御部26の多重/分離部262を介して合成
制御部261に入力され、セル化装置3nが設置されて
いる受講室からの質問要求として認識される。
【0024】次に、質問要求を講義室に通知するため、
質問要求を示す制御信号が合成制御部261から多重/
分離部262を介して同報入力用のセル化部21へ出力
され、セル化部21のターミナルアダプタ203を介し
てセル組立/分解部201に入力さて講義室への映像・
音声とセル多重され、伝送路121,ATM交換機1お
よび伝送路100を介してセル化装置30に転送され
る。講義室に設置されている制御端末50は、セル化装
置30のセル組立/分解部301,ターミナルアダプタ
303を介して質問要求を示す制御信号を受信し、講師
に対して質問要求の発生を通知する。
質問要求を示す制御信号が合成制御部261から多重/
分離部262を介して同報入力用のセル化部21へ出力
され、セル化部21のターミナルアダプタ203を介し
てセル組立/分解部201に入力さて講義室への映像・
音声とセル多重され、伝送路121,ATM交換機1お
よび伝送路100を介してセル化装置30に転送され
る。講義室に設置されている制御端末50は、セル化装
置30のセル組立/分解部301,ターミナルアダプタ
303を介して質問要求を示す制御信号を受信し、講師
に対して質問要求の発生を通知する。
【0025】講師による質問受付許可の操作に応じて、
その旨を示す制御信号が、制御端末50から前述の質問
要求とは逆のルートで送信され、合成サーバ2の合成制
御部261で認識される。講師からの質問受付許可に応
じて、合成制御部261は、質問受付用セル化部23を
制御することにより、質問のあった受講室のセル化装置
3nからの着信に応答させて、ATM交換機1を介した
ポイント・ツー・ポイント接続形態によりセル化装置3
nとセル化部23とを接続するとともに、ATM交換機
1の持つセルコピー機能に基づくポイント・ツー・マル
チポイント接続形態により、質問受付以外の各受講室に
設置されたセル化装置31,32とセル化部22とを接
続する。
その旨を示す制御信号が、制御端末50から前述の質問
要求とは逆のルートで送信され、合成サーバ2の合成制
御部261で認識される。講師からの質問受付許可に応
じて、合成制御部261は、質問受付用セル化部23を
制御することにより、質問のあった受講室のセル化装置
3nからの着信に応答させて、ATM交換機1を介した
ポイント・ツー・ポイント接続形態によりセル化装置3
nとセル化部23とを接続するとともに、ATM交換機
1の持つセルコピー機能に基づくポイント・ツー・マル
チポイント接続形態により、質問受付以外の各受講室に
設置されたセル化装置31,32とセル化部22とを接
続する。
【0026】さらに、合成制御部261は合成部25の
映像スイッチ251、映像合成部252および音声合成
部253を制御し、これにより映像合成部252は、講
義室から送信されている講義内容を示す映像信号VU1
と質問のあった受講室からの映像信号VU3とを合成し
て新たな映像を個々に生成するとともに、音声合成部2
53は音声信号AU1と音声信号AU3とを合成して新
たな音声を共通に生成し、合成部25から映像信号VD
1〜VD3および音声信号AD1〜AD3として各セル
化部21〜23に出力する。これにより、前述の講義内
容を示す映像・音声が講義室および各受講室に送信され
るのと同様に、同報入力用セル化部21からは講義室
に、また同報出力用セル化部22からは各受講室に、さ
らに質問受付用セル化部23からは質問のあった受講室
に、それぞれATM交換機1を介して所定の映像および
共通の音声が送信され、各映像端末40〜4nから出力
されるものとなる。
映像スイッチ251、映像合成部252および音声合成
部253を制御し、これにより映像合成部252は、講
義室から送信されている講義内容を示す映像信号VU1
と質問のあった受講室からの映像信号VU3とを合成し
て新たな映像を個々に生成するとともに、音声合成部2
53は音声信号AU1と音声信号AU3とを合成して新
たな音声を共通に生成し、合成部25から映像信号VD
1〜VD3および音声信号AD1〜AD3として各セル
化部21〜23に出力する。これにより、前述の講義内
容を示す映像・音声が講義室および各受講室に送信され
るのと同様に、同報入力用セル化部21からは講義室
に、また同報出力用セル化部22からは各受講室に、さ
らに質問受付用セル化部23からは質問のあった受講室
に、それぞれATM交換機1を介して所定の映像および
共通の音声が送信され、各映像端末40〜4nから出力
されるものとなる。
【0027】なお、合成部25により、例えば質問者に
は講師からの映像信号VU1に基づく映像を送信し、逆
に講師には質問者からの映像信号VU3に基づく映像を
送信し、さらにその他の受講者に対しては、講師からの
映像信号VU1と質問者からの映像信号VU3とを映像
合成部252で合成した映像を送信することにより、そ
れぞれ質疑応答の当事者やその他の受講者が、質疑応答
のやり取りをより理解しやすくなる。
は講師からの映像信号VU1に基づく映像を送信し、逆
に講師には質問者からの映像信号VU3に基づく映像を
送信し、さらにその他の受講者に対しては、講師からの
映像信号VU1と質問者からの映像信号VU3とを映像
合成部252で合成した映像を送信することにより、そ
れぞれ質疑応答の当事者やその他の受講者が、質疑応答
のやり取りをより理解しやすくなる。
【0028】また、講師または質問者がそれぞれ手元に
設置されている制御端末50または5nを操作して映像
切替を指示した場合には、それぞれ対応する制御端末5
0または5nから、映像切換指示がATM通信網を介し
て合成サーバ2内のセル化部21および23に送信さ
れ、制御部26の合成制御部261で受信認識され、合
成部25の映像スイッチ251および映像合成部252
が制御されて、対応するセル化部21または23へ出力
される映像信号VD1またはVD3が切り替えられる。
これにより、ポイント・ツー・ポイント接続形態により
個々に接続されている講義室および質問のあった受講室
に対して、講師または質問者の意思に応じた映像が切替
送信される。
設置されている制御端末50または5nを操作して映像
切替を指示した場合には、それぞれ対応する制御端末5
0または5nから、映像切換指示がATM通信網を介し
て合成サーバ2内のセル化部21および23に送信さ
れ、制御部26の合成制御部261で受信認識され、合
成部25の映像スイッチ251および映像合成部252
が制御されて、対応するセル化部21または23へ出力
される映像信号VD1またはVD3が切り替えられる。
これにより、ポイント・ツー・ポイント接続形態により
個々に接続されている講義室および質問のあった受講室
に対して、講師または質問者の意思に応じた映像が切替
送信される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、講義室
または受講室からの映像・音声に基づき生成された所定
の映像・音声をATM通信網によるポイント・ツー・マ
ルチポイント接続形態により各受講室に設置された所定
の複数の映像端末に対して送信するようにしたので、講
義室における講義内容を示す映像・音声を各受講室に分
配する手段を別途設ける必要がなく、遠隔講義システム
を構築する際の経済的負担を軽減することができ、また
ATM通信網を利用することにより従来の衛星通信回線
を使用した場合に比較して会話レスポンスの遅れなく質
問応答を行うことができるシステムを構築することが可
能となる。
または受講室からの映像・音声に基づき生成された所定
の映像・音声をATM通信網によるポイント・ツー・マ
ルチポイント接続形態により各受講室に設置された所定
の複数の映像端末に対して送信するようにしたので、講
義室における講義内容を示す映像・音声を各受講室に分
配する手段を別途設ける必要がなく、遠隔講義システム
を構築する際の経済的負担を軽減することができ、また
ATM通信網を利用することにより従来の衛星通信回線
を使用した場合に比較して会話レスポンスの遅れなく質
問応答を行うことができるシステムを構築することが可
能となる。
【0030】また、ATM通信網によるポイント・ツー
・マルチポイント接続形態により複数の映像端末に対し
て映像・音声生成手段の出力を送信する同報出力通信手
段を有する合成サーバを設けて、講義中は、講義室から
の映像・音声を同報出力通信手段により各映像端末に送
信し、いずれかの受講室の制御端末からの質問要求に応
じて、講義室および質問要求のあった受講室からの映像
・音声を同報出力通信手段により各映像端末に送信する
ようにしたので、従来のように講義室に各受講室に送信
する映像・音声を制御処理するための手段や多数の回線
が不要となり、このような設備の設置場所により講義室
や受講室が限定されず、必要に応じて任意の場所に講義
室および受講室を設定することが可能となり、また、講
義内容だけではなく質問者の映像・音声についても各受
講室に設置された映像端末に送信され、受講者は質疑応
答を聴視することが可能となる。さらに、映像・音声生
成手段の合成手段により、講義室および質問要求のあっ
た受講室の映像端末からの映像・音声を合成し新たな映
像・音声を生成し、各映像端末に送信するようにしたの
で、第三者が講師および質問者による質疑応答を同一画
面で確認することが可能となり理解しやすくなる。
・マルチポイント接続形態により複数の映像端末に対し
て映像・音声生成手段の出力を送信する同報出力通信手
段を有する合成サーバを設けて、講義中は、講義室から
の映像・音声を同報出力通信手段により各映像端末に送
信し、いずれかの受講室の制御端末からの質問要求に応
じて、講義室および質問要求のあった受講室からの映像
・音声を同報出力通信手段により各映像端末に送信する
ようにしたので、従来のように講義室に各受講室に送信
する映像・音声を制御処理するための手段や多数の回線
が不要となり、このような設備の設置場所により講義室
や受講室が限定されず、必要に応じて任意の場所に講義
室および受講室を設定することが可能となり、また、講
義内容だけではなく質問者の映像・音声についても各受
講室に設置された映像端末に送信され、受講者は質疑応
答を聴視することが可能となる。さらに、映像・音声生
成手段の合成手段により、講義室および質問要求のあっ
た受講室の映像端末からの映像・音声を合成し新たな映
像・音声を生成し、各映像端末に送信するようにしたの
で、第三者が講師および質問者による質疑応答を同一画
面で確認することが可能となり理解しやすくなる。
【0031】また、合成サーバの同報入力通信手段によ
り、ATM通信網によるポイント・ツー・ポイント接続
形態で、講義室との間で映像・音声および制御情報を双
方向に伝送し、また質問受付通信手段により、ATM通
信網を介した任意の受講室の制御端末からの着信により
質問要求を検出し、その後ATM通信網によるポイント
・ツー・ポイント接続形態により、質問要求のあった受
講室との間で映像・音声および制御情報を双方向に伝送
するようにしたので、講義室および各受講室とATM通
信網とは1つの伝送路で接続できるとともに、合成サー
バとATM通信網とは3つの伝送路で接続できるものと
なり、従来と比較してより小規模な回線設備で質疑応答
が可能なシステムを実現できるとともに、回線使用料な
ど遠隔講義毎に必要とされる経済的負担を軽減すること
が可能となり、また講義中に不要な質問のための伝送路
を接続しておくのではなく、質問要求に応じて質問のあ
った受講室との伝送路を接続するようにしたので、AT
M通信網に対する呼制御負担を低減するとともに、伝送
路を効率よく使用することが可能となる。
り、ATM通信網によるポイント・ツー・ポイント接続
形態で、講義室との間で映像・音声および制御情報を双
方向に伝送し、また質問受付通信手段により、ATM通
信網を介した任意の受講室の制御端末からの着信により
質問要求を検出し、その後ATM通信網によるポイント
・ツー・ポイント接続形態により、質問要求のあった受
講室との間で映像・音声および制御情報を双方向に伝送
するようにしたので、講義室および各受講室とATM通
信網とは1つの伝送路で接続できるとともに、合成サー
バとATM通信網とは3つの伝送路で接続できるものと
なり、従来と比較してより小規模な回線設備で質疑応答
が可能なシステムを実現できるとともに、回線使用料な
ど遠隔講義毎に必要とされる経済的負担を軽減すること
が可能となり、また講義中に不要な質問のための伝送路
を接続しておくのではなく、質問要求に応じて質問のあ
った受講室との伝送路を接続するようにしたので、AT
M通信網に対する呼制御負担を低減するとともに、伝送
路を効率よく使用することが可能となる。
【0032】さらに、合成サーバの質問受付通信手段に
より質問要求を示す着信が検出された場合には、同報入
力通信手段を介して講義室の制御端末に質問要求発生を
通知し、質問要求の受付許可を示す返答に応じて、質問
受付通信手段に対して着信に対する応答を指示するよう
にしたので、講義の内容や進捗に応じて講師が質問受付
可否を判断することが可能でき、よりスムーズに講義を
行うことが可能となるとともに、質問受付不可の場合に
は質問要求のあった受講室からの着信に対して応答され
ず不要な回線接続が抑止され、ATM通信網の呼制御負
担や利用者への経済的負担がさらに低減される。
より質問要求を示す着信が検出された場合には、同報入
力通信手段を介して講義室の制御端末に質問要求発生を
通知し、質問要求の受付許可を示す返答に応じて、質問
受付通信手段に対して着信に対する応答を指示するよう
にしたので、講義の内容や進捗に応じて講師が質問受付
可否を判断することが可能でき、よりスムーズに講義を
行うことが可能となるとともに、質問受付不可の場合に
は質問要求のあった受講室からの着信に対して応答され
ず不要な回線接続が抑止され、ATM通信網の呼制御負
担や利用者への経済的負担がさらに低減される。
【0033】また、映像・音声生成手段として、同報入
力通信手段、同報出力通信手段および質問受付通信手段
に対応してそれぞれに編集された所定の映像を切替出力
する切替手段を有し、質問および質問応答時には、講義
室、質問を受け付けた受講室およびその他の受講室に対
してそれぞれ個別の映像を送信するようにしたので、講
義室および受講室に対して質疑応答に最適な映像を個別
に送信することが可能となり、質疑応答の当事者および
その他の受講者が質疑応答の内容をより深く理解するこ
とが可能となる。さらに、合成サーバにより、講義室ま
たは質問を受け付けた受講室に設置されている制御端末
からの映像切替指示に応じて、この映像切替指示を受信
した講義室または質問を受け付けた受講室に対して任意
の映像を送信するようにしたので、講師または質問者の
意思により質疑応答に最適な映像を選択することが可能
となり、質疑応答の当事者が質疑応答の内容をより深く
理解することが可能となる。
力通信手段、同報出力通信手段および質問受付通信手段
に対応してそれぞれに編集された所定の映像を切替出力
する切替手段を有し、質問および質問応答時には、講義
室、質問を受け付けた受講室およびその他の受講室に対
してそれぞれ個別の映像を送信するようにしたので、講
義室および受講室に対して質疑応答に最適な映像を個別
に送信することが可能となり、質疑応答の当事者および
その他の受講者が質疑応答の内容をより深く理解するこ
とが可能となる。さらに、合成サーバにより、講義室ま
たは質問を受け付けた受講室に設置されている制御端末
からの映像切替指示に応じて、この映像切替指示を受信
した講義室または質問を受け付けた受講室に対して任意
の映像を送信するようにしたので、講師または質問者の
意思により質疑応答に最適な映像を選択することが可能
となり、質疑応答の当事者が質疑応答の内容をより深く
理解することが可能となる。
【図1】 本発明の一実施例による遠隔講義システム
(講義中)を示すブロック図である。
(講義中)を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例による遠隔講義システム
(質問受付時)を示すブロック図である。
(質問受付時)を示すブロック図である。
【図3】 合成サーバを示すブロック図である。
【図4】 セル化装置および映像端末のブロック図であ
る。
る。
【図5】 従来の遠隔講義システムを示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】 従来の他の遠隔講義システムを示すブロック
図である。
図である。
1…ATM交換機、10…ATMスイッチ、11…呼制
御部、2…合成サーバ、21…セル化部(同報入力
用)、22…セル化部(同報出力用)、23…セル化部
(質問受付用)、25…合成部、26…制御部、30〜
3n…セル化装置、40〜4n…映像端末、50〜5n
…制御端末、100〜10n,121〜123…伝送
路。
御部、2…合成サーバ、21…セル化部(同報入力
用)、22…セル化部(同報出力用)、23…セル化部
(質問受付用)、25…合成部、26…制御部、30〜
3n…セル化装置、40〜4n…映像端末、50〜5n
…制御端末、100〜10n,121〜123…伝送
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−136972(JP,A) 特開 平4−230138(JP,A) 特開 平5−63719(JP,A) 「NTT R&D VOL.42 N O.3 1993.3」、発行日:平成5年 3月10日、(社)電気通信協会発行、P 308、表1参照 「B−ISDN入門」、平成4年7月 10日第1版第2刷発行、(財)日本IT U協会編、(株)オーム(社)発行、P 36参照
Claims (7)
- 【請求項1】 講義室における講義の内容を遠隔地の複
数の受講室に送信することにより遠隔講義を実現する遠
隔講義システムにおいて、 講義室または受講室からの映像・音声に基づき生成され
た所定の映像・音声をATM通信網によるポイント・ツ
ー・マルチポイント接続形態により各受講室に配置され
た映像端末のうち所定の複数の映像端末に対して送信
し、必要に応じてATM通信網によるポイント・ツー・
ポイント接続形態により任意の受講室の映像端末と講義
室の映像端末とを接続して映像・音声を双方向に通信す
ることにより講義室からの質問を受け付けるようにした
ことを特徴とする遠隔講義システム。 - 【請求項2】 映像・音声を入出力する映像端末を講義
室および各受講室に設置し、講義室における講義の内容
を示す映像・音声を遠隔地の複数の受講室に送信するこ
とにより遠隔講義を実現する遠隔講義システムにおい
て、 講義室および各受講室に設置され各種制御情報を入出力
する制御端末と、 ATM通信網に接続され、講義室および受講室からの映
像・音声を編集し所定の映像・音声を出力する映像・音
声生成手段、ATM通信網によるポイント・ツー・マル
チポイント接続形態により各受講室に設置された映像端
末のうち所定の複数の映像端末に対して前記映像・音声
生成手段からの出力を送信する同報出力通信手段を有す
る合成サーバとを設けて、 講義中は、講義室の映像端末からの映像・音声に基づい
て前記映像・音声生成手段により生成された映像・音声
を前記同報出力通信手段により所定の各映像端末に送信
し、いずれかの受講室の制御端末からの質問要求の発生
に応じて、講義室の映像端末からの映像・音声および質
問要求のあった受講室の映像端末からの映像・音声を前
記映像・音声生成手段で合成した後、前記同報出力通信
手段により所定の各映像端末に送信するようにしたこと
を特徴とする遠隔講義システム。 - 【請求項3】 請求項2記載の遠隔制御システムにおい
て、 前記映像・音声生成手段は、 講義室の映像端末からの映像・音声および質問要求のあ
った受講室の映像端末からの映像・音声を合成し新たな
映像・音声を生成する合成手段を有することを特徴とす
る遠隔講義システム。 - 【請求項4】 請求項2記載の遠隔講義システムにおい
て、 前記合成サーバは、 ATM通信網によるポイント・ツー・ポイント接続形態
により、講義室の映像端末および制御端末との間で映像
・音声および制御情報を双方向に伝送する同報入力通信
手段と、 ATM通信網を介した任意の受講室の制御端末からの着
信により質問要求を検出し、その後ATM通信網による
ポイント・ツー・ポイント接続形態により、質問要求の
あった受講室の映像端末および制御端末との間で映像・
音声および制御情報を双方向に伝送する質問受付通信手
段とを有することを特徴とする遠隔講義システム。 - 【請求項5】 請求項4記載の遠隔講義システムにおい
て、 前記合成サーバは、 前記質問受付通信手段により質問要求を示す着信が検出
された場合には、前記同報入力通信手段を介して講義室
の制御端末に質問要求発生を通知し、質問要求の受付許
可を示す返答に応じて、前記質問受付通信手段に対して
前記着信に対する応答を指示するようにしたことを特徴
とする遠隔講義システム。 - 【請求項6】 請求項4記載の遠隔講義システムにおい
て、 前記映像・音声生成手段は、 前記同報入力通信手段、同報出力通信手段および質問受
付通信手段に対応してそれぞれに編集された所定の映像
を切替出力する切替手段を有し、 質疑応答時には、講義室、質問を受け付けた受講室およ
びその他の受講室に対してそれぞれ個別の映像を送信す
るようにしたことを特徴とする遠隔講義システム。 - 【請求項7】 請求項6記載の遠隔講義システムにおい
て、 前記合成サーバは、 講義室または質問を受け付けた受講室に設置されている
制御端末からの映像切替指示に応じて、この映像切替指
示を受信した講義室または質問を受け付けた受講室に対
して前記映像・音声生成手段および前記切替手段を制御
することにより所望の映像を送信するようにしたことを
特徴とする遠隔講義システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6097055A JP2751830B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 遠隔講義システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6097055A JP2751830B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 遠隔講義システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284079A JPH07284079A (ja) | 1995-10-27 |
JP2751830B2 true JP2751830B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=14181977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6097055A Expired - Fee Related JP2751830B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 遠隔講義システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751830B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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KR100233527B1 (ko) * | 1996-12-30 | 1999-12-01 | 윤종용 | 원격교육을 위한 다지점제어장치(mcu) |
US6591293B1 (en) | 1999-03-31 | 2003-07-08 | International Business Machines Corporation | Application presentation synchronizer |
SG72948A1 (en) * | 1999-04-30 | 2003-02-18 | Junglebyte Pte Ltd | Provision of educational material over a communications network |
KR20000054621A (ko) * | 2000-06-14 | 2000-09-05 | 강용재 | 컴퓨터와 화상회의 시스템을 이용한 금융거래 시스템 및그 방법 |
KR20030042988A (ko) * | 2001-11-26 | 2003-06-02 | 조봉수 | 룸 스터디 방식의 과외학습 제공 장치 및 방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04136972A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-11 | Nec Corp | 遠隔地教育システム |
JPH04230138A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-19 | Toshiba Corp | 映像音声講義システム |
JPH0563719A (ja) * | 1991-09-04 | 1993-03-12 | Nec Corp | ループ型画像遠隔教育システム |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP6097055A patent/JP2751830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
「B−ISDN入門」、平成4年7月10日第1版第2刷発行、(財)日本ITU協会編、(株)オーム(社)発行、P36参照 |
「NTT R&D VOL.42 NO.3 1993.3」、発行日:平成5年3月10日、(社)電気通信協会発行、P308、表1参照 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07284079A (ja) | 1995-10-27 |
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