JP2751142B2 - ディーゼル機関における燃料供給装置 - Google Patents

ディーゼル機関における燃料供給装置

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JP2751142B2
JP2751142B2 JP2309193A JP30919390A JP2751142B2 JP 2751142 B2 JP2751142 B2 JP 2751142B2 JP 2309193 A JP2309193 A JP 2309193A JP 30919390 A JP30919390 A JP 30919390A JP 2751142 B2 JP2751142 B2 JP 2751142B2
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亮一 江戸
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Kogyo KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディーゼル機関における燃料噴射ノズルに
対して、燃料タンク内における燃料を、分配型の燃料噴
射ポンプを介して供給するようにした燃料供給装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
一般に、ディーゼル機関における燃料噴射ノズルに対
して、燃料タンク内における燃料を、分配型燃料噴射ポ
ンプを介して供給する場合、前記燃料タンクから前記分
配型燃料噴射ポンプに付属されているフィードポンプへ
の燃料吸い込み管路中に、燃料フイルタを設けて、燃料
を通過することによって、異物が前記分配型燃料噴射ポ
ンプに入ってくるのを阻止するように構成している。
しかし、前記分配型燃料噴射ポンプにおいては、これ
に付属されているフィードポンプの吐出圧力によって燃
料の噴射時期を制御するタイマー機構が設けられている
から、前記燃料フイルタにおけるフイルタエレメントに
目詰まりが発生すると、前記フィードポンプの吐出圧力
が低下するのに伴って燃料の噴射時期が遅くなることに
より、出力の低下、排気ガス温度の上昇及び振動の増大
等の不具合が発生する。
そこで、先行技術としての実開昭61−6671号公報は、
燃料フイルタから分配型燃料噴射ポンプにおけるフィー
ドポンプに至る燃料管路中に、圧力センサーを設けて、
前記フィードポンプへの吸い込み圧力が、前記燃料フイ
ルタにおけるフイルタエレエントの目詰まりによって低
下すると、ランプ等の警報器が作動して、フイルタエレ
メントの交換の時期を知らせるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この先行技術のものは、単に燃料フイルタに
おけるフイルタエレメントを交換する時期を知らせるも
のに過ぎず、決してフイルタエレメントの寿命を延長す
るものではないから、前記警報器が作動すると、直ち
に、フイルタエレメエントを交換しなければならず、こ
れを怠ると、出力の低下、排気ガス温度の上昇及び振動
の増大等を招来すると言う問題があった。
また、別の先行技術としての実開平1−174565号公報
は、燃料タンクから分配型燃料噴射ポンプにおけるフィ
ードポンプに至る燃料管路を、各々に燃料フイルタを備
えた二つの燃料管路に構成して、その一方の燃料管路か
ら燃料を吸入し、この一方の燃料管路における燃料フイ
ルタに目詰まりが発生すると、他方の燃料管路から燃料
を吸入するように構成することを提案している。
しかし、このものは、各々に燃料フイルタを備えた二
つの燃料管路を必要することに加えて、圧力センサーに
よる圧力検出に応じて二つの燃料管路を選択的に切り換
えるための電磁式切換弁も必要であるから、構造がきわ
めて複雑であるばかりか、著しく大型化すると共に、大
幅な重量のアップを招来すると言う問題があった。
本発明は、これら問題を解消した燃料供給装置を提供
することを技術的課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この技術的課題を達成するため本発明は、 「燃料タンクからディーゼル機関における燃料噴射ノズ
ルに対する分配型燃料噴射ポンプにおけるフィードポン
プに至る燃料吸い込み管路中に、燃料フイルタを設ける
と共に、前記フィードポンプへの吸い込み圧力が下がっ
たとき警報器を作動するようにした圧力センサーを設け
て成る燃料供給装置において、 前記燃料フイルタにおけるケーシング内に、少なくと
も二つのフイルタエレメントを、当該各フイルタエレメ
ントがケーシング内への燃料導入管とケーシングからの
燃料出口との間に位置するように着脱自在に設ける一
方、前記各フイルタエレメントのうち第2のフイルタエ
レメントに対する前記燃料導入管の開口部に、前記フィ
ードポンプへの吸い込み圧力が下がったとき燃料フイル
タの前後の圧力差で、燃料を前記各フイルタエレメント
のうち第1のフイルタエレメントを通過させる状態から
第2のフイルタエレメントを通過させる状態に切り換え
るように開き作動する弁体を設ける。」 と言う構成にした。
〔発明の作用・効果〕
この構成において、燃料フイルタのケーシング内にお
ける第1のフイルタエレメントに目詰まりが発生して、
フィードポンプへの吸い込み圧力が下がると、圧力セン
サーを介して警報器が作動することにより、前記第1の
フイルタエレメントを交換する時期が知らされる一方、
前記第1のフイルタエレメントの目詰まりによって、フ
ィードポンプへの吸い込み圧力が下がると、前記燃料フ
イルタのケーシング内における弁体が、圧力差にて自動
的に開いて、燃料を前記第1のフイルタエレメントを通
過する状態から第2のフイルタエレメントを通過する状
態に切り換わることになるから、以後、燃料は、第2の
フイルタエレメントを通過するのである。
その結果、前記警報器が作動すると直ちにフイルタエ
レメントを交換する必要がなく、換言すると、前記警報
器が作動したあとにおいても、正常な燃料の濾過を、前
記第2フイルタエレメントによって持続することができ
るから、燃料フイルタにおけるフイルタエレメントを交
換する間隔を大幅に延長することができるのである。
しかも、前記第1のフイルタエレメント、及び、第2
のフイルタエレメント、並びに、圧力差で燃料の流れを
切り換えるための弁体を、燃料フイルタにおけるケーシ
ング内に設けたことにより、燃料タンクから燃料フイル
タを経てフィードポンプに至る燃料系統を一つにできる
のである。
従って、本発明によると、燃料フイルタにおけるフイ
ルタエレメントを交換する間隔を大幅に延長すること
を、構造の複雑化、大型化、及び重量の増大を招来する
ことなく、確実に達成できる効果を有する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について説明するに、図
において符号1は、燃料噴射ノズル2を備えたディーゼ
ル機関を、符号3は、燃料タンクを、符号4は、フィー
ドポンプ5を内蔵した分配型の燃料噴射ポンプを各々示
す。
前記燃料タンク3から前記分配型燃料噴射ポンプ4に
おけるフィードポンプ5への燃料吸い込み管路6には、
燃料を濾過するための燃料フイルタ7が設けられている
と共に、当該燃料吸い込み管路6内のうち前記フィード
ポンプ5への吸い込み圧力が下がったとき、運転席等の
適宜個所に設けられているランプ8等の警報器を作動す
るようにした圧力センサー9が接続されている。
また、前記分配型燃料噴射ポンプ4における吐出弁4a
からの燃料は、管路10を介して前記燃料噴射ノズル2に
供給される一方、前記分配型燃料噴射ポンプ4及び前記
燃料噴射ノズル2における余剰燃料は、戻り管路11を介
して前記燃料タンク3にリターンするように構成されて
いる。
そして、前記燃料フイルタ7における着脱自在なケー
シングの内部には、第1のフイルタエレメント12と、第
2のフイルタエレメント13との少なくとも二つのフイル
タエレメントを、燃料導入管14に被嵌するように設け、
前記燃料導入管14には、燃料入口15から入ってくる燃料
を、前記第1のフイルタエレメント12を通過したのち、
燃料出口16から流出するようにした通孔17を穿設する一
方、前記燃料導入管14の下端を、前記第2のフイルタエ
レメント13の内部に開口して、この開口部を、ばね19に
て付勢される弁体18にて常時閉の状態に接当する。
この構成において、燃料は、最初、燃料フイルタ7に
おける第1のフイルタエレメント12にて濾過される。こ
の状態で、前記第1のフイルタエレメント12に目詰まり
が発生して、その濾過抵抗が大きくなることにより、前
記燃料吸い込み管路6内のうち前記燃料フイルタ7より
も下流側、つまり、前記フィードポンプ5への吸い込み
側の圧力が下がると、前記圧力センサー9によってラン
プ8等の警報器が作動することにより、第1のフイルタ
エレメント12を交換すべきことが知らされる。
一方、前記燃料吸い込み管路6内のうち前記燃料フイ
ルタ7よりも下流側、つまり、前記フィードポンプ5へ
の吸い込み側の圧力が、前記第1のフイルタエレメント
12における目詰まりによって下がると、燃料フイルタ7
の前後における圧力差が大きくなり、この圧力差にて燃
料導入管14の下端における弁体18がそのばね19に抗して
開くことにより、燃料は、第2のフイルタエレエント13
によっても濾過されることになり、前記ランプ8等の警
報器が作動したあとにおいても、第2のフイルタエレメ
ント13に目詰まりが発生するまでの間、正常な運転を継
続することができるから、その間の適当な時期における
フイルタエレエントを交換すれば良く、前記先行技術の
ように、ランプ8等の警報器が作動すると直ちにフイル
タエレメントを交換することを必要としないのである。
なお、前記第2のフイルタエレメント13は、第1のフ
イルタエレメント12と同じ目の粗さにしても良いが、第
1のフイルタエレメント12より若干粗い目のものに構成
することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体図、第2図
は燃料フイルタの縦断正面図である。 1……ディーゼル機関、2……燃料噴射ノズル、3……
燃料タンク、4……分配型燃料噴射ポンプ、5……フィ
ードポンプ、6……燃料吸い込み管路、7……燃料フイ
ルタ、8……圧力センサー、9……ランプ、12……第1
のフイルタエレメント、13……第2のフイルタエレメン
ト、14……燃料導入管、18……弁体、19……ばね。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンクからディーゼル機関における燃
    料噴射ノズルに対する分配型燃料噴射ポンプにおけるフ
    ィードポンプに至る燃料吸い込み管路中に、燃料フイル
    タを設けると共に、前記フィードポンプへの吸い込み圧
    力が下がったとき警報器を作動するようにした圧力セン
    サーを設けて成る燃料供給装置において、 前記燃料フイルタにおけるケーシング内に、少なくとも
    二つのフイルタエレメントを、当該各フイルタエレメン
    トがケーシング内への燃料導入管とケーシングからの燃
    料出口との間に位置するように着脱自在に設ける一方、
    前記各フイルタエレメントのうち第2のフイルタエレメ
    ントに対する前記燃料導入管の開口部に、前記フィード
    ポンプへの吸い込み圧力が下がったとき燃料フイルタの
    前後の圧力差で、燃料を前記各フイルタエレメントのう
    ち第1のフイルタエレメントを通過させる状態から第2
    のフイルタエレメントを通過させる状態に切り換えるよ
    うに開き作動する弁体を設けたことを特徴とするディー
    ゼル機関における燃料供給装置。
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