JP2751129B2 - 伝票プリンタ - Google Patents

伝票プリンタ

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JP2751129B2
JP2751129B2 JP14190792A JP14190792A JP2751129B2 JP 2751129 B2 JP2751129 B2 JP 2751129B2 JP 14190792 A JP14190792 A JP 14190792A JP 14190792 A JP14190792 A JP 14190792A JP 2751129 B2 JP2751129 B2 JP 2751129B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は伝票プリンタに関し、
特に、患者カード等のカードの所有者名に外字が存在し
た場合に、該所有者名(例えば、患者名)を空白にして
印字出力すると共に、外字が存在することを使用者に認
識させることができるようにした伝票プリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】病院によっては、患者が診察を終えた
後、図23に示されているような伝票を患者に手渡す所
がある。この伝票は、図示されているように、伝票タイ
トル、患者カードデータ、予約データ、コメントデータ
等からなり、伝票タイトル、コメントデータ、患者カー
ドデータ中の「氏名」、「殿」、予約データ中の「予約
日」、「月日」、「曜日」の文字は伝票に印刷済みであ
り、患者カードを読込むことにより、患者のID番号、
名前、生年月日、性別をプリンタで印字していた。ま
た、予約日、曜日については、事務員がボールペン等で
記入していた。
【0003】また、他の従来例としては、病院に勤務し
ている医師の一人々々の磁気カード(以下、医師カード
と呼ぶ)と、互いに異なるコメントを記憶している複数
枚の磁気カード(以下、コメントカードと呼ぶ)とを用
意しておき、患者に伝票を発行する際に、患者カード、
担当医の医師カードおよび患者に適合するコメントカー
ドを選択し、カードリーダからカードデータを読込み、
読込んだデータを予め用意されているフォーマットの伝
票に印字することにより、図23のような伝票を発行し
ていた。なお、この例の場合には、担当医のデータが、
図23の伝票に追加され、コメントデータがその都度印
字されることになる。
【0004】また、スイミングスクール等の学校におい
ても、生徒用のカードと、指導教官用のカードと、コメ
ントカードとを用意し、例えば泳力のランクが上がった
時とか、月謝を収める時期が近付いた時等に、図23に
示されているような形式の伝票が、生徒に発行されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の伝票
プリンタは、そのメモリ容量を節約するために、外字、
すなわちJIS第1水準およびJIS第2水準以外の文
字のフォントデータを有していない。
【0006】そこで、例えば患者カードの患者名に外字
が存在すると(例えば、図23の患者名欄の「渡なべ鉄
夫」の「なべ」)、その文字だけを空白にして残りの文
字を印字し、印字後に、該伝票プリンタの使用者が該空
白部に外字を手書きするようにしていた。
【0007】このため、使用者の不注意により、該空白
部に外字を書込むことを忘れて伝票を発行してしまうと
いう問題があった。
【0008】この発明の目的は、前記した従来装置の問
題点を除去し、カードの所有者の名前に外字が混じって
いる場合には、伝票プリンタの使用者に外字が存在する
ことを明確に認識させることのできる伝票プリンタを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、カードから読込んだデータを印字する伝票プリンタ
であって、氏名データ中に外字が含まれているか否かを
検出する外字検出部と、該外字検出部が外字を検出した
時に、氏名データの全部を空白データに置換する手段と
を具備した点に特徴がある。
【0010】
【作用】本発明によれば、氏名に外字が混じっている場
合には、氏名が全部空白で印字されることになる。この
結果、氏名の記入忘れを防止でき、かつ違和感のない記
載内容の伝票を発行することができる。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。図2は本発明の伝票プリンタの一実施例の外観
斜視図を示す。なお、以下では、病院で使用する伝票プ
リンタを例にして説明するが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0012】図において、1はトップカバーであり、内
部に配置されている機構部を覆っている。該トップカバ
ー1の前面には、ストップ、医師、コメント、伝票の各
キー11が配置され、その上段に、入力されているデー
タの一部、あるいは使用者に対してメッセージ等を表示
する液晶表示装置12が組付けられている。
【0013】2はインクリボン(図示せず)を交換した
り、ジャムが発生した時等に開けられるフロントカバー
であり、凹部3に指をかけることにより、これを開ける
ことができる。
【0014】4はデータを記憶した磁気カードを通し、
データを読込むためのカード挿入孔であり、その後方に
は、磁気カードの挿入方向を決めやすくするための案内
突起5が設けられている。6は前記液晶表示装置12の
後方に設けられたカードポケットであり、複数枚の医師
カード、コメントカード等のカード13を保管するため
に使用される。
【0015】7は印字台であり、印字する時に、印字部
が空欄の伝票がその上に乗せられる。8は伝票の左右方
向の位置決め用ガイドである。
【0016】次に、図3を参照して、前記フロントカバ
ー2の内部に配置された伝票送り機構について説明す
る。図において、20は紙送りモータ、21、22はギ
ャ、23は前記ギャ21、22を介して動力が伝達され
る第1のローラである。24は第2のローラであり、図
示されていないばねにより、下方向に付勢されている。
25は印字ヘッドであり、X方向に移動して、図示され
ていないインクリボンにより、挿入された伝票用紙に印
字する。26は印字台ストッパである。この印字台スト
ッパ26と前記印字ヘッド25との距離は、伝票のトッ
プマージンの最大値と、最大印字行数を加味して決めら
れている。
【0017】また、27、28は印字台7上を搬送され
る伝票を検知する第1、第2の紙検出センサである。本
実施例では、前記第1の紙検出センサ27として、アク
チュエータ型フォトセンサが使用され、第2の紙検出セ
ンサ28として、反射型フォトセンサが使用されてい
る。なお、前記以外の符号は、図2と同一又は同等物を
示す。
【0018】図3において、印字台7に伝票用紙が乗せ
られて奥の方へ挿入され、その先端が第1の紙検出セン
サ27により検出されると、該検出信号により、前記紙
送りモータ20が起動される。そうすると、紙送りモー
タ20の動力はギャ21、22を介して、第1のローラ
23に伝えられる。
【0019】前記伝票用紙が第1と第2のローラ23、
24の間に入るようにさらに挿入されると、伝票用紙は
第1のローラ23の回転により奥の方(図のY方向)へ
送られる。伝票用紙は、印字ヘッド25の下を通過した
後、第2の紙検出センサ28で先端が検出され、印字ヘ
ッド25と伝票用紙の位置決めがなされる。その後、所
定のトップマージン分さらに紙送りされた後、印字ヘッ
ド25は印字中心25aを中心として、第1行の印字を
開始する。ここに、前記トップマージンとは、図12に
示されているように、伝票の最初の非印字部分であり、
通常は伝票のタイトルが予め印刷されている箇所であ
る。なお、図12の説明は後で行う。
【0020】以上のようにして、1行々々印字が進めら
れ必要な印字が全て終了すると、前記紙送りモータ20
は逆回転する。これにより、第1のローラ23も逆回転
し、伝票は伝票送り機構から自動的に排出される。
【0021】次に、本実施例の伝票プリンタのハード構
成を、図4のブロック図を参照して説明する。
【0022】図4において、31はCPU、32は本伝
票プリンタの制御プログラムや制御データが格納された
ROM、33はカードから読込まれたデータ等を電源が
オフされるまで保持したり、データ編集等のワークエリ
アを提供するRAMである。また、34は書込みが可能
なEEPROMである。このEEPROM34には、各
種のパラメータが格納され、このパラメータは電源オフ
後も記憶保持される。
【0023】35は漢字変換ROMである。この漢字変
換ROM35には、JIS第1、第2水準漢字、非漢字
のフォントデータが記憶されている。36は磁気カード
に記録されているデータを読込むカードリーダである。
カードリーダ36は、カードロード信号(CLD)によ
りカードの挿入/離脱の判別ができ、リードクロック信
号(RCL)のタイミングで、リードデータ信号(RD
T)が読込まれる。37は時計ICであり、伝票発行年
月日時分のデータを提供する。この時計IC37は、大
容量のコンデンサによりバックアップされており、電源
切断後も、数日間であれば、動作を継続する。
【0024】また、38は第1の入出力装置(I/O)
であり、該第1の入出力装置38には、前記キー11
と、第1、第2の紙検出センサ27、28が接続されて
いる。39は第2の入出力装置(I/O)であり、これ
には、前記液晶表示装置12とブサー40が接続されて
いる。
【0025】さらに、41は第3の入出力装置(I/
O)であり、これには、Y方向(図3参照)モータ、す
なわち紙送りモータ20のドライバ42が接続されてい
る。また、43は第4の入出力装置(I/O)であり、
これには、X方向(図3参照)モータ、すなわちヘッド
移動モータ45のドライバ44が接続されている。ま
た、ソレノイドドライバ48を介して、印字ヘッドを構
成するソレノイド49に制御信号を提供する。46はヘ
ッドの初期位置を検出するホームポジションセンサ(HP
SENS)であり、47は前記ソレノイドの動作タイミング
を取るためのドットパルスセンサ(DP SENS) である。ま
た、50はデータバスラインである。
【0026】なお、前記ヘッド移動モータ45、ホーム
ポジションセンサ46、ドットパルスセンサ47および
ソレノイド49はプリンタユニットを構成している。
【0027】次に、前記カードリーダ36によって読込
まれる患者カード、医師カードおよびコメントカードの
構成の概要を、図5、図6および図7を参照して説明す
る。
【0028】患者カードは、図5に示されているよう
に、カード判別情報(ID)、患者コード、氏名(片仮
名)、氏名(漢字)、生年月日、性別およびパリティチ
ェックの情報を有している。
【0029】また、医師カードは、図6に示されている
ように、カード判別情報(DR)、氏名(片仮名)、医
師コード、氏名(漢字)、所属およびパリティチェック
の情報を有している。
【0030】さらに、コメントカードは、図7(a)に
示されているように、カード判別情報(CT)、第1行
コメント情報、第2行コメント情報、第3行コメント情
報、およびパリティチェックの情報から構成されてい
る。図7(b)は、前記第1〜3行コメント情報の一具
体例を示す。
【0031】次に、図8を参照して、前記ROM32に
格納されているデータ,すなわちROMマップについて
説明する。該ROM32の中には、図示されているよう
に、アルファベット、数字、片仮名(以下、ANKと略
す)の文字フォントデータ、伝票パラメータのデフォル
ト値、設定モードプログラム、メンテナンスデータ表示
モードプログラム、テスト印字モードプログラム、診断
モードプログラム、通常印字モードプログラム等が格納
されている。
【0032】また、前記RAM33には、図9に示され
ているような、記憶領域が設定されている。
【0033】CD格納ポインタは、後述するリードクロ
ック信号(RCL)による割込み時に、磁気カードデー
タを記憶する時に使用されるポインタである。カードデ
ータバッファは、前記リードクロック信号(RCL)と
同期して読み出された磁気カードデータを、1アドレス
に対し、1ビット記憶するメモリエリアである。このカ
ードデータバッファには、カードの種別に関係なく、読
込まれたデータが一時格納されることになる。
【0034】次のIDカードデータは、患者カードのデ
ータを記憶するメモリエリアである。また、DRカード
データ、CTカードデータは、それぞれ、医師カードデ
ータ、コメントカードデータの内容を格納する領域であ
る。
【0035】次に、時刻データが設けられている。この
時刻データは、時計ICのデータを記憶するメモリエリ
アである。このメモリエリア内のデータは、前記時計I
C37のデータにより更新される。
【0036】次に、EX格納ポインタ、EX読み出しポ
インタおよび展開データがある。EX格納ポインタは、
文字列データを9ピンヘッドに出力する9個のドットデ
ータの記憶位置を指定するポインタである。EX読み出
しポインタは、1組のドットデータを印字ヘッドに出力
する時、読み出し位置を指定するポインタである。
【0037】次に、PP格納ポインタ、PP読み出しポ
インタおよび紙送りデータがある。PP格納ポインタ
は、改行毎の紙送りデータの記憶位置を指定するポイン
タである。PP読み出しポインタは、改行時に、紙送り
データの読み出し位置を指定するポインタである。紙送
りデータは、カードデータ等からドットデータを作成す
る時に、作成される改行量を示すデータである。行間の
改行量は4ドット、漢字の上半分印字後、下半分を印字
する時の改行量は1/2ドットである。
【0038】次に、SL(SLIP)格納ポインタ、SL読み
出しポインタ、#1〜#5SLパラメータがある。SL
格納ポインタは、後述する設定モードで伝票を選択する
と、ポインタが更新される。このポインタにより、変更
する伝票を指定する。SL読み出しポインタは、通常印
字モードで伝票キーが押されると、ポインタが更新され
る。これにより、印字制御する伝票パラメータを指定す
る。#1〜#5SLパラメータは、伝票プリンタの電源
投入時に、EEPROMから読み出された伝票パラメー
タであり、本実施例では5種類までの伝票パラメータを
扱うことができる。
【0039】図10は、本発明により設定される前記E
EPROM34の内容、すなわちEEPROMマップを
示すものである。ニューチップは、EEPROMにまだ
データが書込まれていないかどうかを判別するためのデ
ータである。まだデータが書込まれていない時には、E
EPROMメーカはそのことを示すデータ、たとえば5
5H、AAH等を書込んでいるので、このデータを検出
したら新しいまだデータが書込まれていないEEPRO
Mと判断することができる。なお、本実施例では、EE
PROMにデータを書込んだ後は、該ニューチップにデ
ータ0を書込むようにしている。
【0040】ファイルネーム1は、伝票1の名前であ
り、ここにはスリップ(SLIP)1等の使用者が覚えやすい
名前を記憶させる。本実施例では予め名前を固定してい
るが、使用者が名前を付与する方式としてもよい。
【0041】トップマージン1は伝票1のトップマージ
ンであり、伝票の先端から印字第1行の上端までの長さ
である。
【0042】シックネス1は、伝票1の紙厚設定値であ
り、図11に示すように、4段階に設定することができ
る。このシックネス1には、印字ヘッドのソレノイドの
通電時間を制御するタイマー値Ts が記憶される。
【0043】図11において、「ウスメ」は伝票の紙1
枚の印字、「フツウ」は2〜3枚綴りの伝票の印字、
「アツメ」は3〜4枚綴りの伝票の印字、「ニカイ」は
4〜5枚綴りの伝票の印字か、又は特にはっきりと印字
したい伝票の設定の時に使用する。この時は、同じ行を
2回印字する。
【0044】そして、「ウスメ」の時には、タイマー値
Ts を430μ秒、「フツウ」の時には450μ秒、
「アツメ」の時には470μ秒、「ニカイ」の時には4
70μ秒と設定する。
【0045】以上のようにタイマー値Ts を設定するこ
とにより、各種厚みの伝票に適性な印字をすることがで
きるようになる。
【0046】アレンジメント1は、伝票1の文字配列の
種類を示すものである。伝票の文字配列の種類として、
図12に示すものと、図13に示すものとの2種類あ
る。図12のものは、伝票タイトルと伝票内容との間
に、患者氏名、医師名等の印字エリアがある場合であ
り、図13のものは、伝票内容の下に、患者氏名、医師
名等の印字エリアがある場合である。
【0047】両者を見比べれば明らかなように、トップ
マージンが互いに異なり、図12の場合には印字が順番
通りに行われる通常配列であるのに対して、図13の伝
票の場合には、印字が逆順に行われることになる。すな
わち、印字データを全て逆順に配列し直して、伝票を下
端からプリンタに挿入して印字する反転配列が必要にな
る。本実施例では、前記通常配列と反転配列を表す略語
として、前者は「ウエ」と表され、後者は「シタ」と表
される。
【0048】再び、図10に戻ると、本実施例では、前
記ファイルネーム、トップマージン、シックネスおよび
アレンジメントの各データが、5組(スリップ1〜
5)、EEPROM34に登録できるようになされてい
る。
【0049】次に、前記EEPROM34に、前記ファ
イルネーム、トップマージン、シックネスおよびアレン
ジメントの各データを登録する手順を、図14、図15
を参照して説明する。
【0050】図14は各種のモードを設定する仕方を示
すフローチャートであり、図15は設定モードに入った
後に、EEPROM34に前記各データを登録する手順
を示すフローチャートである。
【0051】図14のステップS71では、前記EEP
ROM34がニユーチップでないか否かの判断がなされ
る。この判断が否定の時、すなわちニューチップの時に
は、ステップS72に進んで、前記ROM32に格納さ
れている伝票パラメータデフォルト値(設計値)を、E
EPROM34のスリップ1〜5に書込む動作が行われ
る。続いて、ステップS73に進んで、EEPROM3
4のニユーチップのエリアに、ニユーチップでないこと
を示すデータである“0”が書込まれる。
【0052】前記ステップS71の判断が肯定の時、あ
るいはステップS73の処理が終了すると、ステップS
74に進む。ステップS74では、前記スリップ1〜5
の値を、EEPROM34から読み出して、前記RAM
33に書込む動作が行われる。 次いでステップS75
に進み、ストップキーと伝票キーとが同時にオンされて
いるか否かの判断が行われる。この判断が肯定の場合に
は、ステップS76に進んで、設定モード処理が設定さ
れる。
【0053】ステップS75が否定のときには、ステッ
プS77に進み、ストップキーとコメントキーとが同時
に押されているか否かの判断がなされる。この判断が肯
定の時には、ステップS78に進んで、メンテナンスデ
ータ表示モード処理が設定される。
【0054】同様に、ストップキーと医師キーが同時に
押されている場合には、テスト印字モード処理が設定さ
れ、医師キーとコメントキーとが同時に押されている時
には、診断モード処理が設定される。前記2つのキーが
同時に押されていない時には、ステップS83に進ん
で、通常印字モード処理が設定される。
【0055】前記ステップS76の設定モード処理が設
定されると、図15のステップS761に示されている
ように、伝票設定メニューが表示される。この表示の一
例を、図16(a) に示す。
【0056】なお、該設定モード処理に入ると、伝票プ
リンタ上の各キー、すなわち、ストップ、医師、コメン
トおよび伝票の各キーは、それぞれ、「メニューキ
ー」、「上カーソルキー」、「下カーソルキー」および
「登録キー」の意味を持つように切り替わる。使い勝っ
てを良くするためには、キーの意味の変更を分かりやす
くするために、前記各キーの下に、これらのことを意味
する設定モードキーシールを貼付すると良い。
【0057】EEPROM34に前記各データを登録す
る場合には、ステップS762において、登録キーが押
される。これにより、前記伝票設定メニューが選択され
たことになる。なお、ステップS762において、登録
キーが押されずに、ステップS774でメニューキーが
押されると、ステップS775に進んで、他の設定メニ
ューが表示されることになる。他の設定メニューとして
は、例えば、LCD濃度設定、IDカードフォーマット
設定、アイドル画面設定等がある。
【0058】ステップS763では、SL格納ポインタ
nに1が入力され、ステップS764では、このSL格
納ポインタnが6に等しいか否かの判断がなされる。こ
の判断が否定の時には、ステップS765に進んで、伝
票nのパラメータを前記液晶表示装置12に表示する。
該表示の一例を、図16(b) に示す。図示されているよ
うに、トップマージンとして、デフォルト値の30mm
が表示され、カーソルが“0”の所にあるので、この値
を他の値に変更するときには、前記上カーソルキーまた
は下カーソルキーを操作して行う(ステップS76
6)。上カーソルキーを操作すると1mmずつ増加し、
下カーソルキーを操作すると1mmずつ減少する。
【0059】所望のトップマージンとなったところで、
前記登録キーが押されると(ステップS767が肯
定)、次に紙厚設定処理に移る。この時、表示は図16
(c) のように、カーソルが「フツウ」のところに移る。
そこで、前記上カーソルキーまたは下カーソルキーが操
作されると、「フツウ」は「アツメ」、「ニカイ」等の
図11に示されているLCD表示に順次変化する。ステ
ップS769で登録キーが押されると、該紙厚は設定さ
れる。
【0060】ステップS770に処理が移ると、表示画
面は図16(d) のようになる。すなわち、カーソルは
「ウエ」の所に移る。ここで、前記上カーソルキーまた
は下カーソルキーが操作されると、「ウエ」は「シタ」
に変化する。ステップS771で登録キーが操作される
と、ステップS772に進み、前記EEPROM34の
伝票nの伝票パラメータを、前記ステップS766、S
768およびS770で設定した値に書き替える動作が
行われる。
【0061】次に、ステップS773に進み、前記SL
格納ポインタnに1が加算され、ステップS764に戻
る。そして、次の伝票nの伝票パラメータの設定動作が
行われる。ステップS764の判断が肯定になると、ス
テップS775に進んで、該伝票設定メニューに関する
動作は終了する。
【0062】以上の操作を伝票プリンタの設置時にする
ことにより、伝票プリンタを使用環境に適した状態にす
ることができる。
【0063】次に、本実施例の伝票プリンタの使用方法
を説明する。病院等で使用される場合、朝一番の開業時
に、オペレータが該伝票プリンタの電源を立ち上げ、続
いて、当日出勤の医師のカードを前記カードリーダ36
から読込む。そうすると、医師のカードデータは、図9
のRAM33のDRカードデータ格納領域に格納される
ことになる。
【0064】次いで、オペレータは予め用意されている
コメントカードを前記カードリーダ36から読込む。こ
れにより、該コメントのカードデータは、図9のRAM
33のCTカードデータ格納領域に格納されることにな
る。
【0065】以上で前準備が終了し、伝票を患者に発行
する時には、オペレータが患者から患者カードを借用
し、カードリーダ36から読込ませる。読込まれたデー
タは、前記IDカードデータ領域に記憶される。この
時、前の患者のデータは消去され、新たに読込まれた患
者のデータが記憶されることになる。
【0066】この時、オペレータは使用する伝票の種類
に応じて、前記伝票パラメータを設定する。例えば、一
枚綴り、二枚綴りの伝票か等、あるいは伝票が図12に
示した文字配列のものかあるいは図13に示した文字配
列のものか等により、伝票パラメータの設定を行う。な
お、同じ種類の伝票を印字する時には、この伝票パラメ
ータの設定を、その都度行う必要がないことは勿論であ
る。
【0067】次に、オペレータは伝票の印字台7の上に
乗せ、奥へと挿入する。そうすると、印字機構は前記の
ような動作を行い、図12または図13に示されている
ように、オペレータによって選択された伝票パラメータ
によって、印字された伝票を得ることができる。
【0068】この伝票は、例えば、図示されているよう
に、患者のID番号、名前、生年月日、性別、前記ID
番号のバーコード等の患者カードデータと、担当の医師
名、ID番号、所属等の医師カードデータと、「ジカイ
ハ、ホケンショウヲオモチクダサイ。オダイジニ。オト
イアワセハ、TEL○○−○○○○」といったコメント
カードデータと、時刻データと、その他のデータから構
成されている。
【0069】なお、該伝票中の一番下又は一番上の伝票
内容は、医師が検査したときに近くの端末から入力した
データである。
【0070】本実施例によれば、オペレータは患者に発
行する伝票に適合した伝票パラメータを、従来のよう
に、ボリュームやレバーを調節することなく、単なるキ
ー操作で調節することができる。このため、調節が簡単
であり、かつ安価に装置を作成することができる。
【0071】また、印字された伝票は、その伝票に合っ
たトップマージン、印打力、文字配列で印字されている
ので、品質の良い伝票を発行することができる。
【0072】次に、前記のカードを読込むカードリーダ
36の読込み動作を、図17のフローチャートを参照し
て、詳細に説明する。同図(a) に示されているように、
カードデータの読込みはリードクロック信号(RCL)
による割込みで行われる。ステップS1では、カードが
前記カード挿入孔4に差込まれたか否かの判断が行われ
る。この判断は、カードロード信号がハイかロウかで判
断される。ハイであれば、差込まれていると判断し、ス
テップS2に進む。ステップS2では、リードクロック
信号(RCL)が立下がったか否かの判断をする。立下
がった時には、ステップS3に進み、割込み処理をす
る。 割込み処理は、同図(b) に示されているように、
CD格納ポインタ(図9参照)で指示されているカード
データバッファのアドレスに、カードデータの1ビット
が書き込まれる(ステップS301)。続いて、次のデ
ータの書込みのために、CD格納ポインタはインクリメ
ントされる(ステップS302)。以上の割込み処理に
より、カードリーダ36で読込まれたデータは、一時的
に、カードデータバッファに格納されることになる。
【0073】次に、本発明の伝票プリンタを用いて印字
を行う前の動作、すなわち、通常印字モード処理の動作
を、図18のフローチャートを参照して説明する。な
お、この動作は、伝票プリンタに電源が投入されている
時で、かつカード非挿入、非印字時に実行されるもので
ある。
【0074】ステップS11では、時計IC37より時
刻データを読み出し、RAM33の時刻データを更新す
る動作を行う。ステップS12では、カードリーダ3
6、キー11およびセンサ27の処理を行う。
【0075】ステップS13では、カードがカードリー
ダ36から離脱したことが、カードロード信号がロウレ
ベルになることにより検出されると、前記カードデータ
バッファの内容が新たなカード挿入により書き替えられ
るのを防止するために、リードクロック信号による割込
みが禁止される。ステップS14では、読込まれたカー
ドデータのチェックが行われる。このチェックは、デー
タ列の先頭および終端に所定のデータ(DEL 機能キャラ
クタ)が存在するか、パリティは正しいかにより行われ
る。
【0076】前記チェックによりカードデータが正しい
と判断された時には、ステップS16に進む。一方、正
しくないと判定された時には、ステップS15に進み、
もう一度カードを挿入するように、前記液晶表示装置1
2にエラー表示が行われる。その後、ステップS21に
進む。
【0077】ステップS16では、予め定められている
カード種類判別データを調べる動作が行われる。この判
別は、各カードに予め登録されているカード判別情報に
より行われる。ステップS17では、カードデータバッ
ファの値が、アルファベット・数字・仮名(ANK)又
は漢字の文字列データに変換して、当該カードデータエ
リアに格納される。例えば、医師カードのデータであれ
ば、図9のDRカードデータ格納領域に格納される。
【0078】ステップS20では、上記のカードデータ
が液晶表示装置12に表示される。
【0079】以上により、カードデータバッファからカ
ードに対応したカードデータ格納領域へのデータの転送
は終了したので、ステップS21に進んで、前記CD格
納ポインタを初期化する動作が実行される。続いてステ
ップS22に進んで、前記リードクロックRCLによる
割込みが許可され、前記ステップS11に戻る。
【0080】次に、ステップS12において、医師キー
がオンにされたと判断されると、ステップS24に進
み、前記DRカードデータが前記DRカードデータ格納
領域から読み出され、液晶表示装置12に表示される。
【0081】次に、前記ステップS12において、コメ
ントキーがオンにされると、ステップS26に進み、前
記CTカードデータが前記CTカードデータ格納領域か
ら読み出され、液晶表示装置12に表示される。
【0082】次に、ステップS12で前記第1の紙検出
センサ27がオンにされたと判断されると、図19に示
されている印字制御に動作が進む。
【0083】また、ステップS12で前記伝票キーがオ
ンにされると、ステップS28に進み、前記SL読出し
ポインタ(図9参照)を1だけインクリメントする。次
に、ステップS29に進んで、該SL読出しポインタが
指す伝票パラメータを液晶表示装置(LCD)12に表
示する。
【0084】伝票キーがオンされる毎に、前記SL読出
しポインタはインクリメントされ、図15の操作により
設定された伝票1〜5の伝票パラメータが順次表示され
る。そこで、オペレータは、これから印字する伝票の種
類に適合した伝票パラメータを選択することができる。
【0085】次に、図19、図20により、前記ステッ
プS27の印字制御について説明する。ステップS31
において、各カードデータ、時刻データの中の文字、改
行データにより、印字のためのフォントデータである展
開データ、紙送りデータが作成される。この時、ステッ
プS31aにて、カードデータ中の患者名に外字がある
か否かのチェックがなされる。このチェックは文字のコ
ード番号により行われ、本実施例では、JIS第1、第
2水準漢字以外の文字は外字と判定される。
【0086】前記ステップS31aにて、外字があった
と判定された場合には、ステップS31bに進んで、ブ
ザーが2回鳴らされ、かつ「ガイジガアリマシタ」とい
うメッセージを表示する。また、患者名の欄は空白にさ
れる。
【0087】ステップS32では、前記紙送りモータ4
2が駆動され、前記印字台7から挿入された伝票用紙が
奥の方へ送られる。
【0088】ステップS33では、第2の紙検出センサ
28がオンになったか否かの判断がなされる。このセン
サ28がオフの間はステップS32の動作が継続して続
けられ、ステップS33が肯定になると、ステップS3
4に進む。ステップS34では、前記センサ28がオン
にされた後、伝票のトップマージンに相当する距離だけ
紙送りが継続される。この動作により、第1行の印字位
置が、図18のステップS28とS29で設定されたト
ップマージンと等しくなる。
【0089】ステップS35では、ヘッド25をX方向
に移動する(図3参照)ヘッド移動モータ44の駆動を
開始する。ステップS36では、ホームポジションセン
サ46がオンになったか否かの判断がなされ、該センサ
46がオンにされると、ステップS37に進んで、ドッ
トパルス(DP)カウンタが0に初期化される。このス
テップS36、S37の処理により、印字ヘッド位置の
初期化が達成される。
【0090】ステップS38はDP信号の割込みを許可
する。ステップS39(図20参照)では、前記ストッ
プキーが押されたか否かの判断をし、この判断が否定の
時には、ステップS41に進んで、印字が終了したか否
かの判断をする。この判断が否定の時には、ステップS
46に進んで、改行か否かの判断が行われる。改行でな
い時には、ステップS39に戻って、印字動作が続行さ
れる。
【0091】ステップS46の判断が肯定になり、改行
となった時には、ステップS47に進んで、前記PP読
出しポインタ(図9参照)の指示する紙送りデータだ
け、紙送りモータを駆動する。ステップS48では、次
の改行のために、PP読出しポインタをインクリメント
し、次いでステップS49で改行フラグをリセットす
る。
【0092】一方、前記ステップS39において、スト
ップキーがオンにされたと判断すると、ステップS40
に進んで、改行フラグをリセットし、ステップS42に
進む。ステップS42では、前記DP信号の割込みを禁
止し、ステップS43にて、ヘッド移動モータの動作を
停止する。ステップS44では、前記PP、EX読出し
ポインタを初期化し、ステップS45に進み、前記紙送
りモータ42を逆回転させて、伝票を手前に戻す動作が
実行される。
【0093】以上の動作により、印字台7から挿入され
た伝票に印字が行われることになる。 次に、図21を
参照して、前記DP信号の割込み動作を説明する。ステ
ップS51では、DPカウンタはインクリメントされ
る。ステップS52では、DPカウンタ値≦400が成
立するか否かの判断が行われる。ステップS52の判断
が肯定の場合には、ステップS57に進んで、前記EX
読み出しポインタとEX格納ポインタが等しいか否かの
判断がなされる。この判断が否定の時には、ステップS
59に進んで、EX読出しポインタで指示される9個の
ドットデータを取り出し、該ドットデータによりソレノ
イド49の動作が制御される。ステップS60では、次
回のDP割込みによる印字のために、EX読出しポイン
タをインクリメントする。前記ステップS57が肯定の
時には、ステップS58に進んで、印字終了フラグのセ
ットが行われる。
【0094】一方、前記ステップS52が否定の時に
は、ステップS53に進んで、DPカウンタ値≦578
が成立するか否かの判断がなされ、この判断が肯定の時
には、ステップS54に進んで、DPカウンタ値=40
1か否かの判断がなされる。この判断が肯定の時には、
ステップS56に進んで、改行フラグをセットする動作
が実行される。また、前記ステップS53が否定の時に
は、ステップS55に進んで、DPカウンタ値は1に強
制的にセットされる。
【0095】この動作により、伝票用紙の1行に、カー
ドデータが印字されることになる。この実施例では、D
Pカウンタ値が400になるまでは、印字ヘッド25は
印字を行うが、401〜578の間は印字を行うことな
く、Y方向への紙送りだけが行われることになる。そし
て、578になると、DPカウンタ値が1にリセットさ
れ、次の印字が行われることになる。
【0096】図22は、図4の第4の入出力装置43、
ソレノイドドライバ48およびソレノイド49の一具体
例を示す回路図である。
【0097】第4の入出力装置43には、バスを介して
印字データの展開データが入力する。IC1は9回路入
りのトランジスタアレーであり、イネーブル端子ENが
ローレベルの時、入力端子IN1〜9中のローレベルの
入力信号が入ったソレノイドを駆動する。RA1は抵抗
アレーであり、電源投入時に前記入力端子IN1〜9を
ハイレベルにすることにより、ソレノイド1〜9が動作
しないようにする。すなわち、電源投入時の誤動作を防
止する。
【0098】タイマ1は中央処理装置31に内蔵された
ものであり、タイマー値Ts を設定する。このタイマ1
はタイマスタートされると、該タイマー値Ts により決
まる時間だけ出力がローレベルとなって、前記IC1を
イネーブル状態にする。トランジスタTR1とツェナダ
イオードZD1は、ソレノイド1〜9がオフになった時
に、その磁気エネルギを吸収して、ソレノイドの応答性
を改善するための素子である。
【0099】次に、本発明の構成を、図1の機能ブロッ
ク図を参照して説明する。図において、61は伝票パラ
メータ登録手段であり、前記設定モード処理に設定する
手段と、該設定モード処理に入った後に割り付けられた
登録キー、上、下カーソルキーおよびメニューキーに相
当する。
【0100】62は伝票パラメータ記憶位置指定手段で
あり、前記EEPROMのエリア(図10参照)を指定
する手段である。63は伝票パラメータ記憶手段であ
り、前記EEPROMおよびRAMに相当する。64は
前記伝票パラメータ登録手段61から登録されたデータ
を伝票名と共に表示する表示手段である。
【0101】65は伝票名選択手段であり、前記伝票キ
ーに相当する。66は伝票パラメータ読み出し位置指定
手段であり、前記SL読み出しポインタに相当する。
【0102】67は印字開始手段であり、印字が開始さ
れると、前記伝票パラメータ読み出し位置指定手段66
で指定されたポインタの伝票パラメータが、前記伝票パ
ラメータ記憶手段63から読み出され、制御手段68に
送られる。
【0103】一方、カード読出し手段69から読み込ま
れたカードデータは、カードデータ記憶手段70に記憶
されており、該カードデータは制御手段68に送られ
る。
【0104】該制御手段68は印字動作に入ると、該制
御手段68中の外字検出部68aは患者名等の氏名デー
タに外字が混じっているか否かの判断をする。
【0105】そして、外字が混じっている場合には、そ
の旨を表示手段64と氏名データ←空白データ置換部6
8bに伝える。これに応答して、該表示手段64は、た
とえば「ガイジガアリマシタ」というメッセージを表示
する。また、前記氏名データ←空白データ置換部68b
は、氏名データを空白データに置換する。
【0106】以上の結果、例えば患者カード中の氏名デ
ータに、外字が混じっていると、その旨のメッセージが
表示手段64に表示されると共に、氏名の印字箇所が空
白にされた伝票を得ることができる。
【0107】なお、図1において、実線は伝票パラメー
タとカードデータをそれぞれの記憶手段63、70に供
給するラインを示し、点線は印字に先立って伝票パラメ
ータを選択するラインを示し、太線は伝票に印字する時
のラインを示す。
【0108】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カードデータに外字が含まれているか否かを
検出する検出部を設け、外字を検出した時には、その旨
を使用者に報知するようにし、かつ伝票の氏名欄が空白
のまま印字出力されることになる。このため、使用者は
忘れることなく氏名欄に氏名を書込むことができるよう
になり、氏名欄を不完全のまま伝票を発行するという虞
がなくなるという効果がある。
【0109】また、従来は氏名中の外字のみが手書きさ
れていたので、印字された文字と手書き文字とが混じ
り、違和感があったが、本発明によれば、氏名中に外字
が存在する場合には、全部の文字が手書きされることに
なるので、前記違和感を払拭できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機能ブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例の伝票プリンタの外観斜視
図である。
【図3】 本実施例の印字機構の構成図である。
【図4】 本実施例の伝票プリンタのハード構成を示す
ブロック図である。
【図5】 患者カード情報の一例の説明図である。
【図6】 医師カード情報の一例の説明図である。
【図7】 コメントカード情報の一例の説明図である。
【図8】 ROMマップの一例の説明図である。
【図9】 RAMマップの一例の説明図である。
【図10】 EEPROMマップの一例の説明図であ
る。
【図11】 伝票の紙厚の種類を示す図である。
【図12】 本実施例により得られる伝票の一例を示す
図である。
【図13】 本実施例により得られる伝票の他の例を示
す図である。
【図14】 設定モード処理を選択する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図15】 設定モード処理の動作を示すフローチャー
トである。
【図16】 設定モード処理時に表示される画面の説明
図である。
【図17】 カードリーダ36の読込み動作を説明する
フローチャートである。
【図18】 通常印字処理モード処理の動作を説明する
フローチャートである。
【図19】 印字制御処理の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図20】 図19の続きのフローチャートである。
【図21】 DP信号による割込み処理の動作を説明す
るフローチャートである。
【図22】 印字ヘッドの構成を示す回路図である。
【図23】 従来の伝票の一例を示す図である。
【符号の説明】
61…伝票パラメータ登録手段、62…伝票パラメータ
記憶位置指定手段、63…伝票パラメータ記憶手段、6
4…表示手段、65…伝票名選択手段、66…伝票パラ
メータ読み出し位置指定手段、67…印字開始手段、6
8…制御手段、68a…外字検出部、68b…氏名デー
タ←空白データ置換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久武 通夫 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目 ミシン工業株式会社内 (72)発明者 小玉 長大 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目 ミシン工業株式会社内 (72)発明者 山口 俊明 東京都八王子市狭間町1463番地 蛇の目 ミシン工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−287760(JP,A) 特開 平3−171253(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードから読込んだデータを印字する伝票
    プリンタであって、 氏名データ中にJIS第1、第2水準以外の文字(以
    下、外字と呼ぶ)が含まれているか否かを検出する外字
    検出部と、 該外字検出部が外字を検出した時に、氏名データの全部
    を空白データに置換する手段とを具備し、 氏名データに外字が存在した場合には、氏名欄を空白の
    状態で印字出力するようにしたことを特徴とする伝票プ
    リンタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の伝票プリンタにおいて、 前記外字検出部が外字を検出した時に、その旨を報知す
    る手段を具備したことを特徴とする伝票プリンタ。
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