JP2764789B2 - 頁印刷装置 - Google Patents

頁印刷装置

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JP2764789B2 JP6087191A JP8719194A JP2764789B2 JP 2764789 B2 JP2764789 B2 JP 2764789B2 JP 6087191 A JP6087191 A JP 6087191A JP 8719194 A JP8719194 A JP 8719194A JP 2764789 B2 JP2764789 B2 JP 2764789B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、頁データに頁番号を
付加して印刷する頁印刷装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、自動ページ印刷機能を備えたワー
ドプロセッサにおいては、用紙の上下に予め固定的に設
定されている複数のページ番号の印字位置(用紙の左
上、上中央、右上、左下、下中央、右下の6種類の印刷
位置)からその1つを任意に選択できるようにしたもの
が知られている。また、用紙に対して印刷を行なう際、
“横書”(文字配列が文字の向きに対して横方向の書
式)かあるいは“縦書”(文字配列が文字の向きに対し
て縦方向の書式)かを任意に選択できるようにしたもの
も知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】例えば上記の如きワー
ドプロセッサにおいて、ページ番号の印字位置を“左
上”に指定し、この状態に於いて“横書印刷”あるいは
“縦書印刷”の設定を行なって文書データを用紙上に印
字させた場合、図5(A)、(B)に示すごとく印字が
行なわれる。即ち、文書データを“横書印刷”で印字す
る場合、文書の向きに対してページ番号の印字位置は
“左上”であり、所望通りの印字が行なわれている。し
かしながら、文書データを“縦書印刷”で印字する場
合、頁番号の印字位置は文書に対して“右上”となって
しまい、所望する位置にページ番号が印字されない。本
発明の課題は、頁データに頁番号を付加して印刷する
際、頁データの印刷向きに対する頁番号の印刷位置とし
て所望する印刷位置を設定できるようにすると共に、上
記頁データを印刷用紙に対して縦向き印刷するのかある
いは横向き印刷するのかの選択状態に応じて、上記印刷
用紙に対する頁番号印刷位置を調整して印刷するように
することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。頁データを記憶する頁データ記憶手段と、上
記頁データに対する頁番号を記憶する頁番号記憶手段
と、上記頁番号の印刷位置として上記頁データの印刷向
きに対する上側の印刷位置あるいは下側の印刷位置の何
れかの印刷位置を任意に設定する印刷位置設定手段と、
上記頁データの印刷用紙長手方向に対する縦向き印刷あ
るいは横向き印刷の何れかを任意に選択する印刷向き選
択手段と、上記頁データを印刷する際、上記印刷向き選
択手段で選択された印刷向きが縦向き印刷かあるいは横
向き印刷かを判別する判別手段と、上記判別手段により
縦向き印刷であると判別された際は、上記印刷位置設定
手段で設定された印刷位置に基づいて上記印刷用紙の長
手方向上側あるいは長手方向下側の何れかの位置を頁番
号印刷位置として決定し、一方上記判別手段により横向
き印刷であると判別された際は、上記印刷位置設定手段
で設定された印刷位置に基づいて上記印刷用紙の長手方
向左側あるいは長手方向右側の何れかの位置を頁番号印
刷位置として決定する決定手段と、上記印刷向き選択手
段で選択された印刷向きが縦向き印刷である場合には、
上記頁データを上記印刷用紙長手方向に対して縦向きに
印刷すると共に、上記頁番号記憶手段に記憶された頁番
号を上記決定手段で決定された上記印刷用紙の長手方向
上側あるいは長手方向下側の何れかの頁番号印刷位置に
縦向き印刷する第1の印刷手段と、上記印刷向き選択手
段で選択された印刷向きが横向き印刷である場合には、
上記頁データを上記印刷用紙長手方向に対して横向きに
印刷すると共に、上記頁番号記憶手段に記憶された頁番
号を上記決定手段で決定された上記印刷用紙の長手方向
左側あるいは長手方向右側の何れかの頁番号印刷位置に
横向き印刷する第2の印刷手段と、を有する。 【0005】 【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。頁番
号の印刷位置として頁データの印刷向きに対する上側の
印刷位置あるいは下側の印刷位置の何れかの印刷位置を
任意に設定し、また上記頁データの印刷用紙長手方向に
対する縦向き印刷あるいは横向き印刷の何れかを任意に
選択しておく。そして、上記頁データを印刷する際は、
選択された印刷向きが縦向き印刷かあるいは横向き印刷
かが判別され、縦向き印刷であると判別された際は、上
記設定の印刷位置に基づいて上記印刷用紙の長手方向上
側あるいは長手方向下側の何れかの位置が頁番号印刷位
置として決定され、一方上記判別により横向き印刷であ
ると判別された際は、上記設定の印刷位置に基づいて上
記印刷用紙の長手方向左側あるいは長手方向右側の何れ
かの位置が頁番号印刷位置として決定される。その結
果、上記縦向き印刷での印刷の場合には、上記頁データ
が上記印刷用紙長手方向に対して縦向きに印刷されると
共に、頁番号記憶手段に記憶された頁番号が上記決定の
頁番号印刷位置に縦向き印刷される。また、上記横向き
印刷での印刷の場合には、上記頁データを上記印刷用紙
長手方向に対して横向きに印刷されると共に、頁番号記
憶手段に記憶された頁番号が上記決定の頁番号印刷位置
に横向き印刷される。 【0006】 【実施例】以下、この発明を図1〜図4に示す一実施例
に基づいて具体的に説明する。なお、本実施例は自動ペ
ージ番号印刷機能を備えたワードプロセッサに適用した
例を示している。 【0007】構 成 図1はこのワードプロセッサの基本的な構成を示すブロ
ック回路図である。図中11はCPU(中央演算処理回
路)で、文書作成処理、印刷書式設定処理、文書データ
およびページ番号の印字処理等を制御する。即ち、入力
部12のキーボード上に備えられている文字キー等を操
作して文書データを入力すると、入力された文書データ
は大型液晶表示画面を備えた表示部13にキャラクタ表
示されると共に、文書メモリ14にコード形式で格納さ
れる。なお、文書メモリ14はランダムアクセスメモリ
によって構成され、複数ページ分の文書データを記憶可
能なもので、CPU11の制御下でデータの書き込み、
読み出し動作が制御される。 【0008】また、入力部12から書式データが入力さ
れると、CPU11は書式メモリ15に入力された書式
データを設定する。書式メモリ15は1ページ分の行数
を計数する行カウンタl、1行分の桁数を計数する桁カ
ウンタCを有する他、印刷書式として次のデータを記憶
する。即ち、書式メモリ15は1ページ内に最大何行印
字するかを示す頁行数ML、1行に最大何文字印字する
かを示す行桁数MCを記憶すると共に、各行に対する文
書印字開始桁、印刷される文書に対するページ番号の印
字位置を示すフラグ、印字すべき現在のページ番号(連
番)、縦印刷(1行分の印字処理で1行分の文書データ
を印字する)か横印刷(1行分の印字処理で1ページ分
の文書データの同一桁をまとめて印字する)かを示す縦
印刷/横印刷フラグ、縦書印字か横書印字かを示す縦書
/横書フラグを記憶する。 【0009】また、CPU11は入力部12からの印字
指令に応答して文書メモリ14内の文書データを書式メ
モリ15内の設定書式に応じて印字させる為に、文書メ
モリ14から読み出した文書データを1行ずつ印字制御
部16に送ると共に書式メモリ15内の設定書式に応じ
て印字動作の制御を行う。 【0010】印字制御部16はCPU11から取り込ん
だ文書データをキャラクタジェネレータ17を用いて印
字用のキャラクタパターンに変換し、また、書式メモリ
15内の設定書式に基づきキャラクタパターンをパター
ン回転部18を用いて所定角度(90°)回転させ、プ
リンタ19にセットされている記録紙に印字させる。な
お、パターン回転部18は縦印刷で縦書印字あるいは横
印刷で横書印字が設定されている場合にキャラクタパタ
ーンを90°回転させるものであり、また、プリンタ1
9はサーマルのシリアルプリンタによって構成され、印
字ヘッド(図示せず)と記録紙とを相対的に移動させな
がら文書データを印字する。 【0011】動 作 先ず、複数ページ分の文書データを入力すると共に、そ
の印刷書式の設定を行う。そして、入力部12の印字キ
ー(図示せず)を操作すると、それに伴って出力される
印字指令に応答して図2に示すフローチャートにしたが
った印字動作が設定書式に応じて実行される。ここで、
印字動作を以下、図3(A)〜(D)に示す設定書式別
に説明するものとする。 【0012】<図3(A)の場合>これは印刷書式とし
て“縦印刷”及び“横書”の設定が行なわれ、ページ番
号の印字位置が文書に対して上(左上……図中、上中
央……図中、右上……図中)として指定した場合で
ある。このような印刷書式が設定されている場合、図2
の印字動作が開始されると、先ず、スタートページ番号
(ページ番号初期値)を書式メモリ15に設定したの
ち、書式メモリ15内に設定されているフラグを判別
し、それに応じた印字処理を実行する。いま、書式メモ
リ15内に縦印刷フラグ、横書印刷フラグ、ページ番号
の印字位置として〜のいずれかを示す位置フラグが
設定されているので、ステップS2、S6、S7の判断
に続いてステップS8〜S11の処理が実行される。即
ち、ページ番号の印字位置として左上のが指定されて
いれば1桁目に、また上中央のが指定されていれば行
桁数MC/2桁目に、更に右上のが指定されていれ
ば、行桁数MC桁目に書式メモリ15内のページ番号を
横書きに印字する(ステップS8)。そして、ページ番
号と文書との間に1行分のスペースを形成する為に、2
行分の改行を行う(ステップS9)。このようにしてペ
ージ番号を予め指定されている位置に印字したら、次に
1ページ分の文書データを横書印字する為に、ステップ
S10で行カウンタlに初期値「1」をセットしたの
ち、文書メモリ14から1行分の文書データを読み出し
て印字制御部16に送り、1行分ずつ文書データを横書
に印字させながら行カウンタlの値を更新させてゆき、
このカウンタlの値が頁行数MLと等しくなるまで文書
メモリ14から読み出した文書データを1行ずつ横書に
印字する(ステップS11)。 【0013】これによって1ページ分の文書データの印
字が終ると、ステップS4に進み、文書メモリ14内の
文書全てを印字したかを調べるが、印字すべき他のペー
ジが有れば、ステップS5で書式メモリ15内のページ
番号に「1」を加算してページ番号を更新し、その後ス
テップS2に戻る。この結果、次のページに対しても同
様の印字処理(ステップS8〜S11)が実行される。
このようにして文書メモリ14内の文書データを1ペー
ジずつページ番号をその指定位置に付加して横書を印字
してゆき、そして、全ページ分の文書を印字し終ると、
ステップS4でそのことが検出され、これによって印字
動作は終了する。 【0014】<図3(B)の場合>これは印刷書式とし
て縦印刷及び横書の設定が行なわれ、ページ番号の印字
位置が文書に対して下(左下……図中、下中央……図
中、右下……図中)と指定した場合を示している。
このような印刷書式が書式メモリ15内で設定されてい
る場合、上述と同様に、印字動作を開始するとスタート
ページ番号の設定処理(ステップS1)を実行したの
ち、ステップS2、S6からステップS7に進むが、こ
の場合、ページ番号の印字位置として〜が指定され
ているので、これに応じてステップS12〜S15を実
行する。先ず、ステップS12で行カウンタlの値に
「1」をセットしたのち、1ページ分の文書データを横
書きに印字する(ステップS13)。その後、1行分の
スペースを確保する為に2行分の改行を行ってから(ス
テップS14)、ページ番号を指定位置〜に横書印
字する(ステップS15)。ここで、ページ番号の印字
位置として左下のが指定されていれば1行目、下中央
のであれば行桁数MC/2桁目、右下のであれば行
桁数MC桁目にページ番号を横書印字する。 【0015】このようにして1ページ分の印字が終る
と、ステップS4に進み、全ページ分の印字が終るまで
ページ番号を更新しながら各ページに対する印字処理を
行なう。 【0016】<図3(C)の場合>これは印刷書式とし
て“縦印刷”及び“縦書”の設定が行なわれ、ページ番
号の印字位置が文書に対して上(左上、上中央、右上の
いずれか)として指定した場合である。この場合、ペー
ジ番号の印字位置〜は文書の印字向きに従って用紙
の左側(左下、左中央、左上)の位置に自動的に変更さ
れる。このような印刷書式が設定されている状態におい
て印字動作が開始されると、先ず、スタートページ番号
の設定(ステップS1)を行ったのち、ステップS2、
S6、S16を介してステップS17に進み、文書印字
開始桁を右へ2桁分づらす処理が実行される。即ち、ペ
ージ番号の印字位置として〜が指定されている場合
(ステップS16)、ページ番号は用紙に対して左に印
字され、しかも、ページ番号と文書との間に1桁分のス
ペースを形成する為に書式メモリ15内に予め設定され
ている文書印字開始桁に「2」を加算する。そして、ス
テップS18で行カウンタlに初期値「1」をセットし
たのち、ページ番号の印字位置として、が指定され
ている場合には(ステップS19)、最初の1行目の文
書データを90°回転して文書印字開始桁から1行分縦
書きに印字するが(ステップS21)、ページ番号の印
字位置としてが指定されている場合にはステップS2
0に進み、ページ番号を90°回転して縦書に印字した
後、1行目の文書データを文書印字開始桁から縦書に印
字する(ステップS21)。 【0017】このようにして最初の1行目の文書データ
を印字すると、ステップS25〜S27に進み、行カウ
ンタlに「1」を加算し、そして1行分の文書データを
文書印字開始桁より縦書に印字する動作を行カウンタl
の値が頁行数ML/2となるまで繰り返す。そして、頁
行数ML/2までの印字が終ると次の行の印字を行う
が、ページ番号の印字位置としてが指定されている場
合には(ステップS28)、ページ番号を90°回転し
て縦書印字を行ってから次の1行分の文書データを縦書
に印字する(ステップS29、S30)。 【0018】その後、ステップS34〜S36に進み、
行カウンタlに「1」を加算し、そして、1行分の文書
データを文書印字開始桁より縦書に印字する動作を行カ
ウンタlの値が頁行数MLとなるまで繰り返す。そし
て、頁行数MLまでの印字が終ると、最後の行の印字を
行うが、ページ番号の印字位置としてが指定されてい
る場合には(ステップS37)、ページ番号を90°回
転して縦書印字を行ってから最後の行の文書データを縦
書に印字する(ステップS38、S39)。 【0019】これによって1ページ分の印字が終ると、
ステップS4に進み、全ページ分の印字が終るまでペー
ジ番号を更新しながら各ページに対して上述の動作を繰
り返す。 【0020】<図3(D)の場合>これは印刷書式とし
て“縦印刷”及び“縦書”の設定が行なわれ、ページ番
号の印字位置が文書に対して下(左下、下中央、右下の
いずれか)として指定した場合である。この場合、ペー
ジ番号の印字位置〜は文書の印字向きに従って用紙
の右側(右下、右中央、右上)の位置に自動的に変更さ
れる。この場合、印字動作が開始されると、ステップS
1でスタートページ番号の設定を行ったのち、行カウン
タlに「1」をセットし(ステップS18)、1行目の
文書データを縦書に印字する(ステップS21)。そし
て、ページ番号の印字位置としてが指定されている場
合には(ステップS22)、文書印字終了桁(文書印字
開始桁に行桁数MCを加えた値)を右へ2桁分一時的に
づらし(ステップS23)、その位置にページ番号を9
0°回転して縦書に印字する(ステップS24)。そし
て、行カウンタlの値が頁行数ML/2となるまで文書
データを1行ずつ印字してゆき(ステップS25〜S2
7)、そして、次の1行分の文書データを印字した際
(ステップS30)、ページ番号の印字位置としてが
指定されていれば(ステップS31)、文書印字終了桁
を右へ2桁分一時的にづらし(ステップS32)、その
位置にページ番号を90°回転して縦書に印字する(ス
テップS33)。その後、行カウンタlの値が頁行数M
Lとなるまで文書データを1行ずつ印字してゆき(ステ
ップS34〜S36)、そして最終行の文書を印字した
際(ステップS39)、ページ番号の印字位置として
が指定されている場合には、文書印字終了桁を右へ2桁
分一時的にづらし(ステップS41)、その位置にペー
ジ番号を90°回転して縦書に印字する(ステップS4
2)。 【0021】これによって1ページ分の印字が終ると、
ステップS4に進み、全ページ分の印字が終るまで同様
の動作を繰り返す。以上のように“縦印刷”で“横書”
あるいは“縦書”の印刷書式が設定されると、予め設定
したページ番号の印字位置はその文書の向き(横書か縦
書か)に対する印字位置として自動的に決定される。図
4(A)、(B)はページ番号の印字位置として“左
上”(ページ番号は「12」とする)を指定した場合の
印刷例を示している。 【0022】一方、印刷書式として“横印刷”の設定が
なされている場合も同様である。この場合には図2にお
いて、スタートページ番号を設定し(ステップS1)、
次で、1ページ分の印字処理(ステップS3)を実行す
る。なお、この印字処理は上述したステップS6〜S4
2と同様であるから、その説明を以下省略する。しかし
て、1ページ分の印字が終ると、全ページ分の印字が終
るまでステップS5でページ番号を更新しながら1ペー
ジずつ印字処理を実行する。図4(C)、(D)は“横
印刷”で“横書”あるいは“縦書”の印刷書式が設定さ
れており、ページ番号の印字位置として“左上”(ペー
ジ番号は「10」とする)を指定した場合の印刷例を示
したものである。 【0023】以上説明した如く、本実施例のワードプロ
セッサにおいては、オペレータはページ番号の印字位置
を〜のうちのいずれかの番号で予め指定しておけ
ば、その後どのような印刷書式が設定されたとしても文
書上の所望する位置にページ番号が常に印字されること
になる。しかもページ番号の印字向きは文書上における
文字の印字向きと常に一致するよう印刷されるのでペー
ジ番号の読取りが容易となる。なお、上記実施例におい
てはページ番号の印字位置として6種類の中から選択す
るようにしたが、その数は任意である。また、この発明
は袋とじ印刷にも適用可能である。 【0024】 【発明の効果】本発明によれば、頁データに頁番号を付
加して印刷する際、頁データの印刷向きに対する頁番号
の印刷位置としてその頁データの印刷向きに対する上側
あるいは下側の印刷位置を設定した場合には、上記頁デ
ータを印刷用紙に対して縦向き印刷するのかあるいは横
向き印刷するかの選択状態に応じて、上記印刷用紙に対
する頁番号印刷位置を自動的に決定して印刷するように
したので、オペレータが頁番号印刷位置として所望する
1つの位置(頁データの印刷向きに対する上側あるいは
下側の印刷位置)を設定しておきさえすれば、上記印刷
用紙に対する頁データの印刷向きがいかなる場合であっ
たとしても(即ち、縦向き印刷なのかあるいは横向き印
刷なのかによらず)、オペレータがイメージした通りの
印刷位置に上記頁番号を確実に印刷することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例のワードプロセッサのブロック構成図で
ある。 【図2】実施例の印字動作を示すフローチャートであ
る。 【図3】印刷書式に応じて頁番号が印字される位置を説
明するための図である。 【図4】印刷書式に応じて頁番号が印字される位置を説
明するための図である。 【図5】従来例を説明する図である。 【符号の説明】 11 CPU 12 入力部 14 文書メモリ 15 書式メモリ 16 印字制御部 18 パターン回転部 19 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−184629(JP,A) 特開 昭61−72328(JP,A) 特開 昭63−207676(JP,A) 特開 昭60−5385(JP,A) 特開 昭61−89078(JP,A) 特開 昭63−42885(JP,A) Newton別冊ワードプロセッサの すべて、(昭和57年5月20日発行) 教 育社 P.190−191 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/40 G06F 3/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.データを記憶する頁データ記憶手段と、 上記頁データに対する頁番号を記憶する頁番号記憶手段
    と、 上記頁番号の印刷位置として上記頁データの印刷向きに
    対する上側の印刷位置あるいは下側の印刷位置の何れか
    の印刷位置を任意に設定する印刷位置設定手段と、 上記頁データの印刷用紙長手方向に対する縦向き印刷あ
    るいは横向き印刷の何れかを任意に選択する印刷向き選
    択手段と、 上記頁データを印刷する際、上記印刷向き選択手段で選
    択された印刷向きが縦向き印刷かあるいは横向き印刷か
    を判別する判別手段と、 上記判別手段により縦向き印刷であると判別された際
    は、上記印刷位置設定手段で設定された印刷位置に基づ
    いて上記印刷用紙の長手方向上側あるいは長手方向下側
    の何れかの位置を頁番号印刷位置として決定し、一方上
    記判別手段により横向き印刷であると判別された際は、
    上記印刷位置設定手段で設定された印刷位置に基づいて
    上記印刷用紙の長手方向左側あるいは長手方向右側の何
    れかの位置を頁番号印刷位置として決定する決定手段
    と、 上記印刷向き選択手段で選択された印刷向きが縦向き印
    刷である場合には、上記頁データを上記印刷用紙長手方
    向に対して縦向きに印刷すると共に、上記頁番号記憶手
    段に記憶された頁番号を上記決定手段で決定された上記
    印刷用紙の長手方向上側あるいは長手方向下側の何れか
    の頁番号印刷位置に縦向き印刷する 第1の印刷手段と、上記印刷向き選択手段で選択された印刷向きが横向き印
    刷である場合には、上記頁データを上記印刷用紙長手方
    向に対して横向きに印刷すると共に、上記頁番号記憶手
    段に記憶された頁番号を上記決定手段で決定された上記
    印刷用紙の長手方向左側あるいは長手方向右側の何れか
    の頁番号印刷位置に横向き印刷する 第2の印刷手段と、 を具備したことを特徴とする印刷装置。
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JPS61184629A (ja) * 1985-02-13 1986-08-18 Toshiba Corp 文書作成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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