JP2750564B2 - ハンガー式作業足場板 - Google Patents

ハンガー式作業足場板

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JP2750564B2
JP2750564B2 JP6154466A JP15446694A JP2750564B2 JP 2750564 B2 JP2750564 B2 JP 2750564B2 JP 6154466 A JP6154466 A JP 6154466A JP 15446694 A JP15446694 A JP 15446694A JP 2750564 B2 JP2750564 B2 JP 2750564B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホール内のステッ
プ金具に着脱自在な新規なハンガー式作業足場板に関す
る。特に、マンホール内において作業足場を簡便に構成
するのに好適な発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、マンホール内における作業は、マ
ーホール設置時及び設置後の、マンホール管に当初から
所定間隔で形成されているコ字形のステップ金具に足の
載せて行っていた。
【0003】例えば、設置後の、マンホール11の底部
付近での溝流路13のコンクリート塗り作業は、図1に
示すように、作業者Mが、一方の足を最下段のステップ
金具15に載せるとともに他方の足をマンホール11の
内壁面17に当て、一方の手で上方のステップ金具15
を把持しながら、明いた手でコンクリート塗りを行う必
要がある。
【0004】さらに、高所でマンホールの壁面にドリル
等で流入主管用の穴明けするような場合は、命綱で作業
者の身体を縛って、やはり双方の足をステップ金具に載
せて行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記底部及び
上・中部位のいずれにおいても、作業姿勢が不自然とな
り、作業効率が悪いとともに、安全性にも問題がある。
【0006】このため、下記構成の踊り場付き直壁管の
製造方法が提案されている(特公平1−46657号公
報参照)。
【0007】「1個の直壁コンクリート管を水平に2分
割して夫々上下管とすると共に内周璧上縁部にリング状
凹欠段部を形成し、かつ昇降孔を側部に持った円板状踊
り場板の外周側面に前記下管の凹欠段部に挿入し得る凸
条を突設し、該凸条を凹欠段部に嵌入すると共にその凸
条の上面を上管の下端縁によって押圧支持し、更に前記
凸条及び凹欠段部の周りをモルタル等を充填することに
よって水密状とすることと共に前記上管及び下管の外周
壁面に締結プレートを取り付けて上管、下管及び踊り場
板の三者を一体的に構成したことを特徴とした踊り場付
き直壁管の製造方法。」 しかし、上記踊り場は、固定方式で取り付け位置が限定
され、所定部位での作業にしか適さなかった。
【0008】本発明は、上記にかんがみて、所定高さの
ステップ金具に脱着が容易で、マンホール内での各種作
業に対応できるハンガー式作業足場板を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るハンガー式
作業足場板は、上記課題を、下記構成により解決するも
のである。
【0010】マンホール内のステップ金具に着脱自在な
ハンガー式作業足場板であって、足場板本体と、該足場
板本体の上面前端両側から上方へ突出する一対のハンガ
ー板部とからなり、該ハンガー板部は、足場板本体前端
と前端が面一に形成された壁面当接部と、該壁面当接部
の上端から後方に伸びるアーム部と、該アーム部の上端
に形成され、ステップ金具の横桟部に係合する鉤部とか
らなる、ことを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図例に基づいて
説明するが、本発明は、これに限られるものではない。
また、既述と同一部分については、同一図符号を付す。
【0012】(1) 本実施例のハンガー式作業足場板は、
足場板本体21と、該足場板本体21の上面前端両側か
ら上方へ突出する一対のハンガー板部23とからなる
(図2〜3参照)。
【0013】そして、ハンガー板部23は、足場板本体
21前端と前端が面一に形成された壁面当接部25と、
該壁面当接部25の上端から後方に伸びるアーム部27
と、該アーム部27の上端に形成され、ステップ金具1
5の横桟部15aに係合する鉤部29とからなる.必然
的ではないが、図例では、ハンガー板部23の壁面当接
部25間には補強板31が介在している。
【0014】また、ハンガー板部23のアーム部27の
前端面27aがステップ金具15の導入面とされてい
る。ハンガー板部23の鉤部29を、ステップ金具15
に係合させる際の作業を円滑に行うためである。
【0015】更に、ハンガー板部23の鉤部29の内側
面が、アーム部27のステップ金具導入面27aを接線
としアーム部上端対向位置で終了する略半円である。こ
の構成も鉤部29をステップ金具15に係合させる際の
作業を円滑に行うためのものである。
【0016】そして、この作業足場板は、取扱性の見地
から、足場板本体21とハンガー板部27が実質的にア
ルミニウム製であることが望ましい。このとき、ハニカ
ム板等とすると更に、軽量化されて取扱性が更に良好と
なる。なお、鉄製であると、重量が増大し、取扱性に問
題が発生しやすくなる。また、アルミニウム製の代わり
に、強度的に問題がなければ、強化プラスック製(例え
ば、金属補強材でインサート成形する)等であってもよ
い。
【0017】また、足場板本体は、チェッカープレート
(縞板)等、または、表面をゴム板貼着して滑り止め処
理されたものを使用することが望ましい。
【0018】上記足場板本体21の大きさは、例えば、
幅30cm×長さ60cm、ハンガー板部の高さは、30c
m、鉤部29の内径:25R、外径:55Rとする。ま
た、アーム部27の前端面27aの傾斜角度は、50°
前後とする。
【0019】(2) 次に、上記ハンガー式作業足場板の使
用態様を説明する。
【0020】図3に示す如く、略水平に本作業足場板S
を、ステップ金具15に対して、ハンガー板部23の壁
面当接部25またはアーム部27の前端面(ステップ金
具導入面)27aを当接しながら、下方へ移動させれ
ば、ステップ金具導入面27aを介して、ステップ金具
15の横桟15aが、ハンガー板部23の鉤部29と嵌
着するとともに、ハンガー板部23の壁面当接部25が
マンホール11の壁面に当接する。こうして、上方へ引
き上げなければ、ステップ金具からはずれるおそれがな
く、作業者Mが載っている限り、安定した状態を維持す
る(図4〜6参照)。
【0021】例えば、前述のマンホール11の底部付近
での溝流路13のコンクリート塗り作業を、下方部のス
テップ金具15に本作業足場板Sを取りつければ、図4
に示す如く、安定した姿勢で行うことが可能となる。
【0022】また、図5に示す如く、マンホールの組み
立て作業や、図6に示す如く、マンホール組み立て後
の、マンホールの主管用孔明け作業も、安定した姿勢で
行うことが可能となる。
【0023】なお、本作業足場板Sをステップ金具15
から取り外すときは、略水平状態で上方へ移動させれば
簡単に取り外せる。具体的には、通常、上方のステップ
金具15に足を移して、一方の手でさらに上方のステッ
プ金具15を把持しながら、明いた手で作業足場板Sを
把持して上方へ移動させて行う。
【0024】
【発明の作用・効果】本発明のハンガー式作業足場板
は、上記の如く、足場板本体と、該足場板本体の上面前
端両側から上方へ突出する一対のハンガー板部とからな
り、ハンガー板部は、前記足場板本体前端と前端が面一
に形成された壁面当接部と、該壁面当接部の上端から後
方に伸びるアーム部と、該アーム部の上端に形成され、
前記ステップ金具の横桟部に係合する鉤部とからなる、
構成により、下記のような作用効果を奏するものであ
る。
【0025】本作業足場板Sを、ステップ金具15に対
して、ハンガー板部23の壁面当接部25またはアーム
部27の前端面(ステップ金具導入面)27aを当接さ
せながら、下方へ移動させれば、ステップ金具導入面2
7aを介して、ステップ金具15の横桟15aが、ハン
ガー板部23の鉤部29と嵌着するとともに、ハンガー
板部23の壁面当接部25がマンホール11の壁面に当
接する。また、ステップ金具15からの本作業足場板S
の取り外しも、略水平状態で上方へ移動させれば、簡単
に行うことができる。
【0026】こうして、本作業足場板は、所定高さのス
テップ金具に、容易に脱着可能となる。従って、本発明
の作業足場板は、マンホール組み立て時、及び、組み立
て後の各種作業が、安定した姿勢で行うことが可能とな
り、作業効率及び作業安全性の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマンホール内における作業姿勢の一例を
示す断面図
【図2】本発明のハンガー式作業足場板の一例を示す斜
視図
【図3】図2の作業足場板の取り付け直前状態を示す断
面図
【図4】図2の作業足場板を使用してのマンホール内の
一作業態様を示す断面図
【図5】同じく他の作業態様を示す断面図
【図6】同じくさらに他の作業態様を示す断面図
【符号の説明】
11 マンホール 15 ステップ金具 15a ステップ金具の横桟部 21 足場板本体 23 ハンガー板部 27 アーム部 27a アーム部の前端面(ステップ金具導入面) 29 鉤部 S (ハンガー式)作業足場板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール内のステップ金具に着脱自在
    なハンガー式作業足場板であって、 足場板本体と、該足場板本体の上面前端両側から上方へ
    突出する一対のハンガー板部とからなり、 該ハンガー板部は、前記足場板本体前端と前端が面一に
    形成された壁面当接部と、該壁面当接部の上端から後方
    に伸びるアーム部と、該アーム部の上端に形成され、前
    記ステップ金具の横桟部に係合する鉤部とからなる、 ことを特徴とするハンガー式作業足場板。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ハンガー板部の
    アーム部の前端面がステップ金具の導入面とされている
    ことを特徴とするハンガー式作業足場板。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ハンガー板部の
    鉤部の内側面が、前記アーム部のステップ金具導入面を
    接線とし前記アーム部上端対向位置で終了する略半円で
    あることを特徴とするハンガー式作業足場板。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記足場板本体とハ
    ンガー板部が実質的にアルミニウム製であることを特徴
    とするハンガー式作業足場板。
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