JP2750266B2 - シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents
シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置Info
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Description
には、例えは複写機、印刷機、レーザビームプリンタ等
の画像形成装置から画像形成後に排出される複写用紙等
のシート部材を順次受け皿(以下「ビントレイ」と称
す)に分類・収納した後の後処理機能を有するシート後
処理装置に関する。
綴じ装置を備えるシート後処理装置(以下、ソータとい
う)はビンに綴じ装置を挿入し、該ビンに分類・収納し
たシートを該綴じ装置以下「ステイプラ」というにより
ビン毎に順次綴じていた。
27)においては、排出ローラ980等により排出され
るビンBの手前側等にステイプラ700を配設し、綴じ
動作時該ビンに綴じ装置を進入させシート片隅を綴じて
いた。
0、シートガイド部材981等は前記ステイプラ700
進入時すきま982を設け干渉しないような構成となっ
ていた。
ケ所、またはシート奥側1ケ所等の綴じを行う装置にお
いては、ビンBへのシート排出ローラ800、シートガ
イド部材801とステイプラ700が干渉してしまうた
め特開平4−290800号明細書に開示されているよ
うに、シート排出ビンBとステイプラ700によりシー
ト綴じを行うビンBcを別のビンとしている装置がある
(28参照)。
来例では、ビン間を大きくしないとならない部分が、排
出ビンBbと、綴じ装置との干渉を防止するための綴じ
を行うビンBcとその下部ビンBdとの計3ケ所(Y)
必要であった(前述のシート片隅1ケ所綴じ装置は、排
出ビンと綴じを行うビンが同一のため2ケ所)。
に対し、1ケ所多くとらなければならないため、装置自
体の高さを大きくしなければならない。
なるため、ビンへのシート排出が終了してからかならず
ビンシフトをさせてから綴じを行うため、綴じを含めた
処理時間を長くしてしまう。
状態でソーティングを終了した場合(800は排出ロー
ラ対、700はステイプラ)である。(3ビンで説明す
る排出ローラ対とステイプラが同一ビンの処理(B3)
が可能な構成であれば、ビンを970方向に移動させ2
ビン分の移動でB1〜B3までのステイプラ処理が終了
するが、図29のような配置であるためB1をBxまで
3ビン分移動する必要がある(図29)。
終了すると、まず、B1とB2の位置まで矢印970で
移動させてからB1のステイプラを行い、つづいてビン
を971方向に移動しながらB2、B3をステイプルす
るという事である。
ト9に設けられた上下部ガイドコロ43、42は、図2
8のFおよびGの位置には構成上移動する(リードカム
40の中央近傍まで移動)事が困難であるため、最上
部、最下部のビンと前記43、42の間にビンをもたな
いコロだけを配設する必要があるため、更に装置の全高
を大きくする必要がでてくる。
30°にするとシートの積載性が最も良好となるのであ
るが、ビン開口大の部分がシート排出ビンの下に2つあ
るため、1番角度の立ってくるビンBdは、排出ビンと
ステイプルビンを同一とした装置よりも角度がかなり急
になってしまい、ラージサイズの積載時紙が座屈しやす
くなるという問題もあった。
の綴じを行う場合、ステイプラ700を手前1ケ所綴
じ、2ケ所綴じ、奥1ケ所綴じに対応する位置に移動さ
せるため、ビンと干渉しない矢印702A、702B、
方向に移動させ700a、700b、700cの位置と
したのち、ステイプラの向きに前進させ(701A、7
01B、701C方向)所定の位置に綴じを行うものが
ある(綴じ終了後矢印と反対方向に復帰する)。
1ケ所綴じ(針703Aの位置の綴じ)の時ステイプラ
700を図31の700aに傾けた状態で矢印701A
方向に前進させ700Aの位置で綴じを行うため前記ス
テイプラ700の移動量704分の幅が必要となり79
0方向に装置をコンパクト化する事が困難であった。
S2の状態でステイプラ700Cの位置で針703を綴
じる)の場合、構成上シートS2の端縁S2と針を平行
にするのが一般的であり、前述したシート手前側1ケ所
綴じのようにシート端縁Saと針703Aとの間に角度
705を有する方が好ましくその出現が望まれていた
(図31)。
うにステイプラをコロ870等で支持しレール871に
沿って移動させ、図の700Gの位置で、シートを矢印
875方向に移動させステイプラを行う装置が知られて
いる。
の形状の綴じに対応しようとするとレール871を図で
示すように871Aの形状にすればよいのであるが、図
のように基準壁874と反対側の端縁はシートサイズに
よってその位置が異なるため上記構成であるとシートS
tの奥斜め形状の綴じ877に対応する事が困難であっ
た。
るシート排出手段と、シート束を綴じて後処理する後処
理手段との干渉をなくすと共に、シート排出後にシート
受け皿のビンシフトをすることなくシート束の後処理を
可能にしたシート後処理装置を提供することを目的とす
るものである。
みなされたものであって、シートを収納する少なくとも
1つのシート受け皿と、該シート受け皿に前記シートを
排出するシート排出手段と、該シート受け皿に収納され
たシートの綴じ等を行う後処理手段と、を有するシート
後処理装置において、前記シート排出手段を、シート受
け皿へのシート排出を行う第1の位置と前記第1の位置
から所定量離間した第2の位置とに移動可能に構成し、
前記シート受け皿上のシート端縁の所定位置で、シート
と後処理手段を相対的に移動させて前記後処理手段を動
作させる時、前記シート排出手段を第1の位置から第2
の位置に移動させて後処理手段を動作させることを特徴
とする。
シート受け皿と、該シート受け皿に前記シートを排出す
るシート排出手段と、該シート受け皿上に収納されたシ
ートの綴じ等を行う後処理手段と、を有し、シート端縁
を前記後処理手段により後処理を行うよう構成したシー
ト後処理装置において、前記後処理手段を、前記シート
端縁の所定位置に後処理を行えるよう後処理を行うシー
ト端縁と略平行に移動可能にし、前記シート排出手段
を、シート受け皿へのシート排出を行う第1の位置と前
記第1の位置から所定量離間した第2の位置とに移動可
能に構成し、前記シート端縁の少なくとも一方の隅部の
後処理を行う時は、前記シート排出手段を第1の位置野
ままで後処理手段を動作させ、前記シート端縁の略中央
近傍または他方の隅部の後処理を行う時は、前記シート
排出手段を第2の位置にして後処理手段を動作させるこ
とを特徴とする。
皿と、該シート受け皿を移動させる移動手段と、前記シ
ート受け皿にシートを排出するシート排出手段と、該シ
ート受け皿に収納されたシートの綴じ等を行う後処理手
段と、を有するシート後処理装置において、前記シート
排出手段を、シート受け皿へのシート排出を行う第1の
位置と前記第1の位置から所定量離間した第2の位置と
に移動可能に構成し、前記後処理手段を、前記シート受
け皿上のシートの綴じ止め等を行う時、前記排出手段側
からシート受け皿側に移動させて綴じ等を行うように構
成し、前記後処理手段が前記後処理動作時に前記シート
排出手段と重なる領域にある場合、前記後処理手段は、
後処理を行う第1の位置と、シート排出手段と干渉しな
い第2の位置と、そして前記第1の位置と第2の位置と
の間であってシート受け皿移動時にシート受け皿または
受け皿上のシートと干渉しない第3の位置と、を有する
事を特徴とする。
シート受け皿と、該シート受け皿に前記シートを排出す
るシート排出手段と、該シート受け皿に収納されたシー
トの綴じ等を行う後処理手段とを有し、前記後処理手段
により受け皿上のシートの後処理を行う場合、後処理手
段とシートとを相対的に移動させ後処理を行うよう構成
したシート後処理装置において、前記後処理手段とシー
トは、後処理を行う第1の位置と該第1の位置から相対
的に離間した第2の位置との少なくとも2つの位置をと
り、前記排出手段は、シート受け皿へのシート排出を行
う第1の位置と前記第1の位置から所定量離間した第2
の位置との少なくとも2つの位置をとり、前記後処理手
段とシートが前記第1の位置にある事を検知する第1の
検知手段と、前記排出手段が前記第1の位置にある事を
検知する第2の検知手段と、を有し、前記第1の検知手
段の検知によりシートと後処理手段が第1の位置にある
時は排出手段の第2の位置から第1の位置への移動を不
可にし、前記第2の検知手段の検知により排出手段が第
1の位置にある時は前記シートと後処理手段が第1の位
置になる事を不可にし、前記第1の検知手段の検知によ
りシートと後処理手段が第2の位置にある時は排出手段
の第2の位置から第1の位置への移動を許可し、前記第
2の検知手段の検知により排出手段が第2の位置にある
時は、前記シートと後処理手段が第1の位置になる事を
許可する事を特徴とする。
ら第2の位置への移動を、前記後処理手段とシートとを
相対的に移動させて後処理を行う移動動作に連動して行
う事を特徴とする。
る支持部材を有し、該支持部材は前記シート受け皿上の
シートの後処理を行うシート端縁と略平行に移動可能に
構成し、前記シート端縁の所定位置において前記後処理
手段を選択的に回動させた後、前記シートと後処理手段
とを、前記シート端縁と略直交する方向に相対的に移動
させてシートの後処理を行うことを特徴とする。
て、とじ手段を選択的に回動させる位置が少なくとも一
方のシート端縁隅部であり、その回動方向は前記後処理
手段の綴じ針の向きがシート隅部の両端縁と綴じ針の方
向とで略三角形形状となる方向であることを特徴とす
る。
も1つのシート受け皿(以下ビンという)とシートを排
出するシート排出手段とシート受け皿上のシートの綴じ
等を行う後処理手段(以下ステイプラという)を有する
シート後処理装置において、前記シート排出手段をビン
へのシート排出を行う第1の位置と第1の位置から所定
量離間した第2の位置を移動可能にし、ビン上のシート
の所定位置でステイプラとシートを相対的に移動させス
テイプラを動作させる際、前記シート排出手段を第1の
位置から第2の位置に移動させるようにした。
等シートの略中央部近傍の綴じを行う場合でもシート排
出手段とステイプラが干渉する事がないため、排出ビン
の綴じが可能となったため、ビン開口を排出ビンの上下
のみステイプラ進入用に大きく開かれれば良いため、後
処理装置(以下ソータという)の全高を低くする事がで
き、また、シート排出してからビンをシフトさせる事な
くステイプラを開始できるため処理時間の短縮が可能に
なった。
のステイプラを行う場合はシート排出手段がシート排出
位置である第1の位置にあってもステイプラ可能な構成
としたため、使用頻度の高いシート片隅部の綴じにおい
てはシート排出手段を移動させる必要がないため、更に
処理速度および装置の信頼性をアップする事が可能とな
った。
て、綴じを行う所定位置においてはステイプラの停止位
置を排出手段を移動させた状態で干渉関係にステイプル
を行う第1の位置と、シート排出手段が排出位置にある
時、排出手段と干渉しない第2の位置と、前記第1と第
2の位置にありビンシフトする際ビンまたはビン上のシ
ートと干渉しない第3の位置と、を設けビン上の複数部
シート束のステイプルを行う際は、ステイプラを第1と
第3の位置の間を往復移動させながらステイプルを行う
ように構成したため、ステイプラの移動距離を短くする
事が可能となり、その処理時間を大幅に短縮する事が可
能となった。
位置にそれぞれの位置検知手段を設け、また、ステイプ
ラがステイプル位置および待機位置の少なくとも2つの
位置を有する構成においてそれぞれの位置検知手段を設
けて、1.ステイプラがステイプル位置にある時は排出
手段の第2の位置から第1の位置への移動を禁止し、排
出手段が排出位置にある時はステイプラの退避位置がス
テイプル位置への移動を禁止する。
時、排出手段の第1の位置への移動を許可し、排出手段
が第2の位置にある時ステイプラのステイプラ位置への
移動を許可する。
段およびステイプラが干渉する事なく円滑にステイプル
処理を行う事が可能となった。
置から第2の位置への移動を後処理手段をシートを相対
的に移動させ後処理を行う移動動作とカム等による駆動
連結手段により連結し行うよう構成したので、移動機構
を簡易にする事が可能となった。
のシートを綴じ止めするステイプラを有した装置におい
てステイプラを回動可能に支持する支持部材を有し該支
持部材をステイプルを行うシートの端縁と略平行に移動
可能にし、シート端縁の所定位置において、ステイプラ
を選択的に回動させた後、シートとステイプラを相対的
に前記シート端縁と略直交する方向に移動させシートの
綴じを行うよう構成したので、シートを固定的にしてス
テイプラを移動させてステイプル動作を行う場合、特に
シート片隅に斜め綴じを行う場合、前述した装置手前の
手振りを少なくする事ができ装置自体をコンパクトにで
きる。
度にする事が可能にしたので、シート両隅どちらでもま
た、シートサイズがかわってもシート端縁に対し斜めに
針を打つ事が可能となった。
る。
である。図1に示すように画像形成装置200の上面に
は、原稿を自動循環させる原稿自動送り装置300が設
置され、また下流には、n枚のビントレイB(B1、B
2…Bn)を有するソート装置(以下ソータという)1
が付設されている。
式を用いたもので、ここでは詳細な説明は省略するが、
プラテンガラス208上に位置決められた原稿を図示し
ない光学系により、感光ドラム201上へ作像し、感光
ドラム201周りに設けられた現像器202、転写電極
203により、シートへ画像を転写し、定着器205で
永久的に定着するものである。
に、1対の前後の側板3、ベース5およびカバー4から
なるソータ本体6を有すると共に、多数のビンB…を収
納し、ソータ本体6にそれぞれ設けられたガイドレール
7に沿って上下に移動し得るビンユニット9を備えてい
る。
形成装置から排出されるシートSを搬入する搬入口10
が設けられており、該搬入口10から上記ビンユニット
9方向にかけて第1のシート搬送路11が構成され、ま
た該第1のシート搬送路11から分岐して第2のシート
搬送路12が構成されており、第1のシート搬送路11
の下流側にはノンソートシート(分類しないシート)を
排出する上部排出ローラ対13が、また、第2のシート
搬送路12の下流側にはソートシート(分離するシー
ト)を排出する下部排出ローラ対15が配置されてい
る。
路11、12の分岐部には搬入ローラ対16およびデフ
レクタ17が配置されており、該デフレクタ17は、ノ
ンソートモード(シートを分類しないモード)が選択さ
れるとシートSを第1のシート搬送路11へ誘導するよ
うに変位し、またソートモード(シートを分類するモー
ド)が選択されるとシートSを第2のシート搬送路12
へ誘導するように変位する。
排出ローラ対15の間に中継ローラ対51、中継コロ6
3を配置しており、その位置は本体から排出される最小
サイズ(シート送り方向最初サイズ)のシートを搬送可
能に配置されている。
先端パス52として構成し、該先端パス52は前記中継
ローラ対51の駆動ローラ51aを中心に回動可能であ
る。
実線で示される52aの状態にあり先端パスの先端部5
2cを不図示の当接部に突き当て位置決めされている。
そして、その位置はマイクロスイッチ等の検知手段60
により検知される。
2点鎖線で示す位置52bまで回動する。
させその回転をモータ軸に取り付けられたプーリ54、
ベルト55を介して前記先端パス52回動用のレバー6
2の回転中心軸57に設けたプーリ56に伝え、レバー
62は矢印64方向に回転する。
に設けられた案内溝59と係合しておりレバー62の回
転で先端パス52が52bの位置まで矢印61方向に回
動する。なお、所定量回動した位置にはマイクロスイッ
チ等の検知手段63が設けられており、上記位置にある
事を検知する。
2を移動させる場合は、前記モータ53を逆転させ先端
パス52を52aの位置まで移動させ、その先端部52
cを不図示の当接部に当接し、位置決めされる。
トルクリミッタ(不図示)を設け、当接部に先端パス5
2が当接し60を検知後所定量モータを回転させ(トル
クリミッタの働きで先端パスは当接部に位置決めされて
動かず回転軸57のみが回転する。)れば正確な位置決
めが可能である。
検知によりモータを停止させてももちろんかまわない。
とにそれぞれ直立部19aと底部19bとからなる1対
の枠構造のビンフレーム19を有しており、該ビンフレ
ーム19の底部19b先端にはビンスライダ20が取り
付けられて、更にビンフレーム19の直立部19aとビ
ンスライダ20とがそれぞれ先端部にてビンカバー21
で固定されている。
側には、図4に示すように、支持板23が固設されてお
り、また該支持板23上には、上端部を上アーム25
に、また下端部を下アーム26に固定された回転中心軸
27が該支持板23に設けられた回転軸(不図示)と、
ビンカバー21に設けられた回転軸29とに回転自在に
支持されている。また、上記支持板23には扇形ギヤ3
1が上述支持板23に設けられた回転軸を中心として回
転自在に配置され、該扇形ギヤ31には上記下アーム2
6が固定されている。更に、支持板23の下側にはパル
スモータ32が配置されており、該パルスモータ32の
出力軸に固定されたギヤ33が上記扇形ギヤ31と噛合
している。そして、下アーム26の先端部と上アーム2
5の先端部には各ビンB…に設けられた切欠き35を全
ビンに亙って貫通する整合棒36が架設されており、該
整合棒36は扇形ギヤ31の回転により揺動するように
構成されている。更に、下アーム26には遮光板37が
設けられており、該遮光板37が下アーム26と一体に
回動することにより、前記ビンフレーム19の奥側に配
置されたホームポジションセンサ39をオン、オフする
ように構成されている。
Bには、その基端部にトラニオン30が回転自在に配置
されており、該トラニオン30がビンフレーム19の直
立部19aに設けられたスリット41から突出して上記
ガイドレール7に積み重ねられるように嵌入している
(図3参照)。そして、最下位のトラニオン30がビン
フレーム19の直立部19aに回転自在に支持された下
部ガイドコロ42に当接し、また最上位のトラニオン3
0がビンフレーム19の直立部19aに回転自在に支持
された上部ガイドコロ43に当接して、各ビンB…はビ
ンユニット9にビン間隔をトラニオン30の径に等しく
一定に保たれるように支持される。
コロ43および下部ガイドコロ42をガイドレール7に
嵌入し、該ガイドレール7に沿って上下に移動し得るよ
うになっている。
対15に対向する位置には、図2および図3に示すよう
に、カム軸ホルダ47(図2)がそれぞれ配置されてお
り、該カム軸ホルダ47と上記ベース5との間にはスラ
スト荷重を担持する軸受49を介してそれぞれリードカ
ム軸50が回転自在に配設されている。そして、これら
リードカム軸50の上方にはそれぞれ螺旋状カム面を備
えたリードカム40が固設され、また下方にはスプロケ
ット51が固設され、該スプロケット51とシフトモー
タ52との間にはチェーン53が懸架されていて、リー
ドカム40は選択により正逆両方向に回転するシフトモ
ータ52によって正逆両方向に回転し得るようになって
いる。
々中央に設けられた下部排出ローラ対15に臨んで配置
されており、該下部排出ローラ対15に対向する位置に
移動するビンBのトラニオン30を螺旋状カム面に乗せ
てガイドレール7に沿って上下に移動し(図5および図
6参照)、例えば図5に示すように、該リードカム40
の矢印A方向の1回転でトラニオン30cはリードカム
40の中間位置まで(図中図中30b位置)移動され、
更にもう1回の回転でリードカム40を通過する位置
(図中30a位置)まで移動される。そして、下部排出
ローラ対15に対向する位置にて該下部排出ローラ対1
5からシートを受けたビンBbと該Bbの上下両側に位
置するビンBa、Bbとの間に他のビンBの間隔より広
い開口部材X、Xが2個形成される。
レーム19には、図7に示すように、ビンBに収納した
シートS…に当接してシートを整合するシート整合基準
部19c、が構成されている。また、ソータ本体6には
上記下部排出ローラ対15に対向するビンに臨んで、ビ
ンBbに収納したシートを綴じ止めする電動ステイプラ
70が配置されている。
り、排出されたシートには手前1ケ所綴じ(針140の
位置の綴じ)、2ケ所綴じ(針141、142の2ケ所
の綴じ)、そして、図7においてシートS2のように排
出されたシートに対して行う奥1ケ所綴じ(針142の
綴じ)を行う。
にはステイプラ70と干渉しないように切欠500、5
01、502が設けられている。
504方向、503方向に移動可能に構成され、それぞ
れの位置で70aから70bに移動してステイプラを行
う。
する(図8、図9参照)、(図8、図3のステイプラ7
0の向きは図7における針141、142に対向した図
となっている)。前記ステイプラ70は、支軸110を
固設した第1支持部材101に固定されている。
1a、111bの穴によって前記第1支持部材101の
支軸110を回動可能に支持している。
12が設けられ、その他端を第2支持部材102に固定
する事により第2支持部材102上で第1支持部材10
1を支軸110を中心に矢印113方向に付勢しストッ
パ114で位置決めされている。
対して反対側には、第2支持部材102に固定されたソ
レノイド116につながるリンク117が連結されてい
る。
支持部材103に設けられた2本のレール118a、1
18bと揺動係合し、第2支持部材102を矢印119
方向に移動可能に支持するガイド部材120が設けられ
ている。
レール(118aまたは118b)は丸穴、他方のレー
ルは丸長穴とし、ステイプラ70を含む第2支持部材1
02の矢印121A、B方向のガタを押えている。
112が設けられ、第3支持部材103には前記ラック
ギア122と噛み合うギア124をもつモータ123が
固設されている。
記第2支持部材は前記レール118a、bにガイドされ
て矢印119方向に移動する。
第4支持部材104に設けた2本のレール125a、b
と係合し、第3支持部材103を矢印127方向に移動
可能に支持するガイド部材126a、126bが設けら
れている。前記ガイド部材126a、bのレール125
a、bと係合する穴は、一方を丸穴127、他方を丸長
穴128とし、第3支持部材103の矢印121A、1
19方向のガタ付きを押えている。
1を駆動するモータ130と軸133の周りを回転する
アイドラプーリ134が固設され、2つのプーリ13
1、134の間にベルト132を張設しており、該ベル
トは前記第3支持部材の一部136に固定されている。
なお、135はベルトテンショナーである。そして、こ
のモータ130の回転によりベルト132に駆動が伝わ
り、前記第3支持部材103は前記レール125a、b
にガイドされて矢印121B方向に移動する。
の待機位置を検知するためマイクロスイッチ等の検知手
段136、137、138が設けられている(図9参
照)。
ール139等により支持され本体からメンテナンスの際
着脱自在の構成となっており、通常は不図示のロック手
段によりソータ本体に位置決めされている。
っている。また、画像形成装置200およびソータ1に
は制御装置(CPU)1A、(CPU)200Aが付設
されており、各動作の制御および通信を行っている。
で、複写機等の画像形成装置から排出されるシートSは
搬入口10からノンソートモード(シートを分類しない
モード)、あるいはソートモード(シートを分類するモ
ード)で変位するデフレクタ17に誘導されて第1のシ
ート搬送路11、あるいは第2のシート搬送路12に導
入される。
いて説明する。
(S113)シート排出・収納された最後のビンBから
順次綴じ止めを行えば、最も効果的である。
を第1支持部材上のステイプラと共に移動させ、ステイ
プラ70を70aの位置から70cの位置に移動させて
1ビン目の綴じ止めが終了すると、モータ123を反時
計方向に回転させ(S117)、今度は70aの位置ま
で戻さず、70bの位置(中間待機位置)まで移動させ
モータ123を停止する(S119)。この位置は、検
知手段199にて検知される(S118)(図3、図1
0)。
に基づいて、2ビン目のシートに対し、前述同様の駆動
手段によりステイプラ70を70bから70cに移動
し、綴じ止め終了後、再度中間待機位置70bに戻され
る。該ステイプラの一連の動作完了信号により、次のビ
ンシフト動作を行い、これを繰り返す事により自動的に
綴じ止め動作を完了する。そして、最終ビンの綴じ止め
が終了すると、第2支持部材102を第1支持部材10
1ステイプラ70と共に戻し、ステイプラ70が70c
の位置から前述の待機位置70aに戻される。
ト時のビンシフト回数分繰り返せばよいことはいうまで
もない。
中間待機位置70bまでのステイプラ移動距離185は
70cから70aまでの距離186より短い(図8)。
これは、連続的にステイプル動作させる時のステイプラ
の退避する距離(185)はビンシフト時ビンと干渉し
ない必要最小限の移動距離としたためであり、このため
往復移動する時間が短くなり、ステイプル処理時間短縮
を可能にしている。 〈2ケ所綴じ〉 図23、図24において、制御手段から、シート2ケ所
綴じ開始の信号が送られてくると(S201)ソレノイ
ド116がオン状態(S202)となり、ステイプラ7
00と共に第1支持部材101は回転軸110を中心に
回転し位置決めされる。(図11の状態) そして、上記回転終了は、検知手段193により検知さ
れる(S203)、また102、103は待機位置にあ
るかどうかを検知手段137、138で検知し(S20
4、206)、ない場合は前記待機位置へ戻される(S
205、207)。
方向に回転し(S208)、第3支持部材103を前記
103aの位置から103bの位置まで移動させモータ
130は停止する(S210)。
り検知される(S209)。
を使用し、検知手段191により、その回転を停止させ
てよい。また、ステッピングモータ等を用いて前記待機
位置検知手段138から所定量移動させてから停止させ
ても良く、この場合検知手段191は停止位置の確認検
知の役割をもつ。
検知手段60の検知状態(S211)から移動用のモー
タ53が反時計方向に回転し(S212)、レバー62
の回転により先端パス52が52aの位置から52bの
位置に移動する。
から52bの位置に達した事を検知する(S213)と
モータ53は停止し(S214)、その位置で保持され
る。
3、137により、すべてが所定位置に移動した事が制
御手段に送られると、前述1ケ所綴じと同様に制御手段
から第2支持部材102の打ち込み位置への移動許可信
号が出されて(S215)、モータ123が時計方向に
回転し(S216)、ステイプラを70bから70cに
移動させ、198で検知後(S217)、モータ123
を停止させ(S218)、シートSの141の位置に針
Hが打ち込まれる(S219)(図11、図12)。
場合102の移動は禁止される。
置52bはステイプラ70の70cの位置への移動時干
渉しない位置に設定されている。また更に、ステイプラ
70は、検知手段63、191、193、137により
それぞれの位置を確定(特に63)して動作されている
ため、ステイプラ70とビンおよび先端パス52が干渉
する事はない。また、先端パス52の移動と101、1
03の移動は102が137により検知されている間で
あって、ステイプラ70が70aの位置にあればどちら
を先に行っても、また同時に処理してもかまわない。
みが終了する。
プラ70を前述同様の理由により、中間待機位置を、7
0bの位置に、モータ123を反時計方向に回転させ
(S225)、199検知後モータを停止させて(S2
27)復帰させる。
せ(S228)、第3支持部材103c、103cの位
置まで移動させる。103cの位置は検知手段192に
より検知される(S230)(図13)。
102を移動させ、モータ123を時計方向に回転させ
(S231)、ステイプラ70を70bから70cの位
置に移動させて、198検知後(S232)モータを停
止させ(S233)、2ケ所綴じのもう一方の位置14
2に針Hを打ち込み(S234)、1ビンの綴じのため
(S234)、モータ123を反時計方向に回転させ
(S226)、70cから70aの待機位置まで移動さ
せ、137検知後(S337)、モータ123を停止し
(S338)、1ビンについての綴じ止めが終了する。
位置にある事が検知されると、モータ53が時計方向に
回転(S239)し、前記先端パス52が52aの位置
に復帰し、検知手段60を検知(S240)し、モータ
53が停止する(S241)。
いて説明する。
動させ最後排出ビンの141の位置への綴じを行う(ス
テイプラ70は70a→70c)。
0を70cから70bの位置にモータ123を反時計方
向に回転させ(S221)、移動し、199検知後(S
222)、モータ123を停止させる(S223)。
4)と共に、上記動作(70b→70c→70b)を繰
り返し綴じを行い、コピー部数分のビン上のシートの1
41の位置の綴じを終了する。
ビンの位置で、前述同様第3支持部材を103cの位置
へ移動させる(S220〜S230)。
b→70cへ移動させステイプルを行い(S231〜S
232)、また、70bの位置へモータ123を反時計
方向に回転させ(S242)、検知手段199を検知後
(S243)、モータを停止させ(S244)戻す。
にビンをシフトさせ(S245)、同様の動作(70b
→70c→70b)をビンシフトと共に繰り返して綴じ
止めを行う(S231〜S234)。
に綴じを行ったビン)の142位置の綴じ終了後(S2
35)、ステイプラ70は70aの位置に戻され、全ビ
ンの2ケ所綴じが終了する(S226、237、23
8)。
03は、103cの位置から103aの位置に移動す
る。また、前記ステイプラ70aの位置、すなわち、第
2支持部材102が検知手段137により待機位置にあ
る事が検知されると、前記先端パス52は、シート排出
位置(52aの位置)に復帰し、その位置は、検知手段
60により検知される(S239〜S241)。
先端パス52の移動は禁止される。
イプラ70は、スラスト方向(図において手前側)で干
渉しない位置に配設されている事は述べるまでもない。 〈奥側1ケ所綴じ〉制御手段によりシート奥側1ケ所綴
じ(図13においてS2の方向で排出されたシートの1
42部の綴じ)開始信号が送られてくると(S30
1)、前述2ケ所綴じと同様にソレノイド116がオン
状態となり(S302)、ステイプラ700は図13の
状態となる。(193により上記位置を検知する(S3
03))。
138、137により検知され(S304、306)、
検知されない場合は待機位置へ戻され(S305、30
7)、第3支持部材103は103cの位置へモータ1
30を反時計方向に回転させて(S308)、移動し、
その位置は検知手段192により検知(S309)され
てモータ130は停止する(S310)。
に60を検知した状態(S311)からモータ53を反
時計方向に回転させ(S312)、52bの位置に移動
し、検知手段63を検知して(S313)、モータを停
止させる(S314)。
持部材の動作は、その順序はどの順序で行ってもかまわ
ない。
7、63によりすべての動作位置が確認されると、移動
許可信号が出され(S315)、第2支持部材102を
モータ123を時計方向に回転させ(S316)、打ち
込み位置に移動させ、ステイプラ70を70aから70
cに移動させ、198検知後(S317)、モータ12
3を停止させ(S318)、142の位置への綴じを行
い(S319)、1ビンの場合(S320)、モータ1
23を反時計方向に回転させ(S321)、70aの位
置に移動させ、137にて検知後(S322)モータ1
23を停止(S323)し、綴じ止めが終了する。ここ
でもし、63より検知が行われなかった場合、前記シー
ト打ち込みの102移動は禁止される。
位置にある事が検知されるとモータ53が時計方向に回
転し(S323)、前記先端パス52が52aの位置に
戻される。検知手段60検知後(S324)、モータ5
3が停止する(S325)。
行われない時は先端パス52の移動は禁止される。
て説明する。
の位置とし、先端パス52を52bの位置とし、前述手
前1ケ所綴じと同様にステイプラ70を70a→70c
に移動させステイプルを行い(S301〜320)の
後、モータ123を反時計方向に回転(S326)、1
99で検知(S327)される70bの位置に戻し、モ
ータを停止(S328)させる。
行った後、ビンシフト完了と共に(S329)ステイプ
ラ70の移動70b←→70cと綴じ動作を繰り返し、
所定部数分の綴じを終了し(S316〜320、S32
6〜S329)、ステイプラ70を70aの位置に戻す
(S321〜S323)。
と、先端パス52は52aの位置に戻され(137で検
知されない時は先端パス52の移動は禁止される)、第
3支持部材103も103aの位置へ戻される(S32
4、325)。
ケ所綴じ、奥側1ケ所綴じについて、1部および複数部
の綴じについて説明した。
作によりビン上への分配積載後、不図示のステイプル開
始ボタン等により行う後ステイプル動作であってもソー
ティング動作終了後自動的にステイプルが開始されるス
テイプルソート動作であっても、かまわない。
原稿コピー紙を分配積載するモード)で上記動作を行っ
てももちろんかまわない。
ては、ビン移動側のソータにステイプラを移動させ、ビ
ンの開口部に進入させ、綴じ動作を行う構成としたが、
ステイプル時シートを移動させる構成においても同様の
効果を得る事が可能である。図14、図15を用いて説
明する。
能であり、針の向きを変えるため、その向きを図14に
示すように変えながら、待機位置700Aからシート綴
じ位置700B、700C、700Dを移動するが、図
14、15の位置からビン方向へ矢印753方向には移
動しない。
は、ビンBbへのシート排出位置751aとステイプル
動作時の退避位置751bを移動可能である。図14の
状態において先端パス751(751aの状態)とステ
イプラ700(700Bの状態)で矢印750方向で干
渉しない位置となっている。
合部材755とビンストッパにより整合される。
リッパ755がシートSの図示の位置を挟持した後、ビ
ンストッパB’が整合位置B’aから退避位置B’bへ
移動する。そして、グリッパを755aから755bに
移動させてシートSをSAからSBに移動し、ステイプ
ラの打ち込み部にシート端Saを進入させ、ステイプル
動作を行いその後、シートSをビン上のSaの位置に戻
す。この時、ビンストッパB’もB’aの位置に復帰す
る。
ート排出時、ステイプラ700は、待機位置700Aに
あり、この時、先端パス751は751aの位置でシー
トをビンに排出する。
スを751aから751bの位置に移動させた後ステイ
プラ700Aからステイプル動作位置である700B〜
700Dの所定位置へ移動させる。その移動が停止する
と前記グリッパ755によりシートSをステイプラ側に
移動させステイプル動作を行う。
ンとステイプルビンを同一にでき、更に、本変更実施例
ではステイプラがビン間に進入しない構成であるため、
排出ビンBbの下側のビンBcとの隙間は、シート移動
時にBbとBcが干渉しない隙間でよいため、その高さ
を小さくすることができ、更に装置をコンパクトにでき
る。
700Eとし、先端パス751が751aの位置でシー
ト搬送排出時シートおよび先端パス751と干渉しない
位置とし、ステイプル動作時に矢印760、750に移
動させ、上記同様の動作を行うようにすれば、700B
でのステイプル動作(手前1ケ所綴じ)は先端パス75
1を751aの位置(退避させず)で行う事が可能とな
る。
0Dの位置に移動させる場合、まず、700Eの位置か
ら矢印761方向に移動させてから矢印760方向に移
動させても、もちろんかまわない。
00A、700Eを検知するステイプラ待機位置検知手
段、先端パス751が751aの位置にある時、ステイ
プル動作時のステイプラと干渉関係にあるステイプル動
作位置700C、700Dを検知する打ち込み位置検知
手段を設け、また、先端パスが排出位置751aにある
事を検知する排出検知手段、退避位置751bにある事
を検知する退避位置検知手段を設ける事により、前記ス
テイプラの打ち込み位置検知手段によりステイプラが7
00C、Dにある事を検知すると、先端パス751の7
51bから751aへの移動を禁止し、また、先端パス
751が排出位置751aにある事を検知するとステイ
プラの待機位置から、打ち込み位置への移動を禁止す
る。
たは700E)にある事を検知すると、先端パス751
の751bから751aへの移動を許可し、先端パス7
51bの位置を検知するとステイプラ700の待機位置
が打ち込み位置への移動を許可するよう構成する事によ
り、前述同様、ステイプラ700と先端パス751が動
作時干渉する事を防止することができる。
動させステイプル動作を行う構成について説明したが、
シートのみ移動させるのではなく、シートと一緒にビン
をステイプラ側に移動させる(矢印777方向)よう、
構成しても同様の効果を得る事が可能である(図1
6)。
の移動機構の変更実施例について説明する。
52の移動はモータ53により行っていた(図3参
照)。
6の移動に連動して前記先端パス767の移動を行うも
のである。
より(不図示)矢印769方向に力をうけており、その
先端部をソータ側突き当て部分770に突き当てて、ビ
ンBbへ排出位置として、位置決めしている(770は
図において手前奥の方向にステイプラと干渉しない位置
関係にある。
部材765が設けられている(ステイプラ700を綴じ
位置によって角度を変える場合、カム部材765を設け
る位置は前述第2支持部材102(図8、図9参照)に
設ける)。
ステイプラ700と第1支持部材101(図8、図9)
と共に、矢印771方向に移動させる事により、カム部
材が先端パス767に当接して、押し上げられる。
て、先端パス767bは図17の状態となりステイプル
が行われ、前述同様の駆動手段によりステイプラ700
を矢印772方向に移動させ、700aの位置に戻す事
により、先端パスは不図示のバネの力により矢印769
方向の力を受けながら、カム部材にガイドされ、767
aの位置まで移動し、突き当て部770により位置決め
される。ステイプラ700は700aの位置において、
カム部材765と先端パス767のカムとの当接部は、
接触していないため、先端パス767はステイプラ77
0により正確に位置決めされる。
な先端パス移動用モータを設ける必要がないため、更な
る構成の簡略化が可能となる。また、リンク等他の駆動
連結手段を用いてももちろんかまわない。
0を移動させる動きに連動して、先端パス767の移動
を行ったが、前述、図14、図15で示したシート側を
移動させステイプルするような装置においても、例え
ば、グリッパの動き等と連動させて、先端パスの解除を
行ってももちろんかまわない。
機構の他の実施例について説明する。
1が設けられ、第2支持部材862上を軸863を中心
に回動可能に支持されている。
けられ、モータ864に設けられたギア865により前
記ギア861に駆動が伝えられ、ステイプラ700と共
に第1支持部材869を回動させる。
省略する。
シートSの例えば、手前1ケ所綴じ140の綴じの場合
700Nの向きとし、第3支持部材103を所定位置に
移動させ、ステイプルを行う、また、2ケ所綴じ(14
1、142の綴じ)の場合、ステイプラ700Mの位置
とし、同様の綴じを行う。
側の隅部を行う場合は、700Lの位置として綴じ位置
866に図示のようにシート端縁と角度867(約45
°)をもつ綴じを行う事ができる。
でも平易に斜め方向に綴じ針Hを向けて、綴じる事が可
能となった。
(Se)図に示すように、第3支持部材を所定位置に移
動させ、ステイプラを700Pの向きにしておけば、上
記斜め綴じが可能である。
がシート束側に移動する構成のものでも、シート束また
はビントレイがステイプラ側に移動する構成のものでも
適用可能である。
移動タイプのソータについて、効果を述べたが、例え
ば、図19に示すリンク999により、ビンを開閉する
タイプ(特開昭58−17063号公報)や図20に示
すゼネバ型ソータ(特開昭60−223764号公報)
やトレーを1つしかもたないフィニッシャー等の後処理
装置に用いても同様の効果を得られる事は述べるまでも
ない。
定的に配設しステイプラを矢印780方向に移動させ、
図において、手前方向から先端パス781を解除させ
て、ステイプラを進入または を引き出しステイプルを
行うビン固定タイプのソータにおいても、上記同様の効
果を得る事ができる。
移動機構のさらに他の例を図33を用いて説明する。
1000は、破線で示す排出位置1000aと実線で示
す退避位置1000bとに移動可能になっている。ビン
Bのストッパ側には、ビンBに対して進退自在のグリッ
パ1001と、矢印1007方向に上下動可能のスタッ
カ1002がそれぞれ配設されている。
シート材Sを排出した後、退避位置1000bへ退避す
る。ビンBから離隔した位置にあるグリッパ1001
は、ビンBbに設けた切り欠きBx ((d)図参照)に
進入して1000aの位置((a)図)でビンB上のシ
ート束Sをグリップした後、(b)図に示す1000b
の位置までシート束Sを移動させる。
テイプルを行なった後でもよく、ステイプルを行なって
いない束でもよい。このグループされたシート束Sは、
1000bの位置から(c)図に示すスタッカ1002
上方の位置に移動されてスタッカ1002に順序載置さ
れ、さらにグリッパ1001の下可動部1005を10
05aの解除位置に移動させることにより、シート束S
はスタッカ1002上に積載される。
の移動は、グリッパ1001がビンB側へ進入するとき
に、不図示の連動機構を介してグリッパ1001に連動
して移動される。
は、ビン上に排出されたシート束の束移動という後処理
時に行なっても、前述実施例と同様の効果が得られる。
て、綴じを行う所定位置においては、ステイプラの停止
位置を排出手段を移動させた状態で、干渉関係にないス
テイプルを行う第1の位置とシート排出手段が排出位置
にある時、排出手段と干渉しない第2の位置と、前記第
1と第2の位置の間にあり、ビンシフトする際、ビンま
たはビン上のシートを干渉しない第3の位置を設け、ビ
ン上の複数部のシート束のステイプルを行う際はステイ
プラを第1と第3の位置の間を往復移動させながらステ
イプルを行うよう構成したため、ステイプラの移動距離
を短くする事が可能となり、この為、その処理時間を大
幅に短縮する事が可能となった。
に、それぞれの位置検知手段を設け、また、ステイプラ
がステイプル位置および待機位置の少なくとも2つの位
置を有する構成において、それぞれの位置検知手段を設
けて、 1.ステイプラがステイプル位置にある時は、排出手段
の退避位置から排出位置への移動を禁止し、排出手段が
排出位置にある時はステイプラの退避位置からステイプ
ル位置への移動を禁止する。
手段の排出位置への移動を許可し、排出手段が退避位置
にある時、ステイプラのステイプル位置への移動を許可
する。
段およびステイプラが干渉する事なく円滑にステイプル
処理を行う事が可能となった。
置から第2の位置への移動を後処理手段とシートを相対
的に移動させ、後処理を行う移動動作とカム等による駆
動連結手段により連結し、行うように構成したために移
動機構を簡易にする事が可能となった。
のシートを綴じ止めするステイプラを有した装置におい
て、ステイプラを回動可能に支持部材を有し、該支持部
材をステイプルを行うシートの端縁と略平行に移動可能
にし、シート端縁の所定位置において、ステイプラを選
択的に回動させた後、シートとステイプラを相対的に前
記シート端縁と略直交する方向に移動させシートの綴じ
を行うよう構成したため、シートを固定的にして、ステ
イプラを移動させてステイプル動作を行う場合、特にシ
ート片隅に斜めに綴じを行う場合に、装置のコンパクト
化が図られる。
度にする事が可能なためシート両隅どちらでも、また、
シートサイズが変わっても、シート端縁に対し斜めに針
を打つ事が可能となった。
ート受け皿とシート排出手段と、シートの綴じ等を行う
後処理手段を有するシート後処理装置において、シート
排出手段をシート受け皿へのシート排出を行う第1の位
置と第1の位置から所定量離間した第2の位置を移動可
能な構成とし、後処理手段とシートを相対的に移動させ
る際、前記シート排出手段を第1の位置から第2の位置
に移動させるようにしたため、例えば、2ケ所綴じ等の
シート略中央部近傍の綴じを行う場合でも、シート排出
手段と後処理手段とが干渉する事がないため、排出部に
おけるシート受け皿のシートへの処理が可能となった。
した画像形成装置の縦断側面図。
図。
面図。
動するリードカムの横断平面図。
プラ部の平面図。
イプラ部の平面図。
イプラ部の平面図。
イプラ部の平面図。
イプラ部の平面図。
の平面図。
装置の要部の縦断側面図。
装置の要部の縦断側面図。
装置の要部の概略側面図。
に係るフローチャート。
係るフローチャート。
係り図24の続きを示すフローチャート。
係るフローチャート。
係り図25の続きを示すフローチャート。
平面図。
図。
図。
他の駆動手段を示す図で、(a)図は ビン、先端パス
及びグリッパ部の側面図、(b)図、(c)図は作用
図、(d)図はビン及びグリッパの平面図。
99 検知手段 140,141,142 綴じ針 200 画像形成装置 200A 制御装置(CPU) 700 ステイプラ 755 グリッパ 765 カム 1000 先端パッド(シート排出手段) 1000a 第1の位置 1000b 第2の位置 1002 スタッカ
Claims (11)
- 【請求項1】 シートを収納する少なくとも1つのシー
ト受け皿と、該シート受け皿に前記シートを排出するシ
ート排出手段と、該シート受け皿に収納されたシートの
綴じ等を行う後処理手段と、を有するシート後処理装置
において、 前記シート排出手段を、シート受け皿へのシート排出を
行う第1の位置と前記第1の位置から所定量離間した第
2の位置とに移動可能に構成し、 前記シート受け皿上のシート端縁の所定位置で、シート
と後処理手段を相対的に移動させて前記後処理手段を動
作させる時、 前記シート排出手段を第1の位置から第2の位置に移動
させて後処理手段を動作させることを特徴とするシート
後処理装置。 - 【請求項2】 シートを収納する少なくとも1つのシー
ト受け皿と、該シート受け皿に前記シートを排出するシ
ート排出手段と、該シート受け皿上に収納されたシート
の綴じ等を行う後処理手段と、を有し、シート端縁を前
記後処理手段により後処理を行うよう構成したシート後
処理装置において、 前記後処理手段を、前記シート端縁の所定位置に後処理
を行えるよう後処理を行うシート端縁と略平行に移動可
能にし、 前記シート排出手段を、シート受け皿へのシート排出を
行う第1の位置と前記第1の位置から所定量離間した第
2の位置とに移動可能に構成し、 前記シート端縁の少なくとも一方の隅部の後処理を行う
時は、前記シート排出手段を第1の位置のままで後処理
手段を動作させ、前記シート端縁の略中央近傍または他
方の隅部の後処理を行う時は、前記シート排出手段を第
2の位置にして後処理手段を動作させることを特徴とす
るシート後処理装置。 - 【請求項3】 シートを収納する複数のシート受け皿
と、該シート受け皿を移動させる移動手段と、前記シー
ト受け皿にシートを排出するシート排出手段と、該シー
ト受け皿に収納されたシートの綴じ等を行う後処理手段
と、を有するシート後処理装置において、 前記シート排出手段を、シート受け皿へのシート排出を
行う第1の位置と前記第1の位置から所定量離間した第
2の位置とに移動可能に構成し、 前記後処理手段を、前記シート受け皿上のシートの綴じ
止め等を行う時、前記排出手段側からシート受け皿側に
移動させて綴じ等を行うように構成し、 前記後処理手段が前記後処理動作時に前記シート排出手
段と重なる領域にある場合、 前記後処理手段は、後処理を行う第1の位置と、シート
排出手段と干渉しない第2の位置と、そして前記第1の
位置と第2の位置との間であってシート受け皿移動時に
シート受け皿または受け皿上のシートと干渉しない第3
の位置と、を有する事を特徴とするシート後処理装置。 - 【請求項4】 シートを収納する少なくとも1つのシー
ト受け皿と、該シート受け皿に前記シートを排出するシ
ート排出手段と、該シート受け皿に収納されたシートの
綴じ等を行う後処理手段とを有し、 前記後処理手段により受け皿上のシートの後処理を行う
場合、後処理手段とシートとを相対的に移動させ後処理
を行うよう構成したシート後処理装置において、 前記後処理手段とシートは、後処理を行う第1の位置と
該第1の位置から相対的に離間した第2の位置との少な
くとも2つの位置をとり、 前記排出手段は、シート受け皿へのシート排出を行う第
1の位置と前記第1の位置から所定量離間した第2の位
置との少なくとも2つの位置をとり、 前記後処理手段とシートが前記第1の位置にある事を検
知する第1の検知手段と、 前記排出手段が前記第1の位置にある事を検知する第2
の検知手段と、を有し、 前記第1の検知手段の検知によりシートと後処理手段が
第1の位置にある時は排出手段の第2の位置から第1の
位置への移動を不可にし、前記第2の検知手段の検知に
より排出手段が第1の位置にある時は前記シートと後処
理手段が第1の位置になる事を不可にし、 前記第1の検知手段の検知によりシートと後処理手段が
第2の位置にある時は排出手段の第2の位置から第1の
位置への移動を許可し、前記第2の検知手段の検知によ
り排出手段が第2の位置にある時は、前記シートと後処
理手段が第1の位置になる事を許可する事を特徴とする
シート後処理装置。 - 【請求項5】 前記シート排出手段の第1の位置から第
2の位置への移動を、前記後処理手段とシートとを相対
的に移動させて後処理を行う移動動作に連動して行う事
を特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のシ
ート後処理装置。 - 【請求項6】 後処理手段は、前記シート受け皿の前記
排出手段側の端部に対向して設けられて前記シート受け
皿に対して進退自在であって、前記シート受け皿上に排
出されたシート束の端部を挟持可能の挟持手段であっ
て、該挟持手段の前記シート受け皿側への移動時に連動
して前記シート排出手段を第1の位置から第2の位置へ
移動させることを特徴とする請求項1ないし4の何れか
1項に記載のシート後処理装置。 - 【請求項7】 前記後処理手段を回動可能に支持する支
持部材を有し、該支持部材は前記シート受け皿上のシー
トの後処理を行うシート端縁と略平行に移動可能に構成
し、 前記シート端縁の所定位置において前記後処理手段を選
択的に回動させた後、前記シートと後処理手段とを、前
記シート端縁と略直交する方向に相対的に移動させてシ
ートの後処理を行うことを特徴とする請求項1ないし4
何れか1項に記載のシート後処理装置。 - 【請求項8】 前記後処理手段はとじ手段であって、と
じ手段を選択的に回動させる位置が少なくとも一方のシ
ート端縁隅部であり、その回動方向は前記後処理手段の
綴じ針の向きがシート隅部の両端縁と綴じ針の方向とで
略三角形形状となる方向であることを特徴とする請求項
7に記載のシート後処理装置。 - 【請求項9】 シートを収納する少なくとも1つのシー
ト受け皿と、該シート受け皿に前記シートを排出するシ
ート排出手段と、該シート受け皿に収納されたシートの
綴じ等を行う後処理手段と、を有するシート後処理装置
を備える画像形成装置において、 前記シート排出手段を、シート受け皿へのシート排出を
行う第1の位置と前記第1の位置から所定量離間した第
2の位置とに移動可能に構成し、 前記シート受け皿上のシート端縁の所定位置で、シート
と後処理手段を相対的に移動させて前記後処理手段を動
作させる時、 前記シート排出手段を第1の位置から第2の位置に移動
させて後処理手段を動作させることを特徴とするシート
後処理装置を備える画像形成装置。 - 【請求項10】 シートを収納する少なくとも1つのシ
ート受け皿と、該シート受け皿に前記シートを排出する
シート排出手段と、該シート受け皿上に収納されたシー
トの綴じ等を行う後処理手段と、を有し、シート端縁を
前記後処理手段により後処理を行うよう構成したシート
後処理装置を備える画像形成装置において、 前記後処理手段を、前記シート端縁の所定位置に後処理
を行えるよう後処理を行うシート端縁と略平行に移動可
能にし、 前記シート排出手段を、シート受け皿へのシート排出を
行う第1の位置と前記第1の位置から所定量離間した第
2の位置とに移動可能に構成し、 前記シート端縁の少なくとも一方の隅部の後処理を行う
時は、前記シート排出手段を第1の位置のままで後処理
手段を動作させ、前記シート端縁の略中央近傍または他
方の隅部の後処理を行う時は、前記シート排出手段を第
2の位置にして後処理手段を動作させることを特徴とす
るシート後処理装置を備える画像形成装置。 - 【請求項11】 前記シート排出手段の第1の位置から
第2の位置への移動を、前記後処理手段とシートとを相
対的に移動させて行う後処理動作前において、モータに
より行うことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1
項に記載のシート後処理装置。
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