JPH10120286A - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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Publication number
JPH10120286A
JPH10120286A JP31896097A JP31896097A JPH10120286A JP H10120286 A JPH10120286 A JP H10120286A JP 31896097 A JP31896097 A JP 31896097A JP 31896097 A JP31896097 A JP 31896097A JP H10120286 A JPH10120286 A JP H10120286A
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JP
Japan
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sheet
stapler
bin
binding
support member
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Application number
JP31896097A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Takehara
良文 竹原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個のステイプラでシートの隅部と端縁部と
の両方での綴じ作動を効率よく行う。 【解決手段】 ステイプラ70は、第2支持部材に支軸
110により回転自在に支持される第1支持部材101
に固設される。第2支持部材は、第3支持部材103に
矢印119方向に移動自在に支持され、更に第3支持部
材は第4支持部材104に矢印121B方向に移動自在
に支持される。ステイプラ70を矢印180方向に移動
し、綴じ位置140に針止めし、ソレノイド116によ
り起立方向に回動して、ベルト132により移動し、か
つ矢印180方向に移動して綴じ位置141,142に
針止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート後処理装置、
詳細には、例えは複写機、印刷機、レーザビームプリン
タ等の画像形成装置から画像形成後に排出される複写用
紙等のシート部材を順次受け皿(以下「ビントレイ」と
称す)に分類・収納した後の後処理機能を有するシート
後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビンに臨んで進退自在に配置した
綴じ装置を備えるシート後処理装置(以下、ソータとい
う)はビンに綴じ装置を挿入し、該ビンに分類・収納し
たシートを該綴じ装置(以下「ステイプラ」という)に
よりビン毎に順次綴じていた。
【0003】そして、シート片隅の綴じを行う装置(図
27)においては、排出ローラ980等により排出され
るビンBの手前側等にステイプラ700を配設し、綴じ
動作時該ビンに綴じ装置を進入させシート片隅を綴じて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来例では、ビンストッパー側2ケ 所の平行綴じとシート
奥側又は手前側のコーナー部を斜めに綴じる斜め綴じを
1つのステイプラで行なえるものはなかった。
【0005】本発明は、シートのコーナー部と端縁部と
の両方でのシート束の後処理を可能にしたシート後処理
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、シートを収納する少なくとも
1つのシート受け皿と、該シート受け皿に前記シートを
排出するシート排出手段と、該シート受け皿に収納され
たシートのとじ等を行う後処理手段と、を有するシート
後処理装置において、前記後処理手段を回動可能に支持
する支持部材を有し、該支持部材は前記シート受け皿上
のシートの後処理を行うシート端縁と略平行に移動可能
に構成し、前記シート端縁の所定位置において前記後処
理手段を選択的に回動させ、前記シートと後処理手段と
を、前記シート端縁と交わる方向に相対的に移動させて
シートの後処理を行うことを特徴とする。
【0007】また、前記後処理手段がステイプラであ
り、かつ該ステイプラを選択的に回動させる位置が少な
くとも一方のシート端縁隅部であり、その回動方向は前
記ステイプラの綴じ針の向きがシート隅部の両端縁と綴
じ針の方向とで略三角形形状となる方向であることを特
徴とする。
【0008】[作用]以上構成に基づき、ステイプラ等
の後処理手段を回動可能に支持する支持部材を該後処理
を行うシートの端縁と略平行に移動可能にし、シート端
縁の所定位置において、後処理手段を選択的に回動さ
せ、シートと後処理手段を相対的に前記シート端縁と交
わる方向に移動させシートの綴じを行う。これにより、
シートの隅部(コーナー部)にてステイプラ等の後処理
を行うことができると共に、シートの端縁部に例えば複
数個の後処理(例えば平行綴じ)を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を添付図面
を用いて説明する。
【0010】図1は本発明のシート後処理装置の全体図
である。図1に示すように画像形成装置200の上面に
は、原稿を自動循環させる原稿自動送り装置300が設
置され、また下流には、n枚のビントレイB(B1、B
2…Bn)を有するソート装置(以下ソータという)1
が付設されている。
【0011】画像形成装置200は、周知の電子写真方
式を用いたもので、ここでは詳細な説明は省略するが、
プラテンガラス208上に位置決められた原稿を図示し
ない光学系により、感光ドラム201上へ作像し、感光
ドラム201周りに設けられた現像器202、転写電極
203により、シートへ画像を転写し、定着器205で
永久的に定着するものである。
【0012】ソータ1は、図2および図3に示すよう
に、1対の前後の側板3、ベース5およびカバー4から
なるソータ本体6を有すると共に、多数のビンB…を収
納し、ソータ本体6にそれぞれ設けられたガイドレール
7に沿って上下に移動し得るビンユニット9を備えてい
る。
【0013】そして、ソータ本体6には、複写機等画像
形成装置から排出されるシートSを搬入する搬入口10
が設けられており、該搬入口10から上記ビンユニット
9方向にかけて第1のシート搬送路11が構成され、ま
た該第1のシート搬送路11から分岐して第2のシート
搬送路12が構成されており、第1のシート搬送路11
の下流側にはノンソートシート(分類しないシート)を
排出する上部排出ローラ対13が、また、第2のシート
搬送路12の下流側にはソートシート(分離するシー
ト)を排出する下部排出ローラ対15が配置されてい
る。
【0014】また、これら第1および第2のシート搬送
路11、12の分岐部には搬入ローラ対16およびデフ
レクタ17が配置されており、該デフレクタ17は、ノ
ンソートモード(シートを分類しないモード)が選択さ
れるとシートSを第1のシート搬送路11へ誘導するよ
うに変位し、またソートモード(シートを分類するモー
ド)が選択されるとシートSを第2のシート搬送路12
へ誘導するように変位する。前記ソートパス12は入口
ローラ対16と排出ローラ対15の間に中継ローラ対5
1、中継コロ63を配置しており、その位置は本体から
排出される最小サイズ(シート送り方向最初サイズ)の
シートを搬送可能に配置されている。
【0015】また、前記ソートパス12はその先端部を
先端パス52として構成し、該先端パス52は前記中継
ローラ対51の駆動ローラ51aを中心に回動可能であ
る。通常のシート搬送時は前記先端パス52は実線で示
される52aの状態にあり先端パスの先端部52cを不
図示の当接部に突き当て位置決めされている。そして、
その位置はマイクロスイッチ等の検知手段60により検
知される。
【0016】先端パス52は、次に示す駆動手段により
2点鎖線で示す位置52bまで回動する。その回動はモ
ータ53を反時計方向に回転させその回転もモータ軸に
取り付けられたプーリ54、ベルト55を介して前記先
端パス52回動用のレバー62の回転中心軸57に設け
たプーリ56に伝え、レバー62は矢印64方向に回転
する。レバー62先端のピン58は先端パス52に設け
られた案内溝59と係合しておりレバー62の回転で先
端パス52が52bの位置まで矢印61方向に回動す
る。なお、所定量回動した位置にはマイクロスイッチ等
の検知手段63が設けられており、上記位置にある事を
検知する。そして、再度シート搬送位置に先端パス52
を移動させる場合は、前記モータ53を逆転させ先端パ
ス52を52aの位置まで移動させ、その先端部52c
を不図示の当接部に当接し、位置決めされる。
【0017】なお、例えば、この時レバー回転軸57に
トルクリミッタ(不図示)を設け、当接部に先端パス5
2が当接し60を検知後所定量モータを回転させ(トル
クリミッタの働きで先端パスは当接部に位置決めされて
動かず回転軸57のみが回転する。)れば正確な位置決
めが可能である。また、当接部をもたず前記検知手段6
0の検知によりモータを停止させてももちろんかまわな
い。
【0018】また、上記ビンユニット9は、前側と奥側
とにそれぞれ直立部19aと底部19bとからなる1対
の枠構造のビンフレーム19を有しており、該ビンフレ
ーム19の底部19b先端にはビンスライダ20が取り
付けられて、更にビンフレーム19の直立部19aとビ
ンスライダ20とがそれぞれ先端部にてビンカバー21
で固定されている。
【0019】そして、上記ビンフレーム19の基端部奥
側には、図4に示すように、支持板23が固設されてお
り、また該支持板23上には、上端部を上アーム25
に、また下端部を下アーム26に固定された回転中心軸
27が該支持板23に設けられた回転軸(不図示)と、
ビンカバー21に設けられた回転軸29とに回転自在に
支持されている。また、上記支持板23には扇形ギヤ3
1が上述支持板23に設けられた回転軸を中心として回
転自在に配置され、該扇形ギヤ31には上記下アーム2
6が固定されている。更に、支持板23の下側にはパル
スモータ32が配置されており、該パルスモータ32の
出力軸に固定されたギヤ33が上記扇形ギヤ31と噛合
している。そして、下アーム26の先端部と上アーム2
5の先端部には各ビンB…に設けられた切欠き35を全
ビンに亙って貫通する整合棒36が架設されており、該
整合棒36は扇形ギヤ31の回転により揺動するように
構成されている。更に、下アーム26には遮光板37が
設けられており、該遮光板37が下アーム26と一体に
回動することにより、前記ビンフレーム19の奥側に配
置されたホームポジションセンサ39をオン、オフする
ように構成されている。
【0020】また、該ビンユニット9に収納されたビン
Bには、その基端部にトラニオン30が回転自在に配置
されており、該トラニオン30がビンフレーム19の直
立部19aに設けられたスリット41から突出して上記
ガイドレール7に積み重ねられるように嵌入している
(図3参照)。そして、最下位のトラニオン30がビン
フレーム19の直立部19aに回転自在に支持された下
部ガイドコロ42に当接し、また最上位のトラニオン3
0がビンフレーム19の直立部19aに回転自在に支持
された上部ガイドコロ43に当接して、各ビンB…はビ
ンユニット9にビン間隔をトラニオン30の径に等しく
一定に保たれるように支持される。そして、ビンユニッ
ト9は上記上部ガイドコロ43および下部ガイドコロ4
2をガイドレール7に嵌入し、該ガイドレール7に沿っ
て上下に移動し得るようになっている。
【0021】また、前後の側板3の上記下部排出ローラ
対15に対向する位置には、図2および図3に示すよう
に、カム軸ホルダ47(図2)がそれぞれ配置されてお
り、該カム軸ホルダ47と上記ベース5との間にはスラ
スト荷重を担持する軸受49を介してそれぞれリードカ
ム軸50が回転自在に配設されている。そして、これら
リードカム軸50の上方にはそれぞれ螺旋状カム面を備
えたリードカム40が固設され、また下方にはスプロケ
ット151が固設され、該スプロケット151とシフト
モータ152との間にはチェーン153が懸架されてい
て、リードカム40は選択により正逆両方向に回転する
シフトモータ152によって正逆両方向に回転し得るよ
うになっている。
【0022】また、リードカム40は、ソータ本体6略
々中央に設けられた下部排出ローラ対15に臨んで配置
されており、該下部排出ローラ対15に対向する位置に
移動するビンBのトラニオン30を螺旋状カム面に乗せ
てガイドレール7に沿って上下に移動し(図5および図
6参照)、例えば図5に示すように、該リードカム40
の矢印A方向の1回転でトラニオン30cはリードカム
40の中間位置まで(図中図中30b位置)移動され、
更にもう1回の回転でリードカム40を通過する位置
(図中30a位置)まで移動される。そして、下部排出
ローラ対15に対向する位置にて該下部排出ローラ対1
5からシートを受けたビンBbと該Bbの上下両側に位
置するビンBa、Bbとの間に他のビンBの間隔より広
い開口部材X、Xが2個形成される。
【0023】一方、上記ビンユニット9の前側のビンフ
レーム19には、図7に示すように、ビンBに収納した
シートS…に当接してシートを整合するシート整合基準
部19cが構成されている。また、ソータ本体6には上
記下部排出ローラ対15に対向するビンに臨んで、ビン
Bbに収納したシートを綴じ止めする電動ステイプラ7
0が配置されている。そして、後述するステイプラ移動
機構により、排出されたシートには手前1ケ所綴じ(針
140の位置の綴じ)、2ケ所綴じ(針141、142
の2ケ所の綴じ)、更に図7においてシートS2のよう
に排出されたシートに対して行う奥1ケ所綴じ(針14
2の綴じ)を行う。
【0024】なお、ビンBの前述ステイプラを行う位置
にはステイプラ70と干渉しないように切欠500、5
01、502が設けられている。また、ステイプラ70
は図7において矢印504方向、503方向に移動可能
に構成され、それぞれの位置で70aから70cに移動
してステイプラを行う。
【0025】次に、ステイプラ装置100について説明
する(図8、図9参照)。なお、図8,図9のステイプ
ラ70の向きは図7における針141、142に対応し
た図となっている。
【0026】前記ステイプラ70は、支軸110を固設
した第1支持部材101に固定されている。第2支持部
材102は、2つの支持部111a、111bの穴によ
って前記第1支持部材101の支軸110を回動可能に
支持している。また、前記第1支持部材の一端にはバネ
112が設けられ、その他端を第2支持部材102に固
定する事により第2支持部材102上で第1支持部材1
01を支軸110を中心に矢印113方向に付勢しスト
ッパ114で位置決めされている。また、前記バネ部材
112と支軸110に対して反対側には、第2支持部材
102に固定されたソレノイド116につながるリンク
117が連結されている。
【0027】更に、第2支持部材102の下部には第3
支持部材103に設けられた2本のレール118a、1
18bと揺動係合し、第2支持部材102を矢印119
方向に移動可能に支持するガイド部材120が設けられ
ている。前記ガイド部材120の係合穴は、1本のレー
ル(118aまたは118b)は丸穴、他方のレールは
丸長穴とし、ステイプラ70を含む第2支持部材102
の矢印121A、B方向のガタを押えている。また、第
2支持部材102にはラックギア122が設けられ、第
3支持部材103には前記ラックギア122と噛み合う
ギア124をもつモータ123が固設されている。そし
て、第2支持部材102は、このモータ123の回転に
より前記第2支持部材は前記レール118a、bにガイ
ドされて矢印119方向に移動する。
【0028】また、更に第3支持部材103の下部には
第4支持部材104に設けた2本のレール125a、b
と係合し、第3支持部材103を矢印127方向に移動
可能に支持するガイド部材126a、126bが設けら
れている。前記ガイド部材126a、bのレール125
a、bと係合する穴は、一方を丸穴127、他方を丸長
穴128とし、第3支持部材103の矢印121A、1
19方向のガタ付きを押えている。また、第4支持部材
にはベルトプーリ131を駆動するモータ130と軸1
33の周りを回転するアイドラプーリ134が固設さ
れ、2つのプーリ131、134の間にベルト132を
張設しており、該ベルトは前記第3支持部材の一部13
6に固定されている。なお、135はベルトテンショナ
ーである。そして、このモータ130の回転によりベル
ト132に駆動が伝わり、前記第3支持部材103は前
記レール125a、bにガイドされて矢印121B方向
に移動する。
【0029】前記第1、第2、第3支持部材それぞれの
待機位置を検知するためマイクロスイッチ等の検知手段
136、137、138が設けられている(図9参
照)。前記第4支持部材104はアキュライドレール1
39等により支持され本体からメンテナンスの際着脱自
在の構成となっており、通常は不図示のロック手段によ
りソータ本体に位置決めされている。
【0030】ステイプラ装置100は以上の構成からな
っている。また、画像形成装置200およびソータ1に
は制御装置(CPU)1A、(CPU)200A付設さ
れており、各動作の制御および通行を行っている。
【0031】本実施例は以上のような構成からなるの
で、複写機等の画像形成装置から排出されるシートSは
搬入口10からノンソートモード(シートを分類しない
モード)、あるいはソートモード(シートを分類するモ
ード)で変位するデフレクタ17に誘導されて第1のシ
ート搬送路11、あるいは第2のシート搬送路12に導
入される。
【0032】次に、複数のビンB…の綴じ止め動作につ
いて説明する。複数のビンB…の綴じ止め動作において
は(S113)シート排出・収納された最後のビンBか
ら順次綴じ止めを行えば、最も効果的である。
【0033】まず、前述したように第2支持部材102
を第1支持部材上のステイプラと共に移動させ、ステイ
プラ70を70a(図9)の位置から70c(図10)
の位置に移動させて1ビン目の綴じ止めが終了すると、
モータ123を反時計方向に回転させ(S117)、今
度は70aの位置まで戻さず、70bの位置(中間待機
位置)まで移動させモータ123を停止する(S11
9)。この位置は、検知手段199にて検知される(S
118)(図3、図10)。
【0034】そして、ビンシフト完了信号(S120)
に基づいて、2ビン目のシートに対し、前述同様の駆動
手段によりステイプラ70を70bから70cに移動
し、綴じ止め終了後、再度中間待機位置70bに戻され
る。該ステイプラの一連の動作完了信号により、次のビ
ンシフト動作を行い、これを繰り返す事により自動的に
綴じ止め動作を完了する。そして、最終ビンの綴じ止め
が終了すると、第2支持部材102を第1支持部材10
1ステイプラ70と共に戻し、ステイプラ70が70c
の位置から前述の待機位置70aに戻される。自動綴じ
止め時のビンシフト回数は、ソート時のビンシフト回数
分繰り返せばよいことはいうまでもない。
【0035】前述のステイプラ打ち込み位置70cから
中間待機位置70bまでのステイプラ移動距離185は
70cから70aまでの距離186より短い(図8)。
これは、連続的にステイプル動作させる時のステイプラ
の退避する距離(185)はビンシフト時ビンと干渉し
ない必要最小限の移動距離としたためであり、このため
往復移動する時間が短くなり、ステイプル処理時間短縮
を可能にしている。〈2ケ所綴じ〉図23、図24にお
いて、制御手段から、シート2ケ所綴じ開始の信号が送
られてくると(S201)ソレノイド116がオン状態
(S202)となり、ステイプラ700と共に第1支持
部材101は回転軸110を中心に回転し位置決めされ
る(図11の状態)。そして、上記回転終了は、検知手
段193により検知される(S203)、また第1及び
第2支持部材102、103は待機位置にあるかどうか
を検知手段137、138で検知し(S204、20
6)、ない場合は前記待機位置へ戻される(S205、
207)。
【0036】上記動作と前後してモータ130が反時計
方向に回転し(S208)、第3支持部材103を前記
103aの位置から103bの位置まで移動させモータ
130は停止する(S210,図11)。上記103b
の位置は検知手段191により検知される(S20
9)。上記モータ130は例えば、DCモータ等を使用
し、検知手段191により、その回転を停止させてよ
い。また、ステッピングモータ等を用いて前記待機位置
検知手段138から所定量移動させてから停止させても
良く、この場合検知手段191は停止位置の確認検知の
役割をもつ。
【0037】前記動作と前後して前述は先端パス52は
検知手段60の検知状態(S211)から移動用のモー
タ53が反時計方向に回転し(S212)、レバー62
の回転により先端パス52が52aの位置から52bの
位置に移動する。そして、検知手段63により先端パス
52から52bの位置に達した事を検知する(S21
3)とモータ53は停止し(S214)、その位置で保
持される。
【0038】そして、前記検知手段191、193、6
3、137により、すべてが所定位置に移動した事が制
御手段に送られると、前述1ケ所綴じと同様に制御手段
から第2支持部材102の打ち込み位置への移動許可信
号が出されて(S215)、モータ123が時計方向に
回転し(S216)、ステイプラを70bから70cに
移動させ、検知手段198で検知後(S217)、モー
タ123を停止させ(S218)、シートSの141の
位置に針が打ち込まれる(S219)(図11、図1
2)。ここで、もし検知手段63の検知が行われなかっ
た場合第2支持部材102の移動は禁止される。
【0039】上記動作において、先端パス52の解除位
置52bはステイプラ70の70cの位置への移動時干
渉しない位置に設定されている。また更に、ステイプラ
70は、検知手段63、191、193、137により
それぞれの位置を確定(特に63)して動作されている
ため、ステイプラ70とビンおよび先端パス52が干渉
する事はない。また、先端パス52の移動と101、1
03の移動は102が137により検知されている間で
あって、ステイプラ70が70aの位置にあればどちら
を先に行っても、また同時に処理してもかまわない。そ
して、ステイプラ70による針の打ち込みが終了する。
【0040】1ビンの処理の場合(S220)、ステイ
プラ70を前述同様の理由により、中間待機位置を、7
0bの位置に、モータ123を反時計方向に回転させ
(S225)、検知手段199による検知後モータを停
止させて(S227)復帰させる。次に、モータ130
を反時計方向に回転させ(S228)、第3支持部材1
03cを103cの位置まで移動させる。103cの位
置は検知手段192により検知される(S230)(図
13)。そして、上記位置において、第2支持部材10
2を移動させ、モータ123を時計方向に回転させ(S
231)、ステイプラ70を70bから70cの位置に
移動させて、検知手段198による検知後(S23
2)、モータを停止させ(S233)、2ケ所綴じのも
う一方の位置142に針を打ち込み(S234)、1ビ
ンの綴じのため(S234)、モータ123を反時計方
向に回転させ(S226)、ステイプラ70を70cか
ら70aの待機位置まで移動させ、検知手段137によ
る検知後(S337)、モータ123を停止し(S33
8)、1ビンについての綴じ止めが終了する。検知手段
137により第2支持部材が待機位置にある事が検知さ
れると、モータ53が時計方向に回転(S239)し、
前記先端パス52が52aの位置に復帰し、検知手段6
0を検知(S240)し、モータ53が停止する(S2
41)。次に、複数のビンB…の綴じ止め動作について
説明する。まず、第3支持部材103を103bの位置
に移動させ、最後排出ビンBnの綴じ位置141の位置
への綴じを行う(ステイプラ70は70a→70c)。
【0041】S201〜S220そして、ステイプラ7
0を70cから70bの位置にモータ123を反時計方
向に回転させて(S221)移動し、検知手段199に
よる検知後(S222)、モータ123を停止させる
(S223)。そして、前述同様にビンシフト完了(S
224)と共に、上記動作(70b→70c→70b)
を繰り返し綴じを行い、コピー部数分のビン上のシート
の141の位置の綴じを終了する。そして、綴じ位置1
41の位置での綴じの最終綴じビンの位置で、前述同様
第3支持部材103を103cの位置(綴じ位置142
の位置)へ移動させる(S220〜S230)。そし
て、その位置でステイプラ70を70b→70cへ移動
させステイプルを行い(S231〜S232)、また、
70bの位置へモータ123を反時計方向に回転させ
(S242)、検知手段199を検知後(S243)、
モータを停止させ(S244)戻す。
【0042】そして、前記ビンシフトした方向と逆方向
にビンをシフトさせ(S245)、同様の動作(70b
→70c→70b)をビンシフトと共に繰り返して綴じ
止めを行う(S231〜S234)。そして、最後のビ
ン(141の位置で最初に綴じを行ったビン)の綴じ位
置142の位置の綴じ終了後(S235)、ステイプラ
70は70aの位置に戻され、全ビンの2ケ所綴じが終
了する(S226、237、238)。
【0043】そして、所定タイミングで第3支持部材1
03は、103cの位置から103aの位置に移動す
る。また、前記ステイプラ70aの位置、すなわち、第
2支持部材102が検知手段137により待機位置にあ
る事が検知されると、前記先端パス52は、シート排出
位置(52aの位置)に復帰し、その位置は、検知手段
60により検知される(S239〜S241)。検知手
段137により検知されない場合は先端パス52の移動
は停止される。なお、図3において、検知手段60とス
テイプラ70は、スラスト方向(図において手前側)で
干渉しない位置に配設されている事は述べるまでもな
い。 〈奥側1ケ所綴じ〉制御手段によりシート奥側1ケ所綴
じ(図13においてS2の方向で排出されたシートの綴
じ位置142部の綴じ)開始信号が送られてくると(S
301)、前述2ケ所綴じと同様にソレノイド116が
オン状態となり(S302)、ステイプラ70は図13
の状態となる。(検知手段193により上記位置を検知
する(S303))。そして、前述同様各部初期位置は
検知手段138、137により検知され(S304、3
06)、検知されない場合は待機位置へ戻され(S30
5、307)、第3支持部材103は103cの位置へ
モータ130を反時計方向に回転させて(S308)移
動し、その位置は検知手段192により検知(S30
9)されてモータ130は停止する(S310)。ま
た、先端パス52も前述2ケ所綴じと同様に検知手段6
0を検知した状態(S311)からモータ53を反時計
方向に回転させ(S312)、52bの位置に移動し、
検知手段63を検知して(S313)、モータを停止さ
せる(S314)。前記パス52の動作と第1、第2、
第3支持部材の動作は、その順序はどの順序で行っても
かまわない。
【0044】前記同様検知手段192、193、13
7、63によりすべての動作位置が確認されると、移動
許可信号が出され(S315)、第2支持部材102を
モータ123を時計方向に回転させ(S316)、打ち
込み位置に移動させ、ステイプラ70を70aから70
cに移動させ、検知手段198の検知後(S317)、
モータ123を停止させ(S318)、綴じ位置142
の位置への綴じを行い(S319)、1ビンの場合(S
320)、モータ123を反時計方向に回転させ(S3
21)、ステイプラ70を70aの位置に移動させ、検
知手段137にて検知後(S322)モータ123を停
止(S323)し、綴じ止めが終了する。ここでもし、
検知手段63より検知が行われなかった場合、前記シー
ト打ち込みの102移動は禁止される。検知手段137
により第2支持部材が待機位置にある事が検知されると
モータ53が時計方向に回転し(S323)、前記先端
パス52が52aの位置に戻される。検知手段60の検
知後(S324)、モータ53が停止する(S32
5)。ここで、前記検知手段137により検知が行われ
ない時は先端パス52の移動は禁止される。
【0045】次に、複数ビンB…の綴じ止め動作につい
て説明する。前述同様、第3支持部材103を103c
の位置とし、先端パス52を52bの位置とし、前述手
前1ケ所綴じと同様にステイプラ70を70a→70c
に移動させステイプルを行い(S301〜320)、そ
の後、モータ123を反時計方向に回転し(S32
6)、検知手段199で検知(S327)されるステイ
プラ70の70bの位置に戻し、モータを停止(S32
8)させる。
【0046】1ビン目のシートの綴じ位置142の位置
の綴じを行った後、ビンシフト完了と共に(S329)
ステイプラ70の移動(70b←→70c)と綴じ動作
を繰り返し、所定部数分の綴じを終了し(S316〜3
20、S326〜S329)、ステイプラ70を70a
の位置に戻す(S321〜S323)。
【0047】前述同様に、ステイプラの70aの位置を
検知手段137で検知すると、先端パス52は52aの
位置に戻され(検知手段137で検知されない時は先端
パス52の移動は禁止される)、第3支持部材103も
103aの位置へ戻される(S324、325)。
【0048】以上、ステイプル動作手前1ケ所綴じ、2
ケ所綴じ、奥側1ケ所綴じについて、1部および複数部
の綴じについて説明した。前記綴じ止めモードについて
は、ソート動作によりビン上への分配積載後、不図示の
ステイプル開始ボタン等により行う後ステイプル動作で
あってもソーティング動作終了後自動的にステイプルが
開始されるステイプルソート動作であっても、かまわな
い。また、グループモード(同一ビン上に同一原稿コピ
ー紙を分配積載するモード)で上記動作を行ってももち
ろんかまわない。
【0049】〈他の実施例〉以上本発明実施の構成とし
ては、ビン移動側のソータにステイプラを移動させ、ビ
ンの開口部に進入させ、綴じ動作を行う構成としたが、
ステイプル時シートを移動させる構成においても同様の
効果を得る事が可能である。図14、図15を用いて説
明する。
【0050】ステイプラ70は矢印750方向に移動可
能であり、針の向きを変えるため、その向きを図14に
示すように変えながら、待機位置700Aからシート綴
じ位置700B、700C、700Dを移動するが、図
14、15の位置からビン方向へ矢印753方向には移
動しない。排出ローラ対752をもつ先端パス751
は、ビンBbへのシート排出位置751aとステイプル
動作時の退避位置751bを移動可能である。図14の
状態において先端パス751(751aの状態)とステ
イプラ700(700Bの状態)で矢印750方向で干
渉しない位置となっている。ビンB上のシートSは、基
準壁754と整合部材755とビンストッパにより整合
される。
【0051】そして、ステイプル動作を行う場合は、グ
リッパ755がシートSの図示の位置を挟持した後、ビ
ンストッパB’が整合位置B’aから退避位置B’bへ
移動する。そして、グリッパを755aから755bに
移動させてシートSをSAからSBに移動し、ステイプ
ラの打ち込み部にシート端Saを進入させ、ステイプル
動作を行いその後、シートSをビン上のSaの位置に戻
す。この時、ビンストッパB’もB’aの位置に復帰す
る。
【0052】以上の構成のソータにおいて、ビンへのシ
ート排出時、ステイプラ700は、待機位置700Aに
あり、この時、先端パス751は751aの位置でシー
トをビンに排出する。そして、ステイプルを行う場合
は、先端パスを751aから751bの位置に移動させ
た後ステイプラ700Aからステイプル動作位置である
700B〜700Dの所定位置へ移動させる。その移動
が停止すると前記グリッパ755によりシートSをステ
イプラ側に移動させステイプル動作を行う。
【0053】以上の構成においても、前述同様、排出ビ
ンとステイプルビンを同一にでき、更に、本変更実施例
ではステイプラがビン間に進入しない構成であるため、
排出ビンBbの下側のビンBcとの隙間は、シート移動
時にBbとBcが干渉しない隙間でよいため、その高さ
を小さくすることができ、更に装置をコンパクトにでき
る。
【0054】また、前記ステイプラ700の待機位置を
700Eとし、先端パス751が751aの位置でシー
ト搬送排出時シートおよび先端パス751と干渉しない
位置とし、ステイプル動作時に矢印760、750に移
動させ、上記同様の動作を行うようにすれば、700B
でのステイプル動作(手前1ケ所綴じ)は先端パス75
1を751aの位置(退避させず)で行う事が可能とな
る。またここで、待機位置から700C、700Dの位
置に移動させる場合、まず、700Eの位置から矢印7
61方向に移動させてから矢印760方向に移動させて
も、もちろんかまわない。
【0055】また、更にステイプラ700が待機位置7
00A、700Eを検知するステイプラ待機位置検知手
段、先端パス751が751aの位置にある時、ステイ
プル動作時のステイプラと干渉関係にあるステイプル動
作位置700C、700Dを検知する打ち込み位置検知
手段を設け、また、先端パスが排出位置751aにある
事を検知する排出検知手段、退避位置751bにある事
を検知する退避位置検知手段を設ける事により、前記ス
テイプラの打ち込み位置検知手段によりステイプラが7
00C、Dにある事を検知すると、先端パス751の7
51bから751aへの移動を禁止し、また、先端パス
751が排出位置751aにある事を検知するとステイ
プラの待機位置から、打ち込み位置への移動を禁止す
る。
【0056】また、ステイプラが待機位置(700Aま
たは700E)にある事を検知すると、先端パス751
の751bから751aへの移動を許可し、先端パス7
51bの位置を検知するとステイプラ700の待機位置
が打ち込み位置への移動を許可するよう構成する事によ
り、前述同様、ステイプラ700と先端パス751が動
作時干渉する事を防止することができる。以上、ビン上
のシートをステイプラ側に移動させステイプル動作を行
う構成について説明したが、シートのみ移動させるので
はなく、シートと一緒にビンをステイプラ側に移動させ
る(矢印777方向)ように構成しても同様の効果を得
る事が可能である(図16)。
【0057】また、更に図17にて前記先端パス767
の移動機構の変更実施例について説明する。第1の実施
例にて説明したように先端パス52の移動はモータ53
により行っていた(図3参照)。
【0058】本実施例は、ステイプラ700の矢印76
6の移動に連動して前記先端パス767の移動を行うも
のである。
【0059】先端パス767は通常バネ等の付勢手段に
より(不図示)矢印769方向に力をうけており、その
先端部をソータ側突き当て部分770に突き当てて、ビ
ンBbへ排出位置として、位置決めしている(770は
図において手前奥の方向にステイプラと干渉しない位置
関係にある)。また、前述のステイプラ700には、カ
ム部材765が設けられている(ステイプラ700を綴
じ位置によって角度を変える場合、カム部材765を設
ける位置は前述第2支持部材102(図8、図9参照)
に設ける)。
【0060】そして、前述したと同様の駆動機構により
ステイプラ700と第1支持部材101(図8、図9)
と共に、矢印771方向に移動させる事により、カム部
材が先端パス767に当接して、押し上げられる。
【0061】そして、700Cの打ち込み位置におい
て、先端パス767bは図17の状態となりステイプル
が行われ、前述同様の駆動手段によりステイプラ700
を矢印772方向に移動させ、700aの位置に戻す事
により、先端パスは不図示のバネの力により矢印769
方向の力を受けながら、カム部材にガイドされ、767
aの位置まで移動し、突き当て部770により位置決め
される。ステイプラ700は700aの位置において、
カム部材765と先端パス767のカムとの当接部は、
接触していないため、先端パス767はステイプラ77
0により正確に位置決めされる。
【0062】以上の構成からなるため、前述したように
な先端パス移動用モータを設ける必要がないため、更な
る構成の簡略化が可能となる。また、リンク等他の駆動
連結手段を用いてももちろんかまわない。上記実施例に
おいては、ステイプラ700を移動させる動きに連動し
て、先端パス767の移動を行ったが、前述、図14、
図15で示したシート側を移動させステイプルするよう
な装置においても、例えば、グリッパの動き等と連動さ
せて、先端パスの解除を行ってももちろんかまわない。
【0063】図18において、ステイプラ700の回動
機構の他の実施例について説明する。
【0064】前述した第1支持部材860にはギア86
1が設けられ、第2支持部材862上を軸863を中心
に回動可能に支持されている。第2支持部材862には
モータ864が設けられ、モータ864に設けられたギ
ア865により前記ギア861に駆動が伝えられ、ステ
イプラ700と共に第1支持部材869を回動させる。
他の機構は、図8、図9と同じため説明を省略する。
【0065】前記回動機構により、ステイプラ700は
シートSの例えば、手前1ケ所綴じ140の綴じの場合
700Nの向きとし、第3支持部材103を所定位置に
移動させ、ステイプルを行う、また、2ケ所綴じ(14
1、142の綴じ)の場合、ステイプラ700Mの位置
とし、同様の綴じを行う。そして、基準壁19cと反対
側の端縁Sx側の隅部を行う場合は、700Lの位置と
して綴じ位置866に図示のようにシート端縁と角度8
67(約45°)をもつ綴じを行う事ができる。
【0066】上記構成としたため前記奥側1ケ所綴じで
も平易に斜め方向に綴じ針Hを向けて、綴じる事が可能
となった。また、更にシートサイズが異なる場合でも
(Se)図に示すように、第3支持部材を所定位置に移
動させ、ステイプラを700Pの向きにしておけば、上
記斜め綴じが可能である。なお、上述実施例において
は、ステイプラがシート束側に移動する構成のもので
も、シート束またはビントレイがステイプラ側に移動す
る構成のものでも適用可能である。
【0067】本発明においては、リードカムによるビン
移動タイプのソータについて、効果を述べたが、例え
ば、図19に示すリンク999により、ビンを開閉する
タイプ(特開昭58−17063号公報)や図20に示
すゼネバ型ソータ(特開昭60−223764号公報)
やトレーを1つしかもたないフィニッシャー等の後処理
装置に用いても同様の効果を得られる事は述べるまでも
ない。また、更に図21に示すように、ビンを固定的に
配設しステイプラを矢印780方向に移動させ、図にお
いて、手前方向から先端パス781を解除させて、ステ
イプラを進入または を引き出しステイプルを行うビン
固定タイプのソータにおいても、上記同様の効果を得る
事ができる。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に係る本発明
によると、簡単な構成でもって、シートの隅部(コーナ
ー部)及び端縁部に選択的に、ステイプラ等の後処理を
短い処理時間にて効率的に行うことができる。
【0069】また、請求項2に係る本発明によると、シ
ート隅部の綴じ針の方向が略三角形状となり、シート隅
部の綴じを形よくかつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート後処理装置及びこれを装着
した画像形成装置の縦断側面図。
【図2】同じくシート後処理装置の一部を破断した斜視
図。
【図3】同じくシート後処理装置の縦断側面図。
【図4】同じくビンユニットの斜視図。
【図5】同じくリードカムによるビン開口動作を示す側
面図。
【図6】同じくビンに装着したさトラニオンとこれを駆
動するリードカムの横断平面図。
【図7】同じくシート後処理装置のビン部の平面図。
【図8】同じくステイプラ部を示す縦断側面図。
【図9】同じくステイプル動作を示すビン部及びステイ
プラ部の平面図。
【図10】同じくステイプル動作を示すビン部及びステ
イプラ部の平面図。
【図11】同じくステイプル動作を示すビン部及びステ
イプラ部の平面図。
【図12】同じくステイプル動作を示すビン部及びステ
イプラ部の平面図。
【図13】同じくステイプル動作を示すビン部及びステ
イプラ部の平面図。
【図14】本発明の他の実施例に係るシート後処理装置
の平面図。
【図15】同じくステイプラ近傍部の縦断側面図。
【図16】同じくステイプラ近傍部の縦断側面図。
【図17】同じくステイプラ近傍部の縦断側面図。
【図18】同じくシート後処理装置の平面図。
【図19】本発明が適用可能の他のシート後処理装置の
要部の縦断側面図。
【図20】本発明が適用可能の他のシート後処理装置の
要部の縦断側面図。
【図21】本発明が適用可能の他のシート後処理装置の
要部の概略側面図。
【図22】本発明のシート後処理装置のステイプル動作
に係るフローチャート。
【図23】同じくシート後処理装置のステイプル動作に
係るフローチャート。
【図24】同じくシート後処理装置のステイプル動作に
係り図24の続きを示すフローチャート。
【図25】同じくシート後処理装置のステイプル動作に
係るフローチャート。
【図26】同じくシート後処理装置のステイプル動作に
係り図25の続きを示すフローチャート。
【図27】従来のシート後処理装置及びステイプラ部の
平面図。
【符号の説明】
S シート 1 ソータ(シート後処理装置) 1A 制御装置(CPU) 9 ビンユニット 19c 整合基準部材 52 先端パス(シート排出手段) 52a 第1の位置 52b 第2の位置 51,60,63 検知手段 70 ステイプラ(後処理手段) 70c 第1の位置 70b 第3の位置 70a 第2の位置 101 第1支持部材 102 第2支持部材 103 第3支持部材 137,138,191,192,193,198,1
99 検知手段 140,141,142 綴じ針位置 200 画像形成装置 200A 制御装置(CPU) 700 ステイプラ 755 グリッパ 765 カム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを収納する少なくとも1つのシー
    ト受け皿と、該シート受け皿に前記シートを排出するシ
    ート排出手段と、該シート受け皿に収納されたシートの
    とじ等を行う後処理手段と、を有するシート後処理装置
    において、 前記後処理手段を回動可能に支持する支持部材を有し、
    該支持部材は前記シート受け皿上のシートの後処理を行
    うシート端縁と略平行に移動可能に構成し、 前記シート端縁の所定位置において前記後処理手段を選
    択的に回動させ、前記シートと後処理手段とを、前記シ
    ート端縁と交わる方向に相対的に移動させてシートの後
    処理を行うことを特徴とするシート後処理装置。
  2. 【請求項2】 前記後処理手段がステイプラであり、か
    つ該ステイプラを選択的に回動させる位置が少なくとも
    一方のシート端縁隅部であり、その回動方向は前記ステ
    イプラの綴じ針の向きがシート隅部の両端縁と綴じ針の
    方向とで略三角形形状となる方向であることを特徴とす
    る請求項1に記載のシート後処理装置。
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