JP2749429B2 - 成形金型 - Google Patents

成形金型

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JP2749429B2 JP13772090A JP13772090A JP2749429B2 JP 2749429 B2 JP2749429 B2 JP 2749429B2 JP 13772090 A JP13772090 A JP 13772090A JP 13772090 A JP13772090 A JP 13772090A JP 2749429 B2 JP2749429 B2 JP 2749429B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、成形品に後加工にて開口部を開けたり開け
なかったりする成形品の成形を共通の金型で行う成形金
型に関し、詳しくは交換金型の軽量化を図るとともにそ
の交換箇所に成形材料が浸入するのを回避する技術に係
るものである。
[従来の技術] 従来、成形品に後加工にて開口部を開けたり開けなか
ったりする成形品の成形を共通の金型で行う成形金型は
第15図乃至第17図に示すように、下型のような金型本体
2に交換凹部3aを形成し、かかる交換凹部3aに金型本体
2の成形主面4よりも突出する部分を有する突出入子型
5a及び成形主面4とは略面一となる面一入子型6aを適宜
に選択して挿入するものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものにおいては、突出入
子型5a及び面一入子型6aの重力が大きくなり、これら入
子型5a,6aを吊り上げたり降ろしたりする専用装置bを
要し、その交換作業が面倒であり、かつ入子型5a,6aと
金型本体2間の隙間に成形材料が浸入し、一層その取り
替えが面倒になる等の問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、交換金型の軽量化を図る
とともにその交換箇所に成形材料が浸入するのを回避
し、交換作業を容易迅速に行うことができる成形金型を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の成形金型は、成形品1に後加工にて開口部8
を開けたり開けなかったりする成形品1の成形を共通の
金型で行う成形金型であって、金型本体2に環状の凹溝
3が形成され、この凹溝3に金型本体2の成形主面4よ
りも突出する部分を有する突出入子型5と成形主面4と
は略面一になる面一入子型6とを選択して挿入離脱自在
になされ、凹溝3と突出入子型5及び面一入子型6との
間に挿入方向に密に当接するテーパーTが形成されて成
ることを特徴とするものである。
[作用] このように、金型本体2に環状の凹溝3が形成され、
この凹溝3に金形本体2の成形主面4よりも突出する部
分を有する突出入子型5と成形主面4とは略面一になる
面一入子型6とを選択して挿入離脱自在になされること
によって、環状の凹溝3に挿入される突出入子型5もし
くは面一入子型6の体積を大幅に軽減してこれら入子型
5,6の重量を大幅に軽減し、その交換作業を容易迅速に
行え、しかも凹溝3と突出入子型5及び面一入子型6と
の間に挿入方向に密に当接するテーパーTが形成される
ことで、当接箇所から成形材料が浸入するのを回避し、
かかる点においても入子型5,6の交換を容易に行えるよ
うにしたものである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は浄化槽を示していて、かかる浄化槽の上部中
央半体7が本発明の成形品1となるものであり、つま
り、この成形品1に必要に応じて開口部8を開けて投入
口としたり、また、第4図に示す大型の浄化槽における
場合には開口部8を開けずに使用されるものであり、こ
のように、成形品1に後加工にて開口部8を開けたり開
けなかったりする成形品1の成形は以下のような共通の
成形金型Aで行なわれるものである。
成形金型Aは金型本体2と、これに選択して接続され
る突出入子型5と面一入子型6とから構成されている。
即ち、金型本体2には環状の凹溝3が形成されている。
この凹溝3に金型本体2の成形主面4よりも突出する部
分を有する突出入子型5と成形主面4とは略面一になる
面一入子型6とを選択して挿入離脱自在になされるもの
である。かかる場合、第9図に示すように、環状の凹溝
3に比べて突出入子型5(面一入子型6)の環状の脚片
9はその体積が大幅に小になされていて、突出入子型5
(面一入子型6)の重量を大幅に軽量化し、かつ環状の
凹溝3への挿合及び脱出を容易に行えるようにしてあ
る。そして凹溝3と突出入子型5及び面一入子型6との
間に挿入方向に密に当接するテーパーTがその外周部に
形成されていて、成形材料が浸入するのを効果的に防止
してある。また、脚片9の内周部にはガイド縁10が全周
に形成され、ガイド縁10が環状の凹溝3の内周縁に当接
することで、突出入子型5及び面一入子型6と金型本体
2との位置ずれを防止するようにしてある。そして突出
入子型5及び面一入子型6の裏面の当たり部11が金型本
体2の受け部12に当接して、成形時の成形圧力を充分に
受けることができるようにしてある。また、金型本体2
には通孔13が連通する等して多数箇所に形成されてい
て、かかる通孔13に熱源が供給されて通過することで、
凹溝3部分及び突出入子型5、面一入子型6の昇温を充
分に図ることができるようにしてある。
第10図示すように、突出入子型5(面一入子型6)は
ボルト14にて金型本体2にねじ止めされても、また、第
13図のように脚片9の上部内面と金型本体2に形成され
たねじ部分15においてねじ込み接続されるようにしても
よく、かかる場合、第14図のように突出入子型5(面一
入子型6)の表面に旋回用治具(図示せず)を挿入させ
る操作孔16を形成しておけばよい。そして、ボルト14に
よる接続の場合には、突出入子型5の回り止めがおこな
えて第12図のように突出入子型5に溝17やリブ等を形成
しておく場合にこれらの位置ずれをなくすことができて
よい。
このようにすることによって、環状の凹溝3に挿入さ
れる突出入子型5もしくは面一入子型6の体積を大幅に
軽減してこれら入子型5,6の重量を大幅に軽減するので
あり、その交換作業を容易迅速に行えるのである。しか
も凹溝3と突出入子型5及び面一入子型6との間に挿入
方向に密に当接するテーパーTが形成されることで、当
接箇所から成形材料が浸入するのを回避し、かかる点に
おいても入子型5,6の交換を容易に行えるのである。
そして、突出入子型5にて成形された成形品1は第6
図に示すようにその部分が薄くなっていて、後加工によ
る開口部8の開け作業が容易に行えるのである。また、
面一入子型6にて成形された成形品1は第8図のように
成形主面4と面一な成形が行え、強度を充分なものにで
きるのである。第2図において、19は投入口部材で、開
口部8の周部に取付けられる。第10図において18はパッ
キンである。
[発明の効果] 以上要するに本発明は、金型本体に環状の凹溝が形成
され、この凹溝に金型本体の成形主面よりも突出する部
分を有する突出入子型と成形主面とは略面一になる面一
入子型とを選択して挿入離脱自在になされるから、環状
の凹溝に挿入される突出入子型もしくは面一入子型の体
積を大幅に軽減してこれら入子型の重量を大幅に軽減
し、その交換作業を容易迅速に行えるという利点があ
る。しかも凹溝と突出入子型及び面一入子型との間に挿
入方向に密に当接するテーパーが形成されるから、当接
箇所から成形材料が浸入するのを回避でき、かかる点に
おいても入子型の交換を容易に行えるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の成形品の斜視図、第2図は
同上の部分分解斜視図、第3図は同上の全体側面図、第
4図は同上の他の成形品の側面図、第5図は本発明の突
出入子型の挿合状態の概略断面図、第6図は同上の成形
品の部分断面図、第7図は同上の面一入子型の挿合状態
の概略断面図、第8図は同上の成形品の部分断面図、第
9図は同上の突出入子型の挿合状態の拡大断面図、第10
図は同上の他の実施例の断面図、第11図は同上の突出入
子型の斜視図、第12図は同上の突出入子型の他の実施例
の斜視図、第13図は同上の更に他の実施例の突出入子型
の取付け状態の断面図、第14図は同上の突出入子型の斜
視図、第15図は従来例の概略断面図、第16図は同上の取
り替え作業を示す側面図、第17図は同上の取り替え作業
を示す説明図であり、1は成形品、2は金型本体、3は
環状の凹溝、4は成形主面、5は突出入子型、6は面一
入子型である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形品に後加工にて開口部を開けたり開け
    なかったりする成形品の成形を共通の金型で行う成形金
    型であって、金型本体に環状の凹溝が形成され、この凹
    溝に金型本体の成形主面よりも突出する部分を有する突
    出入子型と成形主面とは略面一になる面一入子型とを選
    択して挿入離脱自在になされ、凹溝と突出入子型及び面
    一入子型との間に挿入方向に密に当接するテーパーが形
    成されて成ることを特徴とする成形金型。
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