JP2749244B2 - 根巻きボタン付けミシン - Google Patents
根巻きボタン付けミシンInfo
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Description
ーブルボタンを含む)の縫製が共に可能な根巻きボタン
付けミシンに関するものである。
勢、ボタンと生地との位置関係及び縫製の仕方が、平ボ
タンの場合と裏面に縫製突出部の付いたシャンクボタン
の場合とでは大きく異なるので、縫製工場では通常、平
ボタン専用のミシン、シャンクボタン専用のミシンの2
種類を備えており、ミシンの占有面積が大きくなり、設
備費が嵩むことが問題となっていた。
クボタンを共に縫製し得る汎用ボタン付けミシンを開発
し、既に出願している(特開平4−224788号公報
参照)。
ボタンの外形に対応したチャックに変更可能であり、チ
ャックの姿勢を水平又は垂直に変更する手段と、チャッ
クの姿勢が垂直であるときにチャックと布との間隔を平
ボタン又はシャンクボタンに対応したボタン高さに調整
する手段と、チャックの姿勢が垂直であるときにチャッ
クと布との間隔を根巻き縫いに適する間隔に設定する手
段とよりなるものである。
ミシンは、図14(1)、(2)に示すように、チャッ
クの支軸の軸心C1とチャック中心C2が一致してお
り、平ボタンBの根巻きをするに際して(1)に示す状
態から(2)に示す状態に移るときに、平ボタンBと布
Fとの間隔L2がボタン付け時における距離L0より増
して布が引っ張られ、縫製不良となる。また、シャンク
ボタンを縫製するときには、チャックを垂直にし、且
つ、その支軸に対して後退させるので、そのままチャッ
クを水平にすると、チャックと針とがぶつかって破損す
ることがある。
ンで平ボタン、シャンクボタンをいずれも縫製できるよ
うにし、特に、平ボタンの根巻き時に縫製不良を生ずる
ことなく、シャンクボタンの縫製時に誤ってチャックを
水平にしてもチャックと針とがぶつかるようなことのな
いようにすることを目的としている。
に、この発明の根巻きボタン付けミシンは、X、Y方向
に移動し得る移動テーブルと、移動テーブルのフレーム
に回動可能に支持されたタングと、タングと共働して布
地を二つ折りにして支持する移動テーブルに取付けられ
た布押え下板と、フレームに90度回転可能に支持され
たチャック反転軸に取り付けられ、布押え下板に対向し
てボタンを水平、垂直姿勢に保持し得るチャックと、縫
製データーが記憶された記憶装置と、記憶装置の出力デ
ーターに基づき針の上下動と同期して移動テーブルの駆
動部に駆動指令を出す中央処理装置と、縫製データーを
設定するスイッチとよりなり、チャックをその反転軸と
直交する水平方向に摺動可能とすると共にチャック反転
軸をチャックの中心に対してわずかに偏心させ、平ボタ
ン及びシャンクボタンの根巻きを可能としたものであ
る。そして、布押え下板として根巻き用のものをセット
するときに、その布押え下板を前進、後退可能とするこ
とにより、すくい調整又は微調整を可能とすることもで
きる。布押え下板としてベタ縫い用のものをセットする
ことにより、平ボタンのベタ縫いを可能とすることもで
きる。設定したボタン縫製の種類に対応する縫製データ
ーを表示することもでき、手動操作に設定したときにス
イッチ操作の繰返しによって針落ちを順に表示すること
もできる。手動操作に設定したときにスイッチ操作によ
って針落ち位置を移動可能とし、移動後の針落ち位置に
基づくデーター設定の変更を可能とすることもできる。
フレーム及びチャック取付け部材にそれぞれストッパー
板、ストッパーが固定され、チャックがシャンクボタン
の縫製における糸切り姿勢にあるときにストッパー板と
ストッパーが対向位置をとることもできる。
シンにおいては、チャックの姿勢を水平ないし垂直に変
更することにより、平ボタン、シャンクボタンの縫製が
可能となり、チャックを針落ち位置に対して後退させる
ことにより、シャンクボタンをチャックにセットするこ
とが可能となり、チャック反転軸の軸心をチャック中心
に対してわずかに偏心させることにより、ボタン付けか
ら根巻きに移るときに、ボタンと布との間が縮小して糸
がゆるみ、平ボタンの根巻きが可能となる。また、根巻
き用の布押え下板を前進、後退させることにより、すく
い調整又は微調整が可能となり、ベタ縫い用の布押え下
板をセットすることにより、平ボタンのベタ縫いが可能
となる。更に、設定したボタン縫製の種類に対応する縫
製データーは表示され、手動操作に設定したときにスイ
ッチ操作によって針落ち位置が移動し、移動後の針落ち
位置に基づいてデーター設定の変更がなされる。そし
て、シャンクボタン縫製時に誤って平ボタンに変更して
も、ストッパーがストッパー板に当り、チャックは糸切
り時の姿勢以上には回転しない。
施例を単環根巻きボタン付けミシンについて説明する。
ンに設けられた糸通し孔へ落下して布を貫通し、単糸環
縫目を形成してボタンを縫着する縫い針1と、X方向、
Y方向に移動し得る移動テーブル2と、移動テーブル2
のフレーム3に回動可能に支持されたタング4と、布地
Fを二つ折りに支持する移動テーブル2に固定された布
押え下板5と、布押え下板5に対向してボタンを保持
し、フレーム3に回転可能に支持されたチャック6とよ
り構成されている。
か示していないが、両側にある)に取付けられている回
動軸7に腕8を介して固定されており、矢印で示すよう
に回動することができる。そして、タング4は、矢印方
向に回動する際に、布押え下板5と共働して、布地Fを
二つ折りにし、支持する。また、タング4の先端には、
縫い針1の貫通する切欠き部が形成されている。なお、
9は回動軸7を回転させるためのエアーシリンダーであ
る。
もの5Aと、図11に示すベタ縫い用のもの5Bとがあ
り、それぞれ根巻きをする場合、しない場合に応じて移
動テーブル2にねじによって選択的に固定される。その
際、図7に示す制御部のスイッチ10Aによって根巻き
又はベタ縫いの信号が選択される。更に、図7に示す制
御部では、ボタン選定スイッチ10Bを操作することに
よって、図8に示す平ボタン、シャンクボタンの様々な
ボタン付けを選択し、その内の一つを随意読出し書込み
メモリー(RAM)27よりなる記憶装置に設定するこ
とができる。同時に、そのボタン縫製の針数、針落ち位
置データーも記憶装置に記憶されるので、平ボタン、シ
ャンクボタンに係わらず、16種類のボタン縫製を選択
することができる。
ン縫製の種類及びそれに対応する針数、針落ち位置のデ
ーターを記憶装置に記憶させ、各種ボタンの縫製を行う
ことができる。
記憶させた後には、図6に示す操作部の液晶23Cによ
ってその縫製内容が示される。従って、ボタン縫製の種
類の選定ミスを防止することができる。また手動時に
は、操作部のキー23Aを投入する度毎に移動テーブル
2をX−Y移動することができ、針落ち位置の移動が可
能となる。従って、従来のもののように、手でプーリー
を1回転させたり、ペダルを踏んでモーターを1回転さ
せることなく、針落ち位置、即ち、縫製位置を確認する
ことができる。その後、キー23Bを操作することによ
り、縫製データー(ピッチ)を変更することができる。
このとき、移動テーブル2が移動すると共に液晶23C
に表示される。更に、手動操作に設定したときに、スイ
ッチ23Bの操作を繰返すことによって設定したボタン
の縫製に対応する針落ちを順に液晶23Cに表示するこ
ともできる。
おいては、布押え下板5を根巻き用のもの5A又はベタ
縫い用のもの5Bに選択し、同時に制御部のスイッチに
よって根巻き縫い又はベタ縫いに設定することにより、
根巻き又はベタ縫いが選択可能である。なお、根巻き用
の布押え下板5Aは、バネ22によって取付け側に常時
引っ張られており、回動前進時のタング4の先端部と対
向する垂直部5A’を有している。また、両布押え下板
とも、縫い針1の貫通する穴が形成されている。また、
11は針板である。
近傍にあり、両端からボタンを保持するものである。そ
の保持部分は、図2及び図3に示すような平ボタン及び
シャンクボタンに適合する形状をしている。平ボタンB
の場合は、ボタン付け時には、図4(1)に示すよう
に、水平状態で保持され、根巻き時には、図4(2)に
示すように、垂直状態に保持される。また、裏面に縫製
突出部を有するシャンクボタンB’のセット時は、図5
(2)に示すように、縫製突出部が水平状態に保持され
る。なお、平ボタンの縫製順序は、ボタン付け(水平姿
勢)、糸切り(水平姿勢)、根巻き(垂直姿勢)、糸切
り(傾斜姿勢)であり、シャンクボタンの縫製順序は、
ボタン付け(垂直姿勢)、根巻き(垂直姿勢)、糸切り
(傾斜姿勢)である。
水平又は垂直にしなければならないので、その支持軸で
あるチャック反転軸12はフレーム3に90度回転可能
に支持される。このチャック反転軸12には、図1に示
すように、連結部材13、二股ナックルジョイント14
を介してチャック反転シリンダー15が連結されてい
る。チャック反転シリンダー15でチャック反転軸12
を回転させる機構自体は、平ボタン専用機で周知のもの
であり、チャック反転シリンダー15にはロッド15a
の伸長度を3段階に変え得るデュアルシリンダーが用い
られる。ロッド15aを最大限に伸長すると、チャック
6、即ち、ボタンが水平になり、ロッド15aを最大限
に引き込むと、チャック6及びボタンが垂直になる。ロ
ッド15aはその中間にも止めることができ、その状態
でチャック6及びボタンは傾斜姿勢をとり、糸切りメス
の動作が可能になる。
おいては、チャック反転シリンダー15のロッド15a
の位置を検知するシリンダーセンサー30からの信号に
基づいて中央処理装置16の指示によりチャック6の姿
勢を水平、垂直及び傾斜姿勢に変更可能であるので、平
ボタン、シャンクボタンの縫製が可能となる。
転軸12の端部には摺動枠12aが固定されており、摺
動枠12aにはチャック土台16が摺動可能に取り付け
られ、その相対位置は止めねじ17によって固定され
る。また、チャック土台16にはチャック部18が固定
されており、チャック6はその先に取り付けられる。
の面の方向にチャック部18を摺動させる根巻き高さダ
イヤル19が取り付けられている。これは、図4(2)
における針板11とボタンBとの間隔、即ち、平ボタン
付けにおける根巻き高さを調節するときに用いられる。
この機構そのものは公知である(特開平3−11809
1号公報参照)ので、説明を省略する。なお、その調節
量はあまり大きなものではない。
出部が非常に長いので、根巻き高さダイヤル19の小さ
な調節量では、セットすることすら不可能である。そこ
で前記したチャック土台16の摺動機構が重要になる。
即ち、チャック土台16とチャック部18の各面は互い
に直角になっており、チャック部18、即ち、チャック
6が垂直になっているときに、止めねじ17をゆるめ
て、図5(2)に示すように、チャック土台16を後方
に摺動させると、チャック6は針落ち位置に対して後退
することができ、シャンクボタンB’をチャック6にセ
ットすることができる。なお、平ボタンBをチャック6
にセットしたときのチャック土台16と摺動枠12aと
の位置関係は、図5(1)に示すようになっている。
ク6を摺動可能に保持することにより、シャンクボタン
B’をチャック6にセットが可能となり、且つ、チャッ
ク6は平ボタンB及びシャンクボタンB’に対して共通
使用が可能である。
ように、その軸心C1が平ボタンにおけるチャック中心
(ボタン芯)C2とわずかに(約1mm)ずらされてい
ることが重要である。
ボタンB、針1及び針板11の位置関係を示す側面図で
ある。(1)、(2)はチャック反転軸12の軸心C1
とチャック中心C2がずれているこの発明のもの、ま
た、(1)はボタン付け時のものであり、(2)は根巻
き時のものである。これの図によると、(2)における
平ボタンBと針板11の間隔L2は、根巻き時の平ボタ
ンBから布Fまでの距離であるが、(2)においては、
針板垂直面からチャック反転軸12の軸心C1までの距
離L3と両軸C1、C2間の距離L4を加えたもの、即
ち、針板垂直面からチャック中心C2までの距離L2で
ある。即ち、チャックがチャック反転軸12の軸心C1
を中心にして90度回転し、ボタン付けから根巻きに移
るときに、図14に示す従来のものにおいては、布まで
の距離L2がボタン付け時における距離L0より増して
布が引っ張られ、縫製不良となるが、この発明のものに
おいては、布までの距離L2が距離L0より縮まって糸
がゆるむので、きれいに根巻きをすることができる。な
お、シャンクボタンB’を縫製するときはチャック6を
垂直にし、チャック6の支軸に対して後退させて行う。
ャック中心C2に対してわずかに偏心させることによ
り、平ボタン、シャンクボタンの根巻きが可能となる。
カム21を有するすくいダイヤルである。ところで、図
10に示した根巻き用の布押え下板5は、前述したよう
に、バネ22によって常時引っ張られているので、その
セット時には、すくい量調節カム21に当接して止まる
ことになる。そこですくいダイヤル20を回すと、すく
い量調節カム21も回り、それに当接している布押さえ
下板5は、前進又は後退し、すくい量が変化する。シャ
ンクボタンを縫製するときには、すくいダイヤル20の
目盛りを0とし、運針変更を行うことですくい量を0.
2mmピッチで調整することができる。その場合の微調
整はすくいダイヤル20(0.05mmピッチ)で行う
ことができる。
によって、平ボタン又はシャンクボタンの微調整が可能
となる。
トッパー板24とチャック土台16に突設されたストッ
パー25は、シャンクボタンのセットに際し、前述した
ように、チャック6をチャック反転軸12に対して後退
させることに起因し、チャック6と針1とがぶつかって
破損することを防止する安全装置を構成するものであ
る。両者は、図9(2)に示すシャンクボタンの縫製に
おいては、チャック6をチャック反転軸12に対して後
退させ、傾斜状態(糸切り時)としたときに0.5〜1
mmの間隙を設けて対向する位置関係がとられている。
チャック土台16は後退した状態にあり、図9(2)の
実線に示す位置にあるときにボタン付け及び根巻きがな
され、一点鎖線で示す傾斜位置で糸切りがなされるが、
このときチャック土台16は矢印方向へ回動し、ストッ
パー25はストッパー板24とわずかな間隙を設けて停
止する。この状態で、図7に示す制御部のボタン選定ス
イッチ10Bを誤ってシャンクボタンから平ボタンに変
更しても、ストッパー25がストッパー板24に当り、
チャック土台16、チャック6はそれ以上には回転せ
ず、チャック6が針1に当たることを避けることができ
る。そして、ストッパー25がストッパー板24に当っ
たときに、チャック反転シリンダー15に取り付けられ
ているロッド15aの位置を検知するシリンダーセンサ
ー30からの信号によってアラームを発することができ
る。
位置に傾斜した状態で安価で簡単なストッパー板24と
ストッパー25をわずかな間隔を設けて対向させること
により、確実に部品の損傷を防ぐことができる。
(1)に示すように、チャック土台16は後退しておら
ず、点線で示す傾斜位置でのストッパー板24とストッ
パー25の位置がずれている。従って、チャック土台1
6がボタン付け時の実線に示す位置、根巻き時の一点鎖
線で示す位置及び糸切りときの傾斜位置の間で回動する
に際して全く支障はない。
シンの構成を説明したが、各部の制御は、図12にブロ
ック回路で示す制御装置によってなされる。なお、図1
2における26は中央処理装置(CPU)、28は読取
り専用メモリー(ROM)、29はペダルスイッチ、1
0は図7に示す制御部のスイッチ群である。中央処理装
置26では、記憶装置の出力データーに基づき、各駆動
部に必要な指令がなされる。例えば、縫製データーに基
づき、縫い針1の上下動と同期して移動テーブル2の駆
動部であるXモーター、Yモーターに駆動指令が出され
る。ミシンモーターの制御を中央処理装置26で行うよ
うにしてもよい。また、この発明の単環根巻きボタン付
けミシンにおける各縫製動作の詳細は、図13のフロー
チャートに示すとおりである。
れているので、以下に記載するような様々な効果を奏す
る。
変更可能としたので、平ボタン、シャンクボタンの縫製
が可能となった。チャックをチャック反転軸と直交する
方向に摺動可能としたので、シャンクボタンをチャック
にセットすることが可能となった。チャック反転軸の軸
心をチャック中心に対してわずかに偏心させたので、チ
ャック交換(アタッチメント等)なしで、平ボタン、シ
ャンクボタンの根巻きが可能となった。根巻き用の布押
え下板を前進、後退可能としたので、すくい調整又は微
調整が可能となった。根巻き用の布押え下板をセットす
ることにより、平ボタンのベタ縫いが可能となった。設
定したボタン縫製の種類に対応する縫製データー及び縫
製順序を表示することができ、平ボタン、シャンクボタ
ンの縫製種類、縫いピッチ、針数の縫製データーをメモ
リーに記憶させるので、縫製の選択がスイッチ一つで可
能となった。従って、縫製データーの設定ミスを防止す
ることができる。また、手動操作に設定したときにスイ
ッチ操作によって針落ち位置を移動可能とし、移動後の
針落ち位置に基づくデーター設定の変更を可能としたの
で、適正なボタン縫製が可能になった。安価で簡単なス
トッパー板及びストッパーを設けたので、シャンクボタ
ンの縫製時に誤ってチャックを水平にしてもチャックと
針との損傷を防ぐことができる。以上総合すると、1台
の根巻きボタン付けミシンで平ボタン及びシャンクボタ
ンの縫製が可能になったので、設備費が安くなる。
ある。
面図である。
図である。
置関係を示す側面図であり、(1)はボタン付け時のも
の、(2)は根巻き時のものである。
タンセット状態を示す図であり、(1)は平ボタンセッ
ト時、(2)はシャンクボタンセット時のものである。
作部の図である。
御部の図である。
タン縫製の種類を示す図である。
トッパーとストッパーとの関係を示す側面図であり、
(1)は平ボタン縫製時のもの、(2)はシャンクボタ
ン縫製時のものである。
るためのブロック回路図である。
各縫製動作を示すフローチャート図である。
針板の位置関係を示す側面図であり、(1)はボタン付
け時のもの、(2)は根巻き時のものである。
Claims (6)
- 【請求項1】X、Y方向に移動し得る移動テーブルと、
移動テーブルのフレームに回動可能に支持されたタング
と、タングと共働して布地を二つ折りにして支持する移
動テーブルに取付けられた布押え下板と、フレームに9
0度回転可能に支持されたチャック反転軸に取り付けら
れ、布押え下板に対向してボタンを水平、垂直姿勢に保
持し得るチャックと、縫製データーが記憶された記憶装
置と、記憶装置の出力データーに基づき針の上下動と同
期して移動テーブルの駆動部に駆動指令を出す中央処理
装置と、縫製データーを設定するスイッチとよりなり、
チャックをその反転軸と直交する方向に摺動可能とする
と共にチャック反転軸をチャックの中心に対してわずか
に偏心させ、平ボタン及びシャンクボタンの根巻きを可
能とした根巻きボタン付けミシン。 - 【請求項2】布押え下板として根巻き用のものをセット
するときに、その布押え下板を前進、後退可能とするこ
とにより、すくい調整又は微調整を可能とした請求項1
に記載の根巻きボタン付けミシン。 - 【請求項3】布押え下板としてベタ縫い用のものをセッ
トすることにより、平ボタンのベタ縫いを可能とした請
求項1に記載の根巻きボタン付けミシン。 - 【請求項4】X、Y方向に移動し得る移動テーブルと、
移動テーブルのフレームに回動可能に支持されたタング
と、タングと共働して布地を二つ折りにして支持する移
動テーブルに取付けられた布押え下板と、フレームに9
0度回転可能に支持されたチャック反転軸に取り付けら
れ、布押え下板に対向してボタンを水平、垂直姿勢に保
持し得るチャックと、縫製データーが記憶された記憶装
置と、記憶装置の出力データーに基づき針の上下動と同
期して移動テーブルの駆動部に駆動指令を出す中央処理
装置と、縫製データーを設定するスイッチとよりなり、
設定したボタン縫製の種類に対応する縫製データーが表
示され、手動操作に設定したときにスイッチ操作の繰返
しによって針落ちが順に表示される根巻きボタン付けミ
シン。 - 【請求項5】X、Y方向に移動し得る移動テーブルと、
移動テーブルのフレームに回動可能に支持されたタング
と、タングと共働して布地を二つ折りにして支持する移
動テーブルに取付けられた布押え下板と、フレームに9
0度回転可能に支持されたチャック反転軸に取り付けら
れ、布押え下板に対向してボタンを水平、垂直姿勢に保
持し得るチャックと、縫製データーが記憶された記憶装
置と、記憶装置の出力データーに基づき針の上下動と同
期して移動テーブルの駆動部に駆動指令を出す中央処理
装置と、縫製データーを設定するスイッチとよりなり、
手動操作に設定したときにスイッチ操作によって針落ち
位置を移動可能とし、移動後の針落ち位置に基づいてデ
ーター設定の変更を可能とした根巻きボタン付けミシ
ン。 - 【請求項6】フレーム及びチャック取付け部材にそれぞ
れストッパー板、ストッパーが固定され、布押え下板に
対向してボタンを水平、垂直及びその中間の傾斜糸切り
姿勢に保持し得るチャックがシャンクボタンの縫製にお
ける糸切り姿勢にあるときにストッパー板とストッパー
が対向位置をとる請求項1ないし請求項5のいずれか一
つに記載の根巻きボタン付けミシン。
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JP14294693A JP2749244B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 根巻きボタン付けミシン |
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JP14294693A JP2749244B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 根巻きボタン付けミシン |
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JPH06327859A JPH06327859A (ja) | 1994-11-29 |
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- 1993-05-21 JP JP14294693A patent/JP2749244B2/ja not_active Expired - Fee Related
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