JP2749190B2 - ローラーカーテンコーター - Google Patents

ローラーカーテンコーター

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JP2749190B2 JP2273195A JP27319590A JP2749190B2 JP 2749190 B2 JP2749190 B2 JP 2749190B2 JP 2273195 A JP2273195 A JP 2273195A JP 27319590 A JP27319590 A JP 27319590A JP 2749190 B2 JP2749190 B2 JP 2749190B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカーテンフローによる塗装技術の中で、特
にローラー方式のカーテンコーターに関する。この発明
は鋼板、その切り板あるいはコイル状の板材の塗装に適
用される。
〔従来の技術〕 カーテンフローによる塗装技術は塗料をカーテン状に
して塗装するために平滑で美麗な塗面が得られるので金
属板、プラスチックフィルム、紙等の多種の基材の塗装
に適用されている。この方法には種々の方式があり、そ
のひとつとしてローラーカーテンフロー塗装法がある。
これは例えば実開昭63−63163号公報に開示されてい
る。この構成を第4図により説明すると、塗料Pをコー
ティングゴムロール2と金属製ドクターロール3との間
のロール間隙に供給し、該ロール間隙を介してコーティ
ングゴムロール2に沿って下に吐出させ、該コーティン
グゴムロール2に接触させたブレード4で掻き取る。掻
き取られた塗料Pはブレード4に沿って流下して、塗料
カーテンCを形成し、ブレード4の下方を通過する被塗
装板1に塗布される。この時の所定カーテン厚みはコー
ティングゴムロール2及びドクターロール3の周速と該
ロール間隙で調整する。ドクターナイフ5はコーティン
グゴムロール2とドクターロール3の間に供給する塗料
Pがドクターロール3の回転方向に流出するのをせきと
めるものである。
また別の方式として、特開昭63−7869号公報に示され
ている方法がある。この方法は3本ロール方式のカーテ
ンフローコーターであって、従来のスリットタイプやオ
ーバーフロータイプのものが固定部の所に塗料の付着堆
積物が発生し、カーテン切れを生じさせる問題点があっ
たので、これを改良するためロール方式にして固定部を
なくし、塗料の付着堆積を防止する方法であり、そのロ
ールとして、硬質ロールを使うことによってロール影響
による付着量変動が生じないことが特長のひとつとなっ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のローラーカーテンコーターはコーティングゴム
ロール上の塗料を完全に掻き取って、均一なカーテンを
形成させるため、前述の第4図に示すように、コーティ
ングゴムロール2のゴム弾性を利用してブレードの押え
圧着力を調整する方法がとられていた。このようなコー
ティングゴムロール2はウレタノ、ニトリルゴム、ブチ
ルゴム等の材質があり、材質の硬さも軟らかいもの(ゴ
ム硬質25゜)から硬いもの(ゴム硬度95゜)まである
が、塗料に使用されているケトン系、エステル系、芳香
族系、アルコール系等の多種類の溶剤により、これらの
ロール材質は大なり、小なり膨潤し、ロール間隙が変化
するため、カーテン厚み変動や塗装外観の不良をきたす
などの問題があった。
この問題を解決するため、本発明者らは前記コーティ
ングロール2の代りに金属製硬質ロールを用い、該ロー
ルの機械加工仕上の精度をよくし、ブレードの圧着力を
適当に調整する方法を試みることにより、ゴムの膨潤に
よるロール間隙の変動を抑え、カーテン厚みやスケムラ
の塗装不良等の欠点をなくすことができた。また塗料P
を該金属製硬質ロール(硬質クロムメッキ鋼製ロール)
面上に担持させる(転写する)形をとる場合に、該コー
ティングロール面が塗料に対して十分な濡れ性を有する
必要があることが分った。これを第4図に基づき説明す
ると、コーティングロール2の濡れ性が不十分であると
塗料Pとコーティングロール2面間で、塗料Pがスリッ
プ現象を生じロール間隙から流下しなくなって、塗料カ
ーテンCが形成できなくなる問題を生じた。
更にこの問題を解決するため、金属製硬質ロールの代
りに表面粗さがRa3〜5μの研磨仕上加工の硬質セラミ
ック被覆ロールを用い、前述と同様にブレードの圧着力
を適当に調整する方法を試みることにより、塗料とコー
ティングロール面間でロールの濡れ性による塗料のスリ
ップ現象が起こらなくなった反面、セラミック皮膜の硬
さによるブレードの摩耗、損傷が激しく起こりコーティ
ングロール面上の塗料を掻き取っている際に掻き取りム
ラが発生してカーテンムラやカーテン切れの塗装欠陥が
生じ、長時間の塗装安定性を著しく阻害させる新らたな
問題を生じた。
この現象をなくすために硬質セラミック被覆コーティ
ングロールを硬質ブレードの調整方法や圧着力を色々と
検討した結果、コーティングロールのモーターに負荷が
掛り過ぎたり、又コーティングロールの損傷が激しくな
ったりして実用上の操作が至難であった。
本発明は従来のローラーカーテンコーターで問題とな
っていたコーティングゴムロールの膨潤による膜厚変動
を防止することや、金属製硬質ロールの塗料スリップ現
象を防止するのみにならず、新らたに生じるブレードの
摩耗、損傷によるカーテンムラやカーテン切れを解消
し、欠陥のない平滑な塗膜が長時間、安定して得られる
新しいローラーカーテンコーターを提供するものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はかかる問題に対し、(1)セラミックで被覆
されたコーティングロール及びブレードを用いること
(2)セラミックで被覆されたコーティングロールとブ
レードの表面硬さを略同一レベルにすること(3)軟質
セラミックで被覆したコーティングロールと金属ブレー
ドとを組合せること(4)コーティングロールのセラミ
ック被覆の表面粗さをRa0.01〜2.0μmとすること
(5)厚さ0.1〜5μmのセラミック被覆を施されたブ
レードを用いること等を要旨とする。
以下、本発明を図面に基づき詳細に説明する。本発明
の装置は第1図に示す如く塗料Pの供給を受け、かつカ
ーテン厚み調整に後退が可能な硬質ドクターロール8と
対峙したセラミック被覆ロール7並びに該セラミック被
覆ロール7下方に該ロールと接触させる硬質ブレードB
を取り付けるブレード架台9を配置し、かつ第3図に示
すように該ブレードBはセラミックを処理した後でも弾
力性のある硬いスプリングバック効果を有する材質のも
のである。
セラミック被覆ロール7は鋼製ロールに第1表に示し
たセラミックをプラズマ溶射で被覆したロールで、ロー
ルの表面は平均粗さRa0.01〜2μmの平坦度に鏡面仕上
したものである。なお、前記コーティングロール7と接
触させる前記ブレードBは該コーティングロール7に接
触する箇所を傷付けることのないように、鋼に機械加工
仕上 したもの、ないしは硬質セラミックや軟質セラミックを
物理蒸着(PVD法)や化学蒸着(CVD法)により緻密な皮
膜を施し、バフ研磨仕上加工で鏡面仕上したものとす
る。そのセラミックの材質としては塗料との濡れがよい
ことが必要で、第1表に示したものが好ましい。
その際、ブレーブの交換作業の方がロール交換作業よ
りも容易で、かつロール加工費よりも安価であるため、
交換頻度が激しくなく塗装作業性を著しく損なわないか
ぎり、ロールに被覆するセラミックの硬さに対し、ビッ
カース硬さの差が100kg/mm2前後の材質も使用できる。
硬質ドクターロール8には塗料に含まれる溶剤による
膨潤によって膜厚変動をきたさず、かつ塗料の濡れやド
クターロールに沿って塗料がオーバーフローしないよう
に硬質で出来ているドクターナイフ5でせきとめている
ため、摩耗にすぐれた硬質材のセラミック被覆ロール
(第1表参照)も適用出来る。ロール表面仕上はカーテ
ン厚みムラや塗面の平滑性をそこなわないようにする点
から、鏡面仕上を施こすのが好ましい。更に第2図にコ
ーティングロール7にブレードBを付着させるためのブ
レード架台9の調整機構を示す。第2図において、前記
ブレード架台9に取り付けたブレードBは複数のネジ10
をゆるめ、ネジ10と一対になっている複数のネジ11で各
々上下させ該ブレードBの圧着力を調整する。そして該
コーティングロール7の胴長方向にも同様に調整できる
ようになっており、該コーティングロール7と該ブレー
ドBの平行度を精度よく構成することができる。第3図
に示すように該ブレードBの形状は該コーティングロー
ル胴長方向の接戦に対し、かつロールの湾曲面に密接状
態で接触させるため、該ブレードの厚みTを薄くするこ
とにより、適用される炭素鋼、合金鋼、窒化鋼、ステン
レス鋼、ステンレス合金鋼等の素材の弾力性を生かすよ
うにしている。例えば本発明に用いたブレードはグラビ
ヤ印刷機のグラビヤロールに付着したインキをムラなく
掻き取るのに用いられている窒化鋼(スエーデン鋼等)
を用い、厚みTが50〜150μmのものである。
第2図に示すガイドプレート12は前記ブレードBを固
定すると共に、ステージNにより、流下塗料をスムーズ
に下方に向けるように曲面をつけかつ先端箇所Wには塗
料が先端裏側に回らないような鋭角にする。
〔作 用〕
次に本発明の作用について説明する。
第1図及び第2図において塗料Pをセラミック被覆コ
ーティングロール7と硬質ドクターロール8の間のロー
ル間隙に、塗料供給パイプ6より供給し上記塗料をコー
ティングロール7に沿って下方に流下させ、コーティン
グロール7に接触させたブレードBで掻き取る。掻き取
られた塗料はブレード架台9に設けたガイドプレート12
のステージNに沿って流れ、先端Wより離れて塗料カー
テンCを形成し前記ブレード架台の下方を通過する被塗
装板1に塗布される。前記ブレードBとコーティングロ
ール7との圧着調整は次のようにして行う。あらかじめ
ブレード架台9のネジ10,11を調節してブレードBをコ
ーティングロール7に密接可能な状態にしておき、次い
で前記コーティングロール7を例えば周速100m/分で回
転させながらブレードBを瞬間的にコーティングロール
表面に接触させて塗料を掻き取り、その後ブレード架台
9のネジを微調節してコーティングロール面の部分的ム
ラ付きが生じないようにする。なお、ブレード架台9は
ブレードBとコーティングロールが一定微圧でたえず接
触している状態を保持できるようにエアー圧着式機構
(図示しない)を備えているものである。
このようにしてセラミック被覆コーティングロールと
セラミック被覆ブレードB又は軟質セラミック被覆コー
ティングロールの場合には該金属ブレードBを用いても
塗料の均一掻き取りが長時間安定して出来又塗料のスリ
ップ現象によるカーテン切れやブレードの摩耗による塗
装ムラが解消され、非常にすぐれた作用効果を得ること
が出来た。
ブレードの寿命を調査するためブレードとロールの摩
耗テストで予備テストした。こすり摩耗テストは種々な
試作ロールとブレードを用い該ロールとブレードに一定
荷圧が掛けられ、かつロールが回転する装置でブレード
刃先の摩耗、損傷等の状況を次の如き評価基準に基づき
判定した。(第5図及び第6図参照)。
評価基準 なお、ブレードに被覆する厚さが6μm超になると金
属面に緻密なセラミック皮膜が出来ないため好ましくな
い。また0.5μ以下ではブレードの交換頻度が高くな
り、生産性を阻害する。
第3図にセラミック被覆Sの一例を示したがブレード
の刃先だけに被覆してもよい。
〔実施例〕
本発明の実施例を次に説明する。第1図の装置におい
て、コーティングロールには第1表に示した如く、炭素
系、アルミナ系、ジルコニア系、チタニア系、クロム
系、タングステン系等の市販原料及び添加混合したセラ
ミックを用い、プラズマ溶射、イオンプレーティング等
で100〜500μの皮膜を付けた後、前述したように研磨仕
上加工したものを使用した。また第3図に示した如く、
プレードBには市販のスエーデン鋼を用い、該ロールと
同種ないしは略同じ硬さのセラミックを薄物にも被覆が
可能なPVD法やCVD法等の中のイオンプレーティングで行
ない、ブレードの弾力性を生かすように1〜5μm程の
緻密な被覆Sを施し前記ロールと組合せた(本発明)。
及び第1表に示した如くロールだけに軟質セラミックを
同様に被覆したものと金属ブレードを組合せた(本発
明)。そして硬質クロムメッキを処理したロールと金属
ブレードの組合せ(比較例)や硬質セラミック被覆ロー
ルと金属ブレードを組合せた(比較例)場合の試験を行
ない、その結果を第1表と第5図、第6図に示した。
上記試験で使用した塗装条件の一例について述べる。
塗料は溶剤型ポリエステル塗料の粘性を変えた不揮発分
40wt%で粘度50秒/25℃(フォードカップ#4)と不揮
発分45wt%で、粘度100秒/25℃(フォードカップ#4)
の2種を用い、ロール周速はコーティングロール60m/分
とドクターロール1.7m/分で、ロール間隙0.25mmと設定
した条件を使用した。その時の通板スピードは60m/分で
カーテン流量約60cc/m2の乾燥塗膜厚約20μmを得るよ
うにした。なお、ブレードの材質及び形状はスエーデン
鋼(窒化鋼)で硬さ580〜600kg/mm2(ビッカース硬さ)
のT=70μmを用いた。
比較例1のように通常の硬質クロムメッキ処理ロール
と金属ブレードを組合せた場合、ブレードの摩耗性は第
1表に示した如く材質の硬さが略同一レベルであること
からもすぐれていた反面、粘性を変えた2種類の塗料を
用いたが塗料との濡れに起因すると思われるロール間で
のスリップ現象が起り、カーテンムラやカーテン切れが
生じた。これは硬質クロムメッキ面の物理化学的表面状
態(正面活性エネルギー、多孔質性等)がセラミック面
と異なるためである。
これに対し、比較例2のように硬質セラミック被覆ロ
ールと金属ブレードを組合せた場合、ロールの濡れ性が
よく、ロール間でのスリップ現象を起こしにくく、カー
テンムラやカーテン切れは生じなかった。しかし使用し
た硬質セラセミック被覆ロールのビッカース硬さはHV約
900kg/mm2であり、金属ブレードの硬さがHV580〜600kg/
mm2と著しく低いのでブレードの摩耗が激しく悪かっ
た。
一方本発明の実施例1〜28のように、金属ロールと金
属ブレードに同種ないしは略同じ硬さのセラミックを被
覆したものとを組合せた場合、第1表及び第5図に結果
を示した如くブレードの摩耗は著しく押えられ全くカー
テンムラやカーテン切れが起らず実用上の問題が生じな
かった。
また、実施例29〜36のように軟質セラミック被覆ロー
ルと金属ブレードを組合せた場合、第1表及び第5図に
示した如く、金属ブレードに炭素鋼、窒化鋼、ないしは
合金鋼等を用い、必要に応じ硬化熱処理を施し該ロール
と略同じ硬さにするとブレードの摩耗性が非常によくな
り、カーテンムラやカーテン切れが全く起らなかった。
なお、第6図に示した如く該コーティングロールの表面
粗さはブレードの摩耗性に影響を及ぼすため、略2μm
以下の平坦度が必要で、平滑にする程摩耗性がよくなる
結果が得られた。この結果からも摩耗性を向上させるた
めには表面粗さが小さい程好ましい。しかし平均粗さRa
0.01以下に仕上げることは研磨加工費が高くなりすぎる
ため、経済効果を損なう。
〔発明の効果〕 本発明においてコーティングロールをセラミック被覆
ロールとし、かつ、金属ブレードに同種ないしは略同じ
硬さのセラミックを被覆することにより、また軟質セラ
ミックを被覆したコーティングロールに略同硬さの弾力
性のある金属ブレードを適用することにより、従来のロ
ーラーカーテン方式の特長である塗面の平滑性を保持し
たまま長時間ロールの膨張による膜厚変動がなく、かつ
塗料のスリップ現象はもとり、ブレードの摩耗によるカ
ーテンムラやカーテン切れの塗装不良をきたさず、安定
した塗装品質が確保できた。これは高作業、製品歩留り
の向上に寄与し、著しく大きな経済結果が期待されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を示す概略側面図、 第2図は本発明のブレード架台の概略側面図、 第3図は本発明のブレードの拡大図、 第4図は従来例の装置を示す概略側面図、 第5図は実施例及び比較例に示したブレードの摩耗寿命
の関係を示す図、 第6図は実施例及び比較例に示したロール表面粗さとブ
レードの摩耗性の関係を示す図である。 1……被塗装板(切り板、コイル)、 2……コーティングゴムロール、 3……ドクターロール、4……ブレード、 5……ドクターナイフ、6……塗料供給パイプ、 7……硬質コーティングロール、 8……硬質ドクターロール、 9……ブレード架台、10,11……ネジ、 12……ガイドプレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 襄二 千葉県富津市新富20―1 新日本製鐵株 式会社中央研究本部内 (72)発明者 大森 正直 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株 式会社君津製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭63−7869(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーティングロールとドクターロールの間
    に塗料を溜め、コーティングロールに沿って流下する塗
    料をブレードで掻き取り、カーテン状に流下せしめるよ
    うに構成したローラーカーテンコーターにおいて、前記
    コーティングロール及びブレードをセラミックで被覆
    し、かつ前記コーティングロールのセラミック被覆の表
    面粗さをRa0.01〜2.0μmとしたことを特徴とするロー
    ラーカーテンコーター。
  2. 【請求項2】前記コーティングロール及びブレードの表
    面硬さを略同一レベルとした請求項1記載のローラーカ
    ーテンコーター。
  3. 【請求項3】コーティングロールとドクターロールの間
    に塗料を溜め、コーティングロールに沿って流下する塗
    料をブレードで掻き取り、カーテン状に流下せしめるよ
    うに構成したローラーカーテンコーターにおいて、前記
    コーティングロールを硬さがHv700kg/mm2以下の軟質セ
    ラミックで被覆してその表面粗さをRa0.01〜2.0μmと
    し、前記ブレードを金属ブレードとしたことを特徴とす
    るローラーカーテンコーター。
  4. 【請求項4】ブレードのセラミック被覆の厚さを0.5〜
    5μmの範囲にした請求項1又は2記載のローラーカー
    テンコーター。
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