JP2746923B2 - 見本缶形成用板材と見本缶及びベンダ - Google Patents

見本缶形成用板材と見本缶及びベンダ

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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G1.見本缶形成用板材の構成 G2.結合部材の構成 G3.上部キャップ及び下部キャップの構成 G4.ベンダの見本缶陳列部の構成 G5.その他の構成 G6.実施例の作用 H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は自動販売機(以下ベンダという)及び、これ
に使用する見本缶(ダミー缶)及び見本缶を形成する板
材に関するものである。
B.発明の概要 本発明は弾性を有するシートを丸めて筒状にするとい
う作業で必要な時に、必要な場所で誰にでも簡単容易に
形成することができ、かつ前記シートに光透過性をもた
せることにより、シートに施されたラベル等の装飾模様
を光で浮き上がらせて装飾効果を上げることができるよ
うにした見本缶、見本缶を形成するための板材及び、こ
の見本缶に使用して好適なベンダに関するものである。
C.従来の技術 ベンダは小売店側からすれば人手に余り要せず人件費
を節約でき、また需要者からすれば何時でも気軽に利用
することができることからジュースやサイダー,コーラ
等の清涼飲料水或はビール等の販売に広く用いられてい
る。
そして、これらベンダには、販売されているものの見
本缶が陳列されていると共に、その価格が表示されてい
て、必要な金額を投入したのち、見本缶の対応する位置
の押ボタンを押すと実物缶が取出口に落下してくるよう
になっている。
そして従来は無地の空缶を形成し、該空缶にラベルシ
ールを貼付けることにより見本缶を作る方法が広く採用
されていた。
D.発明が解決しようとする課題 ところで上記従来の空缶にラベルシールを貼着するこ
とにより形成する見本缶には次に述べるような問題点が
あった。
(1)製造コストが高くなる。
アルミ板やブリキ板をプレスなどして製缶するためで
ある。
(2)輸送効率が悪い。
空缶とラベルシールを一緒にし、実物缶とは別に包装
して輸送するのであるが空缶は嵩張り、予備空缶をも含
めて1ベンダ当り、必要とされる20〜30個前後の空缶を
まとめて輸送しようとすると、重量の割りに体積が極め
て大きくなり、空気を運ぶのに輸送費を払うような状態
になるからである。
(3)大きな保管スペースを必要とする。
ベンダで販売する物品は季節や気候等により適宜に交
換して取扱われることがあり、そのために予備空缶を予
め用意しておいて、販売する物品を替えたときは、予備
空缶にラベルシールを貼着けて、その物品の見本缶を形
成して陳列するようになっているが空缶は嵩張るからで
ある。
(4)空缶にラベルシールを貼着すると外見的には実物
缶と極めて類似したものになり、実物缶の中に混入して
販売されてしまう虞がある。
(5)空缶は実物缶と同様に作られているため、内部に
光を入れて、内側から照らし出すようにして、見本缶を
照明することができない。
本発明は上記従来の問題点を解決し、嵩張らずに輸送
でき、かつ内部に光を導入して内側から照らし出すよう
にして照明することができる見本缶及び、このような見
本缶に使用して、その内部を照明するベンダを提供する
ことを目的(課題)として為されたものである。
E.課題を解決するための手段 弾性を有するシートによって、見本缶の筒状胴部を展
開した平面形状に見本缶形成用板材を形成し、該板材を
丸めて、その両側部を結合手段で結合することにより見
本缶の胴部を形成する構成とした。
また前記弾性を有するシートを光透過性を有する素材
で形成した。
また前記光透過性を有するシートを丸めることにより
形成された見本缶を陳列するベンダに、見本缶内を光で
照らす照明機能をもたせた。
F.作用 弾性を有するシートによって、見本缶の筒状胴部を展
開した平面形状に形成した見本缶形成用板材を丸めて、
その両端部を結合手段で結合すれば、シートはその弾性
(復元力)で自づと外方に膨らんで、見本缶の筒状胴部
となる。
そして、特に光透過性をもたせたシートで見本缶の筒
状胴部を形成し、該胴部内をベンダの照明機構で照明す
れば見本缶の胴部は光り輝いた状態になる。
G.実施例 以下、本発明を図面を参照して説明する。
G1.見本缶形成用板材の構成 第1図は見本缶形成用板材1の第1実施例を示し、該
見本缶形成用板材1は適宜の弾性を有するシート2を見
本缶の筒状胴部を展開した平面形状に形成されている。
前記シート2は合成紙3と、耐候性をもたせるための
樹脂フィルム4の積層体によって半透明に形成されてい
ると共に、合成紙3の表面には所謂ラベルの絵模様や文
字(図示省略)等が印刷されている。また前記シート2
の一側部には差込舌片5…5が形成されている一方、他
側部には舌片差込用のスリット6…6が形成されてい
る。そしてシート2を丸めて差込舌片5…5を舌片差込
用のスリット6…6に挿入して両側部を結合すれば第2
図に示すような見本缶の筒状胴部7が形成され、該筒状
胴部7を内側から光で照らせば、筒状胴部7は光り、か
つその表面に印刷したラベルの絵模様や文字等を浮び上
がらせるようになっている。
第3図は見本缶形成用板材1の第2実施例を示し、見
本缶形成用板材1は平板状の本体部1aの上端部に所定の
傾斜角度θをもたせた状態で台形状の波板部1bを連設す
ることにより形成されていて、これを丸めて両側部を結
合すると第4図に示したようなネックインタイプの見本
缶の筒状胴部7を形成できるようになっている。
他の構成は第1実施例の場合と略同じである。
第5〜6図は見本缶形成用板材1の第3実施例を示
し、見本缶形成用板材1は方形状の本体部1aの上端部に
円形状の上部キャップ形成片1cを連設し、下端部に円形
状の下部キャップ形成片1dを連設することにより形成さ
れている。そして本体部1aを丸めて両側部を結合して筒
状胴部7を形成し、上部キャップ形成片1cを略直角に折
曲げて筒状胴部7の上端開口部を塞ぐと共に、下部キャ
ップ形成片1cを略直角に折曲げて筒状胴部7の下端開口
部を塞ぐことにより、筒状胴部と上,下部キャップを同
時に成形できるようになっている。
なお1e…1eはキャップ形成片を筒状胴部7に固定する
ための固定舌片である。
G2.結合部材の構成 結合手段の他の態様である結合部材は前記差込舌片5
…5や舌片差込用のスリット6…6に代えて、丸めた見
本缶形成用板材1の両側部を結合するためのものであ
る。
第7図は結合部材8の第1実施例を示し、該結合部材
8は所定の曲率の円弧板状に作られていて、その両側部
には見本缶形成用板材の両側部を挿入固定するための溝
9,9が形成されている。
そして、見本缶形成用板材を円弧状に丸めて、その両
側部を溝9,9に挿入して固定することにより筒状胴部7
を形成するようになっている。
第8図は結合部材8の第2実施例を示す。この実施例
において、結合部材8は平面状の基板の幅方向の両側部
を同方向に所定の角度で折曲げると共に、これら折曲部
の端面に溝9,9を設けることにより形成されている。そ
して、前記溝9,9に見本缶形成用板材の両側部を挿入固
定すると見本缶形成用板材の中央部は、その弾性で半円
弧状に丸まって、正面から見ると円筒形に見える筒状胴
部7となる。
なお第1実施例の場合も第2実施例の場合も結合部材
8には磁性がもたせてあって、該磁性でベンダに吸着さ
せて、筒状胴部7を所定の位置に固定させるようになっ
ている。
また結合部材8の内面にはアルミ蒸着等により光反射
面12が形成されている。
第9図は結合部材8の第3実施例を示す。この実施例
において、結合部材8は一端側を略直角に折曲げて鉤状
に形成されたフック8aの先端側にフランジ側8bと頭部8c
を設けることにより形成されている。そして見本缶形成
用板材1を丸めて、その両側部を重ね合わせた部分の穴
に、前記頭部8cを挿入し、該頭部8cとフランジ部8bの間
で見本缶形成用板材1の両側部の重ね合わせた部分を挾
着して結合すると共に、前記フック8aを利用して、ベン
ダの諸定位置に筒状胴部7を固定するようになってい
る。
第10図は結合部材8の第4実施例を示す。この実施例
において、結合部材8はベース板8dの中央部にロッド8e
を突設すると共に、該ロッド8eの先端に頭部8fを設ける
ことにより形成されている。そして見本缶形成用板材1
を丸めて、その両側部を重ね合わせた部分に、前記頭部
8fを挿入し、該頭部8fとベース板8dの間で見本缶形成用
板材の両側部の重ね合わせた部分を挾着して結合すると
共に、前記ベース板8dを利用してベンダ側に設けたベー
ス板嵌合部8gに嵌合して固定するようになっている。
G3.上部キャップ及び下部キャップの構成 上部キャップ及び下部キャップは前記見本缶形成用板
材1を丸めて、その両側部を結合部材8等で結合するこ
とにより形成された筒状胴部7の上,下端開口部を塞ぐ
ことにより、見本缶としての体裁を整えるものである。
上,下部キャップとして前記G1の項で述べたように
(第5〜6図参照)、見本缶形成用板材1の本体部1aの
上,下端部に円形状の上,下部キャップ形成片1c,1dを
連設しておき、これら上,下キャップ形成片1c,1dで
上,下部キャップを形成することもできるが、本体部1a
に上,下部キャップ形成片1c,1dを連設する場合に、連
結部を如何に形成するかが問題になる。連結部の幅が広
すぎると、筒状胴部に対して、旨く上,下部キャップ形
成片1c,1dを折曲げることができず、また連設部の幅が
狭いと本体部1aから上,下部キャップ形成片1c,1dが容
易に剥れ落ちてしまうからである。また、上,下部キャ
ップ形成片1c,1dを折曲げて蓋をする場合には、上,下
部キャップ形成片1c,1dの筒状胴部への結合作業が煩雑
になり、またキャップとしての体裁も劣るという問題点
がある。
本項で説明する上,下部キャップは筒状胴部とは独立
別個に形成し、外観性等を向上させたものである。
第11図は上部キャップ10の第1実施例を示す。この実
施例において、上部キャップ10は筒状胴部7の直径より
もやや大き目の直径に形成された円筒部10aと、該円筒
部10aの軸方向の中央部に設けられた天蓋部10bとにより
断面I字型に作られていて、天蓋部10b上面には所謂プ
ルトップ11が一体的に形成されていると共に、下面には
光反射面12が形成されている。また前記円筒部10aの下
端面には環状の溝13が設けられていて、該溝13に前記円
筒胴部7の上端部を嵌合することにより、筒状胴部7の
上端に取付けられるようになっている。
そして、前記溝13で筒状胴部7の上端部を丸めた状態
に維持する機能を果たすようになっている。
第12図は上部キャップ10の第2実施例を示す。この実
施例において、上部キャップ10は下端側が筒状胴部7と
略同じ直径で、上端側に行くに従って徐々に縮径する筒
状部10cと、該筒状部10cの上端側に設けられた天蓋部10
dとにより、円錐台の筒状に形成されている。そして前
記筒状部10cの下端面には環状の溝13が設けられてい
て、該溝13に筒状胴部7の上端部を嵌合することによ
り、筒状胴部7の上端に取付けられて、所謂トリプルネ
ックインタイプの見本缶の外観を呈する。
第13図は上部キャップ10の第3実施例を示す。この実
施例において、上部キャップ10は筒状胴部7の直径より
もやや大径の円板状に形成されていて、その上面には外
周面にねじ溝を形成した円形の凸部14が形成されている
と共に中央部には光導入孔15が形成されている。また下
面には環状の溝13が形成されていて、該溝13に筒状胴部
7の上端部を嵌合することにより筒状胴部7の上端部に
取付けられている。そして、前記凸部14を次のG4の項で
述べるベンダの見本缶陳列部の上部キャップ受板に設け
たキャップ取付孔(ねじ孔)に螺合することにより上部
キャップ受板に吊り下げた状態で筒状胴部7を陳列する
ことができるようになっていると共に、上部キャップ受
板上に設けられている光源からの光を光導入孔15から筒
状胴部7内に導入して、該筒状胴部7内を照らすように
なっている。
第14図は下部キャップ16の第1実施例を示す。この実
施例において、下部キャップ16は筒状胴部7の直径より
もやや大き目の直径に形成された円筒部16aと、該円筒
部16aの軸方向の中央部に設けられた底蓋部16bとにより
断面I字型に作られていて、底蓋部16bの上面には光反
射面12が形成されている。
また前記円筒部16aの上端面には環状の溝13が形成さ
れていて、該溝13に筒状胴部7の下端部を嵌合すること
により、筒状胴部7の下端に取付けられるようになって
いる。そして前記底蓋部16bの上面に設けた光反射面12
で前記上部キャップ10に設けた光導入孔15から導入した
光を反射させて筒状胴部7の照明効率を上げるようにな
っている。
第15図は下部キャップ16の第2実施例を示す。この実
施例において、下部キャップ16は筒状胴部7の直系より
もやや大径の円板状に形成されていて、その下面には円
形の凸部14が形成されていると共に、その中央部には光
導入孔15が形成されている。また上面には環状の溝13が
形成されていて、該溝13に筒状胴部7の下端部を嵌合す
ることにより筒状胴部7の下端に取付けられる。
そして前記凸部14を次のG4の項で述べるベンダの見本
缶陳列部の下部キャップ受板に設けたキャップ取付孔に
嵌合することにより、下部キャップ受板上に載置した状
態で見本缶を陳列することができるようになっていると
共に、下部キャップ受板の下方に設けられている光源か
らの光を光導入孔15から筒状胴部7内に導入して、該筒
状胴部7内を照らす。そしてこの場合に導入した光を上
部キャップ10の天蓋部10bの下面に設けた光反射面12で
反射させて照明効率を上げるようになっている。なお17
は下部キャップ16の下面に取付けられたマグネットであ
り、該マグネット17で下部キャップ16をベンダの見本缶
陳列部の下部キャップ受板に吸着固定させるようになっ
ている。
第16図は下部キャップ16の第3実施例であり、該実施
例においては凸部14の外周にねじ溝18を形成し、該ねじ
溝18で下部キャップ16をベンダの下部キャップ受板に螺
合して固定する構成になっている。
なお、いずれの場合でも上部キャップ10と下部キャッ
プ16を缶内に調製したスプリングにより連結し振動等に
よるキャップ外れ防止することも可能である。この例を
第17図に示す。
G4.ベンダの見本缶陳列部の構成 第18図はベンダの見本缶陳列部19の第1実施例を示
す。この実施例において、見本缶陳列部19の下部には下
部キャップ受板20が設けられていて、該下部キャップ受
板20には、前記下部キャップ16の下面に設けた凸部14を
嵌合したり或は螺合したりするためのキャップ取付孔21
が一定の間隔で列設されている。そして、これらキャッ
プ取付孔21に下部キャップ16の凸部14を嵌合して、下部
キャップ16の下面に取付けたマグネット17で下部キャッ
プ16を下部キャップ受板20に磁気吸着させたり、或は凸
部14の外周面に設けたねじ溝18を利用してキャップ取付
孔21に螺合したりすることにより、見本缶は下部キャッ
プ受板20上に固定した状態で取付けられるようになって
いる。
また下部キャップ受板20の下方には蛍光灯などの照明
装置22が設けられていて、該照明装置22の光はキャップ
取付孔21及び下部キャップ16に設けた光導入孔15を通っ
て筒状胴部7内に導入されて、該筒状胴部7内を照らす
のである。
なお筒状胴部7の上端部には第11図に示したような上
部キャップ10が取付けられていて、その下面に設けた光
反射面12で光を反射させるようになっている。
第19図はベンダの見本缶陳列部19の第2実施例を示
す。この第2実施例は前記第1実施例が下部キャップ受
板20上に見本缶を載置しているだけなのに対し、上部キ
ャップ受板からも見本缶を吊り下げ見本缶を上下2段に
陳列した場合を示す。
即ち第2実施例においては見本缶陳列部19の下部には
下部キャップ受板20が設けられていると共に上部には上
部キャップ受板23が設けられている。そしてこれら下部
キャップ受板20と上部キャップ受板23には、それぞれ第
1実施例の場合と同様にキャップ取付孔21が列設されて
いて、下部キャップ受板20に設けたキャップ取付孔21に
は下部キャップ16の下面に設けた凸部14を嵌合すること
により見本缶が下部キャップ受板20上に載置した状態で
取付けられている。また上部キャップ受板23に設けたキ
ャップ取付孔21には上部キャップ10に上面に設けた凸部
14を嵌合することにより見本缶は上部キャップ受板23の
下部に垂下させた状態で取付けられている。
また下部キャップ受板20の下方及び上部キャップ受板
23の上方には、それぞれ蛍光灯などの照明装置22が設け
られていて、下部キャップ受板20の下方の照明装置22は
下部キャップ受板20上に載置されている筒状胴部7内を
照らし、また上部キャップ受板23の上方の照明装置22は
上部キャップ受板23の下部に吊り下げられている筒状胴
部7内を照らすようになっている。
なお下部キャップ受板20上に載置されている筒状胴部
7の上端には第11図に示したような上部キャップ10が取
付けられ、また上部キャップ受板23に吊下されている筒
状胴部7の下端には第14図に示したような下部キャップ
16が取付けられている。そして、これら上部キャップ10
と下部キャップ16の内面には、それぞれ光反射面12が形
成されていて、導入された光の照明効率を上げるように
なっていることは前述の通りである。
第20図はベンダの見本缶陳列部19の第3実施例を示
す。この例においては見本缶内部照明用の光源を兼用
し、上下2段に陳列した上部の見本缶を下方から、下部
の見本缶を上方から照射するようにしたものであり、基
本的な構成は前記第2実施例の場合で説明した通りであ
る。
G5.その他の構成 図面に示す実施例では結合部材8又は上下部キャップ
10,16を使用して、見本缶をベンダの見本缶陳列部に固
定的に取付け、製品補給時のベンダ扉の開閉等の振動
で、陳列部内で見本缶が倒れたりしないようにしている
が、これら結合部材8や上,下部キャップ10,16とは別
に第17図に示すように下部キャップ受板20の見本缶背後
に固定支柱24を設け、その先端に係止される見本缶係止
具25(例えば、バネ押え)で見本缶上部キャップ端を押
える2点固定構成としてもよい。
又、前記見本缶背後の固定支柱に上下方向長円の孔を
設け、ゴム等の環状固定具を嵌め、その環状孔に筒状胴
部を形成する際に用いる両端に鉤状頭部を設けたフック
形状のシート結合部材の一方の鉤状頭部を挿嵌して、環
状固定具を上下に移動させて位置調整ができる構成とし
てもよい。
更に、受板に突設した傘状の固定具を利用して見本缶
内部から見本缶を固定する構成としてもよい。
見本缶形成板材としてのシートはなお両端に差込舌片
を設け、シートを丸めて筒状に形成すると同時に例えば
見本缶固定支柱に設けたスリットに嵌め込んで、見本缶
胴部となす構成であってもよいし、又、シート両端をそ
れぞれ内方半円形状の切欠きを設けて見本缶背後に円形
の窓を形成し、ベンダ背面に設けられた光源からの光を
受ける構成としてもよい。
光源は筒状胴部内に直接豆電球等を挿入して、内部を
照らしてもよい。更にシートは、紙等でもよく、装飾性
を高め、購買意欲をそそる製品の識別生、訴求性を高め
るため、胴部の模様文字等の一部を蛍光塗料で印刷した
り、或は一部を切欠き、上面全体を印刷した樹脂フィル
ムを貼着した構成としてもよい。又、合成紙を使う場合
にあっては、その抄紙段階でスカシを施して用いてもよ
い。
更に又、プラスチック薄板で筒状胴部を形成して全体
をシュリンクラベルで見本缶胴部を形成してもよい。プ
ラスチック薄板の代りに透明筒体を利用できることはい
うまでもない。
キャップ受板にはキャップ取付孔の代わりに長円形の
光導入孔を列設しておき、胴径の異なる見本缶を所定の
固定位置に調整できるようにしてもよい。
また光導入孔に、もしくは光導入孔と照明装置との間
に集光用のレンズを設けてもよい。
見本缶形成用板材に罫線を入れ、四角柱形見本とする
こともできるし、板材の一側端上下を切欠いて、ベンダ
陳列部にフックを利用して固定するための間隙を形成し
てもよい。
又、ダミーボトルを利用して内部照明による装飾効果
をあげることも可能である。
G6.実施例の作用 実施例は上記のような構成であるから見本缶形成用板
材1を丸めて、その両側部を結合手段(結合部材8な
ど)で結合して筒状胴部7を形成し、上端開口部には上
部キャップ10を取付け、下端開口部には下部キャップ16
を取付けて見本缶としての体裁を整える。
そして下部キャップ16の下面に設けた凸部14を下部キ
ャップ受板20に設けたキャップ取付孔21に嵌合するなど
して下部キャップ受板20上に見本缶としての筒状胴部7
を取付け、或は上部キャップ10の上面に設けた凸部14を
上部キャップ受板23に設けたキャップ取付孔21に嵌合す
るなどして上部キャップ受板23に吊り下げた状態で見本
缶として筒状胴部7を取付ける。
そして、下部キャップ受板20の下方や上部キャップ受
板23の上方に設けた照明装置22で筒状胴部7内を照らせ
ば、該筒状胴部7は光り輝いて装飾効果、陳列効果に優
れたものになるのである。
H.発明の効果 本発明によれば次に述べるような効果がある。
(1)弾性を有するシートで見本缶の胴部を展開した平
面形状に見本缶形成用板材を形成したのでベンダに同時
に収納でき、運搬や保管の際に場所をとらず便利なもの
になる。また見本缶が必要なとき、必要な場所で見本缶
形成用板材を丸めて、その両端部を結合すれば見本缶形
成用板材はその弾性(復元力)で自づと円筒形状を保っ
て筒状胴部になる。
(2)見本缶形成板材に光透過性をもたせたので、筒状
胴部内に光を導入すれば、筒状胴部の周面に施したラベ
ルの絵模様や文字等が光で浮き上がった状態になり、装
飾効果や陳列効果に優れたものになる。
(3)従来の金属で空缶をプレス加工などして形成する
場合に較べてコストを安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は見本缶形成用板材の第1実施例の平面図、第2
図は第1実施例の見本缶形成用板材を丸めて作った筒状
胴部の斜視図、第3図は見本缶形成用板材の第2実施例
の平面図、第4図は第2実施例の見本缶形成用板材を丸
めて作った筒状胴部の斜視図、第5図は見本形形成用板
材の第3実施例の平面図、第6図は第3実施例の見本缶
形成用板材を丸めて作った筒状胴部の斜視図、第7図は
結合部材の第1実施例の斜視図、第8図は結合部材の第
2実施例の斜視図、第9図は結合部材の第3実施例の斜
視図、第10図は結合部材の第4実施例の斜視図、第11図
は上部キャップの第1実施例の断面図、第12図は上部キ
ャップの第2実施例の断面図、第13図は上部キャップの
第3実施例の断面図、第14図は下部キャップの第1実施
例の断面図、第15図は下部キャップの第2実施例の断面
図、第16図は下部キャップの第3実施例の断面図、第17
図は上、下部キャップの連結方法を示す断面図、第18図
はベンダの見本缶陳列部の第1実施例の断面図、第19図
は見本缶陳列部の第2実施例の断面図、第20図は見本缶
陳列部の第3実施例の断面図である。 1……見本缶形成用板材、2……シート、 3……合成紙、4……樹脂フィルム、7……筒状胴部、 10……上部キャップ、12……光反射面、 15……光導入孔、16……下部キャップ、 19……見本缶陳列部、20……下部キャップ受板、 21……キャップ取付孔、22……照明装置、 23……上部キャップ受板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢沢 滋人 東京都港区南麻布3―19―25―402 (56)参考文献 特開 平1−229398(JP,A) 特開 平1−320596(JP,A) 特開 昭54−136300(JP,A) 実開 昭57−201575(JP,U) 実開 平2−119778(JP,U) 実開 平1−175382(JP,U) 実開 昭56−55960(JP,U)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性復元力を有するシートによって、平板
    状に形成されていて、円筒状に丸めて端部を固定するこ
    とにより、見本缶の筒状胴部を形成できるようにしたこ
    とを特徴とする見本缶形成用板材。
  2. 【請求項2】前記シートは、光透過性を有する素材で形
    成されている第1項記載の見本缶形成用板材。
  3. 【請求項3】前記第1項又は第2項記載の見本缶形成用
    板材を丸めて、その両側部を結合手段で結合することに
    より形成したことを特徴する見本缶の筒状胴部。
  4. 【請求項4】前記結合手段は、見本缶をベンダの陳列部
    へ固定するための固定部材で構成されている第3項記載
    の見本缶の筒状胴部。
  5. 【請求項5】前記第1項又は第2項記載の見本缶の筒状
    胴部の上,下開口部を、それぞれ上,下部キャップで塞
    ぐことにより形成したことを特徴する見本缶。
  6. 【請求項6】前記上,下部キャップのいずれか一方に
    は、光導入孔が設けられ、該光導入孔から缶内に光を導
    入できるようになっている第5項記載の見本缶。
  7. 【請求項7】前記上,下部キャップのいずれか一方に
    は、光導入孔が設けられ、他方の内面には光反射面が設
    けられている第5項記載の見本缶。
  8. 【請求項8】見本缶陳列部に見本缶を載置する下部キャ
    ップ受板を設け、該下部キャップ受板に、前記見本缶の
    下部キャップに設けた光導入孔と連らなるキャップ取付
    孔を設け、前記下部キャップ受板の下方には、前記キャ
    ップ取付孔及び光導入孔を通して見本缶内を照射する光
    源を設けるとともに、前記見本缶内には、上記光源から
    の光を反射させる光反射面を設けたことを特徴とするベ
    ンダ。
  9. 【請求項9】見本缶陳列部に見本缶を吊下する上部キャ
    ップ受板に、前記見本缶の上部キャップに設けた光導入
    孔と連らなるキャップ取付孔を設けると共に、前記上部
    キャップ受板の上方には、前記キャップ取付孔及び光導
    入孔を通して見本缶内を照射する光源を設けたことを特
    徴とするベンダ。
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