JPH0726788Y2 - 自動販売機展示用缶見本 - Google Patents

自動販売機展示用缶見本

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JPH0726788Y2
JPH0726788Y2 JP1990082247U JP8224790U JPH0726788Y2 JP H0726788 Y2 JPH0726788 Y2 JP H0726788Y2 JP 1990082247 U JP1990082247 U JP 1990082247U JP 8224790 U JP8224790 U JP 8224790U JP H0726788 Y2 JPH0726788 Y2 JP H0726788Y2
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JP1990082247U
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JPH0440379U (ja
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孝男 渡辺
紀夫 渡辺
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株式会社明和スクリーン
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として缶入り飲料等の自動販売機の商品展示
に使用する自動販売機展示用缶見本に関する。
(従来の技術) 近年、缶入りの清涼飲料やホット飲料の自動販売機が普
及しており、これらの自動販売機は、前面に商品陳列窓
が設けられ、その窓内に販売商品と同じ形状及び標識の
展示用缶見本が並べられている。
この展示用缶見本は、太陽光等によって経時的に変色す
ると、消費者の購買欲を低下させるため、定期的に新し
いものと取り換える必要がある。
このため、従来、古くは内容物を詰めない実物と同じ缶
に、空の缶を退色防止用の特殊な印刷により実物と同じ
表示を施し、これを展示見本として使用し、必要に応じ
て取り換えていた。
しかし、この種の見本缶は、通常の缶に比べて塗料や印
刷方法が特殊であり、使用数量も販売する商品に比べて
少いため、高価とならざるを得ず、また嵩張るものであ
るため、運搬に不便であるという欠点があった。
そこで、このような欠点を解消するものとして、従来、
展示見本用の印刷を施したフィルム状合成樹脂板からな
るラベル状の見本表示板を多数形成しておき、缶状の支
持体の表面にこれを巻き付けて支持させ、見本表示板の
みを取り換え自在にしたものが開発されている(例えば
実開平1-123282号公報)。
また、缶見本を缶形状の上下端部を構成する上下の端板
と、両端板間の連結する支柱、及び両端板間に円筒状に
丸めた状態で見本表示板を介在させて構成し、使用現場
で組立可能にしたものが開発されている(例えば特開平
2-40789号公報)。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来の缶見本の内、実開平2-123282号公報に示
されているような、缶体にラベル状の見本表示板を貼り
付けるものにあっては、内部から光を照射する場合、缶
体の透光性が経時的に低下し、定期的に缶体を取り換え
る必要が生じ、しかも、缶体は嵩張るため、保管や運搬
に不便であるという問題がある。
また、特開平2-40789号公報に示されているような組立
式のものの場合には、缶見本内部から照明する場合に、
外周が見本表示板一枚であるため、透光性が損なわれる
という問題はないが、組立に手数を要し、しかも、部品
数が多いため、製造コストが高いという問題がある。
また、前記両従来例とも、ラベル状又は板状の見本表示
板の取り換えに際しては、缶見本全体を自動販売機から
取り外さなければないないという問題があった。
本考案はこのような従来の問題にかんがみ、見本表示板
のみの取り換えによって新しさが回復でき、しかも部品
数が少なく、低コストで製造でき、更に自動販売機から
缶見本全体を取り外すことなく、見本表示板のみを手軽
に取り換えることができる自動販売機展示用缶見本の提
供を目的としてものである。
(課題を解決するための手段) 上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成する
ための本考案の特徴は、缶見本の上下端部を構成する互
いに対向配置の上端板部及び下端板部と、該両端板部の
背縁間を互いに連結する支柱部からなる支持体を有し、
前記両端板部間に、販売品表示を施した見本表示板を円
筒状に湾曲させて介在させてなる自動販売機展示用缶見
本において、前記両端板部の内のいずれか一方側の端板
部の周縁部にリング状の立上り部を一体に備えるととも
に、他方側の端板部を前記支柱と一体化させたリング体
と、該リング体内に嵌り合う蓋体とをもって構成させ、
該蓋体には嵌合方向側端部に先細りテーパ状ガイドを一
体に備え、かつ、前記リング体と前記支柱部及び他方側
の端板部を一体とし、前記支柱部の前面に前記見本表示
板の縦向きの両縁部が係合される係合突起を一体に備
え、前記見本表示板を弾性板材をもって構成し、展開方
向の弾性をもたせて円筒状に丸めた状態で上下のいずれ
かの一方の端部外面を前記リング状の立上り部の内面に
当接させるとともに、縦向きの両縁部を前記支柱の係合
突起に対し前記円筒形を縮径不能に係止させ、更に該見
本表示板の上下の他方側の端部を前記リング体と蓋体間
に挾持させたことにある。
(作用) この自動販売機用展示見本は、支持基体に対する見本表
示板の装着に際し、リング体に嵌り合う蓋体を取り外し
た状態で見本表示板を円筒状に丸めて両端板部間に挿入
する。そして丸めている手を離すことにより見本表示板
は自らの弾性によって展開方向に拡開しようとする。こ
のとき見本表示板の上下縁の一方の外面が端板部のリン
グ状の立上り部の内面に当接し、他方の外面がリング体
内面に当接して両縁板間に筒状の状態に保持される。ま
たこのとき、見本表示板の縦方向の両縁部が、支柱部前
面の見本表示板係合突部の外側に落ち込むことによって
両縦向き側縁の円周方向の動きが阻止され、円筒形が縮
径不能となった状態で見本表示板が装着される。次いで
蓋体をリング体内に嵌め込むことにより、蓋体外周とリ
ング体内周との間に見本表示板の上縁が挾持されて固定
される。
一方、見本表示板の取り外し蓋体を取り外すことにより
リング体内を通して引き上げるか、もしくは一方の側縁
を半径方向に押し曲げて突部から外し、細筒状に丸め、
一端側をリング体側にずらし、他端側から前面側に取り
外す。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面について説明する。
図において、1は合成樹脂製の支持基体である。この支
持基体は、缶形状の上下両部を構成する円盤状をした上
端板部2及び下端板部3とが同軸心配置に対向されてお
り、その両端板部2,3の背縁部間に支柱部4が介在され
て全体を一体構造としている。
上端板部2は、支柱部4の上端と一体成形されたリング
体2aと、そのリング体2a内に嵌合される蓋体2bとから構
成され、蓋体2bにはその下側に先細りテーパ状配置に複
数のガイドリブ2cが一体成型されている。下端板部3に
は中央に透孔6が開口され、その透孔6の縁部下に陳列
台固定筒部7が一体成形され、これを陳列台8の挿入孔
9内に挿入し、透孔6を通して陳列台8内のランプ10か
ら内部照明光を照射させるようになっている。また、下
端板部3の上面周縁部にはリング状の立上り部11が一体
成形され、その内側と透孔6の縁部間に立上り部11より
低い多数のリブ12,12……が放射状に一体成形されてい
る。
支柱部4は横断面が前面側を凹ませた弧状に成形され、
その上下方向の略中央位置に一対の見本表示板係合突起
13,13が突設されている。
支持基体1の上下端板部2,3間に板状の見本表示板14を
筒状に丸めて装着することにより、全体が缶形状になる
ようになっている。
この見本表示板14には、販売商品の外周面と同じ表示が
付されているとともに、支持基体1への装着状態より展
開方向の弾性をもたせて成形されている。そして支持基
体1に対しては、円筒状に丸められた見本表示板14の上
端縁15を上端板部2のリング体2a内面と蓋体2b外面との
間に挾持させ、下端縁16の外面を下端板部3のリング状
の立上り部11の内面に当接させ、かつ縦向きの両側縁1
7,17の外面側を支柱部4の前面に当接させるとともに、
この状態で両側縁17,17を支柱部前面の突起13,13の外側
に位置させ、互いに両側縁17,17の接近方向、即ち円筒
状が縮径される方向の動作を阻止させている。
なお、支柱部前面の突起13,13は、両者外側に鋭角溝13
a,13aが形成されるように外側面を傾斜させている。
見本表示板14の装着に際しては、第2図に示すように、
これをリング体2aの直径より小さく丸め、上端側を蓋体
2bを取り外したリング体2a内に挿入して支持基体1内に
挿入し、下方に移動させて下端側を下端板部3内の所定
高さ位置に挿入し、丸めている手を離す。これによって
見本表示板14は、自ら弾性によって展開方向に拡き、上
縁外面がリング体2aの内面に当接し、下縁外周が下端板
部3の対向面周縁部の立上り部11内に当接する。またこ
のとき、縦向きの両側縁17,17が支柱部前面の両突起13,
13の外側に当接される。この状態で蓋体2bをリング体2a
内に嵌合することにより、ガイドリブ2cによって見本表
示板14の上端が強制的に蓋体形状に拡開され、蓋体2bの
外周面とリング体2a間に挾持されて固定される。これに
よって見本表示板14の外面を手で持つことにより中心方
向の外力が加わっても、上縁側はリング体と蓋体内の挾
持により、また、下端側は両側縁17,17が両突起13,13の
各鋭角溝に嵌り込むことにより縮径方向の動作が阻止さ
れ、装着状態が維持される。
尚、見本表示板14の取り外しは、蓋体2bを取り外してリ
ング体2a内より引き抜いてもよく、また見本表示板14の
一方の側縁17を突起13から外すように半径方向に押し曲
げて細筒状に丸め、一端側をリング体2aの内側にずらせ
て他端側から前面側に引き出してもよい。
上述の実施例では、上端側を細くした肩付きの缶形状に
成形した場合を示しており、この場合には見本表示板14
にも肩部14aを成形する必要上から、略半円筒状に成形
したものを更に小径に丸めて装着している。
また津肩部のないストレート缶の場合には、長方形状の
平板状に成形した見本表示板を使用する。また、この見
本表示板は、プラスチック板の他、プラスチックフィル
ム、紙板等各種材料が使用できる。
更に陳列台への取り付けは、前述したように下端板部に
着脱手段を設ける他、支柱部背面に設けてもよく、内部
照明用の光導入孔も下端板部の他、支柱部に開口させて
もよい。
更に、支持基体1はリング体2aと下端板部3及び支柱部
4を一体成形する他、各部分を別々にモールド成型した
ものを組み合わせて一体としたものであってもよい。
(考案の効果) 上述したように本考案の自動販売機展示用缶見本は、弾
性を有する板材からならる見本表示板を丸めて上下端板
部間に挿入し、これを展開さた後、蓋体を装着するのみ
で所定の向きに装着でき、しかも支持体の前面側からの
みの操作によって取り換えが可能であるため、支持体を
自動販売機から取り外すことなく作業できるため、その
取り換え作業が簡単に極めて短時間で行うことができ
る。従って、取り換えのためには板状の見本表示板を持
ち運ぶのみでよく、嵩張らず、軽量であり、商品の補充
のための作業者が簡単に取り換え作業できる。
また支持体は蓋体を除き、他の部分を一体成形すること
もでき、また二分割程度の少部品にても成形できるた
め、コストを著しく低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1図は分解
斜視図、第2図は見本表示板の装着状態の斜視図、第3
図は組立状態の縦断面図、第4図は第2図中のA−A線
断面図である。 1……支持基体、2a……リング体、2b……蓋体、2c……
ガイドリブ、2,3……上下端板部、4……支柱部、6…
…透孔、7……固定筒部、8……陳列台、9……挿入
孔、10……ランプ、11……立上り部、12……リブ、13…
…突起、13a……鋭角溝、14……見本表示板、14a……肩
部、15,16……上下端縁、17……両側縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶見本の上下端部を構成する互いに対向配
    置の上端板部及び下端板部と、該両端板部の背縁間を互
    いに連結する支柱部からなる支持体を有し、前記両端板
    部間に、販売品表示を施した見本表示板を円筒状に湾曲
    させて介在させてなる自動販売機展示用缶見本におい
    て、前記両端板部の内のいずれか一方側の端板部の周縁
    部にリング状の立上り部を一体に備えるとともに、他方
    側の端板部を前記支柱と一体化させたリング体と、該リ
    ング体内に嵌り合う蓋体とをもって構成させ、該蓋体に
    は嵌合方向側端部に先細りテーパ状ガイドを一体に備
    え、かつ、前記リング体と前記支柱部及び他方側の端板
    部を一体とし、前記支柱部の前面に前記見本表示板の縦
    向きの両縁部が係合される係合突起を一体に備え、前記
    見本表示板を弾性板材をもって構成し、展開方向の弾性
    をもたせて円筒状に丸めた状態で上下のいずれかの一方
    の端部外面を前記リング状の立上り部の内面に当接させ
    るとともに、縦向きの両縁部を前記支柱の係合突起に対
    し前記円筒形を縮径不能に係止させ、更に該見本表示板
    の上下の他方側の端部を前記リング体と蓋体間に挾持さ
    せたことを特徴としてなる自動販売機展示用缶見本。
JP1990082247U 1990-08-02 1990-08-02 自動販売機展示用缶見本 Expired - Lifetime JPH0726788Y2 (ja)

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