JP2746629B2 - 自動車用窓ガラスの上昇規制装置 - Google Patents

自動車用窓ガラスの上昇規制装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用窓ガラスの上昇規制装置に関する。
(従来の技術) 従来の自動車用窓ガラスの上昇規制装置は第5図に示
す特開昭62−187616号公報のように昇降式窓ガラス11の
下端部に可動側ストッパ12を設ける一方、窓ガラス11を
格納するインナパネル13に固定され、可動側ストッパ12
と窓ガラス11の上昇時に当接して窓ガラス閉鎖位置を規
制する固定側ストッパ14を設けたものや、第6図及び要
部拡大説明図である第7図、第7図の矢視C方向の説明
図である第8図に示すようにレギュレータのチャンネル
21にレギュレータブラケット22を介してサッシュ23に摺
動案内され上下動するガラスホルダ24を取り付ける一
方、サッシュ23にストッパ25を設け、そのストッパ25と
ガラスホルダ24の周囲に形成したフランジ24aとを当接
して窓ガラス26の上昇を規制する上昇規制装置が既に開
発されている。
(発明が解決しようとする課題) 上述したような従来の自動車用窓ガラスの上昇規制装
置によると、窓ガラスの下端に設けた可動側ストッパを
インナパネルに設けた固定側ストッパに当接して窓ガラ
スの上昇規制をする構造や、ガラスホルダのフランジと
サッシュに設けたストッパとを当接して窓ガラスの上昇
規制を行っているので窓ガラスを上方よりドア内に挿入
して窓ガラスを装着する場合、可動側ストッパやフラン
ジが固定側ストッパやサッシュに設けたストッパとの当
接を回避する構造にしなければならず、構造が複雑にな
り、窓ガラスの装着作業が煩雑になり多くの作業時間を
要するばかりでなく、製品価格の高騰を招くなどの不具
合がある。
従って本発明の目的は、構造の簡素化及び窓ガラス装
着作業の簡易化が図れ、安価な製品が得られる自動車用
窓ガラスの上昇規制装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の自動車用窓ガラ
スの上昇規制装置は、窓ガラスを支承するガラスホルダ
と、ガラスホルダを介して窓ガラスを上下方向へ摺動案
内するサッシュと、ガラスホルダを上下動するレギュレ
ータのチャンネルと、該チャンネルに設けられ、ガラス
ホルダと結合されるレギュレータブラケットとを有する
自動車用窓ガラスの昇降装置において、窓ガラス上昇時
に上記レギュレータブラケットと当接して窓ガラス閉鎖
位置を規制するストッパを上記サッシュに設け、窓ガラ
ス装着時に上記ガラスホルダに形成した下降位置決め部
と当接して窓ガラスの下降位置を規制する下降位置規制
部を上記レギュレータブラケットに設け、該下降位置決
め部と当接して窓ガラスの車幅方向への移動を規制する
左右方向規制部を上記レギュレータブラケットに設け、
上記ガラスホルダに形成した前後位置決め部と当接して
窓ガラスの車体前後方向への移動を規制する前後方向規
制部を上記レギュレータブラケットに設けたことを特徴
とする。
(作用) 窓ガラス上昇時にサッシュに設けたストッパと、レギ
ュレータブラケットとを当接せしめ窓ガラスの閉鎖位置
を規制し、窓ガラス装着の際ガラスホルダに形成した下
降位置決め部をレギュレータブラケットに形成した下降
位置規制部及び左右方向規制部に当接して窓ガラスの上
下方向及び車幅方向の位置決めを行い、ガラスホルダに
形成した前後位置決め部と前後規制部とを当接せしめ、
前後方向の位置決めをする。
(実施例) 以下本発明の自動車用窓ガラスの上昇規制装置の一実
施例を第1図乃至第4図によって説明する。第1図は本
発明の自動車用窓ガラスの上昇規制装置が適用される窓
ガラス昇降装置を示す説明図、第2図は第1図における
A部拡大図、第3図は要部拡大説明図であり、第4図は
第3図における矢視B方向からの説明図である。
窓ガラス1の下端はガラスホルダ2に固着してありレ
ギュレータブラケット(以下ブラケットと称する)4を
介してレギュレータのチャンネル3に取り付けてある。
チャンネル3は支軸6aによって回動可能にX字状に構
成されたリフトアーム6及びイコライザアーム7の先端
にローラを介して設けられ、リフトアーム6の基端に結
合されたドリブンギヤ9をモータMによって駆動するこ
とにより、チャンネル3を上下動して、窓ガラス1をサ
ッシュ5,5に摺動案内させ上下動するようになされてい
る。符号8はイコライザアーム7の一端を摺動案内する
ローラガイドである。
窓ガラス1の下端を支承するガラスホルダ2の下端に
ローラ2aが軸支され、サッシュ5に沿って摺動するよう
に構成され、ガラスホルダ2の周囲にはフランジ2bが形
成してあり、フランジ2bの一部を切り欠いて、前後位置
決め部2c,2cを形成するとともに下降位置決め部2dを形
成している。
サッシュ5はボルトb,bによりドア10のインナパネル
(図示せず)に取り付けられ、断面L字形のストッパ15
が長孔5aに沿って移動調節可能に設けてある。チャンネ
ル3の端部にはブラケット4が設けてあり、ブラケット
4とガラスホルダ2とはボルトbにより結合してある。
ブラケット4には、平面状のガラスホルダ取付面4a,及
びガラス取付面4aに対峙して形成された切り起こし部4b
による左右位置規制部が構成してあり、ガラスホルダ取
付面4aと切り起こし部4bとの間には平坦面である下降位
置規制部4cが形成してある。ガラスホルダ取付面4aの外
周にはフランジ4dが設けられ、このフランジ4dは半円形
状の頂部4e及び頂部4eに連続して形成された前後方向規
制部4f,4fを有している。取付部4gをチャンネル3に固
定することによりブラケット4をチャンネル3に取り付
けている。
以上のように構成した自動車用窓ガラスの昇降装置の
モータMを回動させる、ドリブンギヤ9、リフトアーム
6、チャンネル3、及びブラケット4並びにガラスホル
ダ2を介して窓ガラス1を上昇させる。窓ガラス1を閉
鎖位置まで上昇させると、ブラケット4の頂部4eが第3
図及び第4図に二点鎖線で示す4e′の位置まで上昇して
サッシュ5に調整可能に設けられたストッパ15に当接し
て窓ガラス1の上昇を規制する。
窓ガラス1をドア10に装着するには、ガラスホルダ2
を設けた窓ガラス1を上方よりドア10内へ挿入して、予
めドア10内に設けられたブラケット4へボルトbにより
締結して取付ける。窓ガラス1を取り付ける際、窓ガラ
ス1を下降させ、ガラスホルダ2に形成した下降位置決
め部2dをブラケット4に形成した左右規制部であるガラ
スホルダ取り付け面4a及び切り起こし部4b間に挿入して
ガラスホルダ取り付け面4a、切り起こし部4bに当接せし
めガラスホルダ2、即ち窓ガラス1の車幅方向の大まか
な位置決めを行い、下降位置決め部2dと下降位置規制部
4cとを当接することにより窓ガラス1の上下方向の位置
決めを行う。またガラスホルダ2のフランジ2bを切り欠
いて形成した前後位置決め部2c,2c間にブラケット4の
前後方向規制部4f,4fを位置させ当接させることにより
窓ガラス1の前後方法の大まかな位置決めを行い、続い
てガラスホルダ2とブラケット4の結合部において微調
整を行いボルトbにより固着する。続いてストッパ15を
サッシュ5に形成した長孔5aに沿って移動調整してブラ
ケット4の頂部4eをストッパ15との当接位置を調節し
て、窓ガラス1の上昇規制位置を位置決めし、窓ガラス
1の閉鎖位置を規制する。
(効果) 窓ガラスを昇降装置へ装着する際、ガラスホルダに形
成した下降位置決め部をレギュレータブラケットに形成
した下降位置規制部及び左右方向規制部に当接して窓ガ
ラスの上下方向及び車幅方向の位置決めを行い、ガラス
ホルダに形成した前後位置決め部と前後方向規制部とを
当接せしめ前後方向の位置決めをするようにしたので、
作業の簡素化及び、レギュレータブラケットとストッパ
の共用化を図り部品点数の削減及び、サッシュ側ストッ
パの構造を簡略化し、製造及び製品価格の低下が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動車用窓ガラスの上昇規制装置が適
用される窓ガラス昇降装置の一実施例の説明図、第2図
は第1図におけるA部拡大図、第3図は要部拡大図、第
4図は第3図における矢視B方向からの説明図、第5図
乃至第8図は従来の実施例の説明図である。 1……窓ガラス、2……ガラスホルダ、2b……フラン
ジ、2c……前後位置決め部、2d……下降位置決め部、3
……チャンネル、4……レギュレータブラケット、4a…
…ガラスホルダ取付面、4b……切り起こし部、4c……下
降位置規制部、4e……頂部、4f……前後方向規制部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓ガラスを支承するガラスホルダと、該ガ
    ラスホルダを介して窓ガラスを上下方向へ摺動案内する
    サッシュと、ガラスホルダを上下動するレギュレータの
    チャンネルと、該チャンネルに設けられ、ガラスホルダ
    と結合されるレギュレータブラケットとを有する自動車
    用窓ガラス昇降装置において、窓ガラス上昇時に上記レ
    ギュレータブラケットと当接して窓ガラス閉鎖位置を規
    制するストッパを上記サッシュに設け、窓ガラス装着時
    に上記ガラスホルダに形成した下降位置決め部と当接し
    て窓ガラスの下降位置を規制する下降位置規制部を上記
    レギュレータブラケットに設け、該下降位置決め部と当
    接して窓ガラスの車幅方向への移動を規制する左右方向
    規制部を上記レギュレータブラケットに設け、上記ガラ
    スホルダに形成した前後位置決め部と当接して窓ガラス
    の車体前後方向への移動を規制する前後方向規制部を上
    記レギュレータブラケットに設けたことを特徴とする自
    動車用窓ガラスの上昇規制装置。
  2. 【請求項2】左右位置決め部が、レギュレータブラケッ
    トに形成されたガラスホルダ取付面及び該ガラスホルダ
    取付面と対峙して形成した切り起こし部であって、下降
    位置規制部が上記ガラスホルダ取付面と切り起こし部と
    の間に形成された平坦面であることを特徴とする請求項
    1記載の自動車用窓ガラスの上昇規制装置。
  3. 【請求項3】前後位置決め部が、ガラスホルダの周辺に
    形成されたフランジ部を切り欠いて形成した切欠部であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の自動車用窓
    ガラスの上昇規制装置。
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