JP2744398B2 - 固体電解コンデンサーの基板実装構造 - Google Patents
固体電解コンデンサーの基板実装構造Info
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- JP2744398B2 JP2744398B2 JP5140305A JP14030593A JP2744398B2 JP 2744398 B2 JP2744398 B2 JP 2744398B2 JP 5140305 A JP5140305 A JP 5140305A JP 14030593 A JP14030593 A JP 14030593A JP 2744398 B2 JP2744398 B2 JP 2744398B2
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/181—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型で大容量化を図っ
たタンタル固体電解コンデンサー又はアルミ固体電解コ
ンデンサー等の固体電解コンデンサーのうち、面実装に
適用するように構成した面実型の固体電解コンデンサー
を、プリント基板等の基板に対して半田付けにて実装す
る場合における構造に関するものである。
たタンタル固体電解コンデンサー又はアルミ固体電解コ
ンデンサー等の固体電解コンデンサーのうち、面実装に
適用するように構成した面実型の固体電解コンデンサー
を、プリント基板等の基板に対して半田付けにて実装す
る場合における構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の面実装型の固体電解コン
デンサーは、例えば、特公平3−30977号公報等に
記載され、且つ、図9〜図11に示すように、コンデン
サー素子1におけるチップ片1aから突出する陽極棒1
bを、左右一対の金属板製リード端子2,3のうち一方
のリード端子2に対して固着する一方、前記チップ片1
aを、他方のリード端子3に対して直接に接続するか、
或いは、温度又は過電流に対する安全ヒューズ線(図示
せず)を介して接続し、これらの全体を、合成樹脂製の
モールド部4にて、前記両リード端子2,3が当該モー
ルド部の左右両側面4a,4bから突出するようにパッ
ケージし、更に、前記両リード端子2,3を、前記モー
ルド部4の底面4cと略同一平面状に屈曲し、この両リ
ード端子2,3を、プリント基板Aにおける両電極パッ
トA1,A2に対して半田付けすると言う構成にしてい
る。
デンサーは、例えば、特公平3−30977号公報等に
記載され、且つ、図9〜図11に示すように、コンデン
サー素子1におけるチップ片1aから突出する陽極棒1
bを、左右一対の金属板製リード端子2,3のうち一方
のリード端子2に対して固着する一方、前記チップ片1
aを、他方のリード端子3に対して直接に接続するか、
或いは、温度又は過電流に対する安全ヒューズ線(図示
せず)を介して接続し、これらの全体を、合成樹脂製の
モールド部4にて、前記両リード端子2,3が当該モー
ルド部の左右両側面4a,4bから突出するようにパッ
ケージし、更に、前記両リード端子2,3を、前記モー
ルド部4の底面4cと略同一平面状に屈曲し、この両リ
ード端子2,3を、プリント基板Aにおける両電極パッ
トA1,A2に対して半田付けすると言う構成にしてい
る。
【0003】ところで、この固体電解コンデンサーは、
有極性であって、陽極側と陰極側とを逆向きに装着する
と、絶縁が破壊されて、大電流が流れることにより、当
該固体電解コンデンサー、及び、この固体電解コンデン
サーを適用した電気回路に故障が発生することになる。
有極性であって、陽極側と陰極側とを逆向きに装着する
と、絶縁が破壊されて、大電流が流れることにより、当
該固体電解コンデンサー、及び、この固体電解コンデン
サーを適用した電気回路に故障が発生することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の固体電
解コンデンサーにおいては、前記したように、両リード
端子2,3を同じ形状にして、モールド部4における左
右両側面4a,4bから突出すると言う構成にしている
から、プリント基板Aに対して半田付けにて実装するに
際し、固体電解コンデンサーをプリント基板に対して、
その両リード端子2,3の極をプリント基板Aにおける
両電極パットA1,A2に対して逆向きにしてマウント
した場合に、そのまま半田付けされることになるから、
固体電解コンデンサーのプリント基板に対する半田付け
による実装後において、当該固体電解コンデンサー及び
その電気回路に故障が発生することがあった。
解コンデンサーにおいては、前記したように、両リード
端子2,3を同じ形状にして、モールド部4における左
右両側面4a,4bから突出すると言う構成にしている
から、プリント基板Aに対して半田付けにて実装するに
際し、固体電解コンデンサーをプリント基板に対して、
その両リード端子2,3の極をプリント基板Aにおける
両電極パットA1,A2に対して逆向きにしてマウント
した場合に、そのまま半田付けされることになるから、
固体電解コンデンサーのプリント基板に対する半田付け
による実装後において、当該固体電解コンデンサー及び
その電気回路に故障が発生することがあった。
【0005】そこで、従来の固体電解コンデンサーで
は、両リード端子2,3のうちいずれか一方のリード端
子にスリット孔を設けるか、モールド部4の上面のうち
陽極側リード端子2に近い部位又は陰極側リード端子3
に近い部位に、極性マークを設けることによって、極性
を識別できるようにしているものの、固体電解コンデン
サーは元々小さい部品であるために、前者のように、一
方のリード端子に設けたスリット孔を肉眼で認識するこ
とが困難であるから、極性を見誤るおそれが大きく、ま
た、モールド部の上面に設けた極性マークでは、固体電
解コンデンサーにおける極性を、当該固体電解コンデン
サーの下面側から識別することができないから、固体電
解コンデンサーを半田付けにて実装した後で当該固体電
解コンデンサーに発熱・焼損が発生することを未然に防
止できないと言う問題があった。
は、両リード端子2,3のうちいずれか一方のリード端
子にスリット孔を設けるか、モールド部4の上面のうち
陽極側リード端子2に近い部位又は陰極側リード端子3
に近い部位に、極性マークを設けることによって、極性
を識別できるようにしているものの、固体電解コンデン
サーは元々小さい部品であるために、前者のように、一
方のリード端子に設けたスリット孔を肉眼で認識するこ
とが困難であるから、極性を見誤るおそれが大きく、ま
た、モールド部の上面に設けた極性マークでは、固体電
解コンデンサーにおける極性を、当該固体電解コンデン
サーの下面側から識別することができないから、固体電
解コンデンサーを半田付けにて実装した後で当該固体電
解コンデンサーに発熱・焼損が発生することを未然に防
止できないと言う問題があった。
【0006】本発明は、固体電解コンデンサーを、プリ
ント基板等の基板に対して半田付けにて実装するに際し
て、当該固体電解コンデンサーの極を間違って逆向きに
してマウントしたときに、前記基板に対する半田付けが
できないようにすることによって、前記の問題を解消す
ることを技術的課題とするものである。
ント基板等の基板に対して半田付けにて実装するに際し
て、当該固体電解コンデンサーの極を間違って逆向きに
してマウントしたときに、前記基板に対する半田付けが
できないようにすることによって、前記の問題を解消す
ることを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「固体電解コンデンサーの左右両側面
から突出する陽極側リード端子及び陰極側リード端子
を、プリント基板等の基板における陽極側電極パット及
び陰極側電極パットに対して各々半田付けする実装構造
において、前記両リード端子のうちいずれか一方のリー
ド端子に前記一方の電極パットに対して接当する二つの
端子片を、他方のリード端子に他方の電極パットに対し
て接当する端子片を各々設けて、前記一方のリード端子
における両端子片間の間隔を、他方のリード端子におけ
る端子片の幅よりも広くし、更に、前記両電極パットの
うち一方の電極パットを、前記一方のリード端子におけ
る両端子片が別々に接当する第1電極パットと第2電極
パットとに構成して、この第1電極パットと第2電極パ
ットとの間の間隔を前記他方のリード端子における端子
片の幅よりも広くし、且つ、前記両電極パットのうち他
方の電極パットにおける幅を、前記一方のリード端子に
おける両端子片間の間隔よりも狭くする。」と言う構成
にした。
るため本発明は、「固体電解コンデンサーの左右両側面
から突出する陽極側リード端子及び陰極側リード端子
を、プリント基板等の基板における陽極側電極パット及
び陰極側電極パットに対して各々半田付けする実装構造
において、前記両リード端子のうちいずれか一方のリー
ド端子に前記一方の電極パットに対して接当する二つの
端子片を、他方のリード端子に他方の電極パットに対し
て接当する端子片を各々設けて、前記一方のリード端子
における両端子片間の間隔を、他方のリード端子におけ
る端子片の幅よりも広くし、更に、前記両電極パットの
うち一方の電極パットを、前記一方のリード端子におけ
る両端子片が別々に接当する第1電極パットと第2電極
パットとに構成して、この第1電極パットと第2電極パ
ットとの間の間隔を前記他方のリード端子における端子
片の幅よりも広くし、且つ、前記両電極パットのうち他
方の電極パットにおける幅を、前記一方のリード端子に
おける両端子片間の間隔よりも狭くする。」と言う構成
にした。
【0008】
【作 用】このように構成することにより、固体電解
コンデンサーを、プリント基板等の基板に対して、当該
固体電解コンデンサーにおける極を正しい方向に向けて
マウントしたときには、一方のリード端子における両端
子片が、基板側の一方の電極パットにおける第1電極パ
ットと第2電極パットとの各々に対して接当する一方、
他方のリード端子における端子片が、基板側における他
方の電極パットに対して接当することになるから、その
まま半田付けすることができる。
コンデンサーを、プリント基板等の基板に対して、当該
固体電解コンデンサーにおける極を正しい方向に向けて
マウントしたときには、一方のリード端子における両端
子片が、基板側の一方の電極パットにおける第1電極パ
ットと第2電極パットとの各々に対して接当する一方、
他方のリード端子における端子片が、基板側における他
方の電極パットに対して接当することになるから、その
まま半田付けすることができる。
【0009】しかし、その反面、固体電解コンデンサー
を、その極を逆向きにしてプリント基板等の基板に対し
てマウントした場合には、一方のリード端子における両
端子片は、基板側における他方の電極パットに対して接
当することなく、これを跨ぐ状態になる一方、他方のリ
ード端子における端子片は、基板側の一方の電極パット
における第1電極パットと第2電極パットとに接当する
ことなく、その間に位置する状態になるから、半田付け
することができないのである。
を、その極を逆向きにしてプリント基板等の基板に対し
てマウントした場合には、一方のリード端子における両
端子片は、基板側における他方の電極パットに対して接
当することなく、これを跨ぐ状態になる一方、他方のリ
ード端子における端子片は、基板側の一方の電極パット
における第1電極パットと第2電極パットとに接当する
ことなく、その間に位置する状態になるから、半田付け
することができないのである。
【0010】
【発明の効果】このように本発明によると、固体電解コ
ンデンサーの基板に対する半田付けによる実装に際し
て、極を間違って逆向きにしてマウントしたときに、そ
のまま半田付け実装されることがないから、基板に対し
て実装したあとにおいて、固体電解コンデンサー及びそ
の電気回路に、逆向き実装に起因する故障が発生ことを
未然に確実に防止できる効果を有する。
ンデンサーの基板に対する半田付けによる実装に際し
て、極を間違って逆向きにしてマウントしたときに、そ
のまま半田付け実装されることがないから、基板に対し
て実装したあとにおいて、固体電解コンデンサー及びそ
の電気回路に、逆向き実装に起因する故障が発生ことを
未然に確実に防止できる効果を有する。
【0011】なお、前記両リード端子のうち他方のリー
ド端子における端子片の幅寸法を小さくすることによ
り、一方のリード端子における両端子片の間隔、及び一
方の電極パットにおける第1及び第2電極パットの間隔
を狭くすることができるから、前記の構成にしたことに
よる大型化を回避できる利点がある。
ド端子における端子片の幅寸法を小さくすることによ
り、一方のリード端子における両端子片の間隔、及び一
方の電極パットにおける第1及び第2電極パットの間隔
を狭くすることができるから、前記の構成にしたことに
よる大型化を回避できる利点がある。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図7の図面
について説明する。この図において符号10は、固体電
解コンデンサーを示し、この固体電解コンデンサー10
は、以下のように構成されている。すなわち、コンデン
サー素子11におけるチップ片11aから突出する陽極
棒11bを、左右一対の金属板製リード端子12,13
のうち一方の陽極側リード端子12に対して固着する一
方、前記チップ片11aを、他方の陰極側リード端子1
3に対して直接に接続するか、或いは、温度又は過電流
に対する安全ヒューズ線(図示せず)を介して接続し、
これらの全体を、合成樹脂製のモールド部14にて、前
記両リード端子12,13が当該モールド部の左右両側
面14a,14bから突出するようにパッケージし、更
に、前記両リード端子12,13を、前記モールド部1
4の底面14cに向かって屈曲する。
について説明する。この図において符号10は、固体電
解コンデンサーを示し、この固体電解コンデンサー10
は、以下のように構成されている。すなわち、コンデン
サー素子11におけるチップ片11aから突出する陽極
棒11bを、左右一対の金属板製リード端子12,13
のうち一方の陽極側リード端子12に対して固着する一
方、前記チップ片11aを、他方の陰極側リード端子1
3に対して直接に接続するか、或いは、温度又は過電流
に対する安全ヒューズ線(図示せず)を介して接続し、
これらの全体を、合成樹脂製のモールド部14にて、前
記両リード端子12,13が当該モールド部の左右両側
面14a,14bから突出するようにパッケージし、更
に、前記両リード端子12,13を、前記モールド部1
4の底面14cに向かって屈曲する。
【0013】そして、前記両リード端子12,13のう
ち陰極側リード端子13の先端に、幅の狭い一つの端子
片13aを一体的に設ける一方、前記両リード端子1
2,13のうち陽極側リード端子12の先端に、幅の狭
い二つの端子片12a,12bを一体的に設けて、この
両端子片12a,12b間の間隔S1を、前記陰極側リ
ード端子13における端子片13aの幅寸法S2よりも
広い寸法にする。
ち陰極側リード端子13の先端に、幅の狭い一つの端子
片13aを一体的に設ける一方、前記両リード端子1
2,13のうち陽極側リード端子12の先端に、幅の狭
い二つの端子片12a,12bを一体的に設けて、この
両端子片12a,12b間の間隔S1を、前記陰極側リ
ード端子13における端子片13aの幅寸法S2よりも
広い寸法にする。
【0014】一方、プリント基板Aに、前記陽極側リー
ド端子12に対する陽極側電極パットA1と、前記陰極
側リード端子13に対する陰極側電極パットA2とを設
けるにおいて、前記陽極側電極パットA1を、前記陽極
側リード端子12における両端子片12a,12bが別
々に接当する第1電極パットA1′と第2電極パットA
1″とに構成して、この第1電極パットA1′と第2電
極パットA1″との間の間隔Lを、前記陰極側リード端
子13における端子片13aの幅し2よりも広くし、更
に、前記両電極パットA1,A2のうち陰極側電極パッ
トA2における幅S3を、前記陽極側リード端子12に
おける両端子片12a,12b間の間隔S1よりも狭く
すると言う構成にする。
ド端子12に対する陽極側電極パットA1と、前記陰極
側リード端子13に対する陰極側電極パットA2とを設
けるにおいて、前記陽極側電極パットA1を、前記陽極
側リード端子12における両端子片12a,12bが別
々に接当する第1電極パットA1′と第2電極パットA
1″とに構成して、この第1電極パットA1′と第2電
極パットA1″との間の間隔Lを、前記陰極側リード端
子13における端子片13aの幅し2よりも広くし、更
に、前記両電極パットA1,A2のうち陰極側電極パッ
トA2における幅S3を、前記陽極側リード端子12に
おける両端子片12a,12b間の間隔S1よりも狭く
すると言う構成にする。
【0015】このように構成することにより、固体電解
コンデンサー10を、前記プリント基板Aに対して、当
該固体電解コンデンサー10における極を正しい方向に
向けてマウントしたときには、図6に二点鎖線で示すよ
うに、その陽極側リード端子12における両端子片12
a,12bが、プリント基板Aの陽極側電極パットA1
における第1電極パットA1′と第2電極パットA1″
との各々に対して接当する一方、陰極側リード端子13
における端子片13aが、プリント基板Aにおける陰極
側電極パットA2に対して接当することになるから、そ
のまま半田付けすることができる。
コンデンサー10を、前記プリント基板Aに対して、当
該固体電解コンデンサー10における極を正しい方向に
向けてマウントしたときには、図6に二点鎖線で示すよ
うに、その陽極側リード端子12における両端子片12
a,12bが、プリント基板Aの陽極側電極パットA1
における第1電極パットA1′と第2電極パットA1″
との各々に対して接当する一方、陰極側リード端子13
における端子片13aが、プリント基板Aにおける陰極
側電極パットA2に対して接当することになるから、そ
のまま半田付けすることができる。
【0016】しかし、その反面、固体電解コンデンサー
10を、その極を逆向きにしてプリント基板Aに対して
マウントした場合には、図7に二点鎖線で示すように、
その陽極側リード端子12における両端子片12a,1
2bは、プリント基板Aにおける陰極側電極パットA2
に対して接当することなく、これを跨ぐ状態になる一
方、陰極側リード端子13における端子片13aは、プ
リント基板Aにおける陽極側電極パットA1における第
1電極パットA1′と第2電極パットA1″とに接当す
ることなく、その間に位置する状態になるから、半田付
けすることができないのである。
10を、その極を逆向きにしてプリント基板Aに対して
マウントした場合には、図7に二点鎖線で示すように、
その陽極側リード端子12における両端子片12a,1
2bは、プリント基板Aにおける陰極側電極パットA2
に対して接当することなく、これを跨ぐ状態になる一
方、陰極側リード端子13における端子片13aは、プ
リント基板Aにおける陽極側電極パットA1における第
1電極パットA1′と第2電極パットA1″とに接当す
ることなく、その間に位置する状態になるから、半田付
けすることができないのである。
【0017】なお、前記実施例は、固体電解コンデンサ
ー10における両リード端子12,13のうち陽極側リ
ード端子12に、二つの端子片12a,12bを設ける
一方、プリント基板Aにおける両電極パットA1,A2
のうち陽極側電極パットA1を、第1電極パットA1′
と第2電極パットA1″とに構成する場合を示したが、
本発明は、これに限らず、両リード端子12,13のう
ち陰極側リード端子13に、二つの端子片を設ける一
方、プリント基板Aにおける両電極パットA1,A2の
うち陰極側電極パットA2を、第1電極パットと第2電
極パットとに構成するようにしても良いのである。
ー10における両リード端子12,13のうち陽極側リ
ード端子12に、二つの端子片12a,12bを設ける
一方、プリント基板Aにおける両電極パットA1,A2
のうち陽極側電極パットA1を、第1電極パットA1′
と第2電極パットA1″とに構成する場合を示したが、
本発明は、これに限らず、両リード端子12,13のう
ち陰極側リード端子13に、二つの端子片を設ける一
方、プリント基板Aにおける両電極パットA1,A2の
うち陰極側電極パットA2を、第1電極パットと第2電
極パットとに構成するようにしても良いのである。
【0018】また、本発明は、固体電解コンデンサー1
0における両リード端子12,13を、前記実施例のよ
うに、モールド部14の底面側に向かって内向きに折り
曲げた場合に限らず、図8に示すように、外向きに折り
曲げた場合にも適用できることは言うまでもない。
0における両リード端子12,13を、前記実施例のよ
うに、モールド部14の底面側に向かって内向きに折り
曲げた場合に限らず、図8に示すように、外向きに折り
曲げた場合にも適用できることは言うまでもない。
【図1】本発明の実施例による固体電解コンデンサーの
縦断正面図である。
縦断正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1の右側面図である。
【図5】図1の左側面図である。
【図6】本発明の実施例によるプリント基板の平面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の実施例によるプリント基板の平面図で
ある。
ある。
【図8】本発明の別の実施例による固体電解コンデンサ
ーの縦断正面図である。
ーの縦断正面図である。
【図9】従来における固体電解コンデンサーの縦断正面
図である。
図である。
【図10】図9のX−X視断面図である。
【図11】従来の固体電解コンデンサーをプリント基板
に対して実装している状態を示す斜視図である。
に対して実装している状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 固体電解コンデンサー 11 コンデンサー素子 12 陽極側リード端子 12a,12b 陽極側リード端子における端子片 13 陰極側リード端子 13a 陰極側リード端子における端子片 14 モールド部 A プリント基板 A1′ 陽極側第1電極パット A1″ 陽極側第2電極パット A2 陰極側電極パット
Claims (1)
- 【請求項1】固体電解コンデンサーの左右両側面から突
出する陽極側リード端子及び陰極側リード端子を、プリ
ント基板等の基板における陽極側電極パット及び陰極側
電極パットに対して各々半田付けする実装構造におい
て、前記両リード端子のうちいずれか一方のリード端子
に前記一方の電極パットに対して接当する二つの端子片
を、他方のリード端子に他方の電極パットに対して接当
する端子片を各々設けて、前記一方のリード端子におけ
る両端子片間の間隔を、他方のリード端子における端子
片の幅よりも広くし、更に、前記両電極パットのうち一
方の電極パットを、前記一方のリード端子における両端
子片が別々に接当する第1電極パットと第2電極パット
とに構成して、この第1電極パットと第2電極パットと
の間の間隔を前記他方のリード端子における端子片の幅
よりも広くし、且つ、前記両電極パットのうち他方の電
極パットにおける幅を、前記一方のリード端子における
両端子片間の間隔よりも狭くしたことを特徴とする固体
電解コンデンサーの基板実装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5140305A JP2744398B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 固体電解コンデンサーの基板実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5140305A JP2744398B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 固体電解コンデンサーの基板実装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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