JP2742941B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2742941B2
JP2742941B2 JP63290847A JP29084788A JP2742941B2 JP 2742941 B2 JP2742941 B2 JP 2742941B2 JP 63290847 A JP63290847 A JP 63290847A JP 29084788 A JP29084788 A JP 29084788A JP 2742941 B2 JP2742941 B2 JP 2742941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
winning
prize
magnetic force
hit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63290847A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02136153A (ja
Inventor
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP63290847A priority Critical patent/JP2742941B2/ja
Publication of JPH02136153A publication Critical patent/JPH02136153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2742941B2 publication Critical patent/JP2742941B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、特定入賞口を含む複数の入賞口が形成さ
れた入賞領域を有する入賞球装置と、前記特定入賞口に
打玉が入賞したことに基づいて所定の遊技価値を付与す
る遊技価値付与手段と、を備えた弾球遊技機に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、入賞球装置の入賞領域に形成された特定入賞口
に打玉が入賞すると、所定の遊技価値、例えば、可変入
賞球装置を予め定められた期間開成して多量の入賞玉を
発生させる形式の弾球遊技機が提供されていた。このよ
うな弾球遊技機においては、可変入賞球装置の周辺に植
立された障害釘を調節して打玉の勢い等を制御すること
により特定入賞口への入賞率を調整していた。
[発明が解決しようとする課題] しかして、上記した弾球遊技機においては、可変入賞
球装置周辺の釘調整によって特定入賞口への入賞率が大
きく左右されるため、微妙な釘調整が必要とされ、誰で
も簡単に行うことができないという問題があった。
この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、釘調整に高度な技術を必要と
することなく特定入賞口への入賞率を調整することがで
きる弾球遊技機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球
遊技機は、 打玉が入賞したことに基づいて特定遊技状態を生起せ
しめることが可能な特定入賞口を含む複数の入賞口が形
成された入賞領域を有する入賞球装置と、 該入賞球装置に設けられ、且つ前記入賞領域へ向かっ
て流下する打玉に磁気的影響を及ぼす磁力付与手段と、 該磁力付与手段による打玉への磁気的影響力を複数の
強さの何れかに調整して前記入賞領域への入賞率を調整
する磁力調整手段と、を備えて構成されるものである。
[作用] 打玉が入賞球装置に誘導されると、磁力付与手段によ
って入賞領域に向って流下する打玉の速度や落下方向に
磁気的影響が及ぼされる。しかも、磁力調整手段によっ
て打玉に対する磁気的影響を変化させることができるの
で、入賞領域内に形成された特定入賞口を含む複数の入
賞口への入賞率を調整することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。
まず、第9図及び第10図に基づいて、実施例に係る弾
球遊技機について説明する。第9図及び第10図は、弾球
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を示し、第9図
は、その正面図であり、第10図は、その背面概略図であ
る。第9図において、パチンコ遊技機1の額縁状に形成
された前面枠2の開口には、扉保持枠3が周設され、該
扉保持枠3の一側にガラス板5a,5b(第3図参照)を収
納するガラス扉4および前面扉6が開閉自在に枢着され
る。前記前面枠2の裏面には、遊技盤11及び図示しない
発射レール等を取り付ける遊技盤保持枠21(第10図参
照)が固着される。前記前面扉6には、打球供給皿7が
取り付けられている。打球供給皿7は、後述する景品玉
払出装置36から排出された景品玉を貯留し、且つ貯溜さ
れたパチンコ玉を1個宛打球発射レールに誘導するよう
に構成されている。また、打球供給皿7の上流側の下方
の空間内に音声発生装置としてのスピーカ8が収納され
ている。このスピーカ8は、特定遊技状態になったとき
や、後述する始動入賞口14,15a,15bや特定入賞口88等に
打玉が入賞したときに、遊技の雰囲気を盛り上げるため
の効果音を発生するためのものである。
前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊技盤11の遊
技領域13に打ち出す操作ハンドル9と、余剰の景品玉を
貯溜する余剰玉受皿10とが取り付けられている。そし
て、上記操作ハンドル9に対応するように前記前面枠2
の下部裏面には、前記打球発射装置39が固着される。こ
の打球発射装置39は、取付基板40上に、一定速度で回転
する打球モータ41と、該打球モータ41の回転により往復
回動して打玉を弾発する打球杆42と、該打球杆42の下端
と係合して図示しない打球供給装置の玉送り片を動作せ
しめる玉送り摺動杆43とから成る。
前記遊技盤11の表面には、打玉を遊技領域13に導く誘
導レール12、図示しない多数の障害釘、各種の入賞球装
置等が設けられている。より詳しく説明すると、遊技盤
11の遊技領域13には、通常入賞口80,16a,16b、始動入賞
口14,15a,15b、チューリップ式入賞口17a,17b、風車
(符号なし)、一対の可動部材75a,75bを有する可変入
賞球装置70、遊技効果ランプ18a,18b、およびアウト口2
0等がそれぞれ配設される。
前記遊技領域13に打ち込まれた打玉が前記通常入賞口
80,16a,16b、およびチューリップ式入賞口17a,17bに入
賞すると、後述する景品玉払出装置36により所定個数
(例えば13個)の景品玉が払出されるようになってい
る。これら通常入賞口のうち80は、可変入賞球装置70に
設けられている。また、前記始動入賞口14,15a,15bに打
玉が入賞すると、同様に景品玉払出装置36から所定個数
の景品玉が払出されるとともに、始動入賞口14,15a,15b
に関連して設けられた後述する始動入賞玉検出スイッチ
26,27a,27bの検出出力に応答して前記可変入賞球装置70
の可動部材75a,75bを相対的に短い時間間隔で開閉動作
させるようになっている。すなわち、始動入賞口14が打
玉が入賞することによって、可動部材75a,75bが2回開
閉動作を行い、始動入賞口15a,15bに打玉が入賞するこ
とによって、可動部材75a,75bが1回開閉動作を行う。
そして、この開閉動作中に可動部材75a,75bによって導
かれた入賞玉が可変入賞球装置70内に設けられた後述す
る特定入賞口88に入賞したときには、いわゆる特定遊技
状態となり、前記遊技効果ランプ18a,18b及び前記前面
枠2の上部に設けられた枠ランプ19a,19bが点滅してそ
の旨を遊技者に報知するようになっている。なお、可変
入賞球装置70については、後に詳細に説明する。
上記に説明した各種の入賞口に入らなかった打玉は、
誘導レール12の最下部に設けられたアウト口20に取り込
まれる。
次に、第10図に基づいてパチンコ遊技機1の背面につ
いて説明する。第10図において、前記遊技盤11は、遊技
盤取付具22a〜22cによって遊技盤保持枠21に着脱自在に
固定されている。この遊技盤11の裏面には、前記の各入
賞口の裏面を覆うように入賞玉集合カバー体23が取り付
けられている。この入賞玉集合カバー体23には、前記各
入賞口に入賞した玉を左右に振り分ける誘導通路が形成
されている。入賞玉集合カバー体23の下方には、前記始
動入賞口14,15a,15bに対応する始動入賞玉検出スイッチ
26,27a,27bが設けられ、この始動入賞玉検出スイッチ2
6,27a,27bが前記可変入賞球装置70の可動部材75a,75bの
開閉動作を開始する信号を検出して遊技制御回路に送る
ものである。また、入賞玉集合カバー体23の中央下部の
誘導通路には、特定入賞玉検出スイッチ24及び10カウン
ト検出スイッチ25が設けられて、可変入賞球装置70が入
賞した入賞玉からの信号を遊技制御回路に送っている。
更に、入賞玉集合カバー体23の裏面には、遊技盤11に設
けられる前記した電気的機器からの配線が一旦接続され
る中継端子基板28が取り付けられている。
一方、遊技盤11の裏面全体を覆うように機構板29が開
閉自在に設けられている。この機構板29には、第10図に
おいて、一点鎖線で示すように、その前面側に入賞玉を
処理するための入賞玉処理機構が形成され、その後面側
に景品玉を払出すための景品玉払出機構が形成されてい
る。入賞玉処理機構は、前記入賞玉集合カバー体23に誘
導されて左右に落下した入賞玉や前記可変入賞装置70内
に入賞した入賞玉を受けて、一側に集合せしめる入賞玉
集合樋30と、該集合樋30によって集められ入賞玉を1個
づつ処理する入賞玉処理器31と、該入賞玉処理器31から
排出される入賞玉を受けて、図示しない自動杆を作動さ
せて後述する景品玉払出装置36を作動させるための入賞
玉払出通路32等から成る。
一方、景品玉払出機構は、図示しない補給機構から補
給される景品玉を貯溜する景品玉タンク33と、該景品玉
タンク33に貯溜されている景品玉を二列に整列させて流
下させる整列樋34と、該整列樋34からの景品玉の流下方
向を180度変化させるとともにその玉圧を弱める屈曲樋3
5と、該屈曲樋35からの景品玉を所定個数(13個)受け
入れて、1つの入賞玉に対応してその所定個数の景品玉
を払出す景品玉払出装置36と、該景品玉払出装置36から
払出された景品玉を図示しない景品玉排出通路を介して
前記打球供給皿7に払出すための連通口37と、前記前面
枠2の裏面に固定される接続樋38を介して前記余剰玉受
皿10に払い出すための図示しない余剰玉通路とから成
る。
また、機構板29の裏面には、制御回路基板を収納する
制御基板ボックス50が着脱自在に取り付けられ、この制
御回路基板には、マイクロコンピュータを含む遊技制御
回路が含まれている。ここで、制御基板ボックス50の構
成について第1図を参照して説明する。この制御基板ボ
ックス50は、直方体形状の金属製の基板ボックス本体51
の内部にマイクロコンピュータを含む制御基板(図示し
ない)が収納されている。また、基板ボックス本体51の
一側には、前記した制御基板に植立されたコネクタ(図
示しない)に接続された配線52が導出され、その配線52
を被覆するようにコネクタカバー53がビスで固定されて
いる。なお、配線52は、前記した中継端子基板28や後述
する可変入賞球装置70の接続端子板(図示しない)に接
続されるようになっている。
更に、基板ボックス本体51の後面には、開口54が開設
され、該開口54を被覆するように開閉蓋55が開閉自在に
設けられている。開閉蓋55には、施錠機構56が設けら
れ、該施錠装置56を鍵57で開錠することにより開放でき
るようになっている。
開閉蓋55の内部には、この実施例の要部である磁力付
与手段による打玉への磁気的影響力を調整するための構
成が収納されている。すなわち、磁力付与手段による打
玉への磁気的影響力を変更するための磁力調整手段とし
ての磁石位置設定スイッチ58が設けられている。しかし
て、磁石位置設定スイッチ58は、回転つまみ形式のもの
が使用されており、このため、磁石位置設定スイッチ58
が回転動作される毎に磁力付与手段による打玉への磁気
的影響力の強さが変更されるようになっている。この実
施例の場合は、後述するように磁力付与手段としての永
久磁石92の位置が3段階に変化するように設定され、磁
石位置設定スイッチ58が回転動作される毎に順次その位
置が変化するようになっている。また、磁石位置設定ス
イッチ58の一側には、選択した設定値を数字で表示する
ための表示器59、60が設けられている。そして、これら
の表示器59、60には、現在の設定位置を表示する現在設
定値表示器59と次回の設定位置を表示する次回設定値表
示器60とに分けられる。すなわち、現在設定値表示器59
は、磁石位置設定スイッチ58が操作される前の設定位置
を表示するものであり、次回設定値表示器60は、磁石位
置設定スイッチ58の操作された後の設定位置を表示して
いる。このように磁石位置設定スイッチ58の操作前後の
設定位置を表示するようにしたのは、磁石位置設定スイ
ッチ58を回動して設定位置を変更しても、その変更後の
設定位置が遊技に反映されるのは、一定期間を経過した
後であるように構成されているため、まだこれから継続
される設定位置と、一定期間経過後に変更される設定位
置とを表示して、誤操作を無くすためである。なお、磁
力調整手段を実施例のような回転つまみ形式にして目盛
を付した場合には、次回設定値表示器60は必ずしも必要
ではない。
また、磁石位置設定スイッチ58の下方には、始動回数
表示器61が設けられている。この始動回数表示器61は、
前記始動入賞口14、15a,15bに入賞した打玉の入賞個数
を表示するもので、リセットされた時点では、予め定め
られた一定数(例えば、1000)を表示し、前記始動入賞
玉検出スイッチ26,27a,27bからの検出信号がある毎に
「1」づつ減算される。そして、その表示が「0」にな
ると、前記磁石位置設定スイッチ58で設定された次回の
設定位置が働くようになる。すなわち、この実施例の場
合、遊技場の責任者が磁石位置設定スイッチ58を操作し
た時点での始動回数表示器61で表示されている残存回数
(1000以内の数;所定の期間)が経過するまでは、その
変更後の設定位置が遊技に反映されないようになってい
る。したがって、磁石位置設定スイッチ58を操作する前
に設定された設定位置は、始動回数表示器61で表示され
ている残存回数が「0」になるまでの期間維持されるこ
とになる。なお、上記した現在設定値表示器59、次回設
定値表示器60、及び始動回数表示器61に表示されるデー
タは、電源がOFFされたときも、バックアップされてそ
のまま記憶され、再度電源がONされたとき、電源OFF時
のデータが表示されるようになっている。
次に、上記した磁石位置設定スイッチ58の操作によっ
て、磁力付与手段の磁気的影響が直接及ぼされる可変入
賞球装置70の構成について、第2図ないし第4図を参照
して説明する。
可変入賞球装置70は、前記遊技盤11に取り付けられる
取付基板71を有し、その取付基板71の中央には、長方形
状の窓開口72が形成され、該窓開口72の奥側に入賞領域
73が形成されている。窓開口72の上部には、前記通常入
賞口80が形成されている。
前記窓開口72のほぼ中央左右には、一対の可動部材75
a,75bが回動軸74a,74bを中心にして開閉自在に軸支され
ている。この可動部材75a,75bは、第3図に示すように
リンク部材76a,76b(ただし76bは、図示せず)及び作動
部材77a,77b(ただし77bは、図示せず)を会して可動部
材駆動ソレノイド79a,79bに連結され、可動部材駆動ソ
レノイド79a,79bの励磁、非励磁に対応して可動部材75
a,75bが打玉を受け入れる第1の状態と打玉を受け入れ
ない第2の状態とに交互に変化するようになっている。
なお、可動部材駆動ソレノイド79a,79bには、復帰スプ
リング78a,78bが設けられ、常に可動部材75a,75が第2
の状態となるように付勢している。
前記入賞領域73は、前後方向にも奥行幅を有する凹状
となっており、この入賞領域73を上下に分割する上部玉
転動板81が横臥されている。上部玉転動板81は、後方に
向って下り傾斜するように設けられており、可動部材75
a,75bによって導かれた入賞玉であって、上部玉転動板8
1上に乗った入賞玉は、後方へ転動して入賞領域73の後
面壁を構成する後面板82の前面側を落下して下部玉転動
板83に到達する。下部玉転動板83は、後方から前方に向
って下り傾斜しているとともに、中央が膨出状の隆起部
84を構成し、左右が平面状の平板部85a,85bを構成して
いる。したがって、上部玉転動板81から勢いよく落下し
た入賞玉(打玉)P1は、隆起部84があるにも拘らず、直
線状に真直流下する。一方、勢いがない入賞玉P2は、隆
起部84から平板部85a,85bに流れて左右両側前方に流下
することになる。
ところで、前記窓開口72の下部前方には、下方枠86が
突設され、該下方枠86には、複数の入賞口が形成されて
いる。すなわち、下方枠86内に形成された一対の仕切壁
によって区画されることにより、中央に特定入賞口88
が、その左右に通常入賞口89a,89bが形成されている。
そして、特定入賞口88の出口には、前記特定入賞玉検出
スイッチ24が設けられ(第10図参照)、特定入賞口88に
入賞した入賞玉を検出している。なお、下方枠86の前面
には、下部装飾板87が固着されている。しかして、前記
下部転動板83の前端は、上記した3つの入賞口、特定入
賞口88及び通常入賞口89a,89bの上部に臨んでおり、こ
のため、特定入賞口88は、前記隆起部84の前方下方に位
置することになる。したがって、下部玉転動板83の隆起
部84を勢いよく流下する入賞玉は、特定入賞口88に誘導
される可能性が高いが、勢いのない入賞玉は、通常入賞
口89a,89bに導かれる可能性が高くなる。
前記後面板82の後方であって、上部玉転動板81の延長
線上には、磁力付与手段としての磁石位置変更装置91が
配置されている。この磁石位置変更装置91は、後面板82
と平行状態を保って前後方向に移動する永久磁石92と、
該永久磁石92を平行に移動案内するためのが部材93a,93
bと、永久磁石92を前後方向に移動させるための円筒カ
ム94と、該円筒カム94を伝達ギヤ95を介して回転せしめ
る磁石位置変更モータ96と、永久磁石92の位置を検出す
る磁石位置検出スイッチ97とから構成されている。そし
て、磁石位置変更モータ96を所定時間(又は所定回転で
もよい)駆動することにより後面板82に対する永久磁石
92の位置を制御することができる。例えば、磁石位置検
出スイッチ97がON状態(第3図の状態)から磁石位置変
更モータ96が回転を開始してOFF状態となってから所定
時間(例えば、1秒)、経過させることにより、永久磁
石92を中間の位置に停止させ、また、所定時間(例え
ば、2秒)経過させることにより、永久磁石92を後面板
82に臨設した位置(第4図の状態)に停止させるように
する。もちろん、この場合、時間に代えてOFF状態とな
ってから所定回転(例えば、1回又は2回)することに
より、それぞれ中間の位置、又は臨設した位置に変更で
きるようにしてもよい。しかして、この実施例において
は、前記した磁石位置設定スイッチ58を操作することに
より磁石位置変更モータ96が駆動して、それぞれ設定し
た設置値に応じた位置を取るようにされている。例え
ば、磁石位置設定スイッチ58が設定値1に設定される
と、磁石位置変更モータ96が駆動して永久磁石92を後面
板82に臨設した位置にし、設定値2が設定されると、同
様に永久磁石92を中間の位置にし、設定値3が設定され
ると、永久磁石を後面板82から最も離れた位置にする。
したがって、設定値1が選択されると、上部玉転動板81
から下部玉転動板83に落下する打玉が永久磁石92の磁力
の影響を強く受けてその勢いが弱まり、これがため、勢
いよく落下してきた打玉でもその多くが下部玉転動板83
を流下する際に隆起部84から平板板85a,85bに流れて通
常入賞口89a,89bに入賞する可能性が高くなる。このた
め、特定遊技状態の発生頻度が低くなる。また、設定値
2が選択されると、上部玉転動板81から下部玉転動板83
に落下する打玉が永久磁石92の磁力の影響を受けるもの
の、設定1における影響よりも弱いので、勢いよく落下
してきた打玉が下部玉転動板83を流下する際に隆起部84
から平板板85a,85bに流れて通常入賞口89a,89bに入賞し
たり、あるいは一部の打玉は、隆起部84をそのまま流下
して特定入賞口88に入賞したりする。更に、設定値3が
選択されると、上部玉転動板81から下部玉転動板83に落
下する打玉が永久磁石92の磁力の影響をほとんど受けな
いので、その落下の際の打玉の勢いがそのまま保持さ
れ、勢いのある打玉は、そのまま隆起部84を流下して特
定入賞口88に入賞する。このため、特定遊技状態の発生
頻度は、高くなる。
なお、上記した磁石位置変更装置91は、前記後面板82
と、該後面板82の裏面に突設された取付ボス90に固着さ
れるソレノイド取付板98aとの間に配置される。また、
ソレノイド取付板98aには、もう1つのソレノイド取付
板98b(金属製)を介して前記可動部材駆動ソレノイド7
9a,79bが固定されている。また、可変入賞球装置70の入
賞領域73上部には、第2図に示すように、継続回数表示
LED99a、及び入賞個数表示LED99bが設けられている。こ
れは、この可変入賞球装置70が以下に示すような動作を
するために必要とされるからである。すなわち、前記始
動入賞口14、15a,15bに打玉が入賞して1回又は2回の
開閉動作を行い、その開閉動作中に可動部材75a,75bに
受け入れられた打玉が特定入賞口88に入賞して特定入賞
玉検出スイッチ24をONさせたときには、前記可動部材75
a,75bは、相対的に短い時間間隔での開閉動作を18回行
うか、あるいは18回の開閉動作中に前記10カウント検出
スイッチ25が10個の入賞玉を計数するまで遊技者にとっ
て有利な第1の状態となるように設定されており、上記
第1の状態中に再度特定入賞玉検出スイッチ24の検出信
号があった場合には、繰り返し条件が成立したこととな
り、上記した開閉動作を直ちに停止して、再度新たに上
記した第1の状態の開閉動作を行い、特定入賞口88への
入賞があることを条件として上記第1の状態を最高8回
まで繰り返されるように設定されているため、このた
め、可変入賞球装置70には、前記繰り返し回数を表示す
る継続回数表示LED99aと入賞個数を表示する入賞個数表
示LED99bとが設けられている。
以上説明した実施例においては、特定入賞口88を有す
る可変入賞球装置70に、打玉が磁気的影響を与える磁力
付与手段としての永久磁石92を備えた磁石位置変更装置
91を設けて、入賞領域73を流下する打玉(入賞玉)の落
下速度に影響を及ぼし、しかも、磁力調整手段としての
磁石位置設定スイッチ58の設定値に応じて永久磁石92を
前後方向に移動させて打玉に対する磁気的影響を変化さ
せることができるので、入賞領域73内に形成された特定
入賞口88を含む複数の入賞口88、89a,89bへの入賞率を
高度な技術を要する釘調整によることなく調整すること
ができる。また、技術熟練者であっても、上記磁気的影
響を見分けることができないので、特定の遊技者に利益
が偏ることなく、一般の遊技者にも公平に利益獲得の機
会がある。
なお、上記実施例においては、設定値に応じて永久磁
石92の位置が所定の位置に停止するように構成したが、
これを第6A図のタイムチャートに示すように制御しても
良い。すなわち、設定1では、永久磁石92を後面板82か
ら最も近い位置でT1時間(例えば、4秒)停止させ、最
も遠い位置でT2(例えば、1秒)停止させ、これを繰り
返す。なお、時間T3(例えば、1秒)は、磁石位置変更
モータ96が磁石92を移動させる時間である。同様に、設
定2においては、永久磁石92を後面板82から最も近い位
置でT1′時間(例えば、2.5秒)停止させ、最も遠い位
置でT2′(例えば2.5秒)停止させ、これを繰り返す。
設定3においては、永久磁石92を後面板82から最も近い
位置でT1″時間(例えば、1″)停止させ、最も遠い位
置でT2″(例えば、4秒)停止させ、これを繰り返す。
このように制御することにより、上述した実施例と同様
に、各設定値に応じて特定入賞口88への入賞率を調整す
ることができる。
また、上記した実施例においては、可変入賞球装置70
の後面板82の裏面に磁力付与手段としての磁石位置変更
装置91を設けたが、下部玉転動板83の裏面側下方に設け
たものでもよく、またこの磁力付与手段を第5図に示す
ように構成しても良い。すなわち、第5図に示される愛
2実施例の可変入賞球装置100は、上記した第1実施例
とほぼ同じであり(このため、符号は、第1実施例とほ
ぼ同じにした)、異なるところは、磁力付与手段として
永久磁石でなく、電磁石101a,101bを取付基板71の左右
両側の後面であって、可動部材75a,75bが開放したとき
に該可動部材75a,75bの上方位置に配置されている点で
ある。これは、上記第1実施例が上部玉転動板81から下
部玉転動板83に落下する際の打玉に磁気的影響を及ぼそ
うとしているのに対し、可動部材75a,75bが開成してい
る状態において、打玉が遊技領域13から可変入賞球装置
100の入賞領域73に侵入する際に磁気的影響を及ぼすよ
うに構成したものである。このように構成しても、電磁
石101a,101bに供給される電力に強弱を付けることによ
り打玉の勢いを変化させることができるため、特定入賞
口88への入賞率を調整することができる。例えば、設定
1においては、供給される電力を強くして入賞領域73に
侵入する打玉P3に磁気的影響を強く与えれば、打玉の勢
いが弱くなるため、上部玉転動板81から下部玉転動板83
へ流下していく過程で平板部85a,85bを流下して通常入
賞口89a,89bへ誘導される可能性が高くなる。一方、設
定3においては、供給される電力を全く遮断するか、あ
るいは極めて弱くすることにより、打玉への磁気的影響
がほとんどない状態とすれば、打玉の勢いがそのまま保
持されるので、勢いよく侵入した打玉P3は、下部玉転動
板83を流下する際にも隆起部84を特定入賞口88に向って
流れる可能性が高くなる。また、設定2においては、設
定1と設定3の中間の強さとなるようにすれば、特定入
賞口88への入賞率も上記のほぼ中間の値とすることがで
きる。
また、第2実施例においても、設定値に応じて第6B図
に示すタイムチャートのように継続的に電力を供給して
電磁石101a,101bを制御しても良い。すなわち、設定1
では、通電時間T4(例えば、4秒)、遮断時間T5(例え
ば、1秒)とし、設定2では、通電時間T4′(例えば、
2.5秒)、遮断時間T5′(例えば、2.5秒)とし、設定3
では、通電時間T4″(例えば、1秒)、遮断時間T5
(例えば、4秒)とする。このように設定することによ
り設定1では、可動部材75a,75bが開成している状態で
侵入する打玉への磁気的影響の確率が高くなるため、特
定入賞口88への入賞率が低くなり、設定3では、侵入す
る打玉への磁気的影響の確率が低くなるため、特定入賞
口88への入賞率が高くなる。もちろん、設定2では、そ
の中間の値を示すようになる。なお、可変入賞球装置70
は、第1実施例で説明した磁力付与手段と第2実施例で
説明した磁力付与手段の両方を備えて特定入賞口88への
入賞率を調整することができるように構成したものでも
良い。
更に、磁力付与手段の磁気的影響を変化させる磁力調
整手段の他の例として第7図や第8図に示すものがあ
る。まず、第7図の構成について説明すると、第7図に
示す構成は、前記第1実施例が永久磁石92を前後方向に
移動させることにより磁力の調整していたのに対して、
永久磁石111の前に金属製のシールド板112を設けて、そ
のシールド板112が永久磁石111の前面を覆う面積を変化
させることにより磁力の調整をしている。すなわち、磁
力変更装置110は、永久磁石111と、該永久磁石111の前
面で上下動するシールド板112と、該シールド板112に縦
方向に穿設されたガイド長孔113a,113bと、該ガイド長
孔113a,113bを貫通してシールド板112を案内するガイド
ボス114a,114bと、前記シールド板112と連結部材116を
介して連結されて上下動させる回転カム115と、該回転
カム115の外周に形成された第1凹部117a〜第3凹部117
cの位置をアクチュエータ119により検出する検出スイッ
チ118と、前記回転カム115を出力軸121に固定して回転
させる駆動モータ120とから構成されている。しかし
て、第7図の状態に示すように、基準となる第1凹部11
7aと検出スイッチ118のアクチュエータ119とが係合して
シールド板112が一番上に位置した状態を設定1に対応
させ、その後、駆動モータ120を回転させて検出スイッ
チ118が基準となる第1凹部117aから外れてOFFからONに
変化し、次の第2凹部117bでONからOFFに変化すること
により駆動モータ120を停止させてシールド板112を中間
の位置で停止させた状態を設定2に対応させ、更に、駆
動モータ120を回転させて検出スイッチ118が第2凹部11
7bから外れてOFFからONに変化し、第3凹部117cでONか
らOFFに変化することにより駆動モータ120を停止させて
シールド板112を一番下の位置で停止させた状態を設定
3に対応させることにより、永久磁石111の磁力を変化
させることができる。なお、第7図において、下部玉転
動板83の前方中央には、比較的低い障害突起83aが突設
され、下部玉転動板83を流下する打玉に勢いがある場合
には、これの上を通って特定入賞口88に入賞する可能性
があり、勢いのない打玉は、障害特記83aに衝突して左
右方向に流されるようになっている。したがって、設定
1においては、シールド板112が永久磁石111の前をほと
んど覆っていないので、永久磁石111の磁力が上部玉転
動板81から下部玉転動板83に落下する際の勢いのある打
玉に影響を及ぼしてその勢いを弱め、障害突起83aに衝
突して左右方向に流され、通常入賞口89a,89bに誘導さ
れる可能性が高くなる。逆に、設定3においては、シー
ルド板112が永久磁石111の前をほとんど覆っているの
で、永久磁石111の磁力が打玉の勢いに影響を及ぼさ
ず、勢いよく下部玉転動板83を流下する打玉は、障害突
起83aの上を流下して特定入賞口88に入賞する可能性が
高くなる。
次に、第8図に示す磁力調整手段について説明する
と、後面板82の後面であって、上部玉転動板81の延長線
上には、電磁石130が配置され、また、下部玉転動板83
の下方中央部分に穿設された開口部83bには、作動部材1
31の先端の突設された障害突起部132が出没するように
なっている。作動部材131は、一端を支軸133で回動自在
に軸支され、その支軸133により僅かに前方を連結部材1
34を介してソレノイド135のプランジャ136と連結されて
いる。プランジャ136には、復帰スプリング137が周設さ
れ、非励磁状態のときに前記障害突起部132が開口部83b
から退避した状態にしている。なお、この退避した状態
において、作動部材131は、規制突片138によって支持さ
れている。また、前記ソレノイド135は、可動部材75a,7
5bが閉成後、一定時間T(可動部材が閉成後打玉が障害
突起部に到達するまでの時間より僅かに長い時間に設定
されている)経過後に所定時間励磁されるようになって
おり、このため、障害突起部132が下部玉転動板83上に
突出するようになっている。
しかして、設定1において、電磁石130に強い電流を
通電するようにしておけば、上部玉転動板81から落下す
る打玉P4の速度が減速されるので、一定時間Tよりも長
い時間かかって障害突起部132の位置まで到達すること
になる。そして、このとき障害突起部132が突出してい
るので、打玉P4が障害突起部132に衝突して左右方向に
流され、通常入賞口89a,89bに誘導される可能性が高く
なる。一方、設定3において、電磁石130に電流を供給
しないか又は弱い電流を通電するようにしておけば、上
部玉転動板81から落下する打玉P4の速度がほとんど減速
されることがないので、一定時間Tよりも僅かに短い時
間で障害突起部132の位置まで到達することになる。そ
して、このとき障害突起部132は突出していないので、
打玉P4が障害突起部132に衝突することなく、特定入賞
口88に向ってに誘導される可能性が高くなる。もちろ
ん、設定2においては、上記した中間の強さの電流を電
磁石130に供給するようにすればよい。
なお、第8図に示す実施例においても、電磁石130へ
の電流の供給を第6B図に示すような断続的に供給する制
御方法であってもよい。
以上説明したいずれの実施例における磁力付与手段及
び磁力調整手段によっても、可変入賞球装置70の入賞領
域73内に形成された特定入賞口88を含む複数の入賞口8
8、89a,89bへの入賞率を高度な技術を要する釘調整によ
ることなく調整することができる。また、遊技熟練者で
あっても、上記磁力付与手段及び磁力調整手段による磁
気的影響を見分けることができないので、特定の遊技者
に利益が偏ることなく、一般の遊技者にも公平に利益獲
得の機会がある。
以上、実施例について説明してきたが、上述した実施
例では、可変入賞球装置70として一対の開閉する可動部
材75a,75bを設けたものを示したが、これに限定される
ことなく、例えば、可変入賞球装置として、横方向に摺
動する摺動片や前後方向に開閉する開閉板を使用したも
のでも良い。また、入賞球装置として打玉を受け入れ易
い状態と受け入れ難い状態とに変化する可変入賞球装置
70を示したが、内部に特定入賞口を含む複数の入賞口を
備えていれば単に入賞玉を受け入れる受け入れ領域を備
えた入賞球装置であってもよい。
また、特定入賞口に打玉が入賞したことにより他の可
変入賞球装置、あるいは可変表示装置を作動させてもよ
いし、特定入賞口に打玉が入賞したことにより権利発生
とし、その権利発生中に他の入賞口に打玉が入賞したこ
とにより他の可変入賞球装置を作動させるようにしても
よい。なお、可変表示装置を作動させるものは、その表
示が所定の表示となったときに他の可変入賞球装置を作
動させるようにすればよい。
更に、上記した実施例においては、18回の開閉動作中
に特定入賞口88に打玉が入賞すると、直ちに可動部材75
a,75bの開閉動作を停止して、次の開閉動作に移行する
ものを示したが、特定入賞口88への入賞を記憶してお
き、所定の開閉サイクル(10個の入賞、又は18回の開
閉)が完全に終了してから次の開閉サイクルに移行する
ようにしもよい。
なお、磁力付与手段の磁力を変更する条件として、上
記した実施例では、始動回数を設定したが、遊技に関係
するいろいろな要因を選択することができる。例えば、
一定時間(24時間)が経過したとき、特定遊技状態の回
数が所定数に達したとき、アウト玉の数が所定個数に達
したとき、等である。
また、磁力付与手段の磁力を調整できる範囲、あるい
は段階は、上記した実施例に限定されないし、その調整
方法も押圧でスイッチを変更させるものでも、あるいは
手順を複雑にした操作によって設定できるようにしたも
のでも良く、また、その設定手段を弾球遊技機ではな
く、遊技場の集中管理室に設けて遠隔的に操作できるよ
うにしもよい。
更に上述した実施例においては、弾球遊技機として、
遊技者が借り受けた玉を打球供給皿7に投入して遊技す
る形式のものを示したが、持ち玉データが記憶された記
憶媒体によって遊技機内に封入された封入玉を弾発して
遊技が行える形式の、いわゆるカード式の弾球遊技機で
あってもよい。このカード式の場合、磁力付与手段の磁
力を変更するデータが記憶されたカードをカードリーダ
に挿入することで可変表示データを変更するようにして
もよい。また、パチンコ遊技機以外の弾球遊技機、例え
ば、アレンジボールやアレパチ遊技機であってもよい。
[発明の効果] 以上、説明してきたところから明らかなように、この
発明に係る弾球遊技機は、特定入賞口を有する入賞球装
置に、打玉に磁気的影響を与える磁力付与手段を設け
て、入賞領域に流下する打玉(入賞玉)の落下速度に影
響を及ぼし、しかも、磁力調整手段により打玉に対する
磁気的影響を変化させることができるので、入賞領域内
に形成された特定入賞口を含む複数の入賞口への入賞率
を高度な技術を要する釘調整によることなく調整するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、基板制御ボックスに設けられる磁力調節機構
を示す斜視図、第2図は、入賞球装置の一例としての可
変入賞球装置の正面図、第3図及び第4図は、可変入賞
球装置を遊技盤に取り付けた状態での縦断面図、第5図
は、磁力付与手段が異なる位置に配置された可変入賞球
装置の正面図、第6A図は、第2図に示す可変入賞球装置
に備えられた磁力付与手段の各設定値における他の磁力
調整方法を示すタイムチャート、第6B図は、第5図に示
す可変入賞球装置に備えられた磁力付与手段の各設定値
における他の磁力調整方法を示すタイムチャート、第7
図及び第8図は、磁力調整手段による異なる調整機構を
示す概略図、第9図は、弾球遊技機の一例としてのパチ
ンコ遊技機の正面図、第10図は、パチンコ遊技機の背面
概略図である。 1……パチンコ遊技機;弾球遊技機 50……制御基板ボックス 58……磁石位置設定スイッチ 70……可変入賞球装置;入賞球装置 88……特定入賞口 89a,89b……通常入賞口;入賞口 91……磁石位置変更装置 92……永久磁石;磁力付与手段 100……可変入賞球装置;入賞球装置 101a,101b……電磁石;磁力付与手段 110……磁力変更装置 111……永久磁石;磁力付与手段 130……電磁石;磁力付与手段 131……作動部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】打玉が入賞したことに基づいて特定遊技状
    態を生起せしめることが可能な特定入賞口を含む複数の
    入賞口が形成された入賞領域を有する入賞球装置と、 該入賞球装置に設けられ、且つ前記入賞領域へ向かって
    流下する打玉に磁気的影響を及ぼす磁力付与手段と、 該磁力付与手段による打玉への磁気的影響力を複数の強
    さの何れかに調整して前記入賞領域への入賞率を調整す
    る磁力調整手段と、を備えた弾球遊技機。
JP63290847A 1988-11-17 1988-11-17 弾球遊技機 Expired - Lifetime JP2742941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63290847A JP2742941B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63290847A JP2742941B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02136153A JPH02136153A (ja) 1990-05-24
JP2742941B2 true JP2742941B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=17761251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63290847A Expired - Lifetime JP2742941B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2742941B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296519A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Adachi Light Co Ltd 弾球遊技機
JP4889091B2 (ja) * 2005-12-22 2012-02-29 サミー株式会社 遊技機
JP2007267923A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Samii Kk 弾球遊技機
JP4912930B2 (ja) * 2007-03-20 2012-04-11 古河産機システムズ株式会社 貨物自動車の荷台傾斜装置
JP5033991B2 (ja) * 2009-10-21 2012-09-26 株式会社大一商会 遊技機
ITUB20150386A1 (it) * 2015-05-13 2016-11-13 Rella Tomasi Di Lampedusa Riccardo Di Tavolo da gioco

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2696227B2 (ja) * 1988-08-11 1998-01-14 株式会社ソフィア 遊技機の変動入賞装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02136153A (ja) 1990-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4592156B2 (ja) 遊技機
JPH02104379A (ja) 弾球遊技機
JP4186534B2 (ja) 遊技機
JPH03286789A (ja) 遊技機
JP2742941B2 (ja) 弾球遊技機
JPH11299985A (ja) 遊技機
JP2787319B2 (ja) 弾球遊技機
JP2006333933A (ja) 遊技機
JP3809506B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2742943B2 (ja) 弾球遊技機
JP2004065692A (ja) パチンコ遊技機
JP2731903B2 (ja) 弾球遊技機
JP5785399B2 (ja) パチンコ機
JP6482895B2 (ja) 遊技機
JPH02109586A (ja) 弾球遊技機
JP6016859B2 (ja) 遊技機
JP2683816B2 (ja) 弾球遊技機
JP2791439B2 (ja) 弾球遊技機の入賞球装置
JP3877304B2 (ja) パチンコ遊技機
JPH025983A (ja) 弾球遊技機
JP2004174132A (ja) 遊技機
JP2742942B2 (ja) 弾球遊技機の入賞球装置
JP2802354B2 (ja) 弾球遊技機
JP2805087B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002095796A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term