JP2741838B2 - 薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁気ディスク駆動装置

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JP2741838B2
JP2741838B2 JP6086581A JP8658194A JP2741838B2 JP 2741838 B2 JP2741838 B2 JP 2741838B2 JP 6086581 A JP6086581 A JP 6086581A JP 8658194 A JP8658194 A JP 8658194A JP 2741838 B2 JP2741838 B2 JP 2741838B2
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film
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magnetoresistive
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改善された薄膜磁気抵
抗読取りヘッドに関し、特に、(1)空気ベアリング面
での薄膜層を横切る電気的短絡,(2)空気ベアリング
面での薄膜層と空気ベアリングの下側で回転するディス
クとの間の電気的短絡から保護される薄膜磁気抵抗ヘッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】電気磁気記録技術において、薄膜磁束検
出ヘッドは、高面積密度容量の故に、電磁誘導ヘッドよ
りむしろ望ましい。また薄膜磁束検出ヘッドは作製がよ
り容易である。種々の薄膜作製技術によれば、薄膜磁気
ヘッドは、基板上にバッチ製造され、次に、個々のユニ
ットに切り分けられる。ヘッドは、回転する磁気ディス
クまたは移動する磁気テープからの磁束密度に応じて抵
抗を変化させる磁気抵抗素子を利用する。磁気抵抗素子
を通過する検出電流は、磁気抵抗素子の抵抗変化に比例
して変化をする。磁気抵抗素子の線形応答は、磁気抵抗
素子の抵抗変化が磁気媒体から検出された磁束密度の変
化にいかに良く従うかに基づいている。ディスクまたは
テープ駆動装置において、読取りヘッドからの出力信号
を処理する差動プリアンプが、磁気抵抗素子に接続され
る。
【0003】磁気抵抗素子は、薄膜面が上面と下面と側
面に境を接する薄膜層である。延長された下面は、例え
ば、ディスクが回転するとき、磁気ディスクの面上に浮
き上がる空気のベアリング面の一部を形成する。磁気抵
抗素子は、一対のギャップ(絶縁)層間に挟まれ、また
一対のシールド層間に挟まれている。シールド層間の距
離は、ギャップと呼ばれる。ギャップをより小さくする
と、MRヘッドの分解能がより大きくなる。磁界は、安
定性(バルクハウゼンノイズの減少)を改善するために
磁気抵抗材料の“磁化容易(easy)”軸に沿って与
えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】薄膜磁気抵抗読取りヘ
ッドのシールド層に対する最も望ましい材料の1つは、
ニッケル鉄(NiFe)である。NiFe材料は製造が
容易で、磁気ノイズを発生しない。しかしながら、シー
ルド層にこの材料を使用すると、種々の問題を生じる。
薄膜読取りヘッドの製造に際し、シールド層から磁気抵
抗素子を分離するギャップ層を横切る導電材料汚染を防
止することが困難である。これは、空気ベアリング面で
シールド層と磁気抵抗層との間の電気的な短絡を生じさ
せる。この短絡は、ヘッド抵抗と信号増幅を減少させ
る。他の問題は、空気ベアリング面でのヘッドの或る部
分が、空気ベアリング面の下側で回転する磁気ディスク
のポテンシャルと異なるポテンシャルとなるのは異常で
あることである。これは、ヘッドとディスクとの間の電
気放電の高い可能性を生じる。空気ベアリング面でのヘ
ッドと回転磁気ディスクとの間の浮遊高さが接触または
ほぼ接触に減少すると、これらの問題の両方が悪化す
る。
【0005】シールド層と磁気抵抗素子との間の電気的
短絡の第1の問題は、シールド層の1つをセンダストで
構成することにより従来技術で克服される。この材料
は、2つの問題を有する。第1の問題は、それが読取り
ヘッドの製造中に特別な処理を必要とすることである。
第2の問題は、それが読取りヘッドの品質試験の実行を
困難とする磁気ノイズを発生することである。対照的
に、NiFe材料から構成されたシールド層は、これら
の問題を生じない。NiFeによりシールド層を構成す
るためには、前述の問題、すなわち、(1)空気ベアリ
ング面でのシールド層と磁気抵抗層との間の電気的短
絡,(2)空気ベアリング面での読取りヘッドと読取り
ヘッドの下側で回転する磁気ディスクとの間の電気的短
絡を解決することが必要となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題の
ないNiFeにより構成されたシールド層をもつ磁気抵
抗読取りヘッドを提供する。この磁気読取りヘッドは、
上面と下面と一対の側面と境を接する薄膜面を有し、下
面が空気ベアリング面の一部を形成する、磁気抵抗薄膜
検出素子である。第1と第2検出電流薄膜導体層が設け
られる。第1導体層が磁気抵抗素子の上面へ電気的に接
続され、第2導体層が磁気抵抗素子の下面へ電気的に接
続される。第1と第2薄膜ギャップ層および第1と第2
薄膜シールド層が設けられる。磁気抵抗素子が第1ギャ
ップ層と第2ギャップ層との間に設けられる。磁気抵抗
素子,導体層および第1と第2ギャップ層が、第1シー
ルド層と第2シールド層との間に配置される。第2シー
ルド層へ第2導体層を電気的に接続する手段が形成さ
れ、第1シールド層と第2シールド層を電気的に接続す
る手段が形成される。これらの手段によれば、空気ベア
リング面での磁気抵抗素子層に対するシールド層の電気
的な短絡が克服される。他の問題は、空気ベアリング面
での読取りヘッドと読取りヘッドの下側で回転する磁気
ディスクの面との間の電気的な短絡である。この問題
は、これらの構成要素を接地することによるような、タ
ーンテーブルへ読取りヘッドのシールド層を電気的に接
続することにより克服される。
【0007】本発明の目的は、ヘッドの製造中に空気ベ
アリング面を横切る導体材料汚染による読取りヘッドの
空気ベアリング面でのシールド層と磁気抵抗素子との間
の電気的短絡の問題を克服することにある。
【0008】他の目的は、空気ベアリング面での磁気抵
抗読取りヘッドの層と読取りヘッドの下側で回転する磁
気ディスクの面との間の電気的短絡の問題を克服するこ
とにある。
【0009】更に他の目的は、読取りヘッドの空気ベア
リング面を横切って短絡しない、または空気ベアリング
面と空気ベアリング面の下側で回転する磁気ディスクと
の間を短絡しない薄膜磁気抵抗読取りヘッドを提供する
ことにある。
【0010】更に他の目的は、NiFeより成る少なく
とも1つのシールド層で前述の目的を達成することにあ
る。
【0011】更に他の目的は、性能を改善するために磁
気抵抗素子を縦方向および横方向にバイアスする手段を
有する単一膜磁気抵抗素子で前述の目的を達成すること
にある。
【0012】更に他の目的は、容易に製造できる薄膜磁
気抵抗読取りヘッドで前述の目的をも達成することにあ
る。
【0013】更に他の目的は、その構成要素間および/
または読取りヘッドと磁気ディスクとの間の電気的短絡
のない薄膜磁気抵抗読取りヘッドを有するディスク駆動
装置を提供することにある。
【0014】
【実施例】図面を参照して実施例を説明するが、同じ参
照番号は、図面を通じて同一または類似の部材を示す。
磁気ディスク24を回転させる回転テーブル22を有す
る磁気ディスク駆動装置20を図1に示す。回転テーブ
ル22は、駆動装置制御源(図示せず)からの制御信号
に対応するモーター26により回転される。磁気ディス
ク24が回転テーブルにより回転するとき、スライダ
(基板)29に取付けられた磁気ヘッド28を、空気ベ
アリングにより磁気ディスク24の面上に支持する。ス
ライダ29とヘッド28の下面は、空気ベアリング面と
呼ばれる面内にある。空気ベアリング面30は、磁気デ
ィスクが回転すると、距離dだけ磁気ディスク24の上
面に離間される。磁気ヘッド28は、薄膜磁気抵抗素子
32を備える。これらの構成要素の全てが、他のディス
クおよびヘッド(図示せず)を有することのできるディ
スク・ハウジング33内に取付けられる。図2におい
て、磁気抵抗素子32が、磁気ディスク24の1本のト
ラック34に関連して示される。磁気抵抗素子32が、
上面32Tと下面32Bと側面32Sに境を接する一対
の対向する膜面32Fを有する。長さzおよび幅xを有
する下面32Bが、空気ベアリング面(ABS)30の
一部を形成する。図2に示すように、磁気抵抗素子32
は、高さyを有する。
【0015】磁気抵抗素子32は、ニッケル鉄(NiF
e)のような材料の薄膜を含む。この薄膜は、磁気ディ
スク24のトラック34が空気ベアリング面30下で回
転すると、素子32により検出された磁束密度の量に比
例して抵抗を変化させる。磁気抵抗素子32の抵抗が磁
気ディスク・トラック34からの変化する磁束密度に従
う精度は、磁気抵抗素子32の線形応答を決定する。一
対の導体36と38を、スライダ29を取付けるアーム
40を介して磁気抵抗素子32へ接続する。導体36と
38を、磁気抵抗素子32へ検出電流を供給する電流源
42へ接続する。磁気抵抗素子の抵抗変化を検出するた
めには、検出電流を供給する。電流は、磁気ディスク2
4の面に垂直に磁気抵抗素子を通過する。導体38は接
地される。他の導体36は、コンデンサ46を経てプリ
アンプ44へ接続する。読取りモードの動作中、検出電
流変化が、導体36を経てプリアンプ44へ与えられ
る。プリアンプ44の出力48は、回転する磁気ディス
ク24からの、磁気抵抗素子32により検出された磁束
密度の増幅信号である。
【0016】図2に示すように、トラック34は、磁気
抵抗素子32に対し側面方向に延びる。従って、磁気抵
抗素子32の長さzを、トラック34の幅を横切る方向
に延長する。有効な長さzは、磁気抵抗素子32により
検出されるトラック幅を決定する。磁気抵抗素子32の
分解能は、磁気抵抗ヘッド28のギャップの幅に依存す
る。ギャップの幅は、また、シールド層からの磁気抵抗
素子の膜面32Fを絶縁するギャップ層の厚さに、磁気
抵抗素子32の厚さx(図2参照)に加えたものに依存
する。ギャップ層は後に詳細に説明する。シールド層
は、ディスク24のトラック34(図1と図2参照)の
制限領域内に磁気抵抗素子の検出能力を基本的に集中さ
せる。ギャップ層をより薄くすると、この領域は更に制
限され、磁気抵抗素子32の分解能をより増大する。
【0017】図3および図4に示されるように、第1と
第2検出電流薄膜リード層50と52が設けられる。第
1リード層50が磁気抵抗素子の上面32Tへ電気的に
接続され、第2リード層52が磁気抵抗素子の下面32
Bへ電気的に接続される。第1薄膜ギャップ層54と第
2薄膜ギャップ層56および第1薄膜シールド層58と
第2薄膜シールド層60が設けられる。磁気抵抗素子3
2は、第1ギャップ層54と第2ギャップ層56との間
に設けられる。磁気抵抗素子32,リード層50と52
および第1と第2ギャップ層が、第1シールド層58と
第2シールド層60との間に設けられる。これらの層の
全ては、膜面対膜面の直接係合で作製される。
【0018】第2シールド層60へ第2リード層52を
電気的に接続する手段が設けられる。62での直接界面
係合により構成される電気的な接続は、以下に更に詳細
に説明される。また、第2シールド層60へ第1シール
ド層58を電気的に接続する手段が設けられる。このよ
うな接続手段の一例は、図6のブロック図に示される。
図6において、第1シールド層58がリード64により
グランドへ接続されて示され、第2シールド層60がリ
ード66によりグランドへ接続されて示されている。回
転テーブル22は、また、本発明の目的を達成するため
にグランドへ接続されている。第1シールド層58と第
2シールド層60とが互いに電気的に接続されると、空
気ベアリング面30でのシールド層と磁気抵抗素子との
間の電気的短絡の影響が排除される。更に、シールド層
58と60および回転テーブル26が接地により電気的
に接続されるので、空気ベアリング面30でのヘッドの
薄膜層と回転テーブル26上で回転する磁気ディスク2
4の面との間の放電が排除される。
【0019】図3および図4に示されるように、磁気抵
抗素子の1つの膜面32Fは、離間された第1と第2膜
面部分68と70を有する。第1膜面部分68は磁気抵
抗素子の上面32Tに隣接し、第2膜面部分70は磁気
抵抗素子の下面32Bに隣接している。各膜面部分68
と70は、磁気抵抗素子の側面32Sから側面32Sへ
延びている。第1リード層50は下面50Bと側面50
Sに境を接する第1と第2対向膜面50F1と50F2
を有する。下面50Bは図3および図4に示され、側面
50Sは図4に示されている。図3および図4に示され
るように、第2リード層52は、上面52Tと下面52
Bと側面52Sに境を接する対向膜面51F1と51F
2を有する。第1リード層の第1膜面50F1が、磁気
抵抗素子の第1膜面68と直接に係合し、第2リード層
の第1膜面52F1が、磁気抵抗素子の第2膜部分70
と直接に係合する。図3に示されるように、また、第1
リード層50が磁気抵抗素子の上面32Tと直接に係合
できる。
【0020】第2シールド層60は、第1と第2対向薄
膜面を有することができ、第1膜面60F1が図3に示
されている。図3に示されるように、第2シールド層6
0へ第2リード層52を接続する手段は、膜面対膜面の
直接係合で第2シールド層の第1膜層60F1へ第2リ
ード層の第2膜面52F2を直接的に接続することがで
きる。これは、第2シールド層60へ第2リード層52
を接続する好適な構成であるが、この接続を形成するに
は他の構成も可能であることを理解すべきである。例え
ば、第2リード層52が第2ギャップ層より更に薄く作
製されると、第2シールド層60から第2ギャップ層5
6を経て第2リード層52へ電気的接続を行うために、
バイアを設けることができる。
【0021】第2リード層の下面52Bがヘッドの空気
ベアリング面30の一部を形成することに留意すべきで
ある。これは、第2リード層52が磁気抵抗素子の下面
32Bと電気的接触を形成することを保証する。好適な
実施例においては、第2リード層52の膜厚が第2ギャ
ップ層56の膜厚と同じである。対照的に、第1リード
層50は、第1ギャップ層54と第2ギャップ層56と
の間に配置され、第2リード層52の膜厚より小さい膜
厚を有する。この構成の場合には、第1リード層50が
アンプ42(図1および図6参照)へ信号を供給できる
ように、第2ギャップ層56は、第2シールド層60か
ら第1リード層50を絶縁する。
【0022】図3および図4に示されるように、磁気抵
抗素子32は、空気ベアリング面30に沿って延長され
た下面32Bを有する単一膜層とすることができる。こ
の磁気抵抗素子32は、その性能を改良するために適切
にバイアスされることが望ましい。図3および図4に示
される実施例においては、磁気抵抗素子の磁化容易軸
は、空気ベアリング面30に平行で、検出電流Iに対し
垂直である。バイアス構成の一例は、一対の薄膜ハード
バイアス層72と74を有することができる。これらの
ハードバイアス層は、磁気抵抗素子の各側面32S上
に、磁気抵抗素子と同一面に配置される。各層は、磁気
抵抗素子32の磁化容易軸に対し傾斜した方向に(図4
に矢印により示される)永久的に磁化される。ハードバ
イアス層72と74からの横断磁界が、図4に示される
矢印に沿って磁気抵抗素子32の磁化の方向を傾斜させ
る。この矢印と電流の方向との間の角度がバイアス角度
Θである。角度Θは、約45度が好適である。このバイ
アス角度では、磁気抵抗素子32の下側で回転するディ
スクからの磁束密度への素子32の応答を線形化する。
バイアス層72と74からの磁界の水平成分が、磁気抵
抗素子の応答を安定化させる。これは、磁気抵抗素子内
の磁区壁を減少することにより行われる。磁区壁は、磁
区壁が素子32内を不規則に移動するとき、ノイズ(バ
ルクハウゼンノイズ)を生成する。
【0023】図5は、図3および図4の実施例と多少異
なる本発明の他の実施例である。図5の実施例と図3お
よび図4の実施例との唯一の差異は、リード層52が膜
面対膜面の直接係合で第2ギャップ層56と第2シール
ド層60との間に挟まれることである。図5の実施例は
図3および図4の実施例よりも容易に構成できるので好
適である。図5の実施例の製造方法を、次に説明する。
【0024】本発明の図5の実施例の製造の第1段階が
図7に示される。第1シールド層58,第1ギャップ層
54,磁気抵抗素子32および第1リード層50が、一
般のマスキングおよび堆積技術を使用して、基板(図示
せず)のような1以上の層上に堆積される。図8に示さ
れるように、読取りヘッドの空気ベアリング面30(図
11参照)部分が第2ギャップ材料により被覆されない
ことを保証するために、第2ギャップ層56がマスク7
6を介して堆積される。図9に示されるように、マスク
76が除去されて、第2絶縁層56は、第2リード層5
2の堆積に対してマスクとして使用される。図10に示
されるように、次に、第2シールド層60が、第2リー
ド層52の上部に堆積される。堆積が完了した後、図1
1に示されるように、ヘッドは、空気ベアリング面30
と読取りヘッドの最終断面を形成する矢線30まで研磨
される。
【0025】第2リード層52の厚さが空気ベアリング
面30で磁気抵抗素子32と第2シールド層60を分離
することに留意すべきである。この厚さは、読取りヘッ
ドの分解能を最大にするために、磁気抵抗素子32に対
して狭いギャップ、すなわちシールド層58とシールド
層60との間の距離を与えるように選択されるべきであ
る。この構成では、第2ギャップ層56は、第1ギャッ
プ層54より薄くなる。
【0026】本発明が、電気的短絡または放電の問題の
ない改善された薄膜磁気ヘッドと駆動装置を提供するこ
とが容易に明らかとなる。シールド層と磁気抵抗素子と
の間のヘッドの電気的短絡の空気ベアリング面部分を横
切るわずかな導電材料汚染があっても、これはヘッドの
動作には問題とならない。更に、回転テーブルへシール
ド層を電気的に接続することにより、磁気ディスクに対
する空気ベアリング面でのヘッド間の電気的な短絡また
は放電が克服される。
【0027】明らかなように、本発明の多くの変形例と
変更例は、前述の教示により可能である。本発明の範囲
内で、前記実施例以外の態様の実施をできることが理解
されるであろう。
【0028】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)上面と下面と一対の側面に境を接する2つの対向
する膜面を有し、下面が空気ベアリング面の一部を構成
する、磁気抵抗検出素子と、前記磁気抵抗素子の上面へ
電気的に接続された第1検出電流薄膜リード層、およ
び、前記磁気抵抗素子の下面に電気的に接続された第2
検出電流薄膜リード層と、第1と第2薄膜ギャップ層お
よび第1と第2薄膜シールド層と、前記磁気抵抗検出素
子は、前記第1ギャップ層と前記第2ギャップ層との間
に設けられ、前記磁気抵抗素子,前記リード層および前
記第1と第2ギャップ層は、前記第1シールド層と前記
第2シールド層との間に設けられ、前記第2シールド層
へ前記第2リード層を電気的に接続する手段と、前記第
1シールド層と前記第2シールド層とを電気的に接続す
る手段とを備えることを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッド
である。 (2)(1)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、前記
第2シールド層へ前記第2リード層を電気的に接続する
手段では、前記第2リード層と前記第2シールド層の各
々が第1と第2膜面を有し、前記第2リードの第2膜面
が前記第2シールド層の第1膜面に直接に係合すること
を特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドである。 (3)(2)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、前記
磁気抵抗素子は、延長された膜面を有する単一膜であ
り、前記磁気抵抗素子は、磁化容易軸を有し、前記磁化
容易軸に対し成る角度で磁気抵抗素子の磁化をバイアス
する手段を備えることを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッド
である。 (4)(2)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁気デ
ィスク駆動装置において、ハウジングと、前記ハウジン
グ内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空気ベアリング
面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを支持し,回転
する回転テーブルと、前記ハウジング内に設けられたス
ライダを有し、前記回転テーブルに取付けられた磁気デ
ィスクに対して動作関係にあるように前記薄膜磁気抵抗
ヘッドを支持する支持部とを備えることを特徴とする磁
気ディスク駆動装置である。 (5)(1)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、前記
第2リード層の下面は、空気ベアリング面の一部を形成
することを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドである。 (6)(1)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、前記
第2薄膜リード層は、前記第1薄膜リード層よりも薄い
ことを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドである。 (7)(1)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、前記
第1リード層は、前記磁気抵抗素子の上面に直接に係合
することを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドである。 (8)(1)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、前記
磁気抵抗素子の一部は、前記第1リード層の一部と前記
第1ギャップ層との間に配置されることを特徴とする薄
膜磁気抵抗ヘッドである。 (9)(8)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、前記
第2薄膜リード層は、前記第1薄膜リード層よりも薄い
ことを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドである。 (10)(9)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、前
記第1リード層は、前記磁気抵抗素子の上面に直接に係
合することを特徴とする薄膜抵抗磁気ヘッドである。 (11)(10)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、
前記磁気抵抗素子は、延長された下面を有する単一膜で
あり、前記磁気抵抗素子は、磁化容易軸を有し、前記磁
気抵抗素子に隣接し、前記磁化容易軸の方向に対し或る
角度で磁気抵抗素子の磁化をバイアスする少なくとも1
つのハードバイアス層を備えることを特徴とする薄膜磁
気抵抗ヘッドである。 (12)(11)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁
気ディスク駆動装置において、ハウジングと、前記ハウ
ジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空気ベアリ
ング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを支持し,
回転する回転テーブルと、前記ハウジング内に設けられ
たスライダを有し、前記回転テーブルに取付けられた磁
気ディスクに対して動作関係にあるように前記薄膜磁気
抵抗ヘッドを支持する支持部とを備えることを特徴とす
る磁気ディスク駆動装置である。 (13)(1)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、前
記磁気抵抗素子の1つの膜面が第1と第2部分を有し、
第1膜面部分は前記磁気抵抗素子の上面に隣接され、第
2膜面部分は前記磁気抵抗素子の下面に隣接され、各膜
面部分は前記磁気抵抗素子の側面から側面へ延び、前記
第1と第2リード層は上面と下面と側面に境を接する第
1と第2の対向する膜面を有し、前記第1リード層の第
1膜面は前記磁気抵抗素子の第1膜面部分に直接に係合
し、前記第2リード層の第1膜面は前記磁気抵抗素子の
第2膜面部分に直接に係合することを特徴とする薄膜磁
気抵抗ヘッドである。 (14)(13)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、
前記第2シールド層が対向する膜面を有し、前記第2シ
ールド層に前記第2リード層を接続する手段は、前記第
2シールド層の1つの膜面に直接に係合する前記第2リ
ード層の第2膜面を有することを特徴とする薄膜磁気抵
抗ヘッドである。 (15)(14)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、
前記第2リード層の下面は、空気ベアリング面の一部を
形成することを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドである。 (16)(15)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、
ハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、前記磁気
抵抗ヘッドの空気ベアリング面に垂直な中心軸の周りに
磁気ディスクを支持し,回転する回転テーブルと、前記
ハウジング内に設けられたスライダを有し、前記回転テ
ーブルに取付けられた磁気ディスクに対して動作関係に
あるように前記薄膜磁気抵抗ヘッドを支持する支持部と
を備えることを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドである。 (17)(15)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、
前記磁気抵抗素子は、延長された下面を有する単一膜で
あり、前記磁気抵抗素子は、磁化容易軸を有し、前記磁
気抵抗素子に隣接し、前記磁化容易軸の方向に対し或る
角度で磁気抵抗素子の磁化をバイアスするハードバイア
ス層を備えることを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドであ
る。 (18)(17)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁
気ディスク駆動装置において、ハウジングと、前記ハウ
ジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空気ベアリ
ング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを支持し,
回転する回転テーブルと、前記ハウジング内に設けられ
たスライダを有し、前記回転テーブルに取付けられた磁
気ディスクに対して動作関係にあるように前記薄膜磁気
抵抗ヘッドを支持する支持部とを備えることを特徴とす
る薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁気ディスク駆動装置で
ある。 (19)(15)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、
前記磁気抵抗素子の一部は、前記第1リード層の一部と
前記第1ギャップ層との間に配置されることを特徴とす
る薄膜磁気抵抗ヘッドである。 (20)(19)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、
前記第2薄膜リード層は、前記第1薄膜リード層よりも
薄いことを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドである。 (21)(20)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、
前記第1リード層は、前記磁気抵抗素子の上面に直接に
係合することを特徴とする薄膜抵抗磁気ヘッドである。 (22)(21)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁
気ディスク駆動装置において、ハウジングと、前記ハウ
ジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空気ベアリ
ング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを支持し,
回転する回転テーブルと、前記ハウジング内に設けられ
たスライダを有し、前記回転テーブルに取付けられた磁
気ディスクに対して動作関係にあるように前記薄膜磁気
抵抗ヘッドを支持する支持部とを備えることを特徴とす
る磁気ディスク駆動装置である。 (23)(21)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドにおいて、
前記磁気抵抗素子は、延長された下面を有する単一膜で
あり、前記磁気抵抗素子は、磁化容易軸を有し、前記磁
気抵抗素子に隣接し、前記磁化容易軸の方向に対し或る
角度で磁気抵抗素子の磁化をバイアスするハードバイア
ス層を備えることを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドであ
る。 (24)(23)記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁
気ディスク駆動装置において、ハウジングと、前記ハウ
ジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空気ベアリ
ング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを支持し,
回転する回転テーブルと、前記ハウジング内に設けられ
たスライダを有し、前記回転テーブルに取付けられた磁
気ディスクに対して動作関係にあるように前記薄膜磁気
抵抗ヘッドを支持する支持部とを備えることをことを特
徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁気ディスク駆動
装置である。
【0029】
【発明の効果】本発明により、空気ベアリング面でのシ
ールド層と磁気抵抗層との間の電気的短絡および空気ベ
アリング面での読取りヘッドとその下側で回転する磁気
ディスクとの間の電気的短絡を解決した薄膜磁気抵抗ヘ
ッドが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜磁気抵抗読取りヘッドを使用する
磁気ディスク駆動装置の略図である。
【図2】磁気ディスクの1本のトラックに関連した読取
りヘッドの単一膜の磁気抵抗素子部分の略図である。
【図3】本発明の読取りヘッドの幾つかの薄膜層の中心
部の部分的な略側面図である。
【図4】第2ギャップ層と第2シールド層を除去した図
3の薄膜の略平面図である。
【図5】本発明の読取りヘッドのわずかに変形された実
施例の薄膜層の中心部の略側面図である。
【図6】本発明の電気的な接続の一例のブロック図であ
る。
【図7】本発明の読取りヘッドの中心部の薄膜層の製造
工程での略側面図である。
【図8】本発明の読取りヘッドの中心部の薄膜層の製造
工程での略側面図である。
【図9】本発明の読取りヘッドの中心部の薄膜層の製造
工程での略側面図である。
【図10】本発明の読取りヘッドの中心部の薄膜層の製
造工程での略側面図である。
【図11】本発明の読取りヘッドの中心部の薄膜層の製
造工程での略側面図である。
【符号の説明】
22 回転テーブル 24 磁気ディスク 26 モータ 28 ヘッド 29 スライダ 30 空気ベアリング面 32 磁気抵抗素子 33 ディスクハウジング 34 トラック 36,38,64,66 導体 40 アーム 42 電流源 44 プリアンプ 46 コンデンサ 50,52 リード層 54,56 ギャップ層 58,60 シールド層 68,70 膜面部分 72,74 バイアス層 76 マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デヴィッド・ユージェネ・ハイム アメリカ合衆国 カリフォルニア州 レ ッドウッド シティ グランド ストリ ート 502 (56)参考文献 特開 平5−54336(JP,A)

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面と下面と一対の側面に境を接する2つ
    の対向する膜面を有し、前記下面が空気ベアリング面の
    一部を構成する磁気抵抗検出素子と、前記磁気抵抗素子
    の上面へ電気的に接続された第1検出電流薄膜リード
    層、および、前記磁気抵抗素子の下面に電気的に接続さ
    れた第2検出電流薄膜リード層と、前記磁気抵抗検出素
    子をその間に設けた第1ギャップ層及び第2ギャップ層
    と、前記磁気抵抗素子、前記リード層および前記ギャッ
    プ層をその間に設けた第1シールド層及び第2シールド
    層とを含み、前記第2シールド層と前記第2リード層と
    を電気的に接続することにより、前記第1シールド層と
    前記第2シールド層とを電気的に接続する手段とからな
    る前記薄膜磁気抵抗ヘッドと、 磁気ディスクを支持するための回転テーブルとを備え、 前記第1シールド層、前記第2シールド層、及び前記回
    転テーブルを接地により電気的に接続することにより前
    記磁気ディスクと前記薄膜磁気抵抗ヘッドの空気ベアリ
    ング面のポテンシャルを等しくすることを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記第2シールド層へ前記第2リード層を
    電気的に接続する手段では、 前記第2リード層と前記第2シールド層の各々が第1と
    第2膜面を有し、 前記第2リードの第2膜面が前記第2シールド層の第1
    膜面に直接に係合する、ことを特徴とする請求項1記載
    磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記磁気抵抗素子は、延長された膜面を有
    する単一膜であり、 前記磁気抵抗素子は、磁化容易軸を有し、 前記磁化容易軸に対し或る角度で磁気抵抗素子の磁化を
    バイアスする手段を備える、 ことを特徴とする請求項2記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを有す
    る磁気ディスク駆動装置において、 ハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空
    気ベアリング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを
    支持し,回転する回転テーブルと、 前記ハウジング内に設けられたスライダを有し、前記回
    転テーブルに取付けられた磁気ディスクに対して動作関
    係にあるように前記磁気ディスク装置を支持する支持部
    と、 を備えることを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】前記第2リード層の下面は、空気ベアリン
    グ面の一部を形成することを特徴とする請求項1記載の
    磁気ディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】前記第2薄膜リード層は、前記第1薄膜リ
    ード層よりも薄いことを特徴とする請求項1記載の磁気
    ディスク装置。
  7. 【請求項7】前記第1リード層は、前記磁気抵抗素子の
    上面に直接に係合することを特徴とする請求項1記載の
    磁気ディスク装置。
  8. 【請求項8】前記磁気抵抗素子の一部は、前記第1リー
    ド層の一部と前記第1ギャップ層との間に配置されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】前記第2薄膜リード層は、前記第1薄膜リ
    ード層よりも薄いことを特徴とする請求項8記載の磁気
    ディスク装置。
  10. 【請求項10】前記第1リード層は、前記磁気抵抗素子
    の上面に直接に係合することを特徴とする請求項9記載
    磁気ディスク装置。
  11. 【請求項11】前記磁気抵抗素子は、延長された下面を
    有する単一膜であり、 前記磁気抵抗素子は、磁化容易軸を有し、 前記磁気抵抗素子に隣接し、前記磁化容易軸の方向に対
    し或る角度で磁気抵抗素子の磁化をバイアスする少なく
    とも1つのハードバイアス層を備える、 ことを特徴とする請求項10記載の磁気ディスク装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを
    有する磁気ディスク駆動装置において、 ハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空
    気ベアリング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを
    支持し,回転する回転テーブルと、 前記ハウジング内に設けられたスライダを有し、前記回
    転テーブルに取付けられた磁気ディスクに対して動作関
    係にあるように前記薄膜磁気抵抗ヘッドを支持する支持
    部と、 を備えることを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
  13. 【請求項13】前記磁気抵抗素子の1つの膜面が第1と
    第2部分を有し、第1膜面部分は前記磁気抵抗素子の上
    面に隣接され、第2膜面部分は前記磁気抵抗素子の下面
    に隣接され、各膜面部分は前記磁気抵抗素子の側面から
    側面へ延び、 前記第1と第2リード層は上面と下面と側面に境を接す
    る第1と第2の対向する膜面を有し、前記第1リード層
    の第1膜面は前記磁気抵抗素子の第1膜面部分に直接に
    係合し、前記第2リード層の第1膜面は前記磁気抵抗素
    子の第2膜面部分に直接に係合する、 ことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  14. 【請求項14】前記第2シールド層が対向する膜面を有
    し、 前記第2シールド層に前記第2リード層を接続する手段
    は、前記第2シールド層の1つの膜面に直接に係合する
    前記第2リード層の第2膜面を有する、 ことを特徴とする請求項13記載の磁気ディスク装置。
  15. 【請求項15】前記第2リード層の下面は、空気ベアリ
    ング面の一部を形成することを特徴とする請求項14記
    載の磁気ディスク装置。
  16. 【請求項16】ハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空
    気ベアリング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを
    支持し,回転する回転テーブルと、 前記ハウジング内に設けられたスライダを有し、前記回
    転テーブルに取付けられた磁気ディスクに対して動作関
    係にあるように前記薄膜磁気抵抗ヘッドを支持する支持
    部と、 を備えることを特徴とする請求項15記載の磁気ディス
    ク装置。
  17. 【請求項17】前記磁気抵抗素子は、延長された下面を
    有する単一膜であり、 前記磁気抵抗素子は、磁化容易軸を有し、 前記磁気抵抗素子に隣接し、前記磁化容易軸の方向に対
    し或る角度で磁気抵抗素子の磁化をバイアスするハード
    バイアス層を備える、 ことを特徴とする請求項15記載の磁気ディスク装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを
    有する磁気ディスク駆動装置において、 ハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空
    気ベアリング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを
    支持し,回転する回転テーブルと、 前記ハウジング内に設けられたスライダを有し、前記回
    転テーブルに取付けられた磁気ディスクに対して動作関
    係にあるように前記薄膜磁気抵抗ヘッドを支持する支持
    部と、 を備えることを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドを有する
    磁気ディスク駆動装置。
  19. 【請求項19】前記磁気抵抗素子の一部は、前記第1リ
    ード層の一部と前記第1ギャップ層との間に配置される
    ことを特徴とする請求項15記載の磁気ディスク装置。
  20. 【請求項20】前記第2薄膜リード層は、前記第1薄膜
    リード層よりも薄いことを特徴とする請求項19記載の
    磁気ディスク装置。
  21. 【請求項21】前記第1リード層は、前記磁気抵抗素子
    の上面に直接に係合することを特徴とする請求項20記
    載の磁気ディスク装置。
  22. 【請求項22】請求項21記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを
    有する磁気ディスク駆動装置において、 ハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空
    気ベアリング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを
    支持し,回転する回転テーブルと、 前記ハウジング内に設けられたスライダを有し、前記回
    転テーブルに取付けられた磁気ディスクに対して動作関
    係にあるように前記薄膜磁気抵抗ヘッドを支持する支持
    部と、 を備えることを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
  23. 【請求項23】前記磁気抵抗素子は、延長された下面を
    有する単一膜であり、 前記磁気抵抗素子は、磁化容易軸を有し、 前記磁気抵抗素子に隣接し、前記磁化容易軸の方向に対
    し或る角度で磁気抵抗素子の磁化をバイアスするハード
    バイアス層を備える、 ことを特徴とする請求項21記載の磁気ディスク装置。
  24. 【請求項24】請求項23記載の薄膜磁気抵抗ヘッドを
    有する磁気ディスク駆動装置において、 ハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、前記磁気抵抗ヘッドの空
    気ベアリング面に垂直な中心軸の周りに磁気ディスクを
    支持し,回転する回転テーブルと、 前記ハウジング内に設けられたスライダを有し、前記回
    転テーブルに取付けられた磁気ディスクに対して動作関
    係にあるように前記薄膜磁気抵抗ヘッドを支持する支持
    部と、 を備えることを特徴とする薄膜磁気抵抗ヘッドを有する
    磁気ディスク駆動装置。
JP6086581A 1993-08-06 1994-04-25 薄膜磁気抵抗ヘッドを有する磁気ディスク駆動装置 Expired - Lifetime JP2741838B2 (ja)

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