JPH10154312A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド及びその製造方法Info
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- JPH10154312A JPH10154312A JP8312371A JP31237196A JPH10154312A JP H10154312 A JPH10154312 A JP H10154312A JP 8312371 A JP8312371 A JP 8312371A JP 31237196 A JP31237196 A JP 31237196A JP H10154312 A JPH10154312 A JP H10154312A
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- G11B5/3116—Shaping of layers, poles or gaps for improving the form of the electrical signal transduced, e.g. for shielding, contour effect, equalizing, side flux fringing, cross talk reduction between heads or between heads and information tracks
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- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3163—Fabrication methods or processes specially adapted for a particular head structure, e.g. using base layers for electroplating, using functional layers for masking, using energy or particle beams for shaping the structure or modifying the properties of the basic layers
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 精度良くMR素子及び磁気ギャップを形成す
ることによってオフセット量に対する誤差を減少させる
とともに、再生出力の向上を図った磁気ヘッド及びその
製造方法を提案する。 【解決手段】 本発明にかかる磁気ヘッド1には、記録
媒体に対して垂直方向に再生電流を流すように配設され
た磁気抵抗効果素子及び誘導型磁気ヘッドを備え、磁気
抵抗効果素子及び磁気ギャップのトラック幅方向におけ
る両端部に切り欠き部が形成されるように、媒体対向面
側に凹部が形成されている。また、この磁気ヘッドの製
造方法は、磁気抵抗効果素子及び誘導型磁気ヘッドの磁
気ギャップのトラック幅方向における両端部に、切り欠
き部が形成されるように、媒体対向面側に凹部を形成す
る工程を有している。
ることによってオフセット量に対する誤差を減少させる
とともに、再生出力の向上を図った磁気ヘッド及びその
製造方法を提案する。 【解決手段】 本発明にかかる磁気ヘッド1には、記録
媒体に対して垂直方向に再生電流を流すように配設され
た磁気抵抗効果素子及び誘導型磁気ヘッドを備え、磁気
抵抗効果素子及び磁気ギャップのトラック幅方向におけ
る両端部に切り欠き部が形成されるように、媒体対向面
側に凹部が形成されている。また、この磁気ヘッドの製
造方法は、磁気抵抗効果素子及び誘導型磁気ヘッドの磁
気ギャップのトラック幅方向における両端部に、切り欠
き部が形成されるように、媒体対向面側に凹部を形成す
る工程を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体から
の記録磁界によって抵抗率が変化する磁気抵抗効果薄膜
を用い、その抵抗変化を再生出力電圧として検出する磁
気ヘッド及びその製造方法に関する。
の記録磁界によって抵抗率が変化する磁気抵抗効果薄膜
を用い、その抵抗変化を再生出力電圧として検出する磁
気ヘッド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気抵抗効果素子(以下、MR素
子と称する。)は、ハードディスク等に記録された情報
信号の再生を行う薄膜磁気ヘッド等の分野において、磁
気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MRヘッドと称す
る。)として使用されるようになっている。なお、現在
実用となっているMR素子としては、一般に約2%程度
の抵抗変化率を示し、異方性磁気抵抗効果素子と呼ばれ
る効果を利用している。
子と称する。)は、ハードディスク等に記録された情報
信号の再生を行う薄膜磁気ヘッド等の分野において、磁
気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MRヘッドと称す
る。)として使用されるようになっている。なお、現在
実用となっているMR素子としては、一般に約2%程度
の抵抗変化率を示し、異方性磁気抵抗効果素子と呼ばれ
る効果を利用している。
【0003】このMRヘッドは、印加される磁界の大き
さによって抵抗が変化するMR素子と、このMR素子に
対してバイアス磁界を印加するためのバイアス導体とを
備えている。そして、MRヘッドで磁気記録媒体から情
報信号を再生する際は、バイアス導体にバイアス電流を
印加することによってバイアス磁界をMR素子に印加し
た状態で行う。このとき、MR素子は、磁気記録媒体か
らの磁界の大きさによって抵抗値が変化するので、この
抵抗値の変化による電圧値の変化により磁気記録媒体に
記録された情報信号の再生がなされることになる。
さによって抵抗が変化するMR素子と、このMR素子に
対してバイアス磁界を印加するためのバイアス導体とを
備えている。そして、MRヘッドで磁気記録媒体から情
報信号を再生する際は、バイアス導体にバイアス電流を
印加することによってバイアス磁界をMR素子に印加し
た状態で行う。このとき、MR素子は、磁気記録媒体か
らの磁界の大きさによって抵抗値が変化するので、この
抵抗値の変化による電圧値の変化により磁気記録媒体に
記録された情報信号の再生がなされることになる。
【0004】このように構成されるMRヘッドにおい
て、MR素子を磁気記録媒体に対して垂直方向に再生電
流を流すように配設すれば、磁気記録媒体の狭トラック
化を図り、情報信号の再生を行うことが可能となる。
て、MR素子を磁気記録媒体に対して垂直方向に再生電
流を流すように配設すれば、磁気記録媒体の狭トラック
化を図り、情報信号の再生を行うことが可能となる。
【0005】ところで、ハードディスク等の磁気記録媒
体の記録密度を向上させる方法としては、トラック幅を
狭くしてトラック密度を向上させる方法と、線記録密度
を向上させる方法とがある。
体の記録密度を向上させる方法としては、トラック幅を
狭くしてトラック密度を向上させる方法と、線記録密度
を向上させる方法とがある。
【0006】線記録密度を向上させる方法としては、記
録用の磁気ヘッドに備えられている磁気ギャップを狭く
して急峻な記録磁界を磁気ギャップにより発生させて情
報信号を記録するとともに、記録用の磁気ヘッドにより
記録された情報信号をMRヘッドにより高分解能で再生
する方法がある。
録用の磁気ヘッドに備えられている磁気ギャップを狭く
して急峻な記録磁界を磁気ギャップにより発生させて情
報信号を記録するとともに、記録用の磁気ヘッドにより
記録された情報信号をMRヘッドにより高分解能で再生
する方法がある。
【0007】一方、トラック密度を向上させる方法とし
ては、記録及び/又は再生時における磁気ヘッドのトラ
ック幅を小さくする方法がある。このとき、記録された
情報信号からの再生出力を低下させないように、高再生
出力のMRヘッドが必要不可欠となる。
ては、記録及び/又は再生時における磁気ヘッドのトラ
ック幅を小さくする方法がある。このとき、記録された
情報信号からの再生出力を低下させないように、高再生
出力のMRヘッドが必要不可欠となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のMR
ヘッドは、近年の磁気記録媒体の高密度化によるトラッ
ク幅の減少にともなってMR素子のトラック幅方向の長
さ寸法を精密に製造する必要がある。また、上記のMR
ヘッドと、誘導型の記録用磁気ヘッドとを一体化した複
合型磁気ヘッドにおいては、MR素子と磁気コアとの位
置を決められたオフセット量の範囲内で製造する必要が
ある。したがって、この複合型磁気ヘッド製造工程にお
いて、MR素子及び磁気コアの位置の許容される誤差
は、非常に小さくなっている。
ヘッドは、近年の磁気記録媒体の高密度化によるトラッ
ク幅の減少にともなってMR素子のトラック幅方向の長
さ寸法を精密に製造する必要がある。また、上記のMR
ヘッドと、誘導型の記録用磁気ヘッドとを一体化した複
合型磁気ヘッドにおいては、MR素子と磁気コアとの位
置を決められたオフセット量の範囲内で製造する必要が
ある。したがって、この複合型磁気ヘッド製造工程にお
いて、MR素子及び磁気コアの位置の許容される誤差
は、非常に小さくなっている。
【0009】しかしながら、上記の複合型磁気ヘッド
は、数μm程度で複数の薄膜を積層して構成されている
ので、オフセット量の許容範囲内に形成することが容易
でない。また、上記の複合型磁気ヘッドは、磁気記録媒
体の狭トラック化に伴ってMR素子及び磁気コアによる
磁気ギャップのトラック幅方向の長さ寸法を小さくして
いるためにMR素子及び磁気コアの端部の形状による磁
気的な影響が著しくなる。したがって、このMR素子及
び磁気コアは、トラック幅方向の長さ寸法を小さく形成
することが容易ではない。
は、数μm程度で複数の薄膜を積層して構成されている
ので、オフセット量の許容範囲内に形成することが容易
でない。また、上記の複合型磁気ヘッドは、磁気記録媒
体の狭トラック化に伴ってMR素子及び磁気コアによる
磁気ギャップのトラック幅方向の長さ寸法を小さくして
いるためにMR素子及び磁気コアの端部の形状による磁
気的な影響が著しくなる。したがって、このMR素子及
び磁気コアは、トラック幅方向の長さ寸法を小さく形成
することが容易ではない。
【0010】このように、MRヘッドは、MRヘッドの
製造工程において、上述したオフセット量の許容範囲を
超える誤差及びトラック幅方向における長さ寸法の誤差
により、歩留まりが低下するという問題点がある。
製造工程において、上述したオフセット量の許容範囲を
超える誤差及びトラック幅方向における長さ寸法の誤差
により、歩留まりが低下するという問題点がある。
【0011】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
すべく提案されたものであり、精度良くMR素子及び磁
気ギャップを形成することによってオフセット量に対す
る誤差を減少させるとともに、再生出力の向上を図った
磁気ヘッド及びその製造方法を提案することを目的とす
る。
すべく提案されたものであり、精度良くMR素子及び磁
気ギャップを形成することによってオフセット量に対す
る誤差を減少させるとともに、再生出力の向上を図った
磁気ヘッド及びその製造方法を提案することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明にかかる磁気ヘッドは、記録媒体に対して垂直方向
に再生電流を流すように配設された磁気抵抗効果素子を
備える磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、磁気抵抗効
果型素子のトラック幅方向における両端部に、切り欠き
部を形成したことを特徴とするものである。
発明にかかる磁気ヘッドは、記録媒体に対して垂直方向
に再生電流を流すように配設された磁気抵抗効果素子を
備える磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、磁気抵抗効
果型素子のトラック幅方向における両端部に、切り欠き
部を形成したことを特徴とするものである。
【0013】また、上記の磁気ヘッドは、記録媒体に対
して記録を行う記録用磁気ヘッドを備え、この記録用磁
気ヘッドの磁気ギャップのトラック幅方向における両端
部に、形成しても良い。
して記録を行う記録用磁気ヘッドを備え、この記録用磁
気ヘッドの磁気ギャップのトラック幅方向における両端
部に、形成しても良い。
【0014】このように構成された磁気ヘッドは、磁気
抵抗効果素子、磁気ギャップのトラック幅方向における
両端部にそれぞれ切り欠き部を形成したので、トラック
幅方向において磁気抵抗効果素子、磁気ギャップの記録
媒体に対向する面を所定の長さ寸法に形成することが可
能となる。
抵抗効果素子、磁気ギャップのトラック幅方向における
両端部にそれぞれ切り欠き部を形成したので、トラック
幅方向において磁気抵抗効果素子、磁気ギャップの記録
媒体に対向する面を所定の長さ寸法に形成することが可
能となる。
【0015】さらに、上述の磁気ヘッドは、記録媒体と
の垂直方向における切り欠き部の所定の深さ寸法が、上
記磁気抵抗効果素子の記録媒体と垂直方向の長さ寸法と
同等としても良い。このように形成された磁気抵抗効果
素子を備えた磁気ヘッドは、切り欠き部の記録媒体との
垂直方向における長さ寸法を磁気抵抗効果素子の長手方
向の長さ寸法と同等に形成しているので、トラック幅方
向における長さ寸法が小さくなり、磁気抵抗効果素子の
抵抗値を大きくすることが可能である。
の垂直方向における切り欠き部の所定の深さ寸法が、上
記磁気抵抗効果素子の記録媒体と垂直方向の長さ寸法と
同等としても良い。このように形成された磁気抵抗効果
素子を備えた磁気ヘッドは、切り欠き部の記録媒体との
垂直方向における長さ寸法を磁気抵抗効果素子の長手方
向の長さ寸法と同等に形成しているので、トラック幅方
向における長さ寸法が小さくなり、磁気抵抗効果素子の
抵抗値を大きくすることが可能である。
【0016】なお、上述の切り欠き部は、記録媒体に対
して垂直方向に再生電流を流すように配設された磁気抵
抗効果素子を備える、いわゆる縦型のMRヘッドにおい
ては有効であるが、記録媒体に沿って再生電流を流すよ
うに配設された磁気抵抗効果素子を備える、いわゆる横
型のMRヘッド20においては、図6に示すように、磁
気抵抗効果素子21の記録媒体との垂直方向Dの長さ寸
法t7が約1〜0.5μmと小さいので、接続電極22
に切り欠き部を形成すると磁気抵抗効果素子21が切れ
てしまうおそれがあるので、適用することができない。
して垂直方向に再生電流を流すように配設された磁気抵
抗効果素子を備える、いわゆる縦型のMRヘッドにおい
ては有効であるが、記録媒体に沿って再生電流を流すよ
うに配設された磁気抵抗効果素子を備える、いわゆる横
型のMRヘッド20においては、図6に示すように、磁
気抵抗効果素子21の記録媒体との垂直方向Dの長さ寸
法t7が約1〜0.5μmと小さいので、接続電極22
に切り欠き部を形成すると磁気抵抗効果素子21が切れ
てしまうおそれがあるので、適用することができない。
【0017】また、本発明にかかる磁気ヘッドの製造方
法は、記録媒体に対して垂直方向に再生電流を流すよう
に配設された磁気抵抗効果素子を備える磁気ヘッドの製
造方法において、磁気抵抗効果型素子のトラック幅方向
における両端部に、記録媒体と垂直方向に所定の深さ寸
法を有する切り欠き部を形成する工程を有することを特
徴とするものである。
法は、記録媒体に対して垂直方向に再生電流を流すよう
に配設された磁気抵抗効果素子を備える磁気ヘッドの製
造方法において、磁気抵抗効果型素子のトラック幅方向
における両端部に、記録媒体と垂直方向に所定の深さ寸
法を有する切り欠き部を形成する工程を有することを特
徴とするものである。
【0018】なお、切り欠き部は、集束イオンビームに
よって形成することが望ましい。
よって形成することが望ましい。
【0019】このような磁気ヘッドの製造方法は、磁気
抵抗効果素子をトラック幅方向における両端部に、切り
欠き部を形成する工程を有するので、磁気抵抗効果素子
をトラック幅方向において所定の長さ寸法に形成するこ
とが可能となる。
抵抗効果素子をトラック幅方向における両端部に、切り
欠き部を形成する工程を有するので、磁気抵抗効果素子
をトラック幅方向において所定の長さ寸法に形成するこ
とが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる磁気ヘッド
及びその製造方法について図面を参照しながら詳細に説
明する。
及びその製造方法について図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0021】本実施の形態にかかる磁気ヘッド1は、図
1に示すように、磁気記録媒体に対して情報信号を記録
する誘導型磁気ヘッド2と、磁気記録媒体に記録された
情報信号を再生する磁気抵抗効果型磁気ヘッド3(以
下、MRヘッド3と称する。)とからなり、これら誘導
型磁気ヘッド2とMRヘッド3の一方端により媒体対向
面1aを構成している。
1に示すように、磁気記録媒体に対して情報信号を記録
する誘導型磁気ヘッド2と、磁気記録媒体に記録された
情報信号を再生する磁気抵抗効果型磁気ヘッド3(以
下、MRヘッド3と称する。)とからなり、これら誘導
型磁気ヘッド2とMRヘッド3の一方端により媒体対向
面1aを構成している。
【0022】MRヘッド3は、情報信号の再生時におい
て、磁気記録媒体上に配され、記録された情報信号を再
生するものである。このMRヘッド3は、磁気抵抗効果
素子4(以下、MR素子4と称する)が第1の磁性層5
と第2の磁性層6とで挟まれた構造となっている。この
MRヘッド3は、磁気記録媒体からの磁気信号を検出す
るMR素子4と、このMR素子4の両端に形成されてセ
ンス電流を印加する先端電極7及び後端電極8と、MR
素子4から上層に絶縁層を介して配設されるバイアス導
体9とを備える。そしてこのMRヘッド3は、これらM
R素子4、先端電極7及び後端電極8、バイアス導体9
を挟み込むように第1の磁性層5及び第2の磁性層6が
配設されている。また、これらの第1の磁性層5及び第
2の磁性層6には、それぞれ上側溝部10及び下側溝部
11が形成されている。
て、磁気記録媒体上に配され、記録された情報信号を再
生するものである。このMRヘッド3は、磁気抵抗効果
素子4(以下、MR素子4と称する)が第1の磁性層5
と第2の磁性層6とで挟まれた構造となっている。この
MRヘッド3は、磁気記録媒体からの磁気信号を検出す
るMR素子4と、このMR素子4の両端に形成されてセ
ンス電流を印加する先端電極7及び後端電極8と、MR
素子4から上層に絶縁層を介して配設されるバイアス導
体9とを備える。そしてこのMRヘッド3は、これらM
R素子4、先端電極7及び後端電極8、バイアス導体9
を挟み込むように第1の磁性層5及び第2の磁性層6が
配設されている。また、これらの第1の磁性層5及び第
2の磁性層6には、それぞれ上側溝部10及び下側溝部
11が形成されている。
【0023】MR素子4は、磁気記録媒体からの情報信
号を検出するために磁気抵抗効果を有する材料からな
る。このMR素子4は、その長手方向Bを磁気記録媒体
との対向面、すなわち媒体対向面1aと垂直になるよう
に配設され、その一方の端面を媒体対向面1aに露出さ
せるようになっている。また、このMR素子4には、媒
体対向面1a側部分と、その先端部分から所定距離隔て
た箇所に、それぞれ先端電極7及び後端電極8が形成さ
れている。
号を検出するために磁気抵抗効果を有する材料からな
る。このMR素子4は、その長手方向Bを磁気記録媒体
との対向面、すなわち媒体対向面1aと垂直になるよう
に配設され、その一方の端面を媒体対向面1aに露出さ
せるようになっている。また、このMR素子4には、媒
体対向面1a側部分と、その先端部分から所定距離隔て
た箇所に、それぞれ先端電極7及び後端電極8が形成さ
れている。
【0024】また、図2にMR素子の媒体対向面1a側
から見た図を示す。このMR素子4は、トラック幅方向
Cにおける両端部に第1のトリミング部14a,14b
が形成されることによってトラック幅方向Cに所定の長
さ寸法t1を有するように配設されている。また、この
第1のトリミング部14a,14bは、媒体対向面1a
側に形成された凹部である。この第1のトリミング部1
4a,14bは、MR素子4の両端部に形成されること
によってMR素子4の再生時のトラック幅t1を規制す
る。
から見た図を示す。このMR素子4は、トラック幅方向
Cにおける両端部に第1のトリミング部14a,14b
が形成されることによってトラック幅方向Cに所定の長
さ寸法t1を有するように配設されている。また、この
第1のトリミング部14a,14bは、媒体対向面1a
側に形成された凹部である。この第1のトリミング部1
4a,14bは、MR素子4の両端部に形成されること
によってMR素子4の再生時のトラック幅t1を規制す
る。
【0025】なお、本実施の形態において、このMR素
子4のトラック幅t1は、約2μmとなるように第1の
トリミング部14a,14bを形成している。また、第
1のトリミング部14a,14bは、対向方向Aの長さ
寸法t2が約0.3μmとなるように形成されている。
子4のトラック幅t1は、約2μmとなるように第1の
トリミング部14a,14bを形成している。また、第
1のトリミング部14a,14bは、対向方向Aの長さ
寸法t2が約0.3μmとなるように形成されている。
【0026】この第1のトリミング部14a,14b
は、図3に示すように、MR素子4の両端部に凹部とな
るように形成されている。なお、図3は、MR素子4、
先端電極7及び後端電極8を第2の磁性層6側から見た
図である。この図3によれば、MR素子4の長手方向に
長さ寸法t3を有し、MR素子4及び先端電極7を削る
ように第1のトリミング部14a,14bが形成さてい
る。この第1のトリミング部14a,14bのMR素子
4の長手方向の長さ寸法t3は、磁気記録媒体に記録さ
れている磁気信号による磁束を引き込まない程度の長さ
寸法t3を有するように形成される。
は、図3に示すように、MR素子4の両端部に凹部とな
るように形成されている。なお、図3は、MR素子4、
先端電極7及び後端電極8を第2の磁性層6側から見た
図である。この図3によれば、MR素子4の長手方向に
長さ寸法t3を有し、MR素子4及び先端電極7を削る
ように第1のトリミング部14a,14bが形成さてい
る。この第1のトリミング部14a,14bのMR素子
4の長手方向の長さ寸法t3は、磁気記録媒体に記録さ
れている磁気信号による磁束を引き込まない程度の長さ
寸法t3を有するように形成される。
【0027】なお、本実施の形態において、第1のトリ
ミング部14a,14bのMR素子4の長手方向の長さ
寸法t3は、約0.5μm以上となるように形成されて
いるなお、この第1のトリミング部14a,14bは、
本実施の形態において、Focused Ion Be
am装置(以下、FIB装置と称する。)によって形成
される。ここで、FIB装置とは、集束イオンビームを
照射することによってスパッタリングを施して微細加工
を行うことが可能な装置である。また、この第1のトリ
ミング部14a,14bは、MR素子4のトラック幅方
C向の長さ寸法t1が約2μmとなるように形成されて
いる。
ミング部14a,14bのMR素子4の長手方向の長さ
寸法t3は、約0.5μm以上となるように形成されて
いるなお、この第1のトリミング部14a,14bは、
本実施の形態において、Focused Ion Be
am装置(以下、FIB装置と称する。)によって形成
される。ここで、FIB装置とは、集束イオンビームを
照射することによってスパッタリングを施して微細加工
を行うことが可能な装置である。また、この第1のトリ
ミング部14a,14bは、MR素子4のトラック幅方
C向の長さ寸法t1が約2μmとなるように形成されて
いる。
【0028】このように第1のトリミング部14a,1
4bが形成されたMR素子4は、磁気記録媒体に対する
トラック幅t1を任意に定めることが可能となる。した
がって、このMR素子4は、面記録密度の向上に伴う狭
トラック化に対応してトラック幅t1を小さくすること
が可能となる。
4bが形成されたMR素子4は、磁気記録媒体に対する
トラック幅t1を任意に定めることが可能となる。した
がって、このMR素子4は、面記録密度の向上に伴う狭
トラック化に対応してトラック幅t1を小さくすること
が可能となる。
【0029】なお、上記の第1のトリミング部14a,
14bのMR素子4の長手方向の長さ寸法t3は、図4
に示すように、MR素子4の感磁部長としてもよい。こ
こで、トリミング部14a,14bのトラック幅方向の
長さ寸法t1は、図3に示した寸法と同じ寸法としてい
る。このようなMR素子4は、磁気記録媒体に対して再
生する際のトラック幅方向Cの長さ寸法を小さくするこ
とが可能であるとともに、長手方向全体におけるトラッ
ク幅方向Cの長さ寸法t1が小さくなっている。したが
って、このMR素子4は、電気抵抗値が大きくなり、抵
抗変化率がトリミング部15を形成しないものと変わら
ないとすると、抵抗変化量を大きくすることが可能とな
る。したがって、このMR素子4は、抵抗変化量を△R
とし、再生時に供給される電流値をIとすると、△R・
Iで表されるMRヘッド3の再生出力を向上させること
が可能となる。
14bのMR素子4の長手方向の長さ寸法t3は、図4
に示すように、MR素子4の感磁部長としてもよい。こ
こで、トリミング部14a,14bのトラック幅方向の
長さ寸法t1は、図3に示した寸法と同じ寸法としてい
る。このようなMR素子4は、磁気記録媒体に対して再
生する際のトラック幅方向Cの長さ寸法を小さくするこ
とが可能であるとともに、長手方向全体におけるトラッ
ク幅方向Cの長さ寸法t1が小さくなっている。したが
って、このMR素子4は、電気抵抗値が大きくなり、抵
抗変化率がトリミング部15を形成しないものと変わら
ないとすると、抵抗変化量を大きくすることが可能とな
る。したがって、このMR素子4は、抵抗変化量を△R
とし、再生時に供給される電流値をIとすると、△R・
Iで表されるMRヘッド3の再生出力を向上させること
が可能となる。
【0030】なお、このMR素子4は、磁気抵抗効果を
有する材料のみからなる単層構造である必要はなく、例
えば磁壁の移動に基づくノイズであるバルクハウゼンノ
イズの発生を防止するために、SiO2やAl2O3等か
らなる絶縁層を介して磁気抵抗効果を有する材料を積層
した積層構造であっても良い。
有する材料のみからなる単層構造である必要はなく、例
えば磁壁の移動に基づくノイズであるバルクハウゼンノ
イズの発生を防止するために、SiO2やAl2O3等か
らなる絶縁層を介して磁気抵抗効果を有する材料を積層
した積層構造であっても良い。
【0031】先端電極7及び後端電極8は、MR素子4
の長手方向Bに沿って、すなわち磁気記録媒体と直交す
る方向にセンス電流を流すように形成される。これら先
端電極7及び後端電極8は、例えば良導電性の非磁性材
料からなる。
の長手方向Bに沿って、すなわち磁気記録媒体と直交す
る方向にセンス電流を流すように形成される。これら先
端電極7及び後端電極8は、例えば良導電性の非磁性材
料からなる。
【0032】バイアス導体9は、MR素子4の上側に形
成され、MR素子4にバイアス磁界を印加する。このバ
イアス導体9には、電流が供給されることによって磁界
が生じ、MR素子4の長手方向に対して略直交するよう
にバイアス磁界を印加する。このバイアス導体9は、M
R素子4との電気的な絶縁性を保持する為に、MR素子
4と絶縁層を介して形成される。
成され、MR素子4にバイアス磁界を印加する。このバ
イアス導体9には、電流が供給されることによって磁界
が生じ、MR素子4の長手方向に対して略直交するよう
にバイアス磁界を印加する。このバイアス導体9は、M
R素子4との電気的な絶縁性を保持する為に、MR素子
4と絶縁層を介して形成される。
【0033】このバイアス導体9上に形成された第2の
磁性層6は、先端電極7と接続するように形成され、M
R素子4の上層を磁気的に遮蔽するものであり、例えば
センダスト(Fe−Al−Si合金)のような良導体の
磁性材料からなる。また、この第2の磁性層6は、MR
素子4の上側を磁気的に遮蔽するだけでなく、先端電極
7とともに、MR素子4の先端の電極としても機能す
る。ここで、第2の磁性層6は、誘導型磁気ヘッド2の
磁気コアとしても機能する。
磁性層6は、先端電極7と接続するように形成され、M
R素子4の上層を磁気的に遮蔽するものであり、例えば
センダスト(Fe−Al−Si合金)のような良導体の
磁性材料からなる。また、この第2の磁性層6は、MR
素子4の上側を磁気的に遮蔽するだけでなく、先端電極
7とともに、MR素子4の先端の電極としても機能す
る。ここで、第2の磁性層6は、誘導型磁気ヘッド2の
磁気コアとしても機能する。
【0034】第1の磁性層5は、セラミック等からなる
非磁性基板12a上に、例えばセンダスト(Fe−Al
−Si合金)よりなる磁性層にて形成される。また、第
1の磁性層5は、MR素子4から絶縁層を隔てて下側ギ
ャップを介して形成されている。この下側ギャップは、
MR素子4と、第1の磁性層5との絶縁性を保持するた
めに、絶縁性材料にて形成されてなる。
非磁性基板12a上に、例えばセンダスト(Fe−Al
−Si合金)よりなる磁性層にて形成される。また、第
1の磁性層5は、MR素子4から絶縁層を隔てて下側ギ
ャップを介して形成されている。この下側ギャップは、
MR素子4と、第1の磁性層5との絶縁性を保持するた
めに、絶縁性材料にて形成されてなる。
【0035】一方、誘導型磁気ヘッド3は、MRヘッド
3に備えられたMR素子4への外部磁界を遮蔽する磁気
シールドとして機能するとともに記録用の磁気コアとし
て機能する第2の磁性層6と、記録用の磁気コアとして
機能する第3の磁性層13と、これら第2の磁性層6と
第3の磁性層13との間に配設されて、記録用の信号が
供給されるコイル14とからなる。そして、このコイル
14と第2の磁性層6及び第3の磁性層13との間に
は、絶縁性を保持するために非磁性体が充填される。
3に備えられたMR素子4への外部磁界を遮蔽する磁気
シールドとして機能するとともに記録用の磁気コアとし
て機能する第2の磁性層6と、記録用の磁気コアとして
機能する第3の磁性層13と、これら第2の磁性層6と
第3の磁性層13との間に配設されて、記録用の信号が
供給されるコイル14とからなる。そして、このコイル
14と第2の磁性層6及び第3の磁性層13との間に
は、絶縁性を保持するために非磁性体が充填される。
【0036】第2の磁性層6及び第3の磁性層13は、
例えば軟磁気特性に優れた磁性材料からなる。また、第
2の磁性層6及び第3の磁性層13は、一方端部2aで
接合するように積層されることによって磁気的な閉ルー
プを構成している。また、第2の磁性層6及び第3の磁
性層13は、媒体対向面1a側に磁気ギャップgを形成
するように積層されている。したがって、この第2の磁
性層6及び第3の磁性層13は、コイル14に記録用の
信号が供給されると、磁気ギャップgに記録信号に対応
した磁界を発生させ、磁気記録媒体に情報信号を記録す
ることが可能となる。
例えば軟磁気特性に優れた磁性材料からなる。また、第
2の磁性層6及び第3の磁性層13は、一方端部2aで
接合するように積層されることによって磁気的な閉ルー
プを構成している。また、第2の磁性層6及び第3の磁
性層13は、媒体対向面1a側に磁気ギャップgを形成
するように積層されている。したがって、この第2の磁
性層6及び第3の磁性層13は、コイル14に記録用の
信号が供給されると、磁気ギャップgに記録信号に対応
した磁界を発生させ、磁気記録媒体に情報信号を記録す
ることが可能となる。
【0037】このように構成された誘導型磁気ヘッド2
は、磁気ギャップgを媒体対向面1aに露出させるよう
になっている。また、図2に上述の誘導型磁気ヘッド2
を媒体対向面1a側から見た図を示す。この誘導型磁気
ヘッド2の磁気ギャップgの両端部には、トラック幅C
方向に所定の長さ寸法t4を有するように第2のトリミ
ング部16a,16bが形成されることによって磁気ギ
ャップgが磁気記録媒体に対して記録する記録幅t4を
規制する。ここで、第2のトリミング部16a,16b
は、磁気ギャップgを構成する第2の磁性層6及び第3
の磁性層13が記録を行うことができないのに十分な幅
t5として形成されている。なお、本実施の形態におい
て、第2の磁性層6と第3の磁性層13とによって形成
される磁気ギャップgのギャップ長t6は、約0.5μ
mとして形成されている。また、第2のトリミング部1
6a,16bは、磁気ギャップgが磁気記録媒体に対し
て情報信号の記録を行うことができなくなる程度にデプ
ス方向の長さ寸法を有するように形成されている。
は、磁気ギャップgを媒体対向面1aに露出させるよう
になっている。また、図2に上述の誘導型磁気ヘッド2
を媒体対向面1a側から見た図を示す。この誘導型磁気
ヘッド2の磁気ギャップgの両端部には、トラック幅C
方向に所定の長さ寸法t4を有するように第2のトリミ
ング部16a,16bが形成されることによって磁気ギ
ャップgが磁気記録媒体に対して記録する記録幅t4を
規制する。ここで、第2のトリミング部16a,16b
は、磁気ギャップgを構成する第2の磁性層6及び第3
の磁性層13が記録を行うことができないのに十分な幅
t5として形成されている。なお、本実施の形態におい
て、第2の磁性層6と第3の磁性層13とによって形成
される磁気ギャップgのギャップ長t6は、約0.5μ
mとして形成されている。また、第2のトリミング部1
6a,16bは、磁気ギャップgが磁気記録媒体に対し
て情報信号の記録を行うことができなくなる程度にデプ
ス方向の長さ寸法を有するように形成されている。
【0038】なお、本実施の形態において、この磁気ギ
ャップgのトラック幅方向Cの長さ寸法t4は、約3μ
mとなるように第2のトリミング部16a,16bを形
成している。また、第2のトリミング部16a,16b
は、磁気ギャップgが磁気記録媒体に対して情報信号の
記録を行うことができなくなる程度にデプス方向の長さ
寸法を有するように形成されている。また、本実施の形
態において、第2のトリミング部のデプス方向の長さ寸
法が、約1μm程度に形成している。また、この第2の
トリミング部のデプス方向の長さ寸法は、約1μm以上
としてもよい。
ャップgのトラック幅方向Cの長さ寸法t4は、約3μ
mとなるように第2のトリミング部16a,16bを形
成している。また、第2のトリミング部16a,16b
は、磁気ギャップgが磁気記録媒体に対して情報信号の
記録を行うことができなくなる程度にデプス方向の長さ
寸法を有するように形成されている。また、本実施の形
態において、第2のトリミング部のデプス方向の長さ寸
法が、約1μm程度に形成している。また、この第2の
トリミング部のデプス方向の長さ寸法は、約1μm以上
としてもよい。
【0039】なお、この第2のトリミング部14a,1
4bは、本実施の形態において、第1のトリミング部と
同様にFIB装置によって形成される。
4bは、本実施の形態において、第1のトリミング部と
同様にFIB装置によって形成される。
【0040】このように構成された誘導型磁気ヘッド2
は、媒体対向面1a側に臨む磁気ギャップgのトラック
幅方向Cにおける両端部に対してFIB装置により第2
のトリミング部16a,16bが形成されているので、
磁気ギャップgのトラック幅方向Cの長さ寸法t4を小
さくすることが可能となる。したがって、この誘導型磁
気ヘッド2によれば、磁気記録媒体に対して狭いトラッ
ク幅t4で情報信号を記録することが可能である。した
がって、この誘導型磁気ヘッド2は、磁気記録媒体に対
して高密度に情報信号を記録することが可能となる。
は、媒体対向面1a側に臨む磁気ギャップgのトラック
幅方向Cにおける両端部に対してFIB装置により第2
のトリミング部16a,16bが形成されているので、
磁気ギャップgのトラック幅方向Cの長さ寸法t4を小
さくすることが可能となる。したがって、この誘導型磁
気ヘッド2によれば、磁気記録媒体に対して狭いトラッ
ク幅t4で情報信号を記録することが可能である。した
がって、この誘導型磁気ヘッド2は、磁気記録媒体に対
して高密度に情報信号を記録することが可能となる。
【0041】つぎに、上述のように構成された磁気ヘッ
ド1の製造方法について説明する。この磁気ヘッドの製
造方法は、先ず、磁気ヘッド1が複数個切り出し可能な
大きさを有するセラミックやガラス等を材料とする非磁
性基板12a上にNi−Fe等よりなり、下側磁気シー
ルドとして機能する第1の磁性層5を積層する。次に、
この第1の磁性層5上に第1の絶縁層17aを積層す
る。次に、第1の絶縁層17a上には、MR素子4が積
層され、更にこのMR素子4上に第2の絶縁層17bを
積層する。そして、この第2の絶縁層17b上には、M
R素子4に所定のバイアス磁界を印加するためのバイア
ス導体9、MR素子4の抵抗変化量を電圧変化量として
検出する先端電極7及び後端電極8が成膜され、このバ
イアス導体9上に第3の絶縁層17cを積層する。
ド1の製造方法について説明する。この磁気ヘッドの製
造方法は、先ず、磁気ヘッド1が複数個切り出し可能な
大きさを有するセラミックやガラス等を材料とする非磁
性基板12a上にNi−Fe等よりなり、下側磁気シー
ルドとして機能する第1の磁性層5を積層する。次に、
この第1の磁性層5上に第1の絶縁層17aを積層す
る。次に、第1の絶縁層17a上には、MR素子4が積
層され、更にこのMR素子4上に第2の絶縁層17bを
積層する。そして、この第2の絶縁層17b上には、M
R素子4に所定のバイアス磁界を印加するためのバイア
ス導体9、MR素子4の抵抗変化量を電圧変化量として
検出する先端電極7及び後端電極8が成膜され、このバ
イアス導体9上に第3の絶縁層17cを積層する。
【0042】次に、第3の絶縁層17c上には、MRヘ
ッド3の磁気シールドとして機能するとともに、誘導型
磁気ヘッド2の磁気コアとして機能する第2の磁性層6
を積層する。次に、第4の絶縁層17dを積層した後
に、この第4の絶縁層17d上にエッチング等の微細加
工技術により、誘導型磁気ヘッド2のコイル14として
機能する良導電性の材料を形成する。次に、このコイル
14上に第5の絶縁層17eを積層し、この第5の絶縁
層17e上に磁気コアとして機能する第3の磁性層13
を積層する。次に、第3の磁性層13上に非磁性及び非
導電性を有する材料からなる保護層12bを積層して、
図5に示すような磁気ヘッド1が複数個切り出し可能な
磁気ヘッドブロック18が構成される。
ッド3の磁気シールドとして機能するとともに、誘導型
磁気ヘッド2の磁気コアとして機能する第2の磁性層6
を積層する。次に、第4の絶縁層17dを積層した後
に、この第4の絶縁層17d上にエッチング等の微細加
工技術により、誘導型磁気ヘッド2のコイル14として
機能する良導電性の材料を形成する。次に、このコイル
14上に第5の絶縁層17eを積層し、この第5の絶縁
層17e上に磁気コアとして機能する第3の磁性層13
を積層する。次に、第3の磁性層13上に非磁性及び非
導電性を有する材料からなる保護層12bを積層して、
図5に示すような磁気ヘッド1が複数個切り出し可能な
磁気ヘッドブロック18が構成される。
【0043】上述したような工程によって形成された磁
気ヘッドブロック18の媒体対向面18a側に対してF
IB装置により第1のトリミング部14a,14b及び
第2のトリミング部16a,16bを形成する。ここ
で、第1のトリミング部14a,14b及び第2のトリ
ミング部16a,16bは、誘導型磁気ヘッド2の磁気
ギャップgのトラック幅方向Cの両端部及びMR素子4
のトラック幅方向Cの両端部に形成する。これら第1の
トリミング部14a,14b及び第2のトリミング部1
6a,16bは、先ずFIB装置のステージ上に装填し
てビーム19を走査させながら行う。すなわち、これら
第1のトリミング部14a,14b及び第2のトリミン
グ部16a,16bは、FIB装置のビームの走査精度
の範囲で行われる。すなわち、これら第1のトリミング
部14a,14b及び第2のトリミング部16a,16
bは、FIB装置により位置を設定すると、ビーム19
の走査精度の範囲内で形成することが可能である。な
お、本実施の形態においては、FIB装置に備えられて
いるビーム19の走査精度の範囲は、約0.1μm程度
である。
気ヘッドブロック18の媒体対向面18a側に対してF
IB装置により第1のトリミング部14a,14b及び
第2のトリミング部16a,16bを形成する。ここ
で、第1のトリミング部14a,14b及び第2のトリ
ミング部16a,16bは、誘導型磁気ヘッド2の磁気
ギャップgのトラック幅方向Cの両端部及びMR素子4
のトラック幅方向Cの両端部に形成する。これら第1の
トリミング部14a,14b及び第2のトリミング部1
6a,16bは、先ずFIB装置のステージ上に装填し
てビーム19を走査させながら行う。すなわち、これら
第1のトリミング部14a,14b及び第2のトリミン
グ部16a,16bは、FIB装置のビームの走査精度
の範囲で行われる。すなわち、これら第1のトリミング
部14a,14b及び第2のトリミング部16a,16
bは、FIB装置により位置を設定すると、ビーム19
の走査精度の範囲内で形成することが可能である。な
お、本実施の形態においては、FIB装置に備えられて
いるビーム19の走査精度の範囲は、約0.1μm程度
である。
【0044】次に、第1のトリミング部14a,14b
及び第2のトリミング部16a,16bを形成した磁気
ヘッドブロック18を複数の磁気ヘッド1毎にカッティ
ングして上述の磁気ヘッド1が完成する。
及び第2のトリミング部16a,16bを形成した磁気
ヘッドブロック18を複数の磁気ヘッド1毎にカッティ
ングして上述の磁気ヘッド1が完成する。
【0045】このような磁気ヘッド1の製造方法は、磁
気ギャップg及びMR素子4のトラック方向Cの両端部
に第1のトリミング部14a,14b及び第2のトリミ
ング部16a,16bを高精度に形成することが可能と
なる。したがって、この磁気ヘッド1の製造方法によれ
ば、磁気ギャップg及びMR素子4のトラック幅方向C
における長さ寸法が小さい磁気ヘッドを製造することが
可能である。したがって、このように製造された磁気ヘ
ッド1は、磁気記録媒体に対して狭トラックで情報信号
の記録再生を行うことが可能である。
気ギャップg及びMR素子4のトラック方向Cの両端部
に第1のトリミング部14a,14b及び第2のトリミ
ング部16a,16bを高精度に形成することが可能と
なる。したがって、この磁気ヘッド1の製造方法によれ
ば、磁気ギャップg及びMR素子4のトラック幅方向C
における長さ寸法が小さい磁気ヘッドを製造することが
可能である。したがって、このように製造された磁気ヘ
ッド1は、磁気記録媒体に対して狭トラックで情報信号
の記録再生を行うことが可能である。
【0046】また、このような磁気ヘッド1の製造方法
によれば、MR素子4及び磁気ギャップgのトラック幅
方向Cの長さ寸法を小さくした磁気ヘッド1をパターニ
ング等の工程が複雑な微細露光技術等で形成する必要が
なく、容易な工程で形成することが可能となる。また、
本実施の形態にかかる磁気ヘッド1の製造方法によれ
ば、磁気ヘッド1の製造工程の不良によりMR素子4及
び磁気ギャップgのトラック方向Cの長さ寸法を大きく
形成した場合もしくはMR素子と磁気ギャップgの位置
関係がずれた場合、後の工程でMR素子4及び磁気ギャ
ップgの両端部に第1のトリミング部14a,14b及
び第2のトリミング部16a,16bを形成するので、
歩留まりを向上させることが可能である。
によれば、MR素子4及び磁気ギャップgのトラック幅
方向Cの長さ寸法を小さくした磁気ヘッド1をパターニ
ング等の工程が複雑な微細露光技術等で形成する必要が
なく、容易な工程で形成することが可能となる。また、
本実施の形態にかかる磁気ヘッド1の製造方法によれ
ば、磁気ヘッド1の製造工程の不良によりMR素子4及
び磁気ギャップgのトラック方向Cの長さ寸法を大きく
形成した場合もしくはMR素子と磁気ギャップgの位置
関係がずれた場合、後の工程でMR素子4及び磁気ギャ
ップgの両端部に第1のトリミング部14a,14b及
び第2のトリミング部16a,16bを形成するので、
歩留まりを向上させることが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる磁気ヘッドは、記録媒体に対して垂直方向に再生電
流を流すように配設された磁気抵抗効果素子を備える磁
気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、磁気抵抗効果型素子
のトラック幅方向における両端部に切り欠き部を形成し
たので、磁気抵抗効果素子の磁気記録媒体に対するトラ
ック幅を任意に定めることが可能となる。したがって、
磁気ヘッドは、面記録密度の向上に伴う狭トラック化に
対応してトラック幅を小さくすることが可能となる。
かる磁気ヘッドは、記録媒体に対して垂直方向に再生電
流を流すように配設された磁気抵抗効果素子を備える磁
気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、磁気抵抗効果型素子
のトラック幅方向における両端部に切り欠き部を形成し
たので、磁気抵抗効果素子の磁気記録媒体に対するトラ
ック幅を任意に定めることが可能となる。したがって、
磁気ヘッドは、面記録密度の向上に伴う狭トラック化に
対応してトラック幅を小さくすることが可能となる。
【0048】また、本発明にかかる磁気ヘッドの製造方
法は、磁気抵抗効果型素子のトラック幅方向における両
端部に切り欠き部を形成する工程を有しているので、磁
気ギャップ及び磁気抵抗効果型素子のトラック幅方向の
両端部に切り欠き部を形成することが可能となる。した
がって、この磁気ヘッドの製造方法によれば、磁気ギャ
ップ及び磁気抵抗効果型素子のトラック幅方向における
長さ寸法が小さい磁気ヘッドを製造することが可能であ
る。したがって、このように製造された磁気ヘッドは、
磁気記録媒体に対して狭トラックで情報信号の記録再生
を行うことが可能である。
法は、磁気抵抗効果型素子のトラック幅方向における両
端部に切り欠き部を形成する工程を有しているので、磁
気ギャップ及び磁気抵抗効果型素子のトラック幅方向の
両端部に切り欠き部を形成することが可能となる。した
がって、この磁気ヘッドの製造方法によれば、磁気ギャ
ップ及び磁気抵抗効果型素子のトラック幅方向における
長さ寸法が小さい磁気ヘッドを製造することが可能であ
る。したがって、このように製造された磁気ヘッドは、
磁気記録媒体に対して狭トラックで情報信号の記録再生
を行うことが可能である。
【0049】また、このような磁気ヘッドの製造方法に
よれば、磁気抵抗効果型素子及び磁気ギャップのトラッ
ク幅方向の長さ寸法を小さくした磁気ヘッドを集束イオ
ンビームで形成するので、微細露光技術等で形成する必
要がなく、容易に形成することが可能となる。また、本
発明にかかる磁気ヘッドの製造方法によれば、磁気ヘッ
ドの製造工程の不良により磁気抵抗効果型素子及び磁気
ギャップのトラック幅方向の長さ寸法を大きく形成した
場合等においても、後の工程で磁気抵抗効果型素子及び
磁気ギャップの両端部に切り欠き部を形成するので、歩
留まり向上させることが可能である。
よれば、磁気抵抗効果型素子及び磁気ギャップのトラッ
ク幅方向の長さ寸法を小さくした磁気ヘッドを集束イオ
ンビームで形成するので、微細露光技術等で形成する必
要がなく、容易に形成することが可能となる。また、本
発明にかかる磁気ヘッドの製造方法によれば、磁気ヘッ
ドの製造工程の不良により磁気抵抗効果型素子及び磁気
ギャップのトラック幅方向の長さ寸法を大きく形成した
場合等においても、後の工程で磁気抵抗効果型素子及び
磁気ギャップの両端部に切り欠き部を形成するので、歩
留まり向上させることが可能である。
【図1】本発明にかかる磁気ヘッドの一例を示す断面図
である。
である。
【図2】磁気ヘッドを媒体対向面側からみた図である。
【図3】トリミング部をMR素子に形成した状態の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】トリミング部をMR素子に形成した状態の他の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】磁気ヘッドブロックに集束イオンビームを照射
している状態を示す図である。
している状態を示す図である。
【図6】横型のMRヘッドに備えられるMR素子に対し
てトリミング部を形成した状態を示す概略図である。
てトリミング部を形成した状態を示す概略図である。
1 磁気ヘッド、2 誘導型磁気ヘッド、3 磁気抵抗
効果型磁気ヘッド、4MR素子、14a,14b 第1
のトリミング部、16a,16b 第2のトリミング部
効果型磁気ヘッド、4MR素子、14a,14b 第1
のトリミング部、16a,16b 第2のトリミング部
Claims (6)
- 【請求項1】 記録媒体に対して垂直方向に再生電流を
流すように配設された磁気抵抗効果素子を備える磁気ヘ
ッドにおいて、 上記磁気抵抗効果素子のトラック幅方向における両端部
に切り欠き部が形成されるように、媒体対向面側に凹部
を形成したことを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 記録媒体に対して記録を行う記録用磁気
ヘッドを備え、上記記録用磁気ヘッドの磁気ギャップの
トラック幅方向における両端部に、切り欠き部が形成さ
れるように、媒体対向面に凹部を形成したことを特徴と
する請求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 上記凹部が、少なくとも磁気抵抗効果素
子の感磁部全体に亘って形成されていることを特徴とす
る請求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項4】 記録媒体に対して垂直方向に再生電流を
流すように配設された磁気抵抗効果素子を備える磁気ヘ
ッドの製造方法において、 上記磁気抵抗効果素子のトラック幅方向における両端部
に、切り欠き部が形成されるように、媒体対向面側に凹
部を形成する工程を有することを特徴とする磁気ヘッド
の製造方法。 - 【請求項5】 上記磁気ヘッドは、記録媒体に対して記
録を行う記録用磁気ヘッドを備え、 上記記録用磁気ヘッドの磁気ギャップのトラック幅方向
における両端部に切り欠き部を形成するように、媒体対
向面側に凹部を形成する工程を有することを特徴とする
請求項4記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項6】 上記凹部は、集束イオンビームによって
形成することを特徴とする請求項4記載の磁気ヘッドの
製造方法。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP8312371A JPH10154312A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
US08/974,349 US5966274A (en) | 1996-11-22 | 1997-11-19 | Magneto-resistive magnetic head with track width defined by oppositely positioned recesses and manufacturing method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8312371A JPH10154312A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10154312A true JPH10154312A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18028459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8312371A Withdrawn JPH10154312A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
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Country | Link |
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US (1) | US5966274A (ja) |
JP (1) | JPH10154312A (ja) |
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1997
- 1997-11-19 US US08/974,349 patent/US5966274A/en not_active Expired - Fee Related
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