JP2740442B2 - クレーンの操作装置 - Google Patents

クレーンの操作装置

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JP2740442B2
JP2740442B2 JP4496093A JP4496093A JP2740442B2 JP 2740442 B2 JP2740442 B2 JP 2740442B2 JP 4496093 A JP4496093 A JP 4496093A JP 4496093 A JP4496093 A JP 4496093A JP 2740442 B2 JP2740442 B2 JP 2740442B2
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寛 大橋
正夫 久野
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクレーンの操作装置に関
するものであり、特に、機体から独立して運転室が設け
られた移動式クレーンの操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型の移動式クレーンは、機体が大型で
あるので輸送上の制限を受けるためと、クレーン操作時
の視界を確保するために、運転室を機体から独立して外
側に配置してある。運転室には電気式或いは油圧式の操
作系が設けられ、機体に装着されたクレーンの駆動系を
コントロールするように形成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動式クレーン
は操作系が運転室に一系統のみ設けられており、これが
故障した場合はクレーンの操作が不能となる。然るとき
は、操作系の修理が終了するまでは作業を中断し、クレ
ーンを待機状態にしなければならない。そこで、クレー
ンの操作系に故障が発生した場合であっても、クレーン
の運転を続行できるようにするために解決すべき技術的
課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、機体から独立して運
転室が設けられた移動式クレーンに於いて、運転室には
電気式の主操作系を設け、機体には油圧式の駆動系を設
けるとともに、機体側に油圧式の臨時操作系を設けたク
レーンの操作装置を提供するものである。
【0005】
【作用】運転室に設けられた主操作系は電気式であり、
ジョイスティック等の操作によって制御部へ操作信号を
入力する。制御部では入力信号に基づき、該当する比例
制御弁へ電気信号を発信する。機体側に設けられた駆動
系は油圧式であり、比例制御弁の作動によって方向制御
弁を操作し、油圧モータを駆動してウインチドラムを回
転させる。
【0006】機体側には油圧式の臨時操作系を設けてあ
り、電気式の主操作系が故障した場合には臨時操作系の
コントロール弁を操作し、駆動系の方向制御弁を作動さ
せてウインチドラムを回転させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1は移動式クレーンを示したものであり、クロ
ーラ等からなる下部走行体11に上部旋回体12が載置
されて機体13を構成している。上部旋回体12の前部
にジブ14を取り付け、上部旋回体12の後部にカウン
タウエイト15を固設する。上部旋回体12の前部側方
には、機体13から独立して運転室16が設けられてい
る。
【0008】図2は機体13の平面を示し、上部旋回体
12の前方から順次第1のウインチドラム17、第2の
ウインチドラム18、第3のウインチドラム19、第4
のウインチドラム20が設けられ、第2のウインチドラ
ム18と第3のウインチドラム19との間にエンジン2
1が載設されている。運転室16に設けられた主操作系
は電気式であり、運転室16の内部前方にはジョイステ
ィック形の操作レバーを取り付けたコントロールスタン
ド22が設けられ、その側方には操作パネル盤23が設
置されている。更に、運転室16の内部後方に運転室側
制御盤24及びモーメントリミッタ25を設ける。
【0009】運転室側制御盤24には、コントロールス
タンド22の操作レバーの操作信号を演算処理する制御
部、並びに、制御部から後述する比例制御弁へ発信する
指令信号を増幅する比例弁アンプが内蔵されている。一
方、上部旋回体12には機体側制御盤26を設置してあ
り、前記運転室側制御盤24との間を電気ケーブル27
にて接続し、機体13と運転室16間の電力供給並びに
指令信号の伝達を行う。機体13の所々に分電盤28,
28…を設け、電気ケーブル29,29…を配線して機
体側制御盤26へ接続する。尚、符号30はエンジン用
配電盤、31はブレーカ盤である。また、機体側制御盤
26からリモートコントロール操作盤32を引き出し
て、遠隔操作が可能となっている。
【0010】図3に示すように、機体13に設けられた
駆動系は油圧式であり、前記第1乃至第4のウインチド
ラム17〜20は、夫々減速機33〜36を介して油圧
モータ37〜40によって駆動される。各油圧モータ3
7〜40は方向制御弁41〜44の切り替え操作により
回転または停止し、前述したように、運転室側制御盤2
4に内蔵された制御部からの指令信号が比例制御弁4
5,45…へ伝達されると、指令信号を受けた比例制御
弁45が作動して方向制御弁41〜44の何れかが切り
替るように構成されている。
【0011】ここで、図2及び図3に示すように、機体
13側には前記電気式の主操作系とは別に、臨時操作系
として油圧式の制御弁を備えたコントロールボックス4
6を設ける。図2に示すように、該コントロールボック
ス46は機体13から引き出し自在に格納されており、
電気系統の故障等の原因で運転室16の主操作系が使用
できない場合は、該コントロールボックス46を操作し
て駆動系を作動できる。或いは、当該移動式クレーンの
組立工程中で、まだ運転室16を取り付けていない場合
であっても、この臨時操作系のコントロールボックス4
6により駆動系を作動させることが可能である。
【0012】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、操作系を二系統設置してあるため、主操作系に電気
的故障が生じた場合、機体側に設けた油圧式の臨時操作
系により駆動系を作動させることができる。従って、主
操作系を修理中にクレーンの運転を中断することなく、
作業を続行することが可能となって、操作性の改善並び
に作業能率の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動式クレーンの側面図。
【図2】機体の平面図。
【図3】操作装置のブロック図。
【符号の説明】
13 機体 16 運転室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−169498(JP,A) 特開 昭56−94007(JP,A) 実開 昭61−105394(JP,U) 実開 昭60−142433(JP,U) 実開 平5−32380(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体から独立して運転室が設けられた移
    動式クレーンに於いて、運転室には電気式の主操作系を
    設け、機体には油圧式の駆動系を設けるとともに、機体
    側に油圧式の臨時操作系を設けたことを特徴とするクレ
    ーンの操作装置。
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