JP2740300B2 - カッター刃 - Google Patents
カッター刃Info
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- JP2740300B2 JP2740300B2 JP27902689A JP27902689A JP2740300B2 JP 2740300 B2 JP2740300 B2 JP 2740300B2 JP 27902689 A JP27902689 A JP 27902689A JP 27902689 A JP27902689 A JP 27902689A JP 2740300 B2 JP2740300 B2 JP 2740300B2
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- Japan
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- blade
- fixed blade
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- spherical projection
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセラミックスにて形成されたカッター刃に関
するものである。
するものである。
[従来の技術] 従来のヘアーカッター等に用いられるカッター刃は固
定刃が金属で加工されており、加工面より刃先の先端形
状に制約があり、切れ味面の考慮はなされているが、肌
当たり面からの考慮がなく、金属加工により刃先が尖っ
ているため肌当たりが悪いという欠点があった。この欠
点を解決するためにカッター刃の固定刃をセラミックス
の粉末を射出焼結工法を利用して加工することにより肌
に当たる固定刃の先端の形状の自由度を広くし、加工し
にくい先端に肌当たりを良くする形状として球状部分を
設けるように加工することができるようになった。かか
る点において球状部分は2つ割りの上型と下型で成型加
工し、このため球状部分は球の中央部で2分する2つの
半球部で構成する方法が用いられている。
定刃が金属で加工されており、加工面より刃先の先端形
状に制約があり、切れ味面の考慮はなされているが、肌
当たり面からの考慮がなく、金属加工により刃先が尖っ
ているため肌当たりが悪いという欠点があった。この欠
点を解決するためにカッター刃の固定刃をセラミックス
の粉末を射出焼結工法を利用して加工することにより肌
に当たる固定刃の先端の形状の自由度を広くし、加工し
にくい先端に肌当たりを良くする形状として球状部分を
設けるように加工することができるようになった。かか
る点において球状部分は2つ割りの上型と下型で成型加
工し、このため球状部分は球の中央部で2分する2つの
半球部で構成する方法が用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、2つ割りの上
型と下型とによって球状部分を形成すると球状部の中央
部にはパーティングラインができて成型バリが発生し、
完全に球状のものでは、つまり、上部に位置する半球部
と下部に位置する半球部とがほぼ同一の大きさであると
ショットブラストによる2次加工を行っても、この成型
バリを完全に取り除いて球表面を奇麗に仕上げることは
困難であり、成型バリが残って毛に引っ掛かるという問
題があった。
型と下型とによって球状部分を形成すると球状部の中央
部にはパーティングラインができて成型バリが発生し、
完全に球状のものでは、つまり、上部に位置する半球部
と下部に位置する半球部とがほぼ同一の大きさであると
ショットブラストによる2次加工を行っても、この成型
バリを完全に取り除いて球表面を奇麗に仕上げることは
困難であり、成型バリが残って毛に引っ掛かるという問
題があった。
本発明は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、成型時に生じる成型バリを完
全に除去することができ、肌当たりをよくすることがで
きるカッター刃を提供するにある。
その目的とするところは、成型時に生じる成型バリを完
全に除去することができ、肌当たりをよくすることがで
きるカッター刃を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明におけるカッター
刃は、櫛状に形成された固定刃1と、この固定刃1上を
往復摺動する櫛状の可動刃2とにより構成され、少なく
とも固定刃1をセラミックスにて形成したカッター刃に
おいて、固体刃1の先端に球状突起3を形成し、この球
状突起3を中央部で上下に2分する大小2つの半球部3
a,3bにて構成し、摺接側4に位置する半球部3aを肌当た
り側5に位置する半球部3bより大きく形成したものであ
る。
刃は、櫛状に形成された固定刃1と、この固定刃1上を
往復摺動する櫛状の可動刃2とにより構成され、少なく
とも固定刃1をセラミックスにて形成したカッター刃に
おいて、固体刃1の先端に球状突起3を形成し、この球
状突起3を中央部で上下に2分する大小2つの半球部3
a,3bにて構成し、摺接側4に位置する半球部3aを肌当た
り側5に位置する半球部3bより大きく形成したものであ
る。
[作用] 固定刃1の先端に形成された球状突起3はショットブ
ラスト等によって2次加工が行なわれて球状突起3を構
成する各半球部3a,3b間に形成されたバリ6が除去され
ると共に表面が滑らかに仕上げられる。このとき、球状
突起3を構成する各半球部3a,3bは摺接側4に位置する
半球部3aを肌当たり側5に位置する半球部3bよりも多大
きくしてあることにより、ショットブラスト等の2次加
工を行った場合、小粒子が球状突起3に生じたバリ6に
確実に当たってバリ6を確実に除去することができる。
ラスト等によって2次加工が行なわれて球状突起3を構
成する各半球部3a,3b間に形成されたバリ6が除去され
ると共に表面が滑らかに仕上げられる。このとき、球状
突起3を構成する各半球部3a,3bは摺接側4に位置する
半球部3aを肌当たり側5に位置する半球部3bよりも多大
きくしてあることにより、ショットブラスト等の2次加
工を行った場合、小粒子が球状突起3に生じたバリ6に
確実に当たってバリ6を確実に除去することができる。
[実施例] 以下、本発明を図示された実施例に基づいて詳述す
る。
る。
第2図に示されるように直方体状のハウジング7のほ
ぼ中央部にはスライド自在にスイッチ8を設けてあり、
長手方向の前方一端には刃ブロックのカッター刃を構成
する固定刃1と可動刃2とを設けてある。ハウジング7
の長手方向の前方一端の一面に装着された刃ブロックは
第3図に示されるように基板9と、この基板9に固着さ
れた固定刃1、固定刃1上を往復摺動する可動刃2と、
可動刃2に固着された案内板10、可動刃2を固定刃1に
押し付ける押さえばね11、そして、基板9に軸12によっ
て装着された回動板13とによって構成してある。回動板
13はねじりコイルばねにて形成してあり、押さえばね11
は一端を可動刃2に連結し、他端を基板9にスライド自
在に係合してあり、そのコイル部が回動板13に取付けて
ある。
ぼ中央部にはスライド自在にスイッチ8を設けてあり、
長手方向の前方一端には刃ブロックのカッター刃を構成
する固定刃1と可動刃2とを設けてある。ハウジング7
の長手方向の前方一端の一面に装着された刃ブロックは
第3図に示されるように基板9と、この基板9に固着さ
れた固定刃1、固定刃1上を往復摺動する可動刃2と、
可動刃2に固着された案内板10、可動刃2を固定刃1に
押し付ける押さえばね11、そして、基板9に軸12によっ
て装着された回動板13とによって構成してある。回動板
13はねじりコイルばねにて形成してあり、押さえばね11
は一端を可動刃2に連結し、他端を基板9にスライド自
在に係合してあり、そのコイル部が回動板13に取付けて
ある。
そして、モータ14の回転は偏心軸15とこれに係合する
案内板10とによって、往復動に変換されて可動刃2を固
定刃1上において往復摺動させるものであり、櫛刃状と
された固定刃1及び可動刃2において、その刃溝に導入
される毛髪の切断がなされるようにしてある。
案内板10とによって、往復動に変換されて可動刃2を固
定刃1上において往復摺動させるものであり、櫛刃状と
された固定刃1及び可動刃2において、その刃溝に導入
される毛髪の切断がなされるようにしてある。
固定刃1はセラミックスの粉末を射出焼結工法にて形
成してあり、このようにセラミックスの粉末を射出焼結
工法にて形成してあることによって形状の自由度を大幅
に向上させることができるようにしてある。固定刃1の
先端には球状となった球状突起3を形成してある。この
球状突起3は第1図、第5図に示されるように中央部で
上下に2分する大小2つの半球部3a,3bにて形成してあ
り、摺接側4に位置する半球部3aを肌当たり側5に位置
する半球部3bよりも大きくしてある。そして、この球状
突起3はショットブラスト(例えば、サンドブラスト)
によって2次加工が行なわれるものであり、成形時に生
じた上部に位置する半球部3aの下端周縁及びパーティン
グラインのバリ6を除去する。そして、サンドブラスト
を行う方向としては第6図の矢印に示されるように肌当
たり側5(下部に位置する半球部3b側)から行うもので
あり、肌当たり側5に位置する半球部3bの表面を滑らか
に研摩すると共に摺接側4の半球部3aの下端周縁も研摩
して下端周縁及びパーティングラインに発生したバリ6
を除去して球状に研摩加工するものである。このとき、
摺接側4に位置する半球部3aは肌当たり側5に位置する
半球部3bよりも大きくしてあることによってサンドブラ
ストを行う場合、バリ6が形成されている上部に位置す
る半球部3aの下端周縁及びパーティングラインの部分に
小粒子(例えば、砂)が当たりやすくなり、バリ6を確
実に除去することができるものである。肌当たり側5よ
り2次加工を行う目的としては可動刃2の固定刃1に摺
接する摺接側4から2次加工を行うと固定刃1の切り刃
エッジまでも研摩してしまうこととなり、切れ味が悪く
なるというのを防止するためである。
成してあり、このようにセラミックスの粉末を射出焼結
工法にて形成してあることによって形状の自由度を大幅
に向上させることができるようにしてある。固定刃1の
先端には球状となった球状突起3を形成してある。この
球状突起3は第1図、第5図に示されるように中央部で
上下に2分する大小2つの半球部3a,3bにて形成してあ
り、摺接側4に位置する半球部3aを肌当たり側5に位置
する半球部3bよりも大きくしてある。そして、この球状
突起3はショットブラスト(例えば、サンドブラスト)
によって2次加工が行なわれるものであり、成形時に生
じた上部に位置する半球部3aの下端周縁及びパーティン
グラインのバリ6を除去する。そして、サンドブラスト
を行う方向としては第6図の矢印に示されるように肌当
たり側5(下部に位置する半球部3b側)から行うもので
あり、肌当たり側5に位置する半球部3bの表面を滑らか
に研摩すると共に摺接側4の半球部3aの下端周縁も研摩
して下端周縁及びパーティングラインに発生したバリ6
を除去して球状に研摩加工するものである。このとき、
摺接側4に位置する半球部3aは肌当たり側5に位置する
半球部3bよりも大きくしてあることによってサンドブラ
ストを行う場合、バリ6が形成されている上部に位置す
る半球部3aの下端周縁及びパーティングラインの部分に
小粒子(例えば、砂)が当たりやすくなり、バリ6を確
実に除去することができるものである。肌当たり側5よ
り2次加工を行う目的としては可動刃2の固定刃1に摺
接する摺接側4から2次加工を行うと固定刃1の切り刃
エッジまでも研摩してしまうこととなり、切れ味が悪く
なるというのを防止するためである。
また、セラミックスの粉末を射出焼結して固定刃1全
体を構成すると固定刃1にひずみが発生することがあ
る。そして、固定刃1全体にひずみがある場合には可動
刃2との摺接性が悪く、また、固定刃1の切り刃エッジ
も悪く切れ味が低下することなる。これを解決するた
め、固定刃1の摺接側4を固定刃1のひずみに合わせて
第8図に示されるように最小研摩加工寸法イから最大研
摩加工寸法ロの間で研摩加工して精度を出すことが行な
われる。しかし、ただ単に固定刃1の摺接側4を研摩加
工するだけでは第8図に示されるように寸法イと寸法ロ
との間において、固定刃1の摺接側4の研摩加工と共に
球状突起3の上部も研摩加工されることとなり、寸法イ
と寸法ロとの研摩代において研摩後の球状突起3の上面
の面積が異なり、カッター刃の重要部分である刃先先端
の球状突起3が変形することとなり外観を損なうという
問題が発生する。このため、第7図の実施例にて示され
るように球状突起3の上部中央に寸法ロとほぼ同一高さ
となった円柱状の突起16を突設してあり、この突起16の
存在によって研摩加工時には突起16が研摩され、このよ
うに突起16が研摩されることによって研摩後の球状突起
3の上部の面積が研摩前の面積とほぼ同一となり外観を
損なうということがないようにしてある。
体を構成すると固定刃1にひずみが発生することがあ
る。そして、固定刃1全体にひずみがある場合には可動
刃2との摺接性が悪く、また、固定刃1の切り刃エッジ
も悪く切れ味が低下することなる。これを解決するた
め、固定刃1の摺接側4を固定刃1のひずみに合わせて
第8図に示されるように最小研摩加工寸法イから最大研
摩加工寸法ロの間で研摩加工して精度を出すことが行な
われる。しかし、ただ単に固定刃1の摺接側4を研摩加
工するだけでは第8図に示されるように寸法イと寸法ロ
との間において、固定刃1の摺接側4の研摩加工と共に
球状突起3の上部も研摩加工されることとなり、寸法イ
と寸法ロとの研摩代において研摩後の球状突起3の上面
の面積が異なり、カッター刃の重要部分である刃先先端
の球状突起3が変形することとなり外観を損なうという
問題が発生する。このため、第7図の実施例にて示され
るように球状突起3の上部中央に寸法ロとほぼ同一高さ
となった円柱状の突起16を突設してあり、この突起16の
存在によって研摩加工時には突起16が研摩され、このよ
うに突起16が研摩されることによって研摩後の球状突起
3の上部の面積が研摩前の面積とほぼ同一となり外観を
損なうということがないようにしてある。
第9図乃至第12図には可動刃2と固定刃1とを長期に
亘ってスムーズに摺接するようにした各実施例を示して
ある。
亘ってスムーズに摺接するようにした各実施例を示して
ある。
第9図に示されるものにあっては、固定刃1または可
動刃2の刃部に温度が上昇すると色が変化するメタモカ
ラー等の示温塗料17を塗布してある。そして、可動刃2
と固定刃1とが油切れによって摺動性が悪くなると刃部
の温度が上昇し、この温度上昇によって示温塗料17が変
色して油切れまたは油をさすための注油表示を行うよう
にしてある。
動刃2の刃部に温度が上昇すると色が変化するメタモカ
ラー等の示温塗料17を塗布してある。そして、可動刃2
と固定刃1とが油切れによって摺動性が悪くなると刃部
の温度が上昇し、この温度上昇によって示温塗料17が変
色して油切れまたは油をさすための注油表示を行うよう
にしてある。
第10図に示されるものにあっては、可動刃2と固定刃
1の摺接部分に部分的に凹所18を形成してあり、この凹
所18に固形潤滑剤19を充填してある。そして、刃部が油
切れによって温度上昇を起こすと固形潤滑剤19が溶けて
摺接面に入って潤滑性がよくなるようにしてある。
1の摺接部分に部分的に凹所18を形成してあり、この凹
所18に固形潤滑剤19を充填してある。そして、刃部が油
切れによって温度上昇を起こすと固形潤滑剤19が溶けて
摺接面に入って潤滑性がよくなるようにしてある。
第11図、第12図に示されるものにあっては、可動刃2
と固定刃1の摺接面に微少凹凸20を形成してあり、この
微少凹凸20の表面に摺接性のよい材料をコーティングし
てあり、長期に亘って可動刃2と固定刃1の良好な摺接
性が保持されるようにしてある。
と固定刃1の摺接面に微少凹凸20を形成してあり、この
微少凹凸20の表面に摺接性のよい材料をコーティングし
てあり、長期に亘って可動刃2と固定刃1の良好な摺接
性が保持されるようにしてある。
[発明の効果] 本発明は叙述のように固定刃をセラミックスにて形成
してあるので、固定刃の形状が限定されることなく設計
変更自在であると共に先端に形成される球状突起を形成
しやすいものであり、また、固定刃の先端に球状突起を
形成し、この球状突起を中央部で上下に2分する大小2
つの半球部にて構成し、摺接側に位置する半球部を肌当
たり側に位置する半球部より大きく形成してあるので、
肌当たり側に位置する半球部より摺接側に位置する半球
部に向けてショットブラストにより二次加工を行う場
合、小粒子が成型バリの形成されている部分に作用しや
すく成型バリを確実に除去することができるものであ
り、球状突起に形成される成型バリの除去を仕上げ面を
滑らかにした状態で確実に行うことができ、肌当たりが
良く、使い勝手の良いカッター刃を得ることができるも
のである。
してあるので、固定刃の形状が限定されることなく設計
変更自在であると共に先端に形成される球状突起を形成
しやすいものであり、また、固定刃の先端に球状突起を
形成し、この球状突起を中央部で上下に2分する大小2
つの半球部にて構成し、摺接側に位置する半球部を肌当
たり側に位置する半球部より大きく形成してあるので、
肌当たり側に位置する半球部より摺接側に位置する半球
部に向けてショットブラストにより二次加工を行う場
合、小粒子が成型バリの形成されている部分に作用しや
すく成型バリを確実に除去することができるものであ
り、球状突起に形成される成型バリの除去を仕上げ面を
滑らかにした状態で確実に行うことができ、肌当たりが
良く、使い勝手の良いカッター刃を得ることができるも
のである。
第1図は本発明の一実施例の部分拡大斜視図、第2図は
ヘアーカッターを示す斜視図、第3図は同上の部分拡大
断面図、第4図は固定刃の平面図、第5図は球状突起を
示す部分拡大斜視図、第6図はバリの除去後の球状突起
を示す側面図、第7図は固定刃の摺接面の研摩加工状態
を示す部分拡大側面図、第8図は他の固定刃の研摩加工
状態を示す部分拡大側面図、第9図は本発明の他の実施
例の拡大断面図、第10図は同上のさらに他の実施例の拡
大断面図、第11図は同上のさらに他の実施例の拡大断面
図、第12図は第11図におけるA部の部分拡大断面図であ
って、1は固定刃、2は可動刃、3は球状突起、3aは半
球部、3bは半球部、4は摺接側、5は肌当たり側であ
る。
ヘアーカッターを示す斜視図、第3図は同上の部分拡大
断面図、第4図は固定刃の平面図、第5図は球状突起を
示す部分拡大斜視図、第6図はバリの除去後の球状突起
を示す側面図、第7図は固定刃の摺接面の研摩加工状態
を示す部分拡大側面図、第8図は他の固定刃の研摩加工
状態を示す部分拡大側面図、第9図は本発明の他の実施
例の拡大断面図、第10図は同上のさらに他の実施例の拡
大断面図、第11図は同上のさらに他の実施例の拡大断面
図、第12図は第11図におけるA部の部分拡大断面図であ
って、1は固定刃、2は可動刃、3は球状突起、3aは半
球部、3bは半球部、4は摺接側、5は肌当たり側であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布部 重蔵 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−5187(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】櫛状に形成された固定刃と、この固定刃上
を往復摺動する櫛状の可動刃とにより構成され、少なく
とも固定刃をセラミックスにて形成したカッター刃にお
いて、固定刃の先端に球状突起を形成し、この球状突起
を中央部で上下に2分する大小2つの半球部にて構成
し、摺接側に位置する半球部を肌当たり側に位置する半
球部より大きく形成して成ることを特徴とするカッター
刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27902689A JP2740300B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | カッター刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27902689A JP2740300B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | カッター刃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140181A JPH03140181A (ja) | 1991-06-14 |
JP2740300B2 true JP2740300B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=17605362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27902689A Expired - Lifetime JP2740300B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | カッター刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2740300B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4496674B2 (ja) * | 2001-06-14 | 2010-07-07 | パナソニック電工株式会社 | トリマー刃及びトリマー刃を用いた電動器具 |
ATE532613T1 (de) * | 2008-01-29 | 2011-11-15 | Braun Gmbh | Schneidekamm, haarschneidegerät mit einem schneidekamm und herstellungsverfahren für einen schneidekamm |
EP2085194A1 (en) * | 2008-01-29 | 2009-08-05 | Braun GmbH | Trimmer comb, hair trimmer comprising a trimmer comb and method of manufacturing a trimmer comb |
US9302401B2 (en) * | 2009-01-27 | 2016-04-05 | Braun Gmbh | Trimmer comb, hair trimmer comprising a trimmer comb and method of manufacturing a trimmer comb |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP27902689A patent/JP2740300B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03140181A (ja) | 1991-06-14 |
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