JP2739693B2 - 自動高速道路料金収受システム及び該システムに使用する車載ユニット及び路側収受ステーション - Google Patents
自動高速道路料金収受システム及び該システムに使用する車載ユニット及び路側収受ステーションInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 1. 発明の分野 本発明は、大略、走行車両からの自動的な実時間高速
道路料金収受に関するものである。本発明は、特に、ス
マートカードから課金され且つ開封体を具備する暗号に
よって密封された封筒で通信されるトレース不可能な電
子小切手の使用に適合されている。本発明は、直接的に
車載ユニット(IVU)及び路側収受ステーション(RCS)
に関すると共に、複数のRCS及びIVUを組込んだ全体的な
システムに関するものである。本発明は、又、駐車場の
料金収受及びその他のタイプの道路に関して課金する適
用例において使用可能なものである。
道路料金収受に関するものである。本発明は、特に、ス
マートカードから課金され且つ開封体を具備する暗号に
よって密封された封筒で通信されるトレース不可能な電
子小切手の使用に適合されている。本発明は、直接的に
車載ユニット(IVU)及び路側収受ステーション(RCS)
に関すると共に、複数のRCS及びIVUを組込んだ全体的な
システムに関するものである。本発明は、又、駐車場の
料金収受及びその他のタイプの道路に関して課金する適
用例において使用可能なものである。
2. 関連した従来技術 本発明のマイクロ波通信及び暗号処理コンポーネント
は引用によって本明細書に組込む以下の先に発行された
米国特許に関連している。
は引用によって本明細書に組込む以下の先に発行された
米国特許に関連している。
米国特許第4,075,632号 Baldwin et al.(1978) 米国特許第4,739,328号 Koelle et al.(1988) 米国特許第5,030,807号 Landt et al.(1991) 米国特許第5,055,659号 Hendrick et al.(1991) 米国特許第4,759,063号 Chaum(1988) 米国特許第4,926,480号 Chaum(1990) 米国特許第5,131,039号 Chaum(1992) 過去数年の間に多数の電子的料金収受システムが実現
されている。ほとんどの場合において、車両読取器及び
それらの関連するマイクロ波アンテナが明確に定義され
た料金所に位置されており且つ読取り可能なタグが車両
上に位置されている。タグを装着した車両がアンテナの
読取り範囲に入ると、固定されたコードが該タグから読
出される。そのコードはオンラインデータベースと比較
されて口座の検証が行われ車両の種類が決定される。次
いで、ユーザの口座に対して適宜の料金が課金され且つ
車両は通過することが許容される。このシステムは、処
理されるデータの量が少なく且つデータは一方向におい
てのみ通過する必要があるに過ぎない(即ち、アップリ
ンク)という意味において簡単である。この様に簡単で
あることは比較的低いデータ帯域幅で且つ妥当な程度に
早い車両速度で操作することの可能なシステムとするこ
とが可能である。
されている。ほとんどの場合において、車両読取器及び
それらの関連するマイクロ波アンテナが明確に定義され
た料金所に位置されており且つ読取り可能なタグが車両
上に位置されている。タグを装着した車両がアンテナの
読取り範囲に入ると、固定されたコードが該タグから読
出される。そのコードはオンラインデータベースと比較
されて口座の検証が行われ車両の種類が決定される。次
いで、ユーザの口座に対して適宜の料金が課金され且つ
車両は通過することが許容される。このシステムは、処
理されるデータの量が少なく且つデータは一方向におい
てのみ通過する必要があるに過ぎない(即ち、アップリ
ンク)という意味において簡単である。この様に簡単で
あることは比較的低いデータ帯域幅で且つ妥当な程度に
早い車両速度で操作することの可能なシステムとするこ
とが可能である。
時折、料金の計算は、部分的に、車両がシステム内に
進入した入口がどれであるかに基づく場合がある。この
場合には、その入口がどれであるかをタグへ書込むか又
は固定されたタグコード及び関連する入口をネットワー
クを介して通信し、全システムにおける各出口が該デー
タに対してオンラインアクセスを有するものであること
が必要である。いうまでもなく、これら両方の場合には
システムを複雑なものとさせ、より高い帯域幅とするこ
とを必要とし、且つ実施上高価なものとなる場合があ
る。
進入した入口がどれであるかに基づく場合がある。この
場合には、その入口がどれであるかをタグへ書込むか又
は固定されたタグコード及び関連する入口をネットワー
クを介して通信し、全システムにおける各出口が該デー
タに対してオンラインアクセスを有するものであること
が必要である。いうまでもなく、これら両方の場合には
システムを複雑なものとさせ、より高い帯域幅とするこ
とを必要とし、且つ実施上高価なものとなる場合があ
る。
更に、固定されたタグコードが所有者が誰であるかを
識別し且つ所有者の所在を識別するので、あるユーザは
プライバシーが失われることに反発する場合がある。ユ
ーザに対してプライバシーを与える価値の低いオフライ
ン支払いシステムが現在のところ市場で受入れられてい
る。これらのシステムは、しばしば、再使用可能なスマ
ートカード又はそれに先行するもの、使い捨て可能なメ
モリカードを利用する。
識別し且つ所有者の所在を識別するので、あるユーザは
プライバシーが失われることに反発する場合がある。ユ
ーザに対してプライバシーを与える価値の低いオフライ
ン支払いシステムが現在のところ市場で受入れられてい
る。これらのシステムは、しばしば、再使用可能なスマ
ートカード又はそれに先行するもの、使い捨て可能なメ
モリカードを利用する。
自動実時間料金収受は、一般的に、従来の多くの努力
の積年の目標であった。以下の米国特許は、この様なシ
ステムのある側面又は別の側面を提供することを目的と
する従来のシステムの幾つかの例である。
の積年の目標であった。以下の米国特許は、この様なシ
ステムのある側面又は別の側面を提供することを目的と
する従来のシステムの幾つかの例である。
米国特許第4,303,904号 Chasek(1991) 米国特許第5,086,389号 Hassett et al.(1992) 米国特許第5,144,553号 Hassett et al.(1992) Chasekによって説明されているように、従来の手作業
による料金収受施設は、交通を遅滞化させ、時間及び燃
料を浪費させ且つ大気汚染を増大させる。この様な手作
業の施設は料金収受処理のために必要とされる間接費の
観点からも比較的非効率的な場合がある。
による料金収受施設は、交通を遅滞化させ、時間及び燃
料を浪費させ且つ大気汚染を増大させる。この様な手作
業の施設は料金収受処理のために必要とされる間接費の
観点からも比較的非効率的な場合がある。
Chasekは、通常車両内に保持されるマイクロ波トロン
スポンダ−データ−プロセサのメモリ内に電子的に挿入
したプリペイド即ち前払い料金を使用することを提案す
る自動料金収受に対する従来技術のアプローチにおける
典型的なものである。車両が適宜装備された料金収受施
設を通過すると、料金所のマイクロ波トランスポンダが
車両のトランスポンダから課金情報を受取り、料金を計
算し、それを車両のトランスポンダへ送信し、そこでそ
の料金が格納されている残高から電子的に減算される。
その結果得られる残高が負でなければ、パス信号が点滅
される。車両のトランスポンダの永久メモリ内に記憶さ
れ且つ料金収受施設と通信されるべき典型的な情報は、
車両所有者IDコード、収受人コード及び車両種類コード
を包含する。この情報が使用可能であることは料金の計
算を可能とさせる。プリペイド即ち前払いの残高を増加
させる手順は、コンピュータ化し且つ自動化した複式簿
記・送金システムを可能とする。「暗号挿入コード」に
よってセキュリティが達成されると言われている。車両
トランスポンダにおいて記憶された現在の電子的金銭残
高は液晶ディスプレイによって表示される。
スポンダ−データ−プロセサのメモリ内に電子的に挿入
したプリペイド即ち前払い料金を使用することを提案す
る自動料金収受に対する従来技術のアプローチにおける
典型的なものである。車両が適宜装備された料金収受施
設を通過すると、料金所のマイクロ波トランスポンダが
車両のトランスポンダから課金情報を受取り、料金を計
算し、それを車両のトランスポンダへ送信し、そこでそ
の料金が格納されている残高から電子的に減算される。
その結果得られる残高が負でなければ、パス信号が点滅
される。車両のトランスポンダの永久メモリ内に記憶さ
れ且つ料金収受施設と通信されるべき典型的な情報は、
車両所有者IDコード、収受人コード及び車両種類コード
を包含する。この情報が使用可能であることは料金の計
算を可能とさせる。プリペイド即ち前払いの残高を増加
させる手順は、コンピュータ化し且つ自動化した複式簿
記・送金システムを可能とする。「暗号挿入コード」に
よってセキュリティが達成されると言われている。車両
トランスポンダにおいて記憶された現在の電子的金銭残
高は液晶ディスプレイによって表示される。
この様な自動料金システムは、自動車両識別(例えば
双方向データ通信ではなく一方向データ通信)のみを使
用し且つ各料金処理に対して潜在的に数千人の可能なユ
ーザから課金情報を記憶し且つ抽出するための複雑な中
央化したコンピュータ施設を使用するその他の従来技術
と比較してある程度の改良を提供することが可能であ
る。しかしながら、自動トルク料金支払いに対するこの
様な従来のアプローチには未だに欠点が存在している。
例えば、Chasekシステムにおいては、料金支払いが本質
的に車両のIDを露見させ、従って、本来的にその車両の
所有者/運転者のID即ち識別を露見させる。このこと
は、トレース不可能な現金/コインなどを使用して匿名
での高速道路料金支払い処理に慣れている社会において
個人のプライバシーへの著しい侵害となる場合がある。
双方向データ通信ではなく一方向データ通信)のみを使
用し且つ各料金処理に対して潜在的に数千人の可能なユ
ーザから課金情報を記憶し且つ抽出するための複雑な中
央化したコンピュータ施設を使用するその他の従来技術
と比較してある程度の改良を提供することが可能であ
る。しかしながら、自動トルク料金支払いに対するこの
様な従来のアプローチには未だに欠点が存在している。
例えば、Chasekシステムにおいては、料金支払いが本質
的に車両のIDを露見させ、従って、本来的にその車両の
所有者/運転者のID即ち識別を露見させる。このこと
は、トレース不可能な現金/コインなどを使用して匿名
での高速道路料金支払い処理に慣れている社会において
個人のプライバシーへの著しい侵害となる場合がある。
更に、Chasekのアプローチでは、料金所に位置されて
いるマイクロ波トランスポンダによって最初に質問する
ことを必要とする。このことは、少なくとも四つのフェ
ーズの双方向通信が必要であることを意味しており、例
えば、最初の質問を行うダウンリンク通信、車両IDなど
の第一のアップリンク通信、計算した料金の第二のダウ
ンリンク通信、及び車両トランスポンダにおいて残高が
赤字ではないことを表わす第二のアップリンク通信など
である。この様な四つのフェーズからなる通信は、本来
的に、かなりの時間を必要とし且つ取引を匿名で行うこ
とができないばかりか、前払いした電子的金銭残高の実
時間暗号検証代金請求を行うものではない。従って、こ
の様なシステムは間違った取引及び/又は不正な取引が
行われやすい。
いるマイクロ波トランスポンダによって最初に質問する
ことを必要とする。このことは、少なくとも四つのフェ
ーズの双方向通信が必要であることを意味しており、例
えば、最初の質問を行うダウンリンク通信、車両IDなど
の第一のアップリンク通信、計算した料金の第二のダウ
ンリンク通信、及び車両トランスポンダにおいて残高が
赤字ではないことを表わす第二のアップリンク通信など
である。この様な四つのフェーズからなる通信は、本来
的に、かなりの時間を必要とし且つ取引を匿名で行うこ
とができないばかりか、前払いした電子的金銭残高の実
時間暗号検証代金請求を行うものではない。従って、こ
の様なシステムは間違った取引及び/又は不正な取引が
行われやすい。
Chasekは、「暗号挿入コード」によってセキュリティ
が得られるとしているが、暗号に関する唯一の説明は、
「暗号シーケンス」を使用する与えられた車両トランス
ポンダIDコードから高速道路進入コードを決定するため
の簡単な説明である。多分、これは、(「クローズド」
即ち排他的な有料高速道路状態に対しての)誤った高速
道路進入データを使用することによって不正な料金の抜
け駆けに対してある程度のセキュリティを与えるかもし
れない。しかしながら、それは、その他の起こりうる不
正に対してセキュリティを提供するものとは思われず、
且つ高速道路を通行する車両の所有者又は運転者に対し
匿名を確保するものではない。
が得られるとしているが、暗号に関する唯一の説明は、
「暗号シーケンス」を使用する与えられた車両トランス
ポンダIDコードから高速道路進入コードを決定するため
の簡単な説明である。多分、これは、(「クローズド」
即ち排他的な有料高速道路状態に対しての)誤った高速
道路進入データを使用することによって不正な料金の抜
け駆けに対してある程度のセキュリティを与えるかもし
れない。しかしながら、それは、その他の起こりうる不
正に対してセキュリティを提供するものとは思われず、
且つ高速道路を通行する車両の所有者又は運転者に対し
匿名を確保するものではない。
発明の簡単な要約 本発明の現在好適な例示的実施例は、特に、所望によ
り、各完全な料金処理に対し最小で三つのフェーズの実
際のデータ通信(スマートカード電子的金銭の完全に暗
号的に検証された代金請求を包含する)を使用しなが
ら、開封体を具備する暗号的に密封された封筒において
通信される匿名でトレース不可能な電子小切手を使用す
る効率的な双方向自動料金支払い通信を達成する。この
様な効率的な通信は、各料金処理を完了するのに必要な
時間を最小とし、従って高速の車両において使用するこ
とを容易とさせる。
り、各完全な料金処理に対し最小で三つのフェーズの実
際のデータ通信(スマートカード電子的金銭の完全に暗
号的に検証された代金請求を包含する)を使用しなが
ら、開封体を具備する暗号的に密封された封筒において
通信される匿名でトレース不可能な電子小切手を使用す
る効率的な双方向自動料金支払い通信を達成する。この
様な効率的な通信は、各料金処理を完了するのに必要な
時間を最小とし、従って高速の車両において使用するこ
とを容易とさせる。
データを通信しない予備的な初期化段階においては、
各IVUが匿名の暗号的にトレース不可能な電子小切手の
一部を既に含む初期的な「コミット」データパッケージ
を用意する。この様なパッケージにおけるデータの性質
のために、全てのその他の料金処理に関する限り、それ
が独特のものである蓋然性は非常に高い。従って、それ
は、料金収受処理の爾後のフェーズを認証し且つリンク
させるための取引IDコードとしても作用する。IVUがRCS
の通信「足跡」(即ち、IVUとの信頼性のある通信が可
能な高速道路区域、即ち、換言すると、マイクロ波通信
ゾーン)内に入ると、この予め構成した「コミット」デ
ータパッケージがすぐさま且つ繰返しアップリンクモー
ドで料金所にある最も近いRCSへ送信される。RCSが有効
なアップリンク「コミット」データパッケージを正しく
受信したことを検知すると、それは返信用のダウンリン
ク「チャレンジ」データパッケージ(典型的に、少なく
とも部分的には車両の種類、高速道路入口点、及び、多
分、最初のアップリンクデータパッケージ内に含まれて
いるその他のデータに基づいて計算された料金を含んで
いる)を計算する。この第二の「チャレンジ」データパ
ッケージは、更に、好適には、RCSを認証するために
(即ち、IVUがRCSに対して現金支払いを行う前に)、最
初のコミットデータパッケージのうちの少なくとも幾つ
かの短くした暗号化バージョン(例えば、取引IDコー
ド)を含んでいる。「チャレンジ」データはダウンリン
ク上を適宜のIVUへ通信される。IVUが真正の「チャレン
ジ」データパッケージ(即ち、それ自身の先の「コミッ
ト」データパッケージと関連する取引IDデータを担持す
るもの)を受取ると、適宜の料金が関連するスマートカ
ードから引落とされ且つその料金でのトレース不可能な
電子小切手の適宜の完成(暗号開封体、リンクデータ及
びスマートカード代金請求の暗号によって安全性を確保
した検証と共に)がIVUからRCSへのアップリンクされる
第三(支払い)データパッケージにおいて回収され、そ
の際に一つの料金処理全体を完了する。
各IVUが匿名の暗号的にトレース不可能な電子小切手の
一部を既に含む初期的な「コミット」データパッケージ
を用意する。この様なパッケージにおけるデータの性質
のために、全てのその他の料金処理に関する限り、それ
が独特のものである蓋然性は非常に高い。従って、それ
は、料金収受処理の爾後のフェーズを認証し且つリンク
させるための取引IDコードとしても作用する。IVUがRCS
の通信「足跡」(即ち、IVUとの信頼性のある通信が可
能な高速道路区域、即ち、換言すると、マイクロ波通信
ゾーン)内に入ると、この予め構成した「コミット」デ
ータパッケージがすぐさま且つ繰返しアップリンクモー
ドで料金所にある最も近いRCSへ送信される。RCSが有効
なアップリンク「コミット」データパッケージを正しく
受信したことを検知すると、それは返信用のダウンリン
ク「チャレンジ」データパッケージ(典型的に、少なく
とも部分的には車両の種類、高速道路入口点、及び、多
分、最初のアップリンクデータパッケージ内に含まれて
いるその他のデータに基づいて計算された料金を含んで
いる)を計算する。この第二の「チャレンジ」データパ
ッケージは、更に、好適には、RCSを認証するために
(即ち、IVUがRCSに対して現金支払いを行う前に)、最
初のコミットデータパッケージのうちの少なくとも幾つ
かの短くした暗号化バージョン(例えば、取引IDコー
ド)を含んでいる。「チャレンジ」データはダウンリン
ク上を適宜のIVUへ通信される。IVUが真正の「チャレン
ジ」データパッケージ(即ち、それ自身の先の「コミッ
ト」データパッケージと関連する取引IDデータを担持す
るもの)を受取ると、適宜の料金が関連するスマートカ
ードから引落とされ且つその料金でのトレース不可能な
電子小切手の適宜の完成(暗号開封体、リンクデータ及
びスマートカード代金請求の暗号によって安全性を確保
した検証と共に)がIVUからRCSへのアップリンクされる
第三(支払い)データパッケージにおいて回収され、そ
の際に一つの料金処理全体を完了する。
より少ない時間で(例えば、高速の車両において)よ
り多くのデータ通信を受付けるための制限なしで単に通
信帯域幅を増加することは、典型的に、使用される帯域
幅に関して規則上の拘束条件があるので実際的ではな
い。典型的に、この様な適用に対して規則上与えられて
いるものは約10MHzの帯域幅に過ぎない。従って、効率
的なデータプロトコルに対するさらなる必要性が存在し
ている。
り多くのデータ通信を受付けるための制限なしで単に通
信帯域幅を増加することは、典型的に、使用される帯域
幅に関して規則上の拘束条件があるので実際的ではな
い。典型的に、この様な適用に対して規則上与えられて
いるものは約10MHzの帯域幅に過ぎない。従って、効率
的なデータプロトコルに対するさらなる必要性が存在し
ている。
既に簡単に説明したように、トレース不可能な電子小
切手を表わすデータは全てのその他の料金取引に関して
独特なものである蓋然性が極めて高いので、そのデータ
の一部は双方向通信プロセスの第一「コミット」フェー
ズにおいて通信される取引IDデータとして効果的に使用
される。この取引IDデータの短くした暗号化バージョン
(例えば、IVUとRCSとで共用される秘密のデータ暗号化
基準即ち「DES」キーで暗号化したもの)を、料金請求
が行われる前にRCSとIVUとを認証するために「チャレン
ジ」データにおいてリターンさせることが可能である。
更に、さらなるマルチレーン機能性を与えるために、何
れかの予定される料金取引よりも長い期間に亘り与えら
れた料金所環境内において独特なものであるように取引
シーケンス及び/又は取引レーンデータを発生すること
が可能である。この付加的な取引IDデータは各取引の
「チャレンジ」及び「支払い」フェーズ内に設けること
が可能であり、従って与えられたRCSは与えられた取引
に関与する異なるデータパケットを適宜関連付け、従っ
て複数個のIVUとの料金取引を同時的に処理することが
可能である。好適には、マルチレーン施設においてRC間
により高いレベルのローカルエリアネットワークが設け
られており、従ってクロスレーンデータをより高いLAN
レベルにおいて適宜のRCSへ再指向させることが可能で
ある。この様な暗号化による安全性を確保した取引リン
クデータ(例えば、取引IDデータ、取引シーケンスデー
タ及び/又は取引レーンデータ)は、好適には、スマー
トカードに対して実際に料金が請求されたが、何らかの
理由により、この様な請求はRCSによって適切に記録さ
れず、その結果、問題の車両に対して執行規定が遂行さ
れる(例えば、その車両のナンバープレートの撮影開
始)場合に、料金支払いの否定することの不可能な証拠
を与える。
切手を表わすデータは全てのその他の料金取引に関して
独特なものである蓋然性が極めて高いので、そのデータ
の一部は双方向通信プロセスの第一「コミット」フェー
ズにおいて通信される取引IDデータとして効果的に使用
される。この取引IDデータの短くした暗号化バージョン
(例えば、IVUとRCSとで共用される秘密のデータ暗号化
基準即ち「DES」キーで暗号化したもの)を、料金請求
が行われる前にRCSとIVUとを認証するために「チャレン
ジ」データにおいてリターンさせることが可能である。
更に、さらなるマルチレーン機能性を与えるために、何
れかの予定される料金取引よりも長い期間に亘り与えら
れた料金所環境内において独特なものであるように取引
シーケンス及び/又は取引レーンデータを発生すること
が可能である。この付加的な取引IDデータは各取引の
「チャレンジ」及び「支払い」フェーズ内に設けること
が可能であり、従って与えられたRCSは与えられた取引
に関与する異なるデータパケットを適宜関連付け、従っ
て複数個のIVUとの料金取引を同時的に処理することが
可能である。好適には、マルチレーン施設においてRC間
により高いレベルのローカルエリアネットワークが設け
られており、従ってクロスレーンデータをより高いLAN
レベルにおいて適宜のRCSへ再指向させることが可能で
ある。この様な暗号化による安全性を確保した取引リン
クデータ(例えば、取引IDデータ、取引シーケンスデー
タ及び/又は取引レーンデータ)は、好適には、スマー
トカードに対して実際に料金が請求されたが、何らかの
理由により、この様な請求はRCSによって適切に記録さ
れず、その結果、問題の車両に対して執行規定が遂行さ
れる(例えば、その車両のナンバープレートの撮影開
始)場合に、料金支払いの否定することの不可能な証拠
を与える。
この好適な例示的な実施例は、更に、マルチレーン料
金所の隣接するレーン即ち車線(及び/又は近くのレー
ン)に関しての同時的なダウンリンク通信を防止するこ
とによって、隣接するレーンに関してのダウンリンク通
信を制御し且つ潜在的なクロスレーンダウンリンク干渉
を回避するためにダウンリンクタイミングコントローラ
を使用している。
金所の隣接するレーン即ち車線(及び/又は近くのレー
ン)に関しての同時的なダウンリンク通信を防止するこ
とによって、隣接するレーンに関してのダウンリンク通
信を制御し且つ潜在的なクロスレーンダウンリンク干渉
を回避するためにダウンリンクタイミングコントローラ
を使用している。
所望により、本システムは、「オープン」及び「クロ
ーズド」有料高速道路形態の両方を取扱う能力を具備す
るように構成することが可能である。オープンな有料高
速道路においては、各料金所において各車両(又は車両
の種類)に対し固定した料金を課金することが可能であ
る。クローズド高速道路環境においては、典型的に、特
定の車両に対して高速道路入口点の関数として特定の料
金が計算される。この様な入口点IDは入口点において位
置されているRCSによってIVUを介して通信され、次いで
記憶され、高速道路に沿ってのどこかの料金所(例え
ば、多分出口ランプ)におけるRCSに遭遇した場合に、
そのIVUによる最初の「コミット」フェーズの通信の一
部となる。
ーズド」有料高速道路形態の両方を取扱う能力を具備す
るように構成することが可能である。オープンな有料高
速道路においては、各料金所において各車両(又は車両
の種類)に対し固定した料金を課金することが可能であ
る。クローズド高速道路環境においては、典型的に、特
定の車両に対して高速道路入口点の関数として特定の料
金が計算される。この様な入口点IDは入口点において位
置されているRCSによってIVUを介して通信され、次いで
記憶され、高速道路に沿ってのどこかの料金所(例え
ば、多分出口ランプ)におけるRCSに遭遇した場合に、
そのIVUによる最初の「コミット」フェーズの通信の一
部となる。
本発明のこの例示的な実施例は、特に、主に前払い環
境において使用すべく設計されている(例えば、要求さ
れた料金を支払うためにIVU関連スマートカード内に十
分な前払いをした電子的金銭が存在している場合)。し
かしながら、所望により、同一のシステムを後払い方法
を採用すべく構成することも可能である。例えば、運転
者がそのスマートカードが料金の支払いをするために十
分な残りの電子的金銭を有するものではないことを認知
した場合には、IVUはオプションの後払いモードとなる
ように条件付けさせることが可能であり(例えば、適宜
のキーボード入力を介して)、その場合に車両/人IDが
RCSへ送信される。このことは、RCS及び関連する料金所
のコンピュータが適宜別の代金請求プロセス(例えば、
承認されたクレジットカード、後払い代金請求システム
など)に対して後払い請求書を発行することを可能とす
る。スマートカードが所有者の同意なしでその所有者の
IDを露見させるチャンスを最小とするために後払いが許
可される前にPINコードが必要とされる場合がある。
境において使用すべく設計されている(例えば、要求さ
れた料金を支払うためにIVU関連スマートカード内に十
分な前払いをした電子的金銭が存在している場合)。し
かしながら、所望により、同一のシステムを後払い方法
を採用すべく構成することも可能である。例えば、運転
者がそのスマートカードが料金の支払いをするために十
分な残りの電子的金銭を有するものではないことを認知
した場合には、IVUはオプションの後払いモードとなる
ように条件付けさせることが可能であり(例えば、適宜
のキーボード入力を介して)、その場合に車両/人IDが
RCSへ送信される。このことは、RCS及び関連する料金所
のコンピュータが適宜別の代金請求プロセス(例えば、
承認されたクレジットカード、後払い代金請求システム
など)に対して後払い請求書を発行することを可能とす
る。スマートカードが所有者の同意なしでその所有者の
IDを露見させるチャンスを最小とするために後払いが許
可される前にPINコードが必要とされる場合がある。
この好適な例示的実施例においては、実時間データ処
理及びデータ通信の全てはIVUとRCSとの間及びその中に
おいて行われる。この例示的な実施例においては、RCS
からの周囲のRFレベルの所定のスレッシュホールドを検
知することの結果としてIVUがそれ自身をアップリンク
動作モードへ自分自身がトリガする場合に、IVUがデー
タ通信を開始する。この好適な例示的実施例において
は、連続波(CW)マイクロ波信号の変調された後方散乱
を使用してアップリンクデータ方向にデータを送信す
る。従って、各RCSは、通常、IVUがその通信足跡内に入
るや否やアップリンクデータ通信を可能とさせる所要の
CWマイクロ液キャリヤ信号を供給するために受動的なア
ップリンクモードで動作している。
理及びデータ通信の全てはIVUとRCSとの間及びその中に
おいて行われる。この例示的な実施例においては、RCS
からの周囲のRFレベルの所定のスレッシュホールドを検
知することの結果としてIVUがそれ自身をアップリンク
動作モードへ自分自身がトリガする場合に、IVUがデー
タ通信を開始する。この好適な例示的実施例において
は、連続波(CW)マイクロ波信号の変調された後方散乱
を使用してアップリンクデータ方向にデータを送信す
る。従って、各RCSは、通常、IVUがその通信足跡内に入
るや否やアップリンクデータ通信を可能とさせる所要の
CWマイクロ液キャリヤ信号を供給するために受動的なア
ップリンクモードで動作している。
実時間自動料金収受に必要とされるイベントの所要の
高速実時間データ処理及び通信を可能とするために、こ
の例示的実施例において使用されるスマートカードは、
好適には、IVUとインターフェースされた場合に、高速
モードでデータを処理し且つ通信を行うように構成され
ている。しかしながら、スマートカード内に含まれる電
子的通貨が自動料金収受に加えてその他の目的のために
使用することが可能であるように、その他の時間におい
てはスマートカードはスタンダードなより低速の処理及
びデータ通信へ復帰することが可能である。
高速実時間データ処理及び通信を可能とするために、こ
の例示的実施例において使用されるスマートカードは、
好適には、IVUとインターフェースされた場合に、高速
モードでデータを処理し且つ通信を行うように構成され
ている。しかしながら、スマートカード内に含まれる電
子的通貨が自動料金収受に加えてその他の目的のために
使用することが可能であるように、その他の時間におい
てはスマートカードはスタンダードなより低速の処理及
びデータ通信へ復帰することが可能である。
本発明と共に使用するのに適した短距離高速データ通
信用の変調型後方散乱を使用する双方向マイクロ波通信
リンクは従来公知である。例えば、この点に関して以下
の米国特許を参照するが、これらの各々は引用によって
本明細書に取込む。
信用の変調型後方散乱を使用する双方向マイクロ波通信
リンクは従来公知である。例えば、この点に関して以下
の米国特許を参照するが、これらの各々は引用によって
本明細書に取込む。
米国特許第4,075,632号 Baldwin et al.(1978) 米国特許第4,739,328号 Koelle et al.(1988) 米国特許第5,030,807号 Landt et al.(1991) 米国特許第5,055,659号 Hendrick et al.(1991) オープナー(開封体)を具備する暗号によって密封し
たエンベロープ(封筒)で通信される匿名のトレース不
可能な電子小切手を発生し且つ通信する場合に使用し且
つ本発明の例示的な実施例において使用するのに適した
暗号化プロセスも従来公知である。例えば、この点に関
して以下の関連した米国特許が参照され、それらの各々
の全開示内容は引用によって本明細書に取込む。
たエンベロープ(封筒)で通信される匿名のトレース不
可能な電子小切手を発生し且つ通信する場合に使用し且
つ本発明の例示的な実施例において使用するのに適した
暗号化プロセスも従来公知である。例えば、この点に関
して以下の関連した米国特許が参照され、それらの各々
の全開示内容は引用によって本明細書に取込む。
米国特許第4,759,063号 Chaum(1988) 米国特許第4,926,480号 Chaum(1990) 米国特許第5,131,039号 Chaum(1992) これらのChaum文献から当業者が理解するように、パ
ブリックキー暗号法(例えば、リベストシャミール−エ
イデゥルマン即ち「RSA」暗号システム)を使用する盲
署名システムを、例えば、オープナー(開封体)を具備
する暗号によって密封された封筒において通信すること
の可能な暗号によって安全性を確保した匿名のトレース
不可能な電子小切手を発生するために使用することが可
能である。現金取引における匿名性のほかに、この様な
パブリックキー暗号盲署名システムを使用することによ
って、暗号の安全性が向上されると共に、種々のシステ
ムコンポーネント用の不正変更を許すことのないエンク
ロージャに対する条件を緩和している。特に、当業者が
理解するように、パブリックキー暗号システムにおいて
は、パブリックキー暗号システム対のうちの一つのキー
(例えば、プライベートキー)のみが不正変更を許すこ
とのない態様で取扱うことが必要であるに過ぎない。従
って、比較的少なく且つ安全な位置(例えば、スマート
カードが電子的通貨で充填される場合の銀行の店舗にお
いて)においてのみプライベートキーを使用するように
構成することが可能である場合には、その暗号システム
におけるその他の箇所において比較的高価で且つ複雑な
不正変更を許容することのない施設に対する必要性を最
小とさせることが可能である。高速バージョンでは、不
正変更を許すことのないIVU(SC)と不正変更を許すこ
とのないRCSとの間で共用される秘密キーを使用するこ
とが可能である。
ブリックキー暗号法(例えば、リベストシャミール−エ
イデゥルマン即ち「RSA」暗号システム)を使用する盲
署名システムを、例えば、オープナー(開封体)を具備
する暗号によって密封された封筒において通信すること
の可能な暗号によって安全性を確保した匿名のトレース
不可能な電子小切手を発生するために使用することが可
能である。現金取引における匿名性のほかに、この様な
パブリックキー暗号盲署名システムを使用することによ
って、暗号の安全性が向上されると共に、種々のシステ
ムコンポーネント用の不正変更を許すことのないエンク
ロージャに対する条件を緩和している。特に、当業者が
理解するように、パブリックキー暗号システムにおいて
は、パブリックキー暗号システム対のうちの一つのキー
(例えば、プライベートキー)のみが不正変更を許すこ
とのない態様で取扱うことが必要であるに過ぎない。従
って、比較的少なく且つ安全な位置(例えば、スマート
カードが電子的通貨で充填される場合の銀行の店舗にお
いて)においてのみプライベートキーを使用するように
構成することが可能である場合には、その暗号システム
におけるその他の箇所において比較的高価で且つ複雑な
不正変更を許容することのない施設に対する必要性を最
小とさせることが可能である。高速バージョンでは、不
正変更を許すことのないIVU(SC)と不正変更を許すこ
とのないRCSとの間で共用される秘密キーを使用するこ
とが可能である。
着脱自在のスマートカードの代わりに、IVUは、それ
自身永久的に(即ち、着脱自在なスマートカードの代わ
りに使用すべき)スマートカードチップを組込むことが
可能である。その様なIVUは、例えばオートバイなどの
場合に必要とされる場合があるような外部に装着するた
めにより容易に密封することが可能な場合がある。この
様なIVUは、より低コストで且つより小さな寸法で製造
することが可能である。プライバシー及びセキュリティ
に関する全ての属性は保存される。
自身永久的に(即ち、着脱自在なスマートカードの代わ
りに使用すべき)スマートカードチップを組込むことが
可能である。その様なIVUは、例えばオートバイなどの
場合に必要とされる場合があるような外部に装着するた
めにより容易に密封することが可能な場合がある。この
様なIVUは、より低コストで且つより小さな寸法で製造
することが可能である。プライバシー及びセキュリティ
に関する全ての属性は保存される。
しかしながら、この様なパブリックキー暗号法を使用
することは、典型的に、従来の暗号システムに対する場
合よりもより多量のデータ転送(即ち、より大きな帯域
幅)を必要とする欠点を有している(例えば、DESなど
においては、単一の秘密キーがメッセージ送信器及びメ
ッセージ受信器の両方によって使用され、且つメッセー
ジ送信器及びメッセージ受信器の両方がこの様な秘密キ
ー及び不正変更を許すことのない設備を維持せねばなら
ない)。従って、自動料金支払いシステムにおいて一層
洗練されたパブリックキー暗号システムを使用する場合
には、非常に短い時間窓内において必要なデータの全て
を通信するために使用可能な十分な時間があることを確
保するために非常に効率のよいデータ通信プロトコル及
びフォーマットを使用することが必要である(時間窓は
車両速度と逆比例する)。マルチレーン即ち複数車線環
境に適用する場合及び/又はマルチレーン料金所におい
て複数個の同時的なIVU料金支払い取引を処理する場合
には、洗練されたデータフォーマット及びプロトコルを
使用することの必要性が特に顕著となる。これらの所望
の目標の全てを達成するためには、極めて高いデータの
安全性及び通信効率が同時的に達成されねばならない。
本発明はこの様な自動実時間高速道路料金収受システム
を構成し且つ動作するための特に安全であり且つ効率的
な手法を提供している。
することは、典型的に、従来の暗号システムに対する場
合よりもより多量のデータ転送(即ち、より大きな帯域
幅)を必要とする欠点を有している(例えば、DESなど
においては、単一の秘密キーがメッセージ送信器及びメ
ッセージ受信器の両方によって使用され、且つメッセー
ジ送信器及びメッセージ受信器の両方がこの様な秘密キ
ー及び不正変更を許すことのない設備を維持せねばなら
ない)。従って、自動料金支払いシステムにおいて一層
洗練されたパブリックキー暗号システムを使用する場合
には、非常に短い時間窓内において必要なデータの全て
を通信するために使用可能な十分な時間があることを確
保するために非常に効率のよいデータ通信プロトコル及
びフォーマットを使用することが必要である(時間窓は
車両速度と逆比例する)。マルチレーン即ち複数車線環
境に適用する場合及び/又はマルチレーン料金所におい
て複数個の同時的なIVU料金支払い取引を処理する場合
には、洗練されたデータフォーマット及びプロトコルを
使用することの必要性が特に顕著となる。これらの所望
の目標の全てを達成するためには、極めて高いデータの
安全性及び通信効率が同時的に達成されねばならない。
本発明はこの様な自動実時間高速道路料金収受システム
を構成し且つ動作するための特に安全であり且つ効率的
な手法を提供している。
図面の簡単な説明 本発明は、添付の図面を参考に本発明の現在好適な例
示的実施例の以下のより詳細な説明を注意深く検討する
ことによってより完全に理解され且つ認識される。
示的実施例の以下のより詳細な説明を注意深く検討する
ことによってより完全に理解され且つ認識される。
図1は本発明に基づく例示的な自動実時間高速道路料
金収受システムを組込んだ多車線料金所の模式的斜視図
である。
金収受システムを組込んだ多車線料金所の模式的斜視図
である。
図2は図1の例示的実施例における幾つかの主要な料
金収受システムコンポーネントのブロック図である。
金収受システムコンポーネントのブロック図である。
図2A,2B,2Cは図1の多車線環境における隣接する車線
間の干渉を防止するためのダウンリンクタイミングコン
トローラの例示的な動作を図示している。
間の干渉を防止するためのダウンリンクタイミングコン
トローラの例示的な動作を図示している。
図2Dは図1の実施例と共に使用する起こりうる違反執
行サブシステムの簡単化したブロック図である。
行サブシステムの簡単化したブロック図である。
図3は図1の実施例において使用する例示的な車載ユ
ニット(IVU)のブロック図である。
ニット(IVU)のブロック図である。
図3A及び3Bは図3のIVU用の例示的なハウジング及び
可能なキーボード/スクリーンユーザインターフェース
を示している。
可能なキーボード/スクリーンユーザインターフェース
を示している。
図3Cは図3,3A及び3BのIVUとの例示的な人間インター
フェースを示した論理シーケンス人間インターフェース
模式図である。
フェースを示した論理シーケンス人間インターフェース
模式図である。
図3Dは図3のIVUにおいて使用するリンクASIC(応用
特定集積回路)の概略図である。
特定集積回路)の概略図である。
図4は図1の実施例において使用している例示的な路
側収受ステーション(RCS)のブロック図である。
側収受ステーション(RCS)のブロック図である。
図4Aは図4のRCSにおいて使用する例示的なアップリ
ンク制御プロセスの論理的ブロック図である。
ンク制御プロセスの論理的ブロック図である。
図5,5A,5Bはアップリンク及びダウンリンク通信の両
方に対し図1の例示的実施例におけるデータパッケージ
の流れを示している。
方に対し図1の例示的実施例におけるデータパッケージ
の流れを示している。
図5C及び5Dは例示的な書込み及び選択コマンド信号シ
ーケンスを示している。
ーケンスを示している。
発明の詳細な説明 第1図は路側収受ステーション(RCS)20a(不図
示),20b,20c,20dとそれぞれ関連した4本の車線(0−
3)を具備する典型的な多車線料金所環境を概略的に示
している。各RCSは高速短距離マイクロ波又はRF通信リ
ンク22を介して、車両がRCS通信足跡24を介して通過す
る間に、そのそれぞれの車線(例えば、図1における車
線1参照)における単一の車両か又はそのそれぞれの車
線(例えば、図1における車線2における一対のオート
バイ参照)における複数個の車両の何れかに位置されて
いる車載ユニット(IVU)34と通信を行う。本明細書に
おいては、マイクロ波及び/又はRFという用語は、IVU
とRCSとの間での短距離通信のために適した無線周波数
スペクトルの任意の部分を言及するために使用してい
る。理解されるように、該足跡の寸法はRCSとIVUの両方
に関連したRFアンテナの照射パターンの結合した関数で
ある。与えられたIVUがRCS通信足跡24内に存在する制限
された時間期間(その時間期間は、勿論、車両の速度に
逆比例している)が、双方向料金支払い取引を完了する
のに使用可能な時間に非常に厳しい制限を課している。
典型的な速度及びアンテナ照射パターンの場合には、こ
の様な取引を完了するために究極的に使用可能な時間は
数ミリ秒に過ぎないものと現在は予測されている。相対
的に移動するアンテナ間の短距離に亘るマイクロ波通信
が突飛的なものであるから、かなりの量のデータを信頼
性をもって通信することの必要性は極めて効率のよいデ
ータプロトコル及びフォーマットを必要とする。
示),20b,20c,20dとそれぞれ関連した4本の車線(0−
3)を具備する典型的な多車線料金所環境を概略的に示
している。各RCSは高速短距離マイクロ波又はRF通信リ
ンク22を介して、車両がRCS通信足跡24を介して通過す
る間に、そのそれぞれの車線(例えば、図1における車
線1参照)における単一の車両か又はそのそれぞれの車
線(例えば、図1における車線2における一対のオート
バイ参照)における複数個の車両の何れかに位置されて
いる車載ユニット(IVU)34と通信を行う。本明細書に
おいては、マイクロ波及び/又はRFという用語は、IVU
とRCSとの間での短距離通信のために適した無線周波数
スペクトルの任意の部分を言及するために使用してい
る。理解されるように、該足跡の寸法はRCSとIVUの両方
に関連したRFアンテナの照射パターンの結合した関数で
ある。与えられたIVUがRCS通信足跡24内に存在する制限
された時間期間(その時間期間は、勿論、車両の速度に
逆比例している)が、双方向料金支払い取引を完了する
のに使用可能な時間に非常に厳しい制限を課している。
典型的な速度及びアンテナ照射パターンの場合には、こ
の様な取引を完了するために究極的に使用可能な時間は
数ミリ秒に過ぎないものと現在は予測されている。相対
的に移動するアンテナ間の短距離に亘るマイクロ波通信
が突飛的なものであるから、かなりの量のデータを信頼
性をもって通信することの必要性は極めて効率のよいデ
ータプロトコル及びフォーマットを必要とする。
理解されるように、図1の多車線料金所環境は、方向
を間違ったクロスレーン即ち車線を横切ってのデータ読
取りを発生させる場合がある。即ち、多車線のうちの一
つの車線におけるIVUがその車両の実際の車線と公称的
に関連しているRCS以外のRCSへアップリンクデータを通
信する可能性がある。何らかの方法で制限しない限り、
車両が料金所を通過する間に車線を変更する場合もあ
る。車線を横切ってのデータ読取りの調停を受付けるた
め及びそうでなければダウンリンクに関してのタイミン
グ制御を与えるため(従って、隣接する車線間の車線を
横切ってのダウリンク干渉を最小とさせるために)、RC
Sユニット20はケーブル26を介して料金所コンピュータ
ローカルエリアネットワーク(LAN)及びダウンリンク
料金所タイミングコントローラと相互接続されている。
を間違ったクロスレーン即ち車線を横切ってのデータ読
取りを発生させる場合がある。即ち、多車線のうちの一
つの車線におけるIVUがその車両の実際の車線と公称的
に関連しているRCS以外のRCSへアップリンクデータを通
信する可能性がある。何らかの方法で制限しない限り、
車両が料金所を通過する間に車線を変更する場合もあ
る。車線を横切ってのデータ読取りの調停を受付けるた
め及びそうでなければダウンリンクに関してのタイミン
グ制御を与えるため(従って、隣接する車線間の車線を
横切ってのダウリンク干渉を最小とさせるために)、RC
Sユニット20はケーブル26を介して料金所コンピュータ
ローカルエリアネットワーク(LAN)及びダウンリンク
料金所タイミングコントローラと相互接続されている。
例示的なシステムのブロック図は図2に詳細に示して
ある。この場合に、料金所1は4本の車線を有するもの
として概略的に示してあり、各車線は、それぞれ、RCS2
0と関連付けられており、RCS20a−20dはLAN及びその他
のケーブル26内の配線を介して、料金所1のコンピュー
タ30(例えば、486をベースとした33MHz8メガバイトRAM
40メガバイトハードディスクPCであって、ウインドウズ
V3.1の下で走る特別のアプリケーションソフトウエアを
具備してるもの)及びダウリンク料金所1のコントロー
ラ32と相互接続されている。高速短距離双方向マイクロ
波通信リンク22がそのそれぞれの車線に沿って走行する
関連する車両の車載ユニット(IVU)34と共に示されて
いる。図示したように、各IVU34はそれぞれの関連した
着脱自在なスマートカード(SC)36a−36dとを相互接続
されている。料金所1のコンピュータ30は他の料金所に
おけるその他の料金所コンピュータと相互接続されると
共に、典型的に安全な(即ち、不正変更されることのな
い)銀行施設42内に位置されている銀行再ロードコンピ
ュータ40(例えば、ダイヤルによるアップリンク、フロ
ッピーディスク又はテープの交換を介して)へ相互接続
されている。再ロードステーション44は別のLANを介し
て遠隔的に銀行再ロードコンピュータ40へ接続させるこ
とが可能である(例えば、再ロードステーションは図2
に示してあるようにガソリンスタンド46などに位置され
ている)。従って、スマートカード36は再ロードステー
ション44と着脱自在に相互接続させることが可能であ
り、且つ銀行再ロードコンピュータ40を介して暗号によ
って安全性を確認した態様で電子的通貨で再ロードさせ
ることが可能である(銀行再ロードコンピュータ40は、
パブリックキー暗号システム対のプライベートキーが再
ロードプロセスの一部として必要とされる場合には、不
正変更を防止する銀行環境内に位置させることが可能で
ある)。
ある。この場合に、料金所1は4本の車線を有するもの
として概略的に示してあり、各車線は、それぞれ、RCS2
0と関連付けられており、RCS20a−20dはLAN及びその他
のケーブル26内の配線を介して、料金所1のコンピュー
タ30(例えば、486をベースとした33MHz8メガバイトRAM
40メガバイトハードディスクPCであって、ウインドウズ
V3.1の下で走る特別のアプリケーションソフトウエアを
具備してるもの)及びダウリンク料金所1のコントロー
ラ32と相互接続されている。高速短距離双方向マイクロ
波通信リンク22がそのそれぞれの車線に沿って走行する
関連する車両の車載ユニット(IVU)34と共に示されて
いる。図示したように、各IVU34はそれぞれの関連した
着脱自在なスマートカード(SC)36a−36dとを相互接続
されている。料金所1のコンピュータ30は他の料金所に
おけるその他の料金所コンピュータと相互接続されると
共に、典型的に安全な(即ち、不正変更されることのな
い)銀行施設42内に位置されている銀行再ロードコンピ
ュータ40(例えば、ダイヤルによるアップリンク、フロ
ッピーディスク又はテープの交換を介して)へ相互接続
されている。再ロードステーション44は別のLANを介し
て遠隔的に銀行再ロードコンピュータ40へ接続させるこ
とが可能である(例えば、再ロードステーションは図2
に示してあるようにガソリンスタンド46などに位置され
ている)。従って、スマートカード36は再ロードステー
ション44と着脱自在に相互接続させることが可能であ
り、且つ銀行再ロードコンピュータ40を介して暗号によ
って安全性を確認した態様で電子的通貨で再ロードさせ
ることが可能である(銀行再ロードコンピュータ40は、
パブリックキー暗号システム対のプライベートキーが再
ロードプロセスの一部として必要とされる場合には、不
正変更を防止する銀行環境内に位置させることが可能で
ある)。
再ロードコンピュータは、ISA拡張スロット内に装着
されている内部的クリプトール(Kryptor)を据付ける
ことが可能である。このクリプトールは遠隔地の再ロー
ドステーションへ送信するための白地電子小切手及び残
高データを発生する。再ロードステーション44は、白地
小切手及び残高を受取るためにスマートカードを挿入す
る物理的な装置である。再ロードステーションは物理的
にはディジキャッシュペイステーション(「DigiCash
PayStation」、オランダ国、1098VAアムステルダム、ク
ルイスラーン419に住所を有するディジキャッシュ社(D
igiCash b.v.)から入手可能)と同一のものとするこ
とが可能であるが、ファームウエアは料金所を適用例に
対して適宜適合させる必要がある。再ロードステーショ
ンは、38Kbaudで動作するツイスト対LANを介して再ロー
ドコンピュータへリンクさせることが可能である。
されている内部的クリプトール(Kryptor)を据付ける
ことが可能である。このクリプトールは遠隔地の再ロー
ドステーションへ送信するための白地電子小切手及び残
高データを発生する。再ロードステーション44は、白地
小切手及び残高を受取るためにスマートカードを挿入す
る物理的な装置である。再ロードステーションは物理的
にはディジキャッシュペイステーション(「DigiCash
PayStation」、オランダ国、1098VAアムステルダム、ク
ルイスラーン419に住所を有するディジキャッシュ社(D
igiCash b.v.)から入手可能)と同一のものとするこ
とが可能であるが、ファームウエアは料金所を適用例に
対して適宜適合させる必要がある。再ロードステーショ
ンは、38Kbaudで動作するツイスト対LANを介して再ロー
ドコンピュータへリンクさせることが可能である。
料金所コンピュータを一つ又はそれ以上のRCS、再ロ
ードコンピュータ及び再ロードステーションとリンクさ
せる料金所ローカルエリアネットワーク(LAN)は最大
で38Kbaudのデータレート及び最大で1kmの距離が可能な
RS486信号レベルを使用するマルチアクセス、ツイスト
対非同期ネットワークとすることが可能である。
ードコンピュータ及び再ロードステーションとリンクさ
せる料金所ローカルエリアネットワーク(LAN)は最大
で38Kbaudのデータレート及び最大で1kmの距離が可能な
RS486信号レベルを使用するマルチアクセス、ツイスト
対非同期ネットワークとすることが可能である。
例示的な実施例において使用している短距離マイクロ
波通信リンクの一般的なタイプはヨーロッパの鉄道網に
おいて既に適用されており成功を納めている。例えば、
鉄道環境においては、自動車両ID(AVI)を与えるため
に変調した後方散乱を使用しており、後方散乱データ変
調器「タグ」が鉄道車両の下側に位置されており、且つ
活性マイクロ波CW源RCSリンクコントローラがレール間
の地上に位置されている。同一の技術が逆の形態で自動
列車制御(ATC)に対しても適用されており、この場合
にはCW活性マイクロ波インタロゲータ(質問器)が列車
の下側に位置されており且つ後方散乱データ変調器「タ
グ」がレール間の地上に位置されている。この様な通信
技術を使用した既存の質問器及びタグはテキサス州7525
2、ダラス、ビルジングE100、プレストンロード17301、
アムテックコンポレーションからダイニコム(Dynico
m)システムの一部として市販されている。
波通信リンクの一般的なタイプはヨーロッパの鉄道網に
おいて既に適用されており成功を納めている。例えば、
鉄道環境においては、自動車両ID(AVI)を与えるため
に変調した後方散乱を使用しており、後方散乱データ変
調器「タグ」が鉄道車両の下側に位置されており、且つ
活性マイクロ波CW源RCSリンクコントローラがレール間
の地上に位置されている。同一の技術が逆の形態で自動
列車制御(ATC)に対しても適用されており、この場合
にはCW活性マイクロ波インタロゲータ(質問器)が列車
の下側に位置されており且つ後方散乱データ変調器「タ
グ」がレール間の地上に位置されている。この様な通信
技術を使用した既存の質問器及びタグはテキサス州7525
2、ダラス、ビルジングE100、プレストンロード17301、
アムテックコンポレーションからダイニコム(Dynico
m)システムの一部として市販されている。
本発明に基づいて高性能のスマートカードをベースと
した道路課金適用例をサポートするために、この様な既
存の市販されているユニットにおける制御用のファーム
ウエア及びハードウエアを修正することが可能である。
この様な特別の道路課金適用例(例えば、料金支払い)
においては、IVUから受取ったアップリンクデータは実
時間で暗号によって処理されねばならない(例えば、RC
Sと関連している適宜の暗号データ処理回路におい
て)。なぜならば、この様なアップリンクデータに関す
る計算結果は必然的に実時間でIVUへ戻されるダウンリ
ンクメッセージを発生するからである。IVUは関連する
スマートカードから実際に完了した電子的通貨の代金請
求を暗号的に検証するような結論的なアップリンクメッ
セージを発生するために、ダウンリンクメッセージの実
時間処理を遂行せねばならない。従って、各道路課金取
引は、少なくとも3個(即ち、アップリンク、ダウンリ
ンク、アップリンク)のメッセージからなるシーケンス
を必要とする。特別の目的のために、当業者によって理
解されるように、付加的なデータメッセージが必要であ
るか又は望ましい場合もある。
した道路課金適用例をサポートするために、この様な既
存の市販されているユニットにおける制御用のファーム
ウエア及びハードウエアを修正することが可能である。
この様な特別の道路課金適用例(例えば、料金支払い)
においては、IVUから受取ったアップリンクデータは実
時間で暗号によって処理されねばならない(例えば、RC
Sと関連している適宜の暗号データ処理回路におい
て)。なぜならば、この様なアップリンクデータに関す
る計算結果は必然的に実時間でIVUへ戻されるダウンリ
ンクメッセージを発生するからである。IVUは関連する
スマートカードから実際に完了した電子的通貨の代金請
求を暗号的に検証するような結論的なアップリンクメッ
セージを発生するために、ダウンリンクメッセージの実
時間処理を遂行せねばならない。従って、各道路課金取
引は、少なくとも3個(即ち、アップリンク、ダウンリ
ンク、アップリンク)のメッセージからなるシーケンス
を必要とする。特別の目的のために、当業者によって理
解されるように、付加的なデータメッセージが必要であ
るか又は望ましい場合もある。
従って、道路課金適用例の強要的な実時間特性が、
(1)IVUから受取ったアップリンクされたデータのRCS
における暗号的データ処理回路への報告、(2)RCSに
おいて効率的な回路間プロトコルを使用してマイクロ波
データ通信回路と暗号的データ処理回路との間の高速通
信、(3)自動検証及び再試行能力を有し暗号的データ
処理回路からIVUへの効率的なダウンリンクデータ送
信、を最適化することが必要である。
(1)IVUから受取ったアップリンクされたデータのRCS
における暗号的データ処理回路への報告、(2)RCSに
おいて効率的な回路間プロトコルを使用してマイクロ波
データ通信回路と暗号的データ処理回路との間の高速通
信、(3)自動検証及び再試行能力を有し暗号的データ
処理回路からIVUへの効率的なダウンリンクデータ送
信、を最適化することが必要である。
本発明のRCS及びIVUは双方向短距離マイクロ波通信リ
ンクをサポートしている。このリンクは半二重モードで
動作することが可能である(即ち、その場合には、通信
は一度に一方向にのみ行われる)。例示的実施例におい
ては、最初のデータ通信はIVUからRCSへ行われる(それ
は、データ送信の「アップリンク」方向として定義され
る)。RCSは特別のプリミティブな聴取コマンドをIVUへ
送信することによってデータ通信方向をスイッチさせる
ことが可能である。IVUが送信モードから聴取モードへ
スイッチすると、RCSからIVUへのデータ通信を開始する
ことが可能である(これはデータ通信のダウンリンク方
向として定義される)。RCSがダウンリンクメッセージ
を完了すると、それはアップリンクデータパッケージを
受取ることを予測して自動的に受動的なアップリンクモ
ードへ復帰する。
ンクをサポートしている。このリンクは半二重モードで
動作することが可能である(即ち、その場合には、通信
は一度に一方向にのみ行われる)。例示的実施例におい
ては、最初のデータ通信はIVUからRCSへ行われる(それ
は、データ送信の「アップリンク」方向として定義され
る)。RCSは特別のプリミティブな聴取コマンドをIVUへ
送信することによってデータ通信方向をスイッチさせる
ことが可能である。IVUが送信モードから聴取モードへ
スイッチすると、RCSからIVUへのデータ通信を開始する
ことが可能である(これはデータ通信のダウンリンク方
向として定義される)。RCSがダウンリンクメッセージ
を完了すると、それはアップリンクデータパッケージを
受取ることを予測して自動的に受動的なアップリンクモ
ードへ復帰する。
しかしながら、変調型ダウンリンクマイクロ波送信が
使用される場合には、二つの隣接するRCSが同時的にダ
ウンリンクデータを送信する場合に車線を横切っての干
渉が容易に発生する。理解されるように、隣接した車線
上で比較的近い搬送周波数で公称的に動作するマイクロ
波信号の近接しているか及び/又はオーバーラップして
いる照射パターンの間で直接干渉が存在する場合があ
る。更に、現実の料金所環境においては、この様なマイ
クロ波は通行中の車両の側部(例えば、大きな金属性の
トラックの車体など)などの表面から容易に反射される
場合があり、ある車線に対して意図されている照射パタ
ーンが隣接する車線へ一時的に変位される場合がある。
使用される場合には、二つの隣接するRCSが同時的にダ
ウンリンクデータを送信する場合に車線を横切っての干
渉が容易に発生する。理解されるように、隣接した車線
上で比較的近い搬送周波数で公称的に動作するマイクロ
波信号の近接しているか及び/又はオーバーラップして
いる照射パターンの間で直接干渉が存在する場合があ
る。更に、現実の料金所環境においては、この様なマイ
クロ波は通行中の車両の側部(例えば、大きな金属性の
トラックの車体など)などの表面から容易に反射される
場合があり、ある車線に対して意図されている照射パタ
ーンが隣接する車線へ一時的に変位される場合がある。
従って、本発明の例示的実施例によれば、隣接する車
線におけるRCSからの同時的なダウンリンク通信を確保
するためにダウンリンクタイミング料金所コントローラ
32が使用されている。一つの可能な配列は図2Aに示して
あり、その場合には、第一時間期間に対しては偶数番号
の車線においてのみ同時的にダウリンクが許容され、次
いで第二時間期間に対しては奇数番号の車線のみが許容
され、それに続く時間スロットにおいては、CWマイクロ
波パワーが与えられ、従ってアップリンク通信を行うこ
とが許容される(全ての車線から同時的に)。図2Aの実
施例においては、比較的長い時間期間がアップリンクの
ために与えられており、その場合に、より複雑且つ安全
なパブリックキー暗号システム形態が使用される(従っ
て、アップリンク方向において比較的多量のデータを通
信することが必要である一方、システム全体に亘って比
較的安価な不正使用防止型でない装置をより多く使用す
ることを可能としている)。図2Bの実施例は、アップリ
ンクのために比較的短い時間が与えられている点を除い
て図2Aのものと同様である(この場合には、例えば、使
用する暗号システムはそれほど洗練されたものではない
が、システム全体に亘って重要な点においてより安全な
不正変更防止型のコンポーネントを配置させる必要性が
ある)。
線におけるRCSからの同時的なダウンリンク通信を確保
するためにダウンリンクタイミング料金所コントローラ
32が使用されている。一つの可能な配列は図2Aに示して
あり、その場合には、第一時間期間に対しては偶数番号
の車線においてのみ同時的にダウリンクが許容され、次
いで第二時間期間に対しては奇数番号の車線のみが許容
され、それに続く時間スロットにおいては、CWマイクロ
波パワーが与えられ、従ってアップリンク通信を行うこ
とが許容される(全ての車線から同時的に)。図2Aの実
施例においては、比較的長い時間期間がアップリンクの
ために与えられており、その場合に、より複雑且つ安全
なパブリックキー暗号システム形態が使用される(従っ
て、アップリンク方向において比較的多量のデータを通
信することが必要である一方、システム全体に亘って比
較的安価な不正使用防止型でない装置をより多く使用す
ることを可能としている)。図2Bの実施例は、アップリ
ンクのために比較的短い時間が与えられている点を除い
て図2Aのものと同様である(この場合には、例えば、使
用する暗号システムはそれほど洗練されたものではない
が、システム全体に亘って重要な点においてより安全な
不正変更防止型のコンポーネントを配置させる必要性が
ある)。
ダウンリンク料金所タイミングコントローラ32を、適
宜のアップリンク時間期間の間において交互の偶数番号
及び奇数番号の車線のダウンリンクを行うことを許可す
る固定クロックとして実現することが可能であるが、よ
り交通量の軽い環境においてより効率的な時間の使用を
行うことが可能であり、その場合には、与えられた時間
期間中に偶数車線及び奇数車線の両方からのダウンリン
クを与えることが不要な場合がある。例えば、ダウンリ
ンク料金所コントローラ32は図2Cにおいてブロック図の
形態で示したものと同様な最適化用のプログラムしたプ
ロセスに従って動作されるプログラムしたマイクロプロ
セサを有することが可能である。この場合には、ダウン
リンクコントローラ32は、最も一般的には、ダウンリン
ク要求質問50の周りの閉じたループ内において動作して
いることが見出される(例えば、この特定の料金所にお
けるRCSのうちの何れか一つから何らかのダウンリンク
通信要求が存在するか否かのテスト)。この様なダウン
リンク要求が検知されると、制御はブロック52へのパス
されて、その要求が奇数番の車線又は偶数番の車線の何
れかから発生したものであるかを決定する。偶数番号の
車線がダウンリンクを要求している場合には、その要求
はブロック54における偶数番号車線要求の許可を開始す
ることによってすぐさま充足させることが可能であり、
その後に、ブロック56においてさらなる要求がなされる
か否かのテストへ続行する(例えば、偶数番号の車線に
対し現在進行中の既に許可されたダウンリンク期間中に
おいて)。その結果が否定である場合には、制御はすぐ
さまブロック58へパスされ、そこで、可能である場合に
は許可された偶数車線ダウンリンク要求を拡張させる場
合がある(例えば、より確実にダウンリンク通信を行う
ことを可能とし及び/又は取引を完了するのに使用可能
な未だに十分なRCS通信足跡時間が存在する場合には偶
数番号車線上において付加的なダウンリンク通信を行う
ことを許容する)。一方、付加的な要求がブロック56に
おいて検知されると、その付加的な新たな要求が奇数番
号車線からのものであるか又は偶数番号車線からのもの
であるかを決定するテストがブロック60において行われ
る。新たな要求が偶数番号車線のみからのものである場
合には、制御は再度ブロック58へパスされ前述した如く
に処理が行われる。しかしながら、付加的な要求が奇数
番号車線からのものであることが検知されると、制御は
ブロック62へパスされ、その場合には、すぐ前に許可し
たダウンリンク通信(例えば、偶数番号車線におけるも
の)が経過した時点でその付加的な車線ダウンリンク要
求が許可される(例えば、奇数車線におけるダウンリン
ク通信のための付加的な2ミリ秒)。その後に、制御は
ブロック64へパスされ、そこで、RCSから変調されてい
ないCWマイクロ波パワーのみを送信することによってア
ップリンク通信がイネーブル即ち動作可能状態とされ
る。アップリンクモードがタイムアウトすると、制御が
再度ブロック50へパスされてさらなるダウンリンク要求
に対してポーリングを行う。
宜のアップリンク時間期間の間において交互の偶数番号
及び奇数番号の車線のダウンリンクを行うことを許可す
る固定クロックとして実現することが可能であるが、よ
り交通量の軽い環境においてより効率的な時間の使用を
行うことが可能であり、その場合には、与えられた時間
期間中に偶数車線及び奇数車線の両方からのダウンリン
クを与えることが不要な場合がある。例えば、ダウンリ
ンク料金所コントローラ32は図2Cにおいてブロック図の
形態で示したものと同様な最適化用のプログラムしたプ
ロセスに従って動作されるプログラムしたマイクロプロ
セサを有することが可能である。この場合には、ダウン
リンクコントローラ32は、最も一般的には、ダウンリン
ク要求質問50の周りの閉じたループ内において動作して
いることが見出される(例えば、この特定の料金所にお
けるRCSのうちの何れか一つから何らかのダウンリンク
通信要求が存在するか否かのテスト)。この様なダウン
リンク要求が検知されると、制御はブロック52へのパス
されて、その要求が奇数番の車線又は偶数番の車線の何
れかから発生したものであるかを決定する。偶数番号の
車線がダウンリンクを要求している場合には、その要求
はブロック54における偶数番号車線要求の許可を開始す
ることによってすぐさま充足させることが可能であり、
その後に、ブロック56においてさらなる要求がなされる
か否かのテストへ続行する(例えば、偶数番号の車線に
対し現在進行中の既に許可されたダウンリンク期間中に
おいて)。その結果が否定である場合には、制御はすぐ
さまブロック58へパスされ、そこで、可能である場合に
は許可された偶数車線ダウンリンク要求を拡張させる場
合がある(例えば、より確実にダウンリンク通信を行う
ことを可能とし及び/又は取引を完了するのに使用可能
な未だに十分なRCS通信足跡時間が存在する場合には偶
数番号車線上において付加的なダウンリンク通信を行う
ことを許容する)。一方、付加的な要求がブロック56に
おいて検知されると、その付加的な新たな要求が奇数番
号車線からのものであるか又は偶数番号車線からのもの
であるかを決定するテストがブロック60において行われ
る。新たな要求が偶数番号車線のみからのものである場
合には、制御は再度ブロック58へパスされ前述した如く
に処理が行われる。しかしながら、付加的な要求が奇数
番号車線からのものであることが検知されると、制御は
ブロック62へパスされ、その場合には、すぐ前に許可し
たダウンリンク通信(例えば、偶数番号車線におけるも
の)が経過した時点でその付加的な車線ダウンリンク要
求が許可される(例えば、奇数車線におけるダウンリン
ク通信のための付加的な2ミリ秒)。その後に、制御は
ブロック64へパスされ、そこで、RCSから変調されてい
ないCWマイクロ波パワーのみを送信することによってア
ップリンク通信がイネーブル即ち動作可能状態とされ
る。アップリンクモードがタイムアウトすると、制御が
再度ブロック50へパスされてさらなるダウンリンク要求
に対してポーリングを行う。
勿論、ブロック52において、最初に検知した要求が奇
数番号車線に対するものであった場合には、制御はブロ
ック54aへパスされ、次いでブロック56a,58a,60a,62aへ
パスされ、それらは、奇数番号車線と偶数番号車線との
関連を交換する点を除いて、図2Cから明らかなようにブ
ロック54−62と類似したものである。より洗練されたダ
ウンリンクタイミング制御では要求されると個別な許可
を与えるものであって、それはダウンリンクのフェーズ
を成功裡に終了させるのに必要なものであるか又は所定
のタイムアウトが終了するまでのものであって、隣接す
る車線RCSに対してダウンリンクの要求が同時的に許可
されることはないことを前提とするものである。
数番号車線に対するものであった場合には、制御はブロ
ック54aへパスされ、次いでブロック56a,58a,60a,62aへ
パスされ、それらは、奇数番号車線と偶数番号車線との
関連を交換する点を除いて、図2Cから明らかなようにブ
ロック54−62と類似したものである。より洗練されたダ
ウンリンクタイミング制御では要求されると個別な許可
を与えるものであって、それはダウンリンクのフェーズ
を成功裡に終了させるのに必要なものであるか又は所定
のタイムアウトが終了するまでのものであって、隣接す
る車線RCSに対してダウンリンクの要求が同時的に許可
されることはないことを前提とするものである。
理解されるように、多車線環境において交通量が増加
すると、図2Cに示したような最適化ダウンリンク制御プ
ロセスの動作は究極的には図2A又は2Bに示したような固
定時間割当てに向かう傾向となる。この実施例において
は、IVUとのRCS通信足跡の10乃至20ミリ秒の期間中に3
回又は4回のダウンリンク許可を与えることが可能であ
り、従ってある時点において料金取引を成功裡に完了す
ることを確保することに貢献している。
すると、図2Cに示したような最適化ダウンリンク制御プ
ロセスの動作は究極的には図2A又は2Bに示したような固
定時間割当てに向かう傾向となる。この実施例において
は、IVUとのRCS通信足跡の10乃至20ミリ秒の期間中に3
回又は4回のダウンリンク許可を与えることが可能であ
り、従ってある時点において料金取引を成功裡に完了す
ることを確保することに貢献している。
多車線操作は、IVUを装着した車両が二つ又はそれ以
上の隣接した車線内を自由に走行する場合がある。多車
線環境においては、隣接するRCS間での干渉の可能性が
あり、且つ密接した隣接する車両(例えば、オートバ
イ)の間でIVUを混乱させる可能性もある。ダウンリン
クとダウンリンクとの間の多車線干渉に加えて、隣接す
る車線におけるダウンリンクとアップリンクとの間の干
渉が存在する場合がある。この後者の問題は、特定のRC
Sがアップリンクメッセージを受取ろうとしている間に
他のRCSがダウンリンクメッセージを送信している場合
に発生する。経験によれば、ダウンリンクメッセージの
送信が料金所全体に亘ってのアップリンクメッセージに
障害を与える可能性がある。この特定の問題の全てのス
テーションがダウンリンクメッセージ通信をダウンリン
クコントローラによって許可された選択された時間窓
(即ち、ダウンリンク許可期間)へ制限することを確保
することによって解決することが可能である。従って、
どれかのRCSがダウンリンクメッセージを送信している
期間中は、何れのRCSもアップリンクメッセージを受取
ることを要求されることがない。
上の隣接した車線内を自由に走行する場合がある。多車
線環境においては、隣接するRCS間での干渉の可能性が
あり、且つ密接した隣接する車両(例えば、オートバ
イ)の間でIVUを混乱させる可能性もある。ダウンリン
クとダウンリンクとの間の多車線干渉に加えて、隣接す
る車線におけるダウンリンクとアップリンクとの間の干
渉が存在する場合がある。この後者の問題は、特定のRC
Sがアップリンクメッセージを受取ろうとしている間に
他のRCSがダウンリンクメッセージを送信している場合
に発生する。経験によれば、ダウンリンクメッセージの
送信が料金所全体に亘ってのアップリンクメッセージに
障害を与える可能性がある。この特定の問題の全てのス
テーションがダウンリンクメッセージ通信をダウンリン
クコントローラによって許可された選択された時間窓
(即ち、ダウンリンク許可期間)へ制限することを確保
することによって解決することが可能である。従って、
どれかのRCSがダウンリンクメッセージを送信している
期間中は、何れのRCSもアップリンクメッセージを受取
ることを要求されることがない。
執行システムの一部として、プログラムされた(又は
ハードワイヤードの)車線コントローラ100が料金所に
おける各車線に対して図2Dに示したように設けられてい
る。この場合には、RCS20はライン102上において車両種
類情報を供給し(例えば、現在の料金支払いプロセスに
関与するIVUからのアップリンクデータ通信によって供
給される)及びライン104上に支払いステータス情報を
供給する(例えば、暗号によって安全性を確保したアッ
プリンク支払い検証データによって表示されるように実
際に支払った料金の額)。その他の従来の車両種類検知
システム106を介して、車線コントローラは、料金所の
特定の車線を通過している同一の車両に対して独立した
態様で車両種類データを受取る。更に、車線コントロー
ラは、従来の車両存在検知器108(RCS通信足跡の前に位
置されている)及び110(RCS通信足跡の後に位置されて
いる)を有することが可能である。この様に、車線コン
トローラ100は、車両種類情報が正しいことを検証する
と共に、存在検知器110がその車両がRCS通信足跡を超え
て通過したことを表わす前にその車両の種類に対して正
しい料金の額の暗号によって検証された支払いが実際に
受領されていることを検証することが可能である。その
時点において何れかのモニタされるイベント(事象)が
満足されない場合には、車線コントローラ100は従来の
ビデオ執行システム112をトリガさせるか、又はそうで
なければ特定の車両によって適切な料金の不払いの可能
性に対し注意を喚起する(例えば、その車両に対し何ら
かの検知可能なマーカを付与することによるか、警報を
トリガすることによるか、など)。
ハードワイヤードの)車線コントローラ100が料金所に
おける各車線に対して図2Dに示したように設けられてい
る。この場合には、RCS20はライン102上において車両種
類情報を供給し(例えば、現在の料金支払いプロセスに
関与するIVUからのアップリンクデータ通信によって供
給される)及びライン104上に支払いステータス情報を
供給する(例えば、暗号によって安全性を確保したアッ
プリンク支払い検証データによって表示されるように実
際に支払った料金の額)。その他の従来の車両種類検知
システム106を介して、車線コントローラは、料金所の
特定の車線を通過している同一の車両に対して独立した
態様で車両種類データを受取る。更に、車線コントロー
ラは、従来の車両存在検知器108(RCS通信足跡の前に位
置されている)及び110(RCS通信足跡の後に位置されて
いる)を有することが可能である。この様に、車線コン
トローラ100は、車両種類情報が正しいことを検証する
と共に、存在検知器110がその車両がRCS通信足跡を超え
て通過したことを表わす前にその車両の種類に対して正
しい料金の額の暗号によって検証された支払いが実際に
受領されていることを検証することが可能である。その
時点において何れかのモニタされるイベント(事象)が
満足されない場合には、車線コントローラ100は従来の
ビデオ執行システム112をトリガさせるか、又はそうで
なければ特定の車両によって適切な料金の不払いの可能
性に対し注意を喚起する(例えば、その車両に対し何ら
かの検知可能なマーカを付与することによるか、警報を
トリガすることによるか、など)。
前述したように、IVUが支払いメッセージを発行する
直前に、スマートカードに対して代金請求がなされる。
しかしながら、ある場合には、RCSによる全ての支払い
フレームの正確な読取りの前に、車両がマイクロ波通信
ゾーンを出る場合がある。この場合には、スマートカー
ドは正確に代金請求されているが、支払いの検証はRCS
によって受領されていない。このイベントは執行システ
ムをトリガしその車両の所有者に対して罰金が課される
こととなる。
直前に、スマートカードに対して代金請求がなされる。
しかしながら、ある場合には、RCSによる全ての支払い
フレームの正確な読取りの前に、車両がマイクロ波通信
ゾーンを出る場合がある。この場合には、スマートカー
ドは正確に代金請求されているが、支払いの検証はRCS
によって受領されていない。このイベントは執行システ
ムをトリガしその車両の所有者に対して罰金が課される
こととなる。
この様な場合には、本システムアーキテクチャは、車
両の所有者が支払いを行ったことを証明し、その際に罰
金を回避することを可能とするように構成されている。
この能力を実現するために、IVUは正確に代金請求がな
された各取引に対応して8桁の英数字コードを維持す
る。罰金請求書を受領すると、その車両の所有者は支払
いの証明としてその問題となっている取引に対応するコ
ードを料金徴収機関へ送ることが可能である。チャレン
ジメッセージを受取る前に車両がマイクロ波通信ゾーン
から出た場合には、支払いデータはIVUによってレリー
ズされることはなく、且つスマートカードに対して代金
請求されることはない。この場合には、その車両の所有
者は料金及びそれに関連する罰金がある場合にはそれを
送金する必要がある。
両の所有者が支払いを行ったことを証明し、その際に罰
金を回避することを可能とするように構成されている。
この能力を実現するために、IVUは正確に代金請求がな
された各取引に対応して8桁の英数字コードを維持す
る。罰金請求書を受領すると、その車両の所有者は支払
いの証明としてその問題となっている取引に対応するコ
ードを料金徴収機関へ送ることが可能である。チャレン
ジメッセージを受取る前に車両がマイクロ波通信ゾーン
から出た場合には、支払いデータはIVUによってレリー
ズされることはなく、且つスマートカードに対して代金
請求されることはない。この場合には、その車両の所有
者は料金及びそれに関連する罰金がある場合にはそれを
送金する必要がある。
上述した暗号によって安全性を確保した電子的通貨
は、スマートカードをベースとした料金支払いシステム
に少なくとも二つの態様で利点を与えている。即ち、
(1)それは、オフライン前払いに、洗練したパブリッ
クキー暗号システムを使用した多数当事者セキュリティ
を与えており、且つ(2)それは、極めて効率的な暗号
によって安全性を確保した支払いシステムを提供してい
る。それは、スマートカードをベースとした道路課金料
金支払いシステムを数(例えば17)ミリ秒未満の取引時
間でサポートすることを実現可能であると考えられる。
スマートカードにおいて例示的な暗号システムによって
安全を確保した電子的通貨は、現在、オランダ国、1098
VAアムステルダム、419クルイスラーンに住所を有する
ディジキャッシュ社(DigiCash b.v.)から入手可能で
あり、現在オフィスビルディング内における支払いのた
めに使用されており、その場合には、コーヒーを買った
り、食料の支払いのため、コピーをとったりファックス
を送信した場合にスマートカードを使用することが可能
である。極めて洗練された暗号によって安全性を確保し
た電子通貨システムであっても、取引額が非常に低いの
で、それはこの様な低額の支払いの場合でも使用するこ
とが可能である(例えば、匿名の電子小切手のオフライ
ン検証、及び不正変更防止支払いターミナルに対する必
要性を取除いた暗号によって洗練されたパブリックキー
暗号法のため)。
は、スマートカードをベースとした料金支払いシステム
に少なくとも二つの態様で利点を与えている。即ち、
(1)それは、オフライン前払いに、洗練したパブリッ
クキー暗号システムを使用した多数当事者セキュリティ
を与えており、且つ(2)それは、極めて効率的な暗号
によって安全性を確保した支払いシステムを提供してい
る。それは、スマートカードをベースとした道路課金料
金支払いシステムを数(例えば17)ミリ秒未満の取引時
間でサポートすることを実現可能であると考えられる。
スマートカードにおいて例示的な暗号システムによって
安全を確保した電子的通貨は、現在、オランダ国、1098
VAアムステルダム、419クルイスラーンに住所を有する
ディジキャッシュ社(DigiCash b.v.)から入手可能で
あり、現在オフィスビルディング内における支払いのた
めに使用されており、その場合には、コーヒーを買った
り、食料の支払いのため、コピーをとったりファックス
を送信した場合にスマートカードを使用することが可能
である。極めて洗練された暗号によって安全性を確保し
た電子通貨システムであっても、取引額が非常に低いの
で、それはこの様な低額の支払いの場合でも使用するこ
とが可能である(例えば、匿名の電子小切手のオフライ
ン検証、及び不正変更防止支払いターミナルに対する必
要性を取除いた暗号によって洗練されたパブリックキー
暗号法のため)。
本発明は、事実上、双方向マイクロ波通信リンクを有
するスマートカードをベースとした道路課金システムを
実現するために、従来のアムテック技術及びディジキャ
ッシュ事実を集大成し、適合させ且つ改良している。
するスマートカードをベースとした道路課金システムを
実現するために、従来のアムテック技術及びディジキャ
ッシュ事実を集大成し、適合させ且つ改良している。
例示的なIVU34のブロック図を図3に示してある。マ
イクロ波アンテナ300がRCSとのダウンリンク通信及びア
ップリンク通信の両方のためのRF変換器を与えている。
例えばここで関与する適用に対して現在のマイクロ波周
波数の割当ては、典型的に、約915MHz,2.5GHz,5.8GHzに
位置した帯域において典型的に発生する。該アンテナは
適切な利得(例えば、10dB)及び指向性(IVUに対して
は重要ではない)を与える任意の許容可能な従来の構成
とすることが可能である。比較的小型の複数個の要素か
らなるマイクロストリップパッチアンテナアレイが、多
分、IVUに対する比較的高い周波数のマイクロ波環境及
び比較的小さな許容可能な寸法限界に対して最も適して
いる。典型的に、IVUは通常のクレジットカードやスマ
ートカードよりもほんのわずか大きく、且つ頭上のRCS
と遮られることなくマイクロ波通信を行うために任意の
従来の態様で取付けることが可能である(例えば、車両
のウインドシールド区域にベルクロ(登録商標)ファス
ナを使用する)。RCSが頭上の架橋上に装着されている
場合には、バックミラー上方のウインドシールドの上部
中心位置が好適である。路側RCS装着部が使用される場
合には、左下(運転者)側のウインドシールド位置が好
適である。
イクロ波アンテナ300がRCSとのダウンリンク通信及びア
ップリンク通信の両方のためのRF変換器を与えている。
例えばここで関与する適用に対して現在のマイクロ波周
波数の割当ては、典型的に、約915MHz,2.5GHz,5.8GHzに
位置した帯域において典型的に発生する。該アンテナは
適切な利得(例えば、10dB)及び指向性(IVUに対して
は重要ではない)を与える任意の許容可能な従来の構成
とすることが可能である。比較的小型の複数個の要素か
らなるマイクロストリップパッチアンテナアレイが、多
分、IVUに対する比較的高い周波数のマイクロ波環境及
び比較的小さな許容可能な寸法限界に対して最も適して
いる。典型的に、IVUは通常のクレジットカードやスマ
ートカードよりもほんのわずか大きく、且つ頭上のRCS
と遮られることなくマイクロ波通信を行うために任意の
従来の態様で取付けることが可能である(例えば、車両
のウインドシールド区域にベルクロ(登録商標)ファス
ナを使用する)。RCSが頭上の架橋上に装着されている
場合には、バックミラー上方のウインドシールドの上部
中心位置が好適である。路側RCS装着部が使用される場
合には、左下(運転者)側のウインドシールド位置が好
適である。
アナログRF回路302は、IVUリンクASIC308へ又はそれ
からのアップリンク又はダウンリンク論理又はRFデータ
リンクを与えるために、従来のダウンリンクマイクロ波
データ復調器304及び従来のアップリンクマイクロ波デ
ータ変調器306を有している。図3Dを参照して詳細に説
明するように、リンクASIC308はダウンリンクとアップ
リンクの両方の方向において通信インターフェース及び
バッファを与える任意の適宜のカスタムASICとすること
が可能である(例えば、アムテック社から入手可能な既
存のASICはマイクロ波リンクを介しての双方向通信のた
めに特に設計されている)。それはIVUリンクコントロ
ーラ(例えば、任意の適宜のマイクロコンピュータで、
例えばモトローラ社の68HC705とインターフェースして
おり、該コントローラはスマートカードコントローラ31
2(別の適宜のマイクロコンピュータで、例えばモトロ
ーラ社の68HC11)とインターフェースしている。スマー
トカードコントローラ312は従来の着脱自在な電気的コ
ンタクトスマートカードコネクタインターフェース314
においてスマートカード36(例えば、モトローラ社の68
HC055C21)へ接続している。人間とのインターフェース
は、キーボード316及びLCDディスプレイ318、LCD320及
び322(又は、例えば支払いの承認又は拒絶を表わす緑
信号及び赤信号又は同様のタイプの合/否ステータス表
示を与える適宜の単一の多色LED)及び可聴出力ブザー3
24(例えば、緊急のユーザの制御が必要とされる場合に
ユーザの注意を音によって遮断させるか又は合否又はキ
ーもクリック音を音によって表わす)。ブザーの主要な
機能は、LCDディスプレイ及び/又はLEDを読取ることの
必要性なしに音によるフィードバックを与えることであ
る。
からのアップリンク又はダウンリンク論理又はRFデータ
リンクを与えるために、従来のダウンリンクマイクロ波
データ復調器304及び従来のアップリンクマイクロ波デ
ータ変調器306を有している。図3Dを参照して詳細に説
明するように、リンクASIC308はダウンリンクとアップ
リンクの両方の方向において通信インターフェース及び
バッファを与える任意の適宜のカスタムASICとすること
が可能である(例えば、アムテック社から入手可能な既
存のASICはマイクロ波リンクを介しての双方向通信のた
めに特に設計されている)。それはIVUリンクコントロ
ーラ(例えば、任意の適宜のマイクロコンピュータで、
例えばモトローラ社の68HC705とインターフェースして
おり、該コントローラはスマートカードコントローラ31
2(別の適宜のマイクロコンピュータで、例えばモトロ
ーラ社の68HC11)とインターフェースしている。スマー
トカードコントローラ312は従来の着脱自在な電気的コ
ンタクトスマートカードコネクタインターフェース314
においてスマートカード36(例えば、モトローラ社の68
HC055C21)へ接続している。人間とのインターフェース
は、キーボード316及びLCDディスプレイ318、LCD320及
び322(又は、例えば支払いの承認又は拒絶を表わす緑
信号及び赤信号又は同様のタイプの合/否ステータス表
示を与える適宜の単一の多色LED)及び可聴出力ブザー3
24(例えば、緊急のユーザの制御が必要とされる場合に
ユーザの注意を音によって遮断させるか又は合否又はキ
ーもクリック音を音によって表わす)。ブザーの主要な
機能は、LCDディスプレイ及び/又はLEDを読取ることの
必要性なしに音によるフィードバックを与えることであ
る。
IVU34はスマートカード36を挿入した状態で図3Aにお
いては模式的に示してある。キーボード及び多色LED320
/322は自明のものである。LCDディスプレイ318は図3Bに
より詳細に示してある。LCDディスプレイ318は、例え
ば、現在のスマートカードの残高、現在のスマートカー
ドのステータス、最後の取引の時間、最後の取引の額、
及び最後の取引のステータスを有することが可能である
(これらの二つのステータスフィールドは、スマートカ
ードコントローラをして図3Cに示したようなコンピュー
タプログラム(ファームウエア)モジュールに人間のイ
ンターフェースを介してインデックスさせるために人間
のオペレータからキーボードによる応答を喚起するため
の人間のインターフェースを与えている)。
いては模式的に示してある。キーボード及び多色LED320
/322は自明のものである。LCDディスプレイ318は図3Bに
より詳細に示してある。LCDディスプレイ318は、例え
ば、現在のスマートカードの残高、現在のスマートカー
ドのステータス、最後の取引の時間、最後の取引の額、
及び最後の取引のステータスを有することが可能である
(これらの二つのステータスフィールドは、スマートカ
ードコントローラをして図3Cに示したようなコンピュー
タプログラム(ファームウエア)モジュールに人間のイ
ンターフェースを介してインデックスさせるために人間
のオペレータからキーボードによる応答を喚起するため
の人間のインターフェースを与えている)。
例えば、図3Cに示したように、スマートカード及びス
マートカードコントローラ312の公称的な零入力状態は
ブロック400に示してあり、その場合に、何れかのキー
を押下げるとブロック402へ移行する。そこで、ディス
プレイにおけるステータス表示がオペレータに対して、
IVUのセットアップが要求されているか否かを尋ねる。
その回答が「肯定」である場合には(例えば、キーボー
ド316上のキーのうちの所定の一つのキーを介して信号
を送る)、制御はブロック404へ転送され、そこで、オ
ペレータは支払い方法における変更が必要であるか否か
を決定することが要求される。変更する場合には、制御
がブロック406へパスされる前に、後払いか前払いかの
選択がそれぞれブロック404a及び404bにおいてなされる
(オペレータが支払い方法における変更を要求しない場
合にも制御がブロック406へパスされる)。図3Cから明
らかなように、ブロック406,408,410において同様のオ
ペレータのインターフェースによる変更を行うことが可
能である(それは、同様の番号が付けられているがa及
びbが語尾に付けられている二次的な決定ブロックにそ
れぞれ関連している)。ブロック412において、オペレ
ータは個人的なID番号(PIN)を変更するために一連の
動作412a乃至412fを実行することが可能である。カード
のステータスはブロック414(及び414a)においてチェ
ックすることが可能であり、一方先の取引データ(存在
する場合)は制御が公称的零入力状態400へ戻される前
にインターフェース416において(及びか連するブロッ
ク416a−416c)オペレータによってチェックすることが
可能である。理解されるように、このタイプの多くの異
なる人間インターフェースを考案し且つIVU34に関連し
て使用することが可能である。
マートカードコントローラ312の公称的な零入力状態は
ブロック400に示してあり、その場合に、何れかのキー
を押下げるとブロック402へ移行する。そこで、ディス
プレイにおけるステータス表示がオペレータに対して、
IVUのセットアップが要求されているか否かを尋ねる。
その回答が「肯定」である場合には(例えば、キーボー
ド316上のキーのうちの所定の一つのキーを介して信号
を送る)、制御はブロック404へ転送され、そこで、オ
ペレータは支払い方法における変更が必要であるか否か
を決定することが要求される。変更する場合には、制御
がブロック406へパスされる前に、後払いか前払いかの
選択がそれぞれブロック404a及び404bにおいてなされる
(オペレータが支払い方法における変更を要求しない場
合にも制御がブロック406へパスされる)。図3Cから明
らかなように、ブロック406,408,410において同様のオ
ペレータのインターフェースによる変更を行うことが可
能である(それは、同様の番号が付けられているがa及
びbが語尾に付けられている二次的な決定ブロックにそ
れぞれ関連している)。ブロック412において、オペレ
ータは個人的なID番号(PIN)を変更するために一連の
動作412a乃至412fを実行することが可能である。カード
のステータスはブロック414(及び414a)においてチェ
ックすることが可能であり、一方先の取引データ(存在
する場合)は制御が公称的零入力状態400へ戻される前
にインターフェース416において(及びか連するブロッ
ク416a−416c)オペレータによってチェックすることが
可能である。理解されるように、このタイプの多くの異
なる人間インターフェースを考案し且つIVU34に関連し
て使用することが可能である。
図3Dにより詳細に示されているリンクASICは先のダイ
ニコム(Dynicom)システムにおいて使用されているも
のと同様である。フレームRAM500は二つのページ0及び
1で組織されており、その各々は32個のデータフレーム
を有しており、各フレームは128ビットを有している。
本例示的なシステムにおいては、アップリンク及びダウ
ンリンク方向における送信用の最も小さなデータパッケ
ージは128ビットからなる単一のフレームである。5ビ
ットフレームからなるスクロールRAM502及び1ビットペ
ージRAMアドレスが設けられている。これらのアドレス
はRAM500の特定のフレーム及びページを指摘し、それら
は、後に、繰返し且つ逐次的にアドレスされ且つアップ
リンク変調器306へ出力することが可能である(例え
ば、アップリンク変調器306への適宜のフォーマット及
び時間入力に対し適宜の論理回路504を介して)。例示
的実施例においては、スクロールRAM502における第一ポ
インタが、実際に、任意の特定の時間においてスクロー
ル動作するためにスクロールRAMリスト502内のその後の
活性アドレスポインタの数を定義する。従って、スクロ
ールRAM502におけるすぐ後のエントリの数は、リンクコ
ントローラマイクロプロセサ310からコマンドを受取っ
た場合に逐次的に送信すべきRAM500の相次ぐフレームを
指し示す。理解されるように、リンクコントローラマイ
クロプロセサ310は、更に、スクロールRAM502の内容を
制御する。更に、ダウンリンク復調器304からのデータ
は、適宜の処理論理506を介してRAM500の適宜アドレス
されたフレーム内に選択的に書込むことが可能である。
ニコム(Dynicom)システムにおいて使用されているも
のと同様である。フレームRAM500は二つのページ0及び
1で組織されており、その各々は32個のデータフレーム
を有しており、各フレームは128ビットを有している。
本例示的なシステムにおいては、アップリンク及びダウ
ンリンク方向における送信用の最も小さなデータパッケ
ージは128ビットからなる単一のフレームである。5ビ
ットフレームからなるスクロールRAM502及び1ビットペ
ージRAMアドレスが設けられている。これらのアドレス
はRAM500の特定のフレーム及びページを指摘し、それら
は、後に、繰返し且つ逐次的にアドレスされ且つアップ
リンク変調器306へ出力することが可能である(例え
ば、アップリンク変調器306への適宜のフォーマット及
び時間入力に対し適宜の論理回路504を介して)。例示
的実施例においては、スクロールRAM502における第一ポ
インタが、実際に、任意の特定の時間においてスクロー
ル動作するためにスクロールRAMリスト502内のその後の
活性アドレスポインタの数を定義する。従って、スクロ
ールRAM502におけるすぐ後のエントリの数は、リンクコ
ントローラマイクロプロセサ310からコマンドを受取っ
た場合に逐次的に送信すべきRAM500の相次ぐフレームを
指し示す。理解されるように、リンクコントローラマイ
クロプロセサ310は、更に、スクロールRAM502の内容を
制御する。更に、ダウンリンク復調器304からのデータ
は、適宜の処理論理506を介してRAM500の適宜アドレス
されたフレーム内に選択的に書込むことが可能である。
図3Dに示したように、リンクASIC308は便宜的にRF検
知器ターンオン機能を制御するために使用することも可
能である。通常の零入力モードにおいては、IVU回路の
ほとんどはバッテリ電力を保存するために「オフ」され
ている。しかしながら、適切な周波数での且つ所定のス
レッシュホールドレベルを超える周囲のRFエネルギが検
知されると、IVUがRCSへ近付いているか又はその通信足
跡内に存在しているものと仮定される。この様な所定の
レベルのRF搬送波の検知に応答して、IVU回路は自動的
にターンオンされ且つIVUはすぐさまアップリンクデー
タ通信の「コミット」モードをとり、RAM500からの一つ
又はそれ以上の所定の且つ予めフォーマットしたフレー
ムのデータを繰返しスクロールし且つ近くのRCSへ送信
する。
知器ターンオン機能を制御するために使用することも可
能である。通常の零入力モードにおいては、IVU回路の
ほとんどはバッテリ電力を保存するために「オフ」され
ている。しかしながら、適切な周波数での且つ所定のス
レッシュホールドレベルを超える周囲のRFエネルギが検
知されると、IVUがRCSへ近付いているか又はその通信足
跡内に存在しているものと仮定される。この様な所定の
レベルのRF搬送波の検知に応答して、IVU回路は自動的
にターンオンされ且つIVUはすぐさまアップリンクデー
タ通信の「コミット」モードをとり、RAM500からの一つ
又はそれ以上の所定の且つ予めフォーマットしたフレー
ムのデータを繰返しスクロールし且つ近くのRCSへ送信
する。
このRF搬送波検知は、所定の料金所RF検知器基準レベ
ルを任意の検知した周囲のRF搬送波と比較し且つIVU34
の残部をターンオンさせる適宜の比較器508によって行
うことが可能である。既に理解されるように、リンクコ
ントローラ310はアップリンク上をそうではないかと推
定された近くのRCSへ第一データパッケージを繰返し送
信することによって「コミット」フェーズでその動作を
開始するべく本例示的実施例においては適宜プログラム
されている。この様な動作は、マイクロ波信号が送出し
た後タイムアウトが経過するか又はそうでないかと推定
された近くのRCSが第一データパッケージを受信しそれ
に応答してIVUに対してダウンリンク動作モードとなる
べくコマンドを与えることによってこの様な受信を確認
するまで継続して行われる。
ルを任意の検知した周囲のRF搬送波と比較し且つIVU34
の残部をターンオンさせる適宜の比較器508によって行
うことが可能である。既に理解されるように、リンクコ
ントローラ310はアップリンク上をそうではないかと推
定された近くのRCSへ第一データパッケージを繰返し送
信することによって「コミット」フェーズでその動作を
開始するべく本例示的実施例においては適宜プログラム
されている。この様な動作は、マイクロ波信号が送出し
た後タイムアウトが経過するか又はそうでないかと推定
された近くのRCSが第一データパッケージを受信しそれ
に応答してIVUに対してダウンリンク動作モードとなる
べくコマンドを与えることによってこの様な受信を確認
するまで継続して行われる。
注意すべきことであるが、リンクASIC、リンクコント
ローラ及びSCコントローラの例示的な細分且は特定の集
積化レベルを表わすものではない。これらの分離はむし
ろ任意的なものであってアムテック社及びディジキャッ
シュ社の既存の技術を可能な限り使用して例示的な実施
例を便宜的に示すためのものである。
ローラ及びSCコントローラの例示的な細分且は特定の集
積化レベルを表わすものではない。これらの分離はむし
ろ任意的なものであってアムテック社及びディジキャッ
シュ社の既存の技術を可能な限り使用して例示的な実施
例を便宜的に示すためのものである。
ダウンリンクモード期間中に、第二データパッケージ
がRCSから受信され且つRAM500の適宜アドレスされたフ
レームに格納され、そこから、ダウンリンクデータを実
時間処理のためにIVUリンクコントローラ310を介してス
マートカードコントローラ312及び/又はスマートカー
ド36へパスさせることが可能である。従って、スマート
カード36及び/又はスマートカードコントローラ312
は、後にアップリンク動作モードでRCSへ戻すべく送信
するために、リンクコントローラ310を介してフレームR
AM500において適宜フォーマット化される適宜のリター
ンデータパッケージを発生する。
がRCSから受信され且つRAM500の適宜アドレスされたフ
レームに格納され、そこから、ダウンリンクデータを実
時間処理のためにIVUリンクコントローラ310を介してス
マートカードコントローラ312及び/又はスマートカー
ド36へパスさせることが可能である。従って、スマート
カード36及び/又はスマートカードコントローラ312
は、後にアップリンク動作モードでRCSへ戻すべく送信
するために、リンクコントローラ310を介してフレームR
AM500において適宜フォーマット化される適宜のリター
ンデータパッケージを発生する。
RCS20のブロック図を図4に示してある。IVUの場合と
同じく、アンテナ600は短距離マイクロ波通信リンク用
の任意の適宜の従来の構成のものとすることが可能であ
る。より大きなアンテナ(例えば、やぎアンテナ)を収
容するためにRCSにおいてより大きなスペースを使用す
ることが可能であるが、現在好適な例示的実施例におい
ては、アンテナ600は、予測される進入してくる車両へ
向けて下方向へ向けられた約10dBのビーム照射パターン
利得を持ったマルチパッチマイクロストリップアンテナ
アレイである。RCS通信足跡は、典型的に、与えられた
高速道路の車線に沿ってその車両走行距離が数メータの
範囲に過ぎず(例えば、典型的に2又は3メータで多分
4又は6メータ)、従って高速道路での予測されるより
早い速度(例えば、ドイツのアウトバーン上では300Km/
hr)において料金取引を完了するために数マイクロ秒が
与えられるに過ぎない。RFモジュール602は従来の構成
のものとすることが可能であり、上述したこのタイプの
短距離マイクロ波双方向通信リンクに対して発行された
特許に従って構成することが可能である。例えば、それ
は、IVUからの変調型後方散乱アップリンクデータ送信
を可能とするためにアンテナ600を介して供給されねば
ならない必要なCWマイクロ波パワーを発生するためのRF
オシレータ604を有している。この様な後方散乱は、従
来、RCSリンクコントローラマイクロプロセサ608(例え
ば、モトローラ社の68302)へアップリンクデータを供
給するためにモニタされ且つ復調器606において復調さ
れる。同様に、ダウンリンクデータ通信を行うためにRC
Sリンクコントローラ608からのダウンリンクデータを受
付け且つ適宜オシレータ604の出力を変調するためにRF
モジュール602内に適宜のRF変調器610が設けられてい
る。理解されるように、RCSリンクコントローラ608は、
アップリンク動作モードとダウンリンク動作モードとの
間でIVUをスイッチするために必要とされる場合のある
所要の独特の(即ち、「プリミティブ」)RFオン・オフ
信号パターンを発生するためにRFモジュール602を制御
する。
同じく、アンテナ600は短距離マイクロ波通信リンク用
の任意の適宜の従来の構成のものとすることが可能であ
る。より大きなアンテナ(例えば、やぎアンテナ)を収
容するためにRCSにおいてより大きなスペースを使用す
ることが可能であるが、現在好適な例示的実施例におい
ては、アンテナ600は、予測される進入してくる車両へ
向けて下方向へ向けられた約10dBのビーム照射パターン
利得を持ったマルチパッチマイクロストリップアンテナ
アレイである。RCS通信足跡は、典型的に、与えられた
高速道路の車線に沿ってその車両走行距離が数メータの
範囲に過ぎず(例えば、典型的に2又は3メータで多分
4又は6メータ)、従って高速道路での予測されるより
早い速度(例えば、ドイツのアウトバーン上では300Km/
hr)において料金取引を完了するために数マイクロ秒が
与えられるに過ぎない。RFモジュール602は従来の構成
のものとすることが可能であり、上述したこのタイプの
短距離マイクロ波双方向通信リンクに対して発行された
特許に従って構成することが可能である。例えば、それ
は、IVUからの変調型後方散乱アップリンクデータ送信
を可能とするためにアンテナ600を介して供給されねば
ならない必要なCWマイクロ波パワーを発生するためのRF
オシレータ604を有している。この様な後方散乱は、従
来、RCSリンクコントローラマイクロプロセサ608(例え
ば、モトローラ社の68302)へアップリンクデータを供
給するためにモニタされ且つ復調器606において復調さ
れる。同様に、ダウンリンクデータ通信を行うためにRC
Sリンクコントローラ608からのダウンリンクデータを受
付け且つ適宜オシレータ604の出力を変調するためにRF
モジュール602内に適宜のRF変調器610が設けられてい
る。理解されるように、RCSリンクコントローラ608は、
アップリンク動作モードとダウンリンク動作モードとの
間でIVUをスイッチするために必要とされる場合のある
所要の独特の(即ち、「プリミティブ」)RFオン・オフ
信号パターンを発生するためにRFモジュール602を制御
する。
RCSリンクコントローラ608は、従来の暗号データ処理
回路612と共に高速直列データ通信を行うことの可能な
適宜のマイクロコンピュータ(例えば、モトローラ社の
68302)とすることが可能である。クリプトール(Krypt
or)は、典型的に、適宜のデジタル信号プロセサ(DS
T)、UART、DESチップを有している。例えば、データ処
理回路612は、例えばスイス国、ツークにおけるクリプ
ト社(Crypto AG)から「Kryptor:i−1200(NPR−600
0)」として市販されている所要のパブリックキー暗号
システム機能を実行することの可能な高速(例えば、15
36Kbaud)データ処理回路を有することが可能である。
クリプトール(Kryptor)612は、更に、料金所コンピュ
ータLAN上のノードとして接続されており、従って特定
のRCS20によって認識されることのないクロスレーンリ
ードインレータ即ち車線を横切る読取りデータをより高
いレベルのLANへパスさせ、そこで全ての必要なフレー
ムを受取った後にオフラインで検証することが可能であ
る。更に、ダウンリンクタイミングコントローラ入力端
は図4に示したようにRCSリンクコントローラ608へ接続
している。従って、RCSリンクコントローラ608がダウン
リンクデータを送信することを所望する場合には、ライ
ン614上にダウンリンク許可が既に存在しない限り、ラ
イン616上にダウンリンク要求がダウンリンクコントロ
ーラ32に対して発生されねばならない。その後にダウン
リンク許可がダウンリンクコントローラによってライン
614上に与えられた場合にのみ、RCSリンクコントローラ
608は実際にダウンリンクデータ通信を行うことが可能
である。
回路612と共に高速直列データ通信を行うことの可能な
適宜のマイクロコンピュータ(例えば、モトローラ社の
68302)とすることが可能である。クリプトール(Krypt
or)は、典型的に、適宜のデジタル信号プロセサ(DS
T)、UART、DESチップを有している。例えば、データ処
理回路612は、例えばスイス国、ツークにおけるクリプ
ト社(Crypto AG)から「Kryptor:i−1200(NPR−600
0)」として市販されている所要のパブリックキー暗号
システム機能を実行することの可能な高速(例えば、15
36Kbaud)データ処理回路を有することが可能である。
クリプトール(Kryptor)612は、更に、料金所コンピュ
ータLAN上のノードとして接続されており、従って特定
のRCS20によって認識されることのないクロスレーンリ
ードインレータ即ち車線を横切る読取りデータをより高
いレベルのLANへパスさせ、そこで全ての必要なフレー
ムを受取った後にオフラインで検証することが可能であ
る。更に、ダウンリンクタイミングコントローラ入力端
は図4に示したようにRCSリンクコントローラ608へ接続
している。従って、RCSリンクコントローラ608がダウン
リンクデータを送信することを所望する場合には、ライ
ン614上にダウンリンク許可が既に存在しない限り、ラ
イン616上にダウンリンク要求がダウンリンクコントロ
ーラ32に対して発生されねばならない。その後にダウン
リンク許可がダウンリンクコントローラによってライン
614上に与えられた場合にのみ、RCSリンクコントローラ
608は実際にダウンリンクデータ通信を行うことが可能
である。
例示的なアップリンク制御プロセス(例えば、RCSリ
ンクコントローラ608のファームウエア又はソフトウエ
ア制御を介して実現されるべきプロセス)を図4Aのブロ
ック図に示してある。この例示的な実施例においては、
アップリンク制御はインタラプトを基礎として達成され
る。従って、それは、インタラプトがブロック700にお
いて検知される場合に開始される。この様なインタラプ
トがあると、入力されるアップリンクフレームが読取ら
れ且つブロック702において処理される。予め定義され
たチェックサムがブロック704においてテストされ、受
取ったチェックサムが局所的に計算したチェックサムと
一致することを確保する。一致しない場合には、制御が
戻されて、ブロック700において次のアップリンクデー
タフレームが受取られる別のインタラプトを待機する。
チェックサムが一致する場合には、制御がブロック706
へパスされ、そこで入力されたアップリンクデータフレ
ーム内に存在する取引IDに関してチェックを行う。例え
ば、複数個(例えば、8個)の最も最近の入力取引IDデ
ータを入力される取引IDデータと比較するために回転バ
ッファ内に位置することが可能である。検知された取引
IDがブロック706においてユニーク即ち独特のものであ
ると検知されると、それはバッファ内に取込まれる(該
バッファは、ブロック708及び710において、最も古い先
に検知した取引IDを落とし且つこの新たな取引IDを受付
るために適宜同時的に回転される)。入力されるアップ
リンクデータフレームの取引IDがユニーク即ち独特なも
のでない場合には、そのフレームデータは更にブロック
712においてテストされ、入力したアップリンクフレー
ムが受取ったデータの新しいフレームであるか否かを判
別する。そうでない場合には、入力したフレームのステ
ータス(例えば、Ack(認識)又はNack(非認識))が
ブロック714においてチェックされ(例えば、再度適宜
の回転バッファに対して)、その結果が否定の場合に
は、ハンドシェークカウンタがブロック716においてイ
ンクリメントされ且つ制御がブロック700においてイン
タラプトを待機する状態へ復帰される。そうでない場合
には、入力されたフレームの新しいステータスがブロッ
ク718において格納され、ハンドシェークカウンタがブ
ロック720において最初の内容である1へ設定し直さ
れ、且つ新たなデータの入力されたフレームはブロック
722において更に処理するためにクリプトール(Krypto
r)回路へ報告される。そのフレームが未決のダウンリ
ンク要求に対して否定の認識(即ち、「Nack」)である
場合には、別の再試行に対するダウンリンクメッセージ
が適宜発生され且つ制御がブロック700においての別の
インタラプトを待機する状態に戻される前に、ブロック
724に送給される。理解されるように、ブロック700及び
702における実時間処理は「ハードウエア」構成で最も
便宜的に実施することが可能であり、一方図4Aにおける
残りのブロックは、典型的に、適宜のマイクロコンピュ
ータによってファームウエア/ソフトウエアで実施する
ことが可能である。
ンクコントローラ608のファームウエア又はソフトウエ
ア制御を介して実現されるべきプロセス)を図4Aのブロ
ック図に示してある。この例示的な実施例においては、
アップリンク制御はインタラプトを基礎として達成され
る。従って、それは、インタラプトがブロック700にお
いて検知される場合に開始される。この様なインタラプ
トがあると、入力されるアップリンクフレームが読取ら
れ且つブロック702において処理される。予め定義され
たチェックサムがブロック704においてテストされ、受
取ったチェックサムが局所的に計算したチェックサムと
一致することを確保する。一致しない場合には、制御が
戻されて、ブロック700において次のアップリンクデー
タフレームが受取られる別のインタラプトを待機する。
チェックサムが一致する場合には、制御がブロック706
へパスされ、そこで入力されたアップリンクデータフレ
ーム内に存在する取引IDに関してチェックを行う。例え
ば、複数個(例えば、8個)の最も最近の入力取引IDデ
ータを入力される取引IDデータと比較するために回転バ
ッファ内に位置することが可能である。検知された取引
IDがブロック706においてユニーク即ち独特のものであ
ると検知されると、それはバッファ内に取込まれる(該
バッファは、ブロック708及び710において、最も古い先
に検知した取引IDを落とし且つこの新たな取引IDを受付
るために適宜同時的に回転される)。入力されるアップ
リンクデータフレームの取引IDがユニーク即ち独特なも
のでない場合には、そのフレームデータは更にブロック
712においてテストされ、入力したアップリンクフレー
ムが受取ったデータの新しいフレームであるか否かを判
別する。そうでない場合には、入力したフレームのステ
ータス(例えば、Ack(認識)又はNack(非認識))が
ブロック714においてチェックされ(例えば、再度適宜
の回転バッファに対して)、その結果が否定の場合に
は、ハンドシェークカウンタがブロック716においてイ
ンクリメントされ且つ制御がブロック700においてイン
タラプトを待機する状態へ復帰される。そうでない場合
には、入力されたフレームの新しいステータスがブロッ
ク718において格納され、ハンドシェークカウンタがブ
ロック720において最初の内容である1へ設定し直さ
れ、且つ新たなデータの入力されたフレームはブロック
722において更に処理するためにクリプトール(Krypto
r)回路へ報告される。そのフレームが未決のダウンリ
ンク要求に対して否定の認識(即ち、「Nack」)である
場合には、別の再試行に対するダウンリンクメッセージ
が適宜発生され且つ制御がブロック700においての別の
インタラプトを待機する状態に戻される前に、ブロック
724に送給される。理解されるように、ブロック700及び
702における実時間処理は「ハードウエア」構成で最も
便宜的に実施することが可能であり、一方図4Aにおける
残りのブロックは、典型的に、適宜のマイクロコンピュ
ータによってファームウエア/ソフトウエアで実施する
ことが可能である。
準備のための「プレコミット(precommit)」フェー
ズ及び例示的な実施例に対する完全な料金取引(処理)
において関与する三つの実際の通信フェーズ期間中にお
けるデータの概略的な流れを図5に概略示してある。例
えば、適宜の暗号キーのバージョン、スマートカードの
タイプ。車両種類、暗号によって安全性を確保した電子
的通貨小切手及び匿名のトレース不可能な電子的通貨チ
ェックを定義する電子的通貨チェックdcを表わすデータ
は、全て、実際のRCSとのデータ通信の前に、全て、IVU
内のリンクASICRAM500の適宜のフレーム内にプレロード
される。この様なデータはスマートカードか又はスマー
トカードコントローラの何れかから発生され、且つ、矢
印800によって示されるように、リンクASICへ向けてパ
スされ、そこで、次の料金取引の準備をして格納され
る。
ズ及び例示的な実施例に対する完全な料金取引(処理)
において関与する三つの実際の通信フェーズ期間中にお
けるデータの概略的な流れを図5に概略示してある。例
えば、適宜の暗号キーのバージョン、スマートカードの
タイプ。車両種類、暗号によって安全性を確保した電子
的通貨小切手及び匿名のトレース不可能な電子的通貨チ
ェックを定義する電子的通貨チェックdcを表わすデータ
は、全て、実際のRCSとのデータ通信の前に、全て、IVU
内のリンクASICRAM500の適宜のフレーム内にプレロード
される。この様なデータはスマートカードか又はスマー
トカードコントローラの何れかから発生され、且つ、矢
印800によって示されるように、リンクASICへ向けてパ
スされ、そこで、次の料金取引の準備をして格納され
る。
RCSの所要のCWマイクロ波フィールドが存在すること
が検知されると、IVUは完全にターンオンされRCSへのア
ップリンクデータ通信の最初の即ち「コミット(commi
t)」フェーズへ入る。この時の前に、リンクコントロ
ーラ310は、電子小切手データDCの一部(ある前の時間
におけるプレコミット動作フェーズによりリンクASICに
既に存在するその他の前に蓄積したデータと共に)アッ
プリンク方向に繰返しスクロールし且つ送信するために
リンクASIC308を所定の形態とさせる。更に、図5にお
いて小さなアップリンク方向の矢印で示したように、こ
の繰返し送信されるアップリンクデータは直接的にRCS
内をRCSリンクコントローラを介してクリプトール(Kry
ptor)回路へパスされる。このデータがクリプトールへ
パスされるや否や、クリプトールはリターンデータを計
算し且つそれを図5において小さなダウンリンク方向の
矢印で示したように後の「チャレンジ」データ通信フェ
ーズ期間中に、ダウンリンク方向にパスさせる。
が検知されると、IVUは完全にターンオンされRCSへのア
ップリンクデータ通信の最初の即ち「コミット(commi
t)」フェーズへ入る。この時の前に、リンクコントロ
ーラ310は、電子小切手データDCの一部(ある前の時間
におけるプレコミット動作フェーズによりリンクASICに
既に存在するその他の前に蓄積したデータと共に)アッ
プリンク方向に繰返しスクロールし且つ送信するために
リンクASIC308を所定の形態とさせる。更に、図5にお
いて小さなアップリンク方向の矢印で示したように、こ
の繰返し送信されるアップリンクデータは直接的にRCS
内をRCSリンクコントローラを介してクリプトール(Kry
ptor)回路へパスされる。このデータがクリプトールへ
パスされるや否や、クリプトールはリターンデータを計
算し且つそれを図5において小さなダウンリンク方向の
矢印で示したように後の「チャレンジ」データ通信フェ
ーズ期間中に、ダウンリンク方向にパスさせる。
何れかの実際の料金に対する代金請求がスマートカー
ドから引落とされる前に、IVUがRCSを確認することを可
能とするために、コミットデータの幾つか又は全ての短
縮した暗号化バージョンとしていわゆる「スプーフプル
ーフ(spoof−proof)」即ち騙しのないデータを発生さ
せることが可能である。例えば、このスプーフプルーフ
データはアップリンク「コミット」データに基づいて発
生されるものであり且つIVUへ挿入したスマートーカー
ド及びRCSの両方がこの目的のための伝統的な秘密キー
を共用する場合があるので(例えば、電子的通貨の送金
自身のために使用することの可能な暗号システムコンポ
ーネントに加えて)、プレコミットフェーズ期間中に同
様の短縮した暗号が既に計算されており且つリンクコン
トローラに格納されている場合がある。その場合には、
RCSクリプトール回路によって発生されたダウンリンク
スプーフプルーフデータとすぐに比較することができ
「チャレンジ」フェーズ期間中に送信される。図示した
ように、「チャレンジ」ダウンリンクデータは数字0□
を有しており、該数字は、就中、計算した料金請求項、
請求ステーションID、取引時間などを表わしている。更
に小さなダウンリンク方向の矢印で示したように、この
「チャレンジ」データはIVUにおけるスマートカードコ
ントローラ及びリンクASICを介してスマートカードへパ
スされる。
ドから引落とされる前に、IVUがRCSを確認することを可
能とするために、コミットデータの幾つか又は全ての短
縮した暗号化バージョンとしていわゆる「スプーフプル
ーフ(spoof−proof)」即ち騙しのないデータを発生さ
せることが可能である。例えば、このスプーフプルーフ
データはアップリンク「コミット」データに基づいて発
生されるものであり且つIVUへ挿入したスマートーカー
ド及びRCSの両方がこの目的のための伝統的な秘密キー
を共用する場合があるので(例えば、電子的通貨の送金
自身のために使用することの可能な暗号システムコンポ
ーネントに加えて)、プレコミットフェーズ期間中に同
様の短縮した暗号が既に計算されており且つリンクコン
トローラに格納されている場合がある。その場合には、
RCSクリプトール回路によって発生されたダウンリンク
スプーフプルーフデータとすぐに比較することができ
「チャレンジ」フェーズ期間中に送信される。図示した
ように、「チャレンジ」ダウンリンクデータは数字0□
を有しており、該数字は、就中、計算した料金請求項、
請求ステーションID、取引時間などを表わしている。更
に小さなダウンリンク方向の矢印で示したように、この
「チャレンジ」データはIVUにおけるスマートカードコ
ントローラ及びリンクASICを介してスマートカードへパ
スされる。
ダウンリンク「チャレンジ」データの処理によるRCS
の確認に続いて、IVCはスマートカードを介して取引デ
ータの残部を発生し(例えば、包み込んだデータWの必
要なラン及び適宜の暗号オープナー(開封体)R)、そ
れは、電子小切手データdcの残部と共に、RCSクリプレ
ート(Kryptor)へ送信され、そこで取引が完了され
る。理解されるように、この時点においてスマートカー
ドによって発生されるデータは、暗号によって安全性が
確保された検証データを有しており、それは有効なスマ
ートカードに対して実際の代金請求が既に成功裡に完了
し、従ってRCSクリプトールは自信を持って所要の料金
が完全に支払われたことを知ることが可能であることを
確認している。
の確認に続いて、IVCはスマートカードを介して取引デ
ータの残部を発生し(例えば、包み込んだデータWの必
要なラン及び適宜の暗号オープナー(開封体)R)、そ
れは、電子小切手データdcの残部と共に、RCSクリプレ
ート(Kryptor)へ送信され、そこで取引が完了され
る。理解されるように、この時点においてスマートカー
ドによって発生されるデータは、暗号によって安全性が
確保された検証データを有しており、それは有効なスマ
ートカードに対して実際の代金請求が既に成功裡に完了
し、従ってRCSクリプトールは自信を持って所要の料金
が完全に支払われたことを知ることが可能であることを
確認している。
図5Aは図5と類似しているが、比較的簡単なフレーム
プロトコルに対して使用される場合のある(例えば、RC
Sに対して高速道路への入口点データを送信することが
必要ではないオープンな有料道路システムの場合にあり
得る)フレームRAM500の特定のフレーム番号に対する参
照を有している。この場合には例えば、フレーム1及び
4−7がプレコミットフェーズ期間中に予めフォーマッ
トされ且つRAM500内に格納される。実際には、アップリ
ンク方向におけるコミットフェーズ期間中にフレーム1
のみが送信される。次いで、コマンドフレーム及びフレ
ーム0の内容が、ダウンリンク方向における「チャレン
ジ」フェーズ期間中にリターンされ、一方フレーム8−
14の内容は支払い/オープナー通信フェーズ期間中にア
ップリンク方向にパスされる。対照的に、より複雑な図
5Bのフレームプロトコルにおいては、コミットフェーズ
及びその他のフェーズでは、より多数のデータフレーム
の送信が関与する(例えば、料金を計算するために高速
道路の入口点を識別するため)。上述した両方のフレー
ムの使用は、512ビットのRSA暗号システムを使用する場
合である。これは、より高いセキュリティのために最大
768ビットにまで拡張することが可能である。又、チャ
レンジディジット(数字)の数を10×4ビットから16×
4ビットへ増加させることが可能である。このことはよ
り長い支払いデータWとさせる。両方の拡張が行われる
と、フレーム15−22も使用される。
プロトコルに対して使用される場合のある(例えば、RC
Sに対して高速道路への入口点データを送信することが
必要ではないオープンな有料道路システムの場合にあり
得る)フレームRAM500の特定のフレーム番号に対する参
照を有している。この場合には例えば、フレーム1及び
4−7がプレコミットフェーズ期間中に予めフォーマッ
トされ且つRAM500内に格納される。実際には、アップリ
ンク方向におけるコミットフェーズ期間中にフレーム1
のみが送信される。次いで、コマンドフレーム及びフレ
ーム0の内容が、ダウンリンク方向における「チャレン
ジ」フェーズ期間中にリターンされ、一方フレーム8−
14の内容は支払い/オープナー通信フェーズ期間中にア
ップリンク方向にパスされる。対照的に、より複雑な図
5Bのフレームプロトコルにおいては、コミットフェーズ
及びその他のフェーズでは、より多数のデータフレーム
の送信が関与する(例えば、料金を計算するために高速
道路の入口点を識別するため)。上述した両方のフレー
ムの使用は、512ビットのRSA暗号システムを使用する場
合である。これは、より高いセキュリティのために最大
768ビットにまで拡張することが可能である。又、チャ
レンジディジット(数字)の数を10×4ビットから16×
4ビットへ増加させることが可能である。このことはよ
り長い支払いデータWとさせる。両方の拡張が行われる
と、フレーム15−22も使用される。
上述した如く、IVUからRCSへのアップリンク送信は後
方散乱変調と呼ばれる処理によって行われる。RCSがそ
のアンテナを介して連続波(CW)マイクロ波搬送波出力
を送信する。IVUアンテナがこのエネルギの小さな部分
を反射し、そのうちの幾つかがRCSアンテナによって受
信される。更に、IVUはそのアンテナをスイッチングす
ることが可能であり、従って、それは高い効率で又は低
い効率で入射マイクロ波エネルギを反射させることが可
能である。RCS受信器はその読取り範囲におけるIVUから
の異なる反射信号レベルを検知することが可能である。
IVUはRCSによって検知され且つデコードすることの可能
なデータパターンでアンテナを変調すべく構成されてい
る。例示的なプロトコルは、全てのアップリンクデータ
が各々が128ビットの個別的なフレームにグループ化さ
れるように定義されている。IVUリンクASICメモリが全
部で4096ビットであり各々が128ビットの32個のフレー
ムに区画化されている。例示的な実施例におけるIVUか
ら読取られるデータの各アップリンクフレームは以下の
フィールドから構成されている。
方散乱変調と呼ばれる処理によって行われる。RCSがそ
のアンテナを介して連続波(CW)マイクロ波搬送波出力
を送信する。IVUアンテナがこのエネルギの小さな部分
を反射し、そのうちの幾つかがRCSアンテナによって受
信される。更に、IVUはそのアンテナをスイッチングす
ることが可能であり、従って、それは高い効率で又は低
い効率で入射マイクロ波エネルギを反射させることが可
能である。RCS受信器はその読取り範囲におけるIVUから
の異なる反射信号レベルを検知することが可能である。
IVUはRCSによって検知され且つデコードすることの可能
なデータパターンでアンテナを変調すべく構成されてい
る。例示的なプロトコルは、全てのアップリンクデータ
が各々が128ビットの個別的なフレームにグループ化さ
れるように定義されている。IVUリンクASICメモリが全
部で4096ビットであり各々が128ビットの32個のフレー
ムに区画化されている。例示的な実施例におけるIVUか
ら読取られるデータの各アップリンクフレームは以下の
フィールドから構成されている。
アップリンクフレーム番号は以下のように割当て使用
することが可能である。
することが可能である。
5ビットFrNoフィールドは、フレームを識別し且つ40
96ビットの上側のIVUリンクASICメモリ限界を与える32
個の独特なフレームの選択を与える。
96ビットの上側のIVUリンクASICメモリ限界を与える32
個の独特なフレームの選択を与える。
1ビットDackフィールドは、そのフレームが前に受取
ったダウンリンクメッセージのアクノレッジメント即ち
確認であるか否かを表わす。
ったダウンリンクメッセージのアクノレッジメント即ち
確認であるか否かを表わす。
Udataフィールドは、通常、アプリケーションによる
無制限の使用のために使用可能である。
無制限の使用のために使用可能である。
64ビットのTxidフィールドは、各取引の前にIVUによ
って形成される独特の電子小切手データの一部である。
って形成される独特の電子小切手データの一部である。
cksフィールドは、RCSが、有効なチェックサムを有す
ることのない受信したフレームを拒否することを可能と
する。RCSへ送信される各アップリンクデータフレーム
内にチェックサムを計算し且つコード化させるのはIVU
の責任である。cksフィールドはRCSによって読取られる
全てのアップリンクフレームにおける所定の組のビット
に関して計算される。正しいチェックサムのないRCSに
よって受取られたフレームは無視される(即ち、拒否さ
れる)。
ることのない受信したフレームを拒否することを可能と
する。RCSへ送信される各アップリンクデータフレーム
内にチェックサムを計算し且つコード化させるのはIVU
の責任である。cksフィールドはRCSによって読取られる
全てのアップリンクフレームにおける所定の組のビット
に関して計算される。正しいチェックサムのないRCSに
よって受取られたフレームは無視される(即ち、拒否さ
れる)。
1ビットval/lobatフィールドはフレーム1乃至31に
おけるval及びフレーム0におけるlobatである。ValはI
VUによって効率的にセットされるか又はクリアすること
が可能である。この特徴は、データの全てを書き直す必
要性なしに、IVUリンクASICメモリの選択した領域を効
率的に有効化又は無効化させるために使用することが可
能である。Lobatフィールドはフレーム0においてのみ
使用可能であり且つIVUリンクASICバッテリ(即ち、供
給電圧)のステータスを表わす。Lobatが0に等しいと
いうことは、IVUリンクASICが主要なバッテリによって
電力が供給されており且つ全ての機能が活性状態である
ことを表わし、一方Lobatが1に等しいということは、
バックアップのバッテリが活性状態であり且つIVUリン
クASICが機能が減少された状態で動作状態にあることを
表わしている。
おけるval及びフレーム0におけるlobatである。ValはI
VUによって効率的にセットされるか又はクリアすること
が可能である。この特徴は、データの全てを書き直す必
要性なしに、IVUリンクASICメモリの選択した領域を効
率的に有効化又は無効化させるために使用することが可
能である。Lobatフィールドはフレーム0においてのみ
使用可能であり且つIVUリンクASICバッテリ(即ち、供
給電圧)のステータスを表わす。Lobatが0に等しいと
いうことは、IVUリンクASICが主要なバッテリによって
電力が供給されており且つ全ての機能が活性状態である
ことを表わし、一方Lobatが1に等しいということは、
バックアップのバッテリが活性状態であり且つIVUリン
クASICが機能が減少された状態で動作状態にあることを
表わしている。
1ビットSenseフィールドはリザーブされている。検
知されたマイクロ波レベルが予め設定したスレッシュホ
ールドを超える場合には、IVUリンクASICは感度ビットT
RUEをセットする。この特徴は、オプションとして、ダ
ウンリンク取引が信頼性をもって開始させることが可能
である場合を決定するためにRCSによって使用すること
が可能である。
知されたマイクロ波レベルが予め設定したスレッシュホ
ールドを超える場合には、IVUリンクASICは感度ビットT
RUEをセットする。この特徴は、オプションとして、ダ
ウンリンク取引が信頼性をもって開始させることが可能
である場合を決定するためにRCSによって使用すること
が可能である。
Fackはフレームが正しく受取られ且つ同一の態様でコ
ード化されることを表わす。
ード化されることを表わす。
3ビットFmフィールドもリザーブされている。これら
のビットはIVUリンクASICによって各フレーム内にコー
ド化され且つRCSハードウエアによって使用されて、ど
こでフレームが終了するか及びどこで次のフレームが開
始するかを決定する。前述したように、全てのデータは
整数倍のフレームで転送される。
のビットはIVUリンクASICによって各フレーム内にコー
ド化され且つRCSハードウエアによって使用されて、ど
こでフレームが終了するか及びどこで次のフレームが開
始するかを決定する。前述したように、全てのデータは
整数倍のフレームで転送される。
32ビットのFerrフィールドはどの受信したフレームが
エラーであるかをRCSに知らせるために、否定的確認(N
ack)メッセージの一部としてIVEによって使用される。
Ferr内において1にセットされる各ビットは、受取った
フレームのフレーム番号がエラーであることを表わす。
例えば、80000002の値は、フレーム1及び31がエラーで
あることを表わす。
エラーであるかをRCSに知らせるために、否定的確認(N
ack)メッセージの一部としてIVEによって使用される。
Ferr内において1にセットされる各ビットは、受取った
フレームのフレーム番号がエラーであることを表わす。
例えば、80000002の値は、フレーム1及び31がエラーで
あることを表わす。
4ビットのSeqは取引シーケンス番号としてクリプト
ール(Kryptor)によって割当てられ且つ各新たなSeqに
対して1だけインクリメントされる。割当てられたTxse
qはダウンリンクメッセージの一部としてIVUへ送信され
る。IVUが正しくダウンリンクメッセージを受取ると、S
eqの値はUdataビットを保存するために、全ての爾後の
アップリンクフレーム内にコード化される(即ち、Ack
及びData)。
ール(Kryptor)によって割当てられ且つ各新たなSeqに
対して1だけインクリメントされる。割当てられたTxse
qはダウンリンクメッセージの一部としてIVUへ送信され
る。IVUが正しくダウンリンクメッセージを受取ると、S
eqの値はUdataビットを保存するために、全ての爾後の
アップリンクフレーム内にコード化される(即ち、Ack
及びData)。
4ビットLane番号がその割当てられた5車線番号に従
ってクリプトールによって割当てられ、且つダウンリン
クメッセージの一部としてIVUへ送信される。IVUが正し
くダウンリンクメッセージを受取ると、Laneの値は車線
を横切っての読取りを解消するために全ての爾後のアッ
プリンクデータフレーム内にコード化される。これは、
Seqが単に4ビットの長さであり、従ってユニークさ即
ち独自性が車線に亘って必ずしも維持されない場合には
特に重要である。勿論、Txseq及び車線番号によって使
用されるビット数は4である必要はない。これは単に便
宜的且つ妥当な選択であるに過ぎない。
ってクリプトールによって割当てられ、且つダウンリン
クメッセージの一部としてIVUへ送信される。IVUが正し
くダウンリンクメッセージを受取ると、Laneの値は車線
を横切っての読取りを解消するために全ての爾後のアッ
プリンクデータフレーム内にコード化される。これは、
Seqが単に4ビットの長さであり、従ってユニークさ即
ち独自性が車線に亘って必ずしも維持されない場合には
特に重要である。勿論、Txseq及び車線番号によって使
用されるビット数は4である必要はない。これは単に便
宜的且つ妥当な選択であるに過ぎない。
RCSがオン・オフキーと呼ばれるプロセスによってダ
ウンリンクデータをIVUへ送信する。RCSの連続波マイク
ロ波出力がIVUへ送信されるべきデータに従ってオン・
オフスイッチされる。IVUはそのアンテナにおいて受信
したマイクロ波エネルギにおけるこれらの遷移を検知し
且つデコードすることが可能である。IVUに対してRCSの
方向に送られたデータはダウンリンク方向であると定義
される。1ビットの連続的なシーケンスを送給するデー
タレートは384Kbaudであり、一方0ビットの連続的なシ
ーケンスを送給するデータレートは192Kbaudである。従
って、ダウンリンクデータ転送に対する最悪のデータレ
ートは192Kbaudである。
ウンリンクデータをIVUへ送信する。RCSの連続波マイク
ロ波出力がIVUへ送信されるべきデータに従ってオン・
オフスイッチされる。IVUはそのアンテナにおいて受信
したマイクロ波エネルギにおけるこれらの遷移を検知し
且つデコードすることが可能である。IVUに対してRCSの
方向に送られたデータはダウンリンク方向であると定義
される。1ビットの連続的なシーケンスを送給するデー
タレートは384Kbaudであり、一方0ビットの連続的なシ
ーケンスを送給するデータレートは192Kbaudである。従
って、ダウンリンクデータ転送に対する最悪のデータレ
ートは192Kbaudである。
ダウンリンク処理を開始させるために、RCSはリッス
ン(聴取)コマンドをIVUへ送給する。この原始的なリ
ッスン(聴取)コマンドは、同時的にデータをRCSへ送
信している間であってもIVUがこのコマンドを検知する
ことが可能であるという点において特別なものである。
この原始的なリッスン(聴取)コマンドが適切に受取ら
れると、IVUはデータを受取ることを予期して送信を停
止する。次いで、RCSはダウンリンク処理を完了するこ
とが可能である。
ン(聴取)コマンドをIVUへ送給する。この原始的なリ
ッスン(聴取)コマンドは、同時的にデータをRCSへ送
信している間であってもIVUがこのコマンドを検知する
ことが可能であるという点において特別なものである。
この原始的なリッスン(聴取)コマンドが適切に受取ら
れると、IVUはデータを受取ることを予期して送信を停
止する。次いで、RCSはダウンリンク処理を完了するこ
とが可能である。
従って、ダウンリンク処理はオプションとしての原始
的なコマンドとそれに続くコマンドメッセージから構成
されている。コマンドメッセージは、コマンドフレーム
とオプションとしてそれに続くもう一つのデータフレー
ムから構成されている。IVUは自動的に送信モードへス
イッチし、続いてマイクロ波リンクを介して有効なコマ
ンドメッセージを受取る。この特徴は、リッスン(聴
取)モードに止どまるIVUはRCSによって検知することが
できないので重要である。ダウンリンク処理は以下に示
すように幾つかのレベルにおいて実行することが可能で
ある。
的なコマンドとそれに続くコマンドメッセージから構成
されている。コマンドメッセージは、コマンドフレーム
とオプションとしてそれに続くもう一つのデータフレー
ムから構成されている。IVUは自動的に送信モードへス
イッチし、続いてマイクロ波リンクを介して有効なコマ
ンドメッセージを受取る。この特徴は、リッスン(聴
取)モードに止どまるIVUはRCSによって検知することが
できないので重要である。ダウンリンク処理は以下に示
すように幾つかのレベルにおいて実行することが可能で
ある。
a: <CmdPrim><dly><CmdFrame> b: <CmdPrim><dly><CmdFrame><DataFrl...Data
FrN> 尚、<CmdPrim>=コマンドプリミティブ <dly>=遅延 <CmdFrame>=コマンドフレーム <DataFrN>=データフレーム番号N タイプ(a)のメッセージは、例えば選択したフレー
ムの無効化などのより複雑な処理を実行することが可能
である。タイプ(b)のメエッセージは、実際のデータ
をIVUリンクASICメモリ内に書込むことを必要とする。
FrN> 尚、<CmdPrim>=コマンドプリミティブ <dly>=遅延 <CmdFrame>=コマンドフレーム <DataFrN>=データフレーム番号N タイプ(a)のメッセージは、例えば選択したフレー
ムの無効化などのより複雑な処理を実行することが可能
である。タイプ(b)のメエッセージは、実際のデータ
をIVUリンクASICメモリ内に書込むことを必要とする。
原始的なコマンド、コマンドフレーム及びデータフレ
ームについて以下に説明する。コマンドプリミティブ
は、IVU動作モードを変更させるか又は爾後のコマンド
メッセージを受取るためにIVUを準備させるために使用
される特別のコマンドである。全てのコマンドプリミテ
ィブは、コマンド信号と、それに続く16データビットの
シーケンスとそれに続くフレームマーカとから構成され
ている。コマンド信号及びフレームマーカは二進データ
によって定義されるフォーマットに適合するものではな
い。コマンド信号は、すぐ後に続く二進データを受取る
ことを予期してIVUを一時的にリッスン(聴取)モード
へ強制的にさせる。IVUへの二進データの信頼性のある
送信を確保するためにIVUがリッスン(聴取)モードと
なることが必要である。
ームについて以下に説明する。コマンドプリミティブ
は、IVU動作モードを変更させるか又は爾後のコマンド
メッセージを受取るためにIVUを準備させるために使用
される特別のコマンドである。全てのコマンドプリミテ
ィブは、コマンド信号と、それに続く16データビットの
シーケンスとそれに続くフレームマーカとから構成され
ている。コマンド信号及びフレームマーカは二進データ
によって定義されるフォーマットに適合するものではな
い。コマンド信号は、すぐ後に続く二進データを受取る
ことを予期してIVUを一時的にリッスン(聴取)モード
へ強制的にさせる。IVUへの二進データの信頼性のある
送信を確保するためにIVUがリッスン(聴取)モードと
なることが必要である。
三フェーズ処理期間中に、二つのコマンドがRCSリン
クコンオローラによってIVUへ送給される場合がある。
コミットを受取った後に、RCSはチャレンジの書込みを
行うためにWRITEコマンドを発行する。支払いデータの
幾つかを受取った後に、RCSはSELECTコマンドを発生し
て、異なるスクロール範囲を選択する。それは、更に、
<fsel>フィールドを00000000へセットしたSELECTコマ
ンドを発行することによって処理を成功裡に完了した後
にIVUに対して静止状態となることを告げる。IVUは、マ
イクロ波フィールドから抜出し新たなマイクロ波フィー
ルドに入るまで「ウエイクアップ」することはない。
クコンオローラによってIVUへ送給される場合がある。
コミットを受取った後に、RCSはチャレンジの書込みを
行うためにWRITEコマンドを発行する。支払いデータの
幾つかを受取った後に、RCSはSELECTコマンドを発生し
て、異なるスクロール範囲を選択する。それは、更に、
<fsel>フィールドを00000000へセットしたSELECTコマ
ンドを発行することによって処理を成功裡に完了した後
にIVUに対して静止状態となることを告げる。IVUは、マ
イクロ波フィールドから抜出し新たなマイクロ波フィー
ルドに入るまで「ウエイクアップ」することはない。
コマンド信号を送った後に、短いコマンドプリミティ
ブ、次いでコマンドフレーム及びデータフレームが存在
する場合がある。このコマンドプリミティブはコマンド
プリミティブを受取るIVUであってそれが意図されてい
ないものはコマンドフレームを待つことなしにスクロー
リングへ戻ることが可能であるような態様で選択されて
いる。このことは、書込みコマンドに対しては次のよう
なダウンリンク処理となる。
ブ、次いでコマンドフレーム及びデータフレームが存在
する場合がある。このコマンドプリミティブはコマンド
プリミティブを受取るIVUであってそれが意図されてい
ないものはコマンドフレームを待つことなしにスクロー
リングへ戻ることが可能であるような態様で選択されて
いる。このことは、書込みコマンドに対しては次のよう
なダウンリンク処理となる。
コマンドプリミティブ コマンドフレーム これは、更に、特定のコマンドに対して以下のようにな
る。
る。
コマンドプリミティブ コマンドフレーム フレーム0の選択は意味をなさないので(それはNack
フレームである)、fselフィールドの最後のビットは、
実際には、SELECTコマンドとWRITEコマンドとの間を区
別することに貢献する。従って、奇数コマンドコードの
みが許される。
フレームである)、fselフィールドの最後のビットは、
実際には、SELECTコマンドとWRITEコマンドとの間を区
別することに貢献する。従って、奇数コマンドコードの
みが許される。
前述したように、コマンドメッセージは常にコマンド
フレームで開始する。コマンドフレームは以下のフィー
ルドに分割することが可能である。
フレームで開始する。コマンドフレームは以下のフィー
ルドに分割することが可能である。
ClrFack=1は、全てのダウンリンクコマンドの後にF
ackビットマスクをクリアすることを意味する。
ackビットマスクをクリアすることを意味する。
コマンドコード<Cmd>は、所要に応じてIVUにコマン
ドを与えるメカニズムを提供している。最初に、単一の
コマンドコードが必要とされ、それはデータを選択した
IVUリンクASICメモリ内へ書込ませる。その他のコマン
ドコードは将来の特定されていない機能のためにリザー
ブされる。
ドを与えるメカニズムを提供している。最初に、単一の
コマンドコードが必要とされ、それはデータを選択した
IVUリンクASICメモリ内へ書込ませる。その他のコマン
ドコードは将来の特定されていない機能のためにリザー
ブされる。
<magic>フィールドは、コマンドプリミティブの第
一バイトと定数との排他的OR処理をした値である。その
定数が55(16進数)である場合には、それは、第一バイ
トが1ane/sequence(車線/シーケンス)として解釈さ
れるべきであることを表わす。その定数がAA(16進数)
である場合には、第一バイトはスプーフ(spoof)の第
一バイトとして組込まれるべきである。
一バイトと定数との排他的OR処理をした値である。その
定数が55(16進数)である場合には、それは、第一バイ
トが1ane/sequence(車線/シーケンス)として解釈さ
れるべきであることを表わす。その定数がAA(16進数)
である場合には、第一バイトはスプーフ(spoof)の第
一バイトとして組込まれるべきである。
32ビットのcrcは、コマンドフレームを含む全てのフ
レームの有効性を検証するためにIVUによって使用され
る。正しくないcrcを有するコマンドフレームは無視さ
れる。fmフィールドは、コマンド及びデータフレームの
終わりを識別するためにIVUによって使用される。スプ
ーフフィールドSpoof1及びSpoof2及びcrcの両方が、ダ
ウンリンクメッセージがそれが意図された単一のIVUに
よって受付けられたことを確保するために使用される。
レームの有効性を検証するためにIVUによって使用され
る。正しくないcrcを有するコマンドフレームは無視さ
れる。fmフィールドは、コマンド及びデータフレームの
終わりを識別するためにIVUによって使用される。スプ
ーフフィールドSpoof1及びSpoof2及びcrcの両方が、ダ
ウンリンクメッセージがそれが意図された単一のIVUに
よって受付けられたことを確保するために使用される。
前述した如く、コマンドメッセージは、オプションと
して、一つ又はそれ以上のダウンリンクデータフレーム
を有することが可能である。ダウンリンクデータフレー
ムは、IVUリンクASICメモリへ書込まれるべきデータを
包含している。各ダウンリンクデータフレームは上に示
したようなフィールドに分割されている。
して、一つ又はそれ以上のダウンリンクデータフレーム
を有することが可能である。ダウンリンクデータフレー
ムは、IVUリンクASICメモリへ書込まれるべきデータを
包含している。各ダウンリンクデータフレームは上に示
したようなフィールドに分割されている。
FrNoフィールドはアップリンクフレーム内の対応する
フィオールドと同一である。IVUは受取った各フレーム
を検証するためにcrcを使用する。この技術は、IVUがエ
ラーを検知し且つどの受取ったフレームがエラーである
かをNackフレームでインタロゲータ(質問器)へ知らせ
ることを可能とする。fmフィールドは各フレームの終わ
りに取付けられるがそれはリストした128ビット以外の
ものである。
フィオールドと同一である。IVUは受取った各フレーム
を検証するためにcrcを使用する。この技術は、IVUがエ
ラーを検知し且つどの受取ったフレームがエラーである
かをNackフレームでインタロゲータ(質問器)へ知らせ
ることを可能とする。fmフィールドは各フレームの終わ
りに取付けられるがそれはリストした128ビット以外の
ものである。
FrameM=フレーム0以外のフレーム Etxid=Txidの16ビット暗号化部分 フレーム0は常に否定的確認として使用される。
IVUリンクASICは4096ビットのメモリ容量を有してお
り且つマイクロ波リンクを介して双方向通信を行うこと
が可能である。このワイヤリンク特徴は、道路課金適用
例に対して必要なものではないので、ファームウエアで
構成されているものではない。マイクロ波リンクは192K
baudの最悪のデータレートで動作する。IVUは、IVUリン
クASIメモリから選択したデータフレームを介してスク
ローリングすることによってRCSへアップリンクメッセ
ージを送信する。異なるレベルの性能及びデータを有す
る適用例を満足させるために、IVUリンクASICメモリか
らスクロールされるべきフレーム数は変化させることが
可能である。選択されたフレームが繰返しスクロールす
るような態様でフレームは継続的にスクロールされる。
この技術は、すれすれのマイクロ波リンク条件下で信頼
性のあるアップリンクデータ送信を可能としている。IV
Uが予め設定した時間期間に対するマイクロ波フィール
ドを出ると、それは自動的にコミットデータメッセージ
へ復帰する。従って、IVUが最初に読取り範囲に入る
と、RCSはコミットデータメッセージを効率的に読出す
ことが可能である。このコミットデータメッセージは自
動的にIVUASICリンクメモリ内に再ロードされ、続いて
マイクロ波リンクを介して各処理が行われる。RCSはIVU
に対してIVUリンクASICメモリの選択したフレームを介
してスクロールするべくコマンドを与える場合がある。
IVUは、それがマイクロ波フィールドを出るか又は別の
コマンドを受取るまで、選択したフレームを継続してス
クロールする。
り且つマイクロ波リンクを介して双方向通信を行うこと
が可能である。このワイヤリンク特徴は、道路課金適用
例に対して必要なものではないので、ファームウエアで
構成されているものではない。マイクロ波リンクは192K
baudの最悪のデータレートで動作する。IVUは、IVUリン
クASIメモリから選択したデータフレームを介してスク
ローリングすることによってRCSへアップリンクメッセ
ージを送信する。異なるレベルの性能及びデータを有す
る適用例を満足させるために、IVUリンクASICメモリか
らスクロールされるべきフレーム数は変化させることが
可能である。選択されたフレームが繰返しスクロールす
るような態様でフレームは継続的にスクロールされる。
この技術は、すれすれのマイクロ波リンク条件下で信頼
性のあるアップリンクデータ送信を可能としている。IV
Uが予め設定した時間期間に対するマイクロ波フィール
ドを出ると、それは自動的にコミットデータメッセージ
へ復帰する。従って、IVUが最初に読取り範囲に入る
と、RCSはコミットデータメッセージを効率的に読出す
ことが可能である。このコミットデータメッセージは自
動的にIVUASICリンクメモリ内に再ロードされ、続いて
マイクロ波リンクを介して各処理が行われる。RCSはIVU
に対してIVUリンクASICメモリの選択したフレームを介
してスクロールするべくコマンドを与える場合がある。
IVUは、それがマイクロ波フィールドを出るか又は別の
コマンドを受取るまで、選択したフレームを継続してス
クロールする。
RCSは192Kbudの最悪のデータレートにおいてIVUと双
方向通信を行うことが可能である。RCSリンクコントロ
ーラは、受取ったアップリンクIVUデータをクリプトー
ル(Kryptor)へ送信することを可能とするシリアルポ
ートをサポートしている。同様に、クリプトール(Kryp
tor)はRCSがIVUへデータをダウンリンク送信すること
を要求する場合がある。RCSはIVUからの離散的フレーム
におけるアップリンクデータを読取るべく構成されてい
る。同一のIVUからの個々のフレームが、マイクロ波リ
ンクの特性に依存して、連続的か又は非連続的な態様で
読取られる場合がある。RCSは、最も強い信号を出して
いるIVUからのデータを受取り且つより弱い信号を出し
ているIVUからのデータを拒否するような態様で構成さ
れている。二つ又はそれ以上のIVUが同一の信号を出し
ている場合には、何れのIVUも読取られることはない。
アンテナ通信ゾーンは、通常、典型的なIVUとIVUとの間
隔と比較して小さいものであると仮定されている。この
状態は、二つ又はそれ以上のIVUが同一の信号をRCSへ提
供することの可能性を最小としている。それらが発生さ
れたIVUに従ってフレームを再組立することを可能とす
るために、64ビットのTxidが各アップリンクInit及びNa
ckフレーム内にコード化されている。この特徴は、複数
個のIVUが与えられたRCSの読取り範囲内に同時的に位置
している場合があるので重要である。Txidは各新たな取
引に対しIVUによって形成される。新たなTxidがクリプ
トール(Kryptor)によって受取られると、4ビット車
線番号(Lane)及び4ビット取引(処理)シーケンス
(Txseq)番号がその取引(処理)に割当てられる。そ
の車線番号は料金所コンピュータによって各クリプトー
ル(Kryptor)へ与えられる値に対応している。Txseqは
4ビット番号であり、それは各新たな取引(処理)に対
してクリプトール(Kryptor)によって逐次的に割当て
られる。これらの値はチャレンジメッセージの一部とし
てIVUへ送られるダウンリンクメッセージ内にコード化
される。ダウンリンクメッセージがIVUによって正しく
受取られると、Lane及びTxseqの値は各Ack及びDataフレ
ーム内にコード化される。これらの値は、Txidと同一の
目的を達成するが、より少ないビットによって行われる
(即ち、64ビットに対し8ビット)。又、アップリンク
フレームは1個を超えた数のRCSによって読取ることが
可能であり、その場合には、競合(例えば、車線を超え
ての読取り)を解消するために料金所コンピュータによ
って車線番号を使用することが可能である。
方向通信を行うことが可能である。RCSリンクコントロ
ーラは、受取ったアップリンクIVUデータをクリプトー
ル(Kryptor)へ送信することを可能とするシリアルポ
ートをサポートしている。同様に、クリプトール(Kryp
tor)はRCSがIVUへデータをダウンリンク送信すること
を要求する場合がある。RCSはIVUからの離散的フレーム
におけるアップリンクデータを読取るべく構成されてい
る。同一のIVUからの個々のフレームが、マイクロ波リ
ンクの特性に依存して、連続的か又は非連続的な態様で
読取られる場合がある。RCSは、最も強い信号を出して
いるIVUからのデータを受取り且つより弱い信号を出し
ているIVUからのデータを拒否するような態様で構成さ
れている。二つ又はそれ以上のIVUが同一の信号を出し
ている場合には、何れのIVUも読取られることはない。
アンテナ通信ゾーンは、通常、典型的なIVUとIVUとの間
隔と比較して小さいものであると仮定されている。この
状態は、二つ又はそれ以上のIVUが同一の信号をRCSへ提
供することの可能性を最小としている。それらが発生さ
れたIVUに従ってフレームを再組立することを可能とす
るために、64ビットのTxidが各アップリンクInit及びNa
ckフレーム内にコード化されている。この特徴は、複数
個のIVUが与えられたRCSの読取り範囲内に同時的に位置
している場合があるので重要である。Txidは各新たな取
引に対しIVUによって形成される。新たなTxidがクリプ
トール(Kryptor)によって受取られると、4ビット車
線番号(Lane)及び4ビット取引(処理)シーケンス
(Txseq)番号がその取引(処理)に割当てられる。そ
の車線番号は料金所コンピュータによって各クリプトー
ル(Kryptor)へ与えられる値に対応している。Txseqは
4ビット番号であり、それは各新たな取引(処理)に対
してクリプトール(Kryptor)によって逐次的に割当て
られる。これらの値はチャレンジメッセージの一部とし
てIVUへ送られるダウンリンクメッセージ内にコード化
される。ダウンリンクメッセージがIVUによって正しく
受取られると、Lane及びTxseqの値は各Ack及びDataフレ
ーム内にコード化される。これらの値は、Txidと同一の
目的を達成するが、より少ないビットによって行われる
(即ち、64ビットに対し8ビット)。又、アップリンク
フレームは1個を超えた数のRCSによって読取ることが
可能であり、その場合には、競合(例えば、車線を超え
ての読取り)を解消するために料金所コンピュータによ
って車線番号を使用することが可能である。
RCSはIVUへデータのダウンリンク送信を行うことが可
能である。そのコマンドメッセージは、そのメッセージ
を受取ったIVUのみがそのデータを受付けることを確保
するために、Txidの16ビットの暗号化バージョン(Etxi
d)を有している。更に、コマンドメッセージ内にコー
ド化したcrcは、正しいIVUのみがそのメッセージを受付
けることを更に確保するために、コマンドフレーム自身
に加えて完全な64ビットのTxidに関して計算される。RC
Sがダウンリンクメッセージを送信することを所望する
場合には、それはダウンリンク要求信号をアサート即ち
活性化させ且つアサート即ち活性化されるべき適切なダ
ウンリンク許可信号を待つ。
能である。そのコマンドメッセージは、そのメッセージ
を受取ったIVUのみがそのデータを受付けることを確保
するために、Txidの16ビットの暗号化バージョン(Etxi
d)を有している。更に、コマンドメッセージ内にコー
ド化したcrcは、正しいIVUのみがそのメッセージを受付
けることを更に確保するために、コマンドフレーム自身
に加えて完全な64ビットのTxidに関して計算される。RC
Sがダウンリンクメッセージを送信することを所望する
場合には、それはダウンリンク要求信号をアサート即ち
活性化させ且つアサート即ち活性化されるべき適切なダ
ウンリンク許可信号を待つ。
RCSプログラムコードは、好適には、リードオンリー
メモリ(ROM)及び電気的消去可能リードオンリーメモ
リ(EEPROM)の両方において実現される。EEPROMメモリ
はシリアル通信ポートに関するフィールドにおいて便利
なアップグレードを与える。RCSは揮発性及び非揮発性
の両方のメモリにおいて全てのコンフィギュレーション
(形態)パラメータを格納する。揮発性メモリにおける
格納はRCSの実時間動作期間中に高速のアクセスを与え
る。非揮発性メモリにおける格納は、RCSコンフィギュ
レーション(形態)の長期間の信頼性及びセキュリティ
を与える。コンフィギュレーションEEPROMは100,000書
込みサイクルの性能を有している。電気的ノイズやその
他の安全性がより低い揮発性メモリを崩壊させるその他
の干渉の可能性に対する対策として、RCSは揮発性メモ
リに対して周期的にEEPROMコンフィギュレーションパラ
メータを格納する。
メモリ(ROM)及び電気的消去可能リードオンリーメモ
リ(EEPROM)の両方において実現される。EEPROMメモリ
はシリアル通信ポートに関するフィールドにおいて便利
なアップグレードを与える。RCSは揮発性及び非揮発性
の両方のメモリにおいて全てのコンフィギュレーション
(形態)パラメータを格納する。揮発性メモリにおける
格納はRCSの実時間動作期間中に高速のアクセスを与え
る。非揮発性メモリにおける格納は、RCSコンフィギュ
レーション(形態)の長期間の信頼性及びセキュリティ
を与える。コンフィギュレーションEEPROMは100,000書
込みサイクルの性能を有している。電気的ノイズやその
他の安全性がより低い揮発性メモリを崩壊させるその他
の干渉の可能性に対する対策として、RCSは揮発性メモ
リに対して周期的にEEPROMコンフィギュレーションパラ
メータを格納する。
RCSによって受取られるデータのアップリンクフレー
ムが正しいIVUと正確に関連することを確保するため
に、以下のことが好適である。
ムが正しいIVUと正確に関連することを確保するため
に、以下のことが好適である。
(1)Initフレームが、IVUによって割当てられ且つ取
引(処理)の期間中独自性のある64ビット取引ID(Txi
d)フィールドを有している。
引(処理)の期間中独自性のある64ビット取引ID(Txi
d)フィールドを有している。
(2)全てのアップリンクデータフレーム及びAckフレ
ームが、RCSによって割当てられ且つTxidと前にIVUへ書
込まれた路側課金ステーションの車線番号の両方と独自
的に関連している8ビットのTxseq/Laneフィールドを有
している。
ームが、RCSによって割当てられ且つTxidと前にIVUへ書
込まれた路側課金ステーションの車線番号の両方と独自
的に関連している8ビットのTxseq/Laneフィールドを有
している。
RCSは、好適には、アップリンクのデータの受取りに
関して以下の如くに機能する。
関して以下の如くに機能する。
(1)全ての受取ったアップリンクフレームの正しいチ
ェックサムを検証する。
ェックサムを検証する。
(2)全ての検証し且つユニークなIVUデータフレーム
をすぐにクリプトール(Kryptor)へ報告する。
をすぐにクリプトール(Kryptor)へ報告する。
(3)最後のn個のIVUのステータスをアップリンクIVU
バッファ内に維持し、尚nは適用例に対して最適化され
るべきパラメータである。
バッファ内に維持し、尚nは適用例に対して最適化され
るべきパラメータである。
(4)冗長なアップリンクフレームデータをフィルタし
且つ診断ハンドシェークカウントを維持する。
且つ診断ハンドシェークカウントを維持する。
アップリンクデータ転送は、図4Aに示したフローチャ
ートに従って動作する。理解されるように、アップリン
クデータフレームは、最初に、コード化された4ビット
cksが正しいことを確かめるためにチェックされる。受
取ったエラーのフレームは単に無視される。次いで、エ
ラーなしで受取ったフレームはユニークな64ビットのTx
idに対して、又はAck/Dataフレームの場合には、対応す
る8ビットTxseq/Laneの値に対してチェックされる。RC
Sはn個のアップリンクIVUバッファを維持し、尚nは適
用例に対して最適化される。各アップリンクIVUバッフ
ァはTxidを有しており、且つ個別的なIVUフレームの各
々に対応する32個の128ビットの値に対して格納を与え
る。
ートに従って動作する。理解されるように、アップリン
クデータフレームは、最初に、コード化された4ビット
cksが正しいことを確かめるためにチェックされる。受
取ったエラーのフレームは単に無視される。次いで、エ
ラーなしで受取ったフレームはユニークな64ビットのTx
idに対して、又はAck/Dataフレームの場合には、対応す
る8ビットTxseq/Laneの値に対してチェックされる。RC
Sはn個のアップリンクIVUバッファを維持し、尚nは適
用例に対して最適化される。各アップリンクIVUバッフ
ァはTxidを有しており、且つ個別的なIVUフレームの各
々に対応する32個の128ビットの値に対して格納を与え
る。
ワードの第一バイトはTxseq/Laneフィールドに対応し
ている。第二バイトはアップリンクフレームステータス
バイトに対応している。このアップリンクフレームステ
ータスバイトはアップリンクフレームの第一バイトに対
応しており且つFrNo及びVa10から構成されている(フレ
ーム0に対してのみ)。この値の第三バイトはハンドシ
ェークカウント(即ち、そのフレームに対する冗長な読
取りの数)を有している。ユニークな即ち独特のTxidを
有するフレームが受取られると仮定すると、RCSは、新
たなIVUデータバッファが最も古いIVUデータバッファの
上書きをするように、アップリンクIVUバッファポイン
タを回転させる。次いで、Txid及びステータスがそのバ
ッファ内に格納たれ、対応するフレームに対するハンド
シェークカウントが1にセットされ、且つフレーム全体
がクリプトール(Kryptor)へ報告される。注意すべき
ことであるが、フレーム全体がクリプトール(Krypto
r)へ報告されると、Tixd及びステータスバイトのみがR
CSによって格納されることが必要であるに過ぎない。新
たなフレームがユニークでない即ち独特でないTxidで受
取られると仮定すると、フレームステータスバイトが格
納され、対応するフレームハンドシェークカウントは1
にセットされ、且つフレーム全体が報告される。ユニー
クでない即ち独特でないTxid(又はTxseq/Lane番号)及
びユニークな即ち独特のステータスで前に受取ったフレ
ームが受取られると仮定すると、新たなステータスが格
納され、対応するハンドシェークカウント(HS)が1に
セットされ、且つそのフレームが報告される。ユニーク
でない即ち独特でないTxid及びユニークでない即ち独特
でないステータスで前に受取ったフレームが受取られる
と仮定すると、対応するハンドシェークカウントがイン
クリメントされ且つそのフレームはそうでなければ無視
される。フレームがクリプトール(Kryptor)へ報告さ
れる毎に、そのフレームが未決のダウンリンクメッセー
ジ要求に対応するNackフレームであるか否かを判別する
ためにチェックが行われる。そうである場合には、ダウ
ンリンク許可が受取られると、ダウンリンクメッセージ
再試行が開始される。注意すべきことであるが、与えら
れたIVUのフレームステータスは、単一の取引(処理)
の期間中に変化することが可能である。これらのフレー
ムはユニーク即ち独特のものと考えられ且つすぐにクリ
プトール(Kryptor)へ報告される。Txid又はステータ
スバイトの何れかに対応する変化を発生することなしに
IVUリンクASICメモリ内のUdataが変化されることがない
ことを確保することはIVUの責任である。これらの拘束
条件は、Initに対する各フレーム及びNackフレームの最
初の9バイト及びAckに対する各フレーム及びデータフ
レームの最初の2バイトに基づいて、RCSファームウエ
ア内において効率的なユニーク性(独自性)の判別を与
えている。
ている。第二バイトはアップリンクフレームステータス
バイトに対応している。このアップリンクフレームステ
ータスバイトはアップリンクフレームの第一バイトに対
応しており且つFrNo及びVa10から構成されている(フレ
ーム0に対してのみ)。この値の第三バイトはハンドシ
ェークカウント(即ち、そのフレームに対する冗長な読
取りの数)を有している。ユニークな即ち独特のTxidを
有するフレームが受取られると仮定すると、RCSは、新
たなIVUデータバッファが最も古いIVUデータバッファの
上書きをするように、アップリンクIVUバッファポイン
タを回転させる。次いで、Txid及びステータスがそのバ
ッファ内に格納たれ、対応するフレームに対するハンド
シェークカウントが1にセットされ、且つフレーム全体
がクリプトール(Kryptor)へ報告される。注意すべき
ことであるが、フレーム全体がクリプトール(Krypto
r)へ報告されると、Tixd及びステータスバイトのみがR
CSによって格納されることが必要であるに過ぎない。新
たなフレームがユニークでない即ち独特でないTxidで受
取られると仮定すると、フレームステータスバイトが格
納され、対応するフレームハンドシェークカウントは1
にセットされ、且つフレーム全体が報告される。ユニー
クでない即ち独特でないTxid(又はTxseq/Lane番号)及
びユニークな即ち独特のステータスで前に受取ったフレ
ームが受取られると仮定すると、新たなステータスが格
納され、対応するハンドシェークカウント(HS)が1に
セットされ、且つそのフレームが報告される。ユニーク
でない即ち独特でないTxid及びユニークでない即ち独特
でないステータスで前に受取ったフレームが受取られる
と仮定すると、対応するハンドシェークカウントがイン
クリメントされ且つそのフレームはそうでなければ無視
される。フレームがクリプトール(Kryptor)へ報告さ
れる毎に、そのフレームが未決のダウンリンクメッセー
ジ要求に対応するNackフレームであるか否かを判別する
ためにチェックが行われる。そうである場合には、ダウ
ンリンク許可が受取られると、ダウンリンクメッセージ
再試行が開始される。注意すべきことであるが、与えら
れたIVUのフレームステータスは、単一の取引(処理)
の期間中に変化することが可能である。これらのフレー
ムはユニーク即ち独特のものと考えられ且つすぐにクリ
プトール(Kryptor)へ報告される。Txid又はステータ
スバイトの何れかに対応する変化を発生することなしに
IVUリンクASICメモリ内のUdataが変化されることがない
ことを確保することはIVUの責任である。これらの拘束
条件は、Initに対する各フレーム及びNackフレームの最
初の9バイト及びAckに対する各フレーム及びデータフ
レームの最初の2バイトに基づいて、RCSファームウエ
ア内において効率的なユニーク性(独自性)の判別を与
えている。
RCSは、好適には、ダウンリンクデータ通信に関して
以下のように機能する。
以下のように機能する。
(1)クリプトール(Kryptor)からダウンリンクメッ
セージ要求を受取る。
セージ要求を受取る。
(2)イネーブルされた場合に、ダウンリンク許可イン
ターバル期間中にIVUへダウンリンクメッセージを送信
する。
ターバル期間中にIVUへダウンリンクメッセージを送信
する。
(3)IVUからの応答を検証し且つ自動的に必要に応じ
ダウンリンク送信を再試行する。
ダウンリンク送信を再試行する。
(4)IVUによって受取ったエラーのあるフレームのみ
を再送する。
を再送する。
(5)問題が発生した場合にダウンリンク処理の結果を
クリプトール(Kryptor)へ報告する。
クリプトール(Kryptor)へ報告する。
この処理は、クリプトール(Kryptor)がダウンリン
クメッセージ要求をRCSへ送ることによって開始する。R
CSはその要求をダウンリンクメッセージバッファに格納
し、タイムアウトをセットし、コマンドプリミティブと
それに続くコマンドメッセージをダウンリンク許可イン
ターバル期間中にIVUへ送信することによって応答す
る。RCSは断続的に該メッセージを再送し且つ予め設定
した最大再試行カウントを超えたか又はダウンリンクメ
ッセージ要求バッファがその後のダウンリンクメッセー
ジ要求によって上書きされたかの何れかが最初に発生す
るまで全てのデータフレームが成功裡に受取られたこと
を検証することを試みる。ダウンリンクメッセージの試
みの最大数はクリプトール(Kryptor)によってセット
することが可能である。データが成功裡に検証される
と、RCSは対応するAck/Dataフレームをクリプトール(K
ryptor)へ送信することが可能である。ダウンリンクメ
ッセージの検証の前に最大再試行カウントを超えると、
RCSは失敗したダウンリンクステータスメッセージをク
リプトール(Kryptor)へ送給する。
クメッセージ要求をRCSへ送ることによって開始する。R
CSはその要求をダウンリンクメッセージバッファに格納
し、タイムアウトをセットし、コマンドプリミティブと
それに続くコマンドメッセージをダウンリンク許可イン
ターバル期間中にIVUへ送信することによって応答す
る。RCSは断続的に該メッセージを再送し且つ予め設定
した最大再試行カウントを超えたか又はダウンリンクメ
ッセージ要求バッファがその後のダウンリンクメッセー
ジ要求によって上書きされたかの何れかが最初に発生す
るまで全てのデータフレームが成功裡に受取られたこと
を検証することを試みる。ダウンリンクメッセージの試
みの最大数はクリプトール(Kryptor)によってセット
することが可能である。データが成功裡に検証される
と、RCSは対応するAck/Dataフレームをクリプトール(K
ryptor)へ送信することが可能である。ダウンリンクメ
ッセージの検証の前に最大再試行カウントを超えると、
RCSは失敗したダウンリンクステータスメッセージをク
リプトール(Kryptor)へ送給する。
RCSはIVUへダウンリンクメッセージを送り、タイムア
ウトを設定し且つ応答を待機する。ダウンリンクメッセ
ージが内部的にバッファされ且つ以下のうちの一つが発
生するまで未決状態に止どまる。
ウトを設定し且つ応答を待機する。ダウンリンクメッセ
ージが内部的にバッファされ且つ以下のうちの一つが発
生するまで未決状態に止どまる。
(1)ダウンリンクメッセージ最大再試行カウントを超
えるか、又は (2)未決のダウンリンクメッセージ要求が爾後の要求
によって上書きされるか、又は (3)Ack/Dataメッセージが受取られる。
えるか、又は (2)未決のダウンリンクメッセージ要求が爾後の要求
によって上書きされるか、又は (3)Ack/Dataメッセージが受取られる。
予め設定した時間インターバル内にIVUから応答を受
取らない場合には、RCSは、そのメッセージが受取られ
なかったと仮定し且つそのメッセージを再送する(即
ち、タイムアウト経過)。
取らない場合には、RCSは、そのメッセージが受取られ
なかったと仮定し且つそのメッセージを再送する(即
ち、タイムアウト経過)。
IVUはNackメッセージ、又はダウンリンクメッセージ
を受取ると暗示的なアクノレッジメント即ち確認として
そのスクロールフレームにおける変化の何れかで応答す
る。その応答がNackであると、受取ったメッセージはエ
ラーがあり且つRCSは、Efselフィールドによって受信エ
ラーであることが指定されたデータフレームのみを有す
るメッセージを再送する。この処理は、メッセージ全体
がエラーなしで受取られるか、最大再試行カウントを超
えるか、又はダウンリンクメッセージが後の要求によっ
て上書きされるまで継続して行われる。再試行カウント
を超えた場合には、インタロゲータ(質問器)がクリプ
トール(Kryptor)に対して失敗したダウンリンクステ
ータスメッセージを発行する。「暗示的な」アクノレッ
ジメント(確認)を受取ると、前のダウンリンクメッセ
ージはエラーなしで受信されている。この場合には、RC
Sは当然のこととしてクリプトール(Kryptor)へ新たに
受取ったフレームを発行する。
を受取ると暗示的なアクノレッジメント即ち確認として
そのスクロールフレームにおける変化の何れかで応答す
る。その応答がNackであると、受取ったメッセージはエ
ラーがあり且つRCSは、Efselフィールドによって受信エ
ラーであることが指定されたデータフレームのみを有す
るメッセージを再送する。この処理は、メッセージ全体
がエラーなしで受取られるか、最大再試行カウントを超
えるか、又はダウンリンクメッセージが後の要求によっ
て上書きされるまで継続して行われる。再試行カウント
を超えた場合には、インタロゲータ(質問器)がクリプ
トール(Kryptor)に対して失敗したダウンリンクステ
ータスメッセージを発行する。「暗示的な」アクノレッ
ジメント(確認)を受取ると、前のダウンリンクメッセ
ージはエラーなしで受信されている。この場合には、RC
Sは当然のこととしてクリプトール(Kryptor)へ新たに
受取ったフレームを発行する。
最大で160km/h(又は最大で300km/hでも)までの車両
速度でのスマートカード(SC)をベースとした取引を完
了し且つ検証するための一般的な条件が与えられると、
可能な全ての方法で全体的なRCS取引を最適化すること
が望ましい。典型的な道路課金取引の要約を以下に示
す。括弧内の数字は他のより厳しい道路課金条件に対し
て必要とされるフレーム数を表わしている。
速度でのスマートカード(SC)をベースとした取引を完
了し且つ検証するための一般的な条件が与えられると、
可能な全ての方法で全体的なRCS取引を最適化すること
が望ましい。典型的な道路課金取引の要約を以下に示
す。括弧内の数字は他のより厳しい道路課金条件に対し
て必要とされるフレーム数を表わしている。
プレコミットフェーズ期間中において、IVUは各取引
に対し新たな64ビットの取引IDコード(Txid)を与え
る。コミットフェーズと関連している全てのフレームは
必要に応じてIVUリンクASICメモリ内に予めロードされ
る。又、スクロールRAMが初期化されてコミットフェー
ズに対して必要とされるフレームをスクロールによって
排除する。フレーム数は適用例に依存する。これら全て
の動作はIVUがマイクロ波通信ゾーンへ入る前に行われ
るものと仮定され、従って時間は重要ではない。
に対し新たな64ビットの取引IDコード(Txid)を与え
る。コミットフェーズと関連している全てのフレームは
必要に応じてIVUリンクASICメモリ内に予めロードされ
る。又、スクロールRAMが初期化されてコミットフェー
ズに対して必要とされるフレームをスクロールによって
排除する。フレーム数は適用例に依存する。これら全て
の動作はIVUがマイクロ波通信ゾーンへ入る前に行われ
るものと仮定され、従って時間は重要ではない。
コミットフェーズ期間中に、車両が近付くと、IVUは
自動的に送信を行い且つRCSが自動的に全てのアップリ
ンクコミットフレームを受取り且つそれをクリプトール
(Kryptor)へ報告する。スクロールされたフレームは
コミットフェーズに対して必要とされる全てのフレーム
(即ち、1乃至3フレーム)に対応するものと仮定され
る。従って、このフェーズはIVUの側に何らの動作を必
要とするものではない。インタロゲータ(質問器)及び
クリプトール(Kryptor)は、フレーム間のソフトウエ
ア連結が与えられると(即ち、Txid)、幾つかのIVUを
並列的に取扱うことが可能なものとすべきである。勿
論、IVUの近付きつつあるRCS料金所との適合性を確保す
るために料金所がアプローチマイクロ波ビーコン通信を
使用することも可能であり、従って、適合性がない場合
には料金所を通過する前にその道路から離れるか(又は
別の手作業による料金支払所へ行くために)運転者に対
して十分な注意を与えることが可能である。
自動的に送信を行い且つRCSが自動的に全てのアップリ
ンクコミットフレームを受取り且つそれをクリプトール
(Kryptor)へ報告する。スクロールされたフレームは
コミットフェーズに対して必要とされる全てのフレーム
(即ち、1乃至3フレーム)に対応するものと仮定され
る。従って、このフェーズはIVUの側に何らの動作を必
要とするものではない。インタロゲータ(質問器)及び
クリプトール(Kryptor)は、フレーム間のソフトウエ
ア連結が与えられると(即ち、Txid)、幾つかのIVUを
並列的に取扱うことが可能なものとすべきである。勿
論、IVUの近付きつつあるRCS料金所との適合性を確保す
るために料金所がアプローチマイクロ波ビーコン通信を
使用することも可能であり、従って、適合性がない場合
には料金所を通過する前にその道路から離れるか(又は
別の手作業による料金支払所へ行くために)運転者に対
して十分な注意を与えることが可能である。
チャレンジフェーズ期間中においては、全てのコミッ
トデータが受取られると、クリプトール(Kryptor)が
チャレンジメッセージを計算し且つRCSに対して対応す
るダウンリンクメッセージ要求を発行する。次いで、RC
SはチャレンジメッセージをIVUへ送信する。他の箇所に
おいて記載したように、RCSはそのメッセージが検証さ
れるまで必要に応じ必要な再試行を行う。受取ったチャ
レンジデータが正しくない場合にはIVUはNackフレーム
を発行し、その場合に、RCSはすぐさまチャレンジメッ
セージを再送する。IVUが正しいチャレンジメッセージ
を受取ると、それはデータフレーム(即ち、支払いデー
タ)送信する。このメッセージは、正しいチャレンジデ
ータ(即ち、正しいCRC)が受取られ且つチャレンジメ
ッセージを再送する必要がないことをRCSへ知らせる。
次いで、RCSは受信された支払いフレームをクリプトー
ル(Kryptor)へ報告する。幾つかの理由のために、RCS
はn個のIVUに対するダウンリンクメッセージ要求を維
持する。nの値は適用例に対して最適化することが可能
である。ダウンリンクメッセージ要求は、ダウンリンク
メッセージバッファがオーバーフローするまでRCS内に
維持され、オーバーフローすると、最も古い要求が上書
きされる。ダウンリンクメッセージ要求のマルチバッフ
ァ動作は以下のことを可能とさせる。
トデータが受取られると、クリプトール(Kryptor)が
チャレンジメッセージを計算し且つRCSに対して対応す
るダウンリンクメッセージ要求を発行する。次いで、RC
SはチャレンジメッセージをIVUへ送信する。他の箇所に
おいて記載したように、RCSはそのメッセージが検証さ
れるまで必要に応じ必要な再試行を行う。受取ったチャ
レンジデータが正しくない場合にはIVUはNackフレーム
を発行し、その場合に、RCSはすぐさまチャレンジメッ
セージを再送する。IVUが正しいチャレンジメッセージ
を受取ると、それはデータフレーム(即ち、支払いデー
タ)送信する。このメッセージは、正しいチャレンジデ
ータ(即ち、正しいCRC)が受取られ且つチャレンジメ
ッセージを再送する必要がないことをRCSへ知らせる。
次いで、RCSは受信された支払いフレームをクリプトー
ル(Kryptor)へ報告する。幾つかの理由のために、RCS
はn個のIVUに対するダウンリンクメッセージ要求を維
持する。nの値は適用例に対して最適化することが可能
である。ダウンリンクメッセージ要求は、ダウンリンク
メッセージバッファがオーバーフローするまでRCS内に
維持され、オーバーフローすると、最も古い要求が上書
きされる。ダウンリンクメッセージ要求のマルチバッフ
ァ動作は以下のことを可能とさせる。
(1)RCSの読取り/書込み範囲内において複数個のIVU
との同時的な対話。一般に、RCSは、常に、それが最も
最近にデータを受取ったIVUへ書込みを行おうとする。
との同時的な対話。一般に、RCSは、常に、それが最も
最近にデータを受取ったIVUへ書込みを行おうとする。
(2)RCSがNackメッセージを受取る場合には何時でも
ダウンリンクメッセージの再試行を行う。
ダウンリンクメッセージの再試行を行う。
支払いフェーズ期間中に、IVUは、チャレンジフレー
ムを成功裡に受取ることに続いて支払いフレームを発行
する。支払いフレームは受取られるとRCSによってクリ
プトール(Kryptor)へ送信される。クリプトール(Kry
ptor)は支払いデータを使用し、SCが正しく代金請求さ
れたことを確認する。多数の支払いフレームが存在する
場合があるので、RCSはマイクロ波リンクの品質及び近
くのIVU及びRCSからのあり得る干渉に依存して冗長なフ
レームをフィルタすることが要求される。支払いフレー
ムはソフトウエアによってTxseq/Laneフィールドを介し
てリンクされているので、RCSが不連続なインターバル
でフレームを受取り尚且つクリプトール(Kryptor)に
よる完全なる支払いメッセージの再組立を行うことを可
能とする。コミットフェーズにおける場合のように、フ
レーム間のソフトウエア連携が与えられると、RCS及び
クリプトール(Kryptor)が幾つかのIVUを並列的に取扱
うことが可能である。RCSは、1.536Mbaudのデータレー
トで動作するクリプトール(Kryptor)を具備する高速
完全二重同期型シリアルインターフェースを組込んでい
る。このデータレートは15.36MHzの既存の68302マイク
ロプロセサクロックレート及びモトローラ社のMC68302
ユーザズマニュアルのアペンディックスAにおいて定義
されている限界に基づいている。
ムを成功裡に受取ることに続いて支払いフレームを発行
する。支払いフレームは受取られるとRCSによってクリ
プトール(Kryptor)へ送信される。クリプトール(Kry
ptor)は支払いデータを使用し、SCが正しく代金請求さ
れたことを確認する。多数の支払いフレームが存在する
場合があるので、RCSはマイクロ波リンクの品質及び近
くのIVU及びRCSからのあり得る干渉に依存して冗長なフ
レームをフィルタすることが要求される。支払いフレー
ムはソフトウエアによってTxseq/Laneフィールドを介し
てリンクされているので、RCSが不連続なインターバル
でフレームを受取り尚且つクリプトール(Kryptor)に
よる完全なる支払いメッセージの再組立を行うことを可
能とする。コミットフェーズにおける場合のように、フ
レーム間のソフトウエア連携が与えられると、RCS及び
クリプトール(Kryptor)が幾つかのIVUを並列的に取扱
うことが可能である。RCSは、1.536Mbaudのデータレー
トで動作するクリプトール(Kryptor)を具備する高速
完全二重同期型シリアルインターフェースを組込んでい
る。このデータレートは15.36MHzの既存の68302マイク
ロプロセサクロックレート及びモトローラ社のMC68302
ユーザズマニュアルのアペンディックスAにおいて定義
されている限界に基づいている。
RCS高性能同期型シリアル通信インターフェースが、
実時間クリプトール(Kryptor)モジュールと通信する
ために設けられている。メッセージはクリプトール(Kr
yptor)か又はRCSリンクコントローラの何れかによって
開始することが可能である。プロトコルは、好適には、
高い帯域幅を達成するために8ビット二進データの転送
をサポートしており、且つ信頼性のある動作を確保する
ためにエラー補正型のものである。RCSリンクコントロ
ーラは、好適には、シリアルポートにおいて受取ったメ
ッセージを、進行中のマイクロ波通信タスクを完了する
まで、保存しておく優先計画を実行する。即ち、そのマ
イクロ波タスクはシリアル通信タスクと比較して優先度
を有しているが、キャラクタ入力はマイクロ波タスク処
理と並列して取扱われる。クリプトール(Kryptor)は
2番目の要求を発行する前に一つの要求の完了を待機す
る。一般的に、RCSリンクコントローラはメッセージが
処理される順番でメッセージをクリプトール(Krypto
r)へ供給する。
実時間クリプトール(Kryptor)モジュールと通信する
ために設けられている。メッセージはクリプトール(Kr
yptor)か又はRCSリンクコントローラの何れかによって
開始することが可能である。プロトコルは、好適には、
高い帯域幅を達成するために8ビット二進データの転送
をサポートしており、且つ信頼性のある動作を確保する
ためにエラー補正型のものである。RCSリンクコントロ
ーラは、好適には、シリアルポートにおいて受取ったメ
ッセージを、進行中のマイクロ波通信タスクを完了する
まで、保存しておく優先計画を実行する。即ち、そのマ
イクロ波タスクはシリアル通信タスクと比較して優先度
を有しているが、キャラクタ入力はマイクロ波タスク処
理と並列して取扱われる。クリプトール(Kryptor)は
2番目の要求を発行する前に一つの要求の完了を待機す
る。一般的に、RCSリンクコントローラはメッセージが
処理される順番でメッセージをクリプトール(Krypto
r)へ供給する。
クリプトール(Kryptor)はリンクコントローラに対
して多様な要求を発生する場合がある。要求は、コマン
ドコード及びそのコマンドコードと関連したオプション
のパラメータから構成される情報フィールドを有してい
る。情報フィールドに対するフォーマットは以下の如く
である。
して多様な要求を発生する場合がある。要求は、コマン
ドコード及びそのコマンドコードと関連したオプション
のパラメータから構成される情報フィールドを有してい
る。情報フィールドに対するフォーマットは以下の如く
である。
<Cmd><Data> 尚、<Cmd>=コマンドコード(00−FF Hex) <Data>=可変長のパラメータデータ 一つの可能な組のコマンドコードを以下に要約する。
<Codes > 記述 00 RCSのソフトウエアリセット実行 01 RCSファームウエアバージョン要求なし 02 コンフィギュレーションをデフォルトに
セット 03 コンフィギュレーション及びモードをセ
ット 04 コンフィギュレーションを要求 05 日付及び時間をセット 06 日付及び時間を要求 08 IVUへダウンリンクメッセージを送信 09 ダウンリンクプログラムコード RCSリンクコントローラもクリプトール(Kryptor)へ
メッセージを発行することが可能である。典型的に、メ
ッセージは、コマンドコード及びそのコマンドコードと
関連したオプションのデータから構成される情報フィー
ルドを有している。情報フィールドに対する一つの可能
なフォーマットは以下の如くである。
セット 03 コンフィギュレーション及びモードをセ
ット 04 コンフィギュレーションを要求 05 日付及び時間をセット 06 日付及び時間を要求 08 IVUへダウンリンクメッセージを送信 09 ダウンリンクプログラムコード RCSリンクコントローラもクリプトール(Kryptor)へ
メッセージを発行することが可能である。典型的に、メ
ッセージは、コマンドコード及びそのコマンドコードと
関連したオプションのデータから構成される情報フィー
ルドを有している。情報フィールドに対する一つの可能
なフォーマットは以下の如くである。
<Cmd><Data> 尚、<Cmd>=コマンドコード(00−FF Hex) <Data>=可変長のパラメータデータ クリプトール(Kryptor)メッセージに対して現在定義
されているコントローラを以下にリストする。
されているコントローラを以下にリストする。
コード 記述 00 データ及び時間を送信 01 コンフィギュレーションを送信 02 診断を送信 03 サインオンメッセージを送信「RCS 1.0
Ver y.yyx(c) 1993」(yは0−9で且つxはA
−F) (注)このメッセージはパワーアップ時又はリセットリ
クエストに続いて発行される。リンクコントローラの最
初のファームウエアレリーズはVer1.00Aである。コード
化し且つ計算したメモリチェックサムが一致しない場合
には、バージョンがVer0.zzxとして報告され、尚zzは以
下に定義されるようなエラーコードである。CoNameは著
作権を有する会社名である。
Ver y.yyx(c) 1993」(yは0−9で且つxはA
−F) (注)このメッセージはパワーアップ時又はリセットリ
クエストに続いて発行される。リンクコントローラの最
初のファームウエアレリーズはVer1.00Aである。コード
化し且つ計算したメモリチェックサムが一致しない場合
には、バージョンがVer0.zzxとして報告され、尚zzは以
下に定義されるようなエラーコードである。CoNameは著
作権を有する会社名である。
zz 記述 01 不良プログラムPROM 02 不良プログラムEEPROM 04 不良コンフィギュレーションEEPROM zz=01の場合には、RCSは修復のために工場へ戻され
ねばならない。zz=02の場合には、新たなファームウエ
アがダウンロードされねばならず、且つRCSはダウンロ
ードを予期して自動的にダウンロードモードへスイッチ
する。zz=04の場合には、RCSは自動的に全てのコンフ
ィギュレーションパラメータを工場デフォルト状態にリ
セットし、従ってユーザは所望によりRCSを再度コンフ
ィギャ即ち所定の形態とさせねばならない。組合わせの
エラーも可能である(例えば、不良プログラム及び確認
EEPROM)。
ねばならない。zz=02の場合には、新たなファームウエ
アがダウンロードされねばならず、且つRCSはダウンロ
ードを予期して自動的にダウンロードモードへスイッチ
する。zz=04の場合には、RCSは自動的に全てのコンフ
ィギュレーションパラメータを工場デフォルト状態にリ
セットし、従ってユーザは所望によりRCSを再度コンフ
ィギャ即ち所定の形態とさせねばならない。組合わせの
エラーも可能である(例えば、不良プログラム及び確認
EEPROM)。
現在好適な実施例は、プレコミットフェーズに対し以
下のフレームデータ割当て及び図5に示した以下の三つ
のデータ通信フェーズを使用する。
下のフレームデータ割当て及び図5に示した以下の三つ
のデータ通信フェーズを使用する。
これらのフェーズに対するデータ通信パッケージに関
与する三つのデータパッケージを表4乃至6に示してあ
る。
与する三つのデータパッケージを表4乃至6に示してあ
る。
本発明の一実施例についてのみ詳細に説明したが、本
発明の一つ又はそれ以上の多数の新規な特徴及び利点を
維持しながらこの特定の実施例の多くの変形例及び修正
例を構成することが可能であることは当業者に明らかで
ある。例えば、IVU及び/又はRCS回路の多くは好適に簡
単化するか及び/又は更に本発明の商品化した実施例に
組込むことが可能である。従って、この様な変形例及び
修正例の全ては請求の範囲に含まれることが意図されて
いるものである。
発明の一つ又はそれ以上の多数の新規な特徴及び利点を
維持しながらこの特定の実施例の多くの変形例及び修正
例を構成することが可能であることは当業者に明らかで
ある。例えば、IVU及び/又はRCS回路の多くは好適に簡
単化するか及び/又は更に本発明の商品化した実施例に
組込むことが可能である。従って、この様な変形例及び
修正例の全ては請求の範囲に含まれることが意図されて
いるものである。
フロントページの続き (72)発明者 ヘンドリック, ピーター, エル. アメリカ合衆国, フロリダ 33458, ジュピター, ウエスト インディア ン タウン ロード 6671, ナンバー 56―312 (56)参考文献 特開 平4−296991(JP,A) 米国特許4303904(US,A)
Claims (46)
- 【請求項1】自動高速道路料金収受システムに使用する
車載ユニットにおいて、 路側収受ステーションを通過して移動する間に路側収受
ステーションと通信を行うために関連する車両近傍に配
置させた照射パターンを有するRFアンテナ、 前記アンテナへ接続しており、前記アンテナの反射率を
変調させることによって路側収受ステーションとのデー
タアップリンクを確立する第一モードか、又は受信した
RF信号を復調することによって路側収受ステーションと
のデータダウンリンクを確立する第二モードの何れかで
動作するRF回路、 スマートカードと接続したスマートカードコントロー
ラ、 前記RF回路へ接続されると共に前記スマートカードコン
トローラへ接続しており、且つ路側収受ステーションへ
第一データを繰返し送信するために前記第一モードで動
作させ且つ少なくとも部分的に前記第一データに基づい
て第二データを受取るために前記第二モードで動作さ
せ、その場合に少なくとも部分的に前記第二データに基
づいて第三データを送信するために動作を前記第一モー
ドへスイッチバックさせ、前記第一データと第二データ
とが一体となって暗号化した電子的通貨の転送を構成す
るリンクコントローラ、 を有する車載ユニット。 - 【請求項2】請求項1において、前記スマートカードが
通貨の額を表わす暗号化したデータを有しており、前記
スマートカード及びスマートカードコントローラは前記
リンクコントローラへ接続されており、(a)通貨の額
の転送を表わす暗号化したデータセットの一部として前
記第一データの少なくとも一部と、(b)通貨の額の転
送を表わすと共に前記スマートカードから高速道路料金
の検証された有効な代金請求を表わす前記暗号化したデ
ータセットの残部及び前記第二データに部分的に基づく
前記第三データの少なくとも一部を与える車載ユニッ
ト。 - 【請求項3】請求項1において、前記第二データが前記
第一データの少なくとも幾つかの暗号化を有しており且
つ前記路側収受ステーションを確認するために使用する
車載ユニット。 - 【請求項4】請求項1において、前記第二データが路側
収受ステーション取引シーケンス及び路側収受ステーシ
ョン車線番号データを有する車載ユニット。 - 【請求項5】請求項1において、前記第二及び第三デー
タのうちの少なくとも一つが複数個のフレームのデータ
を有しており、各フレームが同一の路側収受ステーショ
ン取引シーケンス及び路側収受ステーション車線番号デ
ータを有している車載ユニット。 - 【請求項6】請求項1において、前記スマートカードが
前記路側収受ステーションに対して人又は車両のIDを露
見させることの可能な如何なるデータも有するものでは
ないことにより匿名性のある予め格納した通貨の増加量
を表わす暗号化したデータを有する車載ユニット。 - 【請求項7】請求項6において、前記予め格納した通貨
の増加量を表わす暗号化データはトレース不可能であり
且つ解読を必要とするデータを有する暗号化形態で路側
収受ステーションへ車載ユニットから通信される車載ユ
ニット。 - 【請求項8】請求項1において、前記第一データがユニ
ークな取引IDデータを有している車載ユニット。 - 【請求項9】請求項8において、前記ユニークな取引ID
データが、そうでなければ前記第三データの一部として
送信される料金支払いデータの一部を有している車載ユ
ニット。 - 【請求項10】請求項1において、前記スマートカード
が、標準的なスマートカードインターフェースへ接続さ
れた場合に第一速度で標準的な速度のスマートカード機
能を与え、且つ車載ユニットに接続された場合には前記
第一速度よりも早い第二速度で高速のスマートカード機
能を与えるべく適合されている車載ユニット。 - 【請求項11】請求項1において、本車載ユニットが、
オプションとして後払いモードで動作する手段を有して
おり、前記第一データ及び第三データのうちの少なくと
も一方が料金を後で請求するための請求用IDデータを有
している車載ユニット。 - 【請求項12】請求項1において、本車載ユニットのデ
ータ処理回路が、クローズド高速道路料金及びオープン
な高速道路料金の両方を処理する手段を有している車載
ユニット。 - 【請求項13】請求項1において、車載ユニットが路側
収受ステーションの近傍にあることを検知すると前記第
一モードで動作を開始する手段を有している車載ユニッ
ト。 - 【請求項14】自動高速道路料金収受システムに使用す
る路側収受ステーションにおいて、 料金収受ゾーンにおいて関連する高速道路車線近傍に配
置させた照射パターンを具備しており且つそれを通過し
て移動する車載ユニットと通信を行うためのRFアンテ
ナ、 前記アンテナへ接続しており、CW RF信号の変調させた
反射を介して通過する車載ユニットからのデータのアッ
プリンク通信をCW RF信号が可能とする第一モードか、
又は変調されたRF信号が通過中の車載ユニットに対して
データのダウンリンク通信を与える第二モードの何れか
を発生するRF回路、 前記RF回路へ接続しており且つ第一データが車載ユニッ
トから成功裡に受取られるまで前記RF回路を前記第一モ
ードに維持し且つその後に少なくとも部分的に前記第一
データに基づいて前記第二データが問題の車載ユニット
へ送信されるまで前記第二モードへスイッチングする手
段を具備しており、その場合に少なくとも部分的に前記
第二データに基づいて第三データを受取るために動作が
前記第一モードへスイッチバックされ、前記第一データ
と第三データとが一体となって暗号化した電子的通貨転
送を構成するリンクコントローラ、 を有している路側収受ステーション。 - 【請求項15】請求項14において、更に、前記コントロ
ーラからのアップリンクデータを受取り且つ前記コント
ローラへダウンリンクデータを供給すべく接続された暗
号化データ処理回路を有しており、前記暗号化データ処
理回路は、前記第一データから前記第二データの少なく
とも一部を発生し更に前記第一データ及び第三データが
通過の額を表わす暗号化したデータを含むスマートカー
ドから高速道路料金の検証された有効な代金請求を表わ
すものとして確認する路側収受ステーション。 - 【請求項16】請求項14において、前記第二データが暗
号化形態で前記第一データの少なくとも幾つかを有する
路側収受ステーション。 - 【請求項17】請求項14において、前記第二データが路
側収受ステーション取引シーケンス及び路側収受ステー
ション車線番号データを有する路側収受ステーション。 - 【請求項18】請求項14において、前記第二及び/又は
第三データが複数個のフレームのデータを有しており、
各フレームが同一の路側収受ステーション取引シーケン
ス及び路側収受ステーション車線番号データを有してい
る路側収受ステーション。 - 【請求項19】請求項17又は18において、各車載ユニッ
トを正しく料金収受取引と関連付けるために前記路側収
受ステーション取引シーケンス及び路側収受ステーショ
ン車線番号データを使用する同一の時間インターバル期
間中に複数個の車載ユニットへ及びそれからのデータを
取扱い且つ処理するデータ処理回路を有する路側収受ス
テーション。 - 【請求項20】請求項14において、近くの高速道路車線
と関連するその他の路側収受ステーションユニットから
なるネットワークへの接続を有しており、そのネットワ
ークを介して前記第三データの車線を横切っての読取り
が前記ネットワークへパスされる路側収受ステーショ
ン。 - 【請求項21】請求項14において、接続されている外部
ダウンリンクコントローラによって許可されない限り前
記第二モードでの動作を防止するダウンリンク制御回路
を有する路側収受ステーション。 - 【請求項22】請求項21において、隣接する高速道路車
線と関連した路側収受ステーションからの同時的なダウ
ンリンク通信を防止する前記外部ダウンリンクコントロ
ーラへ接続されている複数個の路側収受ステーションと
結合されている路側収受ステーション。 - 【請求項23】自動高速道路料金収受システムにおい
て、 少なくとも一つのそれぞれ対応する高速道路車線の近傍
に配置されており且つ前記少なくとも一つのそれぞれ対
応する高速道路車線の近傍に配置された所定の料金収受
ゾーンに結合されている双方向電磁的データ通信リンク
を具備する路側収受ステーションが設けられており、 車載ユニットが前記高速道路に沿って通過する複数個の
車両の各々に設けられており且つ車両と共に移動し且つ
車両が前記少なくとも一つの高速道路車線に沿って通過
する場合に制限された時間期間の間前記路側収受ステー
ションの前記料金収受ゾーンと交差する所定の車両通信
ゾーンへ結合された双方向電磁的データ通信リンクを具
備しており、 前記車載ユニットの各々が予め格納した通貨の増加額を
表わす暗号化したデータを有するスマートカードを有し
ており、 前記路側収受ステーション及び車載ユニットの各々が、
その電磁的データ通信リンクへ接続されており前記制限
された時間期間中に少なくとも以下の実時間通信及びデ
ータ処理動作を行うためのそれぞれのデータ処理回路を
有しており、 (a)料金の支払いを開始するために車載ユニットから
路側収受ステーションへ第一データをパスし、 (b)前記第一データに基づいて前記路側収受ステーシ
ョンにおいて料金データを計算し、且つ前記料金データ
と前記第二データを前記第一データへリンクさせるユニ
ークなリンクデータを具備する第二データを前記路側収
受ステーションから車載ユニットへパスし、 (c)前記車載ユニットにおけるスマートカードから前
記料金を請求し、その後に前記代金請求及び前記第三デ
ータを前記第一及び第二データへリンクさせるユニーク
なリンクデータを検証する検証データを具備する第三デ
ータを前記車載ユニットから前記路側収受ステーション
へパスさせる、 自動高速道路料金収受システム。 - 【請求項24】請求項23において、前記路側収受ステー
ションへ転送される予め格納された電子的通貨の増加分
を表わす前記データが暗号化されており且つ人又は車両
のIDを前記路側収受ステーションに対して露見すること
が可能な何らのデータも有することがないことによって
匿名性である自動高速道路料金収受システム。 - 【請求項25】請求項23において、前記予め格納した電
子的通貨の増加分を表わすデータが、解読を必要とする
データを有する暗号化形態で前記車載ユニットから前記
路側収受ステーションへ通信される自動高速道路料金収
受システム。 - 【請求項26】請求項23において、前記車載ユニットか
ら発生する前記第一データがユニークな取引IDデータを
有している自動高速道路料金収受システム。 - 【請求項27】請求項26において、前記ユニークな取引
IDデータが、料金支払いデータの一部を有しており、そ
の残部は前記第三データの一部として送信される自動高
速道路料金収受システム。 - 【請求項28】請求項26又は27において、前記第二デー
タの一部を構成する前記ユニークなリンクデータが、暗
号化形態で前記取引IDデータの一部を有しており、且つ
前記車載ユニットが、前記取引IDデータの一部の同様の
暗号を局所的に形成し且つそれを受取った第二データの
関連する部分と比較して前記路側収受ステーションの真
正性を検証する手段を有する自動高速道路料金収受シス
テム。 - 【請求項29】請求項23において、前記第二データの一
部と第三データの一部とを有する前記ユニークなリンク
データが、路側収受ステーション取引シーケンス及び路
側収受ステーション車線番号データを有している自動高
速道路料金収受システム。 - 【請求項30】請求項29において、前記第二及び第三デ
ータの少なくとも一方が、複数個のフレームのデータを
有しており、各フレームが前記路側収受ステーション取
引シーケンス及び路側収受ステーション車線番号データ
を有している自動高速道路料金収受システム。 - 【請求項31】請求項23において、前記路側収受ステー
ションが、前記ユニークなリンクデータを使用して各車
載ユニット料金収受取引に関連したデータを関連付けて
単一の前記制限された時間期間中に複数個の車載ユニッ
トと通信を行い且つそれから及びそれへのデータを処理
する手段を有している自動高速道路料金収受システム。 - 【請求項32】請求項23において、複数個の路側収受ス
テーションが設けられており、各路側収受ステーション
は料金所におけるそれぞれ関連した高速道路車線の近傍
に配置されており且つ監視料金所コンピュータネットワ
ークへ接続しており、該ネットワークに対して、各路側
収受ステーションはそのそれぞれの関連した高速道路車
線にリンクされていない受取った第三データを転送し、
前記料金所ネットワークがその後に支払いの結合した部
分を検証する手段を有している自動高速道路料金収受シ
ステム。 - 【請求項33】請求項23において、複数個の路側収受ス
テーションが設けられており、各路側収受ステーション
はそれぞれの関連した高速道路車線近傍に配置されてお
り且つダウンリンクタイミングコントローラへ接続して
おり、前記ダウンリンクタインミングコントローラは、
それが許可したダウンリンク時間期間中にのみ与えられ
た路側収受ステーションが車載ユニットへデータを送信
することを許容する自動高速道路料金収受システム。 - 【請求項34】請求項33において、前記ダウンリンクタ
イミングコントローラが隣接する高速道路車線に関連し
た路側収受ステーションから同時的なダウンリンク通信
を防止する手段を有する自動高速道路料金収受システ
ム。 - 【請求項35】請求項23において、各スマートカードが
それの車載ユニットと着脱自在に関連しており、且つ
(a)標準的なスマートカードインターフェースと接続
された場合に第一速度において標準速度でのスマートカ
ード機能と、(b)車載ユニットに接続された場合に前
記第一速度よりも早い第二速度で高速のスマートカード
機能の両方を与える自動高速道路料金収受システム。 - 【請求項36】請求項23において、前記車載ユニットの
うちの少なくとも幾つかが、前記第一及び第二データの
うちの少なくとも一方が料金の後の代金請求に対する代
金請求IDデータを有している場合にオプションとして後
払いモードで動作する手段を有している自動高速道路料
金収受システム。 - 【請求項37】請求項23又は36において、前記路側収受
ステーション及び車載ユニットの各々のデータ処理回路
が、クローズド高速道路料金及びオープン高速道路料金
の両方を処理することが可能な手段を有している自動高
速道路料金収受システム。 - 【請求項38】請求項23において、全ての実時間データ
処理が前記路側収受ステーション及び車載ユニットにお
いて行われる自動高速道路料金収受システム。 - 【請求項39】請求項23において、前記制限された時間
期間中に、前記路側収受ステーションが最初にCW電磁界
を前記収受ゾーンへ送信し前記電磁界の変調された反射
を介して車載ユニットからの前記第一データの受信を待
機し、且つ前記車載ユニットが前記CW電磁界の存在を検
知することにより前記収受ゾーン内への進入を検知する
と前記反射した電磁界を継続して変調させることを開始
し、その際に継続して前記第一データを送信する、自動
高速道路料金収受システム。 - 【請求項40】自動高速道路料金収受システムに使用す
る車載ユニットにおいて、 路側収受ステーションを通過する際に最初に路側収受ス
テーションへデータを送信するデータ通信回路、 真正な路側収受ステーションに存在する暗号システムキ
ーで前記第一データの少なくとも一部を暗号化する暗号
データ処理回路、 路側収受ステーションから第二データを受取るデータ通
信回路、 前記第二データの少なくとも一部を前記通信中の路側収
受ステーションへの前記第一データの暗号化部分と比較
する認証手段、 真正性が成功裡に確認された場合にのみ前記路側収受ス
テーションによって要求された高速道路料金を支払うた
めの料金請求手段、 を有する車載ユニット。 - 【請求項41】料金口座メモリ手段及び料金データプロ
セサ手段を具備する自動高速道路料金収受システムに使
用する料金口座メモリ手段及び料金データプロセサ手段
を具備する車載ユニットにおいて、 路側収受ステーションを通過する間に最初に路側収受ス
テーションへデータを送り、その後に前記路側収受ステ
ーションから第二データを受取り且つその後に前記路側
収受ステーションへ第三データを送るデータ通信回路が
設けられており、 前記第三データが複数個のパケットのデータを有してお
り、 前記データ通信回路が前記各パケットのデータにおいて
前記第一及び第二データへユニークにリンクされた所定
のリンクデータを有する手段を有している、 車載ユニット。 - 【請求項42】自動高速道路料金収受システムに使用す
る車載ユニットにおいて、 路側収受ステーションを通過する際に路側収受ステーシ
ョンとデータを通信するデータ通信回路、 金額を表わす暗号化したデータのデータ格納部、 ユニークな料金収受取引IDコードとしても作用するため
に路側収受ステーションとの最初のデータ通信において
前記金額を表わすデータの一部を送信する手段、 を有する車載ユニット。 - 【請求項43】料金口座メモリ手段及び料金データプロ
セサ手段を具備する自動高速道路料金収受システムに使
用する車載ユニットにおいて、 路側収受ステーションを通過する際に路側収受ステーシ
ョンへ最初にデータを送り、その後に前記路側収受ステ
ーションから第二データを受取り、更にその後に前記路
側収受ステーションへ第三データを送るデータ通信回
路、 車載ユニットが路側収受ステーション近傍を通過するこ
とを検知すると前記データ通信回路を第一モードで自動
的に動作を開始させる手段、 を有する車載ユニット。 - 【請求項44】料金口座メモリ手段及び料金データプロ
セサ手段を具備する自動高速道路料金収受システムに使
用する路側収受ステーションにおいて、 車載ユニットが通過する際に車載ユニットから最初にデ
ータを受取り、その後に前記車載ユニットへ第二データ
を送信し、更にその後に前記車載ユニットから第三デー
タを受取るべく適合されたデータ通信回路、 前記第一データの少なくとも一部を暗号化し且つ前記路
側収受ステーションを前記車載ユニットに対して認証す
るために前記第二データの一部として少なくともその結
果の幾らかを具備する手段、 を有する路側収受ステーション。 - 【請求項45】料金口座メモリ手段及び料金データプロ
セサ手段を具備する自動高速道路料金収受システムに使
用する路側収受ステーションにおいて、 そこを通過する際に車載ユニットから最初にデータを受
取り、その後に前記車載ユニットへ第二データを送信
し、更にその後に前記車載ユニットから第三データを受
取るデータ通信回路、 前記第二データ内に前記第一データに対するユニークな
リンクデータを含み且つ密接した時間期間内に多数の通
信中の車載ユニットが存在する場合であっても正しい車
載ユニット及び第一データと関連させるために前記第三
データ内の同様なユニークなリンクデータを検知し且つ
使用する手段、 を有する路側収受ステーション。 - 【請求項46】料金口座メモリ手段及び料金データプロ
セサ手段を具備する自動高速道路料金収受システムに使
用する路側収受ステーションにおいて、 多車線高速道路環境においてそこを通過中の車載ユニッ
トとデータの通信を行うデータ通信回路が設けられてお
り、 前記データ通信回路が、外部通信タイミングコントロー
ラによって許可される場合にのみ車載ユニットとのデー
タ送信及び受信動作を行わせる制御手段を有している、 路側収受ステーション。
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