JP2737915B2 - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2737915B2
JP2737915B2 JP63092452A JP9245288A JP2737915B2 JP 2737915 B2 JP2737915 B2 JP 2737915B2 JP 63092452 A JP63092452 A JP 63092452A JP 9245288 A JP9245288 A JP 9245288A JP 2737915 B2 JP2737915 B2 JP 2737915B2
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康夫 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像入力装置に係り、特に各ビット毎の出
力のバラツキを補正する回路に関する。
〔従来の技術〕
複写機やファクシミリ等の画像入力装置に用いられる
イメージセンサは、照明光源の照度ムラやレンズによる
光量ムラあるいはセンサの各ビットの感度のばらつきに
よって出力電圧が変動することがある。
そこで従来の画像入力装置では、画像入力装置の電源
がオンになった場合、ホスト機からリセットまたはイニ
シャライズ(初期化)のコマンドを受信した場合、読込
み動作を開始する場合等に校正を行うようにしている。
従来の校正法では白色のプレートを読込み、レンズ周
差や光源の不均一に起因する白レベルのばらつきを検出
し各ビットの出力電圧のばらつきをシェーディング補正
回路を用いて補正して、同一濃度からは同一出力が得ら
れるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
これは、ある程度の出力のばらつきには有効である。
しかし、経時変化等により特定ビットの出力が極端に他
のビットの出力とかけ離れたり、あるいはある特定ビッ
トが壊れてしまい出力が白または黒になり放しとなるよ
うな場合等は、補正が十分に行われず、そのビットから
出力がノイズとなり画質低下の原因となっていた。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、イメージ
センサのあるビットからの出力が標準を大きくはずれた
り、ビットが壊れてしまったような場合にも、そのビッ
トからの出力がノイズとならないような補正回路を備え
た画像入力装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、 原稿面上に光を照射し、該原稿面からの反射光を複数
の素子を配列して構成したイメージセンサによって検出
することによって原稿の読取りを該素子に対応する画素
単位で行う画像入力装置において、 原稿の副走査開始点近傍に配設され、該原稿の主走査
領域に亘ってそれぞれ均一な濃度を有する黒、白、中間
調に対応する少なくとも3本の標準プレートと、 前記標準プレートを前記イメージセンサで予め読み取
ることにより前記標準プレートにそれぞれ対応する標準
値を算出する算出手段と、 原稿読取りに先立ち、前記イメージセンサにより前記
標準プレートの読取りを行って、該読取値が前記算出手
段により算出された標準値から許容誤差範囲を越えた素
子が前記標準プレートの内の少なくとも1つに関して存
在した場合は前記イメージセンサの当該素子を不良素子
として記憶する不良素子記憶手段と、 原稿の前記イメージセンサによる読取に際して前記不
良素子記憶手段に記憶された不良素子の周辺の画素出力
に基づき代用データを演算し、該代用データを該不良素
子の出力に代えて出力する代用データ出力手段と を具備することを特徴とする。
〔作用〕
原稿の副走査開始点近傍に、該原稿の主走査領域に亘
ってそれぞれ均一な濃度を有する黒、白、中間調に対応
する少なくとも3本の標準プレートを配設し、該標準プ
レートをイメージセンサで予め読み取ることにより該標
準プレートにそれぞれ対応する標準値を算出手段で算出
し、原稿読取りに際しては、該原稿読取りに読取先立
ち、イメージセンサにより該標準プレートの読取りを行
って、該読取値が算出手段により算出された標準値から
許容誤差範囲を越えた素子が該標準プレートの内の少な
くとも1つに関して存在した場合はイメージセンサの当
該素子を不良素子として不良素子記憶手段に記憶すると
ともに、該不良素子記憶手段に記憶された不良素子に対
応する代用データを、代用データ出力手段により、該不
良素子の周辺の画素出力に基づき演算して該不良素子の
出力に代えて出力する。
このような構成によると、黒、白、中間調のいずれか
に関する不良素子が存在した場合でも、高画質の読取り
出力を得ることが可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細
に説明する。
この画像入力装置は、第1図(a)および第1図
(b)に外観説明図を示すように、原稿を載置するプラ
テン面1上の有効走査エリアaの前方にそれぞれ黒、中
間調(64階調を入力できるものの場合は例えば32に相当
する中間調)、白の標準濃度を有する標準プレート2b、
2m、2wを主走査方向に沿って伸長せしめ、原稿読取りの
ための走査に先立ち、この標準プレートをイメージセン
サを備えたスキャニングユニット3で読取ることによ
り、各階調での各ビッオの出力にばらつきがあるか否か
を検出しておき、ばらつきのある場合には補正回路によ
って補正を行うようにしている。ここで第1図(a)お
よび第1図(b)は夫々側面図および平面図を示す。
また補正回路は、第2図にそのブロック図を示すよう
に、前記スキャニングユニット3に配設され原稿の主走
査方向に所定数のセンサを配列してなる光電変換部4か
ら出力されてくる各標準プレート2b、2m、2wに対する読
取り出力を、標準データ発生部5から出力される標準値
と比較し、該標準値との差が許容範囲内にあるか否かを
判断して不良ビットを検出する比較部6と、比較部6か
らの信号により不良ビットを記憶する不良ビット記憶部
7と、原稿の読取りに際しての光電変換部4の出力に基
づいて代用データを発生する代用データ発生部8と、前
記不良ビット記憶部7の出力に基づき当該ビットが不良
ビットであれば代用データ発生部8の出力をこの画像入
力装置の出力として出力する一方、当該ビットが正規ビ
ットであれば光電変換部4の出力をこの画像入力装置の
出力としてそのまま出力するデータセレクタ部9とから
構成されている。
この標準データ発生部5から出力される標準値と比較
し、該標準値との差が許容範囲内にあるか否かを判断し
て不良ビットを検出する比較部6は標準プレートの枚数
分だけ比較を行うがビットによっては白、黒の両端の濃
度では正しい出力が得られても中間濃度が標準値から大
きくばらつくものがあるため、全て標準濃度に対して正
しい出力が得られるもの以外は全て不良ビットと判断す
るようにしている。
また、この代用データ発生部8は、第3図に示すよう
に光電変換部4の出力をラッチするラッチ回路81と、不
良ビットがnの場合はその1つ前n−1のラッチされた
データと1つ後n+1のデータとからオア、アンド等の
論理演算により周辺画素のデータに関連したデータを発
生するように構成された論理回路82とから構成されてい
る。
更に、実際の読取り動作に入ると、各ビットからの出
力は通常はシリアルに光電変換部4からラインバッファ
(図示せず)に送られ1ラスタ分のデータが揃った後に
ホスト機に出力されるが、ここでは各ビットのデータを
ラインバッファに出力する際この補正回路を介して出力
するようにしている。
次に、この画像入力装置の動作について第4図のフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。
まず、実際の原稿読取り走査に先立ち、前記スキャニ
ングユニット3を順次各標準プレート2b、2m、2w上で走
査し各色に対する光電変換部4からの読取り出力を、夫
々比較部6において標準データ発生部5から出力される
標準値と比較し、該標準値との差が許容範囲内にあるか
否かを判断し各ビット毎に不良ビットであるか否かを判
断する。
そして当該ビットが3色の内いずれか1つの色に対し
該標準値との差が許容範囲を逸脱するものであり不良ビ
ットであると判断された場合は、比較部6から信号が不
良ビット記憶部7に送出され、ここで記憶される。
そして、実際の原稿読取り動作に入ると、、不良ビッ
ト記憶部7に記憶された全てのビットに対し代用データ
を作成せよとの指示が代用データ発生部8に送られる。
このようにして代用データ発生部8では、不良ビットが
nの場合(ステップ100)はその1つ前n−1のデータ
をラッチするとともに、このラッチされたデータと、同
様にして光電変換部4から送出されてくる1つ後n+1
のデータとから周辺画素のデータに関連したデータに基
づいて論理回路82によりオア、アンド等の論理演算を行
いビット毎に代用データを作成しておく(ステップ10
1)。
続いてデータセレクタ部9は、不良ビットnに対して
は代用データ発生部8の出力をラインバッファに出力す
るよう指示する(ステップ102)。
このようにして、順次各ビットの読取り出力がライン
バッファに送出されるが当該ビットが不良ビットである
と判断された場合は代用データ発生部8の出力をライン
バッファに出力する一方、前記不良ビット判断ステップ
100において当該ビットが正規ビットであると判断され
た場合は、当該ビットに対する光電変換部4の読取り出
力をそのままラインバッファに送出する(ステップ10
3)。
このようにして、特定の濃度に対してのみ感度が標準
から外れているようなビットを含む場合にも、その出力
を除去し、代わりに周辺画素から発生する相関度の高い
代用データを出力することができ、ビットの欠落や画質
の劣化を防ぐことが可能となる。
なお、実施例では、不良ビットがn番目である場合、
主走査方向の隣接ビットすなわちn−1番目およびn+
1番目のビットから算出した代用データを用いるように
したが、複数のラインバッファを用いるようにすれば前
ラインおよび後ラインの隣接ビットなど副走査方向のデ
ータを考慮した代用データを作成することも可能であ
る。
また、不良ビットが第1ビット目あるいは最終ビット
の場合は前あるいは後のデータがないが、濃度の相関性
に基づき、存在する周辺画素データから予測を行い代用
データを得ることができる。
また、前記実施例では、白、黒、中間調の3つの濃度
の標準プレートを用いたが、2つまたは4つ以上の標準
プレートを用いても良いことはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上b説明したように本発明によれば、原稿の副走査
開始点近傍に、該原稿の主走査領域に亘ってそれぞれ均
一な濃度を有する黒、白、中間調に対応する少なくとも
3本の標準プレートを配設し、該標準プレートをイメー
ジセンサで予め読み取ることにより該標準プレートにそ
れぞれ対応する標準値を算出手段で算出し、原稿読取り
に際しては、該原稿読取りに読取先立ち、イメージセン
サにより該標準プレートの読取りを行って、該読取値が
算出手段により算出された標準値から許容誤差範囲を越
えた素子が該標準プレートの内の少なくとも1つに関し
て存在した場合はイメージセンサの当該素子を不良素子
として不良素子記憶手段に記憶するとともに、該不良素
子記憶手段に記憶された不良素子に対応する代用データ
を、代用データ出力手段により、該不良素子の周辺の画
素出力に基づき演算して該不良素子の出力に代えて出力
するように構成したので、黒、白のみならず中間調に関
して適正な出力を発生しない不良素子が存在した場合で
も、高画質の読取り出力を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および第1図(b)は本発明実施例の画像
入力装置の側面および平面の説明図、第2図は同画像入
力装置の補正回路のブロック図、第3図は同画像入力装
置の補正回路の代用データ発生部を示す図、第4図は同
画像入力装置の補正動作を示すフローチャート図であ
る。 1……プラテン、a……有効走査エリア、2b、2m、2w…
…標準プレート、3……スキャニングユニット、4……
光電変換部、5……標準データ発生部、6……比較部、
7……不良ビット記憶部、8……代用データ発生部、9
……データセレクタ部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿面上に光を照射し、該原稿面からの反
    射光を複数の素子を配列して構成したイメージセンサに
    よって検出することによって原稿の読取りを該素子に対
    応する画素単位で行う画像入力装置において、 原稿の副走査開始点近傍に配設され、該原稿の主走査領
    域に亘ってそれぞれ均一な濃度を有する黒、白、中間調
    に対応する少なくとも3本の標準プレートと、 前記標準プレートを前記イメージセンサで予め読み取る
    ことにより前記標準プレートにそれぞれ対応する標準値
    を算出する算出手段と、 原稿読取りに先立ち、前記イメージセンサにより前記標
    準プレートの読取りを行って、該読取値が前記算出手段
    により算出された標準値から許容誤差範囲を越えた素子
    が前記標準プレートの内の少なくとも1つに関して存在
    した場合は前記イメージセンサの当該素子を不良素子と
    して記憶する不良素子記憶手段と、 原稿の前記イメージセンサによる読取に際して前記不良
    素子記憶手段に記憶された不良素子の周辺の画素出力に
    基づき代用データを演算し、該代用データを該不良素子
    の出力に代えて出力する代用データ出力手段と を具備することを特徴とする画像入力装置。
JP63092452A 1988-04-14 1988-04-14 画像入力装置 Expired - Lifetime JP2737915B2 (ja)

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54922A (en) * 1977-06-06 1979-01-06 Ricoh Co Ltd Correction method of video signal
JP2580118B2 (ja) * 1985-12-28 1997-02-12 富士ゼロックス株式会社 情報読取装置
JPS631154A (ja) * 1986-06-19 1988-01-06 Canon Inc 原稿読取装置

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