JP2737852B2 - 文字処理装置および方法 - Google Patents
文字処理装置および方法Info
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- JP2737852B2 JP2737852B2 JP1053615A JP5361589A JP2737852B2 JP 2737852 B2 JP2737852 B2 JP 2737852B2 JP 1053615 A JP1053615 A JP 1053615A JP 5361589 A JP5361589 A JP 5361589A JP 2737852 B2 JP2737852 B2 JP 2737852B2
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- character pattern
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、文字記号等のフオントパターンを作成し、
このパターンを出力する文字処理装置および方法に関す
るものである。
このパターンを出力する文字処理装置および方法に関す
るものである。
[従来の技術] 従来より、ホストコンピユータ等より受け取つた命令
に従い、文字記号等のフオントパターン(以下簡単のた
めに文字パターンと呼ぶ)をその指定された形式で作成
し、それを出力する出力装置が知られている。例えば、
レーザビームプリンタ等の様に、指定された大きさや形
の文字パターンを装置内部で形成し、それを用紙上にド
ツト印字し出力するものである。指定する事の出来る形
式としては、例えば、第4図の41に示す様な、文字パタ
ーンの大きさを数ミリ程度の極小さなものから、紙の大
きさいつぱいにまで無段階に自由に指定して印字するも
の、または、図中の42に示す様な、もとの文字パターン
の形を加工して、文字の輪郭部を強調する等の様々な文
字パターンを作成し印字するもの等と色々な形態の処理
が実用化されている。
に従い、文字記号等のフオントパターン(以下簡単のた
めに文字パターンと呼ぶ)をその指定された形式で作成
し、それを出力する出力装置が知られている。例えば、
レーザビームプリンタ等の様に、指定された大きさや形
の文字パターンを装置内部で形成し、それを用紙上にド
ツト印字し出力するものである。指定する事の出来る形
式としては、例えば、第4図の41に示す様な、文字パタ
ーンの大きさを数ミリ程度の極小さなものから、紙の大
きさいつぱいにまで無段階に自由に指定して印字するも
の、または、図中の42に示す様な、もとの文字パターン
の形を加工して、文字の輪郭部を強調する等の様々な文
字パターンを作成し印字するもの等と色々な形態の処理
が実用化されている。
文字パターンの大きさやデザインが変わる度に、その
形式に従つた文字パターンを一つ一つ個別に用意しなく
てはならなかつた今迄の非効率な処理に対し、これらの
機能では、一つの元パターンデータから多種多様な大き
さ、デザインの文字パターンを容易に作成する事が可能
となり、大幅な改善をする事が出来た。この元パターン
データは、例えば、文字の輪郭を座標点列で表わしたア
ウトラインフオントと称されるフオントが代表的であ
る。
形式に従つた文字パターンを一つ一つ個別に用意しなく
てはならなかつた今迄の非効率な処理に対し、これらの
機能では、一つの元パターンデータから多種多様な大き
さ、デザインの文字パターンを容易に作成する事が可能
となり、大幅な改善をする事が出来た。この元パターン
データは、例えば、文字の輪郭を座標点列で表わしたア
ウトラインフオントと称されるフオントが代表的であ
る。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、この一つの元パターンデータから多種
多様な大きさ、デザインの文字パターンを作成するため
には、その文字パターンデータを作成する処理が必要と
なる。そして、この処理には、大量の記憶領域、すなわ
ちメモリが必要である。逆に言えば、これら文字パター
ンを作成する処理は、使用する出力装置のメモリの構成
により、そのパターンの大きさや加工方法に制限を受け
る異となり、その装置の文字パターン作成能力はおのず
と決まつてくる。
多様な大きさ、デザインの文字パターンを作成するため
には、その文字パターンデータを作成する処理が必要と
なる。そして、この処理には、大量の記憶領域、すなわ
ちメモリが必要である。逆に言えば、これら文字パター
ンを作成する処理は、使用する出力装置のメモリの構成
により、そのパターンの大きさや加工方法に制限を受け
る異となり、その装置の文字パターン作成能力はおのず
と決まつてくる。
一方、これら出力装置には、装置自体を新たに拡張し
たり、或いは、装置とは別に各種の拡張装置を接続し、
基本構成の持つ性能を拡張する事が可能である。例え
ば、拡張メモリボードを装着する事で、装置が使用する
事の出来るメモリ環境を拡張し、それだけ多くの文字パ
ターンを作成する事がなされてきた。
たり、或いは、装置とは別に各種の拡張装置を接続し、
基本構成の持つ性能を拡張する事が可能である。例え
ば、拡張メモリボードを装着する事で、装置が使用する
事の出来るメモリ環境を拡張し、それだけ多くの文字パ
ターンを作成する事がなされてきた。
ところが、この様な従来の出力装置では、この様に作
成出来る文字数の拡張は行われて来たが、作成する文字
パターンの作成形式に関しては、その装置自体の基本メ
モリ構成により、実際に実現可能な文字パターン作成処
理が限定されていて、最初からその限定に従つて、パタ
ーン作成処理の制限がプログラム化されているために、
仮に装置のメモリ構成を拡張したとしても、拡張前の基
本メモリ構成に従つた限定的処理しか行う事が出来なか
つた。
成出来る文字数の拡張は行われて来たが、作成する文字
パターンの作成形式に関しては、その装置自体の基本メ
モリ構成により、実際に実現可能な文字パターン作成処
理が限定されていて、最初からその限定に従つて、パタ
ーン作成処理の制限がプログラム化されているために、
仮に装置のメモリ構成を拡張したとしても、拡張前の基
本メモリ構成に従つた限定的処理しか行う事が出来なか
つた。
例えば、大きな文字パターンを作成するには、それだ
けのメモリを必要とする。また、複雑なパターンの加工
を行おうとすれば、やはりそれだけのメモリが必要とな
る。
けのメモリを必要とする。また、複雑なパターンの加工
を行おうとすれば、やはりそれだけのメモリが必要とな
る。
従つて装置の基本メモリ構成により、実際に作成可能
な文字パターンの大きさや加工の種類は、限定されてく
る。そのためこの文字パターン作成を行うプログラムに
おいても、大きさや加工方法等の制限を行つている。
な文字パターンの大きさや加工の種類は、限定されてく
る。そのためこの文字パターン作成を行うプログラムに
おいても、大きさや加工方法等の制限を行つている。
これに後から例えば「拡張メモリ」や「外部記憶装
置」等によりメモリの拡張を行つたとしても、プログラ
ム自体が既に基本メモリ構成を前提とした制限を行つて
いるために、十分なメモリの確保が行なわれたにも関わ
らず、拡張以前と同様の処理しか行う事が出来ない。
置」等によりメモリの拡張を行つたとしても、プログラ
ム自体が既に基本メモリ構成を前提とした制限を行つて
いるために、十分なメモリの確保が行なわれたにも関わ
らず、拡張以前と同様の処理しか行う事が出来ない。
逆に、このプログラムの制限を設けないと、文字パタ
ーン作成処理に必要なメモリが不足する場合が不測的に
発生し、その場合は正しい出力が行われないことにな
る。
ーン作成処理に必要なメモリが不足する場合が不測的に
発生し、その場合は正しい出力が行われないことにな
る。
これを例をあげ説明しているのが第5図である。図中
の51は作成された文字パターンであり、パターンの大き
さをホストコンピユータからの文字パターン作成形式の
指示に従い、自由に変更して印字している様子を表現し
ている。しかし図中の52に示す様に、その時点でのメモ
リ環境により作成可能な文字パターンの大きさが制限さ
れてしまい、それ以上大きな文字パターンを指定しても
希望する大きさの文字パターンを得る事が出来ない。
の51は作成された文字パターンであり、パターンの大き
さをホストコンピユータからの文字パターン作成形式の
指示に従い、自由に変更して印字している様子を表現し
ている。しかし図中の52に示す様に、その時点でのメモ
リ環境により作成可能な文字パターンの大きさが制限さ
れてしまい、それ以上大きな文字パターンを指定しても
希望する大きさの文字パターンを得る事が出来ない。
さらに、この装置の拡張メモリボードを装着して同様
のデータを印字したものが図中53である。この拡張メモ
リボードを装着することで装置のメモリ容量は増加し
た。このメモリの増加から作成可能な文字パターンの上
限サイズは、理論上は、より大きいものまで作成可能と
なつているのだが、従来では、そのメモリの増加や、そ
れによりどれだけのサイズまで上限が拡張されたかを判
定する手段が講じられていないために、メモリ拡張前と
同様の文字パターン作成処理がなされてしまう。従って
メモリ拡張後も、54の様に、大きさの制限を受けて印字
されてしまう。
のデータを印字したものが図中53である。この拡張メモ
リボードを装着することで装置のメモリ容量は増加し
た。このメモリの増加から作成可能な文字パターンの上
限サイズは、理論上は、より大きいものまで作成可能と
なつているのだが、従来では、そのメモリの増加や、そ
れによりどれだけのサイズまで上限が拡張されたかを判
定する手段が講じられていないために、メモリ拡張前と
同様の文字パターン作成処理がなされてしまう。従って
メモリ拡張後も、54の様に、大きさの制限を受けて印字
されてしまう。
この様に従来の出力装置では、文字パターンの作成処
理がその装置の基本メモリ構成により制限を受け、メモ
リの拡張を行つても改善する事が出来ないという問題点
がある。
理がその装置の基本メモリ構成により制限を受け、メモ
リの拡張を行つても改善する事が出来ないという問題点
がある。
本発明は、使用可能なメモリ容量に応じた形式のフォ
トパターンを作成することのできる文字処理装置および
方法を提案する事を目的とするものである。
トパターンを作成することのできる文字処理装置および
方法を提案する事を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を達成するための本発明の構成は、 メモリ容量を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識されたメモリ容量に応じて文
字パターンの作成形式を変更し、変更された形式に従っ
て文字パターンを作成する作成手段とを具備することを
特徴とする。
字パターンの作成形式を変更し、変更された形式に従っ
て文字パターンを作成する作成手段とを具備することを
特徴とする。
本考案の好適な一態様に拠れば、指定された作成形式
に必要なメモリ容量が前記認識手段により認識されたメ
モリ容量を超える場合には、この指定された作成形式に
近い作成形式であって必要メモリ容量がメモリ容量を超
えない作成形式に従って文字パターンを作成することを
特徴とする。
に必要なメモリ容量が前記認識手段により認識されたメ
モリ容量を超える場合には、この指定された作成形式に
近い作成形式であって必要メモリ容量がメモリ容量を超
えない作成形式に従って文字パターンを作成することを
特徴とする。
上記課題を達成するための文字処理方法は、 メモリ容量を認識し、 認識されたメモリ容量に応じて文字パターンの作成形
式を変更し、 変更された形式に従って文字パターンを作成すること
を特徴とする。
式を変更し、 変更された形式に従って文字パターンを作成すること
を特徴とする。
[作用] 本発明では、認識手段もしくは認識工程により認識さ
れたメモリ容量に最適な作成形式が選択されて、作成手
段もしくは作成工程において、その形式に従って文字パ
ターンが作成される。
れたメモリ容量に最適な作成形式が選択されて、作成手
段もしくは作成工程において、その形式に従って文字パ
ターンが作成される。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例であるページプリンタ装
置の構成を示すブロツク図である。
置の構成を示すブロツク図である。
ここで、1はホストコンピユータであり、文字、数
字、記号等のデータ(以下単に文字データと呼ぶ)及
び、各種制御命令を発生する他、印字に使用する文字パ
ターンの大きさやデザインを指定する文字パターン作成
形式指定命令を発生し、本例に係る出力装置の主要部を
なす文字発生制御部2に入力する。
字、記号等のデータ(以下単に文字データと呼ぶ)及
び、各種制御命令を発生する他、印字に使用する文字パ
ターンの大きさやデザインを指定する文字パターン作成
形式指定命令を発生し、本例に係る出力装置の主要部を
なす文字発生制御部2に入力する。
文字発生制御部2において、3はバツフアであり、ホ
ストコンピユータ1より入力される文字データ、各種制
御データ、文字パターン作成形式指定命令等を一時的に
蓄える。4は例えば汎用マイクロプロセツサ等で構成さ
れるCPUであり、ROM4−1に格納された第3図につき後
述する処理手順に対応したプログラム等に従つて、入力
バツフア3に蓄えられた入力データを分析し、該当する
処理を行う。このCPU4は、入力データが文字データの場
合には、文字コード4aを発生する。文字パターン作成形
式指定命令が入力されたならば、文字パターン作成形式
指示指令4bを発生する。
ストコンピユータ1より入力される文字データ、各種制
御データ、文字パターン作成形式指定命令等を一時的に
蓄える。4は例えば汎用マイクロプロセツサ等で構成さ
れるCPUであり、ROM4−1に格納された第3図につき後
述する処理手順に対応したプログラム等に従つて、入力
バツフア3に蓄えられた入力データを分析し、該当する
処理を行う。このCPU4は、入力データが文字データの場
合には、文字コード4aを発生する。文字パターン作成形
式指定命令が入力されたならば、文字パターン作成形式
指示指令4bを発生する。
また、例えば本例の出力装置が起動した時点、或は、
文字パターン作成形式指定命令が入力された時点等に装
置が使用する事の出来るメモリ環境を確認するためのメ
モリ環境判別指令4cを発生する。
文字パターン作成形式指定命令が入力された時点等に装
置が使用する事の出来るメモリ環境を確認するためのメ
モリ環境判別指令4cを発生する。
5は文字パターン作成器であり、CPU4から受け取つた
文字コード4aに従い、5cに記憶された元パターンデータ
に基づいて該当するドツト文字パターン5aを発生する。
6は本例に係る文字パターン作成制御器であり、CPU4よ
り受け取つた文字パターン作成形式指示指令4bに従い、
どの様な大きさ、或はどの様なデザインの文字パターン
を作成するかを、文字パターン作成制御指令6aとして文
字パターン作成器5へ指示する。文字パターン作成器5
では、この文字パターン作成制御指令6aで指定された大
きさ或は、デザインの文字パターンを作成する。
文字コード4aに従い、5cに記憶された元パターンデータ
に基づいて該当するドツト文字パターン5aを発生する。
6は本例に係る文字パターン作成制御器であり、CPU4よ
り受け取つた文字パターン作成形式指示指令4bに従い、
どの様な大きさ、或はどの様なデザインの文字パターン
を作成するかを、文字パターン作成制御指令6aとして文
字パターン作成器5へ指示する。文字パターン作成器5
では、この文字パターン作成制御指令6aで指定された大
きさ或は、デザインの文字パターンを作成する。
7は出力用ページバツフアであり、文字パターン作成
器5から受け取つた文字パターン5aを、一時的に格納す
る。そして格納されたドツトイメージ7aを、プリンタイ
ンタフエース部8に送出する。プリンタインタフエース
部8は、出力用ページバツフア7に格納されたドツトイ
メージに対応するビデオ信号8aを、例えばレーザビーム
プリンタで構成される記録部9に送出する。
器5から受け取つた文字パターン5aを、一時的に格納す
る。そして格納されたドツトイメージ7aを、プリンタイ
ンタフエース部8に送出する。プリンタインタフエース
部8は、出力用ページバツフア7に格納されたドツトイ
メージに対応するビデオ信号8aを、例えばレーザビーム
プリンタで構成される記録部9に送出する。
10は本体に内蔵されている内蔵基本メモリであり、通
常この文字発生制御部2はこの基本メモリの記憶領域を
用いて各種処理を行う。11は内蔵基本メモリに追加装着
する事の出来る拡張メモリであり、本来の文字発生制御
部2の装置構成には含まれず、新規に装着し文字発生制
御部2の拡張が行えるものである。12は例えばハードウ
エア等の外部記憶装置であり、直接、文字発生制御部2
に組み込まれるものではないが、メモリ構成の一部とし
て使用する事の出来る記憶装置である。
常この文字発生制御部2はこの基本メモリの記憶領域を
用いて各種処理を行う。11は内蔵基本メモリに追加装着
する事の出来る拡張メモリであり、本来の文字発生制御
部2の装置構成には含まれず、新規に装着し文字発生制
御部2の拡張が行えるものである。12は例えばハードウ
エア等の外部記憶装置であり、直接、文字発生制御部2
に組み込まれるものではないが、メモリ構成の一部とし
て使用する事の出来る記憶装置である。
13は本例に係るメモリ環境判別器であり、CPU4より受
け取つたメモリ環境判別指令4cに従い、その時点での装
置のメモリ構成を判別する。例えば内蔵基本メモリ10に
おいて使用可能なメモリがどれだけ残つているかや、拡
張メモリ11、外部記憶装置12によりどれだけメモリに余
裕があるかを判別し、その状況をメモリ環境情報13aと
して発生する。このメモリ環境情報13aは、文字パター
ン作成制御器6で受け取られる。文字パターン作成制御
器6では、このメモリ環境情報から計算して、最大どれ
ぐらいの大きさの文字パターンが作成出来るか、どの形
式のデザインが作成不可能か、或は、どの作成方法を用
いればそのメモリ環境において最良の文字パターン作成
処理が可能か等の判定を行い、それに従つて文字パター
ン作成器5に文字パターン作成制御指令6aを指示する。
け取つたメモリ環境判別指令4cに従い、その時点での装
置のメモリ構成を判別する。例えば内蔵基本メモリ10に
おいて使用可能なメモリがどれだけ残つているかや、拡
張メモリ11、外部記憶装置12によりどれだけメモリに余
裕があるかを判別し、その状況をメモリ環境情報13aと
して発生する。このメモリ環境情報13aは、文字パター
ン作成制御器6で受け取られる。文字パターン作成制御
器6では、このメモリ環境情報から計算して、最大どれ
ぐらいの大きさの文字パターンが作成出来るか、どの形
式のデザインが作成不可能か、或は、どの作成方法を用
いればそのメモリ環境において最良の文字パターン作成
処理が可能か等の判定を行い、それに従つて文字パター
ン作成器5に文字パターン作成制御指令6aを指示する。
第2図は本例に係る文字パターン作成の一態様を示
す。図中21は作成された文字パターンであり、パターン
の大きさをホストコンピユータ1からの指示に従い、自
由に変更して印字している様子を表現している。しかし
図中22に示す様にその時点でのメモリ環境により作成可
能な文字パターンの大きさが制限されてしまい、それ以
上大きな文字パターンを指定しても変わらない。
す。図中21は作成された文字パターンであり、パターン
の大きさをホストコンピユータ1からの指示に従い、自
由に変更して印字している様子を表現している。しかし
図中22に示す様にその時点でのメモリ環境により作成可
能な文字パターンの大きさが制限されてしまい、それ以
上大きな文字パターンを指定しても変わらない。
そこで、この装置に拡張メモリボードを装着して同様
のデータを印字したものが図中23である。拡張メモリボ
ードを装着することで装置のメモリ容量は増加した。こ
の拡張を本例に係るメモリ環境判別器13が判別し、メモ
リの増加をやはり本例に係る文字パターン作成制御器6
に知らせる。文字パターン作成制御器6では、このメモ
リの増加により作成可能になつた文字パターンの上限サ
イズが、より大きいものまでとなつた事を判定する。こ
れによつて、メモリ拡張前には作成する事の出来なかつ
た大きさの文字パターンも、24の様に印字される。
のデータを印字したものが図中23である。拡張メモリボ
ードを装着することで装置のメモリ容量は増加した。こ
の拡張を本例に係るメモリ環境判別器13が判別し、メモ
リの増加をやはり本例に係る文字パターン作成制御器6
に知らせる。文字パターン作成制御器6では、このメモ
リの増加により作成可能になつた文字パターンの上限サ
イズが、より大きいものまでとなつた事を判定する。こ
れによつて、メモリ拡張前には作成する事の出来なかつ
た大きさの文字パターンも、24の様に印字される。
また、上記説明では、文字パターンの大きさを例に述
べてきたが、それ以外にも文字パターンのデザインや、
作成方法等に関しても同様である。例えば、第4図に示
す様に文字修飾を行う場合、同図中段の白抜きの影を付
与する場合であれば、元パターンデータを一度、ドツト
パターンに変換して記憶させた後、そのドツトパターン
を別のエリア上でドツトシフトさせ、それと元のパター
ンとをORさせた後、元のパターンとのANDをとる等の処
理が行われるデザインによつて、使用するメモリの容量
は種々可変となるわけである。
べてきたが、それ以外にも文字パターンのデザインや、
作成方法等に関しても同様である。例えば、第4図に示
す様に文字修飾を行う場合、同図中段の白抜きの影を付
与する場合であれば、元パターンデータを一度、ドツト
パターンに変換して記憶させた後、そのドツトパターン
を別のエリア上でドツトシフトさせ、それと元のパター
ンとをORさせた後、元のパターンとのANDをとる等の処
理が行われるデザインによつて、使用するメモリの容量
は種々可変となるわけである。
本例によれば、その装置のメモリ構成に合わせて、そ
の時点での最良の文字パターン作成処理を行うので、何
ら拡張を行つていない時の、装置の基本構成から来る文
字パターン作成の上限に縛られる事無く、使用者の希望
する文字パターン作成を実現する事が出来る。
の時点での最良の文字パターン作成処理を行うので、何
ら拡張を行つていない時の、装置の基本構成から来る文
字パターン作成の上限に縛られる事無く、使用者の希望
する文字パターン作成を実現する事が出来る。
第3図は以上の実施例に係る文字パターン作成処理の
手順の一例を示す。
手順の一例を示す。
印刷が開始されると、ホストコンピユータ1によりデ
ータコードの送信が行われ、この入力データをCPU3が1
単位ずつ読み込む(ステツプS1)。そして、その入力デ
ータが文字データかどうか判断する(ステツプS2)。文
字データの場合には、その時点で指定されていた文字パ
ターン形式に従い、文字パターンの作成を行う(ステツ
プS3)。そして、その文字パターンは印字される(ステ
ツプS4)。入力されたデータが、文字データでなかつた
場合には、そのデータが文字パターン作成形式を指定す
る命令であるかを判断する(ステツプS5)。そうでない
ならば、その他の印字/制御処理を行う(ステツプS
6)。作成形式の指定命令であつたならば、本例に係る
ところのメモリ環境判別器13により、その時点でのメモ
リ環境を判別する(ステツプS7)。この判別に基いて、
やはり本例に係るところの文字パターン作成制御器6
が、指定された文字パターン作成形式が実行可能かを判
定する(ステツプS8)。
ータコードの送信が行われ、この入力データをCPU3が1
単位ずつ読み込む(ステツプS1)。そして、その入力デ
ータが文字データかどうか判断する(ステツプS2)。文
字データの場合には、その時点で指定されていた文字パ
ターン形式に従い、文字パターンの作成を行う(ステツ
プS3)。そして、その文字パターンは印字される(ステ
ツプS4)。入力されたデータが、文字データでなかつた
場合には、そのデータが文字パターン作成形式を指定す
る命令であるかを判断する(ステツプS5)。そうでない
ならば、その他の印字/制御処理を行う(ステツプS
6)。作成形式の指定命令であつたならば、本例に係る
ところのメモリ環境判別器13により、その時点でのメモ
リ環境を判別する(ステツプS7)。この判別に基いて、
やはり本例に係るところの文字パターン作成制御器6
が、指定された文字パターン作成形式が実行可能かを判
定する(ステツプS8)。
もし実行可能であればその指定された文字パターン作
成形式を、それ以降の文字パターン作成処理で使用する
ために記憶しておく(ステツプS9)。この記憶された作
成形式が、前述(ステツプS3)の文字パターン作成時に
使用されることになる。
成形式を、それ以降の文字パターン作成処理で使用する
ために記憶しておく(ステツプS9)。この記憶された作
成形式が、前述(ステツプS3)の文字パターン作成時に
使用されることになる。
実行不可能であつたならば、現在のメモリ環境で実現
可能で、かつ指定された作成形式に近い文字パターン作
成形式を計算し、その作成形式に修正する(ステツプS1
0)。この修正された作成形式もやはり、(ステツプS
9)で以降のために記憶される。即ちこの実施例では、
従来装置の様に常に一定の作成形式の制限により文字パ
ターン作成処理を妨げられる事なく、その時々のメモリ
環境を判別し、その時点での最適な文字パターン作成処
理を実現する様になつている。
可能で、かつ指定された作成形式に近い文字パターン作
成形式を計算し、その作成形式に修正する(ステツプS1
0)。この修正された作成形式もやはり、(ステツプS
9)で以降のために記憶される。即ちこの実施例では、
従来装置の様に常に一定の作成形式の制限により文字パ
ターン作成処理を妨げられる事なく、その時々のメモリ
環境を判別し、その時点での最適な文字パターン作成処
理を実現する様になつている。
以上の処理によつて、操作者は文字パターンを作成さ
せ出力する操作を行うに際し、何ら拡張を行なつていな
い装置の基本構成から来る文字パターン作成の上限に縛
られる事無く、その装置の使用時点でのメモリ構成に合
わせて、その時点での最良の文字パターン作成処理を行
ない、使用者の希望する文字パターン作成を実現する事
が可能となる。
せ出力する操作を行うに際し、何ら拡張を行なつていな
い装置の基本構成から来る文字パターン作成の上限に縛
られる事無く、その装置の使用時点でのメモリ構成に合
わせて、その時点での最良の文字パターン作成処理を行
ない、使用者の希望する文字パターン作成を実現する事
が可能となる。
本発明はその主旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能
である。例えば、本発明は、文字の輪郭部を強調する等
の様々な文字パターンを作成する場合にも適用できる。
である。例えば、本発明は、文字の輪郭部を強調する等
の様々な文字パターンを作成する場合にも適用できる。
また、上記実施例では、ページプリンタに対して 本
発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、他の方式のプリンタ、或は
CRT等の出力装置に関しても容易に適用出来るのは勿論
である。そして、例えば、本発明の出力装置をカラーCR
Tに適用した場合、メモリ環境に応じて、文字等の表示
を、モノクロにしたりカラーにしたりするように適用す
ることもできる。
発明を適用した場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、他の方式のプリンタ、或は
CRT等の出力装置に関しても容易に適用出来るのは勿論
である。そして、例えば、本発明の出力装置をカラーCR
Tに適用した場合、メモリ環境に応じて、文字等の表示
を、モノクロにしたりカラーにしたりするように適用す
ることもできる。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明によれば、ドットフォント
パターンを作成する操作を行なうに際し、認識されたメ
モリ容量に最適な作成形式に変更され、その変更された
形式に従って文字パターンが作成される。従って、メモ
リ容量が変更されたとき、特に拡張されたときには、そ
の変更に見合った作成形式、即ち、使用者の希望する文
字パターン作成を実現する事が可能となる。
パターンを作成する操作を行なうに際し、認識されたメ
モリ容量に最適な作成形式に変更され、その変更された
形式に従って文字パターンが作成される。従って、メモ
リ容量が変更されたとき、特に拡張されたときには、そ
の変更に見合った作成形式、即ち、使用者の希望する文
字パターン作成を実現する事が可能となる。
第1図は、本発明の一実施例としてのページプリンタ装
置の構成を示すブロツク図、 第2図は、同実施例により改善された文字パターン処理
を表す図、 第3図は、同実施例のプリンタ装置の動作を示すフロー
チャート、 第4図は、文字パターン作成処理により作成された文字
パターンの一例を示す平面図、 第5図は、従来の文字パターン作成処理の一例を示す平
面図である。 図中、1……ホストコンピユータ、2……文字発生、3
……入力バツファ、4……CPU、5……文字パターン作
成器、6……文字パターン作成制御器、7……出力用ペ
ージバツファ、8……プリンタインタフェー1、9……
記録部、、10……内蔵基本メモリ、11……拡張メモリ、
12……外部記憶装置、13……メモリ環境判別器である。
置の構成を示すブロツク図、 第2図は、同実施例により改善された文字パターン処理
を表す図、 第3図は、同実施例のプリンタ装置の動作を示すフロー
チャート、 第4図は、文字パターン作成処理により作成された文字
パターンの一例を示す平面図、 第5図は、従来の文字パターン作成処理の一例を示す平
面図である。 図中、1……ホストコンピユータ、2……文字発生、3
……入力バツファ、4……CPU、5……文字パターン作
成器、6……文字パターン作成制御器、7……出力用ペ
ージバツファ、8……プリンタインタフェー1、9……
記録部、、10……内蔵基本メモリ、11……拡張メモリ、
12……外部記憶装置、13……メモリ環境判別器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41J 3/12 G
Claims (12)
- 【請求項1】メモリ容量を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識されたメモリ容量に応じて文字
パターンの作成形式を変更し、変更された形式に従って
文字パターンを作成する作成手段とを具備することを特
徴とする文字処理装置。 - 【請求項2】前記文字パターンの作成形式は、文字サイ
ズを含むことを特徴とする請求項1記載の文字処理装
置。 - 【請求項3】前記文字パターン作成形式は、文字修飾形
式を含むことを含むことを特徴とする請求項1記載の文
字処理装置。 - 【請求項4】前記作成手段は、文字パターンの作成形式
が指定されている場合に、指定された作成形式に必要な
メモリ容量が前記認識手段により認識されたメモリ容量
を超える場合には、前記指定された作成形式に従わない
ことを特徴とする請求項1記載の文字処理装置。 - 【請求項5】指定された作成形式に必要なメモリ容量が
前記認識手段により認識されたメモリ容量を超える場合
には、この指定された作成形式に近い作成形式であって
必要メモリ容量がメモリ容量を超えない作成形式に従っ
て文字パターンを作成することを特徴とする請求項4記
載の文字処理装置。 - 【請求項6】前記前記作成手段により作成された文字パ
ターンを出力する出力手段を有することを特徴とする請
求項1記載の文字処理装置。 - 【請求項7】メモリ容量を認識し、 認識されたメモリ容量に応じて文字パターンの作成形式
を変更し、 変更された形式に従って文字パターンを作成することを
特徴とする文字処理方法。 - 【請求項8】前記文字パターンの作成形式は文字サイズ
を含むことを特徴とする請求項7記載の文字処理方法。 - 【請求項9】前記文字パターン作成形式は文字修飾形式
を含むことを含むことを特徴とする請求項7記載の文字
処理方法。 - 【請求項10】文字パターンの作成形式が指定されてい
る場合に、指定された作成形式に必要なメモリ容量が前
記認識されたメモリ容量を超える場合には、前記指定さ
れた作成形式に従わないことを特徴とする請求項7記載
の文字処理方法。 - 【請求項11】指定された作成形式に必要なメモリ容量
が前記認識されたメモリ容量を超える場合には、この指
定された作成形式に近い作成形式であって必要メモリ容
量がメモリ容量を超えない作成形式に従って文字パター
ンを作成することを特徴とする請求項10記載の文字処理
方法。 - 【請求項12】作成された文字パターンを出力する出力
工程を有すること特徴とする請求項7記載の文字処理方
法。
Priority Applications (6)
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---|---|---|---|
JP1053615A JP2737852B2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 文字処理装置および方法 |
DE69022756T DE69022756T2 (de) | 1989-03-08 | 1990-03-07 | Ausgabevorrichtung. |
DE69033390T DE69033390T2 (de) | 1989-03-08 | 1990-03-07 | Ausgabevorrichtung |
EP94201793A EP0618547B1 (en) | 1989-03-08 | 1990-03-07 | Output device |
EP90302442A EP0387039B1 (en) | 1989-03-08 | 1990-03-07 | Output device |
US08/458,455 US5696984A (en) | 1989-03-08 | 1995-06-02 | Output apparatus and method for varying size of cache memory area |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053615A JP2737852B2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 文字処理装置および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02234288A JPH02234288A (ja) | 1990-09-17 |
JP2737852B2 true JP2737852B2 (ja) | 1998-04-08 |
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ID=12947808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1053615A Expired - Fee Related JP2737852B2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 文字処理装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2737852B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63223784A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-19 | 富士通株式会社 | 文字デ−タ格納方式 |
JP2699976B2 (ja) * | 1987-03-17 | 1998-01-19 | キヤノン株式会社 | 文字発生装置 |
-
1989
- 1989-03-08 JP JP1053615A patent/JP2737852B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02234288A (ja) | 1990-09-17 |
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