JP2737832B2 - 対局時計 - Google Patents

対局時計

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JP2737832B2 JP7140387A JP14038795A JP2737832B2 JP 2737832 B2 JP2737832 B2 JP 2737832B2 JP 7140387 A JP7140387 A JP 7140387A JP 14038795 A JP14038795 A JP 14038795A JP 2737832 B2 JP2737832 B2 JP 2737832B2
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、囲碁,将棋,チェスな
どのように時間の制限を設けて行なうゲームに使用する
対局時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の最も周知な対局時計は、二つのゼ
ンマイ時計を具備し、対局の持ち時間を各時計に予めセ
ットしておき、対局開始と同時に後手方の対局者が押ボ
タンを押し、これによって先手方の時計が作動を開始
し、運針を始める。先手方が一手を差し終ってから押ボ
タンを押すと、先手方の時計は停止し、同時に後手方の
時6が作動を開始し、運針する。このように対局者が自
分の押しボタンを押していくことにより、各対局者の持
ち時間が減少していくものであった。しかしこの対局時
計では、秒読みができないこと、時間切れが近付いてい
ることの警告ができないことなどの問題点があった。
【0003】この問題に対処するために、近時では全電
子式デジタル対局時計が提案されている。例えば、実公
昭57−26228号公報の全電子式デジタル対局時計
は、マイクロコンピュータなどを用い、それぞれの設定
された持ち時間を演算し、その結果をRAMに記憶する
とともにデコーダおよびドライバを介してデジタル表示
部に残り時間を表示するものである。そして、所定の秒
読み時間に達すると秒読みを行ない、時間内に着手する
と所定の秒読み時間に復帰する秒読み機構を有し、さら
には時間切れ間際になったときに警報を出す警告装置を
具備しているものである。
【0004】さらには、音声合成技術を駆使して秒読み
等をを行なうことも、例えば、特開昭57−22781
号公報、特開昭57−156578号公報、特開昭62
−206484号公報等により提案されている。しかし
ながら、これらは表示に関しては全電子式デジタル対局
時計であることに変わりはなく、また次の手を考慮中に
秒読み開始までの時間が近付いていることを知らせるも
のではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】全電子式デジタル対局
時計は、デジタル式であるが故に、セットが大変面倒
で、しかも時間を感覚的に読取ることができず、切迫し
た瞬間に残り時間を一瞬で読取るのには適していない問
題を有している。
【0006】そこで本発明は、時間の読みとりが容易な
アナログ式の良さと、多機能化を図ることができるデジ
タル式の良さとを併せ持った対局時計を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の対局時計は、短針および長針が備わって
いる1対のアナログ表示部およびこれに並設されたデジ
タル表示部と、アナログ表示部の指針を駆動する1対の
アナログムーブメントと、対局者によって交互に押下げ
られる切換えボタンと、切換えボタンによって開閉さ
れ、上記アナログムーブメントの一方をストップさせる
一方、他方をスタートさせる1対の切換えスイッチと、
アナログムーブメント内に設けてあり、アナログ表示部
の文字板の「12」の位置を長針が通過する所定時間前
にトリガ信号を発生する信号発生手段と、トリガ信号に
よって始動しデジタル表示部の駆動を制御する制御回路
とを具備している。この制御回路は、トリガ信号の発生
により所定時間に対応する時間データがセットされる一
方、持ち時間の消費により時間データが減算されるデジ
タルタイマーと、デジタルタイマーの内容をデジタル表
示部に表示する駆動回路とトリガ信号をスキップさせる
回数が記憶されるスキップ数記憶回路とを備えている。
さらにスキップ数が0のときにトリガ信号が発生したと
きおよびデジタルタイマーがタイムアップしたときに警
告を発生する発音装置が設けてある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の詳細を添付図面に示した実施
例にそって説明する。なお、以下の説明で、参照符号の
後の添字a,bはそれぞれ2人の対局者A,B用のもの
を意味する。第1図において、対局時計のケース1の前
面部にはアナログ表示部2が設けてあり、上面部には、
対局者によって交互に押下げられる1対の切換えボタン
3a,3bが配設してある。アナログ表示部2には、そ
れぞれ短針4a,4bと、長針5a,5bとが設けてあ
り、図示しない針回し手段によって所定の時間にセット
することができる。
【0009】アナログ表示部2の下部にはデジタル表示
部6が並設してある。デジタル表示部6は、第2図に拡
大して示すように、秒表示部61a,61bと、後述す
るスキップ数を表示するためのスキップ数表示部62
a,62bとで構成されている。
【0010】デジタル表示部6の下部には、デジタル表
示部6をセットするためのキー入力手段7が設けてあ
る。キー入力手段7は、秒読みルールのときの秒読み時
間をセットするスライド式の秒セットスイッチ71a,
71bと、スキップ数をセットする押ボタン式のスキッ
プスイッチ72とからなっている。その左右には、電源
スイッチSW1 と、音量調整スイッチSW2 とが設けて
ある。
【0011】第3図において、制御回路8は、中央処理
装置(以下「CPU」という。)81と、デジタルタイ
マー82a,82bと、接点データ記憶回路83a,8
3bと、スキップ数記憶回路84a,84bと、デジタ
ル表示部6の表示駆動回路85とで構成されている。さ
らに、CPU81には、第1図示のアナログ表示部2の
指針(短針および長針)をそれぞれ駆動するアナログム
ーブメント9a,9bと、第1図示の切換えボタン3
a,3bによって開閉される切換えスイッチ10a,1
0bと、基準信号を発生するための水晶発振器などにて
構成されるクロックパルス発生回路11と、秒読みなど
を音声で行なうための音声合成回路12とが接続されて
いる。音声合成回路12から出力される音声データは、
D/Aコンバータ13およびアンプ14を介してスピー
カなどの発音装置15から音声出力される。
【0012】切換えスイッチ10a,10bは、アナロ
グムーブメント9a,9bのストップおよびスタート制
御するものである。すなわち切換えボタン3aの押下に
よって切換えスイッチ10aが開成し、切換えスイッチ
10bが閉成する。これにより、アナログムーブメント
9aが作動を停止する一方、アナログムーブメント9b
が作動を開始する。他方の切換えボタン3bの押下時に
はそれと反対に、切換えスイッチ10aが閉成し、切換
えスイッチ10bが開成する。これにより、アナログム
ーブメント9bが作動を停止する一方、アナログムーブ
メント9aが作動を開始する。
【0013】アナログムーブメント9a,9b内には、
アナログ表示部2の文字板の「12」の位置を長針5
a,5bが通過する所定時間前(本実施例では、5分
前)に、デジタルタイマー82a,82bを作動させる
トリガ信号aを発生するための信号発生手段16(第4
図)が設けてある。この信号発生手段16は、60分で
1回転するカム161と、ホルダ163に支持されたス
イッチ片164,165により構成されている。スイッ
チ片164,165は常時は閉じているが、カム161
の外周に形成してある突起162によってスイッチ片1
65が押上げられているときに開き、第5図示の接点信
号を発生するようになっている。そして、この接点信号
の立上りがトリガ信号aとして利用されている。
【0014】トリガ信号aが発生すると同時に音声合成
回路12の作動により発音装置15から警告が発せられ
る。ここでアナログ表示部2の文字板の「12」の位置
を長針5a,5bが通過する所定時間前に発せられる警
告の意味について説明する。勝負事をして負けると気分
が悪いので、負けまいと必死に考えるものである。将棋
を例に取ると対局時計を使用する持ち時間制の対局で
は、「終盤の1手の差し間違いによって勝ち将棋を負け
た。」とか、「終盤の時間が足りなかった。」とかの話
をよく聞く。終盤というのは将棋の内容とは別に時間と
の戦いでもあるので将棋の内容は優勢でも終盤であと何
分間時間が残っているかという残り時間が気になるもの
である。特に、持ち時間が切れて秒読みに入ってからで
は10秒刻みで秒を読まれるので、「20秒」などと言
われると次の差し手の考えがなかなかまとまらず頭が
「カッカ」して、いわゆる頭に血が上った状態となり平
常な時には考えられないようなポカミス(敗着)を差す
ことがよくある。このため、強い人は秒読みに入る前に
長考し、数10手先までの手を読んで一連の差手を整理
しておき、秒読みに入ってからは長考したときの手順を
おさらいしながら手を差し、間違った手を差さないよう
にしている。
【0015】ところが、長考中に時間が気になって時計
をその都度見ていたのでは、思考が中断され考えが中中
まとまらず焦ることがある。また、勝負所でじっくりと
読みを入れて長考するあまり差手を整理出来ないうちに
そのまま持ち時間が切れて秒読みに入ってしまい長考が
かえって仇となることがある。そこで、長考中に時計を
見なくとも、秒読み時間までの区切りの良い残り時間で
ある所定時間を知らせてもらえると、この所定時間内で
考えをまとめる時間的余裕ができるので、秒読みに入っ
ても心が乱れず納得した対局が出来る。
【0016】このように、アナログ表示部2の文字板の
「12」の位置を長針5a,5bが通過する所定時間前
(本実施例では、5分前)に、デジタルタイマー82
a,82bを作動させるトリガ信号aが発生し、このト
リガ信号が発生すると同時に発音装置15から「秒読み
5分前だよ。」、「考えをまとめる時間だよ。」とを意
味する警告が発せられることは対局者にとって大変重要
でかつ有り難いことである。
【0017】第3図の接点データ記憶回路83a,83
bには、信号発生手段16の接点信号(第5図)および
切換えスイッチ10a,10bのデータが逐次記憶更新
される。デジタルタイマー82a,82bは、トリガ信
号aの発生時期に対応して「5分」がセットされるが、
秒読みのときには第1、2図示の秒セットスイッチ71
a,71bによって選択された秒読み時間(秒数)がセ
ットされる。スキップ数記憶回路84a,84bには、
第1、2図示のスキップスイッチ72によってセットさ
れるスキップ数(トリガ信号aを無効にする回数)を記
憶するもので、持ち時間が1時間を越えるときに使用さ
れる。
【0018】つぎに動作について説明する。本発明の対
局時計の概略的動作は、第6図のフローチャートに示さ
れる通りであるが、詳細を個々のルールにそって説明す
る。先ず時間切れによって対局が終了する切れ負けルー
ルの場合について説明する。
【0019】対局に先立ってキー入力手段7等を操作し
て初期設定を行なうが、このキー入力操作のときは、第
1図示の切換えボタン3a,3bをニュートラル位置に
して第3図示の切換えスイッチ10a,10bを共に開
成状態にする。例えば、持ち時間が2時間45分の対局
のときには、長針5a,5bを15分の位置に合わせ、
短針4a,4bを真上「12」の位置に合わせる。スキ
ップスイッチ72を操作して、スキップ数表示部62
a,62bにそれぞれ「2」を表示する。これによりス
キップ数記憶回路84a,84bにはスキップ数「2」
が記憶される。また秒セットスイッチ71a,71b
は、いずれも「0」の位置にセットする。このとき秒表
示部61a,61bにはそれぞれ「0」,「0」が表示
される。
【0020】そこで後手方の対局者Bが切換えボタン3
bを押すと、先手方の対局者Aのアナログムーブメント
9aが作動を開始する。対局者Aが着手して切換えボタ
ン3aを押すと、対局者Aのアナログムーブメント9a
が停止し、対局者Bのアナログムーブメント9bが作動
する。これが交互に繰返されてそれぞれの持ち時間が減
少してゆく。対局者Aの持ち時間が40分経過して長針
5aが「55分」の位置に、つまり正時の5分前になる
と、アナログムーブメント9aよりトリガ信号aが発生
する。しかし、ここでは、スキップ数記憶回路84aに
記憶されているスキップ数「2」が1減算され「1」と
なり、この5分前のトリガ信号aをスキップさせるだけ
で、電気回路上の動作には何の変化もない。対局者Bに
ついても同様である。
【0021】更に対局者Aの持ち時間が1時間経過して
長針5aが再び「55分」の位置に、つまり正時の5分
前になると、先と同様にアナログムーブメント9aより
トリガ信号aが発生する。しかし、ここでは、スキップ
数記憶回路84aに記憶されているスキップ数「1」が
1減算され「0」となり、この5分前のトリガ信号aを
スキップさせるだけで、電気回路上の動作には何の変化
もない。対局者Bについても同様である。
【0022】更に対局者Aの持ち時間が1時間経過して
長針5aが再び「55分」の位置に、つまり正時の5分
前になると、アナログムーブメント9aよりトリガ信号
aが発生する。しかし、ここでは、スキップ数記憶回路
84aに記憶されているスキップ数は「0」であるので
スキップされない。これは残り時間が「5分」になった
ことを意味する。ここではじめてデジタルタイマー82
a,または82bに「5分」がセットされ、作動を開始
する。それと同時に音声合成回路12の作動により発音
装置15から“残り5分です。”と報知される。すなわ
ち、スキップ数が0のときにトリガ信号aが発生したと
きに発音装置15が警告を発生する。対局者はこの“残
り5分です。”によって頭を切り換えて次の差し手以降
の考えをまとめる。そして、本発明の対局時計では、残
り時間が5分を切ると、アナログムーブメント9a,9
bとデジタルタイマー82a,82bとが平行して作動
する状態となるが、これ以降は、デジタルタイマー82
aまたは82bに基づいて動作が制御される。
【0023】すなわち、これ以後は、クロックパルス発
生回路11からの1Hz信号到来する毎に、CPU81
がデジタルタイマー82aまたは82bを減算する。そ
して、デジタルタイマー82aまたは82bの残り時間
が1分になると、音声合成回路12が作動して発音装置
15から“残り1分です。”と報知され、ここで第2図
示の秒表示部61aまたは61bに「60」が表示され
る。この後、この秒表示部61aまたは61bの表示内
容が時間の経過とともにカウントダウンされていく。そ
して、秒表示部61aまたは61bの表示内容が「0」
になった瞬間、つまりタイムアップすると、デジタルタ
イマー82aまたは82bの作動が停止し、秒表示部6
1aまたは61bには「0」が点滅表示されるととも
に、音声合成回路12が作動して発音装置15から“ピ
ッ!ピッ!ピッ!時間です。”と報知され、時間切れに
なったことを知らせる。すなわち、デジタルタイマー8
2a または82bがタイムアップしたときに発音装置1
5が警告を発生する。これにより対局は終了する。対局
者Bについても同様である。
【0024】つぎ秒読みルールの場合について説明す
る。このときはアナログ時計は使用せず、第2図示の秒
セットスイッチ71a,71bを操作して所望の秒読み
時間「30秒」、「40秒」または「60秒」が選択さ
れる。秒読み時間「30秒」を選択したとすると、秒表
示部61a,61bには最初は「30」が表示される。
これによりデジタルタイマー82a,82bにそれぞれ
「30秒」がセットされる。さらにスキップスイッチ7
2を操作してスキップ数表示部62a,62bにそれぞ
れ「−」を表示させておく。
【0025】対局の開始1秒後には、秒表示部61aま
たは61bは表示が「1」に変り、1秒毎にカウントア
ップしてゆき、音声合成回路12の作動により、発音装
置15から“10秒”“20秒”“2,3,4,……
8,9,”と音声が発せられる。秒読み時間内に着手さ
れたときには、デジタルタイマー82aまたは82bに
は再び「30秒」がセットされる。これが繰返されてゆ
き、一方が秒読み時間をオーバーすると、デジタルタイ
マー82aまたは82bの作動が停止し、秒表示部61
aまたは61bには「30」が点滅表示されるととも
に、音声合成回路12が作動して発音装置15から“ピ
ッ!ピッ!ピッ!時間です。”と報知され、時間切れに
なったことを知らせる。すなわち、デジタルタイマー8
2aまたは82bがタイムアップしたときに発音装置1
5が警告を発生する。これにより対局は終了する。
【0026】なお対局者A,Bに実力の相違がある場合
に、ハンデとして秒読み時間を変えてセットすることも
可能である。すなわち対局者Aの秒読み時間を「40
秒」とし、対局者Bの時間を30秒にする等である。こ
の場合には秒表示部61aには「40」が、秒表示部6
1bには「30」がそれぞれ表示されることになる。
【0027】切れ負け+秒読みルールは、上記した切れ
負けルールと秒読みルールとが合わさったルールである
ので、例えば、持ち時間が1時間20分で、後は30秒
の秒読みの対局の時には、長針5a,5bを「40分」
の位置に合わせ、短針3a,3bを真上「12」の位置
に合わせる。スキップスイッチ72を操作してスキップ
数表示部62a,62bにそれぞれ「1」を表示する。
また秒セットスイッチ71a,71bを操作していずれ
も「30」にセットし、秒表示部61a,61bにそれ
ぞれ「30」を表示する。これによりデジタルタイマー
82a,82bには、持ち時間をオ―バ―した後に引続
いて30秒の秒読み時間が再セットされるようになる。
【0028】この場合の動作は、上記した二つのルール
が継続して行われる。いずれかの対局者が持ち時間の1
時間20分をオーバーすると、一旦デジタルタイマー8
2aまたは82bの動作が停止され、音声合成回路12
が作動して発音装置15から“秒読みに入ります。”と
報知される。その後は前述の秒読み動作が連続する。
【0029】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によれ
ば、残り時間をアナログ表示部によって感覚的に読み取
ることができ、秒読みに入った後の対局の終盤にはデジ
タル表示部によって秒までが明瞭に表示できる一方、複
雑な機能は電子回路技術によって処理しているから、時
間の読みとりが容易なアナログ式の良さと、多機能化を
図ることができるデジタル式の良さと併せ持っていると
ともにスキップ数記憶回路のスキップ数が0のときにト
リガ信号が発生したときおよびデジタルタイマーがタイ
ムアップしたときに発音装置が警告を発生するので、秒
読みル−ル又は切れ負けル−ル等での秒読み又は切れ負
けまでの残り時間および時間切れになったことを時計を
見なくとも知ることができる大変に使い勝手に優れた対
局時計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】要部の拡大正面図である。
【図3】回路ブロック図である。
【図4】信号発生手段の正面図である。
【図5】信号発生手段から生ずる接点信号の波形図であ
る。
【図6】フローチャートである。
【符号の説明】
2 アナログ表示部 3a,3b 切換えボタン 4a,4b 短針(指針) 5a,5b 長針(指針) 6 デジタル表示部 8 制御回路、 82a,82b デジタルタイマー 85 表示駆動回路 9a,9b アナログムーブメント 10a,10b 切換えスイッチ 15 発音装置 16 信号発生手段 a トリガ信号84a,84b スキップ数記憶回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短針および長針が備わっている1対のア
    ナログ表示部およびこれに並設されたデジタル表示部
    と、 上記アナログ表示部の指針を駆動する1対のアナログム
    ーブメントと、 対局者によって交互に押下げられる切換えボタンと、 上記切換えボタンによって開閉され、上記アナログムー
    ブメントの一方をストップさせる一方、他方をスタート
    させる1対の切換えスイッチと、 上記アナログムーブメント内に設けてあり、上記アナロ
    グ表示部の文字板の「12」の位置を上記長針が通過す
    る所定時間前にトリガ信号を発生する信号発生手段と、 上記トリガ信号によって始動し上記デジタル表示部の駆
    動を制御する制御回路とを含み、 上記制御回路は、上記トリガ信号の発生により上記所定
    時間に対応する時間データがセットされる一方、持ち時
    間の消費により上記時間データが減算されるデジタルタ
    イマーと、上記デジタルタイマーの内容を上記デジタル
    表示部に表示する表示駆動回路と、上記トリガ信号をス
    キップさせる回数が記憶されるスキップ数記憶回路と
    備えてあり、上記スキップ数が0のときに 上記トリガ信号が発生した
    ときおよび上記デジタルタイマーがタイムアップしたと
    きに警告を発生する発音装置が設けてあることを特徴と
    する対局時計。
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