JPH0714956Y2 - イヤホン付対局時計 - Google Patents
イヤホン付対局時計Info
- Publication number
- JPH0714956Y2 JPH0714956Y2 JP11788389U JP11788389U JPH0714956Y2 JP H0714956 Y2 JPH0714956 Y2 JP H0714956Y2 JP 11788389 U JP11788389 U JP 11788389U JP 11788389 U JP11788389 U JP 11788389U JP H0714956 Y2 JPH0714956 Y2 JP H0714956Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- countdown
- game
- earphone
- player
- Prior art date
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- Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、囲碁,将棋,チェスなどのように時間の制限
を設けて行なうゲームに使用する対局時計に関するもの
である。
を設けて行なうゲームに使用する対局時計に関するもの
である。
[従来の技術] 従来の最も周知な対局時計は、二つのゼンマイ時計を具
備し、対局の持ち時間を各時計に予めセットしておき、
対局開始と同時に後手方の対局者が押ボタンを押し、こ
れによって先手方の時計が作動を開始し、運針を始め
る。先手方が一手を指し終ってから押ボタンを押すと、
先手方の時計は停止し、同時に後手方の時計が作動を開
始し、運針する。このように対局者が自分の押しボタン
を押していくことにより、各対局者の持ち時間が減少し
ていくものであった。
備し、対局の持ち時間を各時計に予めセットしておき、
対局開始と同時に後手方の対局者が押ボタンを押し、こ
れによって先手方の時計が作動を開始し、運針を始め
る。先手方が一手を指し終ってから押ボタンを押すと、
先手方の時計は停止し、同時に後手方の時計が作動を開
始し、運針する。このように対局者が自分の押しボタン
を押していくことにより、各対局者の持ち時間が減少し
ていくものであった。
しかしこの対局時計では、秒読みができないこと、時間
切れが近付いていることの警告ができないことなどの問
題点があった。
切れが近付いていることの警告ができないことなどの問
題点があった。
この問題に対処するために、近時では全電子式デジタル
対局時計が提案されている。例えば、実公昭57-26228号
公報の全電子式デジタル対局時計は、マイクロコンピュ
ータなどを用い、それぞれの設定された持ち時間を演算
し、その結果をRAMに記憶するとともにデコーダおよび
ドライバを介してデジタル表示部に残り時間を表示する
ものである。そして、所定の秒読み時間に達すると秒読
みを行ない、時間内に着手すると所定の秒読み時間に復
帰する秒読み機構を有し、さらには時間切れ間際になっ
たときに警報を出す警告装置を具備しているものであ
る。
対局時計が提案されている。例えば、実公昭57-26228号
公報の全電子式デジタル対局時計は、マイクロコンピュ
ータなどを用い、それぞれの設定された持ち時間を演算
し、その結果をRAMに記憶するとともにデコーダおよび
ドライバを介してデジタル表示部に残り時間を表示する
ものである。そして、所定の秒読み時間に達すると秒読
みを行ない、時間内に着手すると所定の秒読み時間に復
帰する秒読み機構を有し、さらには時間切れ間際になっ
たときに警報を出す警告装置を具備しているものであ
る。
さらには、音声合成技術を駆使して秒読み等をを行なう
ことも、例えば、特開昭57-22781号公報、特開昭57-156
578号公報、特開昭62-206484号公報等により提案されて
いる。
ことも、例えば、特開昭57-22781号公報、特開昭57-156
578号公報、特開昭62-206484号公報等により提案されて
いる。
[解決しようとする課題] 囲碁大会や将棋大会では多数の参加者がいるため、同じ
試合会場内で多くの対局が同時的に進行する。音声合成
技術を駆使して秒読みなどを行なう対局時計をこのよう
な大会で使用すると、持ち時間を使い切り、秒読みの対
局が多くなると、あちこちで秒読みが始まり、対局者が
自分の秒読み音声と他の対局者の秒読み音声とを間違え
る恐れがあるという問題があった。
試合会場内で多くの対局が同時的に進行する。音声合成
技術を駆使して秒読みなどを行なう対局時計をこのよう
な大会で使用すると、持ち時間を使い切り、秒読みの対
局が多くなると、あちこちで秒読みが始まり、対局者が
自分の秒読み音声と他の対局者の秒読み音声とを間違え
る恐れがあるという問題があった。
本考案の目的は、使用している対局時計の音声が対局者
同士にしか聞こえないようにし、他の対局者に迷惑をか
けないようにした対局時計を提供することにある。
同士にしか聞こえないようにし、他の対局者に迷惑をか
けないようにした対局時計を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案のイヤホン付対局
時計は、秒読みなどの時間の経過を発音装置を介して音
声で報知する音声合成回路を設けてある対局時計本体
と、対局時計本体に設けられたイヤホンジャックと、イ
ヤホンジャックに着脱自在のイヤホンプラグを有するコ
ードと、コードに設けてあり2人の対局者が装着可能な
イヤホンとより構成されている。
時計は、秒読みなどの時間の経過を発音装置を介して音
声で報知する音声合成回路を設けてある対局時計本体
と、対局時計本体に設けられたイヤホンジャックと、イ
ヤホンジャックに着脱自在のイヤホンプラグを有するコ
ードと、コードに設けてあり2人の対局者が装着可能な
イヤホンとより構成されている。
[実施例] 以下、本考案の詳細を添付図面に示した実施例にそって
説明する。なお、以下の説明で、参照符号の後の添字a,
bはそれぞれ2人の対局者A,B用のものを意味する。第1
図において、対局時計本体1の前面部にはアナログ表示
部2が設けてあり、上面部には、対局者によって交互に
押下げられる1対の切換えボタン3a,3bが配設してあ
る。アナログ表示部2には、それぞれ短針4a,4bと、長
針5a,5bとが設けてあり、図示しない針回し手段によっ
て所定の時間にセットすることができる。
説明する。なお、以下の説明で、参照符号の後の添字a,
bはそれぞれ2人の対局者A,B用のものを意味する。第1
図において、対局時計本体1の前面部にはアナログ表示
部2が設けてあり、上面部には、対局者によって交互に
押下げられる1対の切換えボタン3a,3bが配設してあ
る。アナログ表示部2には、それぞれ短針4a,4bと、長
針5a,5bとが設けてあり、図示しない針回し手段によっ
て所定の時間にセットすることができる。
アナログ表示部2の下部にはデジタル表示部6が並設し
てある。デジタル表示部6は、第2図に拡大して示すよ
うに、秒表示部61a,61bと、後述するスキップ数を表示
するためのスキップ数表示部62a,62bとで構成されてい
る。
てある。デジタル表示部6は、第2図に拡大して示すよ
うに、秒表示部61a,61bと、後述するスキップ数を表示
するためのスキップ数表示部62a,62bとで構成されてい
る。
デジタル表示部6の下部には、デジタル表示部6をセッ
トするためのキー入力手段7が設けてある。キー入力手
段7は、秒読みルールのときの秒読み時間をセットする
スライド式の秒セットスイッチ71a,71bと、スキップ数
をセットする押ボタン式のスキップスイッチ72とからな
っている。その左右には、電源スイッチSW1と、音量調
整スイッチSW2とが設けてある。
トするためのキー入力手段7が設けてある。キー入力手
段7は、秒読みルールのときの秒読み時間をセットする
スライド式の秒セットスイッチ71a,71bと、スキップ数
をセットする押ボタン式のスキップスイッチ72とからな
っている。その左右には、電源スイッチSW1と、音量調
整スイッチSW2とが設けてある。
デジタル表示部6の右側面にはイヤホンジャック15が埋
設してある。イヤホンジャック15には、コード171を介
して2人の対局者が装着可能な1対のイヤホン172,172
が設けてあるイヤホンプラグ17が挿脱自在に設けてあ
る。
設してある。イヤホンジャック15には、コード171を介
して2人の対局者が装着可能な1対のイヤホン172,172
が設けてあるイヤホンプラグ17が挿脱自在に設けてあ
る。
第3図において、制御回路8は、中央処理装置(以下
「CPU」という。)81と、デジタルタイマ82a,82bと、接
点データ記憶回路83a,83bと、スキップ数記憶回路84a,8
4bと、デジタル表示部6の表示駆動回路85とで構成され
ている。さらに、CPU81には、第1図示のアナログ表示
部2の指針をそれぞれ駆動するアナログムーブメント9
a,9bと、第1図示の切換えボタン3a,3bによって開閉さ
れる切換えスイッチ10a,10bと、基準信号を発生するた
めの水晶発振器などにて構成されるクロックパルス発生
回路11と、秒読みなどを音声で行なうための音声合成回
路12とが接続されている。
「CPU」という。)81と、デジタルタイマ82a,82bと、接
点データ記憶回路83a,83bと、スキップ数記憶回路84a,8
4bと、デジタル表示部6の表示駆動回路85とで構成され
ている。さらに、CPU81には、第1図示のアナログ表示
部2の指針をそれぞれ駆動するアナログムーブメント9
a,9bと、第1図示の切換えボタン3a,3bによって開閉さ
れる切換えスイッチ10a,10bと、基準信号を発生するた
めの水晶発振器などにて構成されるクロックパルス発生
回路11と、秒読みなどを音声で行なうための音声合成回
路12とが接続されている。
音声合成回路12から出力される音声データは、D/Aコン
バータ13、アンプ14およびイヤホンジャック15を介して
スピーカなどの発音装置16から音声出力される。しかし
囲碁大会や将棋大会でイヤホンジャック15にイヤホンプ
ラグ17を挿着してある場合には、発音装置16からではな
くイヤホン17b,17bから音声出力される。
バータ13、アンプ14およびイヤホンジャック15を介して
スピーカなどの発音装置16から音声出力される。しかし
囲碁大会や将棋大会でイヤホンジャック15にイヤホンプ
ラグ17を挿着してある場合には、発音装置16からではな
くイヤホン17b,17bから音声出力される。
切換えスイッチ10a,10bは、アナログムーブメント9a,9b
のストップおよびスタート制御するものである。すなわ
ち切換えボタン3aの押下によって切換えスイッチ10aが
開成し、切換えスイッチ10bが閉成する。これにより、
アナログムーブメント9aが作動を停止する一方、アナロ
グムーブメント9bが作動を開始する。他方の切換えボタ
ン3bの押下時にはそれと反対に、切換えスイッチ10aが
閉成し、切換えスイッチ10bが開成する。これにより、
アナログムーブメント9bが作動を停止する一方、アナロ
グムーブメント9aが作動を開始する。
のストップおよびスタート制御するものである。すなわ
ち切換えボタン3aの押下によって切換えスイッチ10aが
開成し、切換えスイッチ10bが閉成する。これにより、
アナログムーブメント9aが作動を停止する一方、アナロ
グムーブメント9bが作動を開始する。他方の切換えボタ
ン3bの押下時にはそれと反対に、切換えスイッチ10aが
閉成し、切換えスイッチ10bが開成する。これにより、
アナログムーブメント9bが作動を停止する一方、アナロ
グムーブメント9aが作動を開始する。
アナログムーブメント9a,9b内には、アナログ表示部2
の文字板の「12」の位置を長針5a,5bが通過する所定時
間前(本実施例では、5分前)に、デジタルタイマ82a,
82bを作動させるトリガ信号aを発生するための信号発
生手段18(第4図)が設けてある。この信号発生手段18
は、60分で1回転するカム181と、ホルダ183に支持され
たスイッチ片184,185により構成されている。スイッチ
片184,185は常時は閉じているが、カム181の外周に形成
してある突起182によってスイッチ片185が押上げられて
いるときに開き、第5図示の接点信号を発生するように
なっている。そして、この接点信号の立上りがトリガ信
号aとして利用されている。
の文字板の「12」の位置を長針5a,5bが通過する所定時
間前(本実施例では、5分前)に、デジタルタイマ82a,
82bを作動させるトリガ信号aを発生するための信号発
生手段18(第4図)が設けてある。この信号発生手段18
は、60分で1回転するカム181と、ホルダ183に支持され
たスイッチ片184,185により構成されている。スイッチ
片184,185は常時は閉じているが、カム181の外周に形成
してある突起182によってスイッチ片185が押上げられて
いるときに開き、第5図示の接点信号を発生するように
なっている。そして、この接点信号の立上りがトリガ信
号aとして利用されている。
第3図の接点データ記憶回路83a,83bには、信号発生手
段18の接点信号(第5図)および切換えスイッチ10a,10
bのデータが逐次記憶更新される。
段18の接点信号(第5図)および切換えスイッチ10a,10
bのデータが逐次記憶更新される。
デジタルタイマ82a,82bは、トリガ信号aの発生時期に
対応して「5分」がセットされるが、秒読みのときには
第1、2図示の秒セットスイッチ71a,71bによって選択
された秒読み時間(秒数)がセットされる。
対応して「5分」がセットされるが、秒読みのときには
第1、2図示の秒セットスイッチ71a,71bによって選択
された秒読み時間(秒数)がセットされる。
スキップ数記憶回路84a,84bには、第1、2図示のスキ
ップスイッチ72によってセットされるスキップ数(トリ
ガ信号aを無効にする回数)を記憶するもので、持ち時
間が1時間を越えるときに使用される。
ップスイッチ72によってセットされるスキップ数(トリ
ガ信号aを無効にする回数)を記憶するもので、持ち時
間が1時間を越えるときに使用される。
つぎに動作について説明する。
本考案の対局時計の概略的動作は、第6図のフローチャ
ートに示される通りであるが、詳細を個々のルールにそ
って説明する。
ートに示される通りであるが、詳細を個々のルールにそ
って説明する。
先ず時間切れによって対局が終了する切れ負けルールの
場合について説明する。
場合について説明する。
対局に先立ってキー入力手段7等を操作して初期設定を
行なうが、このキー入力操作のときは、第1図示の切換
えボタン3a,3bをニュートラル位置にして第3図示の切
換えスイッチ10a,10bを共に開成状態にする。例えば、
持ち時間が2時間45分の対局のときには、長針5a,5bを1
5分の位置に合わせ、短針4a,4bを真上「12」の位置に合
わせる。スキップスイッチ72を操作して、スキップ数表
示部62a,62bにそれぞれ「2」を表示する。これにより
スキップ数記憶回路84a,84bにはスキップ数「2」が記
憶される。また秒セットスイッチ71a,71bは、いずれも
「0」の位置にットする。このとき秒表示部61a,61bに
はそれぞれ「0」,「0」が表示される。
行なうが、このキー入力操作のときは、第1図示の切換
えボタン3a,3bをニュートラル位置にして第3図示の切
換えスイッチ10a,10bを共に開成状態にする。例えば、
持ち時間が2時間45分の対局のときには、長針5a,5bを1
5分の位置に合わせ、短針4a,4bを真上「12」の位置に合
わせる。スキップスイッチ72を操作して、スキップ数表
示部62a,62bにそれぞれ「2」を表示する。これにより
スキップ数記憶回路84a,84bにはスキップ数「2」が記
憶される。また秒セットスイッチ71a,71bは、いずれも
「0」の位置にットする。このとき秒表示部61a,61bに
はそれぞれ「0」,「0」が表示される。
そこで後手方の対局者Bが切換えボタン3bを押すと、先
手方の対局者Aのアナログムーブメント9aが作動を開始
する。対局者Aが着手して切換えボタン3aを押すと、対
局者Aのアナログムーブメント9aが停止し、対局者Bの
アナログムーブメント9bが作動する。これが交互に繰返
されてそれぞれの持ち時間が減少してゆく。ここで、対
局者Aの長針5aが「55分」の位置に、つまり正時の5分
前になったとすると、アナログムーブメント9aよりトリ
ガ信号aが発生する。しかし、ここでは、スキップ数記
憶回路84aに記憶されているスキップ数が1減算され、
この5分前のトリガ信号aをスキップさせるだけで、電
気回路上の動作には何の変化もない。対局者Bについて
も同様である。
手方の対局者Aのアナログムーブメント9aが作動を開始
する。対局者Aが着手して切換えボタン3aを押すと、対
局者Aのアナログムーブメント9aが停止し、対局者Bの
アナログムーブメント9bが作動する。これが交互に繰返
されてそれぞれの持ち時間が減少してゆく。ここで、対
局者Aの長針5aが「55分」の位置に、つまり正時の5分
前になったとすると、アナログムーブメント9aよりトリ
ガ信号aが発生する。しかし、ここでは、スキップ数記
憶回路84aに記憶されているスキップ数が1減算され、
この5分前のトリガ信号aをスキップさせるだけで、電
気回路上の動作には何の変化もない。対局者Bについて
も同様である。
この動作が繰返されて、スキップ数記憶回路84aまたは8
4bの記憶内容が「0」になったとすると、このときは残
り時間が「5分」になったことを意味する。ここではじ
めてデジタルタイマ82a,または82bに「5分」がセット
され、作動を開始する。それと同時に音声合成回路12の
作動により発音装置16から“残り5分です。”と報知さ
れる。すなわち、本考案の対局時計では、残り時間が5
分を切ると、アナログムーブメント9a,9bとデジタルタ
イマ82a,82bとが平行して作動する状態となるが、これ
以降は、デジタルタイマ82aまたは82bに基づいて動作が
制御される。
4bの記憶内容が「0」になったとすると、このときは残
り時間が「5分」になったことを意味する。ここではじ
めてデジタルタイマ82a,または82bに「5分」がセット
され、作動を開始する。それと同時に音声合成回路12の
作動により発音装置16から“残り5分です。”と報知さ
れる。すなわち、本考案の対局時計では、残り時間が5
分を切ると、アナログムーブメント9a,9bとデジタルタ
イマ82a,82bとが平行して作動する状態となるが、これ
以降は、デジタルタイマ82aまたは82bに基づいて動作が
制御される。
すなわち、これ以後は、クロックパルス発生回路11から
の1Hz信号到来する毎に、CPU81がデジタルタイマ82aま
たは82bを減算する。そして、デジタルタイマ82aまたは
82bの残り時間が1分になると、音声合成回路12が作動
して発音装置16から“残り1分です。”と報知され、こ
こで第2図示の秒表示部61aまたは61bに「60」が表示さ
れる。この後、この秒表示部61aまたは61bの表示内容が
時間の経過とともにカウントダウンされていく。そし
て、秒表示部61aまたは61bの表示内容が「0」になった
瞬間、つまりタイムオーバーすると、デジタルタイマ82
aまたは82bの作動が停止し、秒表示部61aまたは61bには
「0」が点滅表示されるとともに、音声合成回路12が作
動して発音装置16から“ピッ!ピッ!ピッ!時間で
す。”と報知され、時間切れになったことを知らせる。
これにより対局は終了する。
の1Hz信号到来する毎に、CPU81がデジタルタイマ82aま
たは82bを減算する。そして、デジタルタイマ82aまたは
82bの残り時間が1分になると、音声合成回路12が作動
して発音装置16から“残り1分です。”と報知され、こ
こで第2図示の秒表示部61aまたは61bに「60」が表示さ
れる。この後、この秒表示部61aまたは61bの表示内容が
時間の経過とともにカウントダウンされていく。そし
て、秒表示部61aまたは61bの表示内容が「0」になった
瞬間、つまりタイムオーバーすると、デジタルタイマ82
aまたは82bの作動が停止し、秒表示部61aまたは61bには
「0」が点滅表示されるとともに、音声合成回路12が作
動して発音装置16から“ピッ!ピッ!ピッ!時間で
す。”と報知され、時間切れになったことを知らせる。
これにより対局は終了する。
つぎに秒読みルールの場合について説明する このときはアナログ時計は使用せず、第2図示の秒セッ
トスイッチ71a,71bを操作して所望の秒読み時間「30
秒」、「40秒」または「60秒」が選択される。秒読み時
間「30秒」を選択したとすると、秒表示部61a,61bには
最初は「30」が表示される。これによりデジタルタイマ
82a,82bにそれぞれ「30秒」がセットされる。さらにス
キップスイッチ72を操作してスキップ数表示部62a,62b
にそれぞれ「−」を表示させておく。
トスイッチ71a,71bを操作して所望の秒読み時間「30
秒」、「40秒」または「60秒」が選択される。秒読み時
間「30秒」を選択したとすると、秒表示部61a,61bには
最初は「30」が表示される。これによりデジタルタイマ
82a,82bにそれぞれ「30秒」がセットされる。さらにス
キップスイッチ72を操作してスキップ数表示部62a,62b
にそれぞれ「−」を表示させておく。
対局の開始1秒後には、秒表示部61aまたは61bは表示が
「1」に変り、1秒毎にカウントアップしてゆき、音声
合成回路12の作動により、発音装置16から“10秒”“20
秒”“2,3,4,……8,9,"と音声が発せられる。秒読み時
間内に着手されたときには、デジタルタイマ82aまたは8
2bには再び「30秒」がセットされる。これが繰返されて
ゆき、一方が秒読み時間をオーバーすると、デジタルタ
イマ82aまたは82bの作動が停止し、秒表示部61aまたは6
1bには「30」が点滅表示されるとともに、音声合成回路
12が作動して発音装置16から“ピッ!ピッ!ピッ!時間
です。”と報知され、時間切れになったことを知らせ
る。これにより対局は終了する。
「1」に変り、1秒毎にカウントアップしてゆき、音声
合成回路12の作動により、発音装置16から“10秒”“20
秒”“2,3,4,……8,9,"と音声が発せられる。秒読み時
間内に着手されたときには、デジタルタイマ82aまたは8
2bには再び「30秒」がセットされる。これが繰返されて
ゆき、一方が秒読み時間をオーバーすると、デジタルタ
イマ82aまたは82bの作動が停止し、秒表示部61aまたは6
1bには「30」が点滅表示されるとともに、音声合成回路
12が作動して発音装置16から“ピッ!ピッ!ピッ!時間
です。”と報知され、時間切れになったことを知らせ
る。これにより対局は終了する。
なお対局者A,Bに実力の相違がある場合に、ハンデとし
て秒読み時間を変えてセットすることも可能である。す
なわち対局者Aの秒読み時間を「40秒」とし、対局者B
の時間を30秒にする等である。この場合には秒表示部61
aには「40」が、秒表示部61bには「30」がそれぞれ表示
されることになる。
て秒読み時間を変えてセットすることも可能である。す
なわち対局者Aの秒読み時間を「40秒」とし、対局者B
の時間を30秒にする等である。この場合には秒表示部61
aには「40」が、秒表示部61bには「30」がそれぞれ表示
されることになる。
切れ負け+秒読みルールは、上記した切れ負けルールと
秒読みルールとが合わさったルールであるので、例え
ば、持ち時間が1時間20分で、後は30秒の秒読みの対局
の時には、長針5a,5bを「40分」の位置に合わせ、短針3
a,3bを真上「12」の位置に合わせる。スキップスイッチ
72を操作してスキップ数表示部62a,62bにそれぞれ
「1」を表示する。また秒セットスイッチ71a,71bを操
作していずれも「30」にセットし、秒表示部61a,61bに
それぞれ「30」を表示する。これによりデジタルタイマ
82a,82bには、持ち時間をオーバーした後に引続いて30
秒の秒読み時間が再セットされるようになる。
秒読みルールとが合わさったルールであるので、例え
ば、持ち時間が1時間20分で、後は30秒の秒読みの対局
の時には、長針5a,5bを「40分」の位置に合わせ、短針3
a,3bを真上「12」の位置に合わせる。スキップスイッチ
72を操作してスキップ数表示部62a,62bにそれぞれ
「1」を表示する。また秒セットスイッチ71a,71bを操
作していずれも「30」にセットし、秒表示部61a,61bに
それぞれ「30」を表示する。これによりデジタルタイマ
82a,82bには、持ち時間をオーバーした後に引続いて30
秒の秒読み時間が再セットされるようになる。
この場合の動作は、上記した二つのルールが継続して行
われる。いずれかの対局者が持ち時間の1時間20分をオ
ーバーすると、一旦デジタルタイマ82aまたは82bの動作
が停止され、音声合成回路12が作動して発音装置16から
“秒読みに入ります。”と報知される。その後は前述の
秒読み動作が連続する。
われる。いずれかの対局者が持ち時間の1時間20分をオ
ーバーすると、一旦デジタルタイマ82aまたは82bの動作
が停止され、音声合成回路12が作動して発音装置16から
“秒読みに入ります。”と報知される。その後は前述の
秒読み動作が連続する。
次にイヤホンプラグ17の取扱いについて秒読みルールの
場合に当てはめて説明する。
場合に当てはめて説明する。
対局開始前にイヤホンジャック15にイヤホンプラグ17を
挿着しておき、対局直前に2人の対局者は各自の耳にイ
ヤホン172,172を付ける。秒読み時間「30秒」を選択し
たとすると、対局開始後秒表示部61aまたは61bは1秒毎
にカウントアップしてゆき、音声合成回路12の作動によ
り、イヤホン172,172から“10秒”“20秒”“2、3、
4、……8、9、”と音声が発せられる。このとき発音
装置16からではなく、両対局者の付けているイヤホン17
2,172から音声が発せられる。秒読みルール以外にもイ
ヤホンジャック15にイヤホンプラグ17を挿着しておけ
ば、イヤホン172,172から音声が発せられることはいう
までもない。
挿着しておき、対局直前に2人の対局者は各自の耳にイ
ヤホン172,172を付ける。秒読み時間「30秒」を選択し
たとすると、対局開始後秒表示部61aまたは61bは1秒毎
にカウントアップしてゆき、音声合成回路12の作動によ
り、イヤホン172,172から“10秒”“20秒”“2、3、
4、……8、9、”と音声が発せられる。このとき発音
装置16からではなく、両対局者の付けているイヤホン17
2,172から音声が発せられる。秒読みルール以外にもイ
ヤホンジャック15にイヤホンプラグ17を挿着しておけ
ば、イヤホン172,172から音声が発せられることはいう
までもない。
[効果] 以上のように構成された本考案によれば、イヤホンジャ
ックにイヤホンプラグを挿着することにより、音声はイ
ヤホンからのみ発せられるようにしたので、2人の対局
者以外には音声が聞こえず、他の対局者の耳を煩わすこ
とがないという利点がある。
ックにイヤホンプラグを挿着することにより、音声はイ
ヤホンからのみ発せられるようにしたので、2人の対局
者以外には音声が聞こえず、他の対局者の耳を煩わすこ
とがないという利点がある。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は斜視
図、第2図は要部の拡大正面図、第3図は回路ブロック
図、第4図は信号発生手段の正面図、第5図は同上信号
発生手段から生ずる接点信号の波形図、第6図はフロー
チャートである。 1……対局時計本体、15……イヤホンジャック、17……
イヤホンプラグ、171……コード、172……イヤホン。
図、第2図は要部の拡大正面図、第3図は回路ブロック
図、第4図は信号発生手段の正面図、第5図は同上信号
発生手段から生ずる接点信号の波形図、第6図はフロー
チャートである。 1……対局時計本体、15……イヤホンジャック、17……
イヤホンプラグ、171……コード、172……イヤホン。
Claims (1)
- 【請求項1】秒読みなどの時間の経過を発音装置を介し
て音声で報知する音声合成回路を設けてある対局時計本
体と、 上記対局時計本体に設けられたイヤホンジャックと、 上記イヤホンジャックに着脱自在のイヤホンプラグを有
するコードと、 上記コードに設けてあり2人の対局者が装着可能なイヤ
ホンと からなることを特徴とするイヤホン付対局時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11788389U JPH0714956Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | イヤホン付対局時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11788389U JPH0714956Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | イヤホン付対局時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357693U JPH0357693U (ja) | 1991-06-04 |
JPH0714956Y2 true JPH0714956Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31666081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11788389U Expired - Lifetime JPH0714956Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | イヤホン付対局時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714956Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006116169A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Yoshiko Masuda | ゴルフ練習用のクラブスィング始動軌道練習装置 |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP11788389U patent/JPH0714956Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357693U (ja) | 1991-06-04 |
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