JP2001296376A - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP2001296376A
JP2001296376A JP2000114010A JP2000114010A JP2001296376A JP 2001296376 A JP2001296376 A JP 2001296376A JP 2000114010 A JP2000114010 A JP 2000114010A JP 2000114010 A JP2000114010 A JP 2000114010A JP 2001296376 A JP2001296376 A JP 2001296376A
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timepiece
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Haruhiko Higuchi
樋口  晴彦
Yukio Takeda
幸男 武田
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Pfizer Japan Inc
Citizen Watch Co Ltd
Pfizer Pharmaceuticals LLC
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Citizen Watch Co Ltd
Pfizer Pharmaceuticals KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指針による時刻表示を通して、時計を見る者
に所定のメッセージを伝えたり、楽しさや面白さを感じ
させたりすることができる時計を提供する。 【解決手段】 指針Sと、この指針Sを駆動させる駆動
体と、この駆動体の駆動を制御する制御部とを有する時
計1において、前記制御部は、通常の動作時に、前記指
針の一つが、一つ又は複数種類のk/n(k≧1,n>
1,k≠n)秒タイミング運針を含む変則運針を、予め
設定された周期で行うように前記駆動体を制御する。前
記変則運針は1秒タイミング運針を含んでもよく、ま
た、前記変則運針が、所定のメッセージを伝えるような
運針形態であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指針と、この指針
を駆動させる駆動体と、この駆動体の駆動を制御する制
御部とを有するアナログ時計式の時計に関し、特に、通
常の動作時において前記指針を変則的に動かすようにし
て、所定のメッセージを利用者に伝えたり、時計を見る
者に楽しさや面白さを与えたりすることができるように
した時計に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ等を用いたディジタル
時計の中には、時刻表示を行うディスプレイに文字を表
示させたり、人気キャラクターや漫画等を動画表示させ
たりして、時計を見る者に所定のメッセージを伝えた
り、時計を見る者に楽しさや面白さを与えることができ
るものが数多く市販されている。そして、このような付
加的な機能が、時計を購入する際の動機の一つとなるこ
とも多い。
【0003】一方、時刻表示を指針で行うアナログ式の
時計においては、太陽電池の起電力が低下した場合やバ
ッテリの電圧が降下した場合などの非常時に、2秒運針
や4秒運針などの変則的な運針によって、利用者に充電
や電池の交換を促すようにしたものがよく知られてい
る。また、指針や文字盤を例えば人気キャラクタの形に
形成し、この人気キャラクタの手や足が時刻を指し示す
ようにして、見る者に楽しさや面白さを与えるようにし
たものも知られている。
【0004】しかしながら、非常時ではない通常の動作
時において、指針による時刻の表示から直接的に時計を
見る者に所定のメッセージを伝えたり、ある種の面白さ
や楽しみを伝えたりするものは、未だ市販されるには至
っていない。さらに、近年では、時計の利用者において
個性化を望む傾向が一層強まってきており、他人とは異
なる時計を持つことで、利用者の個性を強調したり、遊
び心を満足させたりすることのできる時計が強く要望さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
にかんがみてなされたもので、指針を有するアナログ式
の時計において、指針による時刻表示を通して時計を見
る者に所定のメッセージを伝えたり、時計を見る者に楽
しさや面白さを感じさせることができ、さらに、利用者
の個性を強調したり遊び心を満足させたりすることので
きる時計を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、指針と、この指針を駆動
させる駆動体と、この駆動体の駆動を制御する制御部と
を有する時計において、前記制御部は、通常の動作時
に、前記指針の一つが、一つ又は複数種類のk/n(k
≧1,n>1,k≠n)秒タイミング運針を含む変則運
針を、予め設定された周期で行うように前記駆動体を制
御するように構成してある。この構成によれば、太陽電
池の起電力やバッテリの充電電圧等が正常で、指針を変
則運針させる必要のない通常の動作時において、指針を
意図的に変則的に動かすことにより、面白みのあるアナ
ログ式の時計を得ることができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記指針が秒針
で、前記変則運針が1秒タイミング運針を含むように構
成してある。この構成によれば、通常の1秒タイミング
運針と、1/2秒タイミング運針や1/3秒タイミング
運針等の運針を組み合わせた変則運針が可能である。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記変則運針
が、所定の意味内容を表現する運針形態であるように構
成してある。このように構成することで、例えば、薬を
飲むタイミングや量などを関連付けることで、時計を見
た利用者にこれらのメッセージを伝えることができるよ
うになる。例えば、請求項4に記載するように、5秒の
周期で、1秒タイミング運針,1秒タイミング運針,
0.5秒タイミング運針,0.5秒タイミング運針及び
2秒タイミング運針を組み合わせて、1,1,3の運針
形態を構成させ、「一日一回、三日で治る」等のメッセ
ージを利用者に伝えることも可能である。
【0009】請求項5に記載の発明は、通常運針のみの
運針モードと前記変則運針を含む運針モードとの間で、
運針を切換可能に構成してある。このように構成すれ
ば、利用者の好みに応じて、指針の動きを、通常の時刻
表示における通常運針にしたり、前記k/n秒タイミン
グ運針を含む変則運針にしたりすることができる。
【0010】前記通常運針のみの運針モードと前記変則
運針を含む運針モードとの切り換えは、例えば、請求項
6に記載するように、前記変則運針を含む運針モードで
前記指針を動かす第1の回路と、前記通常運針のみの運
針モードで前記指針を動かす第2の回路と、前記第1の
回路と前記第2の回路との間で回路の切り換えを行う切
換手段とを設け、前記切換手段の切り換えで前記運針モ
ードの切り換えを行うようにすることで実現できる。
【0011】また、請求項7に記載するように、少なく
とも、前記変則運針を含む一つ又は複数種類の運針モー
ドを記憶するメモリを有し、前記制御部は、前記メモリ
から一つの前記運針モードを読み出し、読み出した前記
運針モードにしたがって前記駆動部の駆動を制御するよ
うにすることで実現できる。この場合、前記メモリに
は、一つ又は複数種類の変則運針を含む運針モードのみ
を記憶させてもよいし、これに加えて、通常運針のみの
運針モードを記憶させてもよい。
【0012】請求項8に記載の発明は、少なくとも前記
変則運針に同調した一つ又は複数種類の音を発生させる
音発生手段を設けた構成としてある。この構成によれ
ば、変則運針の運針タイミングに合わせた音声やメロデ
ィー,擬音等を楽しむことができるほか、所定のメッセ
ージを、リズミカルな音声やメロディー等の音を媒体と
して、より印象的に利用者に伝えることができるように
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を、図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1
の実施形態にかかる時計の指針の動きを説明するタイミ
ングチャートで、(a)は時間(s)を、(b)は通常
運針時の運針のタイミングを、(c)は本発明による変
則運針時の運針のタイミングと、この変則運針時におい
て指針が指し示す時計の表示目盛との関係を示してい
る。また、図2は、図1(c)の変則運針のタイミング
と指針が指し示す時計の表示目盛との関係を、実際の時
計で表した時計の四分円図、図3は、本発明の第1の実
施形態にかかる時計の制御部のブロック図である。
【0014】以下の説明で時計1は、太陽電池の起電力
やバッテリの充電電圧等が正常で、指針を変則的に運針
させる必要がない、通常の動作状態であるものとする。
また、変則的な動き(このような指針の動きを変則運針
という)をする指針は秒針Sであるものとする。この実
施形態では、図1及び図2に示すように、5秒の周期
で、1秒タイミング運針,1秒タイミング運針,0.5
秒タイミング運針(1/2秒タイミング運針),0.5
秒タイミング運針及び2秒タイミング運針(4/2秒タ
イミング運針)を、この順で組み合わせて、一組の変則
運針を構成している。
【0015】ここで、「タイミング」とは、秒針が時計
1の表示目盛2を一つ分進むまでの時間的なタイミング
をいい、例えば、「1秒タイミング運針」とは、直前の
運針から時計1の表示目盛2を一つ分進むまでの時間が
1秒である運針を、「0.5秒タイミング運針」とは、
直前の運針から時計1の表示目盛2を一つ分進むまでの
時間が0.5秒である運針をいう。図1(c)及び図2
に示すように、区間aでは、実際の時間が59秒のとき
に秒針Sはこれよりも1秒進んだ60秒の位置にあり、
この位置で実際の時間が秒針Sを1秒分追い越すまで、
2秒間待機する。そして、実際の時間が1秒になるとき
に、秒針Sを表示目盛一つ分だけ、すなわち、通常運針
の1秒分だけ送る。
【0016】1秒タイミング運針を行う区間b,cで
は、実際の時間の進行と秒針Sの動きとが一致すること
になる。0.5秒タイミング運針を行う区間d,eで
は、実際の時間が4秒になったときに、秒針Sは表示目
盛2の5秒の位置に達している。すなわち、区間eで
は、実際の時間よりも1秒進んだ位置に、秒針Sが位置
するわけである。そこで、先に説明した区間aと同様
に、この位置で、実際の時間が秒針Sを1秒分だけ追い
越すまで秒針Sを2秒間待機させ、実際の時間が秒針S
を1秒だけ追い越すとき、つまり、実際の時間が6秒に
なるときに、秒針Sを表示目盛2の5秒の位置から同6
秒の位置まで進める。以後、秒針Sは、区間a〜eの動
きを繰り返す。この実施形態の時計1では、変則運針の
周期が5秒であるから、秒針Sが一回りする間(60秒
間)に、この変則運針を12回繰り返すことになる。
【0017】この変則運針では、5秒の周期のうち、最
初の2秒間を1秒間隔とし、残りの3秒を0.5秒及び
2秒を組み合わせた間隔とすることで、「1,1,3」
のステップを表現するようにしている。この「1,1,
3」のステップには、例えば、「一日一回飲めば、三日
で治る」といった、薬品の効能を宣伝するキャッチフレ
ーズを含ませることができる。特に、時計1の外装部に
薬品名,メーカー名,「1,1,3」のステップ及びこ
のキャッチフレーズを表示することで、時計1の秒針S
の動きを見た利用者に、ある種のインパクトをともなっ
てこれらを伝えることができる。
【0018】もちろん、秒針Sの運針形態で利用者に伝
えることのできるメッセージは上記のようなキャッチフ
レーズに限られず、例えば、「一日,一回,3錠」とい
った薬の用法と用量に関するメッセージを利用者に伝え
ることも可能である。また、何らかの意味を持つ上記の
ようなメッセージの他に、例えば、三三七拍子のような
一定のリズムを、利用者に伝えるようにすることも可能
である。このように、種々のメッセージを秒針Sの変則
運針に含ませることで、文字だけでは忘れやすい所定の
メッセージを、時計1の秒針Sの変則的な動きから、容
易に思い出させるようにすることが期待できるほか、前
記したリズム等を秒針Sの変則運針によって表示させる
ことで、時計1を見る者に楽しさや面白さを伝えること
ができる。
【0019】時計1の指針の駆動の制御は、図3に示す
制御部によって行われる。制御部は、基準信号を発振す
る発振回路5と、前記基準信号を分周する分周回路6
と、秒針Sを動かすステッピングモータMを駆動させる
ための駆動パルスを発生する波形整形回路7と、前記駆
動パルスにしたがったタイミングでステッピングモータ
Mを駆動して秒針Sを動かすモータ駆動回路8とを有す
る。波形整形回路7の回路を、前記した「1,1,3」
のステップで秒針を動かす駆動パルスを発生させるよう
に構成することで、秒針Sを変則運針させることができ
る。また、図3に示すように、音発生回路9を波形整形
回路7に接続して設け、波形整形回路7から出力される
パルスに同調させて、例えば、前記した「1,1,3」
や三三七拍子のステップに応じたリズミカルな音声やメ
ロディー,擬音等の音信号を音発生回路9で発生させ、
これを音として時計に設けたスピーカ10から出力させ
るようにしてもよい。このように、リズミカルな音声や
メロディー等の音によって所定のメッセージを表現する
ことで、このメッセージをより印象的に利用者に伝える
ことができるようになる。
【0020】図4は、本発明の第2の実施形態にかかる
時計の制御部の回路ブロック図である。この実施形態で
は、通常運針のみの運針モードと、変則運針を含む運針
モードとを、スイッチの操作によって任意に切り換える
ことができるようになっている。
【0021】図4に示すように、発振回路11で発振さ
れた基準信号は、分周回路12で分周され、秒針Sを動
かすステッピングモータMを駆動させるための駆動パル
スを発生する波形整形回路13及び波形整形回路14に
入力される。この実施形態では、波形整形回路13が、
通常運針である1秒タイミング運針で秒針を動かす駆動
パルスを発生させ、波形整形回路14が、例えば、第1
の実施形態の「1,1,3」のステップで秒針を動かす
変則運針の駆動パルスを発生させる。
【0022】波形整形回路13,14で発生された駆動
パルスは、選択回路15に入力され、この選択回路15
で、波形整形回路13で発生された駆動パルス又は波形
整形回路14で発生された駆動パルスのいずれか一方が
選択される。選択された前記駆動パルスは、モータ駆動
回路17に送信され、このモータ駆動回路17が、前記
駆動パルスにしたがったタイミングでステッピングモー
タMを駆動して秒針Sを動かす。
【0023】選択回路15での前記駆動パルスの選択
は、時計1の外装部に設けられたスイッチ16の操作に
よって行われる。例えば、スイッチ16の接触子16a
が端子16bに接触していない状態では、選択回路15
は波形整形回路13で発生された駆動パルスをモータ駆
動回路17に送信する。これにより、ステッピングモー
タMは通常の1秒タイミング運針で秒針Sを動かす。ス
イッチ16を操作して接触子16aを端子16bに接触
させると、選択回路15は波形整形回路14で発生され
た駆動パルスをモータ駆動回路17に送信する。これに
より、ステッピングモータMは変則運針で秒針Sを動か
す。この実施形態では、前記した選択回路15とスイッ
チ16とが、秒針Sの運針モードを切り換える切換手段
を構成する。この実施形態においても、選択回路15
に、先の実施形態と同様の音発生回路9を設けること
で、選択回路15から出力されたパルスに同調したリズ
ミカルな音声やメロディー,擬音等の音をスピーカ10
から出力させることができる。この実施形態では、選択
回路15によって、通常運針のみの運針モードと変則運
針を含む運針モードとの間で運針モードの切り換えが可
能であるので、これら双方の運針モードにおいて音を出
力させることが可能である。
【0024】図5は、本発明の第2の実施形態にかかる
時計の指針の動きを説明するタイミングチャートで、
(a)は時間(s)を、(b)は通常運針時の運針のタ
イミングを、(c)は波形発生回路14で発生された変
則運針時の運針のタイミングを、(d)はスイッチの操
作による切換のタイミングを、(e)は切換前後の運針
のタイミングを示している。また、図6は、図5(e)
の運針のタイミングにしたがった指針の実際の動きを示
す時計の四分円図である。
【0025】波形整形回路13では、図5(b)の運針
のタイミングにしたがって、通常運針を行うための駆動
パルスが発生される。また、波形整形回路14では、図
5(c)の運針のタイミングにしたがって、変則運針を
行うための駆動パルスが発生される。図5(d)及び図
6に示すように、例えば、時刻5秒と6秒との間でスイ
ッチ16を操作すると、切換の直後に運針のモードが通
常運針のみの運針モードから変則運針を含む運針モード
に切り換わる。変則運針を含む運針モードは、スイッチ
16を操作することにより、通常運針のみの運針モード
に切り換えることが可能である。なお、変則運針の駆動
パルスを発生させる波形整形回路14を複数設けること
で、多様な変則運針を実行させることが可能になる。
【0026】また、波形整形回路14を設ける代わり
に、変則運針を含む運針モードを一つ又は複数記憶する
メモリを設け、選択回路15でこのメモリ内に記憶され
た運針の中から任意の運針を選択できるようにしてもよ
い。このようにすることで、さらに多くの変則運針を実
行させることが可能になる。この場合、波形整形回路1
3を設ける代わりに、通常運針のみの運針モードを前記
メモリに記憶させるようにしてもよい。また、音発生回
路9を設ける代わりにメモリを設け、このメモリに、一
つ又は複数種類の音を運針モードと組み合わせて記憶さ
せるようにしてもよい。そして、選択回路15によっ
て、前記メモリから所定の運針モードと音の組み合わせ
を読み出すようにするとよい。
【0027】さらに、スイッチ16の操作を自動的に行
うようにすることで、予め設定された時刻に、通常運針
のみの運針モードから変則運針を含む運針モードに切り
換えることが可能になる。このようにすれば、例えば、
変則運針が薬の用法や用量をメッセージとして利用者に
伝えるような場合に、秒針Sの動きが通常運針のみの運
針モードから変則運針を含む運針モードに切り換わるこ
とで、利用者の注意を喚起し、薬の服用時間の到来と薬
の用量を利用者に知らせることができる。
【0028】本発明の好適な実施形態を説明してきた
が、本発明は、上記の実施形態により限定されるもので
はない。例えば、本発明の時計は、指針を有するアナロ
グ式の時計であれば、腕時計、置き時計、懐中時計及び
掛時計等のいずれでもよい。また、指針は秒針Sである
として説明したが、秒針以外の指針、例えば所定の機能
針で変則運針を行わせるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、変則的な指針の動きを
通して利用者に所定のメッセージを伝えたり、変則的な
指針の動きによって利用者に楽しさや面白さを与えたり
することが可能になる。また、指針の動きに応じて、リ
ズミカルな音声やメッセージ,擬音等の音を発生させる
ことで、楽しさや面白さをさらに増すことができるだけ
でなく、このような音を媒体とすることで、所定のメッ
セージをより印象的に利用者に伝えることができるよう
になる。また、このような時計を持つことで利用者の個
性を強調したり、利用者の遊び心を満足させたりするこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる時計の指針の
動きを説明するタイミングチャートで、(a)は時間
(s)を、(b)は通常運針時の運針のタイミングを、
(c)は本発明による変則運針時の運針のタイミング
と、この変則運針時において指針が指し示す時計の表示
目盛との関係を示している。
【図2】図1(c)の変則運針のタイミングと指針が指
し示す時計の表示目盛との関係を、実際の時計で表した
時計の四分円図である。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる時計の制御部
のブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施形態にかかる時計の制御部
の回路ブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態にかかる時計の指針の
動きを説明するタイミングチャートで、(a)は時間
(s)を、(b)は通常運針時の運針のタイミングを、
(c)は波形発生回路14で発生された変則運針時の運
針のタイミングを、(d)はスイッチの操作による切換
のタイミングを、(e)は切換前後の運針のタイミング
を示している。
【図6】図5(e)の運針のタイミングにしたがった指
針の実際の動きを示す時計の四分円図である。
【符号の説明】
1 時計 5,11 発振回路 6,12 分周回路 7 波形整形回路 13 波形整形回路(第1の回路) 14 波形整形回路(第2の回路) 15 選択回路 16 スイッチ 8,17 モータ駆動回路 9 音発生回路 10 スピーカ M ステッピングモータ(駆動体) S 秒針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F001 AA00 AE03 AF00 AH03 2F082 AA00 BB00 CC01 CC06 DD10 FF01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針と、この指針を駆動させる駆動体
    と、この駆動体の駆動を制御する制御部とを有する時計
    において、 前記制御部は、通常の動作時に、前記指針の一つが、一
    つ又は複数種類のk/n(k≧1,n>1,k≠n)秒
    タイミング運針を含む変則運針を、予め設定された周期
    で行うように前記駆動体を制御することを特徴とする時
    計。
  2. 【請求項2】 前記指針が秒針で、前記変則運針が1秒
    タイミング運針を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の時計。
  3. 【請求項3】 前記変則運針が、所定の意味内容を表現
    する運針形態であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の時計。
  4. 【請求項4】 前記変則運針が、5秒の周期で、1秒タ
    イミング運針,1秒タイミング運針,0.5秒タイミン
    グ運針,0.5秒タイミング運針及び2秒タイミング運
    針を組み合わせたものであることを特徴とする請求項2
    又は3に記載の時計。
  5. 【請求項5】 通常運針のみの運針モードと前記変則運
    針を含む運針モードとの間で、運針を切換可能としたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の時計。
  6. 【請求項6】 前記変則運針を含む運針モードで前記指
    針を動かす第1の回路と、前記通常運針のみの運針モー
    ドで前記指針を動かす第2の回路と、前記第1の回路と
    前記第2の回路との間で回路の切り換えを行う切換手段
    とを設け、前記切換手段の切り換えで前記運針モードの
    切り換えを行うようにしたことを特徴とする請求項5に
    記載の時計。
  7. 【請求項7】 少なくとも、前記変則運針を含む一つ又
    は複数種類の運針モードを記憶するメモリを有し、前記
    制御部は、前記メモリから一つの前記運針モードを読み
    出し、読み出した前記運針モードにしたがって前記駆動
    部の駆動を制御することを特徴とする請求項5に記載の
    時計。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記変則運針に同調した一つ
    又は複数種類の音を発生させる音発生手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の時計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008128878A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Seiko Instruments Inc アナログ電波時計
CN111427255A (zh) * 2019-01-09 2020-07-17 精工爱普生株式会社 电子钟表

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