JP2545063B2 - ゴルフカウンタ - Google Patents

ゴルフカウンタ

Info

Publication number
JP2545063B2
JP2545063B2 JP16085085A JP16085085A JP2545063B2 JP 2545063 B2 JP2545063 B2 JP 2545063B2 JP 16085085 A JP16085085 A JP 16085085A JP 16085085 A JP16085085 A JP 16085085A JP 2545063 B2 JP2545063 B2 JP 2545063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
switch
score
mode
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16085085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6222175A (ja
Inventor
英二 中澤
秀行 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP16085085A priority Critical patent/JP2545063B2/ja
Publication of JPS6222175A publication Critical patent/JPS6222175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2545063B2 publication Critical patent/JP2545063B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は,ゴルフ競技におけるスコアを記憶及び表示
するゴルフデータ記憶装置に関する。
〔従来技術〕
ゴルフ競技では各ホール毎に標準打数が規定されてお
り,あるホールを標準打数で終了すればいわゆるパーで
ある。また,標準打数より1打多い打数でそのホールを
終了すればいわゆるボギーである。また,逆に標準打数
より1打少ない打数でホールを終了すればいわゆるバー
ディである。
このようなゴルフ競技において,各ホールの打数(ス
コア)をスイッチを操作する回数によって入力し,電子
的に計数するゴルフカウンタが知られている。また,こ
の従来のゴルフカウンタは競技終了後,即ち1ラウンド
終了後にトータル(合計)スコア(ラウンドスコア)を
算出することも可能である。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら,上述のような従来のゴルフカウンタで
は,過去の競技データを記憶することができない。ま
た,競技者にとっては,その日のスコアだけを知るだけ
でなく,過去の競技データを参考にして自己のゴルフ技
術がどの程度上達したかを知る(判断する)ことを望ん
でいる。しかし,上述のように従来のゴルフカウンタで
はその日のスコアは知り得ても過去の記録データが記憶
できないのでこのようなことを判断することが出来な
い。
また,過去のデータ(ホール毎のスコアやラウンドス
コア)を用紙等に記録しておくことも可能であるが,一
般的にゴルフのプレーは月に数回程度しか行われないの
で,その用紙を紛失してしまう等の記録の保持に問題が
ある。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来の欠点に鑑み,ゴルフスコアの合計
データを日付に対応させて記憶させ任意に読み出して表
示できるようにすることにより,いつどの様なスコアで
あったかが容易に分るばかりか,その時の過去の平均デ
ータを算出して表示出来るようにすることにより,容易
にゴルフ技術の上達度合いを知る事が出来るゴルフカウ
ンタを提供する事を特徴とする。
〔発明の要点〕
本発明は,上記目的を達成するために,基準信号を計
時して日付データ及び時刻データを得る計時手段(9b,Y
2)と,ゴルフの各ホール毎のスコアデータを入力する
入力手段(SA,SB,SC)と,この入力手段によって入力さ
れた前記各ホール毎のスコアデータを記憶する第一の記
憶手段(S1〜S18)と, この第一の記憶手段に記憶された前記各ホール毎のス
コアデータの合計データを算出する為に操作される操作
スイッチ手段(S4)と,この操作スイッチ手段によるス
イッチが操作がなされた際に前記計時手段で得られる日
付データと前記第一の記憶手段に記憶された前記各ホー
ル毎のスコアデータの合計データとを対応させて順次複
数記憶する第二の記憶手段(9c)と,日付データ及び合
計データの読み出しスイッチ(+スイッチ,−スイッ
チ)と,この読み出しスイッチの操作によって前記第二
の記憶手段に記憶された前記複数の日付データ及び合計
データのうちの一つを読み出して表示する日付及び合計
表示手段(1i,1j)と,前記第二の記憶手段に記憶され
た複数の日付データ及び合計データのうち前記日付及び
合計表示手段によって表示された合計データより予め定
められた数だけ前の合計データの平均値データを算出す
る平均算出手段(第12図のステップE8)と,この平均算
出手段によって算出された平均値データを表示する平均
値表示手段(1i,1jのAV.表示)と,を備えたことを要点
とする。
〔発明の実施例〕
以下,本発明の実施例について図面を参照しながら詳
述する。
本実施例は本発明を電子腕時計に実施したものであ
り,第1図は上記電子腕時計の斜視図である。この電子
腕時計には後述するスイッチ操作に従って各ホールの打
数等も入力できるようになっている。
同図において,2は腕時計ケースでありこの腕時計ケー
ス2の上面には液晶表示部1が設けられている。この液
晶表示部1は第2図に示すように,8×4文字(桁)の表
示が可能な液晶表示素子によって構成されている。この
液晶表示部1には,時刻モードの際,日時,曜日等が表
示され,ゴルフモードの際,ホール名,打数平均値等が
表示される。例えば第2図に示すように時刻モード時
“1985 SUN 6−23 PM 3:25−45"と表示されていれば,
この表示は今日が1985年6月23日の日曜日であり,現時
刻が午後3時25分45秒であることを示す。
一方第1図に戻って腕時計ケース2には多数のスイッ
チが設けられており,上述の液晶表示部1の下方には
“5"の表示のあるスイッチSA,“4"の表示のあるスイッ
チSB,“3"の表示のあるスイッチSCが設けられ,各スイ
ッチSA,SB,SCの上方には各々のスイッチSA〜SCに対応し
た“Bogey",“Par",“Birdie"の表示を示す表示部3が
印刷等によって構成されている。即ち,このスイッチSA
〜SCは2つの機能を有しており,1つは後述するパー設定
モード時に各ホールのパー数を入力するスイッチとして
働き,もう一つは後述するスコア入力モード時に各ホー
ルのスコアを入力するスイッチとして働く。例えば,パ
ー設定モード時にはスイッチSAを押すことによりパー数
が“5"に設定され,スイッチSBを押すことによりパー数
が“4"に設定され,スイッチSCを押すことによりパー数
が“3"に設定される。また,スコア入力モード時には,
スイッチSAを押すことにより予め設定されているパー数
より1多い数が入力され,スイッチSBを押すことにより
パー数そのものが入力され,スイッチSCを押すことによ
りパー数より1少ない数が入力される構成である。
また,上述の液晶表示部1の上方は,プラス(以下+
で示す)スイッチ4とマイナス(以下−で示す)スイッ
チ5が配設されている。+スイッチ4は時刻モード時に
分または時修正モードへの移行を指示し,ゴルフモード
時に順次ホール数を進め,同じくゴルフモード時にアベ
レージデータを進めるためのスイッチである。−スイッ
チ5は逆に,時刻モード時に時修正モードから分または
秒修正モードへの移行を指示し,ゴルフモード時に順次
ホール数を戻し,またはアベレージデータを戻すための
スイッチである。
また,腕時計ケース2の側面にはプッシュ型のスイッ
チS1〜S4が配設されている。スイッチS1はモード切替用
スイッチであり,スイッチS1を押す毎に液晶表示部1の
表示が時刻モード表示とゴルフモード表示とで切替わ
る。また,スイッチS2は時刻モード時に操作することに
より,時刻修正モードへの切替えを行い,ゴルフモード
時に操作することにより,予め入力する各ホールの標準
打数(パー)設定モードへの切替えを行うスイッチであ
る。
また,スイッチS3は競技時(ゴルフモード)各ホール
での実際に打った打数を入力するためのスコア入力モー
ドへの切替用スイッチである。
さらに,スイッチS4は,ゴルフモードからアベレージ
表示モードへ移行したり,上述の競技の際入力した各ホ
ールの打数を競技終了の際,トータル(合計)表示させ
るためのスイッチである。
以上のような外観構成を有する電子腕時計の内部には
第3図に示すような電子回路を有している。
同図において,ROM(リードオンメモリ)6には本回路
の計時及びゴルフカウンタの動作を制御するマイクロプ
ログラムが格納されており,アドレス制御部7によって
アドレス指定されたエリアから各マイクロプログラムが
読出され順次プログラムが実行される。例えばこの読出
されたプログラムの中で,オペレーションコード(OP)
は命令デコーダ8に入力し,データ(DO)は後述するRA
M(ランダムアクセスメモリ)9及び演算回路10に入力
し,ネクストアドレス信号(NA)はアドレス制御部7に
入力する。また,オペレーションコード(OP)が入力し
た命令デコーダ8ではこのオペレーションコード(OP)
をデコードして各種信号を出力する。例えばRAM9にリー
ド/ライト信号aを出力し,演算回路10に演算指令信号
bを出力し,表示デコーダ10に表示信号cを出力する。
リード/ライト信号aが入力するRAM9ではリード/ラ
イト信号aに従ってRAM9にデータを書込み,またはRAM9
からデータを読出す。例えば,RAM9にライト信号が入力
している時,前述のスイッチSA〜SC,+,−,S1〜S4(こ
れらのスイッチ入力を総称して第3図ではキー入力部12
で示す)からの入力されたデータをデータバス(DATABU
S)を介してRAM9に書込む。また,後述する演算回路10
の演算結果dもRAM9に書き込まれる。逆にRAM9にリード
信号が入力している時,RAM9のデータは演算回路10に出
力される。
演算回路10では上述の演算指令信号bが入力すると,D
I1及びDI2に入力するデータの演算を行う。例えば,演
算回路10でRAM9内のデータどうしを演算する場合には,R
AM9から出力されたデータをDI1及びDI2に入力させ,演
算指令信号bにより演算回路10で演算を行い,演算結果
dを再度RAM9に記憶させる。
また,RAM9から表示デコーダ11に表示データeもリー
ド信号により出力され,この時同時に表示信号cが表示
デコーダ11に入力していれば,表示デコーダ11では入力
した表示データeをデコードし,表示部13へデコードさ
れた表示データe′を出力する。表示部13では表示デー
タe′を前述の液晶表示部1に表示する(液晶表示部1
は表示部13の一部を構成している)。
一方,ROM6,アドレス制御部7,命令デコーダ8の制御及
び,データの入出力の際必要な各種タイミング(同期)
信号fはタイミングジェネレータ14から出力される。こ
のタイミング信号fは,水晶等で構成される発振器15か
ら出力される高周波信号を分周回路16で分周してタイミ
ングジェネレータ14に入力することにより,タイミング
ジェネレータ14ではさらに入力信号を所定の周波数まで
分周し,各種タイミング信号fを作成する。
また,計時クロックgは分周回路16から出力されてお
り,計時クロックgがアドレス制御部7に入力すると,
アドレス制御部7はROM6のプログラムを計時処理フロー
に移行させる。
次に,上述の制御回路に用いられているRAM9の具体的
な内部構成を第4図に示す。
同図に示すようにRAM9は,当日の日付を記憶する日付
レジスタ9a,時刻を記憶する時刻レジスタ9b,日付とパー
の打数と1ラウンドのトータルスコア(ラウンドスコ
ア)をそれぞれ複数記憶するゴルフデータ記憶レジスタ
9c,各ホールのパーの数を記憶するレジスタP1〜P18,各
ホールのスコアを記憶するレジスタS1〜S18,及び,M〜T
等のフラグレジスタで構成されている。このフラグレジ
スタM〜Tをさらに具体的に説明すると,フラグレジス
タMには時刻モード時に“1"が設定され,ゴルフモード
時に“0"が設定される。フラグレジスタPにはパー設定
モード時に“1"が設定され,それ以外のモードでは“0"
が設定される。フラグレジスタQにはスコア入力モード
時に“1"が設定され,それ以外のモード時には“0"が設
定される。フラグレジスタRにはスイッチSCが2回以上
操作されると“1"が設定され,それ以外では“0"が設定
される。フラグレジスタSにはスイッチSAが2回以上操
作されると“1"が設定され,それ以外では“0"が設定さ
れる。フラグレジスタTにはアベレージ表示モードの時
“1"が設定され,それ以外のモードでは“0"が設定され
る。
以上のような構成のレジスタ9a〜9c,P1〜P18,S1
S18,フラグレジスタM,P,Q,R,S,T等のレジスタの内容(R
AM9の内容)は前述のリード信号により演算回路10,キー
入力部12から出力されるデータにより順次更新される。
また,ライト信号により,上述のレジスタの内容(RAM9
の内容)は演算回路10,表示デコーダ11へ順次出力され
る。
以上のような回路構成を有する電子腕時計は通常(時
刻モード時),計時処理を行っている。すなわち,第5
図のフローチャートに示すように,ホルト(HALT)状態
(ステップY1)からスイッチ処理の指示がなければ,所
定タイミング,例えば1/16秒毎に秒処理(計時処理)を
順次行っている(ステップY2)。この計時処理は,16Hz
毎に出力される前述の計時クロックgにより実行される
もので,この計時処理によって得られた時刻データは第
4図のRAM9の時刻レジスタに記憶され,また,計時処理
によって得られた当日の日付データは,RAM9の日付レジ
スタ9aに記憶される。一方,スイッチ処理(ステップ
Y3)は前述のキー入力部12(スイッチSA〜SC,S1〜S
4等)から入力する信号によりROM6,RAM9等を制御して行
われる処理である。
以下に本発明の要部であるスイッチ処理について以下
で説明する。
第6図は各スイッチSA〜SC,S1〜S4,+スイッチ4,−ス
イッチ5を操作した際,液晶表示部1に表示される表示
内容の変化を示す図である。同図において,点線で囲ん
だM′は時刻修正モード時,液晶表示部1の表示内容の
変化を示し,同じく点線で囲んだP′,Q′,T′は各々パ
ー設定モード時,スコア入力モード時,アベレージ表示
モード時の液晶表示部1の表示内容の変化を示す。
先ず、通常の時刻モード時(フラグレジスタMが“1"
の時)には,液晶表示部1の表示内容は1aに示すように
当日の曜日や時刻を表示している。この状態から時,
分,秒を修正する時刻修正モードM′へ移行させる場合
にはスイッチS2を操作することにより行われる。すなわ
ち,第7図のスイッチS2が操作された際のフローチャー
トに示すように,スイッチS2を操作した時,フラグレジ
スタM=1の判断を行い,M=1,即ち,第6図1aの通常の
時刻表示モードであれば,時刻修正モードM′の中で最
初の修正モードである秒修正モードへの移行を行う(ス
テップST1,ST2)。このように秒修正モードへ移行した
時,液晶表示部1の表示内容は,1bに示すように秒表示
部のみが点滅し,秒修正モードであることを報知する。
また,分修正モードへの移行は前述の+スイッチ4を1
回押すことにより行われ,さらに+スイッチ4をもう1
回押すことにより時修正モードへ移行する。分修正モー
ド,時修正モードでは図示しないが,秒修正モードと同
様に分表示部(例えば“25")及び時表示部(例えば
“3")が点滅して分修正モード及び時修正モードである
ことを報知する。また,−スイッチ5を押すことにより
順次時修正モード→分修正モード→秒修正モードへ移行
する。
次に,時刻(表示)モードとゴルフ(表示)モード
(前回のスコア表示モード)との切換えはスイッチS1
より行われる。第8図はこのスイッチS1が操作された際
のフローチャートである。フラグレジスタMが“1"の時
スイッチS1が操作されたならば,前回の競技の際のスコ
アを液晶表示部1に表示(第6図1c)し,フラグレジス
タMに“0"をセットする(ステップK1,ステップK2,
K3)。この時,液晶表示部1の表示内容(第6図1c)は
前回競技が行われた時の日付と曜日,及びパー数のトー
タル,スコアトータルである。一方,フラグレジスタM
が“0"の時スイッチS1を操作すれば,スイッチS1の操作
前はゴルフ表示モードであるため,液晶表示部の表示内
容を時刻表示モード(第6図1aの状態)に戻り,フラグ
レジスタMに“1"をセットする(ステップK1,ステップK
4,K5)。
次に,ゴルフ表示モード(第6図1c)とパー設定モー
ドP′との切換え動作について説明する。パー設定モー
ドP′は,通常,競技開始前,競技を行おうとするゴル
フコースの各ホールのパー数を予め入力するモードであ
る。このゴルフ表示モードとパー設定モードP′との切
換えはスイッチS2により行われる。前述の第7図のフロ
ーチャートのフラグレジスタMが“1"でない時(ステッ
プST1がノーの時)以後で処理される。すなわち,フラ
グレジスタPが“0"の時スイッチS2が押されると,パー
入力モードとなるので,液晶表示部1にホールナンバー
(以下ホールNoで示す)1を表示し,フラグレジスタP
に“1"をセットする(ステップST3がノー,ステップS
T4,ST5)。逆に,パー設定モードの時には,スイッチS2
を押すことにより元のゴルフ表示モードへ移行すると共
にフラグレジスタPに“0"をセットする(ステップST3
がイエス,ステップST6,ST7)。
また,液晶表示部1にはホールNo1が表示されている
時には,液晶表示部1にはホールNo1の他に当日の日
付,曜日も表示されるもので第6図1dに示す様な表示内
容となる。
ここで第1ホール(ホールNo1)のパー数を入力する
場合には,液晶表示部1の表示内容が第6図1dの状態で
スイッチSA〜SCのいずれか一つを操作することにより入
力される。例えば,第1ホールがパー5であればスイッ
チSAを1回押し,パー4であればスイッチSBを1回押
し,パー3であればスイッチSCを1回押せばよい。
この時のスイッチSA,SB,SCが操作された際の動作は第
9図,第10図,第11図におのおのステップU1,U2,V1,V2,
W1,W2に示すように処理される。すなわち,スイッチSA
〜SCの内一つのスイッチを1回操作することにより第1
ホールのパー数を入力することができる。
このようにしてスイッチSA〜SCのいずれか一つのスイ
ッチから入力したデータは,キー入力部12より,RAM9内
のレジスタP1に記憶される。
次に第2ホール(ホールNo2)のパー数を入力する場
合には,+スイッチ4を押して第2ホールを液晶表示部
1に表示させる(この処理は第12図のフローチャートに
おいて,ステップE1がノー,ステップE2がイエス,ステ
ップE3)。この時,液晶表示部1の表示内容は第6図1e
に示すように表示される。第2ホールにおいても第1ホ
ールと同様に予め規定されているパー数をスイッチSA
SCのいずれか一つのスイッチより入力し,レジスタP2
記憶させる。以下同様に第3ホール〜第18ホールまでの
パー数を+スイッチ4及びスイッチSA〜SCを操作してレ
ジスタP3〜P18に記憶させる。以上のようにして各ホー
ルのパー数の入力が終了したらスイッチS2を操作してゴ
ルフ表示モードに戻す。
次に,スコア入力モードQ′について説明する。この
スコア入力モードQ′は実際の競技中,各ホール終了毎
に終了したホールの打数(スコア)を入力するモードで
ある。このスコア入力モードへの切換えは,ゴルフ表示
モードの時(フラグレジスタMが“0"の時),スイッチ
S3を操作することにより行われる。このスイッチS3が操
作されると,液晶表示部1の表示内容は第6図1cから第
6図1fに変わる。このスイッチS3が操作さた際のフロー
は図示していないがM=0のときフラグレジスタQ=0
であればゴルフ表示モードからスコア入力モードに変え
てQ=1に設定し,Q=1であればスコア入力モードから
ゴルフ表示モードに切換えてQ=0に設定するフローで
ある。然して,第6図1fに示す如く,第1ホールの表示
は,前述のレジスタP1に入力しているパー数が,例えば
4であればパー4が表示される。競技者は第1ホールが
終了するとそのホールでの打数(スコア)を入力する。
この時,打数が4であればパーであるので腕時計ケース
2の表示部3(第1図)にパー表示のあるスイッチSB
1回押す。また,打数が5であればボギーであるのでボ
ギー表示のあるスイッチSAを1回押す。さらに打数が3
であればバーディであるのでバーディ表示のあるスイッ
チSCを1回押す。
ここで例えば,スイッチSBを押した時には,第10図に
示すフローチャートにより処理される。すなわち,パー
であるので,レジスタP1に記憶されているパー数を順次
比較し(ステップV3,ステップV4,V5),例えばパー数が
“3"であればレジスタS1に“3"をセットし,パー数が
“4"であればレジスタS1に“4"をセットし,パー数が
“5"であればレジスタS1に“5"をセットする(ステップ
V6,V7,V8)。このようにスイッチSが操作された時には
レジスタP1(第1ホールのパー数)のと同じデータをレ
ジスタS1にセットする処理を行う。このように第1ホー
ルをパーで終了すれば,スイッチSBを1回押すだけでス
コアレジスタS1に記憶させることができる。
このことは第1ホールをボギーで終了した場合にも,
またバーディで終了した場合にも同様である。例えばボ
ギーで終了した場合には,第9図に示すフラグレジスタ
Pが“1"でない(ステップU1がノー)以降のフローによ
り処理される。すなわち,フラグレジスタQが“1"であ
り,後述するフラグレジスタSが“0"であることを判断
(ステップU3,U4)した後,レジスタP1に記憶されてい
るパー数と順次比較し(ステップU5,U6),例えばパー
数が“3"であればレジスタS1に“4"をセットし,パー数
が“4"であればレジスタS1に“5"をセットし,パー数が
“5"でであればレジスタSに“6"をセットし(ステップ
U7,U8,U9),フラグレジスタSを“1"にセットする(ス
テップU10)。
しかして,競技ではパー4のホールでスコア“6"で終
了することもあり,またスコア“7"で終了することもあ
る。このような場合には,その後にスイッチSAを押す毎
にスコアを+1させることができる。即ち,1回目のボギ
ーの数の設定操作において,ステップU10で,フラッグ
レジスタSが1に設定されるので,2回目のスイッチSA
操作ではステップU4においてS=1が判断され,ステッ
プU11に進みボギー数が設定されたスコアに更に+1さ
れるものである。従って,例えばパー“3"のホールでス
コア“6"であった場合は,最初の操作で“4",2回目で
“5",3回目で“6"が設定されるものである。
一方,例えばバーディで終了した場合には,第11図に
示すフラグレジスタPが“1"でない(ステップW1がノ
ー)以降のフローにより処理される。すなわち,フラグ
レジスタQが“1"でありフラグレジスタRが“0"である
ことを判断(ステップW3,W4)した後,レジスタP1に記
憶されているパー数と順次比較し(ステップW5,W6),
例えばパー数が“3"であればレジスタS1に“2"をセット
し,パー数が“4"であればレジスタS1に“3"をセット
し,パー数が“5"であればレジスタS1に“4"をセットし
(ステップW7,W8,W9),フラグレジスタRを“1"にセッ
トする(ステップW10)。しかし,この場合にもパー4
のホールでスコアが“2"で終了することもあり,時には
スコア1(ホールインワン)で終了することもある。こ
のような場合には,スイッチSCを2回,3回と押すことに
よりスイッチSAと同様に順次スコアを−1してゆくもの
である(ステップW4がイエス,ステップW11)。
このように第1ホールの打数スコアを入力する際には
スイッチSA〜SCの中の一つを1回または数回操作するこ
とによりレジスタS1に第1ホールのスコアを記憶させる
ことができる。
次に,第2ホールの打数を入力する場合には,+スイ
ッチ4を押して第2ホールを液晶表示部1に表示させる
(第12図のフローチャートにおいて,ステップE2がノ
ー,ステップE4がイエス,ステップE5,E6)。この時,
液晶表示部1の表示内容は第6図1gに示すように表示さ
れる。第2ホールにおいても,上述と同様に第2ホール
の打数をスイッチSA〜SCの中のいずれか一つのスイッチ
を1回または数回操作してレジスタS2に第2ホールのス
コアを記憶させる。以下同様に第3ホール〜第18ホール
までのスコアを+スイッチ4及びスイッチSA〜SCを操作
してレジスタS3〜S18に記憶させる。
以上のようにして各ホール毎のスコアをレジスタS1
S18に記憶させたら,スイッチS4を操作することにより
トータルパー数及びトータルスコアを表示する。この処
理は第13図に示すフローチャートに従って実行される。
すなわち,スイッチS4が押された時,フラグレジスタQ
が“1"であるかを(スコア入力モードか否か)判断し
(ステップF1),フラグレジスタQが“1"であれば(ス
テップF1がイエス),レジスタP1〜P18,レジスタS1〜S
18に記憶されているデータを演算回路10により順次合計
してトータルパー数とラウンドスコアを算出し,レジス
タ9cのパー数をスコアの領域に書込み,また日付レジス
タ9aの当日の日付をレジスタ9cの日付領域に書込む(ス
テップF2)。次に書込んだトータルパー数とラウンドス
コア,トータルパー数とラウンドスコアとの差を液晶表
示部1に第6図1hに示す如く表示する(ステップF3)。
また,ここでスイッチS3を操作することにより,液晶表
示部1を元のゴルフ表示モードに戻すこともできる。
最後にアベレージ表示モードT′について説明する。
通常,アベレージ表示モードT′は競技が終了した後,
または競技開始前,前回までの(または過去の)競技成
績を確認するためのモードである。ゴルフ表示モードと
このアベレージ表示モードT′との切換えはスイッチS4
を操作することにより行われる。すなわち,上述の第13
図のフローに示す(ステップF1がノー)以降の処理を実
行する。即ち,ゴルフ表示モードである場合(ステップ
F4がノー,ステップF5がノーの時),スイッチS4を押す
と,前回のトータルスコアと,前回までのアベレージス
コアと,前回の競技日等を表示し,フラグレジスタTに
“1"をセットする(ステップF6,F7)。この時,液晶表
示部1に表示される表示内容は第6図1iとなる。このア
ベレージスコアは,例えば前回までの競技の中で最近10
回のデータを演算回路10により平均して得たものであ
る。また,逆にアベレージ表示モードT′の時スイッチ
S4を押すとフラグレジスタTを“0"にセットし,ゴルフ
表示モードへ戻る(ステップF5がイエス,ステップF8,F
9)。
液晶表示部1の表示内容が第6図1iの時,さらに−ス
イッチ5を押すと,表示内容が第6図1jに示すように切
換わる{第12図のフローチャートにおいて,フラグレジ
スタTが“1"の時(ステップE7がイエスの時),前々回
までのアベレージスコアを計算し,前々回までのアベレ
ージスコアを表示する(ステップE8,E9)}。この液晶
表示部1の表示内容第6図1jは,前々回までの計10回の
アベレージスコアの他に前々回のトータルスコアと前々
回の競技日等も表示する。この表示状態から,更に−ス
イッチ5を押すと順次前のトータルスコアとそれまでの
10回のアベレージスコアを表示する。また,逆に+スイ
ッチ4を押すとレジスタ9cに記憶されている新しいデー
タを順次表示すると共に,それまでのアベレージスコア
を表示する。
以上のように,本発明のゴルフデータ記憶装置が内蔵
された電子腕時計においては,ゴルフ表示モードから6
スイッチS4を操作することにより,簡単に日付とラウン
ドスコアとを液晶表示部1に表示することができる。従
って,競技者が最も知りたい過去のデータを容易に知る
ことができる。さらに,この過去のデータは−スイッチ
5を操作することにより,順次古いデータを表示させる
ことができ,このデータは,その時までのスコアの平均
値を含むため,ゴルフ技術向上の判断を容易に行うこと
が可能となる。
尚,上記実施例では,本発明を腕時計に適用した実施
例について説明したが,例えば小型の計算機やカード型
の小型電子機器,例えばICカードやカード型ラジオ等に
組み込んでもよく,また,もちろん,ゴルフ専用機とし
てもよいものである。
また,スイッチの数は本実施例に限定されず例えば複
数のスイッチ同時操作や,操作継続時間等によって,そ
れぞれ異なった動作を行せてもよく,また,機能毎に専
用のスイッチを設けてもよいものである。
更に,上記実施例では液晶表示装置によって各種スコ
アを表示させるようにしたが,他の表示装置を用いても
よく,また,表示装置としてはプリンタを用いてプリン
トで表示させることも可能である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように,本発明によれば,入力し
たゴルフのスコアデータが計時手段で得られる日付デー
タと共に自動的に記憶されるので,日付データを入力す
る手間が省けるばかりか,記憶された過去のスコアの合
計データを日付と共に任意に読み出して表示できるの
で,過去どの様なスコアを出したかが確認できると共
に,その日付時点での過去の平均合計データも表示され
るので,ゴルフの腕の向上度合いを知ることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のゴルフデータ記憶装置を内蔵する電子
腕時計の外観図, 第2図は液晶表示部1の構成図, 第3図は電子腕時計の回路図, 第4図はRAMの構成図, 第5図は電子腕時計の基本動作を示すフローチャート, 第6図はスイッチ処理を行った時の液晶表示部の表示内
容の変化を示す構成図, 第7図はスイッチS2を操作した時のフローチャート, 第8図はスイッチS1を操作した時のフローチャート, 第9図はスイッチSAを操作した時のフローチャート, 第10図はスイッチSBを操作した時のフローチャート, 第11図はスイッチSCを操作した時のフローチャート, 第12図は+(−)スイッチを操作した時のフローチャー
ト, 第13図はスイッチS4を操作した時のフローチャートであ
る。 1……液晶表示部, 4……+スイッチ, 5……−スイッチ, 6……ROM, 7……アドレス制御部, 8……命令デコーダ, 9……RAM, 9a……日付レジスタ, 9b……時刻レジスタ, 9c……ゴルフデータ記憶レジスタ, 10……演算回路 12……キー入力部, 13……表示部, 15……発振器, 16……分周回路, S1〜S4,SA〜SC……スイッチ.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−73380(JP,A) 特開 昭60−113180(JP,A) 実開 昭58−106793(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準信号を計時して日付データ及び時刻デ
    ータを得る計時手段と, ゴルフの各ホール毎のスコアデータを入力する入力手段
    と, この入力手段によって入力された前記各ホール毎のスコ
    アデータを記憶する第一の記憶手段と, この第一の記憶手段に記憶された前記各ホール毎のスコ
    アデータの合計データを算出する為に操作される操作ス
    イッチ手段と, この操作スイッチ手段によるスイッチ操作がなされた際
    に前記計時手段で得られる日付データと前記第一の記憶
    手段に記憶された前記各ホール毎のスコアデータの合計
    データとを対応させて順次複数記憶する第二の記憶手段
    と, 日付データ及び合計データの読み出しスイッチと, この読み出しスイッチの操作によって前記第二の記憶手
    段に記憶された前記複数の日付データ及び合計データの
    うちの一つを読み出して表示する日付及び合計表示手段
    と, 前記第二の記憶手段に記憶された複数の日付データ及び
    合計データのうち前記日付及び合計表示手段によって表
    示された合計データより予め定められた数だけ前の合計
    データの平均値データを算出する平均算出手段と, この平均算出手段によって算出された平均値データを表
    示する平均値表示手段と, を備えたことを特徴とするゴルフカウンタ。
JP16085085A 1985-07-20 1985-07-20 ゴルフカウンタ Expired - Lifetime JP2545063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16085085A JP2545063B2 (ja) 1985-07-20 1985-07-20 ゴルフカウンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16085085A JP2545063B2 (ja) 1985-07-20 1985-07-20 ゴルフカウンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6222175A JPS6222175A (ja) 1987-01-30
JP2545063B2 true JP2545063B2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=15723748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16085085A Expired - Lifetime JP2545063B2 (ja) 1985-07-20 1985-07-20 ゴルフカウンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2545063B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284133A (ja) 2007-05-17 2008-11-27 Bridgestone Sports Co Ltd ゴルフスイング測定装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5673380A (en) * 1979-11-20 1981-06-18 Toshiba Corp Time piece system
JPS58105370U (ja) * 1981-12-30 1983-07-18 藤野 英樹 ゴルフスコア入出力装置
JPS58106793U (ja) * 1982-01-14 1983-07-20 リコーエレメックス株式会社 ゴルフ用電子時計
JPS59214469A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 諸岡 利雄 ゴルフスコアラ−
JPS6040075A (ja) * 1983-08-15 1985-03-02 石崎プレス工業株式会社 ゴルフ集計装置
JPS60113180A (ja) * 1983-11-24 1985-06-19 Citizen Watch Co Ltd 録音メモ時計

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6222175A (ja) 1987-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5134565A (en) Electronic scoring device for tennis competitions
US3834153A (en) Electronic timepiece with a multi-timer
CN100566781C (zh) 用于计数高尔夫得分的可以戴在手腕上的电子时计
US4824109A (en) Portable electronic bowling scoring device
JP2545063B2 (ja) ゴルフカウンタ
JPH08143B2 (ja) ゴルフデータ記憶装置
JPH07108324B2 (ja) ゴルフカウンタ
JPH0728944B2 (ja) ゴルフカウンタ
US5471191A (en) Golf score display device
JP6329276B2 (ja) 付加的な活動を制御する携行可能な物
JPS5814993B2 (ja) クロノグラフ
JPS6348030B2 (ja)
JPS5873275U (ja) 腕時計式スコア記録装置
JP2508571Y2 (ja) ストップウオッチ
JPH0719513Y2 (ja) トランプゲーム表示装置
JPS6362712B2 (ja)
JPH05249258A (ja) 時間計測装置
JPH0629754Y2 (ja) 対局時計
JPH0643759Y2 (ja) ストップウォッチ装置付時計
JPS605005B2 (ja) キ−入力制御方式
JPH0544635B2 (ja)
JPH07333364A (ja) ストップウォッチ
JP2000266873A (ja) ストップウオッチ装置
JPS6333110B2 (ja)
JPS58136791U (ja) ゴルフカウンタ付き電子時計