JP2737825B2 - 剛体電車線用架台の接続部 - Google Patents
剛体電車線用架台の接続部Info
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Description
続部に関するものである。
を供給する剛体電車線用架台の布設は、長さが7m〜1
5mのアルミまたはアルミ合金からなるT型架台を軌道
に沿って順次溶接接続して布設していた。しかして、ア
ルミまたはアルミ合金は、高温において瞬時に酸化する
ため、その溶接法には、溶接部を不活性ガスでシールド
するアルゴンガスアーク溶接法が一般的に用いられてい
る。
またはアルミ合金からなるT型架台を軌道に沿って順次
アルゴンガスアーク溶接法により溶接接続するには、大
型で重量のかさむ溶接機やガスボンベ等の溶接機器をト
ンネル内や高所のモノレール橋桁上等に搬入し、移動さ
せながら順次架台の接続作業を行わなければならないた
めに、多くの作業者と熟練した溶接技術者を要するばか
りでなく、作業性が極めて悪い等の問題点があった。
部と接続金具とをボルトで締め付けて、架台相互を接続
するようにすれば溶接を必要としないので剛体電車線用
架台の接続が容易になるという利点がある。しかし架台
鍔部のみを接続金具で連結すると、架台の接続部の強度
が劣ると言う問題点があった。また架台の接続部に位置
ずれを生じ、このためにパンタグラフの離線が生じ易い
という問題があった。
向上させることができ、しかも、パンタグラフの離線の
恐れのない剛体電車線用架台の接続部を提供することに
ある。
を達成するため、一方が接続金具に当接する架台鍔部、
他方の端部がイヤー取付部からなる架台相互(1、
1’)を接続した剛体電車線用架台の接続部において、
前記イヤー取付部の側面長手方向に側面溝を設け、前記
側面溝に嵌合する接続補強バーを前記接続部を跨いで配
置固定したことを特徴とするものである。
跨いで接続補強バーを配置固定すると、接続部を、接続
金具と接続補強バーとで補強することができるので、接
続部の強度が向上する。また、接続補強バーを架台側面
に配置することにより、該接続部の位置ずれを防止で
き、該接続部でパンタグラフが跳ねて離線するのを確実
に防止し得る。
して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
正面図、図2は、本発明の一実施例を示す右側面図であ
る。図において1、1’は長さが7m〜15mのアルミ
またはアルミ合金からなるT型架台、2、2’はT型架
台1、1’の鍔部、11はT型架台1、1’のイヤー取
付部、9b、9b’は該鍔部2、2’に所定の間隔で設
けたボルト挿入孔、7、7’はT型架台1、1’のイヤ
ー取付部11に側面長手方向に形成された側面溝であ
る。
またはアルミ合金からなる接続金具である。9a、9
a’は、該接続金具3に設けたボルト挿通孔で、該ボル
ト挿通孔9a、9a’は、T型架台1、1’の鍔部2、
2’に所定の間隔で設けた、ボルト挿通孔9b、9b’
と合致する位置に設けている。8は、接続金具3の上面
長手方向中心位置に設けられた補強用のリブで、該リブ
8は、省略してもよい。接続金具3は、T型架台1、
1’の接続部を跨ぐように鍔部2、2’の上面に配置さ
れており、接続金具3に設けたボルト挿通孔9a、9
a’とT型架台1、1’の鍔部2、2’に設けたボルト
挿通孔9b、9b’にボルト15を挿通して固定する。
これにより、T型架台1、1’相互が接続固定される。
バー6、6’は、図3に示す如く、T型架台1、1’の
イヤー取付部11の側面長手方向に設けられた側面溝
7、7’に嵌合する棒状を有しており、その長さは、T
型架台1、1’に設けたボルト挿通孔5a、5a’の長
さ(250mm〜300mm)より若干短い長さになっ
ている。この接続補強バー6、6’は、T型架台1、
1’の接続部を跨ぐようにT型架台1、1’のイヤー取
付部11の側面溝7、7’に嵌合され固定されている。
1、1’に固定するための留め具となるイヤーである。
該イヤー5、5’は、図2に示すように側面から見ると
コの字状で、下端がトロリー線4の梯型溝に嵌合する形
状、例えば鋭角で形成され、上端がT型架台1、1’に
接する平面で構成されている。該イヤー5、5’は図2
に示すように、T型架台のイヤー取付部11を包含する
ように、T型架台1、1’に取付けられる。このイヤー
5、5’は、接続補強バー6、6’の側面を抑える役目
も兼ねている。なお、図1および図2に示すようにイヤ
ー5、5’の側面に設けたボルト挿通孔5a、5a’に
はボルト10が挿通固定される。また、イヤー5、5’
の長手方向の長さは、通常0.5m〜2mであるが、特
に限定されるものではない。
1、1’相互の接続部の合わせ形状の他の実施例の正面
図を示す。
1、1’相互の接続部は、長手方向に対し斜面で形成し
ても良い。
架台1、1’相互の接続部は、長手方向に対し凹凸形状
で形成しても良い。
し図3と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。
構成するには、まず、該T型架台1、1’の鍔部2、
2’の上面に接続金具3を配置し、該接続金具3をボル
ト15により固定する。次に、接続すべきT型架台1、
1’相互の接続部を跨いで接続補強バー6、6’を配置
し、該接続補強バー6、6’を、T型架台1、1’の側
面溝7、7’に嵌合して固定すると共にイヤー5、5’
の内側面で固定する。この時、該イヤー5、5’も、接
続すべきT型架台1、1’相互の接続部を跨ぐように配
置すると接続部の固定保持強度が増す。もちろん、該接
続部を跨がないで固定しても良い。
に限定されるものではない。
車線用架台の接続部は、接続部を、接続金具のみでな
く、接続補強バーで補強するので、接続部の強度が向上
する。また、接続補強バーを架台側面に配置することに
より、該接続部の位置ずれを防止でき、該接続部でパン
タグラフが跳ねて離線するのを確実に防止し得る。
を示す正面図。
例を示す正面図。
実施例を示す正面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 一方が接続金具(3)に当接する架台鍔
部(2)、他方の端部がイヤー取付部(11)からなる
架台(1、1’)相互を接続した剛体電車線用架台の接
続部において、前記イヤー取付部の側面長手方向に側面
溝(7、7’)を設け、前記側面溝に嵌合する接続補強
バー(6、6’)を前記接続部を跨いで配置固定したこ
とを特徴とする剛体電車線用架台の接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6102942A JP2737825B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 剛体電車線用架台の接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6102942A JP2737825B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 剛体電車線用架台の接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07309161A JPH07309161A (ja) | 1995-11-28 |
JP2737825B2 true JP2737825B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=14340889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6102942A Expired - Fee Related JP2737825B2 (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 剛体電車線用架台の接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2737825B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2607127Y2 (ja) * | 1992-07-07 | 2001-04-16 | 三枝子 酒井 | 装飾付メッセージカード |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP6102942A patent/JP2737825B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07309161A (ja) | 1995-11-28 |
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