JP2737600B2 - 3段スイッチ装置 - Google Patents
3段スイッチ装置Info
- Publication number
- JP2737600B2 JP2737600B2 JP5139234A JP13923493A JP2737600B2 JP 2737600 B2 JP2737600 B2 JP 2737600B2 JP 5139234 A JP5139234 A JP 5139234A JP 13923493 A JP13923493 A JP 13923493A JP 2737600 B2 JP2737600 B2 JP 2737600B2
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- Japan
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- switch
- primary
- input
- output
- stage
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロスコネクト装置など
に使用される3段スイッチ装置に係り、特に2次スイッ
チの障害救済のための3段スイッチ装置に関するもので
ある。
に使用される3段スイッチ装置に係り、特に2次スイッ
チの障害救済のための3段スイッチ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の3段スイッチ装置は、図2に示す
ようにマトリクス回路14が入力n,出力2n−1
(n:整数)の1次スイッチ1−1〜1−(N/n)の
N/n個(N:整数)と入力N/n,出力N/nの2次
スイッチ2−1〜2−2n−1の2n−1個および入力
2n−1,出力N/nの3次スイッチ3−1〜3−(N
/n)のN/n個からなるクロス(clos)構成され
ており、このマトリクス回路14を制御する制御部15
から構成されている。そして、制御部15では3段スイ
ッチ構成に伴うブロッキングを防止するために、1次ス
イッチでのブロードキャスト(分岐)接続は一切行わな
い制御を行っていた。
ようにマトリクス回路14が入力n,出力2n−1
(n:整数)の1次スイッチ1−1〜1−(N/n)の
N/n個(N:整数)と入力N/n,出力N/nの2次
スイッチ2−1〜2−2n−1の2n−1個および入力
2n−1,出力N/nの3次スイッチ3−1〜3−(N
/n)のN/n個からなるクロス(clos)構成され
ており、このマトリクス回路14を制御する制御部15
から構成されている。そして、制御部15では3段スイ
ッチ構成に伴うブロッキングを防止するために、1次ス
イッチでのブロードキャスト(分岐)接続は一切行わな
い制御を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の3段スイッ
チ装置では、2次スイッチで障害が発生した場合に他の
2次スイッチに空きがあれば障害となった接続(パス)
の救済が可能であるが、他の2次スイッチを使用してし
まうとブロッキングが発生する可能性が出てくるという
問題があった。本発明はかかる問題を解決するためにな
されたもので、3段スイッチ回路の2次スイッチ障害救
済時にブロッキングが発生せず、切戻し時の瞬断時間を
短くする3段スイッチ装置を得ることを目的とする。
チ装置では、2次スイッチで障害が発生した場合に他の
2次スイッチに空きがあれば障害となった接続(パス)
の救済が可能であるが、他の2次スイッチを使用してし
まうとブロッキングが発生する可能性が出てくるという
問題があった。本発明はかかる問題を解決するためにな
されたもので、3段スイッチ回路の2次スイッチ障害救
済時にブロッキングが発生せず、切戻し時の瞬断時間を
短くする3段スイッチ装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の3段スイッチ装
置は、2次スイッチに障害が発生すると、上記障害が発
生した2次スイッチに接続されている1次スイッチを分
岐接続させることにより、上記1次スイッチと上記障害
の発生した2次スイッチとの接続を維持したまま、冗長
的に設けられている所定の2次スイッチを介して上記1
次スイッチから所定の3次スイッチまでのパスを形成
し、上記障害が復旧すると、上記3次スイッチの接続を
切り替えることにより、上記1次スイッチから上記3次
スイッチまでのパスを、上記冗長的に設けられている所
定の2次スイッチを介してのパスから上記障害の復旧し
た2次スイッチを介してのパスに切り替える制御部を備
えたものである。
置は、2次スイッチに障害が発生すると、上記障害が発
生した2次スイッチに接続されている1次スイッチを分
岐接続させることにより、上記1次スイッチと上記障害
の発生した2次スイッチとの接続を維持したまま、冗長
的に設けられている所定の2次スイッチを介して上記1
次スイッチから所定の3次スイッチまでのパスを形成
し、上記障害が復旧すると、上記3次スイッチの接続を
切り替えることにより、上記1次スイッチから上記3次
スイッチまでのパスを、上記冗長的に設けられている所
定の2次スイッチを介してのパスから上記障害の復旧し
た2次スイッチを介してのパスに切り替える制御部を備
えたものである。
【0005】
【作用】本発明においては、2次スイッチを2n個持つ
ことにより、1個の2次スイッチを冗長的に使用し、2
次スイッチに障害が発生すると、上記障害が発生した2
次スイッチに接続されている1次スイッチを分岐接続さ
せることにより、上記1次スイッチと上記障害の発生し
た2次スイッチとの接続を維持したまま、冗長的に設け
られている所定の2次スイッチを介して上記1次スイッ
チから所定の3次スイッチまでのパスを形成し、上記障
害が復旧すると、上記3次スイッチの接続を切り替える
ことにより、上記1次スイッチから上記3次スイッチま
でのパスを、上記冗長的に設けられている所定の2次ス
イッチを介してのパスから上記障害の復旧した2次スイ
ッチを介してのパスに切り替える。
ことにより、1個の2次スイッチを冗長的に使用し、2
次スイッチに障害が発生すると、上記障害が発生した2
次スイッチに接続されている1次スイッチを分岐接続さ
せることにより、上記1次スイッチと上記障害の発生し
た2次スイッチとの接続を維持したまま、冗長的に設け
られている所定の2次スイッチを介して上記1次スイッ
チから所定の3次スイッチまでのパスを形成し、上記障
害が復旧すると、上記3次スイッチの接続を切り替える
ことにより、上記1次スイッチから上記3次スイッチま
でのパスを、上記冗長的に設けられている所定の2次ス
イッチを介してのパスから上記障害の復旧した2次スイ
ッチを介してのパスに切り替える。
【0006】
【実施例】つぎに本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明による3段スイッチ装置の一実施例を
示す系統図である。この図1において、1−1〜1−
(N/n)は入力n,出力2nのN/n個の1次スイッ
チ、2−1〜2−2nは入力N/n,出力N/nの2n
個の2次スイッチ、3−1〜3−(N/n)は入力2
n,出力nのN/n個の3次スイッチである。4はこれ
ら入力n,出力2nの1次スイッチ1−1〜1−(N/
n)と入力N/n,出力N/nの2次スイッチ2−1〜
2−2nおよび入力2n,出力nの3次スイッチ3−1
〜3−(N/n)からなるクロス(clos)構成のマ
トリクス回路(入力N,出力Nのマトリクス回路)であ
る。
る。図1は本発明による3段スイッチ装置の一実施例を
示す系統図である。この図1において、1−1〜1−
(N/n)は入力n,出力2nのN/n個の1次スイッ
チ、2−1〜2−2nは入力N/n,出力N/nの2n
個の2次スイッチ、3−1〜3−(N/n)は入力2
n,出力nのN/n個の3次スイッチである。4はこれ
ら入力n,出力2nの1次スイッチ1−1〜1−(N/
n)と入力N/n,出力N/nの2次スイッチ2−1〜
2−2nおよび入力2n,出力nの3次スイッチ3−1
〜3−(N/n)からなるクロス(clos)構成のマ
トリクス回路(入力N,出力Nのマトリクス回路)であ
る。
【0007】そして、このマトリクス回路4は入力n,
出力2nの1次スイッチ1−1〜1−(N/n)と入力
N/n,出力N/nの2次スイッチ2−1〜2−2nと
入力2n,出力nの3次スイッチ3−1〜3−(N/
n)から構成され、1次スイッチ,2次スイッチ,3次
スイッチはclos接続されている。5はこの入力N,
出力Nのマトリクス回路4の接続制御,障害検出を行う
制御部で、この制御部5に1次スイッチでブロードキャ
スト(分岐)接続を行わせる機能を持たせている。
出力2nの1次スイッチ1−1〜1−(N/n)と入力
N/n,出力N/nの2次スイッチ2−1〜2−2nと
入力2n,出力nの3次スイッチ3−1〜3−(N/
n)から構成され、1次スイッチ,2次スイッチ,3次
スイッチはclos接続されている。5はこの入力N,
出力Nのマトリクス回路4の接続制御,障害検出を行う
制御部で、この制御部5に1次スイッチでブロードキャ
スト(分岐)接続を行わせる機能を持たせている。
【0008】つぎにこの図1に示す実施例の動作を説明
する。まず、図1に示す入力aと出力bの接続が1次ス
イッチi,2次スイッチj,3次スイッチkを介して接
続されているときに2次スイッチjで障害が発生する
と、制御部5は1次スイッチiで入力aに対するブロー
ドキャストを行い、b1の接続,2次スイッチ2nでb2
の接続、3次スイッチkでa3 の接続を開放しb3 の
接続を行うことにより、2次スイッチjの障害を救済す
る。つぎに、制御部5は2次スイッチ2−2nを2次ス
イッチの障害救済が必要な場合のみ使用する。
する。まず、図1に示す入力aと出力bの接続が1次ス
イッチi,2次スイッチj,3次スイッチkを介して接
続されているときに2次スイッチjで障害が発生する
と、制御部5は1次スイッチiで入力aに対するブロー
ドキャストを行い、b1の接続,2次スイッチ2nでb2
の接続、3次スイッチkでa3 の接続を開放しb3 の
接続を行うことにより、2次スイッチjの障害を救済す
る。つぎに、制御部5は2次スイッチ2−2nを2次ス
イッチの障害救済が必要な場合のみ使用する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明の3段スイッ
チ装置は、2次スイッチを2n個持つことにより、1個
の2次スイッチを冗長的に使用するようにしたので、2
次スイッチに障害が発生し、その救済を行ってもブロッ
キングが発生することはないという効果を有する。ま
た、図1において、2次スイッチjの障害が復旧した場
合には3次スイッチkでb3 の接続をa3 に変更するこ
とで、元の接続に戻すことができるため、短時間の瞬断
で元の接続に戻すことができる効果がある。
チ装置は、2次スイッチを2n個持つことにより、1個
の2次スイッチを冗長的に使用するようにしたので、2
次スイッチに障害が発生し、その救済を行ってもブロッ
キングが発生することはないという効果を有する。ま
た、図1において、2次スイッチjの障害が復旧した場
合には3次スイッチkでb3 の接続をa3 に変更するこ
とで、元の接続に戻すことができるため、短時間の瞬断
で元の接続に戻すことができる効果がある。
【図1】本発明による3段スイッチ装置の一実施例を示
す系統図である。
す系統図である。
【図2】従来の3段スイッチ装置の一例を示す系統図で
ある。
ある。
1−1〜1−(N/n) 1次スイッチ 2−1〜2−2n 2次スイッチ 3−1〜3−(N/n) 3次スイッチ 4 マトリクス回路 5 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 入力n,出力2nを有したN/n(n,
N,N/n:自然数)個の1次スイッチと、入力N/
n,出力N/nを有した2n個の2次スイッチと、入力
2n,出力nを有したN/n個の3次スイッチとからな
るクロス構成のマトリクス回路によって構成され、Nの
入力数とNの出力数とを有するN×Nの3段スイッチ装
置において、 前記2次スイッチに障害が発生すると、前記障害が発生
した2次スイッチに接続されている1次スイッチを分岐
接続させることにより、前記1次スイッチと前記障害の
発生した2次スイッチとの接続を維持したまま、冗長的
に設けられている所定の2次スイッチを介して前記1次
スイッチから所定の3次スイッチまでのパスを形成し、 前記障害が復旧すると、前記3次スイッチの接続を切り
替えることにより、前記1次スイッチから前記3次スイ
ッチまでのパスを、前記冗長的に設けられている所定の
2次スイッチを介してのパスから前記障害の復旧した2
次スイッチを介してのパスに切り替える制御部を備えた
ことを特徴とする3段スイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5139234A JP2737600B2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 3段スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5139234A JP2737600B2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 3段スイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06334485A JPH06334485A (ja) | 1994-12-02 |
JP2737600B2 true JP2737600B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=15240605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5139234A Expired - Lifetime JP2737600B2 (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 3段スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2737600B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003009194A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-10 | Kddi Corp | 光クロスコネクト装置並びにその制御装置及び方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5595490A (en) * | 1979-01-12 | 1980-07-19 | Nec Corp | System switching system for exchange |
JP2745566B2 (ja) * | 1988-10-03 | 1998-04-28 | 日本電気株式会社 | 3段スイッチの拡張方法 |
JP2577484B2 (ja) * | 1990-03-23 | 1997-01-29 | 日本電気株式会社 | 装置内信号経路切替方法 |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP5139234A patent/JP2737600B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06334485A (ja) | 1994-12-02 |
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