JP2736918B2 - 計測装置におけるキーロック制御方法 - Google Patents

計測装置におけるキーロック制御方法

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JP2736918B2
JP2736918B2 JP1086090A JP8609089A JP2736918B2 JP 2736918 B2 JP2736918 B2 JP 2736918B2 JP 1086090 A JP1086090 A JP 1086090A JP 8609089 A JP8609089 A JP 8609089A JP 2736918 B2 JP2736918 B2 JP 2736918B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、計測装置におけるキーロック制御方法に
係り、特に、特定条件を満たすことによってのみキーロ
ック状態を解除することができる計測装置におけるキー
ロック制御方法に関する。
[従来の技術] 記録計や波形解析器等のような各種の計測装置のなか
には、測定中に当該測定者が何らかの都合で席を離れな
ければならないようなとき、他の者が誤って操作するこ
とを防ぐ目的でキーロック機能を保有させたものがあ
る。これによれば、当該操作者以外の者が仮に操作パネ
ルのスイッチを操作しても、当該入力を無効とすること
ができるようになっている。
第4図は、この場合における従来手法を模式的に示し
た状態説明図であり、これによれば、電源投入時、装置
本体51は、操作手段に設けられている全てのスイッチが
操作可能なノーマル状態となり、所定の計測作業が可能
な状態となる。
一方、作業中に、当該操作者が計測作業を中断して席
を離れようとする場合などには、前記操作手段に設けら
れているキーロックスイッチを押すことにより、当該キ
ーロックスイッチ以外のスイッチによる入力の全てが無
効となるキーロック状態とすることができる。
かくして、当該操作者が席に戻るなどしてキーロック
スイッチが再度押された場合には、直ちにキーロック状
態が解除されて、再び、他のスイッチによる入力操作が
可能なノーマル状態に復帰させることができ、これによ
り、本人以外の者による誤操作の防止が図られていた。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来手法によっても、キーロックスイッ
チを押すことでキーロック状態とし、その後におけるス
イッチ入力を無効にすることはできた。
しかし、単にキーロックスイッチ操作のみでキーロッ
ク状態の設定・解除が行われることから、本人以外の者
であってもキーロックスイッチを押すことで、あるいは
誤ってキーロックスイッチに触れることで、キーロック
の設定・解除が極く簡単に行なわれてしまうという問題
を残していた。
この発明は、従来手法にみられた上記課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、キーロック設定後の解
除は、キーロックスイッチを押すのみでなく、さらに特
定条件を満たす場合に限って初めて可能とすることで、
誤ってキーロックを解除することのない計測装置におけ
るキーロック制御方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記目的を達成しようとするものであ
り、その構成上の特徴は、各別の機能に対応させた複数
のスイッチを有してなる操作手段を介することで、キー
ロック状態以外の作動時に任意のスイッチ入力が可能に
制御されてなる計測装置であって、そのキーロック状態
の解除は、キーロック操作時に装置本体の側に備えられ
ている計時手段が示している経時的要素を装置本体の側
の記憶手段と、装置本体に対しその着脱を可能に形成さ
れている外部メモリとのそれぞれに記憶させ、装置本体
に外部メモリを再度装着した際、当該外部メモリから読
み出される経時的要素と装置本体の側の記憶手段に記憶
させてある経時的要素とを比較照合し、双方の経時的要
素が一致する場合にキーロック状態の解除を可能に制御
することにある。
[実施例] 以下、図面を参酌してこの発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明が適用される装置の概略構成を示
すものであり、装置本体1には、ROM12とRAM13とを有し
てなるCPU11が配置されており、このCPU11を介すること
で、装置本体1に着脱可能に形成されているメモリカー
ドなどの外部メモリ21に対するデータの書き込みと読み
出しとの制御を可能としている。また、入力ポート14を
介在させたCPU11の入力側には、少なくとも入力データ
を変換するためのA/D変換手段15と、種々のスイッチ等
が配設されてなる操作手段16と、時計等の計時手段17と
が設けられており、出力ポート18を介在させたCPU11の
出力側には、少なくともCRTやLCDなどからなる表示手段
19と、プリンタ等の記録手段20とが配置されている。
なお、前記外部メモリ21は、設定条件や測定データを
記憶するための手段であることから、その本来の機能を
妨げることのないように、未使用領域の一部をキーロッ
ク制御のために借用する形をとっているので、別途に新
規の外部メモリを用意する必要はない。また、外部メモ
リ21としては、メモリカードのほか、フロピーディスク
なども用いることができる。
第2図は、第1図に示す構成からなる装置における動
作状態を模式的に示した説明図であり、電源が投入され
ることで装置本体1はノーマルな状態(この明細書にお
いて「ノーマルな状態」とは、前記操作手段16における
いずれのスイッチについても有効に操作することができ
る状態をいう。)のもとで立ち上げられる。
この場合、操作手段16におけるキーロックスイッチが
押されると、CPU11を介してその際に計時手段17が示し
ていた経時的要素、例えば時刻('89−01−13 12:30:00
等)が読み込まれ、これが外部メモリ21に書き込まれ
る。また、これと同じ内容が前記RAM13にも記憶され、
しかる後、装置本体1がキーロック状態に置かれ、いず
れのスイッチを操作してもその入力を無効とすることが
できる。
かくして、キーロック状態にある装置本体1におい
て、再度キーロックスイッチが押されると、外部メモリ
21に書き込まれている経時的要素とRAM13に記憶されて
いる経時的要素との照合が行われ、一致する場合にのみ
再び装置本体1をノーマル状態に復帰させることがで
き、操作手段16の各種スイッチの操作入力が可能とな
る。
第3図は、第2図の状態説明図に示した状態を実現す
べく行われる発明方法の処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
なお、図中の変数「STATE」は、状態を表わすフラグ
であり、「0」はノーマル状態を、「1」は無条件で解
除することができるキーロック状態を、「2」は外部メ
モリによって解除することができるキーロック状態をそ
れぞれ示す。また、「TIME」は経時的要素、例えば時刻
を表わす変数である。
しかして、このフローチャートによれば、まず、装置
本体1は、電源が投入されて立ち上げられた後、変数
「STATE」を「0」にセットし、初期化されたノーマル
状態のもとにおかれる。
しかる後、キー入力の有無がチェックされ、入力があ
れば次のスイッチの種類判別ステップにて押されたスイ
ッチの種類の判別が行われる。
この際、押されたものがキーロックスイッチ以外のス
イッチであると判別されたときには、「STATE」が初期
状態(「0」)であるか、キーロック状態(「1」又は
「2」)であるかが判別され、初期状態であれば入力ス
イッチの種類に応じた処理が実行され、キーロック状態
にあればスイッチ入力が無効で何もしない状態のもと
で、処理終了の有無が判別され、未了であれば同様な処
理を繰り返し、終了であればその処理を終える。
一方、前記スイッチの種類判別ステップにて押された
スイッチがキーロックスイッチであると判別された場合
には、変数「STATE」が「0」,「1」,「2」のうち
のいずれであるかが判別される。
この「STATE」判別ステップにて「1」、つまり無条
件で解除されるキーロック状態にあると判別されたとき
には、これを「0」、つまりノーマル状態とした後、終
了判別ステップに移行する。
また、「STATE」判別ステップにて「0」、つまりノ
ーマル状態にあると判別されたときには、外部メモリ21
が装置本体1に挿入されているか否かの判別が行われ、
挿入されていなければ「STATE」を無条件で解除するこ
とができるキーロック状態(「1」)とした後、終了判
別ステップに移行する。外部メモリ21の挿入有りと判別
されたときには、当該外部メモリ21にライトプロテクト
がセットされているか否かが判別され、プロテクトされ
ていれば「STATE」を無条件で解除することができるキ
ーロック状態(「1」)とした後、終了判別ステップに
移行する。しかし、当該外部メモリ21にライトプロテク
トがセットされていないと判別された場合には、前記時
計手段17から経時的要素、例えば時刻を読み取り、外部
メモリ21にこれを書き込み、しかる後、装置本体の側の
記憶手段としてのRAM13を介することで変数「TIME」に
は時刻を記憶させ、変数「STATE」は外部メモリ21によ
って解除することができるキーロック状態(「2」)と
した後、終了判別ステップに移行する。
一方、前記「STATE」判別ステップにて外部メモリ21
によってのみ解除することができるキーロック状態
(「2」)であると判別された場合には、外部メモリ21
が装置本体1に挿入されているか否かの判別が行われ、
あれば外部メモリ21に記憶されている時刻とRAM13に記
憶されている時刻との照合が行われ、一致していれば変
数「STATE」をノーマル状態(「0」)として終了判別
ステップに移行する。また、外部メモリ21がない場合、
あるいは、あっても両者の時刻が一致しない場合には直
ちに終了判別ステップに移行する。
この発明は、上述のようにして構成されているので、
キーロックスイッチが押された後、装置本体1の状態が
判別され、これがノーマル状態(「0」)であれば、計
時手段17から読み取られた経時的要素、例えば時刻が外
部メモリ21と装置本体1の側のRA13とに書き込まれ、し
かる後、変数「STATE」を「2」とすることで外部メモ
リ21によって解除することができるキーロック状態にお
くことができる。しかも、再度、キーロックスイッチが
押された後、装置本体1の状態が判別され、外部メモリ
21によって解除することができるキーロック状態
(「2」)にあれば、外部メモリ21を挿入し、この外部
メモリ21に書き込まれている時刻とRAM13に記憶されて
いる時刻とが一致しない限りキーロック状態を解除する
ことができないことになる。
したがって、外部メモリ21を有する以外の者が装置本
体にこの外部メモリ21を差し込むことなしにキーロック
状態を解除することができず、また、誤って操作部に触
れることがあっても、偶発的にキーロック状態が解除さ
れるという事態の発生も未然に回避させることができ
る。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、外部メモリを装
置本体から一旦抜き取った後、再度、同一の外部メモリ
を差し込んで装着することで、初めてキーロック状態の
解除が可能となるので、この外部メモリを有している者
以外の者はキーロック状態を解除することができず、ま
た、誤ってスイッチに触れるようなことがあっても、偶
発的にキーロック状態が解除される事態も未然に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明方法が適用される装置の概要を示す
構成図である。 第2図は、この発明方法によりキーロック状態を解除す
る際の装置本体の状態の一例を模式的に示す説明図であ
る。 第3図は、この発明方法による処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。 第4図は、従来から行われているキーロック状態を解除
するための手法を模式的に示す説明図である。 1…装置本体、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…入力
ポート、15…A/D変換手段、16…操作手段、16…計時手
段、18…出力ポート、19…表示手段、20…記録手段、21
…外部メモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各別の機能に対応させた複数のスイッチを
    有してなる操作手段を介することで、キーロック状態以
    外の作動時に任意のスイッチ入力が可能に制御されてな
    る計測装置であって、そのキーロック状態の解除は、キ
    ーロック操作時に装置本体の側に備えられている計時手
    段が示している経時的要素を装置本体の側の記憶手段
    と、装置本体に対しその着脱を可能に形成されている外
    部メモリとのそれぞれに記憶させ、装置本体に外部メモ
    リを再度装着した際、当該外部メモリから読み出される
    経時的要素と装置本体の側の記憶手段に記憶させてある
    経時的要素とを比較照合し、双方の経時的要素が一致す
    る場合にキーロック状態の解除を可能に制御することを
    特徴とする計測装置におけるキーロック制御方法。
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