JP2735414B2 - 自動販売機のカップ払い出し装置 - Google Patents

自動販売機のカップ払い出し装置

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JP2735414B2
JP2735414B2 JP22922891A JP22922891A JP2735414B2 JP 2735414 B2 JP2735414 B2 JP 2735414B2 JP 22922891 A JP22922891 A JP 22922891A JP 22922891 A JP22922891 A JP 22922891A JP 2735414 B2 JP2735414 B2 JP 2735414B2
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JP
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cup
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chute
vending machine
dispenser
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敏和 北
次郎 河野
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカップ式自動販売機のカ
ップの払い出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカップ払い出し装置は図7に示す
ように構成されている。カップ1はカップターレット2
に積み重ねてセットされており、カップディスペンサ3
を運転すると、払い出されたカップ1はシュート4を介
してカップステーション5に送られる。カップ切れセン
サ6がカップ1を検出しなくなると、モータ7を運転し
て仕切り壁8を回動させる。仕切り壁8の回動によって
テーブル9の上に一列に積み重ねられているカップ列が
テーブル9の上を滑って、前記カップディスペンサ3に
対応して前記テーブル9に穿設された孔10に何れかのカ
ップ列が到着すると、カップ列が孔10からカップディス
ペンサ3にセットされて、モータ7が停止してカップ1
の補充が完了する。
【0003】図8は2種類のサイズのカップを取り扱う
自動販売機のカップ払い出し装置を示す。第1のカップ
ターレット2a には単一のカップサイズのカップ1a が
セットされており、第2のカップターレット2b には第
1のカップターレット2a とは異なる単一のカップサイ
ズのカップ1b がセットされている。カップディスペン
サ3a を運転すると払い出されたカップ1a が、入口が
二股のカップシュート4を介してカップステーション5
に払い出される。カップディスペンサ3b を運転すると
払い出されたカップ1b が、カップシュート4を介して
カップステーション5に払い出される。
【0004】図9は別のカップ払い出し装置を示す。こ
れは図9に示したようにカップサイズごとにカップター
レット2a ,2b を設けた場合には、カップターレット
の数が増加するため、図9の例ではテーブル11の上に水
平回転する無端状ベルト12を設け、このベルト12の周面
13にそれぞれのカップサイズのカップ1a ,1b ,1c
を積み重ねてセットし、カップディスペンサ3a にカッ
プ1a 、カップディスペンサ3b にカップ1b 、カップ
ディスペンサ3c にカップ1c をセットして販売を実行
する。カップディスペンサ3c のカップ1c が無くなっ
た場合には、カップディスペンサ3c の位置に、カップ
1c のカップ列が来るまでベルト12を回転させ、カップ
1c のカップ列が到着すると、そのカップ列をカップデ
ィスペンサ3c に向けてテーブル11の上を押し出してカ
ップディスペンサ3cにセットするように構成されてい
る。
【0005】これらの図7〜図9に示したカップ払い出
し装置の他にも、特開平2-150993号公報には、ロボット
ハンドがカップディスペンサの下方位置に移動し、カッ
プを受け取ったロボットハンドがカップステーションに
カップを搬入する構成が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9に示したカップ払
い出し装置では、図7や図8に示したカップ払い出し装
置に比べて多くのカップサイズを取り扱うことができる
が、シュート4の形状やこのシュート4の搬送経路長さ
の制約から、カップディスペンサ3の数を増やした場合
にはシュート4の中でカップ1が詰まったりするため、
3種類のカップサイズが限度であった。
【0007】これに対して特開平2-150993号公報の構成
では、ロボットハンドがカップ払い出し位置に移動して
カップを受け取るため、3種類以上の非常に多くのカッ
プサイズを取り扱うことができる。
【0008】ここでは取り扱いカップのサイズを例に挙
げて説明しているが、カップサイズが同じでカップの図
柄や色が異なるカップを取り扱う場合も同様である。し
かし、ロボットハンドがカップを受け取って所定の経路
を経てカップステーションにを搬入する構成では、自動
販売機の庫内でX−Y方向にロボットハンドを動かせる
ように構成することが必要であって、装置が大掛かりに
なる問題がある。
【0009】本発明はカップサイズや図柄や色の異なる
数多くのカップを取り扱うことができ、しかも装置の構
成が従来よりも簡単なカップ払い出し装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のカップ払い出し
装置は、複数のカップディスペンサが配置されたカップ
テーブルと、カップテーブルの下方位置で走行自在に支
持された移動台車と、移動台車に取り付けられ、カップ
ディスペンサから払い出されて落下するカップが通過す
るカップシュートと、カップシュートのカップ通路にお
けるカップの落下を止める方向にばねで付勢された保留
手段と、カップステーションへのカップ払い出し位置に
移動台車が到着したときの前記保留手段の位置に対応し
て自動販売機本体の側または前記カップテーブルに配置
された凸部と、前記凸部に当接して保留手段を前記ばね
の付勢に抗して解除方向に移動させる感知レバーとを設
けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】この構成によると、移動台車が移動してその移
動台車に取り付けられているカップシュートが払い出さ
れたカップを受ける。このカップシュートが受け取った
カップは保留手段によってカップシュート内に保持され
る。
【0012】移動台車がカップステーションへのカップ
払い出し位置に到着すると、自動販売機本体の側または
前記カップテーブルに配置された凸部に感知レバーが当
接して、保留手段を前記ばねの付勢に抗して解除方向に
移動させて、カップシュートに保留されていたカップを
カップステーションへ払い出す。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6に基づい
て説明する。本発明のカップ払い出し装置は図1〜図3
に示すように構成されている。カップディスペンサ3a
〜3hが取り付けられているカップテーブル13は、自動
販売機本体14とヒンジ15で連結されており、軸心16の周
りに水平に回動できる。図3に示すように、カップテー
ブル13の前端部と後端部にはカップテーブル13の長手方
向に走行レール17,17が設けられている。この走行レー
ル17,17には、走行車輪18,18を介して移動台車19が載
せられている。
【0014】カップテーブル13の前端部と後端部の中央
部で、カップテーブル13の裏面側には、カップテーブル
13の長手方向に沿って回転する無端状体20が掛張されて
おり、この無端状体20と移動台車19の中央部とが連結金
具21で連結されている。
【0015】移動台車19の底面には、2つの受入口22,
23と一つの排出口24を有する二股状のカップシュート25
が取り付けられている。このカップシュート25の排出口
24の近傍位置には、カップシュート25のカップ通路26に
おけるカップの落下を規制する保留手段として、例え
ば、図3に示す実線位置と仮想線位置とに回動自在に回
動自在にレバー27が取り付けられている。
【0016】自動販売機本体14の側で自動販売機本体14
の前面開口を閉塞する前面扉の裏面には、カップステー
ション位置に対応して凸部41が形成されている。図6は
保留手段の具体的な構成を示す。
【0017】軸35で回動自在に枢支されたレバー27と、
軸36で回動自在に枢支されたレバー37とは、リンク38に
よって連結されるとともに、レバー27の先端が実線位置
になるようにばね39によって付勢されている。40は後端
がレバー37に当接した感知レバーで、この感知レバー40
の先端にはローラ42が取り付けられており、移動台車19
がカップステーション5へのカップ払い出し位置に到着
したときにローラ42が凸部41の山部43に乗り上げて感知
レバー40が押し込まれる。
【0018】無端状体20を駆動するモータ28はカップデ
ィスペンサ3a〜3hの運転に連動して、運転制御装置
29によって次のように運転されている。運転制御装置29
の構成を実際の販売動作に基づいて説明する。
【0019】初期位置の移動台車19は図2に示す位置に
待機している。この初期位置に移動台車19が到着した状
態では、カップテーブル13に取り付けられたフォトカプ
ラ〔図示せず〕の発光器と受光器の間に移動台車19の一
部が介在して光が遮られた状態を検出して初期位置に到
着したと判定している。
【0020】また、運転制御装置29には、カップディス
ペンサ3a〜3hにカップをセットする際に、カップデ
ィスペンサごとにカップサイズと図柄ならびに色が予め
設定されている。
【0021】払い出すべきカップのサイズと図柄ならび
に色が指定信号30で指定されると、運転制御装置29は第
1列〜第4列の何れに属するカップディスペンサに目的
のカップが実装されているかを判定し、例えばカップデ
ィスペンサ3aにその目的のカップが実装されている場
合には、図3と図4に示すように移動台車19を第1列に
移動させる。
【0022】モータ28には、出力軸が一定角度だけ回転
するたびにパルス信号Pを出力するエンコーダ31が取り
付けられており、運転制御装置29はパルス信号Pの計数
値が規定数になったときに移動台車19が第1列に到着し
たと判定して移動台車19を停止させる。
【0023】移動台車19を停止させると、運転制御装置
29は次に目的のカップが実装されているカップディスペ
ンサ、この場合にはカップディスペンサ3aにカップの
払い出しを指示する。
【0024】カップディスペンサ3aから払い出された
カップ1aは、受入口22からカップシュート25のカップ
通路26に落下する。このときには、レバー27がカップ1
aの落下を規制する位置にあるため、カップ通路26のカ
ップ1aは排出口24から払い出されずに図3に示す仮想
線位置に保留される。
【0025】カップシュート25にカップ1aが入ったか
どうかは、カップ通路26を横切るように取り付けられた
光電装置〔図示せず〕の検出出力32を運転制御装置29が
判定して判断する。
【0026】カップ1aを受け取った移動台車19は、図
2に示す初期位置に復帰するように運転制御装置29によ
ってモータ28が運転され、ローラ42が凸部41に乗り上げ
て感知レバー40が押し込まれるとレバー37の先端44がば
ね39の付勢に抗して次第に押し込まれて、移動台車19が
初期位置に到着してカップシュート25の排出口24がカッ
プステーション5の受入口33に対向した状態では、ロー
ラ42が凸部41の山部43に乗り上げて感知レバー40が充分
に押し込まれて、レバー27は、ばね39の付勢に抗して保
留状態を解除する位置に移動させられる。
【0027】これによって、カップ通路26に留められて
いたカップ1aが、排出口24からカップステーション5
の受入口33に落下して、カップステーション5にカップ
1aが搬入される。
【0028】このように移動台車19の直線移動の制御だ
けで、各種のカップのうちの目的のカップを払い出すこ
とができる。上記の実施例では、凸部41を自動販売機本
体の側に設けたが、カップステーションへのカップ払い
出し位置に移動台車が到着したときの前記保留手段の位
置に対応してカップテーブル13に凸部41を配設しても同
様である。
【0029】上記の実施例では、レバー37と感知レバー
40とは別部品であったが一体の部品で構成することもで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のカ
ップディスペンサが配置されたカップテーブルと、カッ
プテーブルの下方位置で走行自在に支持された移動台車
と、移動台車に取り付けられ、カップディスペンサから
払い出されて落下するカップが通過するカップシュート
と、カップシュートのカップ通路におけるカップの落下
を止める方向にばねで付勢された保留手段と、カップス
テーションへのカップ払い出し位置に移動台車が到着し
たときの前記保留手段の位置に対応して自動販売機本体
の側または前記カップテーブルに配置された凸部と、前
記凸部に当接して保留手段を前記ばねの付勢に抗して解
除方向に移動させる感知レバーとを設けたため、移動台
車の直線移動とこの移動台車に取り付けられているカッ
プシュートが受け取ったカップの落下を規制する保留手
段の組み合わせによって、目的のカップをカップステー
ションに払い出すことができ、X−Y方向に移動するこ
とが必要なロボットハンドを使用せずとも各種のカップ
を取り扱うことができるものである。
【0031】さらに、自動販売機本体の側または前記カ
ップテーブルに配置された凸部を感知レバーで検出して
保留手段の保留状態を解除するため、移動台車に保留手
段を操作するための電磁プランジャーを設けた場合のよ
うな配線が必要でなく、移動側への渡り配線の数を削減
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップ払い出し装置の正面図である。
【図2】本発明のカップ払い出し装置の平面図である。
【図3】本発明のカップ払い出し装置の縦断面図であ
る。
【図4】同装置のカップ払い出し過程の正面図である。
【図5】同装置のカップ払い出し過程の平面図である。
【図6】同装置の保留手段の具体例を示す縦断面図であ
る。
【図7】従来のカップターレット式カップ払い出し装置
の説明図である。
【図8】取り扱いカップサイズの数が2つのカップター
レット式カップ払い出し装置の説明図である。
【図9】カップターレット式以外の従来のカップ払い出
し装置の説明図である。
【符号の説明】
1a〜1h カップ 3a〜3h カップディスペンサ 5 カップステーション 13 カップテーブル 17,17 走行レール 18,18 走行車輪 19 移動台車 20 ベルト〔無端状体〕 21 連結金具 25 カップシュート 27 レバー〔保留手段〕 29 運転制御装置 39 ばね 40 感知レバー 41 凸部 42 ローラー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカップディスペンサが配置された
    カップテーブルと、カップテーブルの下方位置で走行自
    在に支持された移動台車と、移動台車に取り付けられ、
    カップディスペンサから払い出されて落下するカップが
    通過するカップシュートと、カップシュートのカップ通
    路におけるカップの落下を止める方向にばねで付勢され
    た保留手段と、カップステーションへのカップ払い出し
    位置に移動台車が到着したときの前記保留手段の位置に
    対応して自動販売機本体の側または前記カップテーブル
    に配置された凸部と、前記凸部に当接して保留手段を前
    記ばねの付勢に抗して解除方向に移動させる感知レバー
    とを設けた自動販売機のカップ払い出し装置。
JP22922891A 1991-09-10 1991-09-10 自動販売機のカップ払い出し装置 Expired - Lifetime JP2735414B2 (ja)

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JPH0567270A JPH0567270A (ja) 1993-03-19
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