JP2735308B2 - ディスク制御装置 - Google Patents

ディスク制御装置

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JP2735308B2
JP2735308B2 JP1225438A JP22543889A JP2735308B2 JP 2735308 B2 JP2735308 B2 JP 2735308B2 JP 1225438 A JP1225438 A JP 1225438A JP 22543889 A JP22543889 A JP 22543889A JP 2735308 B2 JP2735308 B2 JP 2735308B2
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はディスク制御装置に関し、特に磁気ディス
クドライブ装置のようにヘッドの位置決め動作が機械的
に実行される装置の動作制御を行うディスク制御装置に
関する。
(従来の技術) 一般に、コンピュータシステムには、外部記憶装置と
して磁気ディスクが良く使用されている。この磁気ディ
スクに対するデータの書き込み/読み出し動作は、ホス
トコンピュータおよびディスク制御装置の制御の下で、
磁気ディスクドライブ装置によって実行される。
磁気ディスクドライブ装置の多くは、ヘッドの位置決
め動作が機械的に行なわれる機構になっている。このた
め、アーム等の機械部分には熱収縮が発生し易く、これ
によってヘッド位置に微少なずれが生じる熱オフトラッ
ク状態が発生することがある。
特に、電源投入直後におけるヘッド位置は、磁気ディ
スクドライブ装置自体が発生する熱によってドライブ装
置の温度がまだ上昇されていない状態(低温状態)であ
るため、通常動作温度下のヘッド位置と異なった場所に
位置決めされ易い。もし、この様にヘッド位置のずれた
熱オフトラック状態でディスク装置にデータを書き込
み、そして通常動作温度下でそのデータの読み出しを行
なった場合には、ヘッドの位置ずれによって正しいデー
タを読取ることができなくなる。
この様に、従来では熱オフトラック状態に起因した誤
動作が発生し易い欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 従来では、熱オフトラック状態に起因した誤動作が発
生し易い欠点があった。
この発明はこのような点に鑑みなされたもので、熱オ
フトラック状態に起因した誤動作を防止できるように
し、信頼性の高いディスクアクセスを実行できるディス
ク制御装置を提供する事を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明によるディスク制御装置は、ディスク上の所
定の記憶領域の内容を読み込み、読み込みエラーの発生
アドレスの数に基づいて熱オフトラック状態を検出する
熱オフトラック検出手段と、この熱オフトラック検出手
段によって熱オフトラック状態の発生が検出された時に
は前記ディスクに対するホストコンピュータからのアク
セスコマンドの実行を禁止し、熱オフトラック状態の発
生が検出されなかった時には前記ディスクに対するホス
トコンピュータからのアクセスコマンドの実行を許可す
るアクセス制御手段とを具備することを特徴とする。
(作用) このディスク制御装置においては、ホストコンピュー
タからのアクセスコマンドの実行に先だって、熱オフト
ラック検出手段によって熱オフトラック状態の発生の有
無が検出される。そして、熱オフトラック状態が発生さ
れてない時にだけホストコンピュータからのアクセスコ
マンドの実行が許可される。このため、電源投入直後に
おいてホストコンピュータからアクセスコマンドを受信
しても、熱オフトラック状態が解消されるまでの期間は
アクセス動作が禁止されるので、ヘッドの位置ずれが生
じている状態でディスク装置にデータを書込むことがな
くなる。したがって、熱オフトラック状態に起因した誤
動作を防止できるようになり、信頼性の高いディスクア
クセスが実行可能になる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
第1図にこの発明の一実施例に係わるディスク制御装
置を示す。このディスク制御装置11は、ホストコンピュ
ータ12の制御の下で磁気ディスクドライブ装置13による
磁気ディスク装置131のアクセス動作を制御するもので
あり、熱オフトラックチェック制御機構11a、ディスク
制御機構11b、エラー終了機構11c、チェック終了済みフ
ラグレジスタ11d、およびタイムアウト監視機構11eを備
えている。
熱オフトラックチェック制御機構11aは、ホストコン
ピュータ12からのアクセスコマンドに応じて動作される
ものであり、磁気ディスクドライブ装置13で発生される
熱オフトラック状態の有無を検出するために、ディスク
制御機構11bによってディスクドライブ装置13を制御し
てディスク装置131上の最内周シリンダの内容を読み込
み、その時の読み込みエラーの発生アドレスの数に基づ
いて熱オフトラック状態を検出する。
そして、熱オフトラック状態の発生が検出された場合
には、熱オフトラックチェック制御機構11aは、エラー
終了機構11cに制御を移す。また、熱オフトラック状態
の発生が検出されなかった場合には、熱オフトラックチ
ェック制御機構11aは、チェック終了済みフラグレジス
タ11dをオン状態にセットすると共に、ディスク制御機
構11bに制御を移す。
チェック終了済みフラグレジスタ11dが一旦オン状態
にセットされてからは、熱オフトラックチェック制御機
構11aは、ホストコンピュータ12からのアクセスコマン
ドを受信しても、熱オフトラック状態の検出動作は実行
せず、ディスク制御機構11bに制御を移す。
ディスク制御機構11bは、ホストコンピュータ11から
のコマンド要求、および熱オフトラックチェック制御機
構11aからの指示に基いて、磁気ディスクドライブ装置1
3のアクセス動作を制御する。
エラー終了機構11cは、熱オフトラックチェック制御
機構11aによって熱オフトラック状態が検出された場合
に、特別なエラーステータスでホストコンピュータ12か
らのコマンド要求をエラー終了させる。
チェック終了済みのフラグレジスタ11dは、電源投入
時はオフ状態であり、熱オフトラックチェック制御機構
11aによって熱オフトラック状態の検出動作が実行さ
れ、しかも熱オフトラック状態が検出されなかった場合
にオン状態に設定される。
タイムアウト監視機構11eは、電源投入後所定期間例
えば20分経過してもチェック終了済みフラグレジスタ11
dがオン状態にセットされない場合に、それを強制的に
オン状態にセットする。
次ぎに、第2図のフローチャートを参照してディスク
制御装置11による熱オフトラック状態の検出動作を説明
する。
前述したように、ディスク制御装置11の熱オフトラッ
クチェック制御機構11aは、コマンド要求を受け取る毎
にチェック終了済みフラグレジスタ11dを参照して、熱
オフトラックチェック動作を実行するか否かを判断す
る。電源投入時には、チェック終了済みのフラグレジス
タ11dはオフ状態に設定されているため、熱オフトラッ
クチェック動作が電源投入後の最初のコマンド要求で起
動される。
この場合、磁気ディスクドライブ装置13が最も熱オフ
トラック状態を発生し易い記憶領域つまり磁気ディスク
装置131の最内周シリンダの内容が読取られ(ステップA
1)、読取りエラーの有無が判断される(ステップA
2)。読取りエラーが発生しなかった場合には、熱オフ
トラック状態が生じていないものと判断されて、処理済
みフラグレジスタ11bがオン状態にセットされる(ステ
ップA3)。これによって、コマンド要求に応じたディス
ク装置131に対するアクセスの実行が許可される。
一方、読取りエラーが発生した場合には、そのエラー
が熱オフトラックに起因するものか、あるいはディスク
装置131上のキズ等に起因するものかを判断するための
処理が行われる。
すなわち、ディスク装置(131)上のキズ等に起因す
るエラーは必ず同一アドレス上で発生するため、エラー
が発生した場合にはそのエラー発生アドレスを保持し
て、再び読み込み動作が行われる。そして、再びエラー
が発生した場合には、その新たなエラー発生アドレス
が、保持しておいた前のエラー発生アドレスと比較され
る(ステップA4)。
その新たなエラー発生アドレスが以前のエラー発生ア
ドレスと等しい場合には、その読取りエラーの原因が熱
オフトラック状態ではない事が認識され、チェック動作
のスタートアドレスが最内周シリンダの次セクタに設定
される(ステップA5)。そして、その次セクタから前述
の熱オフトラックチェック動作が再び実行される。
一方、新たなエラー発生アドレスが以前のエラー発生
アドレスと異なる場合には、エラー発生アドレスの数が
所定数(例えば6個)以上か否かが判断され(ステップ
A7)、エラー発生アドレスの数が所定数よりも少ない場
合には、チェック動作のスタートアドレスが最内周シリ
ンダの最初のセクタに設定されて(ステップA8)、前述
の熱オフトラックチェック動作が繰り返される。
熱オフトラックチェック動作は予め決められたリトラ
イ回数だけ繰り返され、その繰り返し回数が所定のリト
ライ回数を越える事が判断されると(ステップA6)、エ
ラー終了機構11cによって特別のエラーステータスを用
いたエラー処理が行なわれ、また熱オフトラックチェッ
ク動作中に読取りエラーが発生しなくなった場合には、
コマンド要求に応じたディスク装置131に対するアクセ
スの実行が許可される。
エラー発生アドレスの数が所定数以上の場合には、そ
の読取りエラーの原因が熱オフトラック状態である事が
認識されて、エラー終了機構11cによって特別のエラー
ステータスを用いたエラー処理が行なわれる。この場
合、ホストコンピュータ12は、そのエラーステータスを
解釈して、コマンド要求をリトライする。この時、チェ
ック終了済みフラグレジスタ11dはオフ状態のままなの
で、コマンド要求のリトライおよび熱オフトラック状態
のチェック処理は、システムが温まって熱オフトラック
状態が解消されるまで繰り返し行なわれる。
ただし、何等かの障害によって熱オフトラック状態が
解消されない場合には、タイムアウト監視機能11eによ
って電源投入後20分経過した時点で処理済みフラグレジ
スタ11dがオン状態にセットされて、コマンド要求に応
じたディスク装置131に対するアクセスの実行が許可さ
れるようになる。
この様に、この発明のディスク制御装置においては、
ホストコンピュータ12からのアクセスコマンドの実行に
先だって、熱オフトラックチェック機構11aによって熱
オフトラック状態の発生の有無が検出される。そして、
熱オフトラック状態が発生されてない時にだけホストコ
ンピュータ12からのアクセスコマンドの実行が許可され
る。
このため、電源投入直後においてホストコンピュータ
12からアクセスコマンドを受信しても、熱オフトラック
状態が解消されるまでの期間はアクセス動作が禁止され
るので、ヘッドの位置ずれが生じている状態でディスク
装置131にデータを書込むことがなくなる。したがっ
て、熱オフトラック状態に起因した誤動作を防止できる
ようになり、信頼性の高いディスクアクセスが実行可能
になる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、熱オフトラック状
態に起因した誤動作を防止できるようになり、信頼性の
高いディスクアクセスが実行可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わるディスク制御装置
を示すブロック図、第2図は第1図に示したディスク制
御装置による熱オフトラックチェック動作を説明するフ
ローチャートである。 11……ディスク制御装置、11a……熱オフトラックチェ
ック制御機構、11b……ディスク制御機構、11c……エラ
ー終了機構、11d……チェック終了済みフラグレジス
タ、11e……タイムアウト監視機構、12……ホストコン
ピュータ、13……磁気ディスクドライブ装置、131……
磁気ディスク装置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 574 G11B 20/18 574H

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク上の所定の記憶領域の内容を読み
    込み、読み込みエラーの発生アドレスの数に基づいて熱
    オフトラック状態を検出する熱オフトラック検出手段
    と、この熱オフトラック検出手段によって熱オフトラッ
    ク状態の発生が検出された時には前記ディスクに対する
    ホストコンピュータからのアクセスコマンドの実行を禁
    止し、熱オフトラック状態の発生が検出されなかった時
    には前記ディスクに対するホストコンピュータからのア
    クセスコマンドの実行を許可するアクセス制御手段とを
    具備することを特徴とするディスク制御装置。
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