JP2006252733A - 媒体記憶装置及び媒体記憶装置のライト系経路診断方法。 - Google Patents

媒体記憶装置及び媒体記憶装置のライト系経路診断方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】ライト素子により、媒体へのライト動作を行う媒体記憶装置において、ライト系経路の診断を装置のパフォーマンスを低下せずに、実行する。
【解決手段】ホストのライトコマンドに対しては、ライトデータをデータメモリ(14)に格納し、ホストに応答を返し、その後、データメモリ(14)から記憶媒体(19)へライトバックする。このライトバック時に、ライトデータの最終部分を含む一部のデータを、記憶媒体(19)からリードし、データコンペアを行う。このため、ホストに影響せずに、ライト系経路の診断が可能となり、最終部分を含む一部のデータを対象とするため、短時間で、診断が可能となり、パフォーマンスの低下を最小限にできる。
【選択図】図4

Description

本発明は、媒体にデータをヘッドで記録する媒体記憶装置及びライト系経路診断方法に関し、特に、ライトコマンドに付随して、ライト系経路の診断を行う媒体記憶装置及びライト系経路診断方法に関する。
近年のデータ電子化処理の要求により、データを記憶する磁気ディスク装置や光ディスク装置の媒体記憶装置に、大容量化が要求されている。このため、ディスク媒体は、益々トラック密度や記録密度が高くなっている。しかも、高速なアクセスが要求されている。このため、通常のライトコマンドに対しては、キャッシュメモリにライトデータを格納し、ホストへ完了を報告している(所謂、ライトキャッシュ)。
そして、その後、キャッシュメモリのライトデータを、ディスクにライトする、所謂ライトバックを実行する。このライトバック時にも、ホストの待ち時間をすくなくするため、ライト後のベリファイチエックを実行しない。特に、リード素子とライト素子が分離され、互いにオフセットされた位置に配置される場合には、回転待ちする必要があり、この時間を省くためである。
このような記録媒体にヘッドなどを使用してデータを記録・再生する記憶装置(デバイス)では、近年の大容量化に伴い、データの信頼性の向上が重要となっている。しかし、キャッシュメモリを使用したディスク装置では、ライトバック時に、記録媒体にデータを書き込むだけで、データが正しく書き込まれたかを確認していない。
このため、ヘッドのライト系経路(ライト・ゲートやライト処理用の信号線)の切断・短絡などのハードウェア障害(ライト不能な状態)が発生した場合、あるいは、パワーセーブモードを実行するソフトウェアの不具合で、ライト系経路の設定ミスが発生した場合等の、ライト不能な状態かは検出できず、後でリードするまでは,正しく媒体に書かれたかどうかは確認できない。
このような状態で、ライト不能のまま処理を続けると、データを損失することになる。このようなライト不能状態を検出する方法として、種々の方法が提供されている。
第1の従来の方法は、ホストコマンドに、SMART(Self Monitoring/Analyze Report Technology)テストサブコマンドというデバイスの診断目的のコマンドがあり、その項目の中にヘッド診断がある。
この方法では、ヘッド診断項目で、媒体へのデータのライト/リード/コンペア(W/R/C)処理を行い、いずれかの処理でエラーを検出した場合に、ホストへエラーを報告する。それにより、ホストは、デバイスがライト不能であることを検出できる。
第2の従来の方法は、ライトベリファイコマンドという一般的なコマンドを利用するものである。このライトベリファイコマンドは、キャッシュメモリを使用したライトキャッシュを実行せずに、直接、ディスクにデータをライトした後に、続けて、ディスクのライトしたデータのリードを実施し、リード可能であることを確認し、ホストに応答する(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−066958号公報
近年の装置の小型化の要求により、かかる媒体記憶装置も、小型のサーバやモバイル機器(例えば、ノート型パーソナルコンピュータや携帯型AV(Audio/Visual)機器)へ搭載されている。このため、実装密度が高くなり、装置の組み立て時や装置の動作時に、微少な粉塵や振動等で、ライト系経路が切断、短絡する可能性が生じてきた。
例えば、回路部分を搭載するプリント板が、ディスクドライブの外部に存在する場合には、装置への組み込み時に、プリント板のライト処理用信号線が、粉塵(例えば、金属粉)により、短絡する可能性がある。
従来の診断コマンドによる診断の場合、ホストが、定期的にそのコマンドを発行しなければならず、また、このコマンドでは、すべてのトラックに対し実行するため、分単位の処理時間を要し,通常作業処理中に、実施するのには不向きである。又、起動時に実行するとしても、近年、要求されている電源投入時からのスタンバイ時間の短縮化を実現する阻害となる。
一方、従来のライトベリファイコマンドによる方法は、ライトキャッシュが実行できないため、又、常にディスクの回転待ちが生じるため、ライト処理速度、即ち、パフォーマンスが著しく低下する。例えば、ライトキャッシュによる、キャッシュメモリの格納で、ホストへ完了を返送するという高速処理を実行できず、又、シーケンシャルなライトでは、ディスクの回転待ちが多くなり、一層、パフォーマンスが低下する。
従って、本発明の目的は、装置のパフォーマンス性能を低下することなく、ライト系経路の診断を行うための媒体記憶装置及び媒体記憶装置のライト系経路診断方法を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、ホストから特別のコマンドを送信することなく、ライト系経路の診断を行うための媒体記憶装置及び媒体記憶装置のライト系経路診断方法を提供することにある。
更に、本発明の更に他の目的は、ホストからのライトコマンド内で、パフォーマンスを低下することなく、オンライン状態でライト系経路の診断を行い、早期にライト不能を検出するための媒体記憶装置及び媒体記憶装置のライト系経路診断方法を提供することにある。
更に、本発明の更に他の目的は、ホストを待たせることなく、リトライ処理と同様に、ライト系経路の診断を行うための媒体記憶装置及び媒体記憶装置のライト系経路診断方法を提供することにある。
この目的の達成のため、本発明の媒体記憶装置は、記憶媒体のトラックのデータのリード及びライトのいずれかを行うヘッドと、前記記憶媒体の所望トラックに前記ヘッドを位置付けるアクチュエータと、ホストからのライトデータを格納するデータメモリと、前記ホストからのライトコマンドに応じて、前記ホストからのライトデータを前記データメモリに格納し、前記ホストに応答を返した後、前記データメモリの前記ライトデータを前記ヘッドで前記記憶媒体にライトする制御部とを有する。そして、前記制御部は、前記記憶媒体に前記ライトデータをライト完了した後、前記記憶媒体の前記ライトデータの最終部分を含む一部のデータを読み出し、前記データメモリのデータと比較して、ライト系経路の診断処理を行う。
又、本発明のライト系経路診断方法は、記憶媒体のトラックのデータを、ヘッドでリード及びライトのいずれかを行う媒体記憶装置のライト系経路診断方法であって、ホストからのライトコマンドに応じて、前記ホストからのライトデータをデータメモリに格納し、前記ホストに応答を返すステップと、前記データメモリの前記ライトデータを前記ヘッドで前記記憶媒体にライトするステップと、前記記憶媒体に前記ライトデータをライト完了した後、前記記憶媒体の前記ライトデータの最終部分を含む一部のデータを読み出し、前記データメモリのデータと比較して、ライト系経路の診断処理を行うステップとを有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御部は、欠陥セクタの交代処理を行うとともに、前記交代処理を利用して、前記診断処理を実行する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御部は、前記ホストと交信し、前記データメモリと前記ホストと前記ヘッドとのデータの転送を制御するコントローラと、前記コントローラに前記ライト及び前記ホストとの交信を指示するMPUとを有し、前記MPUが、前記ライト系経路の診断処理を実行する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御部は、前記診断要求情報を格納するメモリを有し、前記メモリに前記診断要求情報がセットされている時に、前記ライト系経路の診断処理を実行する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御部は、前記診断処理を実行した後、前記メモリの前記診断要求情報をリセットする。
更に、本発明では、好ましくは、前記メモリは、複数のヘッドの各々の前記診断要求情報を格納し、前記制御部は、前記ライトデータのライトを実行するヘッドの前記診断要求情報を参照して、前記診断処理を実行する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御部は、前記ヘッドの診断処理を実行した後、前記メモリの前記ヘッドの診断要求情報をリセットする。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御部は、前記診断処理を一定時間間隔で実行する。
更に、本発明では、好ましくは、前記ライトデータの一部のデータが、前記ライトデータの最終セクタである。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御部は、診断処理の前記ライトデータの一部のデータを読み出しが成功しない時は、前記交代処理を実行する。
更に、本発明では、好ましくは、前記ヘッドが、磁気媒体をリードするリード素子と、前記磁気媒体をライトするライト素子とで構成された。
本発明では、ライトキャッシュを使用して、データメモリから記憶媒体へのライトバック時に、ライトしたデータの最終部分を含む一部のデータ(例えば、最終セクタ)を、リード/コンペアを行う。このため、ホストのライトコマンドで、データメモリに書き込まれたライトデータをライトバックする際に、ホストに影響せずに、ライト系経路の診断が可能となる。又、ライト系経路の診断のため、全ライトデータを対象とせず、最終部分を含む一部のデータを対象とするため、短時間で、診断が可能となり、パフォーマンスの低下を最小限にでき、且つキャッシュメモリの容量以上のシーケンシャルライトによるライトデータが到来しても、最終部分のため、キャッシュメモリ上で、上書きされず、確実に、ライト系経路の診断ができる。
以下、本発明の実施の形態を、媒体記憶装置、ライト系経路の診断方法、ライトバック処理、他の実施の形態の順で説明する。
[媒体記憶装置]
図1は、本発明の一実施の形態の媒体記憶装置の構成図、図2は、図1のライト系経路の説明図、図3は、図1の診断要求フラグテーブルの説明図である。図1は、媒体記憶装置として、磁気ディスクにデータをリード/ライトする磁気ディスク装置(HDD)を例に示す。
図1に示すように、磁気ディスク装置10は、パーソナルコンピュータに内蔵され、パーソナルコンピュータのホスト(図示せず)とATA(AT Attachment)規格のインターフェースのケーブル9で接続される。
磁気ディスク装置10は、磁気ディスク19と、磁気ディスク19を回転するスピンドルモータ20と、磁気ディスク19にデータをリード/ライトする磁気ヘッド25と、磁気ヘッド25を磁気ディスク19の半径方向(トラック横断方向)に移動するアクチュエータ(VCM)22とを備える。
又、制御部として、HDC(Hard Disk Controller)26と、データバッファ14と、MPU11と、メモリ(RAM)13と、ヘッドIC18と、スピンドルモータドライバ21と、VCMドライバ23と、位置検出部24と、これらを接続するバス17とを備える。
HDC26は、ホストからタスクをセットするタスクファイル12Aを有するATAインターフェース制御回路12と、データバッファ14を制御するデータバッファ制御回路15と、記録データのフォーマットの制御を行うフォーマッタ制御回路16とを有する。
データメモリ(データバッファという)14は、キャッシュメモリの役目を果たし、ホストからのライトデータを保存し、磁気ディスク19からのリードデータを保存する。即ち、所謂、ライトキャッシュ、リードキャッシュの役目を果たす。そして、ライトバック時には、データバッファ14のライトデータを、磁気ディスクにライトし、リード時には、データバッファ14のリードデータを、ホストへ転送する。
ヘッドIC18は、ライト時は、記録データに従い磁気ヘッド25に記録電流を流し、リード時は、磁気ヘッド25からの読取信号を増幅して、リードデータ(サーボ情報を含む)を出力する。位置検出部24は、ヘッドIC18からのサーボ情報から磁気ヘッド25の位置を検出する。
スピンドルドライバ21は、スピンドルモータ20を回転駆動する。VCMドライバ23は、磁気ヘッド25を移動するVCM22を駆動する。MPU(Micro Processor)11は、磁気ヘッド25の位置制御、リード/ライト制御、リトライ制御を行う。メモリ(RAM)13は、MPU11の処理に必要なデータを格納する。又、メモリ13は、図3で後述する診断要求フラグテーブル13−1を格納する。
図2は、図1のライト系経路の説明図である。磁気ヘッド25は、リード素子25−2とライト素子25−1とが分離されたヘッドであり、リード素子25−2は、MR(Magneto-Resistive)素子、ライト素子25−1は、磁気コアとコイルを有する誘導素子で構成される。
ライト系経路では、フォーマッタ制御回路16が第1の信号線を介しヘッドIC18に接続され、ヘッドIC18は、第2の信号線を介しライト素子25−1に接続される。ヘッドIC18は、更に、第3の信号線を介しリード素子25−2に接続される。このヘッドIC18は、通常、磁気ヘッド25を支持するサスペンションに搭載される。
このライト系経路では、第1の信号線、第2の信号線で、短絡、切断が生じる場合がある。又、フォーマッタ制御回路16では、パワーセーブモードのソフトウェアの不具合で、パワーセーブモードから復帰した時に、電力が供給されない場合もある。勿論、ライト素子25−1自体の劣化等で、ライト不能となる場合もある。
図3は、図1の診断要求フラグテーブル13−1の説明図であり、ヘッド毎に、診断要求フラグを格納する。ここでは、4つのヘッドHEAD0〜3が搭載されている例を示し、フラグは、「0」が、診断要求を示し、「1」が、診断完了を示す。
[ライト系経路の診断方法]
図4は、ライト系経路の診断方法の動作説明図である。図4では、ヘッド0で、LBA100から5セクタ書き込む例を示す。図4に示すように、ヘッド0で、LBA100から5セクタ、即ちLBA104までライトすると、ファームウェアは、診断フラグを参照して、診断が要求されているかを判定する。診断が要求されていると、あたかもエラーが生じたように、最終セクタに対するダミーの交代処理を要求する。
この交代処理では、最終セクタのベリファイを行う。このベリファイは、最終セクタのデータをヘッド0でリードし、ライトデータと比較する。比較結果が一致すると、交代処理は、キャンセルされる。又、リードエラーが発生すると、欠陥セクタと判定し、通常の交代処理を行う。一方、比較結果が良好でない場合には、ライト系経路の障害と判定し、ライトエラーとして、取り扱う。
このように、そのトラックでライトした最終セクタをダミーで、交代対象とし、診断要求フラグの指定で、リード/コンペアを行う。このため、ホストのライトコマンドで、キャッシュメモリに書き込まれたライトデータをライトバックする際に、ホストに影響せずに、ライト系経路の診断が可能となる。
又、ライト系経路の診断のため、全ライトデータを対象とせず、最終セクタを対象とするため、短時間で、診断が可能となり、パフォーマンスの低下を最小限にできる。更に、交代処理ルーチンを利用することにより、装置への実装が容易である。
図5は、複数ヘッドにまたがるライト処理での診断要求の説明図である。図5では、9セクタの書き込みを、ヘッド0で、LBA100から5セクタ書き込み、異なるヘッド1で、LBA105から4セクタを書き込む例を示す。図5に示すように、ヘッド0で、LBA100から5セクタ、即ちLBA104までライトすると、ファームウェアは、診断フラグを参照して、診断が要求されているかを判定する。診断が要求されていると、あたかもエラーが生じたように、そのヘッド0での最終セクタ104に対するダミーの交代処理を要求する。
又、ヘッド1で、LBA105から4セクタ、即ちLBA108までライトすると、ファームウェアは、診断フラグを参照して、診断が要求されているかを判定する。診断が要求されていると、あたかもエラーが生じたように、そのヘッド1での最終セクタ108に対するダミーの交代処理を要求する。
この交代処理では、前述のように、最終セクタのベリファイを行う。このベリファイは、最終セクタのデータをヘッドでリードし、ライトデータと比較する。比較結果が一致すると、交代処理は、キャンセルされる。又、リードエラーが発生すると、欠陥セクタと判定し、通常の交代処理を行う。一方、比較結果が良好でない場合には、ライト系経路の障害と判定し、ライトエラーとして、取り扱う。
このように、ヘッド間にまたがるライト処理でも、そのヘッドでライトした最終セクタをダミーで、交代対象とし、診断要求フラグに指定で、リード/コンペアを行う。このため、ホストのライトコマンドで、キャッシュメモリに書き込まれたライトデータをライトバックする際に、ホストに影響せずに、ライト系経路の診断が可能となる。即ち、この場合には、2つのヘッドのライト系経路の診断が可能となる。
[ライトバック処理]
図6は、本発明の一実施の形態の媒体ライト(ライトバック)処理フロー図、図7は、図6の交代処理フロー図、図8は、診断要求フラグのクリア処理フロー図である。
(S10)ホストからのライトコマンドを受信し、ライトデータをバッファメモリ14に格納すると、ライトデータを媒体にライトするライトバックを開始する。
(S12)MPU11は、VCMドライバ23を介しVCM22を駆動して、媒体19上の所定の位置(トラック)まで,シーク(トラックチェンジ,ヘッドチェンジ)する。
(S14)MPU11は、HDC26に媒体ライトを指示し、HDC26は、バッファメモリ14のライトデータを,ヘッドIC18を経由して、磁気ヘッド25(図2のライト素子25−1)に送り、ライトバックを実行する。又、複数トラックにまたがる場合には,該当トラック部分の媒体ライトである。
(S16)MPU11は、該当トラックでの媒体ライトが成功(媒体ライト処理上ノーエラー)したかどうかを判断する。この媒体ライト処理上のエラーとは、オフトラックでライトできない場合であり、データ自体を検証しない。
(S18)MPU11は、該当トラックでの媒体ライトが成功した場合,そのトラックの位置するヘッドについて,診断処理が必要かどうかを、メモリ13の診断要求フラグテーブル13−1のフラグにより判断する。ここで、診断処理が必要かどうかを判断するため,ホスト要求の媒体ライトが、複数トラックあるいは複数ヘッドにまたがる場合には、各トラックあるいは各ヘッドについて診断を実施する。
(S20)MPU11は、フラグにより、そのヘッドについて診断処理が必要ないと判断された場合(フラグが「1」)には,そのまま通常処理を続ける。
(S22)即ち、MPU11は、要求データを、全て媒体ライトしたかどうかを判断(トラックチェンジまたはヘッドチェンジをする必要があるか)する。
(S24)MPU11は、要求データを、全て媒体ライトし終わった場合は、正常終了し,処理の続きがある場合には、ステップS12に戻る。
(S26)ステップS16で、MPU11は、媒体ライト中にエラーを検出した場合、リトライ処理(ステップS14に戻る)が実施される。即ち、リトライ回数が規定回数に達したかを判定し、達していない場合は、ステップS14に戻り、達していれば、リトライアウトとする。
(S28)MPU11は、リトライアウトなら、回復不能なエラーと判断され、回復不能なセクタに対して交代処理を要求する。
(S30)MPU11は、図7で説明する交代処理を呼び出し、実行し、交代処理が成功したかどうかを判断する。交代処理に失敗した場合には,ホストにエラーを報告し、異常終了とする。逆に、交代処理に成功すると、ステップS22に進む。
(S32)ステップS20で、該当トラックの媒体ライトに成功し、診断処理の要求がある場合には,MPU11は、そのトラック上で媒体ライトした最後のセクタに対して診断処理を要求する。診断処理は、交代処理に組み込まれているため,処理上は、そのトラック上で媒体ライトした最後のセクタがエラーした場合と同様となる(実際にはエラーはしていないが)。即ち、MPU11は、診断処理を要求し、ステップS30に進む。
次に、図7により、図6の交代処理を説明する。
(S40)ステップS30で、交代処理のモジュールが呼ばれると、通常の交代処理(エラー起因)か診断要求かを判断する。
(S42)MPU11は、診断要求である場合、磁気ヘッド25により該当セクタ(最終セクタ)を磁気ディスク19からリードする。そして、MPU11は、媒体リードに成功(サーボエラーやECCエラーなどの発生が無い)したかどうかを判断する。
(S44)MPU11は、媒体リードに成功したと判定すると、媒体19からリードしたデータと,バッファ14上に残っている媒体ライト時のデータとを比較し、相違無いかどうかを判定する。相違があれば、ライト系経路に異常有りとして、異常終了する。
(S46) 媒体19にライトしたデータと媒体19からリードしたデータが一致した場合には,MPU11は、該当セクタが存在するヘッドについては、診断処理が完了したことをフラグに変更する。即ち、図3では、フラグ「1」にセットする。これにより,以後このヘッドについては診断の必要が無いことを示す。そして、正常終了する。
(S48)一方、ステップS40で、診断目的ではない場合(通常の交代要求の場合)と判定すると,交代処理を実施する。ステップS42で、診断要求であったが、媒体リード時にエラーを検出した場合も,この処理に入る。交代処理は、周知のように、該当エラーセクタを交代元とし、交代先セクタに、交代元セクタに書き込むべきバッファ上のデータを書き込むものである。MPU11は、交代処理が成功したかどうかを判断する。この交代処理では、データを媒体にライトし、媒体からデータをリードし、比較して、交代処理が成功したかを判定する。
交代要求で交代処理に失敗した場合には,異常終了とし、交代処理が成功すると、正常終了する。
このように、診断フラグを参照して、診断が要求されているかを判定し、診断が要求されていると、あたかもエラーが生じたように、最終セクタに対するダミーの交代処理を要求する。この交代処理では、最終セクタのベリファイ、即ち、最終セクタのデータをヘッドでリードし、バッファ上のライトデータと比較する。比較結果が一致すると、交代処理は、キャンセルされる。又、リードエラーが発生すると、欠陥セクタと判定し、通常の交代処理を行う。一方、比較結果が良好でない場合には、ライト系経路の障害と判定し、ライトエラーとして、取り扱う。
このように、そのヘッドでライトした最終セクタをダミーで、交代対象とし、診断要求フラグの指定で、リード/コンペアを行う。このため、ホストのライトコマンドで、キャッシュメモリに書き込まれたライトデータをライトバックする際に、ホストに影響せずに、ライト系経路の診断が可能となる。
又、ライト系経路の診断のため、全ライトデータを対象とせず、最終セクタを対象とするため、短時間で、診断が可能となり、パフォーマンスの低下を最小限にできる。更に、交代処理ルーチンを利用することにより、装置への実装が容易である。
次に、診断要求の有無を示す診断要求フラグの処理を、図8で説明する。
(S50)タイマやホストからの設定コマンドによりこの処理に入る。即ち、装置自身で、一定周期毎に診断する場合には、タイマで起動され、一方、ホストからの指示で診断する場合には、ホストからの設定コマンドで起動される。
(S52)MPU11は、メモリ13の診断要求フラグテーブル13−1の診断要求フラグをクリア(「0」)にし、未実施(診断要求)の状態に変更する。このことにより、次回の媒体ライト処理で、診断処理が、再び実施されることになる。設定コマンドの種類によっては,タイマの間隔を再設定するだけの場合もありえる。そして、タイマあるいはホストの設定コマンドの完了となる。
このため、定期的に診断が可能となる。又、ホストからも診断のタイミングを指定できる。
[他の実施の形態]
前述の実施の形態では、比較対象を最終セクタとしたが、1つの最終セクタのみならず、最終セクタを含む1つ又は2つ以上のセクタで、ライトデータの一部のデータであっても良い。又、最小書き込み単位が、セクタでなく、セクタの半分(例えば、スプリットセクタ方式)の場合には、同様に、その最終書き込み単位の領域を含む1つ又は2つ以上の最小書き込み単位の領域で、ライトデータの一部であっても良い。
又、媒体記憶装置を磁気ディスク装置で説明したが、光ディスク、光磁気ディスク、他の記憶媒体を使用した記憶装置にも適用できる。更に、インターフェースは、ATAに限らず、他のインターフェースにも適用できる。更に、交代処理モジュールを利用しない方法にも適用できる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)記憶媒体のトラックのデータのリード及びライトのいずれかを行うヘッドと、前記記憶媒体の所望トラックに前記ヘッドを位置付けるアクチュエータと、ホストからのライトデータを格納するデータメモリと、前記ホストからのライトコマンドに応じて、前記ホストからのライトデータを前記データメモリに格納し、前記ホストに応答を返した後、前記データメモリの前記ライトデータを前記ヘッドで前記記憶媒体にライトする制御部とを有し、前記制御部は、前記記憶媒体に前記ライトデータをライト完了した後、前記記憶媒体の前記ライトデータの最終部分を含む一部のデータを読み出し、前記データメモリのデータと比較して、ライト系経路の診断処理を行うことを特徴とする媒体記憶装置。
(付記2)前記制御部は、欠陥セクタの交代処理を行うとともに、前記交代処理を利用して、前記診断処理を実行することを特徴とする付記1の媒体記憶装置。
(付記3)前記制御部は、前記ホストと交信し、前記データメモリと前記ホストと前記ヘッドとのデータの転送を制御するコントローラと、前記コントローラに前記ライト及び前記ホストとの交信を指示するMPUとを有し、前記MPUが、前記ライト系経路の診断処理を実行することを特徴とする付記1の媒体記憶装置。
(付記4)前記制御部は、前記診断要求情報を格納するメモリを有し、前記メモリに前記診断要求情報がセットされている時に、前記ライト系経路の診断処理を実行することを特徴とする付記1の媒体記憶装置。
(付記5)前記制御部は、前記診断処理を実行した後、前記メモリの前記診断要求情報をリセットすることを特徴とする付記4の媒体記憶装置。
(付記6)前記メモリは、複数のヘッドの各々の前記診断要求情報を格納し、前記制御部は、前記ライトデータのライトを実行するヘッドの前記診断要求情報を参照して、前記診断処理を実行することを特徴とする付記4の媒体記憶装置。
(付記7)前記制御部は、前記ヘッドの診断処理を実行した後、前記メモリの前記ヘッドの診断要求情報をリセットすることを特徴とする付記6の媒体記憶装置。
(付記8)前記制御部は、前記診断処理を一定時間間隔で実行することを特徴とする付記1の媒体記憶装置。
(付記9)前記制御部は、前記ライトデータの一部のデータとして、最終セクタを読み出すことを特徴とする付記1の媒体記憶装置。
(付記10)診断処理の前記ライトデータの一部のデータを読み出しが成功しない時は、前記交代処理を実行することを特徴とする付記2の媒体記憶装置。
(付記11)前記ヘッドが、磁気媒体をリードするリード素子と、前記磁気媒体をライトするライト素子とで構成されたことを特徴とする付記1の媒体記憶装置。
(付記12)記憶媒体のトラックのデータを、ヘッドでリード及びライトのいずれかを行う媒体記憶装置のライト系経路診断方法において、ホストからのライトコマンドに応じて、前記ホストからのライトデータをデータメモリに格納し、前記ホストに応答を返すステップと、前記データメモリの前記ライトデータを前記ヘッドで前記記憶媒体にライトするステップと、前記記憶媒体に前記ライトデータをライト完了した後、前記記憶媒体の前記ライトデータの最終部分を含む一部のデータを読み出し、前記データメモリのデータと比較して、ライト系経路の診断処理を行うステップとを有することを特徴とする媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
(付記13)前記診断処理を行うステップは、欠陥セクタの交代処理を利用して、前記診断処理を実行するステップからなることを特徴とする付記12の媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
(付記14)前記ライトデータを前記データメモリに格納するステップと前記データメモリから前記記憶媒体にライトするステップとを、前記ホストと交信し、前記データデータと前記ホストと前記ヘッドとのデータの転送を制御するコントローラにより実行し、前記ライト系経路の診断ステップを、前記コントローラに前記ライト及び前記ホストとの交信を指示するMPUにより実行することを特徴とする付記12の媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
(付記15)前記診断処理ステップは、前記診断要求情報を格納するメモリを参照して、前記メモリに前記診断要求情報がセットされている時に、前記ライト系経路の診断処理を実行するステップを有することを特徴とする付記12の媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
(付記16)前記診断処理ステップは、複数のヘッドの各々の前記診断要求情報を格納した前記メモリを参照し、前記ライトデータのライトを実行するヘッドの前記診断要求情報に応じて、前記診断処理を実行するステップを有することを特徴とする付記12の媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
(付記17)前記ヘッドの診断処理を実行した後、前記メモリの前記ヘッドの診断要求情報をリセットするステップを有することを特徴とする付記15乃至16の媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
(付記18)前記診断処理ステップを一定時間間隔で実行するステップを有することを特徴とする付記11の媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
(付記19)前記診断処理の前記ライトデータの一部のデータを読み出しが成功しない時は、前記交代処理を実行するステップを有することを特徴とする付記13の媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
(付記20)前記診断処理ステップは、磁気媒体をリードするリード素子と、前記磁気媒体をライトするライト素子とで構成されたヘッドのライト系経路を診断するステップからなることを特徴とする付記12の媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
ホストのコマンドで、ライトキャッシュを実行した後、データメモリから記憶媒体へのライトバック時に、ライトしたデータの最終部分を含む一部のデータに、リード/コンペアを行うため、ホストのコマンド応答に影響せずに、ライト系経路の診断が可能となる。又、ライト系経路の診断のため、全ライトデータを対象とせず、最終部分を対象とするため、短時間で、診断が可能となり、パフォーマンスの低下を最小限にでき、ライト不能を早期に短時間で診断でき、且つデータメモリの容量を越えるシーケンシャルライトでも、確実にライト系経路の診断ができる。
本発明の一実施の形態の媒体記憶装置の構成図である。 図1のライト系経路の説明図である。 図1の診断要求フラグテーブルの説明図である。 本発明の一実施の形態のライト系経路の診断方法の説明図である。 本発明の他の実施の形態のライト系経路の診断方法の説明図である。 本発明の一実施の形態のライトバック処理フロー図である。 図6の交代処理フロー図である。 図6の診断要求フラグのクリア処理フロー図である。
符号の説明
10 媒体記憶装置(ディスク装置)
11 MPU(処理ユニット)
12 ATAインターフェース制御回路
13 メモリ(RAM)
13−1 診断要求フラグテーブル
14 データバッファ(データメモリ)
15 データバッファ制御回路
19 媒体(磁気ディスク)
20 スピンドルモータ
22 アクチュエータ(VCM)
25 ヘッド(磁気ヘッド)
26 コントローラ(HDC)

Claims (5)

  1. 記憶媒体のトラックのデータのリード及びライトのいずれかを行うヘッドと、
    前記記憶媒体の所望トラックに前記ヘッドを位置付けるアクチュエータと、
    ホストからのライトデータを格納するデータメモリと、
    前記ホストからのライトコマンドに応じて、前記ホストからのライトデータを前記データメモリに格納し、前記ホストに応答を返した後、前記データメモリの前記ライトデータを前記ヘッドで前記記憶媒体にライトする制御部とを有し、
    前記制御部は、前記記憶媒体に前記ライトデータをライト完了した後、前記記憶媒体の前記ライトデータの最終部分を含む一部のデータを読み出し、前記データメモリのデータと比較して、ライト系経路の診断処理を行う
    ことを特徴とする媒体記憶装置。
  2. 前記制御部は、欠陥セクタの交代処理を行うとともに、前記交代処理を利用して、前記診断処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1の媒体記憶装置。
  3. 前記制御部は、前記診断要求情報を格納するメモリを有し、
    前記メモリに前記診断要求情報がセットされている時に、前記ライト系経路の診断処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1の媒体記憶装置。
  4. 記憶媒体のトラックのデータを、ヘッドでリード及びライトのいずれかを行う媒体記憶装置のライト系経路診断方法において、
    ホストからのライトコマンドに応じて、前記ホストからのライトデータを前記データメモリに格納し、前記ホストに応答を返すステップと、
    前記データメモリの前記ライトデータを前記ヘッドで前記記憶媒体にライトするステップと、
    前記記憶媒体に前記ライトデータをライト完了した後、前記記憶媒体の前記ライトデータの最終部分を含む一部のデータを読み出し、前記データメモリのデータと比較して、ライト系経路の診断処理を行うステップとを有する
    ことを特徴とする媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
  5. 前記診断処理を行うステップは、欠陥セクタの交代処理を利用して、前記診断処理を実行するステップからなる
    ことを特徴とする請求項4の媒体記憶装置のライト系経路診断方法。

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