JP4591441B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録再生装置に関する。例えば、カメラやレコーダ等のハードディスクを備えた記録再生装置における故障診断結果の表示の技術に関するものである。
本技術分野の背景技術として、例えば特許文献1がある。この公報には課題として「ディスク装置の故障を予測するための複数の検査項目の各検査結果を関連づけることによってディスク装置の故障を予測する故障予測装置を提供する。」と記載され、解決手段として、「データが記録されるディスクと、そのディスクにデータを記録するための、またはディスクに記録されているデータを読み取るためのヘッドとを少なくとも備えたディスク装置の故障を予測する故障予測装置であって、ディスク装置の故障を予測するための複数の検査項目(小項目)について検査を行う検査手段と、複数の検査項目のうち少なくとも2以上についての、各検査項目毎の検査手段による検査結果を組み合わせた結果と所定の故障予測基準とに基づいてディスク装置の故障を予測する故障予測手段とを備える。」また、請求項7に「前記検査手段は前記ディスク装置において前記ディスクに対してデータの記録または再生が行われているときは、前記故障予測のための検査を行わないことを特徴とする」と記載されている。
また、再生中にエラー情報を元に故障予測を行っている技術として特許文献2がある。この公報には課題として、「HDD(Hard Disk Drive)等の大容量メモリが故障する前にこれを予測し、完全に使えなくなる前に適切な処置が行えるようにして複写機のダウンタイムを極力少なくすることができるディジタル複写機を提供することである。」と記載され、解決手段として、「コピー動作中に読み出しエラーが発生するエラーが発見されたブロック番号を不良箇所記憶用の不揮発性メモリに追加する。その際不良箇所ブロック番号の総和を計算してその結果を“check”にも記憶する。このとき、不良箇所ブロック数があらかじめ決められた値N−BAD(あらかじめ決められた不良箇所ブロック数のしきい値)を越えているかどうかもチェックし、越えている場合は、操作部にHDDの交換を促すメッセージを表示する。この装置で電話回線でサービスセンターに接続されていれば、同時にセンターにもHDD交換時期を知らせる通報を行う。」と記載されている。
特開2001−265538号公報 特開平9−200413号公報
記録再生装置においては、コンテンツを保存する手段としてハードディスクが使用され、その需要は増加している。ハードディスクは、長時間の使用やゴミ等の付着により読み取りエラーが増加し、場合によってはコンテンツが読めなくなってしまう可能性があるため、あらかじめ故障を予測する診断(以下故障診断)を行いユーザに知らせることが望まれている。例えば、ハードディスクに記録されたコンテンツがエラー増加によって読めなくなってしまわないように、読み取りエラーが増加しハードディスクの故障が予測された時には、ユーザにバックアップを取るように促すための警告を表示することが望まれる。
しかし、特許文献1記載の故障予測装置に使用されている従来の記録再生装置では、再生動作停止後に故障診断が行われるため、故障診断が終了するまで診断結果を表示することができず、故障診断結果の表示が遅れて、ユーザにとって故障診断結果を待つ時間が長くなる問題が生じた。
このような問題に対し、特許文献2記載の従来技術では、再生動作中に故障診断が行われているので、再生動作停止直後に故障診断結果の表示が行われることにより上記の問題は解決される。しかしながら、特許文献2記載の従来技術では、ハードディスクの動作状態を表示するアクセス表示装置とハードディスクの診断結果を表示する警告表示装置との2つの表示装置を使用するため、部品点数の増加によるコストアップや装置の大型化という問題があった。
そこで、例えば、映像音声データを記録または再生するハードディスクと、前記ハードディスクの動作状態を表示するアクセス表示部とを備えた記録再生装置において、ハードディスクの故障診断を行う故障診断手段を設け、再生動作モード時はアクセス中であることをアクセス表示部に表示し、再生動作モード終了後は診断結果をアクセス表示部に表示することにより、部品点数の増加によるコストアップや装置の大型化することのない記録再生装置が望まれる。
本発明の目的は、記録再生装置の小型化である。
上記目的を達成するため、一例として、データを記録または再生するハードディスクと、前記ハードディスクの動作状態を表示する動作状態表示部とを備えた記録再生装置において、前記ハードディスクから再生される前記データのエラー情報を使用して故障診断を行う故障診断手段を設け、本装置の所定の動作モード終了後、前記故障診断手段による診断結果を前記動作状態表示部に表示するようにする。
本発明の詳細は特許請求の範囲に記載のとおりである。
本発明によれば、記録再生装置の小型化を実現できる。一例として、映像音声データを記録または再生するハードディスクと、前記ハードディスクの動作状態を表示するアクセス表示部を備えた記録再生装置においてハードディスクの故障診断を行う故障診断手段を設け、再生動作モード時はアクセス中であることをアクセス表示部に表示し、再生動作モード終了後は診断結果をアクセス表示部にするようにしたので、部品点数の増加によるコストアップや装置の大型化することを抑えることができる。
本発明の実施形態につき、まず概要を述べる。
本発明の実施形態では、データを記録または再生するハードディスクと、前記ハードディスクの動作状態を表示する動作状態表示部とを備えた記録再生装置において、前記ハードディスクから再生される前記データのエラー情報を使用して故障診断を行う故障診断手段を設け、本装置の所定の動作モード終了後、前記故障診断手段による診断結果を前記動作状態表示部に表示することを特徴とする。この技術により部品点数の増加によるコストアップや装置の大型化することを抑えることができる。また、診断結果は再生映像を表示する映像にではなくハードディスクの動作状態表示部に表示されるので、再生画に文字情報が重なることからの映像の見えにくさも改善できる。さらに、映像に重畳して診断結果を表示せず、ハードディスクが記録又は再生中は動作状態表示であるアクセス表示部アクセス中の表示をし、記録又は再生が終了後は故障診断の診断結果を表示するようにしたので、ユーザが過度にハードディスクの故障を感ずることも抑制できる。
さらに、前記所定の動作モードは本装置の記録動作モードまたは再生動作モードであり、前記故障診断手段による故障診断は前記本装置の所定の動作モード中に行うことを特徴とする。この技術により、記録中や再生中に故障診断を行うので、記録や再生動作の終了後から診断結果を表示するまでの時間を短くできる。
さらに、前記故障診断手段による診断結果に応じて、前記動作状態表示部の点灯及び又は消灯時間の長さを変えることを特徴とする。この技術により、ハードディスクが故障する危険度を点灯する時間によってユーザに知らせることができる。
さらに、前記故障診断手段による診断結果が悪くなるのに従い、前記動作状態表示部の点灯時間が長く、消灯時間を短くすることを特徴とする。この技術により、ハードディスクが故障する危険度が上がると点灯時間が長くなるのでさらにユーザが危険度を認識しやすくなる。
さらに、前記動作状態表示部は前記ハードディスクがアクセス状態であることを表示するアクセス表示部であることを特徴とする。この技術により、ビデオカメラに備えられているハードディスクや光ディスクのアクセス中に表示するアクセス表示部を使用して故障診断の診断結果を表示することができる。
本発明による第2の形態は、データを記録または再生するハードディスクと、前記ハードディスクに記録されたコンテンツの一覧画面を表示する画面情報を生成する画面生成手段と、前記ハードディスクから再生される前記データのエラー情報を使用して故障診断を行う故障診断手段とを備えた記録再生装置において、前記画面生成手段で生成したコンテンツの一覧画面のコンテンツ毎に、前記故障診断手段による診断結果を表示することを特徴とする。この技術により、コンテンツ一覧表示画面上で、コンテンツ毎の故障の危険度を表示できるので、ユーザに危険度の高いコンテンツはバックアップを取るように促すことができる。
上述した本発明の実施形態の概要からも明らかなとおり、映像音声データを記録または再生するハードディスクと、前記ハードディスクの動作状態を表示するアクセス表示部を備えた記録再生装置においてハードディスクの故障診断を行う故障診断手段を設け、再生動作モード時はアクセス中であることをアクセス表示部に表示し、再生動作モード終了後は診断結果をアクセス表示部にするようにしたので、部品点数の増加によるコストアップや装置の大型化することを抑えることができる。
以下、本発明によるハードディスクを搭載した記録再生装置の実施例の詳細について、ハードディスク搭載カメラに適用した例を、図1から図11を用いて説明する。
本発明による記録再生装置を適用したハードディスク搭載カメラの構成及び動作を、図1を用いて説明する。図1は、本発明によるハードディスク搭載カメラの回路ブロック図である。
101に入力された入射光はCCD(Charge Coupled Devices)または、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)デバイスで構成された撮像素子によって光電変換が行われる。この撮像素子101では、カメラ制御部105内に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)によりカメラ信号処理部102を制御し、カメラ信号処理部102内で発生したセンサ駆動パルスによって撮像素子101が連続的に光電変換を行う。カメラ信号処理部102で、RGB信号のベースバンドの信号形式で構成される映像信号となり、映像音声符号復号部106に送られるとともに、本カメラの撮像アングルを決めるためのファインダ処理部103で、電子ビューファインダの形式に合わせた信号処理がされ、最終的にファインダ表示部104にて、映像が表示される。また同時に液晶モニター制御部115を介して液晶モニター表示部116にも映像を表示する。
記録動作モード時には、映像音声符号復号部106に、送られたRGB信号のベースバンドの信号形式で構成される映像信号から、MPEG2(Moving Picture Expert Group 2)方式に符号化される。また、音声信号については、音声マイク109により、集音され、音声ADC(Analog Digital Converter)110によって、アナログデジタル変換された後、映像と同様に映像音声符号復号部106により、MPEG2方式に符号化される。尚、ここで映像音声符号復号部106によって符号化される方式はMPEG2方式に限ったものでなくとも構わず、例えばH.264方式やMPEG4方式を採用してもよい。
映像音声符号復号部106によって符号化された映像音声データは、システムコントロール部107のCPUに内蔵された記録信号制御ソフトウェアにより、映像と音声のタイミング合せや、必要なデータのヘッダが挿入され記録データとなった後、システムコントロール部107のCPUに内蔵されたハードディスク制御ソフトウェアにより、通信バスライン113を介して、ハードディスク制御部118、磁気ヘッド119およびハードディスク媒体120で構成されるハードディスクドライブに送られる。ハードディスクドライブでは受信した記録データのハードディスク媒体120への書き込みを行う。
再生動作モード時には、磁気メディアであるハードディスク媒体120から、ハードディスク制御部118の制御により、磁気ヘッド119を介して、ユーザが所望する映像音声データを含む再生データが読み出される。読み出された再生データは、通信バスライン113を介して、システムコントロール部107に送られる。システムコントロール部107は再生データのヘッダ部分を解読し、映像音声データの部分を映像音声符号復号部106に送る。映像音声符号復号部106に送られた映像音声データは復号化され、カメラ信号処理部102、ファインダ制御部103を介してファインダ表示部104に映像を表示するとともに、液晶モニター制御部115を介して液晶モニター表示部116に映像を表示する。ここで、図1には示していないが、映像音声符号復号部106より、本ハードディスク搭載カメラの外部出力端子から外部機器に映像音声として、出力してもよい。
本カメラのユーザからの操作としては、操作キー108によって操作され、その入力がカメラ制御部105のCPUに取り込まれて、通信ライン117を介して、システムコントロール部107に供給される。また、バッテリ112から供給された直流電力は、本カメラ内の電源部111により各電圧に変換され、各ブロックが必要な電圧を供給する。
次に、本発明によるハードディスク搭載カメラが再生または記録動作モード時に故障診断を行い、再生動作終了後に診断結果を表示する時の動作を、説明する。
操作キー108からの操作により再生動作モードになると、システムコントロール部107は故障診断/アクセス表示部114を再生動作モード中(アクセス中)を示す表示として所定の間隔で点滅させると共に、上述したようにハードディスク媒体120に記録されている所望の映像音声データを含む再生データをハードディスク制御部118の制御により読み出し、読み出された再生データは、システムコントロール部107を介して映像音声データをバッファメモリ121に蓄積を開始する。バッファメモリ121に蓄積されたデータを所定のレートで掃き出して映像音声符号復号部106で復号化し、液晶モニター表示部116等に再生映像を表示する。同時にバッファメモリ121にハードディスク媒体120から読み出した映像音声データの蓄積を継続しておりバッファメモリ121でのバッファ量が所定値1以上のデータ量になるとハードディスク媒体120から読み出しを停止する。その後バッファメモリ121に蓄積されていたデータを掃き出しを継続しバッファメモリ121のデータ量が所定量2以下のデータ量になると、ハードディスク媒体120からの読み出しを開始する。再生動作モード中はこの再生動作と停止を断続的に繰り返す。この再生動作中に、システムコントロール部107では再生データのRaw Read Error数(以下エラー数)を取得して累計をカウントする。その後、操作キー108からの操作により再生停止の入力があると、システムコントロール部107では累計したRaw Read Error数の値から訂正前エラー率を求め、初期状態の時に取得した初期訂正前エラー率と比較して差分を求め、さらに求めた差分を予め設定しているしきい値と比較して、故障診断を行う。故障診断による診断結果がでると、システムコントロール部107はハードディスク制御部118を制御してハードディスク媒体120からの再生動作を停止すると共に、故障診断/アクセス表示部114の表示を再生動作モード中脱字示す所定の間隔の点滅から故障診断の診断結果に合わせた表示となるように制御する。
ここで、差分が小さい場合には診断結果は「良」となり、故障診断/アクセス表示部114の表示は消灯となる。すなわち、故障診断/アクセス表示部114の表示は、再生動作モード中は点滅表示、再生動作モード停止後は消灯となる。このように、診断結果が「良」の場合にはユーザに知らせる必要がないので、知らせないようになっている。
差分が中くらいの場合には診断結果は「中」となり、故障診断/アクセス表示部114の表示は所定間隔の点滅となる。すなわち、故障診断/アクセス表示部114の表示は、再生動作モード中は点滅表示、再生動作モード停止後も点滅表示となる。このように、エラー数が中くらいになった場合は故障が近いので注意が必要と判断され再生動作モード停止後も故障診断/アクセス表示部114が点滅を継続しているので、ユーザにハードディスクの故障が近いことを認識させることができる。また、この場合には再生の映像を見ている液晶モニター表示部116には診断結果の表示を出さず、再生が終了後に故障診断の診断結果を表示するようにしたので、ユーザが過度にハードディスクの故障を感ずることも抑制できる。尚、再生動作モード中の点滅と故障診断結果の点滅表示の点滅の間隔は同一でもいいし、違う間隔で点滅するようにしても構わない。
差分が大きい場合には診断結果は「警告」となり、故障診断/アクセス表示部114の表示は点灯状態となる。すなわち、故障診断/アクセス表示部114の表示は、再生動作モード中は点滅表示、再生動作モード停止後は点灯状態となる。このように、エラー数が多くなった場合は故障の危険性があるので警告が必要と判断され再生動作モード停止後も故障診断/アクセス表示部114が点灯状態を継続しているので、ユーザにハードディスクの故障の危険性を認識させ、ユーザに記録してあるデータのバックアップを取るように施すことができる。
次に、記録動作モード時の動作について、図1および図12を用いて説明する。図12は本発明によるハードディスク搭載カメラの記録動作モード時のバッファ量のタイミングチャートを示す。
操作キー108からの操作により記録動作モードになると、システムコントロール部107は故障診断/アクセス表示部114を記録動作モード中(アクセス中)を示す表示として所定の間隔で点滅させると共に、撮像素子101からの映像信号をカメラ信号処理部102を介して映像音声符号復号部106で記録データとしバッファメモリ121に一旦蓄積する。バッファメモリ121に蓄積された記録データのバッファ量が上限値(しきい値1)以上のデータ量になるとバッファメモリ121に蓄積されていたデータを掃き出しハードディスク媒体120に記録する。バッファメモリ121のデータ量が下限値(しきい値2)以下のデータ量になるとハードディスク媒体120への記録を停止すると同時に、システムコントロール部107はハードディスク制御部108を制御してハードディスク媒体120に記録されている再生データを読み出し、再生データのRaw Read Error数(以下エラー数)を取得して累計をカウントする。記録動作モード中ははこの記録動作と再生動作を断続的に繰り返す。その後、操作キー108からの操作により記録停止の入力があると、バッファメモリ121に残っている記録データをハードディスク媒体120へ記録すると共にシステムコントロール部107では累計したRaw Read Error数の値から訂正前エラー率を求め、初期状態の時に取得した初期訂正前エラー率と比較して差分を求め、さらに求めた差分を予め設定しているしきい値と比較して、故障診断を行う。故障診断による診断結果がでると、上記再生動作モード中と同様にシステムコントロール部107はハードディスク制御部118を制御して記録動作を停止すると共に、故障診断/アクセス表示部114の表示を故障診断の診断結果に合わせた表示となるように制御する。
上述したように、ハードディスクの動作状態を示す故障診断/アクセス表示部114に故障診断の診断結果を表示するよう兼用としたため、部品点数の増加によるコストアップや装置の大型化することを抑えることができる。また、診断結果は再生映像を表示する映像にではなくハードディスクの故障診断/アクセス表示部114に表示されるので、再生画に文字情報が重なることからの映像の見えにくさも改善できる。さらに、映像に重畳して診断結果を表示せず、ハードディスクが記録又は再生中は動作状態表示である故障診断/アクセス表示部114はアクセス中の表示をし、記録又は再生が終了後は故障診断の診断結果を表示するようにしたので、ユーザが過度にハードディスクの故障を感ずることも抑制できる。さらに、故障診断は再生動作モード中の再生データを読み出す動作や記録動作モード中のハードディスクへの記録を停止している期間に再生データを読み出す動作を行うことにより、記録や再生動作の終了後から診断結果を表示するまでの時間を短くできる。さらに、診断結果が悪くなるのに従い、故障診断/アクセス表示部114の点灯時間が長く、消灯時間を短くすることにより、ハードディスクが故障する危険度が上がると点灯時間が長くなるのでさらにユーザが危険度を認識しやすくなる。
尚、本実施例では、診断結果によりファインダ表示部104や、液晶モニター表示部116や、図示していないがカメラ外部出力映像端子に接続された表示装置に、注意または警告のためのメッセージを重畳した映像を表示する。
本実施例では、この故障診断/アクセス表示部114は、コストも考慮して、LED(Light Emitting Diode)で構成されている。
ここで、故障診断/アクセス表示部114は、本カメラの記録動作モード時においては、ハードディスクドライブの消費電力低減を狙って、数秒や十数秒に一回程、LEDが消灯と点灯を繰り返すような表示にしても良い。その場合はカメラ信号処理部102から発生する映像信号は断続することが無いが、システムコントロール部107の周辺にバッファメモリ121を設けて、断続的に記録しているので、この動作に合わせて故障診断/アクセス表示部114が、断続的に点滅する。同様に、本カメラが再生動作モードの場合も、同じくシステムコントロール部107の周辺のバッファメモリ121により、ハードディスク媒体120からのデータの再生動作を断続的にしているので、この動作に合わせて故障診断/アクセス表示部114が点滅する動作としても良い。
次に、本願の特徴である本発明によるハードディスク搭載カメラの録画/再生開始からハードディスクの診断結果の表示までのソフトウェア的な処理の流れを図2を用いて説明する。図2は、本発明によるハードディスク搭載カメラの診断結果表示時のフローチャートを示す。
まず、ステップS201でユーザが記録または再生開始のボタン操作をすると、ステップS202でハードディスク搭載カメラの記録または再生のどちらを選択したのか判断し、ユーザが再生を選択した場合は再生動作モードとなりステップS203で故障診断/アクセス表示部114が所定の間隔で点滅を開始する。ステップS204でハードディスク媒体120から再生データが読み出され、ステップS205でRaw Read Error数が累計される。尚ここでは上記したように再生動作モード時も断続的に再生と停止を繰り返している。
ここで、ハードディスク搭載カメラが正常な場合は、カウントされるRaw Read Error数は少なく通常10-8〜10-9以下のエラー率となっており、故障診断を判定するためには、10ビット(1Gbit)以上の再生データを読み出す必要がある。このため、ステップS205の処理では毎秒6Mbps程度の読み出しを行う映像音声データの再生動作モードでは約3分の再生時間が必要となっている。ステップS206で、停止ボタンが押されなかった場合はステップS204に戻ってデータの読み出しを行いステップS205の処理を繰り返し、停止ボタンが押された場合はステップS207で再生データ量が規定量(約10ビット)に達しているか判定を行う。尚、ステップS207ではハードディスク媒体120からの再生データの読み出し動作は停止する。
ステップS202でユーザが記録を選択した場合は、記録動作モードとなりステップS230で故障診断/アクセス表示部114が所定間隔で点滅を開始する。ステップS231でシステムコントロール部107に接続されているバッファメモリ121に記録データが一旦蓄積される。ステップS232でハードディスクから再生データ(ここでは初期的なデータ)が読み出され、ステップS233でRaw Read Error数が累計される。ステップS234でバッファメモリ121に蓄積された記録データのバッファ量判定が行われ、バッファ量が図12の予め設定してあるしきい値1(上限値)未満の場合、再度ステップS231に戻り記録データの蓄積及びRaw Read Error数の累計が行われ、しきい値1以上の場合、ステップS235でバッファメモリ121に蓄積されている記録データを掃き出しハードディスク媒体120に記録データを書き込む。ステップS236でバッファ量判定が行われ、バッファ量が図12の予め設定してあるしきい値2(下限値)以上の場合はステップS235に戻りハードディスク媒体120への記録データの書き込みが続行する。バッファ量がしきい値2未満の場合は、ステップS237で停止ボタンが押されたかを判断し、停止ボタンが押されなかった場合はステップS231に戻り記録データの蓄積及びRaw Read Error数の累計が行われる。
ステップS237で停止ボタンが押された時は、ステップS238でバッファメモリ121に残っている記録データを全てしてハードディスク媒体121に書き込みステップS239でバッファ量判定が行われ、バッファ量が0になった時に、ステップS207で再生データ量が規定量(本願では約10の9乗ビット)に達しているか判定を行う。尚、このステップ207ではハードディスク媒体120への記録データの書き込み動作は停止する。
ステップS207で再生データ量が規定量(約10ビット)に達していない場合は、ステップS223で本カメラの再生動作モードまたは記録動作モードを停止し、故障診断/アクセス表示部114の点滅表示も停止する。
ステップS207で再生データ量が(上記)規定値に達している場合は、ステップS208で次式によって訂正前エラー率がシステムコントロール部107のCPUによって計算され、システムコントロール部107周辺のメモリ(図示せず)に保存される。
訂正前エラー率=訂正前エラー数[bit]/再生全体のデータ量[bit]
次にステップS209において、本ハードディスク搭載カメラの出荷時点であらかじめ取得及び保存しておいた「初期訂正前エラー率」と上記ステップS208で算出した記録または再生動作モード時の「記録/再生終了時訂正前エラー率」とを比較する。ステップS209の比較においては、初期訂正前エラー率から大幅な増加がないかを判断する。「初期訂正前エラー率」の10%程度の増加であり、大幅な増加が無い場合は、ステップS210でステップS223と同様に本カメラの再生動作モードまたは記録動作モードを停止し、故障診断/アクセス表示部114の点滅表示も停止する。(本実施例では、訂正前エラー率が変化する場合、1桁程度は容易に変わるので10%は大幅な増加では無いとして、このような小幅な変動を全て検出した場合、CPUの処理能力への影響を防止するため、処理を行わないようにしている。
ステップS209の比較において、例えば「初期訂正前エラー率」の100%(2倍以上)程度の増加であり、大幅な増加の場合はステップS211のしきい値判定を実施する。ここで、前記同様に通常訂正前エラー率が変化する場合、1桁程度は容易に変わるが、故障が近づいたことを検出するには100%のような変化は、大幅と見なして、確実に検出するようにしている。
ステップS211では、しきい値としてしきい値3<しきい値4となる2段階のしきい値を持っており、訂正前エラー率と記録/再生終了時訂正前エラー率との差分を求め、「記録/再生終了時訂正前エラー率」<しきい値3の場合は、差分小であり“診断結果:良(○)”と判定され、ステップS212で本カメラの再生動作モードまたは記録動作モードを停止し、ステップS213で故障診断/アクセス表示部114が消灯する。このように、診断結果が「良」の場合にはユーザに知らせる必要がないので、知らせないようになっている。
ステップS211でしきい値3<「記録/再生終了時訂正前エラー率」<しきい値4の場合は差分中であり、“診断結果:中(△)”と判定され、ステップS214で本カメラの再生動作モードまたは記録動作モードをユーザが停止した場合に、ステップS215で故障診断/アクセス表示部114を所定の間隔で点滅させ、ステップS216でファインダ表示部104の画面に注意喚起のためのメッセージの表示が行われる。このメッセージ表示により、ハードディスクに不安定領域があることをユーザに認識させることができる。ステップS224で画面終了操作を行うと、ステップS217でファインダ表示部104の画面のメッセージの表示が終了する。
ステップS211で「記録/再生終了時訂正前エラー率」>しきい値4の場合は差分大であり、“診断結果:警告(×)”と判定され、ステップS218で本カメラの再生動作モードまたは記録動作モードを停止し、ステップS219で故障診断/アクセス表示部114が点灯状態となり、ステップS220でファインダ表示部104の画面、およびステップS221で液晶モニター表示部116の画面に警告のためのメッセージの表示が行われることによりハードディスク部に危険領域があることを認識させることができる。ステップS225で画面終了操作を行うと、ステップS222でファインダ表示部104及び液晶モニター表示部116の画面のメッセージの表示が終了する。
ここで、注意喚起のためのメッセージ及び警告のためのメッセージのように2種類の表示内容を設けているのは、できるだけ早期にユーザにハードディスクの状態の危険度を認識させるためである。尚、メッセージ内容については後述する。
尚、本実施例では記録動作モードまたは再生動作モード終了後に表示する故障診断/アクセス表示部114の点灯状態やファインダ表示部104及び液晶モニター表示部116の画面のメッセージは、所定の時間後消えるようになっているが、上記ステップ224、S225で説明したように、ユーザからの操作で表示を消すようにしている。しかしながら、表示を消すタイミングはこれに限るものではない、例えば、電源オフするまで表示を継続するようにしても構わない。
ここで、ステップS206およびステップS237で、電源OFFボタンを押した場合を説明する。ステップS206またはステップS237の操作が電源OFFの場合は、ステップS223では再生動作モードまたは記録動作モード及び故障診断/アクセス表示部114の点滅表示を停止した後電源OFモードとなる。ステップS212、214、218では診断結果をシステムコントロール部107のCPUに保存し、再生動作モードまたは記録動作モード及び故障診断/アクセス表示部114の点滅表示を停止した後電源OFモードとなる。その後、再度電源を立ち上げたときに、診断結果を故障診断/アクセス表示部114やファインダ表示部104や液晶モニター表示部116に診断結果に従い表示する。
なお、図2では故障診断の動作開始タイミングを、ハードディスク搭載カメラの記録/再生動作モード時に着眼して説明しているが、ハードディスク搭載カメラの電源ON後にハードディスク搭載カメラが起動した後でも良い。
また、ハードディスク搭載カメラから得られる「初期訂正前エラー率」のデータは、本発明ではRaw Read Error Rate数を用いたが、他にも「交換セクタ数」や「シークエラー」「起動時間」「ハードディスク内部温度」などの情報を使用しても良い。
次に、図3を用いて、上記故障診断を行うためのRaw Read Error Rate数の収集タイミングや、メッセージの画面表示タイミングを、本カメラ全体の動作の観点から説明する。図3は本発明によるハードディスク搭載カメラの故障診断および表示タイミングを示す。図3は左から右方向に、ハードディスク搭載カメラのユーザが時間的に、順次操作していった場合を想定して、内部のハードディスク媒体120の読み出しデータのタイミングと、カメラのファインダ表示部104や液晶モニター表示部116に表示されるタイミングを示したものである。尚、ここではハードディスク搭載カメラの電源ON後にハードディスクの故障診断をする場合も含めて説明する。
操作の順としては、ユーザが、ハードディスク搭載カメラの電源を入れ、起動後に記録を開始し、所定の記録が終了したら記録停止を行う。次に記録したコンテンツの映像内容を確認する動作として、再生を開始し、確認し終わった時点で再生を停止する操作である。
図3において、内部のハードディスク媒体120のデータの読み出しとしては、ハードディスク搭載カメラの電源ONから約数秒程度の時間を要する起動動作後のデータ読み出し動作S301のように、ハードディスクの故障診断の為の再生データが読み出される。図2の部分で説明したように、故障診断のためのRaw Read Error数の読み出しには約3分程度の時間が必要であり、ハードディスク搭載カメラの電源をONして、カメラアングルを決めたり、約3分以上カメラを操作せずに放置した場合には故障診断に必要な再生データ量を読み出すことができ、S301のデータ読み出し動作が成立する。尚、このときの故障診断結果の表示は行われない。故障診断結果は一旦CPUのメモリ内に保存されて、後述するS306や、S309のタイミングで表示するようにしている。
一方、カメラのユーザが約30秒で、本カメラを記録動作モードにすると、ハードディスクの故障診断のためのデータ読み出し動作は中断して、記録動作モードに入る。しかし、通常のハードディスクであれば、ビデオカメラの符号化回路が出すデジタル符号化映像の符号化レートより、2倍以上の書き込み処理能力があるので、S301の途中で、記録操作が発生したとしても、バッファメモリ121に記録データを蓄積している間に故障診断に必要な再生データ量を再生して故障診断をしてから、ハードディスク媒体121へ記録データを記録することにより、ユーザが気が付かないように、所望の映像音声記録と診断のためのデータ読み出しを、同時に行うことができる。
次に、本カメラのユーザが記録ボタンを押して記録を開始すると、ハードディスク搭載カメラとしては、上述したようにバッファメモリ121を使用して時分割で記録データの記録と再生データの再生を交互に行なうことにより、約3分程度の故障診断の為の再生データ量を記録開始後のデータ読み取り動作S302のタイミングにおいて取得する。S301 やS302で故障診断に必要な再生データ量の取得が終了したとしても、ファインダ表示部104や液晶モニター表示部116の表示画面にはS305のタイミングでは、故障診断の診断結果を表示しないものとする。S305のタイミングで、ファインダ表示部104や液晶モニター表示部116などの表示画面上にメッセージなどの表示を行うと、撮影動作に支障が発生するだけでなく、ユーザは、ハードディスク搭載カメラ自体に非常に不信感を抱くようになる。メッセージの内容は故障予測の内容であるので急いで表示する必要はなく、カメラの起動後や、記録開始直後には表示されない方が、ユーザに対して親切なものとなる。S301やS302で読み出した再生データのRaw Read Error数を元にした診断結果を表示するタイミングとしては、図3のS303のように、ハードディスク搭載カメラのユーザが記録停止ボタンを押した後のS306のタイミングでファインダ表示部104や液晶モニター表示部116の表示画面に表示するようにしている。ここでは、表示している時間は、約10秒程度であり、カメラのユーザが、操作をキャンセルするボタンを押すと、画面はその時点で消えるようにしてある。表示中10秒を待たずにキャンセルボタンを押したら表示画面を消すこともできる。尚、再生データ量が(上記)規定量に達しても、記録停止ボタンが押されるまで再生データは読み出される。
次に、最も効率的な故障診断の為の再生データ読み出しタイミングとして再生開始後のデータ読み出し動作S304が挙げられる。ここでは、ハードディスク搭載カメラのハードディスク媒体120に記録されているコンテンツの映像の再生をそのまま実行しながら、故障診断用のRaw Read Error数を取得する。再生動作モードを、約3分程度続けた段階で、故障診断の為の再生データの読み出しは十分におこなわれ、故障診断結果を計算し、取得可能である。これにより、カメラのユーザが再生停止ボタンを操作した後、再生停止後の画面表示S309のタイミングで、メッセージを表示する。一方再生開始後の画面表示S308では、ユーザが選択した映像を、そのままファインダ表示部104や液晶モニター表示部116や外部出力端子に出力する。S304のデータ取得終了した時点でもS308のように、診断結果のメッセージを表示しないのは、ユーザが、本カメラに対して、何か操作やアクションをした事に対する、応答として表示するためである。同時に再生途中にメッセージが表示しないことにより、再生画面が見えにくくなるのを防ぐ効果が有る。
このようにユーザ操作への応答として表示することにより、ユーザが一方的にカメラから表示を受けて、被害者的意識の中で、ハードディスクの診断情報を受けるのではなく、積極的に操作した結果、診断情報を得ることになる。このため、ユーザの心理として、カメラへの信頼度を損なうことが少ない。
ところで、S301、S302のように全てのタイミングで、故障診断の為の再生データ読み出しを行うと、電源ON時に故障診断のためのデータ読み出しを行ったり、記録動作モード時であれば、データ読み出しと記録を交互に行うためハードディスクドライブの動作している時間が長くなる。このことは、ハードディスクドライブの寿命を短くしたり、カメラの消費電力が増加するので、本カメラに内蔵された時計機能を用いて、日付が変化した時点で、最初にS301、S302のようなタイミングがあった場合に、その内1回を実行するようにしても良い。また、一般に、ハードディスク搭載カメラであれば、おかれた環境によってはカメラを長期間(例えば1ヶ月)放置していて、その後起動した直後が最も信頼度が低下したタイミングになっていることが多い。これは、ハードディスクが不良を起こす前兆を示す時の特徴で、例えば長期間放置したことでハードディスクのヘッドスライダがヘッドのポストに粘着して起動しにくくなる現象が発生して、強制的にポストから引き剥がされたスライダ付近から、付着物が剥がれてハードディスク内部に飛散したりすると、ディスク表面の微細な汚れとなり、結果的にRaw Read Error数の増加などの現象を起こす場合がある。このように長期間使用しないような状態からの起動では、特に十分な診断が必要である。このため、日付を考慮し、例えば、1月単位で、月が変化した場合には、S301、S302の全てまたは、その一部を重点的に必ず診断実行して、毎日の日付変化の場合には、S304の再生開始後だけを実行するようにしても良い。
本発明によるハードディスク搭載カメラの故障診断/アクセス表示部114に表示する故障診断結果の表示タイミングを図4を用いて説明する。図4に本発明によるハードディスク搭載カメラの故障診断/アクセス表示部114の表示タイミングを示し、図4(a)は診断結果:良(○)時の表示タイミング、図4(b)は診断結果:中(△)時の表示タイミング、図4(a)は診断結果:警告(×)時の表示タイミングを示す。
ハードディスク搭載カメラが記録/再生動作モード中は、故障診断/アクセス表示部114は401のように所定の間隔となるように点灯時間と消灯時間が等間隔で点滅している。図2のステップS211で“診断結果:良(○)”と判定された場合は、図4(a)の402のように記録/再生動作モード停止後故障診断/アクセス表示部114は消灯する。図2のステップS211で“診断結果:中(△)”と判定された場合は、図4(b)の403のように記録/再生動作モード停止後故障診断/アクセス表示部114は所定の間隔で点滅する。更に、図2のステップS211“’診断結果:警告(×)”と判定された場合は、図4(c)の404のように記録/再生動作モード停止後故障診断/アクセス表示部114が点灯状態となる。
尚、本実施例では、2種類のしきい値を使用した3種類の診断結果の場合で説明したが、さらに多種類の診断結果を求めるようにして、診断結果に応じて故障診断/アクセス表示部114の点灯時間や消灯時間のタイミングを変えて点滅のタイミングを変えるようにしても構わない。
また、上記実施例では、故障診断/アクセス表示部114のLEDを1色のもので実現したが、例えば2色のLEDを用いて、アクセス表示は緑色、故障診断表示はオレンジ色などとして、色別できるようにしてもよい。
図2のステップS216やS219、S220でファインダ表示部104や液晶モニター表示部116に表示するメッセージの表示例を図5を用いて説明する。図5は本発明によるハードディスク搭載カメラの診断結果のメッセージ表示例を示し、図5(a)に“診断結果:中(△)”と判定された場合のファインダ表示部104のメッセージ表示例、図5(b)に “診断結果:警告(×)”と判定された場合のファインダ表示部104および液晶モニター表示部116のメッセージ表示例を示す。
診断結果:中(△)”の場合は、ユーザによる処置の必要度が性急でないため、図5(a)に示すように注意喚起のためのメッセージとして「ハードディスクからのデータにエラーを検出しました。サービスでの点検をお奨めします。」とファインダ表示部106に表示する。ユーザがこの表示を見ることにより、故障が近いことを認識させることができ、パニックになることはない。
また診断結果:警告(×)”の場合は、図5(b)に示すように故障の危険性を警告するためのメッセージとして「ハードディスクからのデータにエラーを検出しました。すぐにデータのバックアップが必要です」とファインダ表示部104および液晶モニター表示部116に表示する。メッセージの内容が危機迫るものになっているので、故障の危険性を認識させ、ユーザに記録してあるデータのバックアップを取るように施すことができる。また、先の診断結果:中(△)”の段階で図5(a)のメッセージの表示が行われており、唐突な表示ではないため、ユーザにとって受けいられ易いものである。
ここで、診断結果によりメッセージを表示する表示部を変えているのは、注意喚起の時には、気付きやすくするだけでよいが、警告時はユーザに気付いてもらわねばならないので、ファインダ表示部104だけでなく液晶モニター表示部116にも表示するようにしている。
また、通常、訂正前エラー率は、ハードディスク媒体120の物理特性に依存する場合が多いので、ハードディスク媒体120の位置によって訂正前エラー率が変化し、その訂正前エラー率が比較的悪い位置が、ハードディスクの読み出し信頼性が低下している位置すなわち故障する危険性が高い診断結果:警告(×)の場所であると言うことができる。ハードディスク搭載カメラのユーザから観ると、訂正前エラー率の高い場所に記録されているコンテンツの保護が、最も急がれるものであり、ハードディスク搭載カメラ側としても、訂正前エラー率の高い場所に記録されているコンテンツを、ユーザに最も早く、且つハードディスク搭載カメラへの不信感が増さない方法によって、ユーザに伝達したい。このときの、本発明によるハードディスク搭載カメラにおけるコンテンツの診断結果を表示する処理の流れおよびメッセージ表示例を図6、図13を用いて説明する。図6は、本発明によるハードディスク搭載カメラのコンテンツの診断結果を表示するときのフローチャート、図13は本発明によるハードディスク搭載カメラのコンテンツ保護のための表示例を示す。
まず、ステップS601でハードディスク媒体120内にあるコンテンツがユーザ指示により、再生動作が開始され、約3分程度の診断の為の再生データが再生された後、図2で説明したようにハードディスク媒体120の再生データの(Raw Read Error)数から取得した「記録/再生終了時訂正前エラー率」と、「初期訂正前エラー率」とが比較され、診断結果を取得する。上記は図2のステップS201からステップS211に相当する。ステップS602でシステムコントロール部107のメモリに診断結果を一旦保存する。ステップS603でハードディスクの論理的再生位置アドレス情報を取得し、ステップS602で一旦保存した診断結果とともにシステムコントロール部107のメモリに保存する。ここでは、コンテンツを再生する毎に診断結果と、コンテンツの再生位置アドレス情報を保存する。ステップS604ではシステムコントロール部107のメモリに保存されている診断結果と、コンテンツの再生位置アドレス情報から、どのコンテンツが最も読み出し信頼度が低下しているかすなわち診断結果が悪いかを判定する。次にステップS605では、ステップS604で診断結果が悪いと特定したコンテンツを保護するために、図13に示すように「先頭から3番目に記録した3月3日に記録したコンテンツをバックアップする必要があります。」とファインダ表示部104およびまたは液晶モニター表示部116に表示して、ユーザにハードディスク内コンテンツのリスク回避情報を提供することができる。
尚ここで、バックアップすべきコンテンツの位置を特定した場合、ハードディスクと例えば非接触型の光ディスクを同時に装備したカメラであれば、カメラ自身で自動的に、ハードディスクの診断結果の悪い危険な位置から、診断結果の良い比較的に安全な位置に、コピーを行うようにしても良い。また、コンテンツを記録可能な光メディアが挿入された時だけに、図13のような表示を行うことで、無駄な表示を無くし、ユーザに受け入れられやすい情報を提供することができる。
図11に本発明によるハードディスク搭載カメラの外観図を示す。1101は故障診断/アクセス表示部のLEDである。記録/停止ボタン1102を押下することにより、記録動作モードとなり記録中表示の赤い記録中ランプ1103が点灯し記録動作モードとなるとともに故障診断/アクセス表示部のLED1101が所定の間隔で点滅する。1104は内蔵のハードディスクドライブである。また、再生ボタン1105を押下することにより再生動作モードになるとともに故障診断/アクセス表示部のLED1101が所定の間隔で点滅する。その後、再生停止ボタン1106を押下することにより再生動作モードが停止し、故障診断/アクセス表示部のLED1101が診断結果に応じて消灯、点滅、点灯する。
ここで、アクセス表示や診断結果による警告表示により変化を付けるためにLEDの色を変えても良い。
本発明によるハードディスク搭載カメラの故障診断/アクセス表示部の駆動部の第2の実施形態の構成および動作を図7を用いて設笑みする。図7に本発明による第2の実施形態の故障診断/アクセス表示部の駆動部の回路ブロック図を示す。図7では実施例1の図1の回路ブロック図に論理和素子701を追加している。
論理和素子701は、システムコントロール部107が出した故障診断表示とハードディスク制御部118が動作する場合のアクセス表示とを論理和するものである。ハードディスク制御部118はアクセス中の表示情報論理和素子701に出しており、システムコントロール部107は故障診断結果の表示情報を論理和素子701に出している。記録または再生動作中はハードディスク制御部118からの情報で所定の間隔で故障診断/アクセス表示部を点滅させ、記録/再生動作モードが停止した後はシステムコントロール部107の情報で、診断結果に従った消灯や点滅や点灯状態の表示を行う。
本願の第2の特徴である故障診断の診断結果をコンテンツ毎に表示する場合を図8〜図10を用いて説明する。
本発明による第3の実施形態である故障診断の診断結果をコンテンツ毎に表示する場合の処理の流れを図8、図9を用いて説明する。図8は本発明による第3の実施形態であるハードディスク搭載カメラの診断結果をコンテンツ毎に表示する場合のフローチャート、図9は本発明による第3の実施形態であるハードディスク搭載カメラのコンテンツ番号と診断結果の対応表を示す。
まず、ステップS801でハードディスク搭載カメラの電源をONすると、ステップS802でハードディスクを起動し、ステップS803でハードディスクの外周側にある最初のコンテンツの再生データが読み出され、所定時間(例えば3分)だけ再生動作をする。ステップS804でRaw Read Error数がカウント、累計される。ここで、カウントされるRaw Read Error数は、ハードディスク搭載カメラが正常な場合は、通常10−8〜10−9以下のエラー率であるため、1Gbit(10ビット)以上の再生データを読み出した後の結果が必要である。このため、ステップS804の処理では毎秒6Mbps程度の読み出しを行う映像音声データの再生動作モードでは約3分の時間の再生動作が必要となる。ステップS804で累計したRaw Read Error数はステップS805で次式によって、訂正前エラー率がシステムコントロール部107のCPUによって計算され、システムコントロール部107の周辺のメモリ(図示せず)に保存される。
訂正前エラー率=訂正前エラー数[bit]/再生全体のデータ量[bit]
次にステップS806において、本ハードディスク搭載カメラの出荷時点であらかじめ取得及び保存しておいた「初期訂正前エラー率」と上記ステップS805で算出した「再生終了時エラー率」との差分を求める。ステップS807では、しきい値としてしきい値3<しきい値4となる2段階のしきい値を持っており、「再生終了時エラー率」<しきい値3の場合は、差分小であり“診断結果:良(○)”と判定され、ステップS809でコンテンツの訂正前エラー率がシステムコントロール部107のメモリ(図示せず)に記憶され、ステップS810でコンテンツの診断結果がシステムコントロール部107のメモリ(図示せず)に記憶される。
ステップS807でしきい値3<「再生終了時訂正前エラー率」<しきい値4の場合は差分中であり“診断結果:中(△)”と判定され、ステップS812でコンテンツの訂正前エラー率がシステムコントロール部107のメモリ(図示せず)に記憶され、ステップS810でコンテンツの診断結果がシステムコントロール部107のメモリ(図示せず)に記憶される。
ステップS807で「再生終了時訂正前エラー率」>しきい値2の場合は差分大であり“診断結果:警告(×)”と判定され、ステップS814でコンテンツの訂正前エラー率がシステムコントロール部107のメモリに記憶され、ステップS810でコンテンツの診断結果がシステムコントロール部107のメモリ(図示せず)に記憶される。
ここで、ステップS810でメモリされた情報は図9に示すようにコンテンツ(シーン)の番号と診断結果を対応させて記憶している。
以上の処理が1つのコンテンツについて行われ、全コンテンツについて上記の処理が繰り返されて、ステップS821で1番目のコンテンツの診断が終了するとステップ822で次のコンテンツを読み出し、ステップS804に戻り2番目のコンテンツが再生データからRaw Read Error数がカウント、累計される。ステップS821で全コンテンツの処理が終了すると、本カメラはユーザからの操作待ち状態となる。
その後、ユーザの操作によりステップS815のコンテンツ一覧表示操作が行われると、ステップS816でシステムコントロール部107のメモリにあるステップS810で記憶したコンテンツ(シーン)毎の診断結果を元に図9に示すようなコンテンツ番号と診断結果の対応表が作成される。図9の901はコンテンツ(シーン)で、902は左記コンテンツの診断結果である。本実施例では予め診断結果に対応するマークを作っておいてある。次にステップS817でコンテンツ情報のデータがシステムコントロール部107のメモリから読み出され、ステップS818でコンテンツとそのコンテンツに対応する診断結果をシステムコントロール部107のメモリから読み出す。ステップS819でコンテンツ一覧表示画面を作成し、さらにコンテンツ一覧表示のコンテンツ毎に診断結果のマークを重畳する処理を行う。ステップS820でコンテンツ一覧画面をファインダ表示部104およびまたは液晶モニター表示部116に表示する。
図8のステップ819で表示するコンテンツ一覧画面の表示例を図10を用いて説明する。図10は本発明による第3の実施形態であるハードディスク搭載カメラのコンテンツの一覧表示画面例を示し、図10(a)にコンテンツのサムネイル一覧表示画面例、図10(b)にコンテンツのリスト一覧表示画面例を示す。
コンテンツのサムネイル一覧表示画面では図10(a)に示すように、コンテンツを代表する各サムネイル画に診断結果のマークである「○」「△」「×」が表示されている。シーンNO.001は診断結果が「良」のため、サムネイル画1001に「マーク○」1002が重畳されて表示されている。同様にシーンNo.002は診断結果が「中」のため、サムネイル画1003に「マーク△」1004が重畳されて表示され、シーンNo.004は診断結果が「警告」のため、サムネイル画1005に「マーク×」1006が重畳されて表示されている。尚、1007はシーンNo.で、1008は撮影日時、1009はコンテンツの削除を防ぐためのロック状態を示す。
また、コンテンツのリスト一覧表示画面では図10(b)に示すように、コンテンツ番号の行に診断結果のマークである「○」「△」「×」が表示されている。シーンNO.001の行1011には「マーク○」1012が、同様にシーンNo.002の行1013には「マーク△」1014が、シーンNo.004の行1015には「マーク×」1016が表示されている。ユーザはこの画面を見ることにより、コンテンツ毎の故障の危険度を認識できるので、ユーザに危険度の高いコンテンツはバックアップを取るように促すことができる。
ここで、ステップS809、S812,S814でメモリに記憶した訂正前エラー率を図10の診断結果と合わせて表示するようにしても良い。
上記実施例3では電源ON時にハードディスクに記録してあるコンテンツを自動的に読み出し、各コンテンツ毎との故障診断をして、診断結果を記憶しておいて、コンテンツ一覧表示の操作があったときに、診断結果も同時に表示するようになっているが、電源ONについてはユーザ操作時だけに限ったものではない。例えば、夜間等の使用しないと思われる時間帯に自動的に電源ONして故障診断を行い、診断結果をメモリに記憶しておくようにしても構わない。特にレコーダのように通常、常時電源がコンセントから供給されていることが多い装置においては、上記のようにユーザが装置を使用していない時間に診断する方法が有効である。このようにすれば、いつでもコンテンツ一覧表示操作を行った時に診断結果を確認できる。
さらには、診断結果を不揮発性メモリに記憶しておけば診断結果の情報は消えないので、電源を切断されやすいカメラ等では便利である。
また、コンテンツを記録した時の診断結果をメモリに記憶するようにしておけば、記録が終わった時点でコンテンツの診断結果がわかるので、いつでもコンテンツ一覧表示をしたときに確認できる。さらに、コンテンツを再生したときには、再生中に診断した診断結果でメモリの情報を更新しておけば、最新の診断結果を確認することができる。また、ここで上記診断結果をハードディスクのコンテンツとともに、管理ファイルとして保存しておく方法もある。この方法では、特別にメモリ領域を使用する必要がない。
本実施例では、記録/再生動作モード中は所定間隔の点滅のアクセス表示をし、記録/再生動作モード終了後は診断結果に応じて消灯、点滅、点灯することで説明したが、上記故障診断/アクセス表示部114と、ハードディスクの故障診断表示ランプが兼用の場合、記録/再生動作モード中のアクセス表示を診断結果に応じて変えても構わない。例えば、診断結果が良の場合には数秒間隔で点滅させ、診断結果が悪くなるに従い1分に一回程度しか点滅しない状態になれば、ユーザは、通常見ている故障診断/アクセス表示部114に「異常が発生した」ことを、容易に認知することができる。
本実施例では、故障診断の診断結果を表示する動作状態表示部が、カメラのアクセス表示部のLEDを兼用することで説明したが、動作状態表示部はこれに限ったものではない。例えば、表示管を使用したハードディスクモードを表示するものであっても良い。
本実施例では、映像音声データを記録または再生する装置で説明したが、記録/再生するデータはこれに限るものではない。例えば、文書や図面データでも構わない。
本実施例では、ハードディスク搭載カメラで説明したが、対象製品はこれに限るものではなく、ハードディスクドライブを搭載した製品であれば構わない。例えば、ハードディスク搭載レコーダ、ハードディスク搭載テレビ、ハードディスクドライブ装置でも構わない。
本発明によるハードディスク搭載カメラの回路ブロック図 本発明によるハードディスク搭載カメラの診断結果表示時のフローチャート 本発明によるハードディスク搭載カメラの故障診断および表示タイミング 本発明によるハードディスク搭載カメラの故障診断/アクセス表示部の表示タイミング 本発明によるハードディスク搭載カメラの診断結果のメッセージ表示例 本発明によるハードディスク搭載カメラのコンテンツの診断結果を表示するときのフローチャート 本発明による第2の実施形態である故障診断/アクセス表示部の駆動部の回路ブロック図 本発明による第3の実施形態であるハードディスク搭載カメラの診断結果をコンテンツ毎に表示する場合のフローチャート 本発明による第3の実施形態であるハードディスク搭載カメラのコンテンツ番号と診断結果の対応表 本発明による第3の実施形態であるハードディスク搭載カメラのコンテンツの一覧表示画面例 本発明によるハードディスク搭載カメラの外観図 本発明によるハードディスク搭載カメラの記録画動作モード時のバッファ量のタイミングチャート 本発明によるハードディスク搭載カメラのコンテンツ保護のための表示例
符号の説明
101・・・撮像素子、102・・・カメラ信号処理部、
103・・・ファインダ処理部、104・・・ファインダ表示部、
105・・・カメラ制御部、106・・・映像音声符号復号部、
107・・・システムコントロール部、108・・・操作キー、
109・・・音声マイク、110・・・音声ADC、111・・・電源部、
112・・・バッテリ、113・・・通信バスライン、
114・・・故障診断/アクセス表示部、115・・・液晶モニター制御部、
116・・・液晶モニター表示部、117・・・通信ライン、
118・・・ハードディスク制御部、119・・・磁気ヘッド、
120・・・ハードディスク媒体、121・・・バッファメモリ、
701・・・論理和素子、901・・・コンテンツ、902・・・診断結果、
1001、1003、1005・・・サムネイル画、
1002、1012・・・マーク○、1004、1014・・・マーク△、
1006、1016・・・マーク×、1007・・・シーンNo、
1008・・・撮影日時、1009・・・ロック状態、
1101・・・故障診断/アクセス表示部のLED、
1102・・・記録/停止ボタン、1103・・・記録中ランプ
1104・・・内蔵のハードディスク、1105・・・再生ボタン、
1106・・・再生停止ボタン、

Claims (7)

  1. データを記録メディアに記録または再生する記録再生手段と、
    前記記録メディアの動作状態を表示する動作状態表示部
    前記記録メディアから再生される前記データのエラー情報を使用して故障診断を行う故障診断手段と、
    前記データを表示手段に表示するよう出力する出力手段と、
    を設け、
    本装置の所定の動作モード終了後、前記故障診断手段による診断結果に応じて、該診断結果を、前記動作状態表示部と前記表示手段のうち、前記動作状態表示部のみに表示する機能と、前記動作状態表示部と前記表示手段の双方に表示する機能の双方を備えること、
    を特徴とする記録再生装置。
  2. 請求項1記載の記録再生装置において、前記所定の動作モードは本装置の記録動作モードまたは再生動作モードであり、前記故障診断手段による故障診断は前記本装置の所定の動作モード中に行うことを特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項1または2記載の記録再生装置において、前記故障診断手段による診断結果に応じて、前記動作状態表示部の点灯時間及び/又は消灯時間の長さを変えることを特徴とする記録再生装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか記載の記録再生装置において、前記故障診断手段による診断結果が悪くなるのに従い、前記動作状態表示部の点灯時間を長く、消灯時間を短くすることを特徴とする記録再生装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか記載の記録再生装置において、前記記録メディアはハードディスクであり、前記動作状態表示部は前記ハードディスクがアクセス状態であることを表示するアクセス表示部であることを特徴とする記録再生装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか記載の記録再生装置であって、
    前記記録メディアに記録されたコンテンツの一覧画面を表示する画面情報を生成する画面生成手段を備え、
    前記画面生成手段で生成したコンテンツの一覧画面のコンテンツ毎に、前記故障診断手段による診断結果を表示することを特徴とする記録再生装置。
  7. データを記録メディアに記録または再生する記録再生手段と、
    前記記録メディアがアクセス状態であることを表示するアクセス表示部と、
    前記記録手段が前記記録メディアに記録または再生しているときに、前記記録メディアから再生される前記データのエラー情報を使用して故障診断を行う故障診断手段と、
    前記データを表示手段に表示するよう出力する出力手段と、
    を備え、
    前記記録または再生が終了すると、前記故障診断手段による診断結果に応じて、前記アクセス表示部と前記表示手段のうち、前記アクセス表示部の点灯時間及び/又は消灯時間の長さを変えることのみにより、前記故障診断手段による診断結果を表示する機能と、前記アクセス表示部の点灯時間及び/又は消灯時間の長さを変えるとともに前記表示手段に診断結果を表示することにより、前記故障診断手段による診断結果を表示する機能の双方を備えること、
    を特徴とする記録再生装置。
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