JP2734982B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2734982B2 JP9580494A JP9580494A JP2734982B2 JP 2734982 B2 JP2734982 B2 JP 2734982B2 JP 9580494 A JP9580494 A JP 9580494A JP 9580494 A JP9580494 A JP 9580494A JP 2734982 B2 JP2734982 B2 JP 2734982B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レバー式コネクタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、20極以上の多極コネクタを結合
する場合には、大きな結合力が必要とするため、てこの
原理を利用したレバーを用い、比較的小さな操作力でも
ってハウジング相互の結合ができるようにしたレバー式
コネクタが知られている。レバー式コネクタでは、レバ
ーを回転操作しコネクタの嵌合が完了した時点でレバー
をロック状態に保持するロック機構が必要となる。その
ために、従来より図10に示すようなタイプのコネクタ
が提案されてきた(実開平5ー90845号公報)。同
図に示されるコネクタのハウジング30には回転操作可
能なレバー31の先端にロック爪32が形成される一
方、ハウジング30の外面においてロック爪32の回転
軌跡上にロッキングアーム33が設けられている。この
ロッキングアーム33はその上下部分が内外にそれぞれ
揺動可能に支持されており、ロック爪32を下面側から
受け入れ、かつ係脱自在としている。したがって、ロッ
キングアーム33を揺動させるだけの軽い操作力でロッ
クを行わせることができ、またロッキングアーム33が
ハウジング30の外面に極力突出しないものとなるた
め、ハウジング30の大型化防止が達成された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものにおいても雌コネクタ単体で運搬されている時な
ど、レバー31が不用意に回動するとロック爪32がロ
ッキングアーム33に係合し、レバー31がロック状態
に保持されてしまうことがあった。このようになると、
相手側コネクタとの嵌合作業の際にロック状態を解除し
てレバー31を再度復帰させた後、改めて嵌合作業を行
わねばならず、作業効率を低下させる。最近では、レバ
ーが不用意に回動してしまわないように、トーションば
ねを使って戻し方向に付勢したものが多いが、現実には
上記の問題点を完全には排除するには至っていない。
【0004】本発明はこの問題点に鑑みて開発工夫され
たものであり、その目的とするところはレバーが不用意
に回動しまうのを回避し、雌雄のハウジングの嵌合作業
を円滑に行うことができるレバー式コネクタを提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明の構成は、相互に嵌合可能なコネク
タのうちの一方のコネクタには、そのハウジングの外面
にレバーが回動操作可能に軸支されているレバー式コネ
クタにおいて、前記レバーには前記一方のハウジング側
に解離可能に係合してレバーの回動操作を規制するスト
ッパ手段が設けられるとともに、前記レバーは前記一方
のハウジングに対してレバーの回転軸線に沿う方向へか
つ前記ストッパ手段が前記ハウジング側と係合する位置
と解離する位置との間で変位可能に組み付けられている
ことを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2の発明では前記レバーと前
記一方のハウジングとの間には、前記レバーを、前記係
合位置に付勢するばねが介在されていることを特徴とし
ている。さらに、請求項3の発明は前記レバーと前記他
方のハウジングとの対向面には他方のハウジングの嵌合
操作に伴って前記レバーを解離位置まで変位させるシフ
ト手段が配されていることを特徴とするものである。シ
フト手段としては、前記他方のハウジングに形成された
凸軸と、前記レバーにおける内側面の対応位置に配され
前記ストッパ手段を解離させる方向へレバーを強制変位
させる案内面とから構成されるものでもよい(請求項4
の発明)。
【0007】そして、請求項5の発明は、前記レバーが
概ねコの字状に形成されて両端の屈曲部分にて前記一方
のハウジングを挟み込むように軸支されるとともに、前
記ストッパ手段はこの両端の屈曲部分を連結する辺に形
成されていることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】レバーが設けられている側のコネクタにおいて
は、ストッパ手段がハウジング側と係合してレバーの回
転を規制しているため、レバーは初期の位置に保持され
た状態となっている。そして、ハウジング相互の嵌合作
業に際しては、レバーを変位させてストッパ手段とハウ
ジングとの係合を解いた後、レバーの回動操作によって
嵌合作業がなされる(請求項1の発明)。
【0009】請求項2の発明によれば、ばねによってレ
バーは係合位置に付勢されているため、レバーは回動規
制状態に確実に保持される。請求項3の発明によれば、
ハウジング相互の嵌合動作を通じてレバーをシフトさ
せ、レバーの回動規制が解かれる。また、請求項4の発
明によれば、凸軸が案内面による案内を受けて、ストッ
パ手段を解離させるようレバーを変位させる。そして、
請求項5の発明によれば、コの字状に形成されたレバー
が両端の屈曲部分でハウジングを挟み込むように軸支さ
れている。ところで、レバーが回転軸線に沿う方向に移
動してハウジングとの係合を解除するので、解除するの
に要する所定の距離を移動しなければならない。一方、
両端の屈曲部分にストッパ手段が設けられている場合、
この距離が短い場合には、レバーの屈曲角度が本来の角
度よりもずれていると係合を解除できなくなるため、成
形精度が高くなっていなければならない。コの字状に形
成するときに両端の屈曲部分の角度を精度良く成形する
のはコストがかかるし、また、成形後に負荷によって変
形しがちでもある。しかるに、屈曲部分の間の辺は両端
の屈曲部分に支持されて姿勢が安定しており、ここにス
トッパ手段を配設してハウジングに係合するようにする
と、成形精度をさほど高くしなくても安定した動作を保
持できる。
【0010】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。請求項
1の発明では通常時はストッパ手段によってレバーの回
動が規制されているため、コネクタの単体での取扱い時
に不用意にレバーが回動してロック状態になってしまう
事態が回避される。したがって、レバーを戻し操作する
煩わしさもなく、円滑に嵌合作業を行うことができる。
この場合、ばねによってレバーを係止位置に付勢するよ
うにしたものでは、回動規制状態が安定したものとする
ことができる(請求項2の発明)。さらに、請求項3あ
るいは請求項4の発明のようにしたものでは、コネクタ
同士の嵌合動作を通じてレバーの回動規制が自動解除さ
れるため、嵌合作業をより一層円滑に行うことができ
る。
【0011】そして、請求項5の発明のようにしたもの
では、成形精度をさほど高くしなくても確実にレバーの
回動規制を行なったり、あるいは解除したりすることが
できる。
【0012】
【実施例】
<第一実施例>以下、本発明を具体化した実施例を図面
にしたがって詳細に説明する。図1において、1は雄側
コネクタのハウジングであり、前面側に開口する筒状に
形成され、本例では全体が電気機器mに組み付けられる
タイプのものである。そして、雄側ハウジング1の内部
には複数の雄ターミナル3が抜け止めされた状態で収納
される一方、ハウジング1の両外側面には一対の凸軸5
が同軸上で水平に突出形成されている。両凸軸5は後に
詳しく説明するが、通常時に回動規制されているレバー
6の規制を解除させるためのシフト手段の一部を構成す
るものである。
【0013】一方、雌側コネクタのハウジング2は雄側
ハウジング1に対して嵌合可能に形成され、その内部に
は複数の雌ターミナル4が収容されていて、両ハウジン
グ1、2が完全に嵌合したときに両ターミナル3、4が
電気的に接続されるようになっている。そして、これら
各雌ターミナル4は略方形の枠状に形成されたシールゴ
ム7を介して嵌め込まれるリテーナ8によって抜け止め
された状態に保持される。これらの構成については公知
のものであるため、具体的には図示しないが、雌側ハウ
ジング2の内部には各雌ターミナル4に対して弾性的に
係合するランスが設けられており、リテーナ8は雌側ハ
ウジング2への組み込みによってこれら各ランスが雌タ
ーミナル4との係合状態を解除する方向へ撓み変形しな
いように変形動作を拘束して、各雌ターミナル4との係
合状態を保持する構成としてある。また、雌側ハウジン
グ2の左右両外側面にはレバー6を回動可能に支持する
ための一対の支軸9が同軸線上に配置されている。
【0014】レバー6は、左右両側に互いに平行に延出
するアーム部6aを備えて、全体としてコの字形状をな
している。レバー6の両アーム部6aにはそれぞれ軸受
け孔10が同軸上で貫通し、これらを対応する支軸9に
適合させて嵌め込むことでレバー6が雌側ハウジング2
に回動可能に装着される。但し、両アーム部6a,6a
間の距離は雄側ハウジング1の幅よりもわずかに長目に
設定されており、これによってレバー6は両支軸9の軸
線に沿う方向へ所定ストローク範囲で変位可能に組み付
けられることになる。また、両支軸9はこの実施例にお
いては図5に示す右側のものの方が左側のものより長め
に形成されている。
【0015】さらに、両アーム部6aの内側面にはアー
ム部6aの先端側において開口して奥方へ向かうカム溝
11が左右対称形状に形成されている。両カム溝11
は、両ハウジング1、2の嵌合にあたり、雄側ハウジン
グ1において対応する凸軸5を入り口近くに嵌め込んだ
後、レバー6を回動させることで両凸軸5をカム溝11
の奥へ導く過程で、両ハウジング1、2をてこの作用に
よって強制的に接近させてハウジング1、2の嵌合助勢
を行うことができるよう、形成されている。そして、レ
バー6を結合位置まで回動操作したときにレバー6をそ
の状態に保持するために、雌側ハウジング2の奥側上部
には嵌合保持部12が配されている。この嵌合保持部1
2には弾性係止片13が立設され、レバー6の中央部に
形成された鈎片14(図1参照)を係脱自在に係合させ
ることができる。
【0016】また、両軸受け孔10は支軸9の外径より
僅かに大きめの内径に設定されており、片側の支軸9
(図2では手前側に示されているもの)にトーションば
ね15を巻着させて当該軸受け孔10内に収容してい
る。そして、その一端は雌側ハウジング2の外壁面側
に、また他端はレバー6の内面側にそれぞれ係止して、
レバー6を初期位置(図1に示す回動操作前の位置)へ
戻す方向へ付勢している。さらに、他方の支軸9にはコ
イルばね16が巻着されており、レバー6の軸受け孔1
0周りに着座してレバー6全体を支軸9の軸線方向で図
5に示す左方へ付勢している。つまり、通常時にはレバ
ー6全体は図3および図5において左方へ寄せられた状
態になっており、図示右側のアーム部6aがハウジング
2の対向壁面に当接した状態となっている。
【0017】次に、レバー6を回動操作前の初期位置に
保持しておくための構成について説明すると、雌側ハウ
ジング2における両側面の下縁中央部には張り出し片1
7がそれぞれ水平に突出形成されている。両張り出し片
17の上面にはレバー6のアーム部6aの厚みよりもや
や広幅に形成された溝部18が凹設されており、レバー
6が初期位置での回動規制を解除された後には、アーム
部6aの通過を許容してレバー6の回動操作を許容する
ようにしてある(この点ついては後にも説明する)。一
方、レバー6の両アーム部6aの下端にはストッパ面1
9が形成されており(図3、図4参照)、これに対応し
て上記した両溝部18のうち図3および図4における図
示左側に位置するものの外側縁、図示右側に位置するも
のの内側縁にはそれぞれ突縁20が形成され、通常時に
はこれらがストッパ面19と係合し、これによってレバ
ー6は回動操作前の初期位置に保持される。しかし、以
下に述べるように、雄側ハウジング1の嵌合によってレ
バー6が所定ストロークだけ図示右方へシフトしたとき
には、これらの係合が解除されてレバー6の回動規制が
解かれるようになる。
【0018】ところで、前記したレバー6のカム溝11
の入り口部分は共に外方へ向けて拡開する傾斜面となっ
ており、このうち図3、図4に示す右側のものは、内向
き勾配の案内面21となって、雄側ハウジング1の対応
する凸軸5と共に本発明のシフト手段を構成する。すな
わち、この案内面21は両ハウジング1、2の嵌合にあ
たって一方の凸軸5(長い寸法側のもの)と適合し、こ
れと摺接してゆく過程でレバー6全体をコイルばね16
に抗して図示右方へ所定量シフトさせることになる。次
に、上記のように構成された本実施例の作用効果を具体
的に説明する。雌コネクタ単体時では、レバー6全体は
コイルばね16によって図3等における左方へ寄せられ
ており、このためにレバー6の両ストッパ面19が対応
する突縁20にそれぞれ係合した状態となっている(図
4(A)状態)。したがって、レバー6は回動操作が規
制された状態に保持されているため、雌コネクタ単体で
の取扱い時に不用意にレバー6が嵌合保持部12に係止
してしまう事態が防止される。
【0019】一方、両ハウジング1、2の嵌合に際して
雄側ハウジング1の凸軸5がレバー6の対応するカム溝
11に適合する。このときには図5(B)に示すように
凸軸5の先端が案内面21に当接する。このまま、両ハ
ウジング1、2の嵌合が進行すると、凸軸5は案内面2
1に摺接するため、レバー6はコイルばね16に抗して
図示右方向へ徐々に変位する。そして、凸軸5が案内面
21を通過した時点で、レバー6の両ストッパ面19と
対応する突縁20との係合が解除され、両アーム部6a
の下端と溝部18とがそれぞれ整合状態になる。これに
より、レバー6は回動操作が許容された状態となるた
め、以後はレバー6を回動操作しててこの作用によって
両ハウジング1、2を軽い操作力で完全嵌合状態に至ら
せることができる。その後、レバー6の鈎片14が雌側
ハウジング2の弾性係止片13に係合すれば、両ハウジ
ング1、2の嵌合状態が保持される。
【0020】以上のように本実施例によれば、レバー6
が雌コネクタ単体時に不用意にロック状態となってしま
うことがなく、嵌合作業に際しては正規の初期位置に保
持されているため、雄側ハウジング1との嵌合作業を円
滑に行うことができる。しかも、レバー6の回動規制は
凸軸5が案内面21に案内されながら押し込まれてゆく
過程で、つまり両ハウジング1、2の嵌合動作を通じて
自動的に解除されるようになっているため、作業の一層
の円滑化が期待できる。 <第二実施例>上述した第一実施例においては、雌側ハ
ウジング2に形成した張り出し片17とレバー6のアー
ム部6aとで回動規制を行なっているが、図6〜図9に
示す本実施例においては、両アーム部6a,6aを連結
する連結辺6bに形成した二つの切り溝部6b1,6b
1と雌側ハウジング2の上面に形成したL字形の係止突
起2a,2aによって回動規制を行なっている。
【0021】連結片6bの中央部には嵌合保持部12の
弾性係止片13と係合するための鈎片14が形成されて
いるが、本実施例においては、図9(A)および(B)
に拡大して示すように、同鈎片14を一つ形成すると
ともに、その両側を二ヵ所切り欠いて切り欠きと切り欠
いていない部分とが並設された切り溝部6b1,6b1
を形成している。一方、雌側ハウジング2の上面には、
図7に示すように、逆L字形の係止突起2a,2aを形
成してあり、この係止突起2a,2aにおける上端の屈
曲した部分は、図9に示すように、上記切り溝部6b
1,6b1における切り欠き内に入り込む幅としてあ
る。すなわち、レバー6は上述したように両支軸9の軸
線に沿う方向へ所定ストローク範囲で変位することがで
き、これに伴なって係止突起2a,2aと切り溝部6b
1,6b1との相対位置が図9(A)および(B)に示
すように変化する。
【0022】雄側ハウジング1と嵌合させるためにレバ
ー6を回動させるとき、連結片6bは雌側ハウジング2
の上面から上方へ向かって移動する。従って、係止突起
2a,2aの上端が切り溝部6b1,6b1の切り欠き
に対面していればレバー6は回動可能となり、切り欠い
ていない部分に対面していれば係止突起2a,2aの上
端が当該切り溝部6b1,6b1に係止するのでレバー
6は回動不能となる。本実施例では、相手側コネクタが
ない状態ではコイルバネ16によって切り溝部6b1,
6b1の切り欠いていない部分に係止突起2a,2aの
上端が対面し、レバー6が不用意に回動しないようにし
ている。また、雄側ハウジング1と嵌合させるときには
先の実施例と同様にしてレバー6が変位し、係止突起2
a,2aの上端が切り欠きに対面するのでレバー6は回
動可能となる。
【0023】アーム部6a,6aは連結片6bの両端か
ら屈曲するように成形されているが、正確に90度の角
度を保つようにすることは難しく、内側に反ってしまい
がちである。第一実施例の場合は、アーム部6aのスト
ッパ面が張り出し片17の突縁20と当接したり離れた
りするようにしているが、この機能を保証するためには
アーム部6aの角度精度が高いことが要求される。しか
るに、連結片6bであれば、両アーム部6a,6aを介
して雌側ハウジング2に支持されているので、アーム部
6a,6aの角度の誤差があまり影響しない。このた
め、成形精度が高くない場合でも、確実に係止突起2
a,2aと切り溝部6b1,6b1との係合および解除
を行なうことができる。
【0024】<変形例>その他、本発明では次のような
変形例が可能であり、例えば、本例ではシフト手段を設
定して自動的にレバーの回動規制を解くようにしたが、
これを省略して手動によってレバーを変位させる方式に
することも可能である。また、本例ではトーションばね
15を設けてレバー6を戻し方向へ付勢するようにした
が、嵌合前の不用意な回動が確実に規制されるのである
から、トーションばね15を省略することも可能であ
る。さらに、本例では雌側ハウジング2に嵌合保持部1
2を設けたが、これに代えてレバーを雄側ハウジングに
係止させて嵌合状態の保持を図るものであってもよい。
さらにまた、レバー6を雌側ハウジング2でなく雄側ハ
ウジング1に装着し、雌側ハウジング2に凸軸5を形成
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタの分解斜視図
【図2】雌コネクタの分解斜視図
【図3】雌側ハウジングの正面図
【図4】ストッパ面と係止凸部との係脱動作を拡大して
示す正面図
【図5】レバーの変位動作を示す平断面図
【図6】変形例にかかるコネクタの分解斜視図
【図7】雌コネクタの分解斜視図
【図8】雌側ハウジングの正面図
【図9】係止突起と切り溝部との係脱動作を拡大して示
す平面図
【図10】従来の雌側ハウジングを示す斜視図
【符号の説明】
2…雌側ハウジング 2a…係止突起 5…凸軸 6…レバー 6a…アーム部 6b…連結片 9…支軸 19…ストッパ面(ストッパ手段) 20…突縁(ストッパ手段) 21…案内面

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に嵌合可能なコネクタのうちの一方
    のコネクタには、そのハウジングの外面にレバーが回動
    操作可能に軸支されているレバー式コネクタにおいて、 前記レバーには前記一方のハウジング側に解離可能に係
    合してレバーの回動操作を規制するストッパ手段が設け
    られるとともに、前記レバーは前記一方のハウジングに
    対してレバーの回転軸線に沿う方向へかつ前記ストッパ
    手段が前記ハウジング側と係合する位置と解離する位置
    との間で変位可能に組み付けられていることを特徴とす
    るレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記レバーと前記一方のハウジングとの
    間には、前記レバーを、前記係合位置に付勢するばねが
    介在されていることを特徴とする請求項1記載のレバー
    式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記レバーと前記他方のハウジングとの
    対向面には他方のハウジングの嵌合操作に伴って前記レ
    バーを解離位置まで変位させるシフト手段が配されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載のレバー式コ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】 前記シフト手段は、前記他方のハウジン
    グに形成された凸軸と、前記レバーにおける内側面の対
    応位置に配され前記ストッパ手段を解離させる方向へレ
    バーを強制変位させる案内面とからなることを特徴とす
    る請求項3記載のレバー式コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記レバーは、概ねコの字状に形成され
    て両端の屈曲部分にて前記一方のハウジングを挟み込む
    ように軸支されるとともに、前記ストッパ手段はこの両
    端の屈曲部分を連結する辺に形成されていることを特徴
    とする請求項1〜4記載のレバー式コネクタ。
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