JP2734972B2 - 留守番電話機 - Google Patents
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- JP2734972B2 JP2734972B2 JP6024520A JP2452094A JP2734972B2 JP 2734972 B2 JP2734972 B2 JP 2734972B2 JP 6024520 A JP6024520 A JP 6024520A JP 2452094 A JP2452094 A JP 2452094A JP 2734972 B2 JP2734972 B2 JP 2734972B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/64—Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
- H04M1/65—Recording arrangements for recording a message from the calling party
- H04M1/654—Telephone line monitoring circuits therefor, e.g. ring detectors
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M11/00—Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
- H04M11/10—Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems with dictation recording and playback systems
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Description
ッセージを録音するための録音装置を有する留守番電話
機に関するものである。
話交換機から電話回線上を伝送されてくる呼出信号の受
信に基づいて、電話回線が閉結されて着信となる。する
と、発信側への応答メッセージの送出後、録音装置によ
り発信側からの音声メッセージが録音されるようになっ
ている。又、この録音装置の作動状態で、発信側におい
てオンフックされて回線断されると、電話交換機からビ
ジートーンが送信されてくる。そして、このビジートー
ンが検出されると、回線断であると判定されて、録音装
置の作動が停止されるようになっている。
周期をもって発信される所定周波数の断続的なトーン信
号である。ここで、図2に示すように、ビジートーンが
発信されている時間をオン時間、その発信が停止されて
再び発信されるまでの時間をオフ時間とすると、それら
オン時間とオフ時間との合計時間がビジートーンの1周
期の時間となる。例えば日本では、ビジートーンはその
周波数が400Hzで、周期が1秒(オン時間及びオフ
時間は共に0.5秒)に規定されている。
ジートーンを判断するための周波数、オン時間及びオフ
時間等の条件データが予め設定記憶されている。そし
て、電話回線上を伝送されてくる信号が受信されたと
き、その信号の周波数及び周期(オン時間及びオフ時
間)等が前記条件データに該当する場合には、その信号
はビジートーンであると判断されて、回線断が判定され
るようになっている。
ートーンの周波数や周期(オン時間及びオフ時間)は、
国等の地域によって異なるものである。このため、装置
をあらゆる地域で使用できるようにするためには、装置
のメモリに記憶する条件データを、同装置の設置地域に
対応してそれぞれ変更する必要があり、非常に煩雑で手
間を要するものであった。
れたものである。その目的は、ビジートーンを判断する
ためのデータを、装置の設置地域に対応して予め記憶さ
せておく必要がなく、どの様な地域に設置しても、ビジ
ートーンを確実に検出して、回線断を正確に判定し得る
留守番電話機を提供することにある。
ために、請求項1に記載の発明では、発信側からの音声
メッセージを録音するための録音装置を有する留守番電
話機において、録音装置の作動状態で、電話回線上を伝
送されてくる断続信号の立ち上がりの周期を計測する計
測手段と、過去の連続して計測された周期をそれぞれ比
較し、その周期が一定であるか否かを断続信号の立ち上
がり毎に判断する判断手段と、一定であることが複数回
連続して判断された場合に回線断を判定する判定手段と
を設けたものである。
手段は、計測手段により計測された断続信号の立ち上が
りの周期が250m秒〜2.5秒の範囲内の場合に、周
期が一定であるか否かの判断を行うものである。
断手段は、計測手段により計測された断続信号の立ち上
がりの周期のうち、連続して計測された少なくとも3つ
以上の周期をそれぞれ比較して、それら周期の時間差が
所定時間以内の場合に、断続信号の立ち上がりの周期が
一定であると判断するものである。
信すると、録音装置が作動されて、発信側からの音声メ
ッセージが録音される。そして、この録音装置の作動状
態で、計測手段により、電話回線上を伝送されてくる断
続信号の立ち上がりの周期が計測される。そして、判断
手段により、過去の連続して計測された周期をそれぞれ
比較し、その立ち上がりの周期が一定である否かが断続
信号の立ち上がり毎に判断される。このとき、周期が一
定であることが複数回連続して判断された場合には、判
定手段により、電話回線上の断続信号がビジートーンで
あると見なされて、回線断が判断される。
定の立ち上がりの周期で発信されてくるものであるの
で、断続信号の立ち上がりの周期が一定であり、しかも
その一定であることが断続信号の立ち上がり毎に複数回
連続して判断されれば、その断続信号は発信側からの音
声メッセージ等ではなくて、ビジートーンであると確実
に判断できる。加えて、断続信号の立ち上がりの周期だ
けを検出しているので、あらゆる地域のビジートーン
を、その周波数、オン時間及びオフ時間に関係なく確実
に検出して、回線断を正確に判定できる。又、ビジート
ーンを判断するためのデータを、装置の設置地域に対応
して予め記憶させておく必要もない。
手段により計測された断続信号の立ち上がりの周期が2
50m秒〜2.5秒の範囲内でない場合には、その断続
信号はビジートーンではないと見なされて、周期が一定
であるか否かの判断は行われない。このため、立ち上が
りの周期が一定である断続信号であっても、ビジートー
ン以外の断続信号、例えば発信側からの音声メッセージ
であると思われる信号は確実に排除でき、回線断をより
正確に判定できる。
測手段により計測された断続信号の立ち上がりの周期の
うち、連続して計測された少なくとも3つ以上の周期が
それぞれ比較される。そして、それら周期の時間差が所
定時間以内の場合に、断続信号の立ち上がりの周期が一
定であると判断される。
能付きファクシミリ装置に具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。
1は、ファクシミリ装置本体2と、録音装置3を有する
付属電話機4と、NCU(ネットワークコントロールユ
ニット)6とを有している。ファクシミリ装置本体2
は、相手側との間で画データの送受信、即ちファクシミ
リ動作を行う。録音装置3は、発信側からの音声メッセ
ージの録音動作を行う。NCU6は、電話回線5との接
続を制御する。又、付属電話機4はファクシミリ装置1
に一体的に設けられているものであるが、この他に、図
示しないケーブルを介してファクシミリ装置1に接続可
能な子電話機37が設けられている。
いて説明する。CPU(中央処理装置)7には、ファク
シミリ装置本体2全体の動作及びNCU6の動作を制御
するためのプログラムを記憶したROM(リードオンリ
メモリ)8、及び各種情報を一時的に記憶するRAM
(ランダムアクセスメモリ)9が接続されている。モデ
ム10は送受信データの変調、復調を行うとともに、相
手先の電話番号に対応したプッシュトーン信号(DTM
F)や、デジタル命令信号(DCS)及びデジタル識別
信号(DIS)等の発生、検出を行う。又、モデム10
内には信号レベル検出回路11が設けられ、この信号レ
ベル検出回路11は、電話回線5上を伝送されてくる信
号のレベルをサンプリングしてデジタルデータとしてC
PU7へ出力する。そして、CPU7は、入力されたデ
ータに基づいて、電話回線5上の信号レベルを認識す
る。
み取るための読取部12、受信された画データ等に基づ
いて記録紙上に印字を行うための記録部13、及びファ
クシミリ動作を開始させるためのスタートキー等の各種
操作キー(図示しない)が接続されている。
る。付属電話機4には、録音装置3を除いた電話機4全
体の動作を制御するためのダイヤルCPU21が設けら
れている。そのダイヤルCPU21には電話番号等を入
力するためのダイヤルキー22等が接続されている。
又、付属電話機4にはハンドセット23が接続されてい
る。
を制御するためのCPU24が設けられ、付属電話機4
の留守録音に関連する動作は、このCPU24によって
制御される。又、CPU24はフォトカプラ25を介し
て前記ダイヤルCPU21に接続されるとともに、シリ
アル通信を行うためのバス(シリアルバス)26を介し
て前記ファクシミリ装置本体2のCPU7に接続されて
いる。そして、録音装置3のCPU24と、付属電話機
4のダイヤルCPU21及びファクシミリ装置本体2の
CPU7との間では、シリアル通信が行われるようにな
っている。
27は音声信号をデジタル処理するためのものであり、
アドレスバス28及びデータバス29を介して前記CP
U24に接続されている。このDSP27は、音声デー
タを符号化した状態で記憶するRAM30、及び音声デ
ータを符号化、復号化するための符号・復号化回路31
を有している。又、この録音装置3のCPU24には、
留守/FAXモード(後述する)を設定、解除するため
の留守キー32や、RAM30内に記憶された音声デー
タを再生するための再生キー(図示しない)等の各種操
作キーが接続されている。
MLリレー36は電話回線5を、前記ファクシミリ装置
本体2のモデム10側と前記電話機4,37側とに選択
的に接続するために設けられている。そして、ファクシ
ミリ装置本体2のCPU7の制御により、CMLリレー
36が接点a側に切り換えられたときには、電話回線5
が電話機4,37側に接続される。一方、CMLリレー
36が接点b側に切り換えられたときには、電話回線5
がトランス38を介してモデム10側に接続される。
尚、このCMLリレー36は、装置の通信待機状態では
接点a側に切り換え配置されている。
り、LED39aは前記CMLリレー36の接点a側に
接続され、ホトトランジスタ39bはファクシミリ装置
本体2のCPU7に接続されている。そして、CPU7
は、ホトトランジスタ39bのオン/オフを監視し、電
話交換機から電話回線5上を伝送されてくる16Hzの
呼出信号の有無を検出する。第1及び第2のオフフック
検出回路40,41は、それぞれ前記付属電話機4又は
子電話機37に接続されている。そして、各オフフック
検出回路40,41は、各電話機4,37のオフフック
状態(ハンドセットを取り上げた状態、及び付属電話機
4の場合は録音装置3の作動状態も含む)を検出して、
その検出結果をファクシミリ装置本体2のCPU7に出
力する。尚、付属電話機4側の第1のオフフック検出回
路40からの検出結果は、付属電話機4のダイヤルCP
U21にも出力される。
7のオフフックを検出するために、各電話機4,37に
所定電流を供給するためのものであり、入力電圧として
+24Vが付与されている。即ち、電話機4,37がオ
フフックされると、同電話機4,37に供給される電流
の変化が前記オフフック検出回路40,41により検出
される。そして、そのオフフック検出回路40,41に
よる電流変化の検出に基づいて、ファクシミリ装置本体
2のCPU7及び付属電話機4のダイヤルCPU21
は、オフフック状態を認識する。
4,37に対し、TELリレー43を介して電話回線5
と切換可能に接続されている。そして、ファクシミリ装
置本体2のCPU7の制御により、TELリレー43が
接点a側に接続されたときには、電話機4,37が電話
回線5側に接続される。一方、TELリレー43が接点
b側に接続されたときには、電話機4,37が直流電圧
発生回路42側に接続される。尚、このTELリレー4
3は、装置の通信待機状態では接点a側に切り換え配置
されている。トランス44は電話機4,37に接続さ
れ、その出力側は前記モデム10に接続されている。
では、留守キー32の操作により、留守/FAXモード
の設定、解除が行われる。即ち、留守/FAXモード設
定時において、電話交換機から16Hzの呼出信号が送
信されてくると、ファクシミリ装置本体2のCPU7
は、その呼出信号を着信検出回路39を介して検出す
る。そして、CPU7は、その呼出信号を所定回数(本
実施例では2回)検出すると、録音装置3のCPU24
に着信指令信号を送出して、同CPU24に着信を知ら
せる。すると、録音装置3のCPU24はDSP27を
作動させて、RAM30内に予め録音されて記憶保持さ
れている音声応答メッセージのデータを読み出させる。
そして、DSP27は、その音声応答メッセージのデー
タを符号・復号化回路31にて復号化して、NCU6を
介して電話回線5に送出する。
終了すると、録音装置3のCPU24は、DSP27の
録音動作を開始させるとともに、ファクシミリ装置本体
2のCPU7に録音開始信号を送出して、同CPU7に
録音開始を知らせる。そして、発信側から音声メッセー
ジが送信されてくると、DSP27はその音声メッセー
ジのデータを符号・復号化回路31にて符号化して、R
AM30内に記憶する。
NG信号が検出されたり、無音状態が所定時間(本実施
例では8秒間)連続して検出されたりすると、ファクシ
ミリ装置本体2のCPU7は、CMLリレー36を接点
a側から接点b側に切り換える。即ち、ファクシミリ装
置本体2のCPU7は、発信側がファクシミリ装置であ
ると判断して、電話回線5との接続を電話機4,37側
からモデム10側に切り換えて、所定のファクシミリ手
順に従ったファクシミリ動作を開始させる。
2のCPU7、ROM8、RAM9、及びモデム10内
の信号レベル検出回路11により、計測手段が構成され
ている。即ち、図2に示すように、ファクシミリ装置本
体2のCPU7は、録音装置3のCPU24から録音開
始信号を入力した後、信号レベル検出回路11からの入
力データに基づいて、電話回線5上を伝送されてくる信
号のレベルを認識する。そして、CPU7は、その信号
レベルが所定レベル(本実施例では−33dBm)以上
になったとき、その信号の発生が開始された、即ち信号
が立ち上がったと判断する。そして、CPU7は、この
ようにして判断した信号の立ち上がりから次の立ち上が
りまでの時間、即ち断続信号の立ち上がりの周期を計測
する。
2のCPU7、ROM8及びRAM9により、判断手段
が構成されている。即ち、ファクシミリ装置本体2のC
PU7は、前記計測された断続信号の立ち上がりの周期
が一定であるか否かを、断続信号の立ち上がり毎に判断
する。詳しくは、CPU7は、断続信号の立ち上がり毎
に、その立ち上がりの時点から過去3つの連続して計測
された周期T1,T2,T3をそれぞれ比較する。つま
り、今回計測された周期T1と前回計測された周期T2
と前々回計測された周期T3との3つの周期をそれぞれ
比較する。そして、CPU7は、それら周期T1,T
2,T3の時間差が所定時間(本実施例では100m
秒)以内の場合に、断続信号の立ち上がりの周期が一定
であると判断する。尚、CPU7は、今回計測された周
期T1が250m秒〜2.5秒の範囲内である場合にの
み、周期が一定であるか否かの判断を行う。
体2のCPU7、ROM8及びRAM9により、判定手
段が構成されている。即ち、ファクシミリ装置本体2の
CPU7は、前記のようにして断続信号の立ち上がりの
周期が一定であることが複数回(本実施例では3回)連
続して判断された場合に、その断続信号を電話交換機か
ら送信されてくるビジートーンであると見なして、回線
断を判定する。つまり、発信側においてオンフックされ
て回線断されたと判定する。そして、CPU7は、録音
装置3のCPU24に録音終了命令信号を送出し、録音
装置3のCPU24は、録音終了命令信号を入力する
と、DSP27の録音動作を停止させる。
能付きファクシミリ装置の作用を図2のタイミングチャ
ート及び図3〜図5のフローチャートに従って説明す
る。尚、図3に示すプログラムと図4に示すプログラム
とは、相互に関連して並行的に進行する。
装置の受信時において、ファクシミリ装置本体2では、
CPU7の制御のもとで、図3のフローチャートに示す
ような動作が行われる。尚、装置は留守/FAXモード
に設定されており、この状態では、CMLリレー36及
びTELリレー43が接点a側に切り換え配置されてい
る。
線5を介して16Hzの呼出信号が送信されてきて、そ
の呼出信号が着信検出回路39を介して2回検出される
と、録音装置3のCPU24に対して、シリアルバス2
6を介して着信指令信号が送出され、着信が知らされる
(ステップS101〜S102)。その後、録音装置3
による音声応答メッセージの送出が終了して、録音装置
3のCPU24から録音動作開始を示す録音開始信号が
入力されるのが待たれる(ステップS103)。
開始信号が入力されると、以下のような判断動作が行わ
れる。即ち、録音装置3が録音動作されている間、CN
G信号の検出の有無、8秒間の連続した無音状態の検出
の有無、後述する図5の「回線断判定ルーチン」にて設
定される判定フラグの状態、及び録音装置3のオンフッ
クの検出の有無等の判断動作が行われる(ステップS1
04〜S107)。
先ずステップS104において、CNG信号が検出され
たか否かが判断される。ここで、CNG信号が検出され
た場合には、録音装置3のCPU24に録音終了命令信
号が送出される(ステップS108)。そして、この録
音終了命令信号が送出されると同時に、CMLリレー3
6が接点b側に切り換えられて、電話回線5がモデム1
0側に接続され、所定のファクシミリ手順に従って、発
信側からの画データを受信するファクシミリ受信動作が
開始される(ステップS109)。
ると、発信側がファクシミリ装置であると判断される。
そして、発信側へのCED信号及びDIS信号の送信や
発信側からのDCS信号の受信等の所定のファクシミリ
信号のやりとりが行われた後に、記録部13が作動され
て、発信側から送信されてくる画データが記録紙上に印
字される。ファクシミリ受信動作が終了されると、回線
断され、留守/FAXモードの状態で、通信待機状態に
戻る。
G信号が検出されない場合には、8秒間の連続した無音
状態が検出されたか否かが判断される(ステップS10
5)。ここで、無音状態が検出された場合には、前記ス
テップS108へ移行されて、前述したように、録音装
置3のCPU24に録音終了命令信号が送出されるとと
もに、ファクシミリ受信動作が開始される。
も検出されずに無音状態であるということは、発信側か
らの音声メッセージの送出が終了されたか、或いは音声
メッセージが無かったと判断される。そして、前記ステ
ップS104において、CNG信号が検出されなかった
ということは、発信側で手動送信でファクシミリ通信が
行われたため、CNG信号が検出されなかったと判断さ
れて、その後ファクシミリ動作に移行される。
状態が検出されない場合には、後述する図5の「回線断
判定ルーチン」にて判定フラグが「1」に設定されたか
否かが判断される(ステップS106)。ここで、判定
フラグが「1」に設定された場合には、発信側において
オンフックされて回線断されたと判断されて、録音装置
3のCPU24に録音終了命令信号が送出される(ステ
ップS110)。その後、留守/FAXモードの状態
で、通信待機状態に戻る。
フラグが「1」に設定されていない場合には、第1のオ
フフック検出回路40により録音装置3のオンフックが
検出されたか否かが判断される(ステップS107)。
ここで、録音装置3のオンフックが検出されない場合に
は、前記ステップS104へ戻る。又、録音装置3のオ
ンフックが検出された場合には、回線断されて、待機状
態に戻る。即ち、本実施例では、1回の録音動作におけ
る最大録音時間が5分に設定されており、録音動作中に
その5分が経過すると、録音装置3はその録音動作が停
止されてオンフックされる。そして、この録音装置3の
オンフックが第1のオフフック検出回路40で検出され
ると、ステップS107の判定がイエスとなり、回線断
されて待機状態に戻る。
が、前記ステップS102において録音装置3のCPU
24に対して着信指令信号が送出されて着信が知らされ
てから、録音装置3において録音動作が停止されるまで
の間に、付属電話機4のハンドセット23又は子電話機
37がオフフックされると、録音装置3の作動が停止さ
れて、通話可能状態となる。
に対応して、録音装置3では、CPU24の制御のもと
で、図4のフローチャートに示すような動作が行われ
る。即ち、ファクシミリ装置本体2のCPU7から着信
指令信号が入力されると(ステップS201)、DSP
27が作動されて、RAM30内の音声応答メッセージ
のデータが読み出される。そして、その音声応答メッセ
ージのデータは符号・復号化回路31にて復号化され
て、NCU6及び電話回線5を介して発信側に送信され
る(ステップS202)。
されると(ステップS203)、DSP27の録音動作
が開始されるとともに(ステップS204)、ファクシ
ミリ装置本体2のCPU7に録音開始信号が送出される
(ステップS205)。そして、発信側から音声メッセ
ージが送信されてくると、その音声メッセージのデータ
が符号・復号化回路31にて符号化されて、RAM30
内に記憶される。
の5分が経過する前に、ファクシミリ装置本体2のCP
U7から録音終了命令信号が入力されると(ステップS
206〜S207)、DSP27の録音動作が停止され
(ステップS208)、その後待機状態に戻る。又、録
音終了命令信号が入力されることなく5分が経過した場
合も、前記ステップS208へ移行されてDSP27の
録音動作が停止され、その後待機状態に戻る。
が、前記ステップS201においてファクシミリ装置本
体2のCPU7から着信指令信号が入力されてから、D
SP27の録音動作が停止されるまでの間に、付属電話
機4のハンドセット23又は子電話機37がオフフック
されると、録音装置3の作動が停止されて、通話可能状
態となる。
のステップS106において判断される判定フラグの状
態を設定するための処理動作について説明する。さて、
図5に示すフローチャートは、ファクシミリ装置本体2
のCPU7により実行される回線断を判定するための
「回線断判定ルーチン」である。この「回線断判定ルー
チン」は、図3に示すフローチャートのステップS10
3において録音装置3のCPU24から録音開始信号が
入力された後に、所定時間(本実施例では5m秒)毎の
定時割り込みで実行される。尚、録音開始信号が入力さ
れて「回線断判定ルーチン」が最初に実行開始されると
き、同ルーチン中における初期値として、RAM9内に
設定される後述する前回の周期T2、前々回の周期T
3、信号フラグ、計測時間t、及びカウント値Nがそれ
ぞれ「0」に設定される。又、このフローチャートの説
明は、図2のタイミングチャートを参照しながら行う。
ず、割り込み時間に相当する5m秒が前回の割り込み時
に求められた計測時間tに加算されて、その結果が今回
の計測時間tとしてRAM9内に設定される(ステップ
S301)。次に、信号レベル検出回路11から入力さ
れる電話回線5上の信号のレベルが、所定レベル(本実
施例では−33dBm)以上であるか否かが判断される
(ステップS302)。ここで、信号レベルが−33d
Bm以上でない場合には、信号が停止されている期間で
ある、即ち断続信号のオフ時間であると見なされて、R
AM9内に設定される信号フラグが「0」に設定され
(ステップS303)、その後の処理が一旦終了され
る。
る場合には、現在、信号フラグが「0」に設定されてい
るか否かが判断される(ステップS304)。ここで、
信号フラグが「0」に設定されていない場合には、現
在、信号が発生されている期間である、即ち断続信号の
オン時間であると見なされて、その後の処理が一旦終了
される。又、現在、信号フラグが「0」に設定されてい
る場合には、前回の制御周期にて断続信号が停止されて
いて、今回その断続信号が発生開始されて立ち上がった
と見なされて、ステップS305へ移行される。
号フラグが「1」に設定されるとともに、先に求められ
た計測時間tが、今回計測された立ち上がりの周期T1
としてRAM9内に設定される。又、その計測時間tが
「0」にクリアされる。つまり、この立ち上がりの周期
T1は、断続信号の前回の立ち上がりから今回の立ち上
がりまでの時間である。
が、250m秒〜2.5秒の範囲内であるか否かが判断
される(ステップS306)。ここで、今回の周期T1
が250m秒〜2.5秒の範囲内でない場合には、この
断続信号はビジートーンではなくてそれ以外の断続信
号、例えば発信側からの音声メッセージであると見なさ
れて、RAM9内に設定されるカウント値Nが「0」に
クリアされる(ステップS307)。その後、ステップ
S312へ移行され、前回の周期T2が前々回の周期T
3としてRAM9内に設定されるとともに、今回の周期
T1が前回の周期T2としてRAM9内に設定され、そ
の後の処理が一旦終了される。
回の周期T1が250m秒〜2.5秒の範囲内である場
合には、今回の周期T1と前回の周期T2と前々回の周
期T3との3つの周期のそれぞれの時間差が、所定時間
(本実施例では100m秒)以内であるか否かが判断さ
れる(ステップS308)。即ち、今回の周期T1と前
回の周期T2との時間差、前回の周期T2と前々回の周
期T3との時間差、及び今回の周期T1と前々回の周期
T3との時間差がそれぞれ算出され、それら算出された
時間差が全て100m秒以内か否かが判断される。ここ
で、3つの周期T1,T2,T3の時間差が100m秒
以内でない場合には、断続信号の立ち上がりの周期が一
定でないと判断され、前記ステップ307へ移行され
て、カウント値Nが「0」にクリアされる。
が100m秒以内である場合には、断続信号の立ち上が
りの周期が一定であると判断され、前回のカウント値N
に「1」が加算されて、その結果が今回のカウント値N
として設定される(ステップS309)。次に、今回設
定されたカウント値Nが所定値(本実施例では「3」)
以上になったか否かが判断される(ステップS31
0)。ここで、カウント値Nが「3」以上でない場合に
は、前記ステップS312へ移行されて、前回の周期T
2が前々回の周期T3として、今回の周期T1が前回の
周期T2として設定され、その後の処理が一旦終了され
る。
場合、即ち断続信号の立ち上がりの周期が一定であるこ
とが3回連続して判断された場合には、その断続信号が
電話交換機から送信されてくるビジートーンであると見
なされて、発信側においてオンフックされて回線断され
たと判定され、ステップ311へ移行される。そして、
ステップ311において、RAM9内に設定される回線
断を示す判定フラグが「1」に設定される。その後、前
記ステップS312へ移行された後、処理が一旦終了さ
れる。
れて、判定フラグが「1」に設定される。そして、この
「回線断判定ルーチン」において、判定フラグが「1」
に設定されると、前述した図3に示すフローチャートの
ステップS106において、判定フラグが「1」に設定
されたことが判断され、録音装置3のCPU24に録音
終了命令信号が送出されて、録音装置3の作動が停止さ
れるのである。
の作動状態で、電話回線5上を伝送されてくる断続信号
の立ち上がりを検出して、その立ち上がりの周期を計測
している。そして、断続信号の立ち上がり毎に、その立
ち上がりの時点から過去3つの連続して計測された周期
をそれぞれ比較して、それら周期の時間差が100m秒
以内であれば、断続信号の立ち上がりの周期が一定であ
ると判断する。そして、立ち上がりの周期が一定である
ことが3回連続して判断された場合には、電話回線5上
の断続信号を電話交換機から送信されてくるビジートー
ンであると見なして、発信側において回線断されたと判
定するようにしている。
域によってその周波数、オン時間及びオフ時間に大きな
違いがあっても、何れも規則正しく一定の立ち上がりの
周期で電話交換機から送信されてくるものである。従っ
て、電話回線5上の断続信号の立ち上がりの周期が一定
であり、しかもその一定であることが断続信号の立ち上
がり毎に複数回連続して判断されれば、その断続信号は
発信側からの音声メッセージ等ではなくて、ビジートー
ンであると確実に判断することができる。加えて、断続
信号の立ち上がりの周期だけを検出しているので、あら
ゆる地域のビジートーンを、その周波数、オン時間及び
オフ時間に関係なく確実に検出して、回線断を正確に判
定することができる。この結果、発信側において回線断
されたとき、録音装置3の作動を確実に停止させること
ができる。又、ビジートーンを判断するためのデータ
を、装置の設置地域に対応して予め記憶させておくとい
う手間も省くことができる。
定であることが3回連続して判断された場合に回線断を
判定するようにしているが、これを2回とした場合に
は、回線断をより早く判定することができる代わりに、
その判定結果について若干の信頼性に欠けるおそれがあ
る。又、4回とした場合には、回線断の判定結果につい
て信頼性は向上するが、その判定までの時間が長くな
る。このため、回線断の判定結果の信頼性及びその判定
までの時間を考慮すると、回数を3回とすることが最も
望ましい。加えて、本実施例では、連続して計測された
3つの周期をそれぞれ比較することにより、周期が一定
であるか否かを判断しているが、この場合も前記と同様
な理由により、3つの周期を比較するのが最も望まし
い。
号の立ち上がりの周期が250m秒〜2.5秒の範囲内
でない場合には、その断続信号をビジートーンではない
と見なして、周期が一定であるか否かの判断を行わない
ようにしている。このため、立ち上がりの周期が一定で
ある断続信号であっても、ビジートーン以外の断続信
号、例えば発信側からの音声メッセージであると思われ
る信号は確実に排除でき、回線断をより正確に判定する
ことができる。
ではなく、例えば以下のような態様で具体化することも
可能である。 (1)図5に示す「回線断判定ルーチン」のステップS
310において、カウント値Nが「2」或いは「4」以
上になった場合に、判定フラグを「1」に設定するよう
にすること。即ち、断続信号の立ち上がりの周期が一定
であることが2回或いは4回以上連続して判断された場
合に、回線断を判定するようにする。又、回線断を判定
する際のカウント値Nを、所定のキー操作により操作者
が任意に変更できるようにしてもよい。
のステップS308において、立ち上がりの周期が一定
であるか否かの判断の際に、連続して計測された4つ以
上の周期をそれぞれ比較するようにすること。又、それ
ら周期が一定であるか否かを判断する際の時間差を10
0m秒以外の所定時間以内、例えば120m秒以内或い
は80m秒以内や50m秒以内という時間差に変更する
こと。
のステップS306において、今回の周期T1の許容時
間範囲である250m秒〜2.5秒という時間範囲を変
更すること。
のステップS302において、断続信号のオン時間かオ
フ時間かを判断するための信号レベルを−33dBm以
外のレベルに変更すること。
27により検出するようにすること。 (6)本発明を、ファクシミリ機能を備えていない単な
る留守番電話機に具体化すること。
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1に記載の留守番電話機において、判定手
段は、断続信号の立ち上がりが一定であることが3回連
続して判断された場合に回線断を判定するものである留
守番電話機。
線断の判定結果の信頼性及びその判定までの時間を考慮
すると、最も望ましいのである。 (2)請求項1に記載の留守番電話機において、回線断
が判定されたとき、録音装置3の作動を停止させるよう
に制御する制御手段を設けた留守番電話機。
ミリ装置本体2のCPU7、ROM8、RAM9、及び
録音装置3のCPU24により構成されている。そし
て、このように構成すれば、発信側において回線断され
たとき、録音装置3の作動を確実に停止させることがで
きるのである。
ビジートーンを判断するためのデータを、装置の設置地
域に対応して予め記憶させておく必要がなく、どの様な
地域に設置しても、ビジートーンを確実に検出して、回
線断を正確に判定し得るという優れた効果を発揮する。
ァクシミリ装置に具体化した一実施例を示す回路構成図
である。
線上の信号のレベルを示すタイミングチャートである。
シミリ装置本体の動作を示すフローチャートである。
置の動作を示すフローチャートである。
れる回線断を判定するための「回線断判定ルーチン」を
説明するフローチャートである。
測手段、判断手段及び判定手段を構成するCPU、8…
計測手段、判断手段及び判定手段を構成するROM、9
…計測手段、判断手段及び判定手段を構成するRAM、
11…計測手段を構成する信号レベル検出回路、27…
DSP、32…留守キー、T1,T2,T3…周期。
Claims (3)
- 【請求項1】 発信側からの音声メッセージを録音する
ための録音装置を有する留守番電話機において、録音装
置の作動状態で、電話回線上を伝送されてくる断続信号
の立ち上がりの周期を計測する計測手段と、過去の連続
して計測された周期をそれぞれ比較し、その周期が一定
であるか否かを断続信号の立ち上がり毎に判断する判断
手段と、一定であることが複数回連続して判断された場
合に回線断を判定する判定手段とを設けた留守番電話
機。 - 【請求項2】 前記判断手段は、計測手段により計測さ
れた断続信号の立ち上がりの周期が250m秒〜2.5
秒の範囲内の場合に、周期が一定であるか否かの判断を
行う請求項1に記載の留守番電話機。 - 【請求項3】 前記判断手段は、計測手段により計測さ
れた断続信号の立ち上がりの周期のうち、連続して計測
された少なくとも3つ以上の周期をそれぞれ比較して、
それら周期の時間差が所定時間以内の場合に、断続信号
の立ち上がりの周期が一定であると判断する請求項1又
は2に記載の留守番電話機。
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---|---|---|---|
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Family
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Family Applications (1)
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JPS54130806A (en) * | 1978-04-03 | 1979-10-11 | Takachiho Tsushin Kiki Seisakusho:Kk | Signal discrimination system or busy tone and so on |
US5185783A (en) * | 1989-08-30 | 1993-02-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus for detecting a calling signal from a line, for detecting a data communication signal from a calling station, and for generating a quasi-calling tone |
CN2209850Y (zh) * | 1994-01-22 | 1995-10-11 | 顾正平 | 电话忙音自动重拨装置 |
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1995
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