JP2734446B2 - タイバー切断金型 - Google Patents

タイバー切断金型

Info

Publication number
JP2734446B2
JP2734446B2 JP10521096A JP10521096A JP2734446B2 JP 2734446 B2 JP2734446 B2 JP 2734446B2 JP 10521096 A JP10521096 A JP 10521096A JP 10521096 A JP10521096 A JP 10521096A JP 2734446 B2 JP2734446 B2 JP 2734446B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tie bar
die
cut
punch
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10521096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09293816A (ja
Inventor
剛 橋本
博和 沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP10521096A priority Critical patent/JP2734446B2/ja
Publication of JPH09293816A publication Critical patent/JPH09293816A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2734446B2 publication Critical patent/JP2734446B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shearing Machines (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
に用いるタイバー切断金型に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造に用いる従来のタイバ
ー切断金型の正面断面図および側面断面図をそれぞれ図
9および図10に示す。これらの図において、プレスプ
ラテン1はシャンク(保持体)2を取り付けている。ポ
ンチホルダー3にハンガーアダプター4が固着され、シ
ャンク2を連結している。
【0003】プラグ5はポンチホルダー3にねじ込ま
れ、スプリング6、ストリッパーボルト7を有し、バッ
キングプレート8はポンチホルダー3に取り付けられ、
ポンチプレート9を取り付けている。
【0004】パット枠10は、上下動可能にポンチプレ
ート9に取り付けられたストリッパーガイドピン15に
案内支持される。パット11はパット枠10に取り付け
られ、パットおよびパット枠はスプリング6により押し
下げられている。ポンチホルダー3に2本から4本の任
意数のメインガイドブッシュ12が取り付けられ、メイ
ンガイドポスト13がメインガイドブッシュ12に通さ
れ、ポンチホルダー3を上下動可能に案内支持してい
る。上ハイストッパー14がポンチホルダー3に固着さ
れ、タイバーカットポンチ16がポンチプレート8には
め込まれ、パット11およびポンチプレート入子17に
より保持されている。
【0005】ミス検出ピン18は常時スプリングにより
押し下げられており、上型の下降により半導体装置32
のパッケージから導出するリードフレームのアウターリ
ード29の位置正誤の判定を行う。また切断カス排出口
19を有しここから常時エアーを吸収している。尚、図
10ではリードフレームを含み半導体装置の図示を省略
している。
【0006】上記各部品1〜18により上型部20を構
成している。
【0007】次に、ダイホルダー21は定盤上にセット
され、ダイ枠22を取り付けている。ダイ枠22には、
タイバーカットダイ23が取り付けられている。下ハイ
ストッパー25はダイホルダーに固着され、上型部20
の上ハイスットパー14に対応している。レベルスット
パー26はダイ枠22に固着され、上型部のパット枠1
0が当接するようになっている。パイロットピン24は
ダイ枠22またはタイバーカットダイ23に取り付けら
れ、リードフレーム29セット時の位置決めを行う。
【0008】メインガイドポスト13は、ダイホルダー
21に固着されている。ダイ枠22には、ストリッパー
ガイドブッシュ27が固着されており、上ダイホルダー
のストリッパーガイドピント対応している。ストリッパ
ーガイドブッシュ27にストリッパーガイドピン15が
通され上ホルダー機能部の位置決めを行なう。
【0009】上記各部品21〜27により下型部28を
構成している。
【0010】部分詳細図の図11を参照して、従来の金
型のタイバーカットポンチおよびダイの形状について説
明する。尚 従来金型の機能部詳細図である図11にお
いて、(A)は半導体装置をタイバーカットダイにセッ
トした状態を示す平面図、(B)は(A)の矢印B方向
であるタイバーカットダイをアウターリード長手方向か
ら視た正面図であり、(C)は半導体装置・タイバーカ
ットポンチの位置関係を示す(A)の矢印C方向から視
た側面図である。
【0011】タイバーカットダイ23の切断側面は半導
体装置のリードフレーム29をセットするセット面38
に垂直かつストレートであり、ストレート部寸法はタイ
バーカットポンチ16とタイバーカットダイ23の噛み
合わせ量以上(例えば噛み合わせ量2mmに対してスト
レート部寸法2.2mm)である。また、タイバーカッ
トダイ溝部にはタイバーを切断したときに発生する切断
カス用逃げテーパー角33(例えば3〜6度)を有して
いる。
【0012】このテーパー角33は各櫛歯溝毎にアウタ
ーリードの幅方向に対をなすように設けられている。ま
た、ダイ櫛歯終端は半導体装置セット面に垂直かつスト
レートであり、タイバーカットポンチ16の先端形状は
フラットである。
【0013】次に、従来の金型におけるリードフレーム
からタイバーを切断する動作を説明する。
【0014】複数個の半導体装置32に形成されたリー
ドフレーム29が下型部に固定されたパイロットピン2
4により位置決めされる。プレスプラテン1が下降し、
ハンガーアダプター4を介し上型部が下降する。すると
パット枠10も下降する。パット枠10は、下レベルス
トッパー26に当たるまで下降する。
【0015】この位置がリードフレームクランプ位置で
あり、タイバー切断開始位置である。プレスプラテン1
がさらに下降すると、タイバーカットポンチ16がパッ
トおよびパット枠に保持されながら徐々に押し出され、
タイバーカットダイ23によりアウターリード間を連結
しているタイバーが切断され、切断カス36は、タイバ
ーカットダイ溝下部に押し込まれる。
【0016】上型部20の下降は上ハイトストッパー1
4が下ハイトストッパー25に接触あるいは指定した位
置まで行われ(こにときが金型の下死点である。)接触
したところで上型は上昇に転ずる)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の半
導体装置の製造に用いるタイバー切断金型では、タイバ
ーカットダイに切断カス逃げ用の逃げテーパー(例えば
3度から6度)を設け切断カスにかかる抵抗を徐々に減
少させながら、タイバーカットダイ溝下部から徐々に除
去する金型構造及び方式をとっていた。このため、タイ
バーカットダイ溝内に切断カスが詰まりやすく完全に詰
まってしまった場合には、下降しようとするタイバーカ
ットポンチが切断カスに衝突し下降できなくなり、瞬間
的に大きなストレスがかかり金型機能部(タイバーカッ
トポンチ16、タイバーカットダイ23、パット11)
を破損してしまうという問題があった。
【0018】本発明では、このような問題点を解決する
ためになされたもので、タイバー切断後のおける切断カ
スは1ショット乃至2ショットにて随時除去するように
構成し、タイバーカットダイ構内への切断カス詰まりを
防ぐことにより、機能部(タイバーカットポンチ16、
タイバーカットダイ23、パット11)破損を防止でき
るタイバーの切断金型を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
装置タイバー切断工程において下型部に対し上型部を油
圧プレスやモータープレスなどにより往復運動をさせ、
半導体装置のタイバー部を所望寸法の形状に切断するタ
イバー切断金型であり、下型部には封入済み半導体装置
のパッケージから導出するリードフレームを位置決めす
るパイロットピンと、半導体装置のパッケージより水平
かつ等ピッチに導出しているアウターリードを支持する
タイバーカットダイを有し、上型部には半導体装置の浮
き上がりを防止するための押さえパットと、前記アウタ
ーリード間を連結するタイバーを所望切断寸法に切断す
るタイバーカットポンチを有するタイバー切断金型にお
いて、下型部のタイバーカットダイの櫛歯溝形状の内側
面は、半導体装置のリードフレームをセットする上面に
対して垂直かつストレートのストレート部と、該ストレ
ート部の終端からリード長手方向に延びるテーパー部を
有して構成され、上面からのストレート部の寸法をタイ
バーカットポンチとタイバーカットダイの噛み合わせ量
までとし、これにより上型部が下降しタイバーカットポ
ンチとタイバーカットダイによりアウターリード間のタ
イバー部が切断され、この切断カスが逐次タイバーカッ
トダイの櫛歯溝下部からタイバーカットポンチにより押
し出され順次除去できるようにしたタイバー切断金型に
ある。前記テーパーの寸法はパッケージ端よりタイバー
終端までの長さより若干(0.2mmから0.5mm)
長いことが好ましい。そして、従来金型のように切断カ
ス逃げ用のテーパーを必用としないからこのテーパーは
形成されない。
【0020】このような本発明において、上型部と同時
にパット枠も下降しレベルストッパーに当たる。この時
点がリードフレームクランプ位置である。さらに、上型
部が下死点へ下降することによりタイバーカットポンチ
がバッキングプレート・ポンチプレートにより押し出さ
れアウターリード間を連結するタイバーを切断し、タイ
バーカットダイ溝下部よりタイバーカットポンチにより
切断カスは速やかに排出され下死点に至る。下死点に達
した上型部は次の瞬間(任意時間停止後、例えば0.5
sec)には上昇に転じる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を説明す
る。
【0022】図1は本発明の実施の形態のタイバー切断
金型の正面断面図であり、図2は図1の側面部分断面図
である。図1及び図2において、先に説明した従来技術
の図9および図10と同一もしくは類似の箇所は同じ符
号を付してあるから、重複する説明はなるべく省略す
る。
【0023】すなわち上記各部品1〜18を有して上型
部20を構成している。定盤上に取り付けられた下ダイ
ホルダー21を有し、レベルストッパー26が取り付け
られ、本発明のタイバーカットダイ37が取り付けられ
ている。
【0024】そして下ダイホルダー21に下ハイトスト
ッパー25が固着され、上ハイストッパー14に対応し
ている。タイバーカットダイ37等にパイロットピン2
4が取り付けられ、リードフレームセット時の位置決め
を行う。また、メインガイドポスト13はダイホルダー
21に、ストリッパーガイドピン15はポンチプレート
9に固着されている。
【0025】上記各部品21、22、24〜27、37
により本発明の下金型部39を構成している。
【0026】次に部分詳細図の図3を参照して,本発明
の実施の形態の金型のタイバーカットポンチおよびダイ
の形状について説明する。尚、本発明の実施の形態の金
型の機能部詳細図である図3において、(A)は半導体
装置をタイバーカットダイにセットした状態を示す平面
図、(B)は(A)の矢印B方向であるタイバーカット
ダイをアウターリード長手方向から視た正面図であり、
(C)は半導体装置とタイバーカットダイおよびタイバ
ーカットポンチに位置関係を示す図であり、(A)の矢
印C方向から視た部分側断面図である。
【0027】タイバーカットダイ37は図3(B)に示
すように半導体パッケジをセットする面に垂直かつスト
レート形状であり切断カス逃げ用テーパーを有さないよ
うに構成されている。
【0028】一方、図3(C)に示すように、タイバー
カットダイ37の櫛歯ストレート部35の寸法30はタ
イバーカットポンチ16との噛み合わせ量30であり、
すなわちタイバーカットポンチ16の下降ストローク長
と同じであり、半導体装置のセット面38、すなわちセ
ットされたリードフレームの下面から、最大2mmであ
ることが実用上好ましい。また、ストレート部終端、す
なわちストレート部35の下端からアウターリード長手
方向にテーパー(例えば、45度)を有し、テーパー寸
法は半導体パッケージのモールド際からタイバー終端ま
での長さに若干の距離(例えば0.2〜0.5mm)を
加えたものとすることが実用上好ましい。
【0029】次に、上記タイバーカットポンチ16とタ
イバーカットダイ37の動作関係を図4乃至図6を参照
して説明する。尚、図面が煩雑になるのを避けるため
に、図4乃至図6においてリードフレームを含む半導体
装置の図示を省略している。また上型部20はその下側
の部分のみを図示してある。
【0030】図4は、上型部20が油圧プレスやモータ
ープレスなどにより往復運動する前の状態、つまり金型
上死点の位置である。この位置が、上型下降開始位置お
よび上昇停止位置である。
【0031】この図4の位置から上型部20を下降さ
せ、図5に示すようにパット枠10がレベルスットパー
26(図2)に当たる。この位置がリードフレームクラ
ンプ位置である。
【0032】続いて、上型部20がさらに下降すると上
下動可能に取り付けたパット枠10からタイバーカット
ポンチ16がパット枠10により、図6に示すように、
徐々に押し出されアウターリード間を連結するタイバー
を切断する。
【0033】この位置がタイバーカットを行う位置であ
る。そして図6の状態でタイバー切断が完了した状態か
ら切断カスの排出動作は開始している。タイバー切断後
さらにタイバーカットポンチは下降しタイバーカットポ
ンチに押されながらタイバーカットダイ櫛歯間を通り下
部より随時排出される。
【0034】切断カスを上型部の下降は下ハイトストッ
パー25に上ハイストッパー14が接触するまで行われ
る。つまり上型部20の下降はハイスットパー接触時お
よび任意に点到達(金型下死点)するまで行われる。下
死点に到達した上型部は、任意時間停止した次の瞬間に
は上昇を始め図4の上死点で停止する。
【0035】尚、上記実施の形態では特にタイバーカッ
トポンチ16とタイバーカットダイ37のセット数は設
定しなかったが、タイバーカットを行うとする辺の数だ
け設定できる。
【0036】次に本実施の形態の効果のついて述べる。
タイバーカットダイのストレート部寸法がポンチとダイ
の噛み合わせ量迄あるため、タイバーカットポンチによ
り切断された切断カスは随時排出されダイ櫛歯間にカス
詰まりの発生する確率は低減されるため、金型破損が防
止できる。またタイバーカットダイ形状もストレートで
いいため、加工が簡単に出来従来に比べて安価になる。
【0037】これまで説明したタイバー切断金型は単能
型(L/F自動送り機構無し)に付いているが、切断カ
ス詰まりを防止する本発明のタイバーカットダイ形状
は、自動機用の金型(L/F自動送り機構有り)につい
ても同様の効果が得られる。
【0038】上記実施の形態におけるパット11は例え
ば図7(A)に示すような平面形状のパット11Aであ
り、図7(B)は このパット11Aとタイバーカット
ポンチ16との関係を示す拡大側断面図である。
【0039】図8(A)は実施の形態のパット11とし
ての改良されたパット11Bの平面形状を示す平面図で
あり、図8(B)はこのパット11Bとタイバーカット
ポンチ16との関係を示す拡大側断面図である。
【0040】図8で一番特徴的であるのはタイバーカッ
トポンチをガイドするパットおよびタイバーカットダイ
の櫛歯部根元形状が、図7(B)に示すようにR状では
なく、図8(B)に示すようにストレートにて構成され
ていることである。
【0041】この構造のパットおよびダイを用いること
により、ポンチの繰り返し位置精度が向上するとともに
切断されたカスが常にポンチにより押し出されるため切
断カス排出位置や回数が安定する。
【0042】図7において、ポンチ両側面のみでガイド
しているからポンチ下降時にポンチがアウターリード方
向に逃げようとするためポンチ下降終了時の位置にバラ
付きが生じてしまい、また余分な隙間があるため切断カ
スがズレて噛み込むおそれが生じる場合、図8に示すパ
ット・ダイではダイの櫛歯部は半導体パッケージのモー
ルド際からタイバー終端までの長さに若干の距離(0.
2〜0.5mm程度)を加えた寸法にしているため、何
らかの原因で切断カスがポンチ保持中(カス排出中)に
ずれたとしても常にポンチと接触していることと、ポン
チを3辺にてガイドしているため切断カスは垂直に押し
出され排出位置にバラ付きを起こさず常に同じ位置・回
数にてスムーズに排出される。
【0043】
【発明の効果】以上にように、本発明における半導体装
置に用いるタイバー切断金型は、半導体パッケージのタ
イバー部を切断するタイバーカットポンチとタイバーカ
ットダイを有し、タイバーカットダイ溝部は半導体パッ
ケージをセットする面に垂直かつストレートであり、切
断カス逃げ用テーパーを有さず、タイバーカットダイの
櫛歯ストレート部寸法をタイバーカットポンチとの噛み
合わせ量(好ましくは最大2mm)迄とし、ストレート
部終端からアウターリード長手方向にテーパー(例え
ば、45°)を有し、テーパーは半導体パッケージのモ
ールド際から各アウターリードを連結するタイバーの終
端までの長さに若干の距離(例えば、0.2mm〜0.
5mm)を加えた形状になるよう構成することにより、
タイバーカットストレート部寸法はタイバーカットポン
チタイバーカットダイとの噛み合わせ量しかないため、
切断された切断カスはタイバーカットポンチにて随時押
し出し除去(1ショットまたは2ショット)を行うた
め、切断カス詰まりを防ぐことが出来る。また、金型破
損による生産ラインの停止を防止できるとともに、加工
コスト低下させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のタイバー切断金型を示す
正面断面図である。
【図2】図1の側面断面図である。
【図3】本発明における金型の機能部詳細図であり、
(A)は半導体装置をタイバーカットダイにセットした
状態を示す平面図、(B)は(A)の矢印B方向である
タイバーカットダイをアウターリード長手方向から視た
正面図であり、(C)は半導体装置・タイバーカットポ
ンチの位置関係を示す(A)の矢印C方向から視た側面
図である。
【図4】本発明において上型部が下降した一連の動作の
うち上型部原点(上死点)時を示す部分断面図である。
【図5】本発明において上型部が下降した一連の動作の
うちパット枠がレベルストッパに接触した状態を示す部
分断面図である。
【図6】本発明において上型部が下降した一連の動作の
うちタイバーカットポンチによりタイバーがカットされ
切断カスがタイバーカットポンチによりタイバーカット
ダイ溝下部から排出され始まる状態を示す部分断面図で
ある。
【図7】本発明の実施の形態のタイバー切断金型に用い
られているパットの一例を示す平面図(A)およびパッ
トとタイバーカットポンチとの位置関係を示す拡大側断
面図(B)である。
【図8】本発明の実施の形態のタイバー切断金型に用い
られているパットの他の例を示す平面図(A)およびパ
ットとタイバーカットポンチとの位置関係を示す拡大側
断面図(B)である。
【図9】従来金型の正面断面図である。
【図10】図9の側面断面図である。
【図11】従来金型の機能部詳細図であり、(A)は半
導体装置をタイバーカットダイにセットした状態を示す
平面図、(B)は(A)の矢印B方向であるタイバーカ
ットダイをアウターリード長手方向から視た正面図であ
り、(C)は半導体装置・タイバーカットポンチの位置
関係を示す(A)の矢印C方向から視た側面図である。
【符号の説明】
1 プレスプラテン 2 シャンク 3 ポンチホルダー 4 ハンガーアダプター 5 プラグ 6 スプリング 7 ストリッパーボルト 8 バッキングボルト 9 ポンチプレート 10 パット枠 11、11A、11B パット 12 メインガイドブッシュ 13 メインガイド 14 上ハイトストッパー 15 ストリッパガイドピン 16 タイバーカットポンチ 17 ポンチプレート入子 18 ミス検出ピン 19 切断カス排出口 20 上型部 21 下ダイホルダー 22 ダイ枠 23 タイバーカットダイ 24 パイロットピン 25 下ハイストッパー 26 レベルストッパー 27 ストリッパーガイドブッシュ 28 下型部 29 リードフレーム(アウターリード) 30 噛み合わせ量 31 テーパー 32 半導体装置 33 カス逃げ用テーパー角 34 タイバー 35 タイバーカットダイ37の垂直(ストレート)
部 36 切断カス 37 タイバーカットダイ 38 半導体装置セット面 39 下型

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置タイバー切断工程において下
    型部に対し上型部を油圧プレスやモータープレスなどに
    より往復運動をさせ、半導体装置のタイバー部を所望寸
    法の形状に切断するタイバー切断金型であり、下型部に
    は封入済み半導体装置のパッケージから導出するリード
    フレームを位置決めするパイロットピンと、半導体装置
    のパッケージより水平かつ等ピッチに導出しているアウ
    ターリードを支持するタイバーカットダイを有し、上型
    には半導体装置の浮き上がりを防止するための押さえ
    パットと、前記アウターリード間を連結するタイバーを
    所望切断寸法に切断するタイバーカットポンチを有する
    タイバー切断金型において、 下型部のタイバーカットダイの櫛歯溝形状の内側面は、
    半導体装置のリードフレームをセットする上面に対して
    垂直かつストレートのストレート部と、該ストレート部
    の終端からリード長手方向に延びるテーパー部を有して
    構成され、上面からのストレート部の寸法をタイバーカ
    ットポンチとタイバーカットダイの噛み合わせ量までと
    し、これにより上型部が下降しタイバーカットポンチと
    タイバーカットダイによりアウターリード間のタイバー
    部が切断され、この切断カスが逐次タイバーカットダイ
    の櫛歯溝下部からタイバーカットポンチにより押し出さ
    れ順次除去できるようにしたことを特徴とするタイバー
    切断金型。
  2. 【請求項2】 前記テーパーの寸法はパッケージ端より
    タイバー終端までの長さより長いことを特徴とする請求
    項1記載のタイバー切断金型。
JP10521096A 1996-04-25 1996-04-25 タイバー切断金型 Expired - Lifetime JP2734446B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10521096A JP2734446B2 (ja) 1996-04-25 1996-04-25 タイバー切断金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10521096A JP2734446B2 (ja) 1996-04-25 1996-04-25 タイバー切断金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09293816A JPH09293816A (ja) 1997-11-11
JP2734446B2 true JP2734446B2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=14401310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10521096A Expired - Lifetime JP2734446B2 (ja) 1996-04-25 1996-04-25 タイバー切断金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2734446B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3741995B2 (ja) 2001-10-31 2006-02-01 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置の樹脂封止後におけるタイバーの除去装置及び方法、並びに半導体装置の製造方法
JP2008232829A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Hitachi High-Technologies Corp 分注用ノズルチップ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09293816A (ja) 1997-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3564288B2 (ja) 半導体パッケージのタイバー切断装置
KR102024522B1 (ko) 리드 가공 장치 및 그것을 이용하여 제조된 반도체 장치
CN211330914U (zh) 一种钣金件切边用模具
JP2734446B2 (ja) タイバー切断金型
KR200494199Y1 (ko) 프레스 금형용 무동력 스크랩 제거장치
CN1162959C (zh) 电子零部件的制造方法及其装置
JP3918907B2 (ja) バリ取り工具
CN210334796U (zh) 一种管材激光切割机床
CN208162432U (zh) 冲孔、侧冲孔、分离复合模具
JPH10233477A (ja) タイバー切断金型
CN114473609A (zh) 一种棒材用蟹型自动爬升治具、方法及上料设备
CN107971570B (zh) 铝型材生产线的锯切装置的可翻转台面
JPH1126669A (ja) タイバー切断金型
CN221064265U (zh) 一种铜钉加工用成型装置
JP2575841Y2 (ja) プレス型
CN218310347U (zh) 一种冲压模具
CN220065645U (zh) 芯片条带次品切除装置
JP2949891B2 (ja) ワイヤボンディング方法
CN216913078U (zh) 一种棒材用蟹型自动爬升治具及上料设备
CN216263180U (zh) 一种led灯头中线剪线折线机构
KR102321345B1 (ko) 좁은 홀 제조 장치 및 방법
JP3285943B2 (ja) プレス加工機の制御方法
JPH0515388Y2 (ja)
JP3085657U (ja) 切りかす上がり対策を施したタイバーカットダイ構造
JPH09134988A (ja) 半導体装置製造用金型装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971125