JPH0515388Y2 - - Google Patents

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JPH0515388Y2
JPH0515388Y2 JP1986118404U JP11840486U JPH0515388Y2 JP H0515388 Y2 JPH0515388 Y2 JP H0515388Y2 JP 1986118404 U JP1986118404 U JP 1986118404U JP 11840486 U JP11840486 U JP 11840486U JP H0515388 Y2 JPH0515388 Y2 JP H0515388Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、加工の終了した製品を押し上げる
とともに摺動落下させる製品搬出エジエクタに関
し、例えばプレスによるトリミングの終了した製
品をシユータに向けて落下させる場合などに使用
されるエジエクタに関するものである。
従来の技術 この種のエジエクタとして例えば第6図、第7
図に示すものが知られている。これらの図に示す
エジエクタは、剪断加工を行なうプレス型の下型
に組込んだものである。
第6図に示すエジエクタは、基体部すなわち昇
降バー17の中間部をエアシリンダ18のロツド
の上端部に回動自在に連結するとともに、昇降バ
ー17の一端部と下型19における所定の固定部
とをリンク20によつて連結しておき、エアシリ
ンダ18のロツドを伸ばすことにより、昇降バー
17を上昇させて製品を押し上げ、かつ所定スト
ローク上昇した時点で、前記リンク20により昇
降バー17の一端部の上昇が規制され、その結
果、昇降バー17が第6図に鎖線で示すように回
動傾斜し、下型19の外側に設置したシユータ2
1に向けて製品を摺動落下させる構成である。
また第7図に示すエジエクタは、略V字状のア
ーム部材22をその一方の部材22aが略垂直と
なるように下型23に取付けてなり、該一方の部
材22aの上端部に載置台(第6図の昇降バー1
7に相当する)24が一体的に形成され、また他
方の部材22bの端部に回動装置25が連結され
ている。回動装置25によりアーム部材22が第
7図の鎖線に示すように回動されると、載置台2
4が回動傾斜して製品が押し上げられ、下型23
の外側に設けたシユート26に向けて摺動落下す
る。
考案が解決しようとする問題点 第6図、第7図に示す従来の製品搬出エジエク
タを剪断加工を行なうプレス型に組込んだ場合に
は、上型あるいは上刃との干渉を避けるためにシ
ユータ21,26をプレス型からある程度離して
設置しなければならない。しかし、第6図に示す
製品搬出エジエクタでは、昇降バー17が上昇し
てその上昇位置で回動するだけであるから、昇降
バー17とシユータ21との間にはどうしても隙
間bが生じ、このため製品が昇降バー17の端部
とシユータ21との間で落下したり、あるいは製
品がシユータ21の端部に突き当つて反転したり
する等の問題があつた。
これに対し、第7図に示す製品搬出エジエクタ
では、アーム部材22により載置台24が上昇す
るに伴つてシユータ26側に接近するようにして
回動し傾斜するため、載置台24とシユータ26
との間の隙間bは第6図に示すものよりも狭くで
きるが、剪断加工時に生ずるスクラツプが落下す
る側にアーム部材22の他方の部材22bが位置
する機構であるため、該スクラツプの処理が困難
となる問題があつた。また、作動開始時より載置
台24が回動するため、凹部が深い製品の場合、
製品を下型23から外すことが困難となるか、全
く不可能となる問題があつた。
この考案は上述した問題点を解消し、製品の形
状を問わず、確実にシユータに送り渡すことがで
き、またスクラツプの処理に支障が生じることの
ない製品搬出エジエクタを提供することを目的と
したものである。
問題点を解決するための手段 上記課題を解決するためにこの考案は、垂直脚
部上端の水平部の先端側に製品を載せる載置部を
設けたエジエクタバーが、所定の駆動源によつて
昇降動作するよう設けられるとともに、その垂直
脚部の下端側に2個のカムフオロアが上下方向に
リンクして設けられ、その2個のカムフオロアを
移動自在に係合させたカム溝が、上下方向を向く
垂直部とその垂直部の上端側で斜めに屈曲した屈
曲部とから形成され、前記上側のカムフオロアが
カム溝のうち前記屈曲部に入ることによりエジエ
クタバーが回動してその載置部が下降するよう構
成されていることを特徴としている。
作 用 この考案によれば、駆動源によつてホルダープ
レートを上昇させると、このホルダープレートに
よつてエジエクタバーが上昇する。エジエクタバ
ーの上昇動作は、カムフオロアとカム溝との係合
により規制され、初めは垂直上昇する。そして、
エジエクタカバーが所定高さ位置まで垂直上昇し
た時点(製品が製品加工装置の型から外れた時
点)で、ホルダープレートとの連結部を支点とし
て製品シユート側に回動しつつ上昇する。すなわ
ち、製品を製品加工装置から外して製品シユート
側に接近しながら下降する。カムフオロアがカム
溝の端部まで移動すると載置部が製品シユートに
最も接近し、また載置部の下向きの傾斜角度が最
も大きくなり、製品が該載置部から製品シユート
に滑り落ちる。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図ないし第3図は、剪断加工を行なうプレ
ス型に適用した一例を示している。第1図中符号
1はエアシリンダで、プレス型の下型2(第2図
参照)の近傍に配置した固定部材3に取付けられ
ている。このエアシリンダ1のシリンダロツド1
aにはホルダープレート4の水平部4aが固定さ
れている。この水平部4aと前記固定部材3には
ガイド部材5(水平部4aに垂直状態で固定され
た案内ロツド5bと、該案内ロツド5bを支持し
て固定部材1に固定されたリニアー軸受5aとか
らなる。)が設けられていて、エアシリンダ1に
よりホルダープレート4を水平状態で昇降動作す
るようになつている。
製品10を載せるエジエクタバー6は、第2図
に示すように、下型2のスクラツプ10aが排出
される側と反対側(第2図の左側)に配置され
て、スクラツプ10aの排出の邪魔にならないよ
うになつている。このエジエクタバー6は、第4
図に示すように逆L字状に形成されて、垂直脚部
6aと水平部6bからなり、垂直脚部6aの一方
の面の下端部にブロツク7(第1図参照)が固定
され、このブロツク7が第1図、第3図に示すよ
うにピン8を介して前記ホルダープレート4の端
部に設けた垂直部4bの下端外面に回動可能に連
結されている。垂直脚部6aの他方の面の下端部
側には、第1図、第4図に示すように、軸線方向
に距離をおいてカムフオロア9a,9bが設けら
れている。下方に位置するカムフオロア9bと前
記ピン8とは同一水平軸線上に位置している(第
1図参照)。また、水平部6bは、第2図に示す
ように、下型2の外側に設置された製品シユート
11側に延び、その端部に製品10を載せる載置
部12が設けられている。この載置部12は、第
2図の鎖線に示す状態となつたとき、製品10が
滑り落ちるように形成されている。
一方、下型2(第2図参照)には、前記カムフ
オロア9a,9bが係合するカム溝13を有した
溝ブロツク14が固定されている。このカム溝1
3は、第5図に示すように、垂直溝部13aとそ
の上端からほぼく字形に斜め上方に延びる傾斜溝
部13bとから形成されている。ここで、垂直溝
部13aは、該垂直溝部13aに沿つて移動する
エジエクタバー6が下型2から製品10を完全に
外す長さに設定されている。また、傾斜溝部13
bはカムフオロア9a,9b間の間隔とほぼ等し
い長さに設定されて、上方のカムフオロア9aが
傾斜溝部13bの端部まで移動したとき、下方の
カムフオロア9bが垂直溝部13aと傾斜溝部1
3bとの境界部に位置するようになつている(第
2図の鎖線参照)。この実施例では、第2図に示
す鎖線の状態のときに載置部12が製品シユート
11の切欠部11aに入り込んで、第6図、第7
図に示すような隙間bが生じない。
なお、剪断加工時に生じた製品10のスクラツ
プ10aは、第2図に示すように、製品シユート
11の下方位置に該製品シユート11と平行に設
けたスクラツプシユート15から排出される。
第2図中2aは下型2に設けた下刃、16は上
型、16aは該上型16に設けた上刃である。
上記実施例では、剪断加工が終了すると、エア
シリンダ1が動作してホルダープレート4を上昇
させる。ホルダープート4の上昇に伴いエジエク
タバー6がカム溝13に沿つて垂直状態で上昇
し、載置部12が製品10を下型2から外す。カ
ムフオロア9aが傾斜溝部13b内に移動する
と、エジエクタバー6が上昇しつつピン8(カム
フオロア9b)を支点として回動し、載置部12
が円弧状の軌跡を描いて下降し、製品シユート1
1に接近する。カムフオロア9aが傾斜溝部13
bの端部まで移動するとエアシリンダ1が停止
し、製品10は下向きに傾斜した載置部12から
製品シユート11上に滑り落ちる。この作業が終
了すると、エアシリンダ1が再び動作して、ホル
ダープレート4を下降させ、これに伴いエジエク
タバー6が元の位置(第2図の実線に示す状態)
にもどり、再び同様の操作を繰り返す。
また、駆動源としてエアシリンダ1を用いた
が、油圧シリンダ等を使用してもよい。
考案の効果 以上説明したようにこの考案によれば、垂直脚
部上端の水平部に製品を載せる載置部を設けたエ
ジエクタバーを用い、そしてこのエジエクタバー
をカム機構により初めは垂直に上昇させ、所定高
さ位置で垂直脚部の下端を支点として製品シユー
ト側に回動させるように構成したので、深い凹部
を有した製品にも適用でき、また載置部を製品シ
ユート側に可及的に接近させることが可能で、製
品を確実に製品シユートに送ることができる。ま
た、スクラツプの排出される側にエジエクタバー
を配置しなくてもすむ機構であるから、スクラツ
プの処理に支障が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は製品加工装置を省略して示し
た正面図、第2図は駆動源等を省略して示した側
面図、第3図は平面図、第4図はエジエクタバー
の側面図、第5図は溝ブロツクの側面図であり、
また第6図は従来のエジエクタを示す断面図、第
7図は従来の別のエジエクタを示す断面図であ
る。 1……駆動源(エアシリンダ)、2……製品加
工装置(下型)、4……ホルダープレート、6…
…エジエクタバー、6a……垂直脚部、6b……
水平部、8……ピン、9a,9b……カムフオロ
ア、10……製品、11……製品シユート、12
……載置部、13……カム溝、14……溝ブロツ
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直脚部上端の水平部の先端側に製品を載せる
    載置部を設けたエジエクタバーが、所定の駆動源
    によつて昇降動作するよう設けられるとともに、
    その垂直脚部の下端側に2個のカムフオロアが上
    下方向にリンクして設けられ、その2個のカムフ
    オロアを移動自在に係合させたカム溝が、上下方
    向を向く垂直部とその垂直部の上端側で斜めに屈
    曲した屈曲部とから形成され、前記上側のカムフ
    オロアがカム溝のうち前記屈曲部に入ることによ
    りエジエクタバーが回動してその載置部が下降す
    るよう構成されていることを特徴とする製品搬出
    用エジエクタ。
JP1986118404U 1986-08-01 1986-08-01 Expired - Lifetime JPH0515388Y2 (ja)

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Citations (1)

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JPS5039902U (ja) * 1973-08-10 1975-04-23

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JPS5814016Y2 (ja) * 1979-02-26 1983-03-18 トヨタ自動車株式会社 型成形品払出し装置

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JPS5039902U (ja) * 1973-08-10 1975-04-23

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