JP2733694B2 - 射出成形機の操作ガイダンス付制御装置 - Google Patents
射出成形機の操作ガイダンス付制御装置Info
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- JP2733694B2 JP2733694B2 JP1192345A JP19234589A JP2733694B2 JP 2733694 B2 JP2733694 B2 JP 2733694B2 JP 1192345 A JP1192345 A JP 1192345A JP 19234589 A JP19234589 A JP 19234589A JP 2733694 B2 JP2733694 B2 JP 2733694B2
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- JP
- Japan
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- data
- molding machine
- injection molding
- comparison
- control device
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は射出成形機の操作性と運用効率の向上に係る
もので、特に制御パラメータを多数有している射出成形
機に好適な操作ガイダンス付制御装置に関するものであ
る。
もので、特に制御パラメータを多数有している射出成形
機に好適な操作ガイダンス付制御装置に関するものであ
る。
＜従来の技術＞ 最近の射出成形機ではプログラム射出による制御方式
が広く採用され、成形品やその原材料に応じて適切に射
出成形機を稼働させるために多数のパラメータがオペレ
ータによって操作できるようになっている。
が広く採用され、成形品やその原材料に応じて適切に射
出成形機を稼働させるために多数のパラメータがオペレ
ータによって操作できるようになっている。
＜発明が解決しようとする課題＞ 前述のようにプログラム射出を用いた制御方式では、
成形条件設定の自由度が大きくなる反面、制御対象とな
るパラメータが多くなるため、オペレータが夫々のパラ
メータの特性や相互関連性を考慮しながら成形機の操作
をする必要がある。この為オペレータはパラメータ設定
値を常に把握しながら成形機を運転せねばならず、最適
な成形条件を割出す際に障害となっている。このことは
成形機の制御装置の操作性や成形機の運用効率を向上さ
せる上で問題となっている。
成形条件設定の自由度が大きくなる反面、制御対象とな
るパラメータが多くなるため、オペレータが夫々のパラ
メータの特性や相互関連性を考慮しながら成形機の操作
をする必要がある。この為オペレータはパラメータ設定
値を常に把握しながら成形機を運転せねばならず、最適
な成形条件を割出す際に障害となっている。このことは
成形機の制御装置の操作性や成形機の運用効率を向上さ
せる上で問題となっている。
本発明の目的は、上述した成形機の制御装置に関する
問題を解決するため、成形機の制御装置内に操作内容の
有効性を判定するための比較データ記憶手段と、比較・
判定手段を設けてオペレータの行なう操作内容をチェッ
クするとともに、必要に応じて操作内容の変更を指示す
ることにより、オペレータが状況に適した操作を選定す
ることができる成形機の操作ガイダンス付制御装置を提
供するにある。
問題を解決するため、成形機の制御装置内に操作内容の
有効性を判定するための比較データ記憶手段と、比較・
判定手段を設けてオペレータの行なう操作内容をチェッ
クするとともに、必要に応じて操作内容の変更を指示す
ることにより、オペレータが状況に適した操作を選定す
ることができる成形機の操作ガイダンス付制御装置を提
供するにある。
＜課題を解決するための手段＞ 前述の目的を達成するため、本発明は射出成形機の運
転操作用の制御装置において、 射出成形機オペレータにより入力された制御指令デー
タを記憶する比較データ記憶手段と、 前記入力された制御指令が無効と見なされた場合の対
処操作や代替操作を記憶する操作データ記憶手段と、 前記制御装置や射出成形機各部の状態及び成形品やそ
の原材料の状態を検知する検知手段と、 前記制御装置や射出成形機各部の状態及び成形品やそ
の原材料の状態をオペレータにより入力する状態入力手
段と、 前記比較データ記憶手段に記憶された内容と、 前記検知手段又は前記状態入力手段によって得られた
データを比較し、入力された前記制御指令の有効、無
効、或いは注意を判定する比較・判定手段を有し、 前記比較・判定手段によって入力された前記制御指令
が無効又は注意を要すると判定された場合、前記比較デ
ータ記憶手段に記憶された判定結果データや、前記操作
データ記憶手段に記憶された操作データを出力する装置
とした、また前記比較データ記憶手段は、前記制御装置
および射出成形機の構造および機能に関するデータを記
憶する構造・機能データ部と、 前記射出成形機によって生成・加工される成形品やその
原材料に関するデータを記憶する成形品・材料データ部
と、 過去に行なわれた操作と該操作による状態変化に関す
るデータを記憶する経歴データ部からなる装置とした。
転操作用の制御装置において、 射出成形機オペレータにより入力された制御指令デー
タを記憶する比較データ記憶手段と、 前記入力された制御指令が無効と見なされた場合の対
処操作や代替操作を記憶する操作データ記憶手段と、 前記制御装置や射出成形機各部の状態及び成形品やそ
の原材料の状態を検知する検知手段と、 前記制御装置や射出成形機各部の状態及び成形品やそ
の原材料の状態をオペレータにより入力する状態入力手
段と、 前記比較データ記憶手段に記憶された内容と、 前記検知手段又は前記状態入力手段によって得られた
データを比較し、入力された前記制御指令の有効、無
効、或いは注意を判定する比較・判定手段を有し、 前記比較・判定手段によって入力された前記制御指令
が無効又は注意を要すると判定された場合、前記比較デ
ータ記憶手段に記憶された判定結果データや、前記操作
データ記憶手段に記憶された操作データを出力する装置
とした、また前記比較データ記憶手段は、前記制御装置
および射出成形機の構造および機能に関するデータを記
憶する構造・機能データ部と、 前記射出成形機によって生成・加工される成形品やその
原材料に関するデータを記憶する成形品・材料データ部
と、 過去に行なわれた操作と該操作による状態変化に関す
るデータを記憶する経歴データ部からなる装置とした。
＜作用＞ 射出成形機のオペレータにより制御指令が比較・判定
手段に入力されると、同時に比較・判定手段に取込まれ
た比較データ記憶手段に記憶された内容と、検知手段又
は状態入力手段によって得られたデータを比較し、入力
された制御指令が無効又は注意を要すると判定された場
合、比較データ記憶手段に記憶された判定結果データ
や、操作データ記憶手段に記憶された操作データを出力
する。
手段に入力されると、同時に比較・判定手段に取込まれ
た比較データ記憶手段に記憶された内容と、検知手段又
は状態入力手段によって得られたデータを比較し、入力
された制御指令が無効又は注意を要すると判定された場
合、比較データ記憶手段に記憶された判定結果データ
や、操作データ記憶手段に記憶された操作データを出力
する。
＜実施例＞ 本発明の実施例を第１図〜第５図を用いて説明する。
第１図は、射出成形機の操作ガイダンス付制御装置の
全体構成図である。この実施例は制御対象機械である射
出成形機70と射出成形機70をユーザインタフェース40を
介して操作するオペレータ80と成形品／原材料90とオペ
レータ80が入力する操作データをチェックし、必要に応
じて操作データの変更を指示することにより、オペレー
タ80が状況に適した操作を選定することができる操作ガ
イダンス付制御装置１とから構成される。射出成形機70
は操作ガイダンス付制御装置１を有しており、この操作
ガイダンス付制御装置１はオペレータ80より入力された
操作データ及び射出成形機70や成形品／原材料90に関す
る状態データと比較データ記憶装置20に記憶されている
操作データ及び状態データとを比較する比較・判定装置
10、射出成形機70や成形品／原材料90に関する操作デー
タ、状態データ及び判定結果データとしての構造機能デ
ータ部21（射出速度とリリーフバルブとの関係等）、成
形品材料データ部22（バレル温度と成形品材料の流動性
との関係等）、及び経歴データ部23（射出速度と成形品
形状との関係等）を含む比較データ記憶装置20、構造機
能データ部21、成形品材料データ部22、経歴データ部23
に含まれる判定結果データに基づきオペレータ80に次の
操作を指示する操作データ記憶装置30、オペレータ80と
操作データのやりとりを行ない、射出成形機70や成形品
／原材料90に関する状態データを取り込む状態入力部41
を含むユーザインタフェース40、射出成形機70の樹脂温
度、スクリュー位置、射出圧力、型内圧等を検出する状
態検知部50、比較・判定手段10の判定にもとづき射出成
形機70へ制御指令を出力する射出成形機制御部60から構
成されている。
全体構成図である。この実施例は制御対象機械である射
出成形機70と射出成形機70をユーザインタフェース40を
介して操作するオペレータ80と成形品／原材料90とオペ
レータ80が入力する操作データをチェックし、必要に応
じて操作データの変更を指示することにより、オペレー
タ80が状況に適した操作を選定することができる操作ガ
イダンス付制御装置１とから構成される。射出成形機70
は操作ガイダンス付制御装置１を有しており、この操作
ガイダンス付制御装置１はオペレータ80より入力された
操作データ及び射出成形機70や成形品／原材料90に関す
る状態データと比較データ記憶装置20に記憶されている
操作データ及び状態データとを比較する比較・判定装置
10、射出成形機70や成形品／原材料90に関する操作デー
タ、状態データ及び判定結果データとしての構造機能デ
ータ部21（射出速度とリリーフバルブとの関係等）、成
形品材料データ部22（バレル温度と成形品材料の流動性
との関係等）、及び経歴データ部23（射出速度と成形品
形状との関係等）を含む比較データ記憶装置20、構造機
能データ部21、成形品材料データ部22、経歴データ部23
に含まれる判定結果データに基づきオペレータ80に次の
操作を指示する操作データ記憶装置30、オペレータ80と
操作データのやりとりを行ない、射出成形機70や成形品
／原材料90に関する状態データを取り込む状態入力部41
を含むユーザインタフェース40、射出成形機70の樹脂温
度、スクリュー位置、射出圧力、型内圧等を検出する状
態検知部50、比較・判定手段10の判定にもとづき射出成
形機70へ制御指令を出力する射出成形機制御部60から構
成されている。
この装置において操作ガイダンス付制御装置１はオペ
レータ80からユーザインタフェース40を介して射出成形
機70への操作データを比較・判定装置10に取込む。又入
力された操作データと比較データ記憶装置20に記憶され
たデータとを比較する際に必要とされる射出成形機70や
成形品／原材料90に関する状態データを、状態検知部50
又はユーザインタフェース40に組込まれた状態入力部41
を介して、比較・判定装置10に取込む。次に操作ガイダ
ンス付制御装置１は比較データ記憶装置20に記憶されて
いる操作データ及び状態データを比較・判定装置10に取
込む。比較・判定装置10では相方の操作データ、状態デ
ータの比較を行ない、オペレータ80から入力された操作
データの有効性を判定する。
レータ80からユーザインタフェース40を介して射出成形
機70への操作データを比較・判定装置10に取込む。又入
力された操作データと比較データ記憶装置20に記憶され
たデータとを比較する際に必要とされる射出成形機70や
成形品／原材料90に関する状態データを、状態検知部50
又はユーザインタフェース40に組込まれた状態入力部41
を介して、比較・判定装置10に取込む。次に操作ガイダ
ンス付制御装置１は比較データ記憶装置20に記憶されて
いる操作データ及び状態データを比較・判定装置10に取
込む。比較・判定装置10では相方の操作データ、状態デ
ータの比較を行ない、オペレータ80から入力された操作
データの有効性を判定する。
比較判定の結果、オペレータ80の入力した操作データ
が不適切であると判定された場合は、判定結果をユーザ
インタフェイス40を介してオペレータ80に示し、操作デ
ータの変更を促す。
が不適切であると判定された場合は、判定結果をユーザ
インタフェイス40を介してオペレータ80に示し、操作デ
ータの変更を促す。
また、オペレータ80の入力した操作データが有効であ
ると判定された場合には、射出成形機制御部60を介し射
出成形機70へ制御指令として出力する。以後、前に取込
んだ状態検知部50又は状態入力部41を介して得たデータ
を、必要に応じて比較データ記憶装置20内の経歴データ
部23に送りその内容を更新する。
ると判定された場合には、射出成形機制御部60を介し射
出成形機70へ制御指令として出力する。以後、前に取込
んだ状態検知部50又は状態入力部41を介して得たデータ
を、必要に応じて比較データ記憶装置20内の経歴データ
部23に送りその内容を更新する。
第２図は、第１図に示す比較データ記憶装置20の構造
・機能データ部21、成形品・材料データ部22および経歴
データ部23に記憶されたデータ内容の１例を示したもの
である。
・機能データ部21、成形品・材料データ部22および経歴
データ部23に記憶されたデータ内容の１例を示したもの
である。
第３図のフローチャートにより操作ガイダンス付制御
装置の処理過程を説明する。ここではオペレータ80から
の操作データ、及び状態データの取込み（102,103）を
行ない第２図に示す、構造・機能データ部21、成形品・
材料データ部22および経歴データ部23に記憶された、操
作データ及び状態データとオペレータ80からの操作デー
タ及び状態データの比較を行ない、オペレータ80から入
力された操作データの有効性（104）を判定する。比較
の結果をオペレータ80に示し（107）操作データの変更
を促すか、あるいは射出成形機70へ制御指令を出力した
後、経歴データ部23の更新処理（106）を行なう。
装置の処理過程を説明する。ここではオペレータ80から
の操作データ、及び状態データの取込み（102,103）を
行ない第２図に示す、構造・機能データ部21、成形品・
材料データ部22および経歴データ部23に記憶された、操
作データ及び状態データとオペレータ80からの操作デー
タ及び状態データの比較を行ない、オペレータ80から入
力された操作データの有効性（104）を判定する。比較
の結果をオペレータ80に示し（107）操作データの変更
を促すか、あるいは射出成形機70へ制御指令を出力した
後、経歴データ部23の更新処理（106）を行なう。
次に比較・判定処理過程についてデータの内容に注目
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
第４図は比較・判定処理フローを処理の過程で取扱わ
れるデータと共に示したフローチャート図である。以下
ユーザインタフェース40側のデータを英小文字、比較デ
ータ記憶装置20側のデータを英大文字で表わす。オペレ
ータ80の入力した操作内容は「制御パラメータａに対し
てｂの操作を行ない、その時のパラメータ値の変更量は
ｃ」の形を取り、これを操作データ（a,b,c）の形式で
表現する。また、成形時の射出成形機や成形品の状態は
「対象ｄの状態はｅである」の形を取り、これを状態デ
ータ（d,e）の形式で表現する。
れるデータと共に示したフローチャート図である。以下
ユーザインタフェース40側のデータを英小文字、比較デ
ータ記憶装置20側のデータを英大文字で表わす。オペレ
ータ80の入力した操作内容は「制御パラメータａに対し
てｂの操作を行ない、その時のパラメータ値の変更量は
ｃ」の形を取り、これを操作データ（a,b,c）の形式で
表現する。また、成形時の射出成形機や成形品の状態は
「対象ｄの状態はｅである」の形を取り、これを状態デ
ータ（d,e）の形式で表現する。
一方、比較データ記憶装置20に記憶された比較データ
Xi（ｉ＝１〜ｉ）は、操作データ（Ai,Bi,Ci）（ｉ＝１
〜ｉ）と一つないし複数の状態データ（Dij,（ｉ＝１〜
i,j＝１〜ｊ）の組合わせとその時の判定結果データFi
（ｉ＝１〜ｉ）から構成される。
Xi（ｉ＝１〜ｉ）は、操作データ（Ai,Bi,Ci）（ｉ＝１
〜ｉ）と一つないし複数の状態データ（Dij,（ｉ＝１〜
i,j＝１〜ｊ）の組合わせとその時の判定結果データFi
（ｉ＝１〜ｉ）から構成される。
比較・判定装置10では、まず、102,103でオペレータ8
0が実際に入力した操作データ（a,b,c）とその時の各種
の状態データ（dk,ek）（ｋ＝１〜ｋ）を取込み、比較
データ記憶装置20に記憶された比較データとの比較（20
1）を行なう。すなわち上記（a,b,c），（dk,ek）と比
較データXiの操作データ（Ai,Bi,Ci）、状態データ（Di
j,Eij）の各項目を照合することによって、比較が進め
られる。比較の結果、合致する比較データが比較データ
記憶装置20に無ければ、オペレータ80の入力した操作デ
ータに問題がないと見なし、操作データを射出成形機制
御部60へ出力（203）する。
0が実際に入力した操作データ（a,b,c）とその時の各種
の状態データ（dk,ek）（ｋ＝１〜ｋ）を取込み、比較
データ記憶装置20に記憶された比較データとの比較（20
1）を行なう。すなわち上記（a,b,c），（dk,ek）と比
較データXiの操作データ（Ai,Bi,Ci）、状態データ（Di
j,Eij）の各項目を照合することによって、比較が進め
られる。比較の結果、合致する比較データが比較データ
記憶装置20に無ければ、オペレータ80の入力した操作デ
ータに問題がないと見なし、操作データを射出成形機制
御部60へ出力（203）する。
また、比較の結果、合致する比較データXmatch（ここ
でmatchとは相方のデータが一致したことを示す略号で
ある）が比較データ記憶装置20にあればその判定結果デ
ータFmatchをオペレータ80に対してユーザインタフェー
ス40を介して出力する。なお合致した比較データが構造
・機能データ又は成形品・材料データである場合で、か
つ、Fmatchに対応する操作データYmatchが操作データ記
憶装置30に存在すれば、YmatchをFmatchと併せて出力す
る（107）。
でmatchとは相方のデータが一致したことを示す略号で
ある）が比較データ記憶装置20にあればその判定結果デ
ータFmatchをオペレータ80に対してユーザインタフェー
ス40を介して出力する。なお合致した比較データが構造
・機能データ又は成形品・材料データである場合で、か
つ、Fmatchに対応する操作データYmatchが操作データ記
憶装置30に存在すれば、YmatchをFmatchと併せて出力す
る（107）。
次に、第５図を用いて経歴データ部の更新処理につい
て経歴データ部23に対する経歴データの追加更新処理フ
ローを説明する。
て経歴データ部23に対する経歴データの追加更新処理フ
ローを説明する。
第３図の経歴データ更新処理（106）に示すようにオ
ペレータ80の行なった操作データに問題が認められなか
った場合、301で比較・判定装置10は射出成形機制御部6
0を通して射出成形機70に指令を与え、射出成形動作を
行ったオペレータ80に対して成形の判定結果についての
問合わせを行なう。問合わせの結果、オペレータ80の行
なった操作により何らかの異常や不都合が生じていた時
は、その時の操作データ、状態データおよび判定結果に
関するデータを所定の形式に直し、経歴データ部23に追
加する（304）。
ペレータ80の行なった操作データに問題が認められなか
った場合、301で比較・判定装置10は射出成形機制御部6
0を通して射出成形機70に指令を与え、射出成形動作を
行ったオペレータ80に対して成形の判定結果についての
問合わせを行なう。問合わせの結果、オペレータ80の行
なった操作により何らかの異常や不都合が生じていた時
は、その時の操作データ、状態データおよび判定結果に
関するデータを所定の形式に直し、経歴データ部23に追
加する（304）。
ここでXnewでのnewとは新しい経歴データを示す略号
である。
である。
また、追加される経歴データは一連の操作において無
駄な操作の繰返しを防止するためのものであり、経歴デ
ータ部23への記憶の期間は短期であっても差し支えな
い。
駄な操作の繰返しを防止するためのものであり、経歴デ
ータ部23への記憶の期間は短期であっても差し支えな
い。
なお、射出成形機やその制御機構の変更や新種の樹脂
の使用などにより、又、射出成形機によって生産される
成形品の類型により比較データ記憶装置20又は操作デー
タ記憶装置30に記憶された内容を更新する必要が生じる
ことがあり得る。
の使用などにより、又、射出成形機によって生産される
成形品の類型により比較データ記憶装置20又は操作デー
タ記憶装置30に記憶された内容を更新する必要が生じる
ことがあり得る。
このため、比較データ記憶装置20又は操作データ記憶
装置３に対する編集手段や、ICカード、フロッピディス
クなどの補助記憶媒体を用いた入出力手段を付加しても
よい。
装置３に対する編集手段や、ICカード、フロッピディス
クなどの補助記憶媒体を用いた入出力手段を付加しても
よい。
本発明によれば、射出成形機による成形作業におい
て、オペレータは最適な成形条件を容易に出すことが可
能となり、また、射出成形機の運用効率を向上させるこ
とができる。すなわち、成形作業に精通していないオペ
レータに対しては操作データのチェックと対処操作の提
示により無意味な操作を回避して適切な操作のみを行な
わせることが可能となり、また、熟練したオペレータに
対しては従来の射出成形機の制御装置と何ら変わること
のない操作環境を提供するとともに、操作経歴の提示に
よりテストショット時の無益な操作の繰返しを防ぐこと
が可能となる。
て、オペレータは最適な成形条件を容易に出すことが可
能となり、また、射出成形機の運用効率を向上させるこ
とができる。すなわち、成形作業に精通していないオペ
レータに対しては操作データのチェックと対処操作の提
示により無意味な操作を回避して適切な操作のみを行な
わせることが可能となり、また、熟練したオペレータに
対しては従来の射出成形機の制御装置と何ら変わること
のない操作環境を提供するとともに、操作経歴の提示に
よりテストショット時の無益な操作の繰返しを防ぐこと
が可能となる。
第１図は本発明に係る射出成形機の操作ガイダンス付制
御装置の全体構成図、第２図は比較データ記憶装置に記
憶されたデータ内容の例を示す図、第３図は操作ガイダ
ンス付制御装置の処理過程を示すフローチャート図、第
４図は比較・判定処理の詳細フローチャート図、第５図
は経歴データ部に対する経歴データの追加更新処理フロ
ーチャート図である。 １……操作ガイダンス付制御装置、 10……比較・判定装置、 20……比較データ記憶装置、 30……操作データ記憶装置、 40……ユーザインタフェース、 50……状態検知部、60……射出成形機制御部、 70……射出成形機、80……オペレータ、 90……成形品／原材料。
御装置の全体構成図、第２図は比較データ記憶装置に記
憶されたデータ内容の例を示す図、第３図は操作ガイダ
ンス付制御装置の処理過程を示すフローチャート図、第
４図は比較・判定処理の詳細フローチャート図、第５図
は経歴データ部に対する経歴データの追加更新処理フロ
ーチャート図である。 １……操作ガイダンス付制御装置、 10……比較・判定装置、 20……比較データ記憶装置、 30……操作データ記憶装置、 40……ユーザインタフェース、 50……状態検知部、60……射出成形機制御部、 70……射出成形機、80……オペレータ、 90……成形品／原材料。
Claims (1)
- 【請求項１】射出成形機の運転操作用の制御装置におい
て、射出成形機オペレータにより入力された制御指令デ
ータを記憶すると共に、前記制御装置および射出成形機
の構造および機能に関するデータを記憶する構造・機能
データ部と、前記射出成形機によって生成・加工される
成形品やその原材料に関するデータを記憶する成形品・
材料データ部と、過去に行われた操作と該操作による状
態変化に関するデータを記憶する経歴データ部からなる
比較データ記憶手段と、前記入力された制御指令が後述
する比較判定手段により無効とされた場合の対処操作や
代替操作を記憶する操作データ記憶手段と、前記制御装
置や射出成形機各部の状態及び成形品やその原材料の状
態を検知する検知手段と、前記制御装置や射出成形機各
部の状態及び成形品やその原材料の状態をオペレータに
より入力する状態入力手段と、前記比較データ記憶手段
に記憶された内容と、前記検知手段又は前記状態入力手
段によって得られたデータを比較し、入力された前記制
御指令の有効、無効、或いは注意を判定する比較・判定
手段を有し、前記比較・判定手段によって入力された前
記制御指令が無効又は注意を要すると判定された場合、
前記比較データ記憶手段に記憶された判定結果データ
や、前記操作データ記憶手段に記憶された操作データを
出力することを特徴とする射出成形機の操作ガイダンス
付制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1192345A JP2733694B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 射出成形機の操作ガイダンス付制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1192345A JP2733694B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 射出成形機の操作ガイダンス付制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0357617A JPH0357617A (ja) | 1991-03-13 |
| JP2733694B2 true JP2733694B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=16289732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1192345A Expired - Lifetime JP2733694B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 射出成形機の操作ガイダンス付制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2733694B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3693449B2 (ja) * | 1996-04-05 | 2005-09-07 | 三菱製紙株式会社 | 抗菌防黴剤およびそれを含有する繊維状物質 |
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Family Cites Families (2)
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-
1989
- 1989-07-25 JP JP1192345A patent/JP2733694B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0357617A (ja) | 1991-03-13 |
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