JP2733348B2 - 画像形成機構 - Google Patents

画像形成機構

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JP2733348B2
JP2733348B2 JP1304351A JP30435189A JP2733348B2 JP 2733348 B2 JP2733348 B2 JP 2733348B2 JP 1304351 A JP1304351 A JP 1304351A JP 30435189 A JP30435189 A JP 30435189A JP 2733348 B2 JP2733348 B2 JP 2733348B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、転写紙に現像剤を定着させる複写機、プリ
ンタ等の画像形成機構に関し、特にその定着温度の制御
に係る。
〈従来技術〉 従来の複写機において、定着温度の上限値(200℃)
と下限値(180℃)とを設定して定着温度の制御を行つ
ている。
しかし、電気容量の関係で、複写時に定着装置のヒー
タランプを2本点灯させることができないため、複写
(コピー)時の定着温度の降下を防ぐことができない。
したがつて、毎分60枚の割合で連続複写を行う場合、
複写枚数が多くなると、第5図の如く、6分程度で定着
温度の下限値を割る。このため、再度定着温度を上限値
まで上昇させるために、約2分間複写機の複写動作を停
止させ、ヒータランプを2本点灯させて温度の回復を図
り、再スタートしなければならず、複写時間にロスが生
じ、使用者の待ち時間が多くなる。
上記複写時間のロスを改善するために、第6図の如
く、定着温度を検知して連続複写の途中で複写枚数を変
化(減少)させ、複写動作時でも供給できる熱源と複写
時に使用する熱量を同じか少しだけ多くすることによ
り、定着温度の下限値を割りにくくし、長時間複写動作
を連続させる技術が開示されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 第6図に示す定着温度の制御技術は、サーミスタ1、
比較器2、10V電源3および抵抗R1、R2、R3から成る温
度検知回路4と、温度検知回路4からの出力信号に基づ
き複写枚数を制御する制御装置5とを備えている。
上記構成において、サーミスタ1は第7図に示す特性
を有しており、例えば定着温度が180℃のときサーミス
タ1が1.2kΩの抵抗値をとるなら、比較器2の正論理側
入力端子には、 Vin=10×(R3/Rth+R3) 比較器2の負論理側入力端子には、 Vref=10×(R2/R1+R2) の電圧がかかる。そこで、設計上、R1=R2=R3=1.2kΩ
とおけば、 Vin=10×(1.2/1.2+1.2)=5V Vref=10×(1.2/1.2+1.2)=5V となり、Vin=Vrefとなる。
したがつて、定着温度が180℃以上のとき、Rth<1.2k
Ωであるので(第7図参照)、Vin>Vrefとなり、比較
器2の出力電圧Voutは高レベルとなる。一方、定着温度
が180℃以下のとき、Rth>1.2kΩであるので(第7図参
照)、Vin<Vrefとなり、比較器2の出力電圧Voutは低
レベルとなる。
これにより、制御装置5は、比較器2の出力電圧Vout
が高レベルか低レベルか否かを判断し、定着温度が180
℃を下回つたことを検知して複写枚数を制御する。
しかし、上記定着温度の制御技術では、定着温度を検
知するために温度検知回路4が必要となるため、部品点
数が多くなり、コストアツプにつながる。
そこで、本発明は、上記に鑑み、部品点数の削減、コ
ストダウンを実現し、長時間定着温度を下限値を割るこ
となく効率良く連続的に画像形成できる画像形成機構の
提供を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明による課題解決手段は、第1,2図の如く、画像
形成動作を開始させるためのプリントスイツチ21と、画
像形成時に転写紙を定着装置15に導き通過させる通紙装
置22と、前記プリントスイッチ21のオン信号に基づき予
め決められた時間を計時する計数手段25と、該計数手段
25が予め決められた時間を計時するまで、前記定着装置
15を単位時間当たりに通過させる転写紙の枚数が、第1
の枚数となるように前記通紙装置22を制御する第一通紙
制御手段26と、前記計数手段25が前記予め決められた時
間を計時終了後、前記定着装置15を単位時間当たりに通
過させる転写紙の枚数が、前記第1の枚数より少ない第
2の枚数となるように前記通紙装置22を制御する第二通
紙制御手段27と、を備えたことを特徴とする画像形成機
構である。
〈作 用〉 本発明による上述した画像形成機構によれば、プリン
トスイッチ21がオンされると、そのスイッチオン信号に
基づいて計数手段25が予め決められた時間の計時を開始
する。これと同時に、第一通紙制御手段26が動作して、
単位時間当たり第1の通紙枚数で転写紙が定着装置15を
通過するように通紙制御される。
そして、計数手段25が予め決められた時間の計時を終
了すれば、これ以後は、第二通紙制御手段27にて転写紙
の定着装置15への通過枚数が制御される。この場合、第
二通紙制御手段27は、単位時間当たり第一通紙制御手段
26による第1の通枚数より少ない第2の通紙枚数に制御
し、画像形成動作の途中で単位時間当たりの画像形成枚
数が少なくなるように変更している。
このように、予め決められた時間を経過し、それ以後
も画像形成動作を継続する場合には、自動的に単位時間
当たりの通紙枚数を少なくしているので、定着温度が下
限値よりも降下することを防止でき、定着温度を回復さ
せるために画像形成動作を一時的に停止させる必要がな
くなる。
したがつて、長時間連続的な画像形成を行なうことが
でき、効率良く運転できる。
〈実 施 例〉 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づ
いて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す複写機の機能ブロツ
ク図、第2図は同じくそのフローチヤート、第3図は定
着温度の経時変化を示す図、第4図は複写機の全体構成
図である。
一般に、複写機は、第4図の如く、原稿台10上の原稿
を露光する露光光学系11と、該光学系11からの反射光に
より表面に静電潜像を形成する感光体12と、該感光体12
の静電潜像を顕像化する現像装置13と、転写紙に顕像化
された感光体12上のトナー像を転写する転写装置14と、
転写されたトナー像を転写紙に定着させる定着装置15と
から構成されている。
そして、本実施例の複写機は、第1図の如く、複写機
を複写動作させるためのプリントスイツチ21と、複写時
に転写紙を定着装置15に導き通過させる通紙装置22と、
該通紙装置22の駆動を制御する制御装置23とを備え、該
制御装置23は、前記プリントスイツチ21のオン・オフを
判別するスイツチ判別手段24と、スイツチ判別手段24の
スイッチオン信号に基づき予め決められた時間を計時す
る計数手段25と、スイッチ判別手段24のスイッチオン信
号に基づき前記計数手段25が予め決められた時間を計時
されるまで、定着装置15を単位時間(例えば1分)当た
りに通過する転写紙の枚数が、第1の通紙枚数(例えば
60枚)になるように前記通紙装置22を制御する第一通紙
制御手段26と、前記計数手段25が予め決められた時間を
計時終了すれば、それ以後、定着装置15を単位時間当た
りに通過させる転写紙の枚数が、前記第一通紙制御手段
26による第1の通紙枚数より少ない、第2の通紙枚数
(例えば35枚)となるように制御する第二通紙制御手段
27とを有せしめられたものである。
前記プリントスイツチ21は、複写機本体の操作部(図
示せず)に配されている。
前記定着装置15は、第4図の如く、上側の加熱ローラ
16aと下側の加圧ローラ16bから成る。そして、加熱ロー
ラ16aの内部には、ヒータランプ17が配されており、加
熱ローラ16aはトナー粒子を溶融するのに十分な温度に
加熱される。
前記通紙装置22は、転写紙を感光体12に供給する給紙
装置18と、転写装置14からの転写紙を定着装置15に搬送
する搬送装置19とから成る。
前記制御装置23は、一般的なマイクロコンピユータで
データRAM、プログラムROMおよびCPUを有し、ROMに予め
記憶されているプログラムにしたがつて制御を行う。そ
して、該制御装置23は、第1図の如く、プリントスイツ
チ21に電気的に接続されている。
なお、第4図中、20は定着装置15からの転写紙を排紙
する排紙装置である。
上記複写機の複写(コピー)動作を第2図に示すフロ
ーチヤートに基づいて説明する。
パワースイツチのオン後、ステツプ1(S1)で感光体
12の初期化(空転)および定着装置15のウオームアツプ
を行ない、ステツプ2(S2)で待機状態となる。
そして、ステツプ3(S3)でスイツチ判別手段24によ
りプリントスイツチ21のオン・オフの判別を行ない、オ
ンされていなければステツプ2(S2)に戻り、オンされ
ていればステツプ4,5(S4,S5)へ進み計数手段(タイマ
ー)25をスタートさせ、3分間計時すると同時に第一通
紙制御手段26により転写紙を60枚/分で定着装置15に通
紙する。
次に、ステツプ6(S6)で計数手段25の計時終了を判
断し(プリントスイツチ21のオンから3分経過したかど
うか)、終了していなければ(3分以内)ステツプ8
(S8)で第一通紙制御手段26による動作を継続し、終了
していれば(3分以降)ステツプ7(S7)で第二通紙制
御手段27により転写紙を35枚/分で定着装置15に通紙す
る。
この場合、感光体12の回転速度、給紙装置18および搬
送装置19の搬送速度は、第一通紙制御手段26による場合
と同じくし、1回の複写動作終了後、次回の複写動作の
開始までに要する時間を変更(長く)して、毎分行なう
複写枚数を少なくしている。
しかる後、ステツプ9(S9)にてコピー終了かどうか
判断し、終了していなければステツプ6(S6)へ戻り、
終了していればステツプ2(S2)へ戻り再び待機状態と
なる。
すなわち、プリントスイツチ21がオンされると、スイ
ツチ判別手段24がスイツチオン信号を出力し、これに基
づき計数手段25が計時を開始すると同時に第一通紙制御
手段26が駆動して、予め決められた時間内では、第1の
通紙枚数(60枚/分)を通紙するよう通紙装置22を制御
して定着装置15に転写紙を通過させる。そして、計数手
段25の計時継続中は、第一通紙制御手段26の駆動が継続
し、計数手段25の計時終了後には、第一通紙制御手段26
の駆動を停止して第二通紙制御手段27により通紙装置22
の通紙枚数を第一通紙制御手段26による場合よりも少な
い第2の通紙枚数(35枚/分)にし、連続複写の途中で
単位時間当たりの複写枚数を変更する。
これにより、第3図に本発明による定着温度の経時変
化を示すように、定着温度が下限値よりも降下すること
を防止でき、定着温度を回復させるために複写動作を一
時的に停止させる必要がなくなる。
したがつて、長時間連続複写を行なうことができ、効
率良く運転できる。
また、従来のように定着温度を検知して定着温度の制
御を行うのではなく、複写開始から一定時間を越えるか
否かで単位時間当たりの複写枚数を変更し、定着温度の
制御を行つているので、定着温度を検知する温度検知回
路を付設する必要がなくなり、部品点数の削減、コスト
ダウンを実現できる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明の画像形成機構によれば、
予め決められた時間を経過しても、さらに継続して画像
形成を行う場合、上記時間経過後には、自動的に単位時
間当たりの通紙枚数(画像形成枚数/分)を、画像形成
の開始当初より少なくするように制御される。そのた
め、連続して画像形成を行っても途中で定着温度が下限
値よりも降下し、定着不良を生じるのを防止でき、定着
温度を回復させるために画像形成動作を一時的に停止さ
せる必要もなくなる。
また、定着装置の温度を検出することなく、画像形成
動作開始から予め決められた時間を越えるか否かで単位
時間当たりの画像形成枚数の変更制御を行っているの
で、定着温度を検知する温度検知回路を付設する必要が
なくなり、部品点数の削減、コストダウンを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す複写機の機能ブロツク
図、第2図は同じくそのフローチヤート、第3図は定着
温度の経時変化を示す図、第4図は複写機の全体構成
図、第5図は従来の複写機の定着温度の経時変化を示す
図、第6図は従来の定着温度を検知して定着温度を制御
する電気回路図、第7図は第6図のサーミスタの特性を
示す図である。 15:定着装置、21:プリントスイツチ、22:通紙装置、23:
制御装置、24:スイツチ判別手段、25:計数手段、26:第
一通紙制御手段、27:第二通紙制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−22358(JP,A) 特開 平3−163464(JP,A) 特開 昭60−121480(JP,A) 特開 昭60−220365(JP,A) 特開 昭54−109446(JP,A) 特開 昭56−25754(JP,A) 特開 昭57−67970(JP,A) 特開 昭57−73773(JP,A) 特開 昭58−52668(JP,A) 特開 昭60−123878(JP,A) 特開 平1−222272(JP,A) 特開 昭64−84270(JP,A) 特開 昭63−184777(JP,A) 特開 昭62−143067(JP,A) 特開 昭61−18983(JP,A) 特開 昭58−54365(JP,A) 特開 昭57−14866(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成動作を開始させるためのプリント
    スイッチと、 画像形成時に転写紙を定着装置に導き通過させる通紙装
    置と、 前記プリントスイッチのオン信号に基づき予め決められ
    た時間を計時する計数手段と、 前記計数手段が予め決められた時間を計時するまで、前
    記定着装置を単位時間当たりに通過させる転写紙の枚数
    が第1の枚数となるように前記通紙装置を制御する第一
    通紙制御手段と、 前記計数手段が前記予め決められた時間を計時終了後、
    前記定着装置を単位時間当たりに通過させる転写紙の枚
    数が、前記第1の枚数より少ない第2の枚数となるよう
    に前記通紙装置を制御する第二通紙制御手段と、を備え
    たことを特徴とする画像形成機構。
JP1304351A 1989-11-21 1989-11-21 画像形成機構 Expired - Fee Related JP2733348B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6118983A (ja) * 1984-07-06 1986-01-27 Toshiba Corp 画像形成装置
JPS6484270A (en) * 1987-09-28 1989-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electrophotographic device

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