JP2733079B2 - 自己接着性粘着剤組成物 - Google Patents
自己接着性粘着剤組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自己接着性粘着剤組成物に関し、特にこの組
成物により形成される塗膜面は他の物品面に対し接着性
を示さないが塗膜面相互では少しの圧力により強力に接
着しかつその自己剥離力が貼り合わせ8時間以内で貼り
合わせ直後(1分以内)の3倍以上変化しないことを特
徴とする自己接着性粘着剤組成物に関する。
成物により形成される塗膜面は他の物品面に対し接着性
を示さないが塗膜面相互では少しの圧力により強力に接
着しかつその自己剥離力が貼り合わせ8時間以内で貼り
合わせ直後(1分以内)の3倍以上変化しないことを特
徴とする自己接着性粘着剤組成物に関する。
自己接着性粘着剤組成物としては、天然ゴムとポリス
チレン−ポリイソプレン−ポリスチレン共重合体とを接
着成分とした自己接着性粘着剤組成物(特開昭55−1062
75号公報)、ゴムラテックス及び水溶性接着剤をテープ
状基材表面に塗布乾燥させ塗膜面をブロッキング防止剤
で処理した自己接着性テープ(特開昭60−26077号公
報)、主成分がスチレン−エチレン・ブチレン−スチレ
ンブロック共重合体からなる積層マット(特開昭62−66
825号公報)、主成分がスチレン−エチレン・ブチレン
−スチレンブロック共重合体と粘着付与剤からなる自己
接着性組成物及び自己接着性物品(特願昭62−296409号
明細書)等が知られている。
チレン−ポリイソプレン−ポリスチレン共重合体とを接
着成分とした自己接着性粘着剤組成物(特開昭55−1062
75号公報)、ゴムラテックス及び水溶性接着剤をテープ
状基材表面に塗布乾燥させ塗膜面をブロッキング防止剤
で処理した自己接着性テープ(特開昭60−26077号公
報)、主成分がスチレン−エチレン・ブチレン−スチレ
ンブロック共重合体からなる積層マット(特開昭62−66
825号公報)、主成分がスチレン−エチレン・ブチレン
−スチレンブロック共重合体と粘着付与剤からなる自己
接着性組成物及び自己接着性物品(特願昭62−296409号
明細書)等が知られている。
しかしながら、上記の如き自己接着性粘着剤組成物に
関する従来の技術は以下に示すような課題を有してい
る。
関する従来の技術は以下に示すような課題を有してい
る。
特開昭55−106275号公報に開示されている組成物は粘
着力が1g/25mm巾以下でないため他物品に接着し損傷を
与える可能性があり、特開昭60−26077号公報に開示さ
れているテープは自着力が100〜400g/25mm巾と小さく結
束部が容易に外れる可能性があり、特開昭62−66825号
公報に開示されている積層マットは粘着力を1g/25mm巾
以下に調整すると自着力が900g/25mm巾以下となり本発
明の特徴が無くなる。また特願昭62−296409号明細書に
記載されている自己接着性組成物は自着力(自己接着性
組成物塗工面同士を貼り合わせた強度)を570〜1700g/2
5mm巾と規定しているが、この自着力は貼り合わせてい
る時間とともに増大し1200g/25mm巾の場合で4時間後に
4000g/25mm巾以上となり本発明の特徴が無くなる。
着力が1g/25mm巾以下でないため他物品に接着し損傷を
与える可能性があり、特開昭60−26077号公報に開示さ
れているテープは自着力が100〜400g/25mm巾と小さく結
束部が容易に外れる可能性があり、特開昭62−66825号
公報に開示されている積層マットは粘着力を1g/25mm巾
以下に調整すると自着力が900g/25mm巾以下となり本発
明の特徴が無くなる。また特願昭62−296409号明細書に
記載されている自己接着性組成物は自着力(自己接着性
組成物塗工面同士を貼り合わせた強度)を570〜1700g/2
5mm巾と規定しているが、この自着力は貼り合わせてい
る時間とともに増大し1200g/25mm巾の場合で4時間後に
4000g/25mm巾以上となり本発明の特徴が無くなる。
尚、本明細書において、粘着力とはSUS304のステンレ
ス鋼板に貼り付けた時の強度で、粘着力が1g/25mm巾以
下とは、このSUS304のステンレス鋼板に貼り付かない、
または貼り付いてもテープ基材を180°方向に曲げた時
に剥がれてしまう場合をいう。
ス鋼板に貼り付けた時の強度で、粘着力が1g/25mm巾以
下とは、このSUS304のステンレス鋼板に貼り付かない、
または貼り付いてもテープ基材を180°方向に曲げた時
に剥がれてしまう場合をいう。
本発明者らは上記の課題を解決すべく鋭意研究の結
果、他の物品に対しては実質的に接着しないが、粘着剤
塗工面同士は僅かの圧力により接着ししかも経時変化が
小さい自己接着性粘着剤組成物を見出し本発明を完成す
るに至った。
果、他の物品に対しては実質的に接着しないが、粘着剤
塗工面同士は僅かの圧力により接着ししかも経時変化が
小さい自己接着性粘着剤組成物を見出し本発明を完成す
るに至った。
即ち、本発明は、重量平均分子量が40,000〜70,000、
スチレンの含有率が25〜35重量%のスチレン−エチレン
・ブチレン−スチレンブロック共重合体と、C5系石油樹
脂からなる粘着付与剤とを主成分として含有し、粘着付
与剤の含有量がスチレン−エチレン・ブチレン−スチレ
ンブロック共重合体100重量部に対して25〜55重量部で
あり、粘着力が1g/25mm巾以下で、かつ自着力が900〜35
00g/25mm巾であり、自己剥離力が貼り合わせ8時間以内
で貼り合わせ直後(1分以内)の3倍以上変化しないこ
とを特徴とする自己接着性粘着剤組成物を提供するもの
である。
スチレンの含有率が25〜35重量%のスチレン−エチレン
・ブチレン−スチレンブロック共重合体と、C5系石油樹
脂からなる粘着付与剤とを主成分として含有し、粘着付
与剤の含有量がスチレン−エチレン・ブチレン−スチレ
ンブロック共重合体100重量部に対して25〜55重量部で
あり、粘着力が1g/25mm巾以下で、かつ自着力が900〜35
00g/25mm巾であり、自己剥離力が貼り合わせ8時間以内
で貼り合わせ直後(1分以内)の3倍以上変化しないこ
とを特徴とする自己接着性粘着剤組成物を提供するもの
である。
本発明に用いられるスチレン−エチレン・ブチレン−
スチレンブロック共重合体(以下、SEBSと略)は、ポリ
スチレン末端ブロック相とブタジエンを水添したエチレ
ン・ブチレン相の2相からなる。特に、SEBSのスチレン
部分の重量平均分子量(以下単に分子量或いは平均分子
量と略記する)が10,000〜24,500、エチレン・ブチレン
相の分子量が30,000〜52,500のブロック共重合体で、ス
チレン含有率が25〜35重量%、エチレン・ブチレン相の
含有率が65〜75重量%のものが好ましい。
スチレンブロック共重合体(以下、SEBSと略)は、ポリ
スチレン末端ブロック相とブタジエンを水添したエチレ
ン・ブチレン相の2相からなる。特に、SEBSのスチレン
部分の重量平均分子量(以下単に分子量或いは平均分子
量と略記する)が10,000〜24,500、エチレン・ブチレン
相の分子量が30,000〜52,500のブロック共重合体で、ス
チレン含有率が25〜35重量%、エチレン・ブチレン相の
含有率が65〜75重量%のものが好ましい。
本発明の粘着付与剤として用いられるC5系石油樹脂と
しては、軟化点が80℃以上、好ましくは90℃以上で、分
子量が1,000〜2,000のものが好ましい。
しては、軟化点が80℃以上、好ましくは90℃以上で、分
子量が1,000〜2,000のものが好ましい。
本発明の自己接着性粘着剤組成物中のSEBSと粘着付与
剤との配合割合は、SEBS100重量部に対して粘着付与剤2
5〜55重量部である。粘着付与剤が25重量部未満では自
着力が小さくなり結束部から容易に外れ易くなる。又、
55重量部を越えると粘着力が増大し経日とともにその自
己剥離力が増加する。
剤との配合割合は、SEBS100重量部に対して粘着付与剤2
5〜55重量部である。粘着付与剤が25重量部未満では自
着力が小さくなり結束部から容易に外れ易くなる。又、
55重量部を越えると粘着力が増大し経日とともにその自
己剥離力が増加する。
本発明の自己接着性粘着剤組成物はSEBS及びC5系石油
樹脂、更に必要により酸化防止剤を調製することにより
得られ、これを芳香族溶剤(トルエン、キシレン等)に
溶液濃度20〜40重量%で溶解させ得ることができる。こ
こで用いられる酸化防止剤としては、次の表1に示すも
のが挙げられる。
樹脂、更に必要により酸化防止剤を調製することにより
得られ、これを芳香族溶剤(トルエン、キシレン等)に
溶液濃度20〜40重量%で溶解させ得ることができる。こ
こで用いられる酸化防止剤としては、次の表1に示すも
のが挙げられる。
本発明の自己接着性粘着剤組成物をテープもしくはシ
ートとして使用する場合、用いられる基材としては、ポ
リプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプ
ロピレン(PP)・ポリエチレン(PE)ブレンド(PP/PE
=3/7)フィルム、ポリエステルフィルム、紙、不織
布、布等の単体又は複合体等が挙げられる。
ートとして使用する場合、用いられる基材としては、ポ
リプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプ
ロピレン(PP)・ポリエチレン(PE)ブレンド(PP/PE
=3/7)フィルム、ポリエステルフィルム、紙、不織
布、布等の単体又は複合体等が挙げられる。
本発明の自己接着性粘着剤組成物は、ステンレス鋼板
(SUS304)に対する粘着力が1g/25mm巾以下で、且つ自
着力が900〜3500g/25mm巾であることが必要である。ま
た、自己剥離力が貼り合わせ8時間以内で貼り合わせ直
後(1分以内)の3倍以上変化しないことが必要であ
る。ステンレス鋼板(SUS304)に対する粘着力が1g/25m
m巾より大きくなると他の物品に対し接着性を示し好ま
しくない。自着力が900g/25mm巾未満であると自己接着
性粘着剤組成物同志が容易に剥がれる可能性がある。更
に自着力が3500g/25mm巾より大きくなると自己接着性粘
着剤組成物同士を接着後再剥離する時、基材の破れ等の
問題を生じ好ましくない。自己剥離力が張り合わせ8時
間以内で張り合わせ直後(1分以内)の3倍以上変化す
ると再剥離が困難になり好ましくない。
(SUS304)に対する粘着力が1g/25mm巾以下で、且つ自
着力が900〜3500g/25mm巾であることが必要である。ま
た、自己剥離力が貼り合わせ8時間以内で貼り合わせ直
後(1分以内)の3倍以上変化しないことが必要であ
る。ステンレス鋼板(SUS304)に対する粘着力が1g/25m
m巾より大きくなると他の物品に対し接着性を示し好ま
しくない。自着力が900g/25mm巾未満であると自己接着
性粘着剤組成物同志が容易に剥がれる可能性がある。更
に自着力が3500g/25mm巾より大きくなると自己接着性粘
着剤組成物同士を接着後再剥離する時、基材の破れ等の
問題を生じ好ましくない。自己剥離力が張り合わせ8時
間以内で張り合わせ直後(1分以内)の3倍以上変化す
ると再剥離が困難になり好ましくない。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 SEBSとしてスチレン含有量30重量%の共重合体、粘着
付与剤として表2に示す各種樹脂を表2に示す重量比率
で配合し各種の自己接着性粘着剤組成物を調製した。
付与剤として表2に示す各種樹脂を表2に示す重量比率
で配合し各種の自己接着性粘着剤組成物を調製した。
得られた自己接着性粘着剤組成物の25重量%トルエン
溶液を厚さ200μのポリプロピレン・ポリエチレンブレ
ンド(PP/PE=3/7)フィルムにバーコーターで塗布、乾
燥後、膜厚が70±10μになるようにして自己接着性粘着
剤組成物テープ(以下、自着テープと略)を得た。
溶液を厚さ200μのポリプロピレン・ポリエチレンブレ
ンド(PP/PE=3/7)フィルムにバーコーターで塗布、乾
燥後、膜厚が70±10μになるようにして自己接着性粘着
剤組成物テープ(以下、自着テープと略)を得た。
得られた自着テープについて、下記方法により初期粘
着力、粘着力、自着力、自己接着性粘着剤組成物同志の
張り付け後の自己剥離力を20℃、65%RHの条件で測定し
た。
着力、粘着力、自着力、自己接着性粘着剤組成物同志の
張り付け後の自己剥離力を20℃、65%RHの条件で測定し
た。
結果を表2に示す。
<初期粘着力> ASTM D 2979に基ずいて測定した。即ち、直径5mmのス
テンレス鋼(SUS304)の平滑面円柱(プローブ)を自己
接着性粘着剤組成物を塗布した表面に100gの荷重をかけ
ながら1秒間接着させた後、毎秒5mmの速さでプローブ
を塗布面から垂直方向に引き剥がした時の抵抗値を測定
し、これを初期粘着力とした。
テンレス鋼(SUS304)の平滑面円柱(プローブ)を自己
接着性粘着剤組成物を塗布した表面に100gの荷重をかけ
ながら1秒間接着させた後、毎秒5mmの速さでプローブ
を塗布面から垂直方向に引き剥がした時の抵抗値を測定
し、これを初期粘着力とした。
<粘着力> 第1図に示すように巾25mmの自着テープ1の自己接着
性粘着剤組成物塗布面2をステンレス鋼板(SUS304)3
に軽く貼り、自着テープ1の上から1kgローラー1往復
で圧着した後、遊びの部分を下部チャック4及び上部チ
ャック5にそれぞれ挟み、30秒以内に引っ張り試験機に
より剥離速度300mm/minで引っ張った時の抵抗値を測定
し、これを粘着力とした。
性粘着剤組成物塗布面2をステンレス鋼板(SUS304)3
に軽く貼り、自着テープ1の上から1kgローラー1往復
で圧着した後、遊びの部分を下部チャック4及び上部チ
ャック5にそれぞれ挟み、30秒以内に引っ張り試験機に
より剥離速度300mm/minで引っ張った時の抵抗値を測定
し、これを粘着力とした。
<自着力> 第2図に示すように両面テープ6を使用することによ
り、巾25mmの自着テープ1の自己接着性粘着剤組成物塗
布面2同士を張り合わせテープの上から1kgローラー1
往復でステンレス鋼板(SUS304)3に圧着した後、遊び
の部分をステンレス鋼板3に対し180°折り返し、ステ
ンレス鋼板3及び自着テープ1の遊びの部分を下部チャ
ック4及び上部チャック5にそれぞれ挟み、30秒以内に
引っ張り試験機により剥離速度300mm/minで引っ張った
時の抵抗値を測定し、これを自着力とした。
り、巾25mmの自着テープ1の自己接着性粘着剤組成物塗
布面2同士を張り合わせテープの上から1kgローラー1
往復でステンレス鋼板(SUS304)3に圧着した後、遊び
の部分をステンレス鋼板3に対し180°折り返し、ステ
ンレス鋼板3及び自着テープ1の遊びの部分を下部チャ
ック4及び上部チャック5にそれぞれ挟み、30秒以内に
引っ張り試験機により剥離速度300mm/minで引っ張った
時の抵抗値を測定し、これを自着力とした。
<自己剥離力> 第2図に示すように両面テープ6を使用することによ
り、巾25mmの自着テープ1の自己接着性粘着剤組成物塗
布面2同士を張り合わせテープの上から1kgローラー1
往復でステンレス鋼板(SUS304)3に圧着した後、50℃
で8時間放置し遊びの部分をステンレス鋼板3に対し18
0°折り返し、ステンレス鋼板3及び自着テープ1の遊
びの部分を下部チャック4及び上部チャック5にそれぞ
れ挟み、30秒以内に引っ張り試験機により剥離速度300m
m/minで引っ張った時の抵抗値を測定し、これを自己剥
離力とした。
り、巾25mmの自着テープ1の自己接着性粘着剤組成物塗
布面2同士を張り合わせテープの上から1kgローラー1
往復でステンレス鋼板(SUS304)3に圧着した後、50℃
で8時間放置し遊びの部分をステンレス鋼板3に対し18
0°折り返し、ステンレス鋼板3及び自着テープ1の遊
びの部分を下部チャック4及び上部チャック5にそれぞ
れ挟み、30秒以内に引っ張り試験機により剥離速度300m
m/minで引っ張った時の抵抗値を測定し、これを自己剥
離力とした。
表2に示すように、本発明品No.2及びNo.3は粘着力が
1g/25mm巾以下で、自着力が900〜3500g/25mm巾でありそ
の自己剥離力が貼り合わせ8時間以内で貼り合わせ直後
(1分以内)の3倍以上変化しないので、他の物品に対
しては実質的に接着しないが、自己同士は僅かの圧力に
より接着し、接着後長時間最初の剥離強度を維持する。
1g/25mm巾以下で、自着力が900〜3500g/25mm巾でありそ
の自己剥離力が貼り合わせ8時間以内で貼り合わせ直後
(1分以内)の3倍以上変化しないので、他の物品に対
しては実質的に接着しないが、自己同士は僅かの圧力に
より接着し、接着後長時間最初の剥離強度を維持する。
本発明の自己接着性粘着剤組成物は、粘着性が無いた
めに他の物品には全く接着しないにもかかわらず、自着
力が大きくかつ、経時変化が小さく、自着剤の理想特性
を備えたものになっている。
めに他の物品には全く接着しないにもかかわらず、自着
力が大きくかつ、経時変化が小さく、自着剤の理想特性
を備えたものになっている。
本発明の自己接着性粘着剤組成物は、他の物品には全
く接着しないが塗布面同士は接着する性質(自着性)を
有するため、本発明の自己接着性粘着剤組成物をテープ
基材等に塗布することで接着選択性の必要な物品(例え
ば、つかいすておむつの止着テープ等)に利用できる。
く接着しないが塗布面同士は接着する性質(自着性)を
有するため、本発明の自己接着性粘着剤組成物をテープ
基材等に塗布することで接着選択性の必要な物品(例え
ば、つかいすておむつの止着テープ等)に利用できる。
第1図は粘着力の測定方法を示した図、第2図は自着
力、自己剥離力の測定方法を示した図である。 1:自着テープ 2:自己接着性粘着剤組成物 3:ステンレス鋼板 4:下部チャック 5:上部チャック 6:両面テープ
力、自己剥離力の測定方法を示した図である。 1:自着テープ 2:自己接着性粘着剤組成物 3:ステンレス鋼板 4:下部チャック 5:上部チャック 6:両面テープ
Claims (1)
- 【請求項1】重量平均分子量が40,000〜70,000、スチレ
ンの含有率が25〜35重量%のスチレン−エチレン・ブチ
レン−スチレンブロック共重合体と、C5系石油樹脂から
なる粘着付与剤とを主成分として含有し、粘着付与剤の
含有量がスチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロ
ック共重合体100重量部に対して25〜55重量部であり、
粘着力が1g/25mm巾以下で、かつ自着力が900〜3500g/25
mm巾であり、自己剥離力が貼り合わせ8時間以内で貼り
合わせ直後(1分以内)の3倍以上変化しないことを特
徴とする自己接着性粘着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331627A JP2733079B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 自己接着性粘着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331627A JP2733079B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 自己接着性粘着剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02175780A JPH02175780A (ja) | 1990-07-09 |
JP2733079B2 true JP2733079B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=18245774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63331627A Expired - Fee Related JP2733079B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 自己接着性粘着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2733079B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4235479B2 (ja) * | 2003-03-31 | 2009-03-11 | 大王製紙株式会社 | 後処理テープを備えた使い捨ておむつ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0623365B2 (ja) * | 1985-05-09 | 1994-03-30 | 日東電工株式会社 | 表面保護材用接着剤組成物 |
JPH0726077A (ja) * | 1993-07-06 | 1995-01-27 | Mitsubishi Chem Corp | カレンダー成形用オレフィン系熱可塑性エラストマー又は樹脂成形材料 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63331627A patent/JP2733079B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02175780A (ja) | 1990-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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