JP2732880B2 - 剛毛を用いて流動媒体を塗布するための器具を製造する方法および装置 - Google Patents

剛毛を用いて流動媒体を塗布するための器具を製造する方法および装置

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JP2732880B2 JP1036441A JP3644189A JP2732880B2 JP 2732880 B2 JP2732880 B2 JP 2732880B2 JP 1036441 A JP1036441 A JP 1036441A JP 3644189 A JP3644189 A JP 3644189A JP 2732880 B2 JP2732880 B2 JP 2732880B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プラスチックから成る剛毛を剛毛束にまと
めて、プラスチックから成る剛毛支持体に熱溶融結合に
よって固定し、この場合、剛毛束内部に、剛毛端部に向
かって先細りになった少なくとも1つの通路を形成し、
該通路によって、剛毛支持体に配置された流動媒体のた
めの流出開口を剛毛端部の範囲にまで延長させて、剛毛
を用いて流動媒体を塗布するための器具を製造する方法
に関する。
さらに本発明は、このような方法を実施するために適
した装置に関する。
従来の技術 流動媒体、たとえば液体、ペースト、粉末等を塗布す
るための器具には、多数の構成が知られている。本発明
は、剛毛支持体に少なくとも1つの開口が設けられてい
て、この開口を通じて流動媒体が直接に剛毛束内に流出
し得るような器具にしか関係しない。流動媒体を剛毛端
部にまで搬送するためには、剛毛が、流出開口から剛毛
端部にまで延びて、しかもこの方向で先細りになった通
路を形成している。剛毛を円錐状に角度調整することに
より、剛毛の使用側の端部は互いに密に接触し、ひいて
は前記通路を閉鎖して、流動媒体の不本意な流出を防止
している。
公知の構成(ドイツ連邦共和国特許出願公開第324275
7号明細書)では、プラスチックから成る剛毛が、毛剛
支持体として形成された薄いプラスチック板に熱溶融、
たとえば溶着によって固定されている。このプラスチッ
ク板は媒体通過のために必要となる開口を有している。
この開口は、流動媒体を内蔵した容器のためのクロージ
ャに設けられた対応する開口と整合している。剛毛を備
えた板状の剛毛支持体はこのクロージャに挿入されてい
る。
このような器具の製造は複数の作業工程においてしか
可能でなく、したがって極端に高いコストがかかる。そ
れに加えて、薄い板状の剛毛支持体における剛毛の固定
は必ずしも信頼性が良いとは云えず、また特に溶着によ
る固定形式に基づき、流動媒体を案内する通路の端部に
形成される剛毛閉鎖は必ずしも不変の品質で保証されて
いるわけではないので、この公知の構成では特に剛毛を
塗布面に押圧する際に流動媒体が側方に流出する恐れが
ある。
ひげそり用の刷毛として形成された公知の別の構成
(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3616148号明細書)
では、柄部が液体石鹸のための容器として形成されてい
る。この柄部には刷毛ヘッドがクロージャとして装着さ
れている。刷毛ヘッドはこの目的のために、中心部の開
口と、この開口に一体に結合されかつ剛毛束の中央部に
開口した上昇管とを備えたねじ込みキャップの形の剛毛
支持体を有している。この公知の構成では、剛毛束に通
路が設けられておらず、また剛毛端部の範囲に剛毛閉鎖
が形成されていない。したがって、流動媒体は側方に向
かって流出してしまうので、流動媒体を意図した通りに
塗布することができない。上記ドイツ連邦共和国特許出
願公開第3616148号明細書に記載の別の構成では、剛毛
を支持するねじ込みキャップが単に中心部の開口だけを
備えており、上昇管は容器の上側のクロージャを形成し
ていて、刷毛ヘッドの螺合時に剛毛束内に突入する。こ
の目的のために剛毛は中心部に切欠きを有している。し
かしこの構成の場合にも、機能の点で見て、最初に挙げ
た構成の場合と同じ欠点が認められる。
さらに、公知の構成には全て次のような欠点がある。
すなわち、剛毛束の各剛毛を1つの開口を取り囲むよう
に位置決めして、この位置に信頼性良く固定することが
製造技術的に極めて困難となる。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、冒頭で述べた方法を改良して、当該
器具の製造が、2つよりも多くない作業工程で可能とな
り、しかも剛毛の確実な保持と、通路端部における信頼
性の良い剛毛閉鎖が保証されるような方法を提供するこ
とである。
さらに本発明の課題は、このような方法を実施するた
めに適した装置を提供することである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の方法では、剛毛の
固定側の端部を溶融させ、溶融体を変形加工して、流出
開口を備えた剛毛支持体を形成し、該剛毛支持体と、剛
毛束内で内側に位置する剛毛とを溶融させることによっ
て溶融体を変形加工して上昇管を形成し、しかも、剛毛
支持体と剛毛との溶融体を変形加工して上昇管を形成す
る際に、剛毛を外方に向かって押しのけて前記通路を形
成するようにした。
さらに上記課題を解決するために本発明の装置の構成
では、剛毛と剛毛支持体との溶融体に凹部を加工成形す
るための、第1の成形面を備え加熱可能な第1の成形工
具と、上昇管を形成するための、前記凹部に突入するマ
ンドレルを備えた加熱可能な第2の成形工具とが設けら
れているようにした。
発明の効果 剛毛の固定側の端部を溶融させ、溶融体を変形加工し
てプレート状の付設部またはこれに類するものを形成す
ることは、たしかに公知である(たとえば米国特許第37
98699剛明細書)。これによって上記公知の方法では、
一種の剛毛支持体が形成され、剛毛支持体によって剛毛
束を別の支持体に固定することができる。しかしこの公
知の剛毛支持体の場合には、冒頭で挙げた公知先行技術
の場合と同様に、流動媒体のための流出開口も、上昇管
も存在していない。それに比べて本発明は、剛毛のプラ
スチック材料から、溶融と変形加工とによって上昇管を
形成する点にある。この変形加工時には溶融体もしくは
塑性変形可能な材料が剛毛束内に押しのけられる。この
とき通路は、剛毛の適当な角度調整によって上記押しの
けプロセス時に既に存在しているか、または上記押しの
けプロセスの際にはじめて剛毛束の内部に形成される。
剛毛材料の溶融時に剛毛支持体と上昇管との形成が行わ
れ、ひいては別個の固定過程を行う必要がなくなること
に基づき、このような器具を、常時再現可能な同じ品質
で製造することができる。特に剛毛の使用側の端部に
は、常に十分な剛毛閉鎖を達成することができる。しか
も、製造は全体的にかなり単純化される。なぜならば、
剛毛支持体と上昇管とが剛毛材料自体から成形される
と、唯1回の作業工程しか必要にならないからである。
本発明による方法では、剛毛の固定側の端部が溶融さ
れ、溶融体が変形加工されて、流出開口と上昇管とを備
えた剛毛支持体が形成される。
本発明による方法は、既に前に説明したように、唯1
回の作業工程で剛毛支持体の製造を可能にし、ひいては
剛毛および上昇管の別個の固定過程を不要にすることが
できる。
このような方法は実際には、剛毛の固定側の端部をま
ず溶融させてその長さを短縮させながら、板状またはプ
レート状の剛毛支持体を形成し、それと同時にまたはそ
の直後に剛毛支持体と、剛毛束の内側に位置する剛毛と
の溶融によって、剛毛支持体に流出開口と上昇管とを加
工成形することにより実現され得る。この場合、内側の
位置する剛毛も一緒に溶融されて、強固な結合体が与え
られるので特に有利である。
さらに本発明による方法では、剛毛支持体と剛毛との
溶融体を変形加工して上昇管を形成する際に剛毛が外方
に向かって押しのけられて、通路が形成される。
剛毛束内に、流動媒体を案内する通路を形成すること
は、原理的に2つの方法で可能である。すなわち、剛毛
が適当に角度調整されて剛毛束の形で準備され、引き続
き剛毛の固定側の端部が溶融されて変形加工されるか、
あるいは剛毛の使用側の端部の範囲が密に把持されて、
上昇管が剛毛束内に加工成形され、これによりこの成形
過程時に同時に通路も剛毛束内部に形成される。
本発明の有利な方法では、流動媒体を有する容器また
はこの容器のためのクロージャに設けられた開口部に剛
毛が導入され、引き続き、導入された端部の側から溶融
され、このときに溶融体が開口部の壁に向かって押しの
けられて、剛毛支持体が固着される。
このような方法には次のような利点がある。すなわ
ち、剛毛支持体および上昇管の形成時に、剛毛と剛毛支
持体と上昇管とから成るユニットが、流動媒体を有する
容器またはこの容器を閉鎖するクロージャに同時に固定
される。
この目的のためには、容器もしくはクロージャの開口
部が突起またはアンダカット部を有しており、この突起
またはアンダカット部に係合するように、溶融された剛
毛材料が成形されると有利である。
前記突起は、たとえばリブとして形成されており、前
記アンダカット部は溝として形成されている。溶融され
た剛毛材料のこのような成形に基づき、剛毛支持体が得
られるだけではなく、容器もしくはクロージャにおける
剛毛支持体の、嵌合による係合を用いた固定も得られ
る。
本発明のさらに別の有利な方法では、剛毛束の各剛毛
が、少なくとも溶融および変形加工の間、剛毛支持体か
ら間隔を置いて密に把持される。
本発明のさらに別の有利な方法では、剛毛支持体が、
流動媒体を有する容器のためのクロージャの形に形成さ
れる。
こうして、剛毛支持体と上昇管との形成および剛毛の
固定を達成するだけではなく、流動媒体を有する容器の
ためのクロージャの形成をも達成することが可能とな
る。その場合、一体に組み込まれた剛毛支持体と上昇管
と剛毛とを有するクロージャを容器に装着するだけで済
む。
本発明による方法を実施するための装置の構成では、
既に述べたように、剛毛と剛毛支持体との溶融体に凹部
を加工成形するための、第1の成形面を備え加熱可能な
第1の成形工具と、上昇管を形成するための、前記凹部
に突入するマンドレルを備えた加熱可能な第2の成形工
具とが設けられている。この場合、剛毛のために、この
剛毛を密に取り囲んで把持するガイドが剛毛支持体から
間隔を置いて設けられていると有利である。これによ
り、マンドレルを用いて上昇管を加工成形する際に、同
時に通路も剛毛束内部に形成される。
実施例 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明す
る。
第1図には剛毛束1が示されている。この剛毛束1の
剛毛2は、剛毛束1がその自由な束端部3に向かって円
錐状に先細りになるように角度調整されている。剛毛束
1の内部には、通路4が設けられている。この通路4も
やはり束端部3に向かって円錐状に先細りになってい
る。通路4は剛毛を有していない。個々の剛毛2はこの
場合、束端部3に向かって互いに密に接触して通路4を
閉じるように角度調整されている。
通路4は、剛毛支持体6に設けられた開口5に通じて
いる。この場合、開口5には上昇管7が続いており、こ
の上昇管7は剛毛束1の通路4の内部にまで突入してい
る。
第1図に示した実施例では、剛毛2の固定側の端部を
溶融させて、変形加工し、これによって上昇管7を備え
た剛毛支持体6を形成することにより、上昇管7が形成
されている。剛毛支持体6は、流動媒体を有する容器の
キャップまたはクロージャ8に固定されている。この固
定は嵌合による係合を介して行うことができる。この場
合、たとえばクロージャ8の開口部の内側がリブ9を有
しており、このリブ9には、剛毛支持体6に形成された
対応する溝が被さって係合するようにスナップ結合され
る。しかし、剛毛支持体6をクロージャ8の開口部内で
形成する場合には、剛毛支持体6をリブ9に被さって係
合するように成形することもできる。
第2図〜第4図には、第1図に示した実施例による器
具を製造するための実施例が示されている。この実施例
では、所定の長さに細断されて1つの剛毛束1にまとめ
られた剛毛2が、上方からスリーブ13に導入される。こ
のスリーブ13は、たとえば流体を有する容器の上側のク
ロージャを形成している。場合によっては、これらの剛
毛2の導入側の端部を溶融させて薄いプレート6′を形
成することによって各剛毛2が互いに結合されていても
よい。スリーブ13は内側にリブ14を有しており、さらに
スリーブの上側の範囲は内方に向かって傾けられた壁15
を有している。
スリーブ13には下方から、加熱可能な第1の成形工具
16が引込み可能である。この第1の成形工具16は平らな
端面17と、円錐状先端部18の形の成形面とを有してい
る。この加熱可能な第1の成形工具16を用いて、剛毛の
端部が溶融され、溶融体は上方に向かって押しのけられ
るので、この溶融体はスリーブ13の横断面全体を埋める
と同時に、リブ14に被さって係合するように成形され
る。このように溶融されて剛毛2を互いに結合する剛毛
支持体6の中心部には、円錐状先端部18によって中心の
押込み形成部として凹部19が形成される。これによっ
て、溶融体は中心部の範囲で外方に向かって押しのけら
れるので、剛毛2の根元も外方に向かって変位し、これ
により剛毛2はその全長にわたって内方に向かって傾斜
するので、中心部には通路4が形成される。それと同時
に剛毛は束端部3で内方から外方に向かって徐々に短く
なる。
第1の成形工具16を除去した後に、スリーブ13には、
加熱可能な第2の成形工具20が引き込まれる。この第2
の成形工具20は中心のマンドレル21を備えており、この
マンドレル21は同じく加熱されている。マンドレル21は
凹部19に引き込まれて、剛毛支持体6の材料と、特に内
側に位置する剛毛の材料をも溶融させ、こうして形成さ
れた溶融体から上昇管7を形成する(第4図)。このと
きに、通路4の十分な成形が行われる。こうして、剛毛
支持体6、剛毛支持体6と剛毛2との結合部、上昇管
7、および剛毛支持体6とスリーブ13との間の結合部
が、連続的な溶融・変形加工過程で形成される。最後
に、流動媒体の微細な塗布を可能にするために、剛毛束
1の束端部3を一層先細りに形成することができる。
第5図〜第8図に示した実施例では、個々の剛毛束で
はなく、剛毛から成るエンドレスストランドが加工され
る。この場合、束における所望の数に相当する数の剛毛
2を備えたエンドレスストランドが、これらの剛毛2を
密に取り囲んで把持するガイド22を通じてクロージャ8
に供給される。クロージャ8の開口部は内側にリブ14を
有している。エンドレスストランド23は、その前端部24
が供給方向で見てリブ14を越えた側に位置するまでクロ
ージャ8内に供給される。引き続き、やはり下方から、
第3図に示した成形工具に相当する加熱可能な第1の成
形工具16が引き込まれる。このとき、エンドレスストラ
ンド23は前端部24の側から溶融され、その結果、やはり
剛毛支持体6が形成される。この剛毛支持体6はクロー
ジャ8に設けられたリブ14に被さって係合するように成
形されている。この場合、ガイド22を降下させ、これに
よりガイド22の前端面を用いて、溶融されかつ変形加工
された材料のための上側の閉鎖部を形成することができ
る。ガイド22はこのときクロージャ8に突入するので、
クロージャ8のカラー26は剛毛束1を外側で取り囲む。
引き続き、ガイド22が持ち上げられ、クロージャ8は
場合によっては降下させられる。その後に、図4に示し
た成形工具に相当する、マンドレル21を備えた第2の成
形工具20がクロージャ8に下方から引き込まれ、マンド
レル21を用いて剛毛支持体6および中心部に位置する剛
毛2の溶融と変形加工とによって上昇管7が形成される
と同時に、エンドレスストランド23の中心部に通路4が
形成される。引き続き、横方向に移動するカッタ25を用
いて、エンドレスストランド23から1つの剛毛束が切断
され、この剛毛束は場合によっては第8図に示したよう
に、引き続き一層先細りにされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による方法により製造された器具の実施
例を示す横断面図、第2図、第3図および第4図は本発
明による方法の第1実施例を種々の段階で示す横断面
図、第5図、第6図、第7図および第8図は本発明によ
る方法の第2実施例を種々の段階で示す横断面図であ
る。 1……剛毛束、2……剛毛、3……束端部、4……通
路、5……開口、6……剛毛支持体、6′……プレー
ト、7……上昇管、8……クロージャ、9……リブ、13
……スリーブ、14……リブ、15……壁、16……第1の成
形工具、17……平らな端面、18……円錐状先端部、19…
…凹部、20……第2の成形工具、21……マンドレル、22
……ガイド、23……エンドレスストランド、24……前端
部、25……カッタ、26……カラー

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックから成る剛毛を剛毛束にまと
    めて、プラスチックから成る剛毛支持体に熱溶融結合に
    よって固定し、この場合、剛毛束内部に、剛毛端部に向
    かって先細りになった少なくとも1つの通路を形成し、
    該通路によって、剛毛支持体に配置された流動媒体のた
    めの流出開口を剛毛端部の範囲にまで延長させて、剛毛
    を用いて流動媒体を塗布するための器具を製造する方法
    において、剛毛の固定側の端部を溶融させ、溶融体を変
    形加工して、流出開口を備えた剛毛支持体を形成し、該
    剛毛支持体と、剛毛束内で内側に位置する剛毛とを溶融
    させることによって溶融体を変形加工して上昇管を形成
    し、しかも、剛毛支持体と剛毛との溶融体を変形加工し
    て上昇管を形成する際に、剛毛を外方に向かって押しの
    けて前記通路を形成することを特徴とする、剛毛を用い
    て流動媒体を塗布するための器具を製造する方法。
  2. 【請求項2】流動媒体を有する容器またはこの容器のた
    めのクロージャに設けられた開口部に剛毛を導入し、引
    き続き、導入された端部の側から溶融させ、このとき溶
    融体を前記開口部の壁に向かって押しのけて、剛毛支持
    体を固着させる、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】容器もしくはクロージャに設けられた前記
    開口部に、突起またはアンダカット部を設け、該突起も
    しくは該アンダカット部に係合するように、溶融された
    剛毛材料を成形する、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】少なくとも溶融および変形加工の間、剛毛
    束の各剛毛を剛毛支持体から間隔を置いて密に把持す
    る、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】剛毛支持体を、流動媒体を有する容器のた
    めのクロージャの形で形成する、請求項1から4までの
    いずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】請求項1から5までのいずれか1項記載の
    方法を実施するための装置において、剛毛(2)と剛毛
    支持体(6)との溶融体に凹部(19)を加工成形するた
    めの、第1の成形面(18)を備え加熱可能な第1の成形
    工具(16)と、上昇管(7)を形成するための、前記凹
    部(19)に突入するマンドレル(21)を備えた加熱可能
    な第2の成形工具(20)とが設けられていることを特徴
    とする、剛毛を用いて流動媒体を塗布するための器具を
    製造する装置。
  7. 【請求項7】剛毛(2)のために、該剛毛(2)を密に
    取り囲んで把持するガイド(15,22)が、剛毛支持体か
    ら間隔を置いて設けられている、請求項6記載の装置。
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