JP2732419B2 - エイリアシング検出方法とその装置 - Google Patents
エイリアシング検出方法とその装置Info
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- JP2732419B2 JP2732419B2 JP3303282A JP30328291A JP2732419B2 JP 2732419 B2 JP2732419 B2 JP 2732419B2 JP 3303282 A JP3303282 A JP 3303282A JP 30328291 A JP30328291 A JP 30328291A JP 2732419 B2 JP2732419 B2 JP 2732419B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R13/00—Arrangements for displaying electric variables or waveforms
- G01R13/20—Cathode-ray oscilloscopes
- G01R13/22—Circuits therefor
- G01R13/34—Circuits for representing a single waveform by sampling, e.g. for very high frequencies
- G01R13/345—Circuits for representing a single waveform by sampling, e.g. for very high frequencies for displaying sampled signals by using digital processors by intermediate A.D. and D.A. convertors (control circuits for CRT indicators)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルオシロスコー
プ等に利用するエイリアシング検出方法とその装置に関
する。
プ等に利用するエイリアシング検出方法とその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】エイリアシングとは、図4に示すよう
に、サンプリング信号Aの周波数(クロック)が入力信
号Bの周波数の2倍未満のときに発生する現象で、サン
プリングしたデータCをアナログ信号に再変換したとき
の波形Dは、実際の入力信号Bの周波数より低い周波数
の信号として再現してしまうことをいう。
に、サンプリング信号Aの周波数(クロック)が入力信
号Bの周波数の2倍未満のときに発生する現象で、サン
プリングしたデータCをアナログ信号に再変換したとき
の波形Dは、実際の入力信号Bの周波数より低い周波数
の信号として再現してしまうことをいう。
【0003】従来、ディジタルオシロスコープ等に利用
するこの種のエイリアシング検出装置は、図3に示すよ
うにその主要部は、A/D変換器1,コンパレータ2及
びシフトレジスタ3から構成されている。A/D変換器
1で変換された入力信号Bのディジタルデータをシフト
レジスタ3に一旦ラッチしてメモリ4に格納する。この
メモリ4への格納タイミングはタイムベース回路5から
のサンプリングクロックCK(サンプリングレートの間
隔)ごとに行なわれる。そして最高サンプリングレート
でディジタルに変換され、シフトレジスタ3への入出力
データinA,inBをコンパレータ2で比較して最大
値,最小値を検出する。そして、この最大値,最小値を
表示部(図略)に表示することによって、エイリアシン
グが発生したとき波形を観測すれば識別できるようにな
っている。
するこの種のエイリアシング検出装置は、図3に示すよ
うにその主要部は、A/D変換器1,コンパレータ2及
びシフトレジスタ3から構成されている。A/D変換器
1で変換された入力信号Bのディジタルデータをシフト
レジスタ3に一旦ラッチしてメモリ4に格納する。この
メモリ4への格納タイミングはタイムベース回路5から
のサンプリングクロックCK(サンプリングレートの間
隔)ごとに行なわれる。そして最高サンプリングレート
でディジタルに変換され、シフトレジスタ3への入出力
データinA,inBをコンパレータ2で比較して最大
値,最小値を検出する。そして、この最大値,最小値を
表示部(図略)に表示することによって、エイリアシン
グが発生したとき波形を観測すれば識別できるようにな
っている。
【0004】したがってこのピーク検出を動作させたと
きの波形と、動作させていないときの波形を比較するこ
とにより、エイリアシングが発生しているかが識別でき
る。
きの波形と、動作させていないときの波形を比較するこ
とにより、エイリアシングが発生しているかが識別でき
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエイリアシング検出装置ではエイリアシングが発生
していることを検出していないため、表示している波形
に対して、エイリアシングが発生していることを使用者
にメッセージを出すことができないという問題があっ
た。
来のエイリアシング検出装置ではエイリアシングが発生
していることを検出していないため、表示している波形
に対して、エイリアシングが発生していることを使用者
にメッセージを出すことができないという問題があっ
た。
【0006】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、使用者にエイリアシングが発生している
ことを表示部にメッセージとして出力できる優れたエイ
リアシング検出方法とその装置を提供することを目的と
するものである。
るものであり、使用者にエイリアシングが発生している
ことを表示部にメッセージとして出力できる優れたエイ
リアシング検出方法とその装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、2つのピーク検出回路にそれぞれカウン
タを設け、サンプリングレート区間毎に検出した最大
値,最小値から求めた任意の2点を越えたデータ数を前
記カウンタで計数し、計数した数によってエイリアシン
グが発生したことを検出し、表示するようにしたもので
ある。
に、本発明は、2つのピーク検出回路にそれぞれカウン
タを設け、サンプリングレート区間毎に検出した最大
値,最小値から求めた任意の2点を越えたデータ数を前
記カウンタで計数し、計数した数によってエイリアシン
グが発生したことを検出し、表示するようにしたもので
ある。
【0008】
【作用】したがって、上記構成によれば、最初のサンプ
リングレート区間に検出した最大値,最小値をピーク検
出回路で検出し、レベルを求め、次のサンプリングレー
ト区間でそのレベルを越えた数をエイリアシング検出用
カウンタで計数することによってエイリアシングが発生
していることをCPUに出力でき、CRT上にメッセー
ジを出力できるという効果を有する。
リングレート区間に検出した最大値,最小値をピーク検
出回路で検出し、レベルを求め、次のサンプリングレー
ト区間でそのレベルを越えた数をエイリアシング検出用
カウンタで計数することによってエイリアシングが発生
していることをCPUに出力でき、CRT上にメッセー
ジを出力できるという効果を有する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック構成図を
示すものである。図1において、31はA/D変換器で
あり、ピーク検出回路32,33に接続される。このピ
ーク検出回路32,33は夫々サンプリングレートの間
隔で最大値,最小値が検出される。36はタイムベース
回路で、ここから出力されるサンプリングクロックは、
分周カウンタ37で2分周され、エイリアシング検出用
カウンタ34,35に夫々出力される。このエイリアシ
ング検出用カウンタ34,35でエイリアシングが検出
されると、CPU38はエイリアシング検出信号を受け
取りCRT39にメッセージを出力する。
示すものである。図1において、31はA/D変換器で
あり、ピーク検出回路32,33に接続される。このピ
ーク検出回路32,33は夫々サンプリングレートの間
隔で最大値,最小値が検出される。36はタイムベース
回路で、ここから出力されるサンプリングクロックは、
分周カウンタ37で2分周され、エイリアシング検出用
カウンタ34,35に夫々出力される。このエイリアシ
ング検出用カウンタ34,35でエイリアシングが検出
されると、CPU38はエイリアシング検出信号を受け
取りCRT39にメッセージを出力する。
【0010】次に上記実施例の動作について、図2に示
すタイミングチャートを用いて説明する。A/D変換器
31が入力信号Bをディジタルデータk(図2)に変換
し、出力する。タイムベース回路36からのサンプリン
グクロックi(図2)は分周カウンタ37で2分周され
た信号j(図2)がHレベルのとき、ピーク検出回路3
2,33にてタイムベース回路36から出力されるサン
プリングクロックi間隔における入力信号B(アナログ
データ)の最大値e,最小値hを検出する。
すタイミングチャートを用いて説明する。A/D変換器
31が入力信号Bをディジタルデータk(図2)に変換
し、出力する。タイムベース回路36からのサンプリン
グクロックi(図2)は分周カウンタ37で2分周され
た信号j(図2)がHレベルのとき、ピーク検出回路3
2,33にてタイムベース回路36から出力されるサン
プリングクロックi間隔における入力信号B(アナログ
データ)の最大値e,最小値hを検出する。
【0011】この検出された最大値,最小値をもとにエ
イリアシング検出レベルf,g(図2)の2値(A),
(B)を計算で求める。求め方は最大値の下位4ビット
を0にしたデータを(A)とし、最小値の下位4ビット
を1にしたデータを(B)とする。次に分周カウンタ3
7がLレベルのとき、サンプリングクロックi間隔にお
いてこのレベル(A),(B)を越えたかどうかをピー
ク検出回路32,33で入カデータと比較し、レベルを
越えたときにエイリアシング検出用カウンタ34,35
でそれぞれ計数する。2個のカウンタ34,35で計数
した数がそれぞれ任意の数を越えたとき、エイリアシン
グが発生したものとしてCPU38に信号n,o(図
2)が出力される。この信号を受け取ったCPU38は
CRT39上にエイアリシングが発生していることのメ
ッセージを出すことができる。
イリアシング検出レベルf,g(図2)の2値(A),
(B)を計算で求める。求め方は最大値の下位4ビット
を0にしたデータを(A)とし、最小値の下位4ビット
を1にしたデータを(B)とする。次に分周カウンタ3
7がLレベルのとき、サンプリングクロックi間隔にお
いてこのレベル(A),(B)を越えたかどうかをピー
ク検出回路32,33で入カデータと比較し、レベルを
越えたときにエイリアシング検出用カウンタ34,35
でそれぞれ計数する。2個のカウンタ34,35で計数
した数がそれぞれ任意の数を越えたとき、エイリアシン
グが発生したものとしてCPU38に信号n,o(図
2)が出力される。この信号を受け取ったCPU38は
CRT39上にエイアリシングが発生していることのメ
ッセージを出すことができる。
【0012】このように上記実施例によれば、まず最初
にサンプリングクロック間における最大値,最小値をピ
ーク検出回路32,33で検出し、入力信号Bを計算で
レベル(A),(B)を求める。次のサンプリングクロ
ック間で入カディジタル信号が計算で求めたレベルを越
えたかどうかをピーク検出回路32,33で比較し、そ
の結果をエイリアシング検出用カウンタ34,35で計
数し、CPU38に出力する。CPU38はCRT39
上にメッセージを出力できる。
にサンプリングクロック間における最大値,最小値をピ
ーク検出回路32,33で検出し、入力信号Bを計算で
レベル(A),(B)を求める。次のサンプリングクロ
ック間で入カディジタル信号が計算で求めたレベルを越
えたかどうかをピーク検出回路32,33で比較し、そ
の結果をエイリアシング検出用カウンタ34,35で計
数し、CPU38に出力する。CPU38はCRT39
上にメッセージを出力できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のエイリアシ
ング検出方法とその装置は、最大値/最小値を検出する
ピーク検出回路に、エイリアシングを検出するエイリア
シング検出用カウンタを付加したものであり、サンプリ
ングレート区間毎における任意のレベルを越えた数をエ
イリアシング検出用カウンタで計数することにより、C
RT上のエイリアシング発生のメッセージを出力するこ
とができる。
ング検出方法とその装置は、最大値/最小値を検出する
ピーク検出回路に、エイリアシングを検出するエイリア
シング検出用カウンタを付加したものであり、サンプリ
ングレート区間毎における任意のレベルを越えた数をエ
イリアシング検出用カウンタで計数することにより、C
RT上のエイリアシング発生のメッセージを出力するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】図1のタイミングチャートである。
【図3】従来のエイリアシング検出装置の概略ブロック
図である。
図である。
【図4】エイリアシングの現象を説明する波形図であ
る。
る。
31…A/D変換器、 32,33…ピーク検出回路、
34,35…エイリアシング検出用カウンタ、 36
…タイムベース回路、 37…分周カウンタ、38…C
PU(中央演算処理装置)、 39…CRT。
34,35…エイリアシング検出用カウンタ、 36
…タイムベース回路、 37…分周カウンタ、38…C
PU(中央演算処理装置)、 39…CRT。
Claims (2)
- 【請求項1】 2つのピーク検出回路にそれぞれカウン
タを設け、サンプリングレート区間毎に検出した最大
値、最小値から求めた任意の2点を超えたデータ数を前
記カウンタで計数し、計数した数によってエイリアシン
グが発生したことを検出し、表示することを特徴とする
エイリアシング検出方法。 - 【請求項2】 アナログ信号をディジタルデータに変換
するA/D変換器と、サンプリングクロックを発生する
タイムベース回路と、サンプリングレートの間隔で最大
値/最小値を検出する2つのピーク検出回路と、エイリ
アシングを検出する2つのエイリアシング検出用カウン
タと、該エイリアシング検出用カウンタからのエイリア
シング検出信号を受取り、表示部にメッセージを出力す
る中央演算処理装置とを有することを特徴とするエイリ
アシング検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3303282A JP2732419B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | エイリアシング検出方法とその装置 |
US07/974,718 US5585819A (en) | 1991-11-19 | 1992-11-12 | Method and apparatus for detecting aliasing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3303282A JP2732419B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | エイリアシング検出方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05145415A JPH05145415A (ja) | 1993-06-11 |
JP2732419B2 true JP2732419B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17919087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3303282A Expired - Fee Related JP2732419B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | エイリアシング検出方法とその装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5585819A (ja) |
JP (1) | JP2732419B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6225972B1 (en) | 1998-08-13 | 2001-05-01 | Snap-On Tools Company | Oscilloscope display with rail indicator |
JP4575193B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2010-11-04 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 質量分析装置および質量分析方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948658A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | Hitachi Denshi Ltd | エイリアシングエラ−検出回路 |
US4656598A (en) * | 1984-11-06 | 1987-04-07 | Hewlett Packard Company | Alias detector for digital oscilloscopes |
JPS61235757A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-21 | Iwatsu Electric Co Ltd | トリガ信号発生回路 |
JPS6314170U (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-29 | ||
US4763067A (en) * | 1987-10-08 | 1988-08-09 | Tektronix, Inc. | Oscilloscope having a displayed trigger indicator |
JPH01174119A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-10 | Alpine Electron Inc | Ad変換器の評価装置 |
US5028914A (en) * | 1988-06-23 | 1991-07-02 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for waveform digitization |
JPH0769365B2 (ja) * | 1989-01-10 | 1995-07-31 | アンリツ株式会社 | スペクトラムアナライザ |
JPH04106476A (ja) * | 1990-08-28 | 1992-04-08 | Yokogawa Electric Corp | 波形測定装置 |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP3303282A patent/JP2732419B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-11-12 US US07/974,718 patent/US5585819A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5585819A (en) | 1996-12-17 |
JPH05145415A (ja) | 1993-06-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |