JP2605901B2 - 接点信号処理装置 - Google Patents
接点信号処理装置Info
- Publication number
- JP2605901B2 JP2605901B2 JP1344124A JP34412489A JP2605901B2 JP 2605901 B2 JP2605901 B2 JP 2605901B2 JP 1344124 A JP1344124 A JP 1344124A JP 34412489 A JP34412489 A JP 34412489A JP 2605901 B2 JP2605901 B2 JP 2605901B2
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- Japan
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- data
- contact signal
- memory
- compression
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- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、接点信号処理装置に関するものであり、詳
しくは、接点信号の圧縮処理に関するものである。
しくは、接点信号の圧縮処理に関するものである。
＜従来の技術＞ 波形測定器として、各種のセンサーや変換器で検出さ
れた測定対象物の現象波形信号をデジタル信号に変換し
てメモリに格納した後、このメモリに格納されたデジタ
ル信号を読み出して現象波形を表示器に表示したり、記
録部に記録するように構成されたものがある。
れた測定対象物の現象波形信号をデジタル信号に変換し
てメモリに格納した後、このメモリに格納されたデジタ
ル信号を読み出して現象波形を表示器に表示したり、記
録部に記録するように構成されたものがある。
ところで、このような波形測定器での現象波形の表示
や記録にあたっては、長期間の波形の変化の状態を把握
しやすくするためにメモリから読み出される波形データ
を時間軸方向に沿って圧縮するとともに、測定対象物の
操作スイッチの出力信号や、オン，オフ制御信号などの
接点信号をトリガ信号としてメモリに格納された波形デ
ータの時間管理をするために接点信号も波形データと同
様の比率でデータ圧縮することも行われている。
や記録にあたっては、長期間の波形の変化の状態を把握
しやすくするためにメモリから読み出される波形データ
を時間軸方向に沿って圧縮するとともに、測定対象物の
操作スイッチの出力信号や、オン，オフ制御信号などの
接点信号をトリガ信号としてメモリに格納された波形デ
ータの時間管理をするために接点信号も波形データと同
様の比率でデータ圧縮することも行われている。
そこで、ある種の装置では、このような接点信号のデ
ータ圧縮処理にあたって、本来は現象波形信号の処理に
用いられる一部の系統を割当てるようにし、波形データ
と接点信号とを同様な回路構成でデータ圧縮演算するこ
とが行われている。
ータ圧縮処理にあたって、本来は現象波形信号の処理に
用いられる一部の系統を割当てるようにし、波形データ
と接点信号とを同様な回路構成でデータ圧縮演算するこ
とが行われている。
＜発明が解決しようとする課題＞ しかし、このような従来の構成によれば、単純な接点
信号のデータ圧縮処理演算のために、高価なA/D変換器
を含む波形データ処理系統の一部を犠牲にしなければな
らず、結果的にコストが高くなってしまうという欠点が
ある。
信号のデータ圧縮処理演算のために、高価なA/D変換器
を含む波形データ処理系統の一部を犠牲にしなければな
らず、結果的にコストが高くなってしまうという欠点が
ある。
本発明は、このような点に着目したものであり、その
目的は、簡単な回路構成で接点信号の圧縮処理演算が高
速に行える接点信号処理装置を提供することにある。
目的は、簡単な回路構成で接点信号の圧縮処理演算が高
速に行える接点信号処理装置を提供することにある。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明の接点信号処理装置は、 入力される接点信号の変化を逐次検出する変化検出回
路と、 変化検出回路の出力データを逐次格納するメモリと、 このメモリに格納されたデータを読み出して任意に設
定される圧縮期間内の論理和を圧縮データとして出力す
る圧縮回路、 とで構成されたことを特徴とする。
路と、 変化検出回路の出力データを逐次格納するメモリと、 このメモリに格納されたデータを読み出して任意に設
定される圧縮期間内の論理和を圧縮データとして出力す
る圧縮回路、 とで構成されたことを特徴とする。
＜作用＞ メモリには、接点信号の変化を逐次検出する変化検出
回路の出力データが逐次格納される。このメモリに格納
された接点信号の変化を表すデータは、データ圧縮すべ
き期間毎の論理和を出力する圧縮回路に逐次読み出され
る。
回路の出力データが逐次格納される。このメモリに格納
された接点信号の変化を表すデータは、データ圧縮すべ
き期間毎の論理和を出力する圧縮回路に逐次読み出され
る。
このようにして圧縮回路から出力される論理和データ
は、設定された圧縮期間内の接点信号のＨレベルまたは
Ｌレベルが圧縮されたものになる。
は、設定された圧縮期間内の接点信号のＨレベルまたは
Ｌレベルが圧縮されたものになる。
＜実施例＞ 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
８チャンネルの接点信号を処理する例を示している。図
において、８チャンネル（CH1〜CH8）の接点信号は入力
部１のコンパレータに加えられ、ＨレベルまたはＬレベ
ルが判定された後８ビットデータとしてパラレル／シリ
アル（P/S）変換器２に加えられる。このパラレル／シ
リアル変換器２から出力されるシリアルデータは例えば
フォトカプラーなどの絶縁伝送要素を介してシリアル／
パラレル（S/P）変化器３に加えられ、再び８ビットの
パラレルデータに変換される。シリアル／パラレル変換
器３から出力される８ビットのパラレルデータは、変化
検出回路４に加えられるとともにメモリ５に加えられ
る。変化検出回路４は、各ビット（各チャンネル）につ
いて前回のデータと今回のデータを比較して変化の有無
を検出し、変化があった場合にのみ該当するチャンネル
にパルスを出力する。これらの結果は８ビットデータと
してメモリ５に出力される。すなわち、メモリ５には合
計16ビットのデータが加えられる。このメモリ５に格納
されたデータは逐次圧縮回路６に読み出され、それらの
データの内の変化検出回路４の出力データを用いて任意
に設定される期間単位でのデータ圧縮演算が行われる。
８チャンネルの接点信号を処理する例を示している。図
において、８チャンネル（CH1〜CH8）の接点信号は入力
部１のコンパレータに加えられ、ＨレベルまたはＬレベ
ルが判定された後８ビットデータとしてパラレル／シリ
アル（P/S）変換器２に加えられる。このパラレル／シ
リアル変換器２から出力されるシリアルデータは例えば
フォトカプラーなどの絶縁伝送要素を介してシリアル／
パラレル（S/P）変化器３に加えられ、再び８ビットの
パラレルデータに変換される。シリアル／パラレル変換
器３から出力される８ビットのパラレルデータは、変化
検出回路４に加えられるとともにメモリ５に加えられ
る。変化検出回路４は、各ビット（各チャンネル）につ
いて前回のデータと今回のデータを比較して変化の有無
を検出し、変化があった場合にのみ該当するチャンネル
にパルスを出力する。これらの結果は８ビットデータと
してメモリ５に出力される。すなわち、メモリ５には合
計16ビットのデータが加えられる。このメモリ５に格納
されたデータは逐次圧縮回路６に読み出され、それらの
データの内の変化検出回路４の出力データを用いて任意
に設定される期間単位でのデータ圧縮演算が行われる。
第２図は第１図で用いる変化検出回路４の具体例図を
１チャンネルについて示したものである。イクスクルー
シブノアゲート７の一方の入力端子には入力データｘが
加えられ、このイクスクルーシブノアゲート７の出力デ
ータはＤ形フリップフロップ８のデータ端子Ｄに加えら
れている。このＤ形フリップフロップ８のＱ端子からメ
モリ５に出力データｙが出力されるとともに、出力デー
タｙはイクスクルーシブノアゲート７の他方の入力端子
に加えられている。ここで、入力データ列ｘをx1,x2,…
xiとし、出力データ列ｙをy1,y2,…yiとすると、 yi＝0;xi＝xi-1（データ変化なし） yi＝1;xi≠xi-1（データ変化あり） で表されるデータを出力することになる。
１チャンネルについて示したものである。イクスクルー
シブノアゲート７の一方の入力端子には入力データｘが
加えられ、このイクスクルーシブノアゲート７の出力デ
ータはＤ形フリップフロップ８のデータ端子Ｄに加えら
れている。このＤ形フリップフロップ８のＱ端子からメ
モリ５に出力データｙが出力されるとともに、出力デー
タｙはイクスクルーシブノアゲート７の他方の入力端子
に加えられている。ここで、入力データ列ｘをx1,x2,…
xiとし、出力データ列ｙをy1,y2,…yiとすると、 yi＝0;xi＝xi-1（データ変化なし） yi＝1;xi≠xi-1（データ変化あり） で表されるデータを出力することになる。
第３図は第１図で用いる圧縮回路６の具体例図を１チ
ャンネルについて示したものである。オアゲート９の一
方の入力端子にはメモリ５から入力データｙが加えら
れ、このオアゲート９の出力データはＤ形フリップフロ
ップ10のデータ端子Ｄに加えられている。このＤ形フリ
ップフロップ10のＱ端子から外部に出力データｚが出力
されるとともに、出力データｚはオアゲート９の他方の
入力端子に加えられている。また、クリア端子にはクリ
ア信号CLRが加えられている。ここで、メモリ５から入
力されるデータ列yiを圧縮したい任意の期間経過後にク
リア信号をアクティブにすることにより、圧縮期間内に
加えられるデータ列yiが加算されて圧縮されたデータzi
が出力されることになる。
ャンネルについて示したものである。オアゲート９の一
方の入力端子にはメモリ５から入力データｙが加えら
れ、このオアゲート９の出力データはＤ形フリップフロ
ップ10のデータ端子Ｄに加えられている。このＤ形フリ
ップフロップ10のＱ端子から外部に出力データｚが出力
されるとともに、出力データｚはオアゲート９の他方の
入力端子に加えられている。また、クリア端子にはクリ
ア信号CLRが加えられている。ここで、メモリ５から入
力されるデータ列yiを圧縮したい任意の期間経過後にク
リア信号をアクティブにすることにより、圧縮期間内に
加えられるデータ列yiが加算されて圧縮されたデータzi
が出力されることになる。
第１図の構成は、等価的には第４図のように、入力デ
ータをイクスクルーシブオアゲートXORに加えてその出
力データを一旦メモリに格納し、このメモリに格納され
たデータをオアゲートORに読み出して出力データを得る
ものとして表すことができる。この場合のメモリから読
み出されるデータに対する演算処理は論理和演算のみで
あって、短時間で演算処理できる。
ータをイクスクルーシブオアゲートXORに加えてその出
力データを一旦メモリに格納し、このメモリに格納され
たデータをオアゲートORに読み出して出力データを得る
ものとして表すことができる。この場合のメモリから読
み出されるデータに対する演算処理は論理和演算のみで
あって、短時間で演算処理できる。
これに対し、第４図と同様な構成要素を用いて、第５
図に示すように、入力データを一旦メモリに格納し、こ
のメモリに格納されたデータをイクスクルーシブオアゲ
ートXORに読み出した後その出力データをオアゲートOR
に加えて出力データを得ることも考えられる。ところ
が、この場合のメモリから読み出されるデータに対する
演算処理は、排他的論理和演算と論理和演算の２段演算
になる。ここで、一般に排他的論理和演算は論理和演算
の２倍の演算時間を要することから第４図に比べて３倍
の演算時間が必要になり、高速演算処理が行えないこと
になる。
図に示すように、入力データを一旦メモリに格納し、こ
のメモリに格納されたデータをイクスクルーシブオアゲ
ートXORに読み出した後その出力データをオアゲートOR
に加えて出力データを得ることも考えられる。ところ
が、この場合のメモリから読み出されるデータに対する
演算処理は、排他的論理和演算と論理和演算の２段演算
になる。ここで、一般に排他的論理和演算は論理和演算
の２倍の演算時間を要することから第４図に比べて３倍
の演算時間が必要になり、高速演算処理が行えないこと
になる。
なお、第１図では、メモリに入力データと変化検出回
路の出力データを格納する例を示したが、接点信号のデ
ータ圧縮のみに着目する場合には変化検出回路の出力デ
ータのみを格納すればよく、回路構成を簡略化できる。
路の出力データを格納する例を示したが、接点信号のデ
ータ圧縮のみに着目する場合には変化検出回路の出力デ
ータのみを格納すればよく、回路構成を簡略化できる。
また、接点信号のチャンネル数は８チャンネルに限る
ものではなく、適宜増減してもよい。
ものではなく、適宜増減してもよい。
＜発明の効果＞ 以上説明したように、本発明によれば、簡単な回路構
成で接点信号の圧縮処理演算が高速に行える接点信号処
理装置が実現でき、各種の波形測定装置の時間管理回路
として好適である。
成で接点信号の圧縮処理演算が高速に行える接点信号処
理装置が実現でき、各種の波形測定装置の時間管理回路
として好適である。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図で用いる変化検出回路の具体例図、第３図は第１
図で用いる圧縮回路の具体例図、第４図は第１図の等価
ブロック図、第５図は第１図の変化回路のブロック図で
ある。 １……入力部、２……パラレル／シリアル（P/S）変換
器、３……シリアル／パラレル（S/P）変換器、４……
変化検出回路、５……メモリ、６……圧縮回路、７……
イクスクルーシブノアゲート、8,10……Ｄ形フリップフ
ロップ、９……オアゲート。
第１図で用いる変化検出回路の具体例図、第３図は第１
図で用いる圧縮回路の具体例図、第４図は第１図の等価
ブロック図、第５図は第１図の変化回路のブロック図で
ある。 １……入力部、２……パラレル／シリアル（P/S）変換
器、３……シリアル／パラレル（S/P）変換器、４……
変化検出回路、５……メモリ、６……圧縮回路、７……
イクスクルーシブノアゲート、8,10……Ｄ形フリップフ
ロップ、９……オアゲート。
Claims (1)
- 【請求項１】入力される接点信号の変化を逐次検出する
変化検出回路と、 この変化検出回路の出力データを逐次格納するメモリ
と、 このメモリに格納されたデータを読み出して任意に設定
される圧縮期間内の論理和を圧縮データとして出力する
圧縮回路、 とで構成されたことを特徴とする接点信号処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1344124A JP2605901B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 接点信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1344124A JP2605901B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 接点信号処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03202781A JPH03202781A (ja) | 1991-09-04 |
| JP2605901B2 true JP2605901B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=18366824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1344124A Expired - Lifetime JP2605901B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 接点信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605901B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1344124A patent/JP2605901B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03202781A (ja) | 1991-09-04 |
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