JP2732397B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

Info

Publication number
JP2732397B2
JP2732397B2 JP62091290A JP9129087A JP2732397B2 JP 2732397 B2 JP2732397 B2 JP 2732397B2 JP 62091290 A JP62091290 A JP 62091290A JP 9129087 A JP9129087 A JP 9129087A JP 2732397 B2 JP2732397 B2 JP 2732397B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
temperature
amount
heating
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62091290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63257518A (ja
Inventor
渉 松本
広明 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP62091290A priority Critical patent/JP2732397B2/ja
Publication of JPS63257518A publication Critical patent/JPS63257518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2732397B2 publication Critical patent/JP2732397B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、炊飯開始前に所定時間米を浸水すること
なしに芯のないおいしい米飯を自動的に炊き上げること
ができる炊飯器に関するものである。 〔従来の技術〕 一般においしいご飯を炊くには、洗米後、米に適度の
水分を吸収させることと適当な加熱量を与えることが必
要である。 従来の炊飯器においては、このような吸水工程をも自
動制御するようになされており、炊飯時間の短縮化合と
相俟って、第5図に示すように、例えば米の糊化温度
(約65℃)より低い所定温度(50℃)弱火制御を所定の
予熱時間T=20分間維持することにより米の吸水作用を
促進させ、その後強火制御により炊飯工程に移行するよ
うになされている。 このような工程を経ることにより芯のないおいしい米
飯を炊き上げることが可能となる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに、従来の炊飯器においては、炊飯容器内炊飯
量に拘らず、吸水工程における予熱時間Tを一定として
いたため、少量炊飯では炊飯開始から沸騰までの温度上
昇時間が短くなることから水分の蒸発が著しく吸水不足
となり易く、他方、多量炊飯では上記温度上昇時間が長
くなることから吸水過多となり易く、炊飯量に応じた適
切な吸水工程を営むことができなかった。 そこで、この発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、炊飯容器内の炊飯量に応じた予熱
時間を確保して適切な吸水工程を営むことのできる炊飯
器を得ることを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る炊飯器は、炊飯容器を加熱する加熱手
段と、予熱時間が設定される予熱時間タイマと、炊飯容
器内温度を検出する温度検出手段と、上記予熱時間タイ
マの設定時間の間該温度検出信号に基いて上記炊飯容器
内温度を米の糊化温度により低い所定の温度に一定制御
すべく上記加熱手段による加熱量を制御する加熱量制御
手段とを備えた炊飯器において、上記炊飯容器内の炊飯
量を、炊飯量判定温度となった時に上記加熱量制御手段
をオフさせてから再び該炊飯量判定温度に降下されるま
での間のオフ時間により検出する炊飯量検出手段と、検
出炊飯量に応じて、炊飯量が少ないほど長い予熱時間と
なるように上記予熱時間タイマに予熱時間を設定する予
熱時間設定手段とを備えたものである。 〔作用〕 この発明の炊飯器においては、炊飯量を、炊飯量判定
温度となった時に上記加熱量制御手段をオフさせてから
再び該炊飯量判定温度に降下されるまでの間のオフ時間
により検出し、吸水工程における予熱時間を検出炊飯量
に応じて設定するので、吸水に最適な温度を維持しつ
つ、適切な吸水を炊飯量に拘らず自動的に行うことがで
きる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。 第1図はこの発明による炊飯器の一実施営の全体構成
図である。この実施例は第1図から明らかなように、炊
飯容器(1)を底部から加熱する加熱手段(2)と、炊
飯容器(1)の外周部温度を検出する温度検出手段
(3)を設け、この温度検出手段(3)の温度検出信号
に基づいて、予熱時間が設定される予熱時間タイマ
(4)の設定時間の間、上記炊飯容器内温度を米の糊化
温度(約65℃)より低い所定の温度(50℃)に一定制御
すべく、加熱量制御手段(5)により加熱手段(2)に
よる加熱量を制御するようになされている。 しかして、(6)は上記炊飯容器(1)内の炊飯量を
検出する炊飯量検出手段、(7)は検出炊飯量に応じて
上記予熱時間タイマ(4)に予熱時間を設定する予熱時
間設定手段を示し、上記炊飯量検出手段(6)は、検出
温度が所定の炊飯量判定温度(50℃)となった時に検出
信号を出力する炊飯量判定温度検出手段(61)と、その
検出信号に基いて上記加熱量制御手段(5)に加熱手段
(2)への一時オフ信号を送出すると共に、一時オフ信
号の送出後上記検出温度が降下し再び上記炊飯量判定温
度(50℃)となった時に上記加熱量制御手段(5)にオ
フ解除信号を送出する一時オフ制御手段(62)と、上記
一時オフ信号が送出されてからオフ解除信号が送出され
るまでのオフ時間をカウントするオフ時間タイマ(63)
と、このタイマ(63)によりカウントされるオフ時間に
応じた炊飯量を演算する炊飯量演算手段(64)とでな
り、上記予熱時間タイマ(4)〜予熱時間設定手段
(7)は、処理プログラムを記憶したメモリ、温度検出
手段(3)からの検出信号及び後述するスイッチ等から
の信号を入力する入力回路、この入力回路に入力される
信号に基いて上記プログラム処理によって得られた出力
信号すなわち加熱量制御信号を出力回路を介して加熱手
段(2)に出力するためのCPUを備えた図示しないマイ
クロコンピュータで構成されている。 第2図は第1図の実施例に使用される炊飯器本体の断
面図である。図中(8)は外箱で、蓋(9)を有する炊
飯容器(1)がその内部に配置されている。(11)は炊
飯容器(1)内の水を示し、米(10)の量に見合って水
面(イ),(ロ)が決められる。(12)は炊飯容器
(1)の底部外面に密着する加熱板であり、加熱手段
(2)はこの加熱板(12)に取付けられている。この実
施例では加熱手段(2)として電気ヒータが用いられて
いる。また(13)は加熱板(12)の中央部に炊飯容器
(1)の底と接するように配置された釜底温度検出手段
である。(3)は炊飯温度検出手段であり、炊飯容器
(1)の一定高さの外周側面に当接するように外箱
(8)に設置されている。(15)はスタートスイッチボ
タン、(16)はストップスイッチボタンであって、何れ
も外箱(8)の下部外面に設けた操作パネル(14)上に
設けられている。 次に、上記実施例の動作を第3図に示すフローチャー
ト及び第4図に示す特性図に基いて説明する。 先ず、炊飯に当りスタートスイッチボタン(15)を押
すと、そのオン信号が予熱時間タイマ(4)に入力さ
れ、そのカウント開始信号によって加熱量制御手段
(5)が動作して加熱手段(2)により強火制御し(ス
テップS31)、米の吸水工程が開始する。この吸水工程
は米の糊化温度(65℃)より低い所定の温度、例えば50
℃に炊飯量に応じた時間予熱して米に水を吸水させる工
程である。このスタート時、強火制御によって炊飯容器
(1)内米飯温度が上昇し、これを間接的に検出する温
度検出手段(3)の検出温度が所定の炊飯量判定温度
(50℃)に到達したことを炊飯量判定温度検出手段(6
1)によって検出する(ステップS32)と、その検出信号
によて一時オフ制御手段(62)を動作させ、加熱量制御
手段(5)に一時オフ信号を送出させて加熱手段(2)
を一時オフさせると共に、オフ時間タイマ(63)を動作
させてオフ時間t0の測定を開始させる(ステップS3
3)。 しかして、加熱手段(2)の一時オフ制御によって、
米飯温度は50℃から若干上昇するが、その上昇が止ま
り、再び炊飯量判定温度50℃に降下したことを炊飯量判
定温度検出手段(61)によって検出する(ステップS3
4)と、その検出信号に基いて一時オフ制御手段(62)
は加熱量制御手段(5)及びオフ時間タイマ(63)にオ
フ解除信号を送出し、これにより加熱量制御手段(5)
は米飯温度を50℃に一定制御すべく弱火制御し、オフ時
間タイマ(63)はそのカウント動作をストップして一時
オフ信号の出力があってからオフ解除信号が出力される
までの間のオフ時間t0を炊飯量演算手段(64)に送出す
る(ステップS35)。このオフ時間t0に応じた炊飯量が
炊飯量演算手段(64)により演算され(ステップS3
6)、予熱時間設定手段(7)に与えられる。 ここで、上記オフ時間t0は、炊飯容器内熱容量の関係
から、少量の炊飯の場合は多量炊飯時に比して、加熱時
全体の温度上昇が早く加熱手段(2)をオフさせてても
米飯温度はなかなか下がらなく、炊飯量判定温度50℃に
降下する時間が長くなり、他方、多量炊飯時はその降下
速度が早くなる。したがって、上記オフ時間t0を測定す
ることによりこれに応じた炊飯量を間接的に知ることが
できる。 予熱時間設定手段(7)は、この炊飯量の検出信号を
受けて、適切な吸水工程を営むべく炊飯量に応じて必要
な予熱時間Tを設定する(ステップS37)。この炊飯量
に対する予熱時間は予め格納されており、例えば第4図
に示すように、炊飯量が少なくなるにつれ、その予熱時
間も長くとるようになされている。すなわち、多量炊飯
時予熱時間をTA、中量炊飯時予熱時間をTB、少量炊飯時
予熱時間をTCとした場合、TA<TB<TCとなり、それぞれ
必要な吸水時間を確保することになる。 このようにして設定される予熱時間の設定信号は予熱
時間タイマ(4)に与えられ、この予熱時間タイマ
(4)はスタートスイッチボタン(15)の押圧によって
カウントアップを開始していて、そのカウント時間が与
えられる予熱時間に達すると、加熱量制御手段(5)に
吸水工程の終了信号を送出する。 なお、上記加熱量制御手段(5)は、スタートスイッ
チボタン(15)の押圧により予熱時間タイマ(4)から
与えられるカウント開始信号によって吸水工程を開始
し、初期時の強火制御後、米飯温度が糊化温度より低い
所定の温度になった時加熱を一時オフ制御して炊飯量判
定を行うようにすると共に、判定後はそれに応じた予熱
時間の間上記所定温度に一定制御すべく弱火制御して炊
飯量に応じた吸水工程を営み(ステップS38)、その後
所定の処理プログラムに従って従来と同様に炊飯工程に
移行する(ステップS39)。この場合、第4図に示すよ
うに、炊飯量が多い程早く炊飯工程に移行するのは勿論
で、従来例のように不必要に長い吸水工程の予熱時間を
確保することがないので、必要な時間を短くできること
になり、ひいては炊飯完了までの所要時間を短縮できる
と共に、炊飯量の違いにより米飯の炊き上りに差がなく
なりおいしいものとなる。第4図中、A,B,Cはそれぞれ
多量、中量、少量の炊飯時の炊飯工程移行曲線である。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、炊飯量を、炊飯量
判定温度となった時に上記加熱量制御手段をオフさせて
から再び該炊飯量判定温度に降下されるまでの間のオフ
時間により検出し、吸水工程における予熱時間を検出炊
飯量に応じて設定するようにしたので、吸水に最適な温
度を維持しつつ、適切な吸水を炊飯量に拘らず自動的に
行うことができて、炊飯量の違いによる米飯の炊き上り
に差がなくおいしいご飯を簡単に炊くことができると共
に、吸水工程における所要時間の短縮化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明による炊飯器の一実施例の全体構成
図、第2図はその炊飯器本体の断面図、第3図はその動
作を示すフローチャート、第4図はその動作特性図、第
5図は第4図に対応する従来例の動作特性図である。 図において、(1)は炊飯容器、(2)は加熱手段、
(3)は温度検出手段、(4)は予熱時間タイマ、
(5)は加熱量制御手段、(6)は炊飯量検出手段、
(61)は炊飯量判定温度検出手段、(62)は一時オフ制
御手段、(63)はオフ時間タイマ、(64)は炊飯量演算
手段。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−211414(JP,A) 特開 昭56−116430(JP,A) 特開 昭55−42648(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.炊飯容器を加熱する加熱手段と、予熱時間が設定さ
    れる予熱時間タイマと、炊飯容器内温度を検出する温度
    検出手段と、上記予熱時間タイマの設定時間の間該温度
    検出信号に基いて、上記炊飯容器内温度を米の糊化温度
    より低い所定の温度に一定制御すべく上記加熱手段によ
    る加熱量を制御する加熱量制御手段とを備えた炊飯器に
    おいて、 上記炊飯容器内の炊飯量を、炊飯量判定温度となった時
    に上記加熱量制御手段をオフさせてから再び該炊飯量判
    定温度に降下されるまでの間のオフ時間により検出する
    炊飯量検出手段と、 検出炊飯量に応じて、炊飯量が少ないほど長い予熱時間
    となるように上記予熱時間タイマに予熱時間を設定する
    予熱時間設定手段とを備えたことを特徴とする炊飯器。 2.上記炊飯量検出手段は、検出温度が所定の炊飯量判
    定温度となった時に検出信号を出力する炊飯量判定温度
    検出手段と、その検出信号に基いて上記加熱量制御手段
    に加熱手段への一時オフ信号を送出すると共に、一時オ
    フ信号の送出後上記検出温度が降下し再び上記炊飯量判
    定温度となった時に上記加熱量制御手段にオフ解除信号
    を送出する一時オフ制御手段と、上記一時オフ信号が送
    出されてからオフ解除信号が送出されるまでの間のオフ
    時間をカウントするオフ時間タイマと、このタイマによ
    りカウントされるオフ時間に応じた炊飯量を演算する炊
    飯量演算手段とで成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の炊飯器。
JP62091290A 1987-04-14 1987-04-14 炊飯器 Expired - Lifetime JP2732397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62091290A JP2732397B2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62091290A JP2732397B2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14 炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63257518A JPS63257518A (ja) 1988-10-25
JP2732397B2 true JP2732397B2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=14022336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62091290A Expired - Lifetime JP2732397B2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14 炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2732397B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59211414A (ja) * 1983-05-17 1984-11-30 三洋電機株式会社 炊飯器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63257518A (ja) 1988-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108567313B (zh) 用于烹饪器具的煮饭控制方法及烹饪器具
US4438324A (en) Electric rice cooker
JP2732397B2 (ja) 炊飯器
JP3028983B2 (ja) 炊飯器
JPH06284959A (ja) 電気おかゆ調理器
JPH0236250B2 (ja) Denkisuihankinosuihanhoho
JPH11265A (ja) 電気炊飯器
JP2790384B2 (ja) 調理器
JPS6021716A (ja) 電気調理器
JPS59135026A (ja) 炊飯器
JPH05253049A (ja) 炊飯器
JPH07171054A (ja) 電気炊飯器
JPH07110263B2 (ja) 電気炊飯器
JP3154216B2 (ja) 炊飯器
JP3144936B2 (ja) 炊飯器
JP2500567B2 (ja) 電気おかゆ調理器
JP2844013B2 (ja) 炊飯器
JPS59168823A (ja) 炊飯電力制御機能を有する炊飯器
JPH0675538B2 (ja) 炊飯器
JPS5849123A (ja) 炊飯器
JPS59137019A (ja) 炊飯器
JPS5813925A (ja) 複合加熱器
JPH022053B2 (ja)
JPS62270115A (ja) 炊飯器
JPH0586210B2 (ja)