JP2732301B2 - 温風乾燥装置における壁面取付構造 - Google Patents

温風乾燥装置における壁面取付構造

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、所定位置にかざした手をセンサによって感
知し、ファン及びヒータを駆動して上記手の位置に温風
を吐出する温風乾燥装置の設置技術に係る温風乾燥装置
における壁面取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から使用されている温風乾燥装置と壁面との取付
構造は、一般に合成樹脂製の機筐自体に構成した掛止構
造によっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この種の温風乾燥装置では、機筐内に装着し
た電動機や温風装置の重量が極めて重いため、装着後に
内部装置、特に電動機の装着姿勢が狂ったり、温風乾燥
装置自体の装着姿勢が傾斜し、更には機筐を破損する等
の問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、
合成樹脂製の機筐の内部装置に荷重がかからないように
装置本体を取り付ける温風乾燥装置における壁面取付構
造を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る温風乾燥装
置における壁面取付構造は、温風吐出口にかざした手を
センサによって感知し、ファン及びヒータを駆動して上
記手の位置に温風を吐出する温風乾燥装置において、装
置本体の機筐内に固設した前記ファンを回転駆動するた
めの電動機の背面側に金属製のマウントブラケットを固
着し、該マウントブラケットに被取付壁面に固設したベ
ースプレートに構成した掛止端と係合する掛止構造を構
成すると共に、前記機筐背面の前記掛止構造を臨む位置
に透孔を穿設し、前記ベースプレートの掛止端を機筐の
透孔から挿入し、前記マウントブラケットの掛止構造に
掛け止めることを要旨とするものである。
また、上記ベースプレートは電動機のケースに直接掛
止構造を構成したものであっても同様に実施することが
できる。
〔作用〕
上記壁面取付構造によれば、ベースプレートに対して
荷重の大きい電動機を直接掛止固定することによって、
該電動機と固設するブロワやヒータ等の比較的荷重の大
きい内蔵部品を直接的に壁面に固設するように成り、機
筐に不必要な荷重がかからなく成る。したがって、機筐
が合成樹脂であっても重力の集中による変形や破損を生
じることがない。
〔実施例〕
以下、本発明に係る温風乾燥装置における壁面取付構
造の一実施例を図面に従って説明する。
本実施例は、電気配線ボックス前面の壁面に固設する
電気配線ボックスの蓋を兼用するようにしたベースプレ
ートに温風乾燥装置を固設するようにしたものである。
図面において、1はその前面に前カバー2を取り付けて
装置収容室3を構成した温風乾燥装置の機筐であり、一
般に前カバー2と共に硬質合成樹脂により形成して成
る。この装置収容室3には、温風機ユニット4,殺菌灯ユ
ニット5,センサユニット6,電源スイッチ7,切換スイッチ
8,コントローラ9及び端子台10,11等の構成装置を収容
搭載して成る。上記前カバー2は、機筐1に対して両部
材の縁部に形成した掛止構造12及び複数の螺子13により
分離接合可能に固着一体化して、温風機ユニット4の電
動機14を収容するようにした略半円筒状を為す装置収容
室3を形成すると共に、下方に上記温風機ユニット4の
シロッコ型ファン15を内蔵したブロワケース16から連通
する排気ダクト17を位置した温風吐出口18を形成して成
る。また該温風吐出口18の裏面には、該部機筐1の背面
に殺菌灯ユニット5を固設し、かつ同部位の内面に前記
温風吐出位置を臨むセンサユニット6を設けると共に、
機筐1内部には電源スイッチ7及び切替スイッチ8に接
続した端子台10,11を固設して成り、これらの構成部材
を前カバー2によって前面から被蓋する構成に成ってい
る。また本実施例では、上記コントローラ9は、温風機
ユニット4のブロワケース16の外面に固設してある。
前記温風機ユニット4は、ブロワケース16に電動機14
の駆動軸に軸着したシロッコ型ファン15を回動自在に内
装し、排気ダクト17内に通風加熱用のヒータ19を設けた
ものであり、該電動機14の後端には上端部に矩形状の掛
止用透孔21を穿設した略方形の金属板から成るマウント
ブラケット20を該電動機14の前端から挿通した複数の固
定螺子22で固着して成るもので、該マウントブラケット
20には、掛止用透孔21に連続する縦方向に伸びる矩形状
の通孔23を折曲形成して平坦な取付面24を構成すると共
に、該マウントブラケット20の四隅に螺設した螺子孔2
5,25…に対して機筐1の背板部1aに対応穿設した透孔2
6,26…から挿入した取付螺子27,27…をそれぞれ螺合緊
締し、該マウントブラケット20を介して、電動機14及び
該電動機14の機筐と複数の支持アーム28を介してブロワ
ケース16を固着している温風機ユニット4と該温風機ユ
ニット4に固定される全ての構造を一体化したものであ
る。
上記マウントブラケット20を内面に取り付けている機
筐1の背板部1aは、前記4個の透孔26,26…の内側が正
面側に凹陥した凹段部29を形成すると共に、該凹段部29
の上縁31下には中心軸上に位置して、前記マウントブラ
ケット20の掛止用透孔21との対応位置に略同形の掛止端
挿入用透明孔30を穿設し、また該挿入用透孔30の両側に
沿って形成した下方に伸びる一対のガイドリブ32,32
は、その途中に形成したハ字状の斜向した狭小ガイドリ
ブ33,33部を介して拡幅ガイドリブ34,34部をそれぞれ連
続した突条を形成している。また該凹段部29の下縁には
横方向に伸びる凹溝35が形成してあり、該凹溝35の一端
には電源配線導入用の円孔36が穿設され、また他端には
同様の円孔を開設するための偽孔37を構成すると共に、
該凹溝35側壁の下面には、後述するベースプレート40か
らの取付螺子41,41を離合するためのビスポート38,38を
所定の間隔をもって穿設してある。
前記ベースプレート40は、一般の屋内電気配線部材と
して使用されているJIS規格の電気配線ボックス39のカ
バープレートを兼用するもので、金属平板を折曲成形
し、四隅及び所望位置に複数の取付ビス挿入孔43,43…
を穿設した壁面取付板部42の頂部中央に、上方に折り曲
げた前記マウントブラケット20の掛止用透孔21を掛止す
るための掛止端44を構成すると共に、下端部を前方に折
り曲げた折曲縁45を構成し、該折曲縁45に前記機筐1の
下面に構成したビスポート38,38と対応する取付螺子41
挿通用の透孔46,46を穿設してある。また47は、前記機
筐1の凹溝35と対応する位置に形成した電気配線処理孔
であり、該処理孔47の両側には、凹溝35に沿って屈曲し
た膨出部48,48が形成され、該ベースプレート40を壁面
に取り付けたときの電気配線のホルダを形成するもので
ある。
なお、マウントブラケット20の掛止用透孔21の上縁に
おいて、符号49によって示したコ字状断面の部材は、合
成ゴム又は軟質合成樹脂等によって構成した防振用ラバ
ーである。
上記構成の温風乾燥装置を壁面に取付ける場合は、第
5図に示すように、ベースプレート40を電気配線ボック
ス39の前面に位置して、適宜取付ビスによって壁面に固
設した後、該ベースプレート40に装置本体を固定するも
のであり、このとき該ベースプレート40の電気配線処理
孔47は、電気配線ボックス39の下側内壁間に配線が挿通
可能な間隙Gをもって固設する。温風乾燥装置本体は、
電気配線ボックス39から電気配線処理孔47及び膨出部48
を経由して導出した屋内配線50を、機筐1の背面部に穿
設した円孔36から機筐1内に挿入して端子台10と結線し
た後、残余配線長さを電気配線ボックス39内に納めて取
り付けるものであり、およその位置に見当を付けて、ベ
ースプレート40の掛止端44に向かって背面に構成した凹
段部29の拡幅ガイドリブ34,34間を当てがい、次いでそ
のままベースプレート40に押し付けながら滑り下ろす。
この滑り下ろし動作によって掛止端44は、狭小ガイドリ
ブ33,33に沿って横方向に位置決めがなされ、両ガイド
リブ32,32間に案内され、ここで挿入用透孔30に落ち込
む。この挿入用透孔30の内側にはマウントブラケット20
の掛止用透孔21が位置しているため、自然に掛止端44は
該掛止用透孔21の孔縁と掛合すると同時に、機筐1の底
面において、折曲縁45の透孔46,46とビスポート38,38が
対応するように成っているため、該透孔46からビスポー
ト38,38に固定用ビス41,41を締結して壁面取付を完了す
る。
なお、前記実施例では電動機14に掛止用透孔21を穿設
したマウントブラケット20を固着したものを示したが、
この掛止用透孔21は、上記電動機14のケースに直接構成
しても同様の効果を奏することができることはいうまで
もない。
〔発明の効果〕
本発明に係る温風乾燥装置における壁面取付構造は、
以上のように構成したから、ベースプレートに対して荷
重の大きい電動機を直接掛止固定するものであるため、
該電動機と一体に成るブロワやヒータ等の比較的荷重の
大きい内蔵部品の荷重が直接的に該ベースプレートにか
かり、機筐に不必要な荷重がかからなく成る。したがっ
て、合成樹脂製の機筐が集中荷重による変形や破損を生
じる事がない等、優れた特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る温風乾燥装置における壁面取付構
造の一実施例を示す一部切欠した温風乾燥装置の縦断面
図、 第2図は同じく前カバーを除去した状態の正面図、 第3図はブロワと電動機の一部切欠側面図、 第4図はブロワの分解斜視図、 第5図は機筐の背面図、 第6図は壁面取付部の拡大断面図、 第7図はベースプレートの壁面取付状態を示す斜視図、 第8図は本発明装置の壁面取付手順を示す分解斜視図で
ある。 1……機筐、10,11……端子台 14……電動機、16……ブロワケース 20……マウントブラケット 21……掛止用透孔 30……掛止端挿入用透孔、40……ベースプレート 41……固定用ビス、43……取付ビス挿入孔 44……掛止端、45……折曲縁 46……透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹原 史郎 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小糸工業株式会社内 (72)発明者 樋口 満博 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1 番1号 東陶機器株式会社小倉第二工場 内 (72)発明者 山本 宏史 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1 番1号 東陶機器株式会社小倉第二工場 内 (56)参考文献 実開 昭61−179992(JP,U) 実開 平2−23890(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温風吐出口にかざした手をセンサによって
    感知し、ファン及びヒータを駆動して上記手の位置に温
    風を吐出する温風乾燥装置において、装置本体の機筐内
    に固設した前記ファンを回転駆動するための電動機の背
    面側に金属製のマウントブラケットを固着し、該マウン
    トブラケットに被取付壁面に固設したベースプレートに
    構成した掛止端と係合する掛止構造を構成すると共に、
    前記機筐背面の前記掛止構造を臨む位置に透孔を穿設
    し、前記ベースプレートの掛止端を機筐の透孔から挿入
    し、前記マウントブラケットの掛止構造に掛け止めるこ
    とを特徴とする温風乾燥装置における壁面取付構造。
  2. 【請求項2】ベースプレートが一部に掛止構造を構成し
    た電動機のケースであることを特徴とする請求項1記載
    の温風乾燥装置における壁面取付構造。
  3. 【請求項3】ベースプレートに突設した掛止端の下方
    に、装置本体の機筐底面に沿設する折曲縁を折曲形成す
    ると共に、該折曲縁と機筐間を螺子等によって緊締する
    固着手段を付加したことを特徴とする請求項1又は2記
    載の温風乾燥装置における壁面取付構造。
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