JP2732259B2 - 新規なアコニチン系化合物および鎮痛・抗炎症剤 - Google Patents
新規なアコニチン系化合物および鎮痛・抗炎症剤Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は新規なアコニチン系化合物および鎮痛・抗炎
症剤に関するものである。
症剤に関するものである。
さらに詳しく言えば、本発明は一般式 (式中、R1はベンゾイル又はアニソイルであり、R2メチ
ル又はエチルであり、R3は水酸基又は水素原子であり、
R4はα−メトキシ又はβ−メトキシである。但し、R1が
ベンゾイルで、R3が水酸基である場合には、R2はメチル
又はエチルではないものとし、R1がアニソイルで、R3が
水酸基で、R4がβ−メトキシである場合には、R2はエチ
ルではないものとする)で表されるアコニチン系化合物
に関するものであり、また、一般式 (式中、R1はベンゾイル又はアニソイルであり、R2はメ
チル又はエチルであり、R3は、水酸基又は水素原子であ
り、R4はα−メトキシ又はβ−メトキシである。)で表
されるアコニチン系化合物を有効成分として含有する鎮
痛・抗炎症剤に関するものである。
ル又はエチルであり、R3は水酸基又は水素原子であり、
R4はα−メトキシ又はβ−メトキシである。但し、R1が
ベンゾイルで、R3が水酸基である場合には、R2はメチル
又はエチルではないものとし、R1がアニソイルで、R3が
水酸基で、R4がβ−メトキシである場合には、R2はエチ
ルではないものとする)で表されるアコニチン系化合物
に関するものであり、また、一般式 (式中、R1はベンゾイル又はアニソイルであり、R2はメ
チル又はエチルであり、R3は、水酸基又は水素原子であ
り、R4はα−メトキシ又はβ−メトキシである。)で表
されるアコニチン系化合物を有効成分として含有する鎮
痛・抗炎症剤に関するものである。
トリカブト属植物の塊根に含まれるアコニチン系アル
カロイド物質が強力な鎮痛作用および抗炎症作用を有す
ることは既に報告されている。しかし、アコニチン系ア
ルカロイド物質は毒性が強く、したがって、安全域が狭
いとされていた。
カロイド物質が強力な鎮痛作用および抗炎症作用を有す
ることは既に報告されている。しかし、アコニチン系ア
ルカロイド物質は毒性が強く、したがって、安全域が狭
いとされていた。
本発明は、アコニチン系アルカロイド物質の有する鎮
痛・抗炎症作用を保持し、かつ毒性の低い新規なアコニ
チン系アルカロイド誘導体を得るべく種々研究を行った
結果、本発明により、前記一般式(I)で表される化合
物を提供することに成功した。前記一般式(II)で表さ
れる化合物は強力な鎮痛・抗炎症活性を有し、さらにメ
サコニチン、アコニチン、ヒパコニチンおよびジエサコ
ニチンよりも低毒性あでることが見い出された。
痛・抗炎症作用を保持し、かつ毒性の低い新規なアコニ
チン系アルカロイド誘導体を得るべく種々研究を行った
結果、本発明により、前記一般式(I)で表される化合
物を提供することに成功した。前記一般式(II)で表さ
れる化合物は強力な鎮痛・抗炎症活性を有し、さらにメ
サコニチン、アコニチン、ヒパコニチンおよびジエサコ
ニチンよりも低毒性あでることが見い出された。
本発明は、かかる知見に基づくものである。したがっ
て、本発明は前記一般式(I)で表される新規な化合物
を提供するものでありさらに前記一般式(II)で表され
る化合物を含有する鎮痛・抗炎症剤を提供するものであ
る。
て、本発明は前記一般式(I)で表される新規な化合物
を提供するものでありさらに前記一般式(II)で表され
る化合物を含有する鎮痛・抗炎症剤を提供するものであ
る。
本発明に係る前記の式(I)は(II)で表される化合
物は、下記式(III)で表されるアコニチン、下記式(I
V)で表されるメサコニチン、下記式(V)で表される
ヒパコニチン、下記式(VI)で表されるジエサコニチン
等の15位に水酸基を持ち、8位にアシルオキシ基を持つ
アコニチン型アルカロイドを出発物質とし、その加熱処
理により製造することができる。
物は、下記式(III)で表されるアコニチン、下記式(I
V)で表されるメサコニチン、下記式(V)で表される
ヒパコニチン、下記式(VI)で表されるジエサコニチン
等の15位に水酸基を持ち、8位にアシルオキシ基を持つ
アコニチン型アルカロイドを出発物質とし、その加熱処
理により製造することができる。
上記の加熱処理としては、常圧における加熱処理、減
圧における加熱処理あるいはオートクレーブを用いた加
熱処理等を任意に行うことができる。
圧における加熱処理あるいはオートクレーブを用いた加
熱処理等を任意に行うことができる。
以下に、本発明に係る化合物の製造実施例を掲げる。
各実施例で得られた化合物の物性値及び分析データにつ
いては実施例の記載の後に掲げられている。また、化合
物に関する薬理作用、毒性、その他については後記の表
1〜3に掲げる。
各実施例で得られた化合物の物性値及び分析データにつ
いては実施例の記載の後に掲げられている。また、化合
物に関する薬理作用、毒性、その他については後記の表
1〜3に掲げる。
〔実施例 1〕 アコニチン80mgを20mlのマイヤーの壁になるべく均一
に付着させ、減圧下(1〜1.5mmHg)200℃にて30分間加
熱する。冷後、クロロホルムに溶かし、p−TLC(prepa
rative TLC)にて(アンモニア飽和クロロホルム・アン
モニア飽和エーテル=1:1)分離・精製し、8−デオキ
シ−15−オキソ16−α−メトキシ−14−ベンゾイルアコ
ニン15mg、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキ
シ−14−ベンゾイルアコニン12mgを得る。
に付着させ、減圧下(1〜1.5mmHg)200℃にて30分間加
熱する。冷後、クロロホルムに溶かし、p−TLC(prepa
rative TLC)にて(アンモニア飽和クロロホルム・アン
モニア飽和エーテル=1:1)分離・精製し、8−デオキ
シ−15−オキソ16−α−メトキシ−14−ベンゾイルアコ
ニン15mg、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキ
シ−14−ベンゾイルアコニン12mgを得る。
〔実施例 2〕 実施例1のアコニチンの代わりにメサコニチン100mg
を用い、他は実施例1と全く同様に操作し、8−デオキ
シ−15−オキソ−16−α−メトキシ−14−ベンゾイルメ
サコニン25mg、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メ
トキシ−14−ベンゾイルメサコニン20mgを得る。
を用い、他は実施例1と全く同様に操作し、8−デオキ
シ−15−オキソ−16−α−メトキシ−14−ベンゾイルメ
サコニン25mg、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メ
トキシ−14−ベンゾイルメサコニン20mgを得る。
〔実施例 3〕 実施例1のアコニチンの代わりにヒパコニチン200mg
を用い、他は実施例1と全く同様に操作し、8−デオキ
シ−15−オキソ−16−α−メトキシ−14−ベンゾイルヒ
パコニン28mg、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メ
トキシ−14−ベンゾイルヒパコニン19mgを得る。
を用い、他は実施例1と全く同様に操作し、8−デオキ
シ−15−オキソ−16−α−メトキシ−14−ベンゾイルヒ
パコニン28mg、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メ
トキシ−14−ベンゾイルヒパコニン19mgを得る。
〔実施例 4〕 実施例1のアコニチンの代わりにジエサコニチン100m
gを用い、他は実施例1と全く同様に操作し、8−デオ
キシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−14−アニソイル
アコニン28mg、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メ
トキシ−14−アニソイルアコニン25mgを得る。
gを用い、他は実施例1と全く同様に操作し、8−デオ
キシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−14−アニソイル
アコニン28mg、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メ
トキシ−14−アニソイルアコニン25mgを得る。
〔実施例 5〕 附子500gをオートクレーブにて110℃、40分間加圧・
加熱処理し、乾燥後粉砕し、メタノール1にて5回抽
出する。メタノール抽出液を蒸発乾固した後5%塩酸30
0mlに溶解し、ヘキサン200mlにて1回洗浄する。塩酸層
をアンモニア水でpH9に調整し、クロロホルム300mlで3
回抽出する。クロロホルム層を減圧下濃縮乾固した後、
シリカゲルカラムクロマト(クロロホルム、5%メタノ
ール/クロロホルム系)にて繰返し分離精製し、8−デ
オキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−14−ベンゾイ
ルアコニン、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メト
キシ−14−ベンゾイルアコニン、8−デオキシ−15−オ
キソ−16−α−メトキシ−14−ベンゾイルメサコニン、
8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−14−ベ
ンゾイルメサコニン、8−デオキシ−15−オキソ−16−
α−メトキシ−14−ベンゾイルヒパコニン、8−デオキ
シ−15−オキソ−16−β−メトキシ−14−ベンゾイルヒ
パコニン、8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキ
シ−14−アニソイルアコニン及び8−デオキシ−15−オ
キソ−16−β−メトキシ−14−アニソイルアコニンを得
ることができる。また、これらの化合物は下記の条件の
液体クロマトグラフ法を用いて下記化合物の粗画分を分
取し、シリカゲルカラムクロマトにて分離精製すること
によっても得ることができる。
加熱処理し、乾燥後粉砕し、メタノール1にて5回抽
出する。メタノール抽出液を蒸発乾固した後5%塩酸30
0mlに溶解し、ヘキサン200mlにて1回洗浄する。塩酸層
をアンモニア水でpH9に調整し、クロロホルム300mlで3
回抽出する。クロロホルム層を減圧下濃縮乾固した後、
シリカゲルカラムクロマト(クロロホルム、5%メタノ
ール/クロロホルム系)にて繰返し分離精製し、8−デ
オキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−14−ベンゾイ
ルアコニン、8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メト
キシ−14−ベンゾイルアコニン、8−デオキシ−15−オ
キソ−16−α−メトキシ−14−ベンゾイルメサコニン、
8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−14−ベ
ンゾイルメサコニン、8−デオキシ−15−オキソ−16−
α−メトキシ−14−ベンゾイルヒパコニン、8−デオキ
シ−15−オキソ−16−β−メトキシ−14−ベンゾイルヒ
パコニン、8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキ
シ−14−アニソイルアコニン及び8−デオキシ−15−オ
キソ−16−β−メトキシ−14−アニソイルアコニンを得
ることができる。また、これらの化合物は下記の条件の
液体クロマトグラフ法を用いて下記化合物の粗画分を分
取し、シリカゲルカラムクロマトにて分離精製すること
によっても得ることができる。
液体クロマトグラフ法の条件 カラム:イナートシルODS(20×250mm) 移動相:0.05Mリン酸塩緩衝液(pH2.35)・テトラヒ
ドロフラン・アセトニトリル(80:15:5) 流 速:10ml/min. (1)8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−
14−ベンゾイルアコニンの物性値および分析データ 1) 正常および溶解性 無色の融点166〜167℃の針状晶で、エーテル、クロロ
ホルム、ベンゼン、エタノール、メタノール、アセト
ン、酢酸エチル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可
溶で、ヘキサン、水に不溶である。
ドロフラン・アセトニトリル(80:15:5) 流 速:10ml/min. (1)8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−
14−ベンゾイルアコニンの物性値および分析データ 1) 正常および溶解性 無色の融点166〜167℃の針状晶で、エーテル、クロロ
ホルム、ベンゼン、エタノール、メタノール、アセト
ン、酢酸エチル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可
溶で、ヘキサン、水に不溶である。
2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3450,1717cm-1に吸収の極大を示す。
3) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 4) 1H核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ.ppm)。
5) 13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
211.7(15位のカルボニル基のC) 165.9(ベンゾイル基のカルボニルのC) 133.2,129.8(2C),129.6,128.6(2C) (ベンゾイル基のC) 86.2,84.0,83.6,78.6,77.2,77.0,71.7 (16,6,1,14,18,13,3位のC) 49.0(N−エチル基のメチレンのC) 13.5(N−エチル基のメチルのC) 6) EI−質量スペクトル分析 m/z 585(M+) 7) ▲〔α〕25 D▼=−64.3゜(c=0.23,エタノー
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C32H43NO9585.2938 実測値 585.2925 (2)8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−
14−ベンゾイルアコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C32H43NO9585.2938 実測値 585.2925 (2)8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−
14−ベンゾイルアコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3450,1717cm-1に吸収の極大を示す。
3) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 4) 1H核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ.ppm)。
5) 13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
211.8(15位のカルボニル基のC) 166.9(ベンゾイル基のカルボニルのC) 133.0,129.7(2C),129.6,128.5(2C) (ベンゾイル基のC) 86.2,84.0,83.5,79.5,77.2,77.0,71.4 (16,6,1,14,18,13,3位のC) 49.0(N−エチル基のメチレンのC) 13.4(N−エチル基のメチルのC) 6) EI−質量スペクトル分析 m/z 585(M+) 7) ▲〔α〕25 D▼=+21.8゜(c=0.22,エタノー
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C32H43NO9585.2938 実測値 585.2945 (3)8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−
14−ベンゾイルメサコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C32H43NO9585.2938 実測値 585.2945 (3)8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−
14−ベンゾイルメサコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3450,1717cm-1に吸収の極大を示す。
3) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 4) 1H核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
5) 13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
211.8(15位のカルボニル基のC) 166.0(ベンゾイル基のカルボニルのC) 133.0,129.8(2C),129.5,128.5(2C) (ベンゾイル基のC) 86.2,84.0,83.5,78.6,77.2,77.0,71.6 (16.6,1,14,18,13,3位のC) 42.2(N−エチル基のC) 6) EI−質量スペクトル分析 m/z 571(M+) 7) ▲〔α〕25 D▼=−79.5゜(c=0.44,エタノー
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C31H41NO9571.2781 実測値 571.2799 (4)8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−
14−ベンゾイルメサコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C31H41NO9571.2781 実測値 571.2799 (4)8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−
14−ベンゾイルメサコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3450,1717cm-1に吸収の極大を示す。
3) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 4) 1H核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
5) 13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
211.7(15位のカルボニル基のC) 165.9(ベンゾイル基のカルボニルのC) 133.0,129.7(2C),129.4,128.5(2C) (ベンゾイル基のC) 89.3,84.1,83.6,78.7,77.1,77.0,71.5 (16,6,1,14,18,13,3位のC) 42.5(N−エチル基のC) 6) EI−質量スペクトル分析 m/z 571(M+) 7) ▲〔α〕25 D▼=+15.4゜(c=0.48,エタノー
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C31H41NO9571.2781 実測値 571.2777 (5)8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−
14−ベンゾイルヒパコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C31H41NO9571.2781 実測値 571.2777 (5)8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−
14−ベンゾイルヒパコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3450,1717cm-1に吸収の極大を示す。
3) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 4) 1H核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
5) 13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
211.8(15位のカルボニル基のC) 166.0(ベンゾイル基のカルボニルのC) 133.2,129.6,128.6(2C),129.9(2C) (ベンゾイル基のC) 86.3,86.0,84.0,81.4,78.9,77.0 (16,1,6,18,14,13位のC) 42.6(N−エチル基のC) 6) EI−質量スペクトル分析 m/z 555(M+) 7) ▲〔α〕25 D▼=−65.0゜(c=0.18,エタノー
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C30H38NO7(M+−OCH3)524.2648 実測値 524.2653 (6)8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−
14−ベンゾイルヒパコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C30H38NO7(M+−OCH3)524.2648 実測値 524.2653 (6)8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−
14−ベンゾイルヒパコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末でエーテル、クロロホルム、ベン
ゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサ
ン、水に不溶である。
2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3450,1717cm-1に吸収の極大を示す。
3) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 4) 1H核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
5) 13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
211.7(15位のカルボニル基のC) 166.1(ベンゾイル基のカルボニルのC) 133.2,129.9(2C),129.6,128.6(2C) (ベンゾイル基のC) 89.3,85.9,84.0,81.4,78.9,77.0 (16,1,6,18,14,13位のC) 42.6(N−メチル基のC) 6) EI−質量スペクトル分析 m/z 555(M+) 7) ▲〔α〕25 D▼=+15.6゜(c=0.18,エタノー
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C30H38NO7(M+−OCH3)524.2648 実測値 524.2625 (7)8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−
14−アニソイルアコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 融点181〜182℃の無色の針状晶でエーテル、クロロホ
ルム、ベンゼン、エタノール、メタノール、アセトン、
酢酸エチル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶
で、ヘキサン、水に不溶である。
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C30H38NO7(M+−OCH3)524.2648 実測値 524.2625 (7)8−デオキシ−15−オキソ−16−α−メトキシ−
14−アニソイルアコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 融点181〜182℃の無色の針状晶でエーテル、クロロホ
ルム、ベンゼン、エタノール、メタノール、アセトン、
酢酸エチル、ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶
で、ヘキサン、水に不溶である。
2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3456,1715cm-1に吸収の極大を示す。
3) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 4) 1H核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
5) 13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
211.7(15位のカルボニル基のC) 165.8(アニソイル基のカルボニルのC) 164.0,131.7(2C),121.6,113.8(2C) (アニソイル基のC) 86.1,84.0,83.6,78.3,77.4,77.0,71.9 (16.6,1,14,18,13,3位のC) 49.1(N−エチル基のメチレンのC) 13.4(N−エチル基のメチルのC) 6) EI−質量スペクトル分析 m/z 615(M+) 7) ▲〔α〕25 D▼=−58.9゜(c=0.55,エタノー
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C33H45NO10615.3043 実測値 615.3050 (8)8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−
14−アニソイルアコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末エーテル、クロロホルム、ベンゼ
ン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチル、
ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサン、
水に不溶である。
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C33H45NO10615.3043 実測値 615.3050 (8)8−デオキシ−15−オキソ−16−β−メトキシ−
14−アニソイルアコニンの物性値および分析データ 1) 性状および溶解性 無色の非結晶性粉末エーテル、クロロホルム、ベンゼ
ン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチル、
ピリジン、ジメチルスルホキシドに可溶で、ヘキサン、
水に不溶である。
2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3484,1711cm-1に吸収の極大を示す。
3) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 4) 1H核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
5) 13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナルを示す(δ,ppm)。
211.9(15位のカルボニル基のC) 166.8(アニソイル基のカルボニルのC) 163.6,131.9(2C),121.9,113.7(2C) (アンソイル基のC) 89.2,84.1,83.5,79.2,77.4,76.6,71.5 (16,6,1,14,18,13,3位のC) 49.1(N−エチル基のメチレンのC) 13.3(N−エチル基のメチルのC) 6) EI−質量スペクトル分析 m/z 615(M+) 7) ▲〔α〕25 D▼=+20.5゜(c=0.43,エタノー
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C33H45NO10615.3043 実測値 615.3042 本発明に係る化合物の薬理作用および急性毒性につい
ての実験例を示す。
ル) 8) 高分解能質量分析 計算値 C33H45NO10615.3043 実測値 615.3042 本発明に係る化合物の薬理作用および急性毒性につい
ての実験例を示す。
〔実験例1〕(鎮痛作用) 酢酸ライシング法に基づく鎮痛活性の測定実験にはSt
d:ddy系雄性マウス(20〜25g)を使用した。動物は室温
24〜25℃、自由な摂食、摂水および12時間周期の明暗条
件下で飼育した。被検薬は3%アラビアゴム懸濁液とし
て用いた。被検薬投与(s.c.)後30分に0.7%酢酸/0.9
%生理食塩液を10ml/kgの割圧で腹腔内に注射し、注射
後10分から10分間に発現するライシング数を数えた。陰
性対照として3%アラビアゴム/0.9%生理食塩液を使用
した。また、ED50値は、隠性対照群ライシング数の1/2
以下のものを鎮痛活性陽性とし、Litchfield−Wilcoxon
法に基づき算出した。その結果を表1に示す。
d:ddy系雄性マウス(20〜25g)を使用した。動物は室温
24〜25℃、自由な摂食、摂水および12時間周期の明暗条
件下で飼育した。被検薬は3%アラビアゴム懸濁液とし
て用いた。被検薬投与(s.c.)後30分に0.7%酢酸/0.9
%生理食塩液を10ml/kgの割圧で腹腔内に注射し、注射
後10分から10分間に発現するライシング数を数えた。陰
性対照として3%アラビアゴム/0.9%生理食塩液を使用
した。また、ED50値は、隠性対照群ライシング数の1/2
以下のものを鎮痛活性陽性とし、Litchfield−Wilcoxon
法に基づき算出した。その結果を表1に示す。
表1に示されているように、本発明に係る化合物は用
量依存的な鎮痛活性を有することが認められた。
量依存的な鎮痛活性を有することが認められた。
〔実験例2〕(抗炎症作用) カラゲニン足蹠浮腫の測定 実験にはStd:ddY系雄製マウス(20〜25g)を使用し
た。薬物を経口投与後30分に0.9%生理食塩液に懸濁し
たカラゲニン(0.5mg/25μ)25μを起炎剤としてマ
ウス右後肢足蹠皮下に注射した。対照として左後肢足蹠
皮下に0.9%生理食塩液25μを注射した。足の厚さの
測定はダイヤルゲージキヤリパーを用いて行い、カラゲ
ニン投与後1,2,3,4,5および6時間に測定した。結果
は、左右の足の厚さの差で表した。その結果を表2に示
す。
た。薬物を経口投与後30分に0.9%生理食塩液に懸濁し
たカラゲニン(0.5mg/25μ)25μを起炎剤としてマ
ウス右後肢足蹠皮下に注射した。対照として左後肢足蹠
皮下に0.9%生理食塩液25μを注射した。足の厚さの
測定はダイヤルゲージキヤリパーを用いて行い、カラゲ
ニン投与後1,2,3,4,5および6時間に測定した。結果
は、左右の足の厚さの差で表した。その結果を表2に示
す。
表2に示されているように、本発明に係る化合物はカ
ラゲニン足蹠浮腫抑制作用を有することが認められた。
ラゲニン足蹠浮腫抑制作用を有することが認められた。
〔実験例3〕(急性毒性) 実験にはStd:ddY系雄性マウス(20〜25g)を使用し
た。被検薬投与後72時間の致死数からLitchfield−Wilc
oxon法に基づきLD50値を算出した。その結果を表3に示
す。
た。被検薬投与後72時間の致死数からLitchfield−Wilc
oxon法に基づきLD50値を算出した。その結果を表3に示
す。
表3に示されているように、本発明に係る化合物はメ
サコニチン、アコニチン、ヒパコニチンおよびジエサコ
ニチンに比べ、毒性が低下していることが認められた。
サコニチン、アコニチン、ヒパコニチンおよびジエサコ
ニチンに比べ、毒性が低下していることが認められた。
以上、本発明に係る化合物はメサコニチン、アコニチ
ン、ヒパコニチンおよびジエサコニチンよりも毒性が低
く、また強力な鎮痛・抗炎症活性を有するものであるこ
とが明らかとなった。
ン、ヒパコニチンおよびジエサコニチンよりも毒性が低
く、また強力な鎮痛・抗炎症活性を有するものであるこ
とが明らかとなった。
本発明に係る鎮痛・抗炎症剤の臨床投与量は、活性成
分として成人0.1〜100mg/日が好ましい。本発明の製剤
は難易所要の製剤用担体あるいは賦形剤により慣用の方
法で使用に供される。
分として成人0.1〜100mg/日が好ましい。本発明の製剤
は難易所要の製剤用担体あるいは賦形剤により慣用の方
法で使用に供される。
経口投与用の錠剤、散剤、顆粒剤、カプセル等は慣用
の賦形剤、例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
リン酸カルシウム、とうもろこしでんぷん、ばれいしょ
でんぷん、砂糖、ラクトース、タルク、ステアリン酸マ
グネシウム、アラビアゴム等を含有していてもよい。錠
剤は周知の方法でコーテイングしてもよい。経口用液体
製剤は水性または油性懸濁液、溶液、シロツプ、エリキ
シル剤、その他であってもよい。
の賦形剤、例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
リン酸カルシウム、とうもろこしでんぷん、ばれいしょ
でんぷん、砂糖、ラクトース、タルク、ステアリン酸マ
グネシウム、アラビアゴム等を含有していてもよい。錠
剤は周知の方法でコーテイングしてもよい。経口用液体
製剤は水性または油性懸濁液、溶液、シロツプ、エリキ
シル剤、その他であってもよい。
注射用製剤は、本発明に係る化合物は塩の形態で用い
てもよく、用時溶解型が好ましい。また、懸濁化剤、安
定剤または分散剤のような処方剤を含んでいてもよく、
滅菌蒸留水、精油たとえばピーナツツ油、とうもろこし
油あるいは非水溶媒、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール等を含有していてもよい。
てもよく、用時溶解型が好ましい。また、懸濁化剤、安
定剤または分散剤のような処方剤を含んでいてもよく、
滅菌蒸留水、精油たとえばピーナツツ油、とうもろこし
油あるいは非水溶媒、ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール等を含有していてもよい。
直腸内投与のためには坐剤用組成物の形で提供され、
当業界において周知の製剤用担体、例えばポリエチレン
グリコール、ラノリン、ココナツト油等を含有していて
もよい。
当業界において周知の製剤用担体、例えばポリエチレン
グリコール、ラノリン、ココナツト油等を含有していて
もよい。
局所適用のためには軟膏用組成物あるいは軟膏用組成
物の形で提供され、当業界において周知の製造用担体、
例えばワセリン、パラフイン、加水ラノリン、プラスチ
ベース、親水ワセリン、マクロゴール類、ロウ、樹脂、
精製ラノリン、ゴムなどを含有していてもよい。
物の形で提供され、当業界において周知の製造用担体、
例えばワセリン、パラフイン、加水ラノリン、プラスチ
ベース、親水ワセリン、マクロゴール類、ロウ、樹脂、
精製ラノリン、ゴムなどを含有していてもよい。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 (式中、R1はベンゾイル又はアニソイルであり、R2はメ
チル又はエチルであり、R3は水酸基又は水素原子であ
り、R4はα−メトキシ又はβ−メトキシである。但し、
R1がベンゾイルで、R3が水酸基である場合には、R2はメ
チル又はエチルではないものとし、R1がアニソイルで、
R3が水酸基で、R4がβ−メトキシである場合には、R2は
エチルではないものする)で表されるアコニチン系化合
物。 - 【請求項2】一般式 (式中、R1はベンゾイル又はアニソイルであり、R2はメ
チル又はエチルであり、R3は水酸基又は水素原子であ
り、R4はα−メトキシ又はβ−メトキシである)で表さ
れるアコニチン系化合物を有効成分として含有する鎮痛
・抗炎症剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22699888A JP2732259B2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 | 新規なアコニチン系化合物および鎮痛・抗炎症剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22699888A JP2732259B2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 | 新規なアコニチン系化合物および鎮痛・抗炎症剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0276856A JPH0276856A (ja) | 1990-03-16 |
JP2732259B2 true JP2732259B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=16853911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22699888A Expired - Lifetime JP2732259B2 (ja) | 1988-09-10 | 1988-09-10 | 新規なアコニチン系化合物および鎮痛・抗炎症剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732259B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105784914A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-07-20 | 山东明人福瑞达卫生材料有限公司 | 一种中药麝香壮骨膏的检测方法 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5171691A (en) * | 1990-03-02 | 1992-12-15 | Chevron Research And Technology Company | Method for controlling multistage reforming process to give high octane barrel per calendar day throughput |
WO1993006087A1 (en) * | 1991-09-27 | 1993-04-01 | Sanwa Shoyaku Kabushiki Kaisha | Novel aconitine compound and analgesic/antiinflammatory agent |
US5496825A (en) * | 1991-09-27 | 1996-03-05 | Sanwa Shoyaku Kabushiki Kaisha | Aconitine compounds and analgesic/anti-inflammatory agent containing the same |
EP0739882B1 (en) * | 1991-09-27 | 2001-06-13 | Sanwa Shoyaku Kabushiki Kaisha | Novel aconitine compounds and analgesic/anti-inflammatory agent containing the same |
EP0564648B1 (en) * | 1991-09-27 | 2000-05-03 | Sanwa Shoyaku Kabushiki Kaisha | Aconitine compound and analgesic/antiinflammatory agent |
DE69132165T2 (de) * | 1991-09-27 | 2000-10-05 | Sanwa Shoyaku K K | Aconitinverbindung und analgetisches/entzündungshemmendes mittel |
WO1995025517A1 (fr) * | 1994-03-18 | 1995-09-28 | Tsumura & Co. | Remede contre les maladies infectieuses |
US6850637B1 (en) * | 2000-06-28 | 2005-02-01 | Teradyne, Inc. | Lighting arrangement for automated optical inspection system |
CN102520113B (zh) * | 2011-12-16 | 2014-05-07 | 西藏奇正藏药股份有限公司 | 十五味乳鹏制剂的检测方法 |
-
1988
- 1988-09-10 JP JP22699888A patent/JP2732259B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105784914A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-07-20 | 山东明人福瑞达卫生材料有限公司 | 一种中药麝香壮骨膏的检测方法 |
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JPH0276856A (ja) | 1990-03-16 |
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