JPH085863B2 - 14−アニソイルアコニンおよびそれを有効成分とする新規な鎮痛・抗炎症剤 - Google Patents
14−アニソイルアコニンおよびそれを有効成分とする新規な鎮痛・抗炎症剤Info
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- JPH085863B2 JPH085863B2 JP4278087A JP4278087A JPH085863B2 JP H085863 B2 JPH085863 B2 JP H085863B2 JP 4278087 A JP4278087 A JP 4278087A JP 4278087 A JP4278087 A JP 4278087A JP H085863 B2 JPH085863 B2 JP H085863B2
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- anisoylaconine
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な化学物質、14−アニソイルアコニン
に関するものであり、また、その14−アニソイルアコニ
ンを友効成分とする鎮痛・抗炎症剤に関するものであ
る。
に関するものであり、また、その14−アニソイルアコニ
ンを友効成分とする鎮痛・抗炎症剤に関するものであ
る。
トリカブト属植物の塊根に含まれるアコニチン系アル
カロイドが強力な鎮痛作用および抗炎症作用を有するこ
とは既に報告されている。しかしながら、アコニチン系
アルカロイドは毒性が強く、安全域が狭いとされてい
る。
カロイドが強力な鎮痛作用および抗炎症作用を有するこ
とは既に報告されている。しかしながら、アコニチン系
アルカロイドは毒性が強く、安全域が狭いとされてい
る。
本発明者は、アコニチン系アルカロイドの有する鎮痛
・抗炎症作用を保持し、かつ、毒性の低いアコニチン系
アルカロイド化合物の誘導体につき種々研究し、模索し
た結果、新規な化合物である14−アニソイルアコニンが
強力な鎮痛・抗炎症活性を有し、さらに母体のジエサコ
ニチンよりも著しく低毒性であることを見いだした。ま
た、この新規化合物は、麻薬拮抗薬と併用してもその鎮
痛作用は影響されないという利点を有しモルヒネとは異
なる作用機序を有するものであることが明らかとなっ
た。
・抗炎症作用を保持し、かつ、毒性の低いアコニチン系
アルカロイド化合物の誘導体につき種々研究し、模索し
た結果、新規な化合物である14−アニソイルアコニンが
強力な鎮痛・抗炎症活性を有し、さらに母体のジエサコ
ニチンよりも著しく低毒性であることを見いだした。ま
た、この新規化合物は、麻薬拮抗薬と併用してもその鎮
痛作用は影響されないという利点を有しモルヒネとは異
なる作用機序を有するものであることが明らかとなっ
た。
本発明は、かかる知見に基づくものである。したがっ
て、本発明は、式、 (式中、R1はアニソイル基を表わす) で表わされる新規な14−アニソイルアコニンならびに該
14−アニソイルアコニンを有効成分として含有する新規
な鎮痛・抗炎症剤を提供するものである。
て、本発明は、式、 (式中、R1はアニソイル基を表わす) で表わされる新規な14−アニソイルアコニンならびに該
14−アニソイルアコニンを有効成分として含有する新規
な鎮痛・抗炎症剤を提供するものである。
本発明に係る前記式で表わされる新規物質、14−アニ
ソイルアコニンは式、 で表わされるジエサコニチンを加水分解することにより
製造することができる。この加水分解の操作は、一般に
は、水又は水−有機溶媒混液中で加熱還流することによ
り行われる。
ソイルアコニンは式、 で表わされるジエサコニチンを加水分解することにより
製造することができる。この加水分解の操作は、一般に
は、水又は水−有機溶媒混液中で加熱還流することによ
り行われる。
以下に、本発明に係る新規化合物について、その製造
例、該化合物の物性、分析データ、薬理作用その他の詳
細につき、具体的に説明する。
例、該化合物の物性、分析データ、薬理作用その他の詳
細につき、具体的に説明する。
例1 ジエサコニチン100mgをジオキサン−水(1:1)混液20
ml中で4時間加熱還流する。反応終了後、溶媒を減圧下
留去する。得られた残渣をカラムクロマトグラフィーあ
るいは薄層クロマトグラフィーで分離・精製し、前記式
Iで表わされる14−アニソイルアコニンを得る(収率78
%)。
ml中で4時間加熱還流する。反応終了後、溶媒を減圧下
留去する。得られた残渣をカラムクロマトグラフィーあ
るいは薄層クロマトグラフィーで分離・精製し、前記式
Iで表わされる14−アニソイルアコニンを得る(収率78
%)。
なお、上記のカラムクロマトグラフィーは、シリカゲ
ル(Merck.Art 7734 Kieselgel 60 70〜230mesh) 溶出液:アンモニア飽和クロロホルム を用いて行ったものであり、また上記の薄層クロマトグ
ラフィーは、 薄層板:Merck.Art 13895 20×20cm Kieselgel 60 F2
54 展開溶媒:アンモニア飽和クロロホルム:MeOH=97:3 を用いて行ったものである。
ル(Merck.Art 7734 Kieselgel 60 70〜230mesh) 溶出液:アンモニア飽和クロロホルム を用いて行ったものであり、また上記の薄層クロマトグ
ラフィーは、 薄層板:Merck.Art 13895 20×20cm Kieselgel 60 F2
54 展開溶媒:アンモニア飽和クロロホルム:MeOH=97:3 を用いて行ったものである。
14−アニソイルアコニンの物性値および分析データ: 1)〔α〕▲19 D▼=+10.8°(CHCl3,c=100) 2)赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3450,2950,1740cm-1に吸収の極大を示す。
3)紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 257.5nm(logε=3.94)に吸収の極大を示す。
4)1H核磁気共鳴スペクトル分析(CDCl3) 次のシグナルを示す(δppm 3.97(1H,二重線,J=5.27Hz)(14位のH) 4.51(1H,多重線)(15位のH) 4.09(1H,二重線,J=6.26Hz)(6位のH) 3.85(3H,単重線)(アニソイル基のメトキシ基のH) 1.09(3H,三重線,J=6.92Hz)(N-CH2‐CH3のメチル基
のH)。
のH)。
5)13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)分析 次のシグナル(δppm)を示す。
165.9(14位のアニソイル基由来のカルボニル基のC) 122.1,131.8,113.6,163.5(アニソイル基由来のC) 78.6,90.7,83.5,82.4,79.5,81.9,74.8,77.3,71.9(8,1
6,6,1,14,15,13,18,3位のC) 6)EI質量スペクトル分析 m/z=633(分子イオン)にピークを示す。
6,6,1,14,15,13,18,3位のC) 6)EI質量スペクトル分析 m/z=633(分子イオン)にピークを示す。
7)性状および溶解性 無色・無臭の融点183.0〜184.0℃の結晶。
エーテル、クロロホルム、ベンゼン、エタノール、メ
タノール、アセトン、酢酸エチル、ピリジン、ジメチル
スルホキシドに可溶。ヘキサン、水に不溶。
タノール、アセトン、酢酸エチル、ピリジン、ジメチル
スルホキシドに可溶。ヘキサン、水に不溶。
例2 生附子を修治加工した加工ブシをメタノールで抽出
し、抽出液を減圧下濃縮乾固する。残渣を5%塩酸に溶
解しヘキサンにて洗浄する。塩酸層にアンモニアを加
え、pHを約9に調整し、クロロホルムにて抽出する。ク
ロロホルム層をアルミナカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホルム、酢酸エチルおよびクロロホルム:メ
タノール(1:1)で順次溶出し、酢酸エチルおよびクロ
ロホルム:メタノール(1:1)で溶出した画分を合わ
せ、分取用高速液体クロマトグラフィー(HPLC)にかけ
ることにより14−アニソイルアコニンを単離する。
し、抽出液を減圧下濃縮乾固する。残渣を5%塩酸に溶
解しヘキサンにて洗浄する。塩酸層にアンモニアを加
え、pHを約9に調整し、クロロホルムにて抽出する。ク
ロロホルム層をアルミナカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホルム、酢酸エチルおよびクロロホルム:メ
タノール(1:1)で順次溶出し、酢酸エチルおよびクロ
ロホルム:メタノール(1:1)で溶出した画分を合わ
せ、分取用高速液体クロマトグラフィー(HPLC)にかけ
ることにより14−アニソイルアコニンを単離する。
上記のHPLCは下記の条件を用いて行ったものである。
カラム:イナートシルODS 22.2φ×25cm 移動層:0.02Mリン酸塩緩衝液(pH 2.35)・テトラヒド
ロフラン・アセトニトリル=65:25:10 流速:10ml/min 検出波長:260nm 次に、本発明に係る新規化合物、14−アニソイルアコ
ニンの薬理作用および急性毒性について説明する。
ロフラン・アセトニトリル=65:25:10 流速:10ml/min 検出波長:260nm 次に、本発明に係る新規化合物、14−アニソイルアコ
ニンの薬理作用および急性毒性について説明する。
〔実施例1〕(鎮痛作用) 酢酸ライシング法に基づく鎮痛活性の測定 実験にはStd:ddY系雄性マウス(20〜22g)を使用し
た。動物は室温24〜25℃、自由な摂水摂食および12時間
周期の明暗条件下で飼育した。被検薬物を皮下投与後30
分後に0.7%酢酸/0.9%生理食塩液を10ml/kgの割合で腹
腔内に注射し、注射後10分から10分間に発現するライシ
ング数を数えた。陰性対照として0.9%生理食塩液を、
陽性対照として塩酸モルヒネ、インドメサシンおよびア
スピリンを使用した。また、ED50値は陰性対照群のライ
シング数の1/2以下のものを鎮痛活性陽性とし、Litchfi
eld-Wilcoxon法に基づき算出した。その結果を表1とし
て示す。
た。動物は室温24〜25℃、自由な摂水摂食および12時間
周期の明暗条件下で飼育した。被検薬物を皮下投与後30
分後に0.7%酢酸/0.9%生理食塩液を10ml/kgの割合で腹
腔内に注射し、注射後10分から10分間に発現するライシ
ング数を数えた。陰性対照として0.9%生理食塩液を、
陽性対照として塩酸モルヒネ、インドメサシンおよびア
スピリンを使用した。また、ED50値は陰性対照群のライ
シング数の1/2以下のものを鎮痛活性陽性とし、Litchfi
eld-Wilcoxon法に基づき算出した。その結果を表1とし
て示す。
表1の結果より、14−アニソイルアコニンは用量依存
的な鎮痛活性を有し、モルヒネよりは弱いがインドメサ
シン、アスピリンよりも強力な鎮痛作用を有することが
判る。
的な鎮痛活性を有し、モルヒネよりは弱いがインドメサ
シン、アスピリンよりも強力な鎮痛作用を有することが
判る。
ティル・イマージョン法に基づく鎮痛活性の測定 実験にはStd:ddY系雄性マウス(20〜22g)を使用し
た。あらかじめ58°に調整した湯浴にマウスの尾を浸
し、尾を激しく動かすか、あるいは体を強くひねるまで
の時間を測定した。尾組織の熱による損傷を防ぐため
に、湯の中に尾を浸す時間は5秒以内とした。ティル・
イマージョン法における薬物の鎮痛活性は下記の式から
算出した。analgesic indexに基づき評価した。また、E
D50値は薬物投与前の反応時間の2倍以上の反応時間を
呈したものを鎮痛活性陽性とし、Litchfield-Wilcoxon
法に基づき算出した。その結果を表2として示す。
た。あらかじめ58°に調整した湯浴にマウスの尾を浸
し、尾を激しく動かすか、あるいは体を強くひねるまで
の時間を測定した。尾組織の熱による損傷を防ぐため
に、湯の中に尾を浸す時間は5秒以内とした。ティル・
イマージョン法における薬物の鎮痛活性は下記の式から
算出した。analgesic indexに基づき評価した。また、E
D50値は薬物投与前の反応時間の2倍以上の反応時間を
呈したものを鎮痛活性陽性とし、Litchfield-Wilcoxon
法に基づき算出した。その結果を表2として示す。
表2の結果から、14−アニソイルアコニンは、熱刺激
による痛みに対しても強力な鎮痛作用を有することが判
る。
による痛みに対しても強力な鎮痛作用を有することが判
る。
麻薬拮抗薬との併用実験 実験にはStd:ddY系雄性マウス(20〜22g)を使用し
た。酒石酸レバロルファンを皮下投与後30分に被検薬物
を皮下投与し、その後30分後に酢酸ライシング法に基づ
き鎮痛活性を測定した。その結果を表3に示す。
た。酒石酸レバロルファンを皮下投与後30分に被検薬物
を皮下投与し、その後30分後に酢酸ライシング法に基づ
き鎮痛活性を測定した。その結果を表3に示す。
表3の結果から、モルヒネの鎮痛作用がレバロルファ
ンで拮抗されるのに対して、14−アニソイルアコニンの
鎮痛作用はレバロルファンで影響されず、モルヒネとは
異なる作用機序を有することが判る。
ンで拮抗されるのに対して、14−アニソイルアコニンの
鎮痛作用はレバロルファンで影響されず、モルヒネとは
異なる作用機序を有することが判る。
〔実験例2〕(抗炎症作用) カラゲニン足蹠浮腫の測定 実験にはStd:ddY系雄性マウス(20〜22g)を使用し
た。被検薬物投与後30分後に0.9%生理食塩液に懸濁し
たカラゲニン(0.5mg/25ml)25μlを起炎剤としてマウ
ス右後肢足蹠皮下に注射した。対照として左後肢足蹠皮
下に0.9%生理食塩液25μlを注射した。カラゲニン投
与後1、2、3、4、5および6時間に足の厚さをダイ
ヤルゲージキャリパーを用いて測定した。その結果とし
て左右の足の厚さの差を表4に示した。
た。被検薬物投与後30分後に0.9%生理食塩液に懸濁し
たカラゲニン(0.5mg/25ml)25μlを起炎剤としてマウ
ス右後肢足蹠皮下に注射した。対照として左後肢足蹠皮
下に0.9%生理食塩液25μlを注射した。カラゲニン投
与後1、2、3、4、5および6時間に足の厚さをダイ
ヤルゲージキャリパーを用いて測定した。その結果とし
て左右の足の厚さの差を表4に示した。
表4の結果から、14−アニソイルアコニンは、カラゲ
ニン足蹠浮腫抑制作用を有することが判る。
ニン足蹠浮腫抑制作用を有することが判る。
〔実験例3〕(急性毒性) 実験にはStd:ddY系雄性マウス(20〜22g)を使用し
た。被検薬物投与後72時間の致死数から、Litchfield-W
ilcoxon法に基づきLD50値を算出した。その結果を表5
に示す。
た。被検薬物投与後72時間の致死数から、Litchfield-W
ilcoxon法に基づきLD50値を算出した。その結果を表5
に示す。
表5の結果から、14−アニソイルアコニンはジエサコ
ニチンの毒性に比べ著しく毒性が低いことが判る。
ニチンの毒性に比べ著しく毒性が低いことが判る。
以上の各種の実験結果から総合的に判断して、本発明
に係る新規化合物は、ジエサコニチンよりも著しく毒性
が低く、また強力な鎮痛・抗炎症活性を有することが明
らかとなった。また、この新規化合物の鎮痛作用機序は
モルヒネとは異なるタイプのものであることが示され
た。したがって、本発明は極めて有用な新しい鎮痛・抗
炎症剤を提供するものである。
に係る新規化合物は、ジエサコニチンよりも著しく毒性
が低く、また強力な鎮痛・抗炎症活性を有することが明
らかとなった。また、この新規化合物の鎮痛作用機序は
モルヒネとは異なるタイプのものであることが示され
た。したがって、本発明は極めて有用な新しい鎮痛・抗
炎症剤を提供するものである。
本発明に係る鎮痛・抗炎症剤の臨床投与量は、活性成
分として成人0.01〜10mg/回が好ましい。製剤は、任意
所要の製剤用担体あるいは賦形剤を使用し、慣用の方法
で調製される。
分として成人0.01〜10mg/回が好ましい。製剤は、任意
所要の製剤用担体あるいは賦形剤を使用し、慣用の方法
で調製される。
経口投与用の錠剤、散剤、顆粒剤、カプセル等の調製
には、慣用の賦形剤、例えば炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、リン酸カルシウム、とうもろこしでんぷん、
ばれいしょでんぷん、砂糖、ラクトース、タルク、ステ
アリン酸マグネシウム、アラビアゴム等を用いることが
できる。錠剤は、周知の方法でコーティングすることが
できる。経口用液体製剤は水性または油性の懸濁液、溶
液、シロップ、エリキシル剤、その他適宜の剤形とする
ことができる。
には、慣用の賦形剤、例えば炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、リン酸カルシウム、とうもろこしでんぷん、
ばれいしょでんぷん、砂糖、ラクトース、タルク、ステ
アリン酸マグネシウム、アラビアゴム等を用いることが
できる。錠剤は、周知の方法でコーティングすることが
できる。経口用液体製剤は水性または油性の懸濁液、溶
液、シロップ、エリキシル剤、その他適宜の剤形とする
ことができる。
各種製剤においては、14−アニソイルアコニンを塩と
して用いてもよく、注射用製剤は、用時溶解型のものが
好ましい。また、各種製剤には懸濁化剤、安定剤または
分散剤のような処方用添加剤を含有させてもよく、滅菌
蒸留水、精油例えばピーナッツ油、とうもろこし油ある
いは非水溶媒、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等を含有させることができる。
して用いてもよく、注射用製剤は、用時溶解型のものが
好ましい。また、各種製剤には懸濁化剤、安定剤または
分散剤のような処方用添加剤を含有させてもよく、滅菌
蒸留水、精油例えばピーナッツ油、とうもろこし油ある
いは非水溶媒、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等を含有させることができる。
直腸内投与のためには坐剤用組成物の形で提供され、
周知の製剤用担体、例えばポリエチレングリコール、ラ
ノリン、ココナット油等を含有させることができる。
周知の製剤用担体、例えばポリエチレングリコール、ラ
ノリン、ココナット油等を含有させることができる。
局所適用のために軟膏用組成物あるいは硬膏用組成物
の形で提供することができ、周知の製剤用担体、例えば
ワセリン、パラフィン、加水ラノリン、プラスチベー
ス、親水ワセリン、マクロゴール類、ロウ、樹脂、精製
ラノリン、ゴムなどを含有せしめてもよい。
の形で提供することができ、周知の製剤用担体、例えば
ワセリン、パラフィン、加水ラノリン、プラスチベー
ス、親水ワセリン、マクロゴール類、ロウ、樹脂、精製
ラノリン、ゴムなどを含有せしめてもよい。
Claims (2)
- 【請求項1】式、 (式中、R1はアニソイル基を表す) で表わされる14−アニソイルアコニン。
- 【請求項2】14−アニソイルアコニンを有効成分として
含有する新規な鎮痛・抗炎症剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278087A JPH085863B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 14−アニソイルアコニンおよびそれを有効成分とする新規な鎮痛・抗炎症剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278087A JPH085863B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 14−アニソイルアコニンおよびそれを有効成分とする新規な鎮痛・抗炎症剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63211269A JPS63211269A (ja) | 1988-09-02 |
JPH085863B2 true JPH085863B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=12645482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4278087A Expired - Lifetime JPH085863B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 14−アニソイルアコニンおよびそれを有効成分とする新規な鎮痛・抗炎症剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085863B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5171691A (en) * | 1990-03-02 | 1992-12-15 | Chevron Research And Technology Company | Method for controlling multistage reforming process to give high octane barrel per calendar day throughput |
JP3117251B2 (ja) * | 1991-07-08 | 2000-12-11 | 三和生薬株式会社 | 14−O−p−クロロベンゾイルアコニンおよび鎮痛・抗炎症剤 |
EP0739882B1 (en) * | 1991-09-27 | 2001-06-13 | Sanwa Shoyaku Kabushiki Kaisha | Novel aconitine compounds and analgesic/anti-inflammatory agent containing the same |
DE69132165T2 (de) * | 1991-09-27 | 2000-10-05 | Sanwa Shoyaku K K | Aconitinverbindung und analgetisches/entzündungshemmendes mittel |
EP0564648B1 (en) * | 1991-09-27 | 2000-05-03 | Sanwa Shoyaku Kabushiki Kaisha | Aconitine compound and analgesic/antiinflammatory agent |
WO1993006087A1 (en) * | 1991-09-27 | 1993-04-01 | Sanwa Shoyaku Kabushiki Kaisha | Novel aconitine compound and analgesic/antiinflammatory agent |
US5496825A (en) * | 1991-09-27 | 1996-03-05 | Sanwa Shoyaku Kabushiki Kaisha | Aconitine compounds and analgesic/anti-inflammatory agent containing the same |
DE69512715T2 (de) * | 1994-02-09 | 2000-03-02 | Sanwa Shoyaku K K | Aconitin ähnliche verbindung und antipyretisches, analgetisches und entzündungshemmendes mittel |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP4278087A patent/JPH085863B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63211269A (ja) | 1988-09-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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