JPH05163202A - 新規ポリアセチレン系化合物類およびポリアセチレン系化合物類を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤 - Google Patents

新規ポリアセチレン系化合物類およびポリアセチレン系化合物類を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤

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JPH05163202A
JPH05163202A JP3053224A JP5322491A JPH05163202A JP H05163202 A JPH05163202 A JP H05163202A JP 3053224 A JP3053224 A JP 3053224A JP 5322491 A JP5322491 A JP 5322491A JP H05163202 A JPH05163202 A JP H05163202A
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JP
Japan
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formula
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acetoxy
polyacetylene
compound
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Application number
JP3053224A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Hirakura
平倉一弘
Makoto Morita
森田誠
Toshihiko Yanagisawa
柳澤利彦
Hiroshi Mihashi
三橋博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】抗アレルギー剤等の医薬品として有用なポリア
セチレン系化合物類を提供する。 【構成】生薬人参等から得ることができる下記式(I)
(II)(III)に示す新規ポリアセチレン系化合物類お
よびポリアセチレン系化合物類を有効成分としてなる5-
リポキシゲナーゼ阻害剤。 (式中R,RおよびRは同じにまたは異なってエ
チル基、エチレン基またはアセトキシ基を示す。ただ
し、Rがエチル基であり、Rがエチレン基であり、
がアセトキシ基である場合を除く。) (式中Rは塩素原子またはアセトキシ基を示す。) (式中Rは水酸基または1-メトキシ-1-メチルエトキ
シ基を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、5-リポキシゲナーゼ阻
害作用を有し、抗アレルギー剤等の医薬品として有用な
ポリアセチレン系化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年我が国の公害問題や環境変化に伴
い、気管支喘息や花粉症等のアレルギー性疾患の患者が
増加し、大きな社会問題になっており、抗アレルギー作
用を有する薬物の開発が望まれていた。
【0003】生薬人参は、漢方薬の重要な成分の一つと
して、古来より繁用されている生薬であり、現在まで薬
理活性を有する種々の化合物が単離され、またそれらの
化合物を原料として、多種類の誘導体も合成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、抗アレ
ルギー作用を有する薬物の開発をすべく鋭意検討を行っ
た結果、臨床的にも広く用いられている生薬人参から数
種の新規ポリアセチレン系化合物類を単離し、またそれ
らの誘導体を合成し、薬理活性を検討したところ、ポリ
アセチレン系化合物類に5-リポキシゲナーゼ阻害作用を
有することを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、下記式I (式中R1、R2およびR3は同じにまたは異なってエチル
基、エチレン基またはアセトキシ基を示す。ただし、R1
がエチル基であり、R2がエチレン基であり、R3がアセト
キシ基である場合を除く。)で表されるポリアセチレン
系化合物、下記式II (式中R4は塩素原子またはアセトキシ基を示す。)で表さ
れるポリアセチレン系化合物、下記式III (ただし、R5は水酸基または1-メトキシ-1-メチルエトキ
シ基を示す。)で表されるポリアセチレン系化合物、下
記式I (式中R1、R2およびR3は同じにまたは異なってエチル
基、エチレン基またはアセトキシ基を示す。)で表され
るポリアセチレン系化合物を有効成分とする5-リポキシ
ゲナーゼ阻害剤、下記式II (式中R4は塩素原子またはアセトキシ基を示す。)で表さ
れるポリアセチレン系化合物を有効成分とする5-リポキ
シゲナーゼ阻害剤、下記式III (ただし、R5は水酸基または1-メトキシ-1-メチルエトキ
シ基を示す。)で表されるポリアセチレン系化合物を有
効成分とする5-リポキシゲナーゼ阻害剤である。
【0006】以下、式I、IIおよびIIIで表される化合物
をまとめて、本発明の化合物という。
【0007】本発明の化合物を得るには例えば次のよう
な方法が挙げられる。
【0008】本発明の化合物は、人参をヘキサン、ジエ
チルエーテル、石油エーテル、酢酸エチル、クロロホル
ム、アセトン、メタノール、エタノールより選ばれる少
なくとも一つの溶媒で抽出し、得られた抽出液から溶媒
を除去して得た残渣をヘキサン、ジエチルエーテル、石
油エーテル、酢酸エチル、クロロホルム、アセトン、メ
タノール、エタノール、水より選ばれる少なくとも一つ
の溶媒を溶出溶媒として、ダイヤイオンHP-20、MCIゲル
CHP20Pなどのポーラスポリマー、セファデックスLH-20
などのセファデックス、逆相系シリカゲル、シリカゲ
ル、ポリアミドまたはセルロース等を担体に用いたカラ
ムクロマトグラフィーまたは高速液体クロマトグラフィ
ーに1回または数回付し、薄層クロマトグラフィーまた
は高速液体クロマトグラフィーで目的成分を確認しなが
ら分画することにより得ることができる。
【0009】また上記のようにして得られたポリアセチ
レン系化合物を場合により無水酢酸、アセチルクロライ
ドなどの一般的アセチル化剤で処理することによっても
本発明の化合物を得ることができる。
【0010】次に製造の具体例を示す。
【0011】具体例1 粉砕した人参15kgをヘキサン200lで抽出し、得られた抽
出液より溶媒を除去してヘキサン抽出エキス140gを得
た。
【0012】ヘキサン抽出エキス140gをシリカゲルを用
いたカラムクロマトグラフィーに付し、最初はヘキサ
ン、逐次酢酸エチルを増やして溶出し、ヘキサン:酢酸
エチル(4:1)で溶出したフラクション(以下フラクション
Aとする)14.0g、ヘキサン:酢酸エチル(1:1)で溶出した
フラクション(以下フラクションBとする)5.0gおよび100
%酢酸エチルで溶出したフラクション(以下フラクション
Cとする)4.8gを得た。
【0013】このうちフラクションAを数回に分け、シ
リカゲルを用いた中圧分取クロマトグラフィーに付し、
ヘキサン:アセトン(6:1)で0.71lから0.83lまで溶出した
フラクションを、さらにシリカゲルを用いた中圧分取ク
ロマトグラフィーに付し、ベンゼン:酢酸エチル(75:1)
で溶出し、0.95lから1.51lまで溶出したフラクション
(以下フラクションDとする)0.40gを得た。このフラクシ
ョンDをシリカゲルを用いた中圧分取クロマトグラフィ
ーに付し、ヘキサン:アセトン(16:1)で0.25lから0.26l
まで溶出したフラクションを、さらにシリカゲルを用い
た中圧分取クロマトグラフィーに付し、ベンゼン:酢酸
エチル(100:1)で0.20lから0.25lまで溶出したフラクシ
ョンより無色油状物質を36mg得た。
【0014】この無色油状物質の下記に示す理化学的性
質より、式IにおいてR1がエチル基、R2がエチレン基で
あり、R3がアセトキシ基である、3-アセトキシ-9,10-エ
ポキシ-1-ヘプタデセン-4,6-ジインと決定した。
【0015】 比旋光度:[α]D=-48.5°(c=3.14,クロロホルム) マススペクトル HR-FAB-MS m/z: 計算値 302.1882 C19H26O3[M]+ 実験値 302.1864 赤外線吸収スペクトル νCHCl3 maxcm-1: 3096,2260,1742,1644 紫外線吸収スペクトル λEtOH maxnm(logε): 201(3.80),221(2.80),231(2.87),244(2.85),257(2.63) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 5.90(1H,dq,J=5.7,1.0Hz),5.87(1H,ddd,J=16.7,10.0,5.
7Hz),5.53(1H,d-like,J=16Hz),5.33(1H,d-like,J=10H
z),3.13(1H,ddd,J=7.0,5.4,4.1Hz),2.95(1H,br td,J=
6,4.1Hz),2.69(1H,ddd,J=17.7,5.4,1.0Hz),2.38(1H,dd
d,J=17.7,7.0,1.0Hz),2.10(3H,s),1.42〜1.55(6H,m),1.
24〜1.39(6H,m),0.89(3H,br t,J=7Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 14.1(q),19.5(t),20.9(q),22.6(t),26.5(t),27.5(t),2
9.2(t),29.4(t),31.8(t),54.2(d),56.9(d),64.5(d),66.
3(s),71.4(s),71.5(s),77.0(s),119.5(t),132.2(d),16
9.4(s)
【0016】次に本発明の化合物が優れた5-リポキシゲ
ナーゼ阻害作用を有し、抗アレルギー剤、抗炎症剤等の
医薬品として有用であることについて実験例を挙げて説
明する。
【0017】実験例1 RBL1培養細胞を5×106細胞/mlとなるように1mMエチレン
ジアミン四酢酸(EDTA)および10%エチレングリコールを
含む50mMリン酸緩衝液(pH7.4)に浮遊し、超音波処理
後、10,000×Gで10分間、さらに105,000×Gで60分間遠
心した上清を5-リポキシゲナーゼ酵素標品とした。
【0018】基質として10μMアラキドン酸、上記のよ
うに調製して得た酵素標品および具体例または実施例で
得た化合物のアセトン溶液を終濃度10μMとなるように
試験管にとり、37℃で10分間反応させた。内部標準とし
て0.25mMのブチル-3,5-ジニトロベンゾエート10μlを添
加し、ヘキサン1.8mlで抽出した。この中の5-HETEの量
を高速液体クロマトグラフィー[カラム,TSK-gel ODS-8
0TM(TOYO SODA);移動相,テトラヒドロフラン:アセトニ
トリル:1%酢酸(5:5:9);流速,1ml/分;検出,紫外線(235n
m)]により測定した。
【0019】この結果から、阻害率を次式により算出
し、阻害率(%)を求めた。
【0020】 C:実施例または具体例で得た化合物を含まない場合の5-
HETEのピーク面積(内部標準により補正) S:実施例または具体例で得た化合物を添加した場合の5-
HETEのピーク面積(内部標準により補正)
【0021】具体例または実施例で得た化合物の10μM
での阻害率を第1表に示す。
【0022】第1表より明らかなように、本発明の化合
物は優れた5-リポキシゲナーゼ阻害作用を有することが
確認された。
【0023】次に、本発明の化合物の投与量および製剤
化について説明する。
【0024】本発明の化合物はそのまま、あるいは慣用
の製剤担体と共に動物および人に投与することができ
る。投与形態としては、特に限定がなく、必要に応じ適
宜選択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒
剤、散剤等の経口剤、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げ
られる。
【0025】経口剤として所期の効果を発揮するために
は、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通
常成人で本発明の化合物の重量として100〜6000mgを、1
日数回に分けての服用が適当と思われる。
【0026】本発明において錠剤、カプセル剤、顆粒剤
等の経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニッ
ト、カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無
機塩類等を用いて常法に従って製造される。
【0027】この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他
に、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進
剤、矯味剤、着色剤、香料等を使用することができる。
それぞれの具体例は以下に示す如くである。
【0028】[結合剤]デンプン、デキストリン、アラビ
アゴム末、ゼラチン、ヒドロキシプロピルスターチ、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、
エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴー
ル。
【0029】[崩壊剤]デンプン、ヒドロキシプロピルス
ターチ、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カル
ボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチル
セルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロース。
【0030】[界面活性剤]ラウリル硫酸ナトリウム、大
豆レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート8
0。
【0031】[滑沢剤]タルク、ロウ類、水素添加植物
油、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウ
ム、ポリエチレングリコール。
【0032】[流動性促進剤]軽質無水ケイ酸、乾燥水酸
化アルミニウムゲル、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ酸
マグネシウム。
【0033】また本発明の化合物は、懸濁液、エマルジ
ョン剤、シロップ剤、エリキシル剤としても投与するこ
とができ、これらの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤
を含有してもよい。
【0034】非経口剤として所期の効果を発揮するため
には、患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、
通常成人で本発明の化合物の重量として1日1〜100mgま
での静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思わ
れる。
【0035】この非経口剤は常法に従って製造され、希
釈剤として一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖
水溶液、注射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ
油、トウモロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール等を用いることができる。さらに必要に
応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。ま
た、この非経口剤は安定性の点から、バイアル等に充填
後冷凍し、通常の凍結乾燥技術により水分を除去し、使
用直前に凍結乾燥物から液剤を再調製することもでき
る。更に、必要に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐
剤、無痛化剤等を加えても良い。
【0036】その他の非経口剤としては、外用液剤、軟
膏等の塗布剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、
常法に従って製造される。
【0037】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれによりなんら制限されるもの
ではない。
【0038】実施例1 具体例1で得たフラクションDをシリカゲルを用いた中圧
分取クロマトグラフィーに付し、ヘキサン:アセトン(1
6:1)で0.25lから0.26lまで溶出したフラクションより無
色油状物質を45mg得た。
【0039】この無色油状物質の下記に示す理化学的性
質により、式IにおいてR1およびR2がエチレン基であ
り、R3がアセトキシ基である、3-アセトキシ-9,10-エポ
キシ-1,16-ヘプタデカジエン-4,6-ジインであると決定
した。
【0040】 比旋光度:[α]D=-54.2°(c=2.35,クロロホルム) マススペクトル CI-MS m/z:301[M+H]+ HR-FAB-MS m/z: 計算値 300.1725 C19H24O3[M]+ 実測値 300.1722 赤外線吸収スペクトル νCHCl3 maxcm-1: 3080,2260,1742,1642 紫外線吸収スペクトル λEtOH maxnm(logε): 201(3.82),220(2.88),232(2.91),244(2.89),257(2.67) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CDCl3): 1.35〜1.45(4H,m),1.45〜1.55(4H,m),2.06(2H,br,q,J=7
Hz),2.10(3H,s),2.37(1H,ddd,J=1.0,7.1,17.7Hz),2.70
(1H,ddd,J=1.0,5.4,17.7Hz),2.95(1H,br td,J=4.1,6H
z),3.12(1H,ddd,=4.1,5.4,7.1Hz),4.95(1H,ddt,J=1.2,
2.1,10.2Hz),5.00(1H,ddt,J=1.2,2.1,17.1Hz),5.33(1H,
d-like,J=10Hz),5.54(1H,d-like,J=17Hz),5.81(1H,ddt,
J=6.7,10.2,17.1Hz),5.87(1H,ddd,J=5.7,10.0,16.8Hz),
5.90(1H,br d,J=6Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ ppm in CDCl3): 19.5(t),20.9(q),26.3(t),27.5(t),28.8(t),28.9(t),3
3.6(t),54.2(d),56.9(d),64.5(d),66.3(s),71.4(s),71.
5(s),77.0(s),114.4(t),119.5(t),132.2(d),138.9(d),1
69.4(s)
【0041】実施例2 具体例1で得たフラクションBを数回に分け、シリカゲル
を用いた中圧分取クロマトグラフィーに付し、ヘキサン
-酢酸エチル(7:3)で1.12lから1.30lまで溶出したフラク
ション0.69gを得た。該画分についてクロロホルム-メタ
ノール(100:1)で0.22lから0.31lまで溶出したフラクシ
ョン(0.28g)を得た。このフラクションについてYMC-S-3
43(山村化学研究所製)を用いた高速液体クロマトグラフ
ィーに付し、メタノール-水(4:1)で保持時間約30分のピ
ークを分取し、無色油状物質22mgを得た。
【0042】この無色油状物質22mgをジクロロメタン4m
lに溶解し、トリエチルアミン(15μl)、4-ジメチルアミ
ノピリジンを触媒量加えて撹拌した。反応終了後、1%塩
酸/ジクロロメタンで分配し、ジクロロメタン層をシリ
カゲルを用いた中圧分取クロマトグラフィーに付し、ヘ
キサン:アセトン(10:1)で36mlから44mlまで溶出したフ
ラクションより無色油状物質23mgを得た。
【0043】この無色油状物質の、下記に示す理化学的
性質により、式IIにおいてR4が塩素原子である、3,9-ジ
アセトキシ-10-クロロ-1,16-ヘプタデカジエン-4,6-ジ
インであると決定した。
【0044】 比旋光度:[α]D=+32.8°(c=2.04,クロロホルム) マススペクトル CI-MS m/z:381,379[M+H]+, 321,319[M+H-AcOH]+, 261,259[M+H-2AcOH]+ 赤外線吸収スペクトル νCHCl3 maxcm-1: 2260,1742,1640 紫外線吸収スペクトル λEtOH maxnm(logε): 200(3.94),220(2.93),232(2.95),244(2.92),257(2.72) プロトン核磁気共鳴ペクトル(δ in ppm CDCl3): 1.27〜1.47(2H,m),1.52〜1.61(4H,m),1.66〜1.75(2H,
m),2.06(2H,br q,J=6Hz),2.10(3H,s),2.12(3H,s),2.70
(1H,ddd,J=0.9,6.0,17.3Hz),2.78(1H,ddd,J=0.9,7.1,1
7.3Hz),4.13(1H,m),4.94(1H,ddt,J=1.2,2.1,10.1Hz),5.
00(1H,ddt,J=1.5,2.1,17.1Hz),5.11(1H,ddd,J=3.3,6.0,
7.1Hz),5.34(1H,d-like,J=10Hz),5.53(1H,d-like,J=17H
z),5.80(1H,ddt,J=6.6,10.1,17.1Hz),5.84〜5.90(1H,
m),5.90(1H,br d,J=6Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 20.8(q),20.9(q),22.7(t),26.3(t),28.5(t),28.6(t),3
3.6(t),34.4(t),62.3(d),64.5(d),66.7(s),71.3(s),71.
7(s),76.2(s),72.5(d),114.5(t),119.6(t),132.1(d),13
8.8(d),169.4(s),170.0(s)
【0045】実施例3 具体例1で得たフラクションDをシリカゲルを用いた中圧
分取クロマトグラフィーに付し、ヘキサン:アセトン(1
6:1)で0.20lから0.21lまで溶出したフラクションを、さ
らにシリカゲルを用いた中圧分取クロマトグラフィーに
付し、ヘキサン:アセトン(20:1)で0.24lから0.25lまで
溶出したフラクションより無色油状物質を36mg得た。こ
の無色油状物質の、下記に示す理化学的性質により式I
においてR1およびR2がエチル基であり、R3がアセトキシ
基である、3-アセトキシ-9,10-エポキシ-4,6-ヘプタデ
カジインと決定した。
【0046】 比旋光度:[α]=-182.6°(c=3.77,クロロホルム) マススペクトル CI-MS m/z:305[M+H]+, HR-FAB-MS m/z: 計算値 304.2039 C19H28O3[M]+, 実測値 304.2051 赤外線吸収スペクトル νCHCl3 maxcm-1: 2932,2260,1738 紫外線吸収スペクトル λEtOH maxnm(logε): 202(3.35),220(2.91),230(2.92),242(2.81),256(2.54) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 0.89(3H,br t,J=7Hz),1.01(3H,t,J=7.4Hz),1.25〜1.40
(8H,m),1.43〜1.54(4H,m),1.79(2H,dq,J=6.5,7.4Hz),2.
07(3H,s),2.38(1H,ddd,J=1.0,7.1,17.7Hz),2.68(1H,dd
d,J=1.0,5.5,17.7Hz),2.95(1H,br td,J=4.1,6Hz),3.12
(1H,ddd,J=4.1,5.5,7.1Hz),5.34(1H,tt,J=0.9,6.5Hz)13 C-各磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3) 9.3(q),14.1(q),19.5(t),20.9(q),22.6(t),26.5(t),27.
5(t),29.2(t),29.4(t),28.0(t),31.8(t),54.3(d),56.9
(d),65.3(d),66.4(s),70.0(s),73.7(s),76.3(s),169.8
(s)
【0047】実施例4 具体例1で得たフラクションCを数回に分け、シリカゲル
を用いた中圧分取クロマトグラフィーに付し、ヘキサ
ン:アセトン(3:1)で2.30lから3.00lまで溶出したフラク
ションをクロロホルム:メタノール(25:1)で0.05lから0.
09lまで溶出し、さらにこのフラクションをヘキサン:ア
セトン(6:1)で0.28lから0.38l溶出したフラクションよ
り白色物質0.045gを得た。
【0048】この白色物質(14mg)をジクロロメタン3ml
に溶解し、トリエチルアミン(15μl)、4-ジメチルアミ
ノピリジンを触媒量加えて撹拌した。反応終了後1%塩酸
/ジクロロメタンで分配し、ジクロロメタン層をシリカ
ゲルを用いた中圧分取クロマトグラフィーに付し、ヘキ
サン:アセトン(4:1)で溶出したフラクションより無色油
状16mgを得た。
【0049】この無色油状物質の下記に示す理化学的性
質より、式IIにおいてR4がアセトキシ基である、3,9,10
-トリアセトキシ-1,16-ヘプタデカジエン-4,6,-ジイン
と決定された。
【0050】 比旋光度:[α]D=+13.3°(c=1.49,クロロホルム) マススペクトル 403[M+H]+,283[M+H-2AcOH]+, 223[M+H-3AcOH]+ 赤外線吸収スペクトル νCHCl3 maxcm-1: 3028,2260,1740,1642 紫外線吸収スペクトル λEtOH maxnm(log ε): 200(4.01),220(2.95),232(2.98),244(2.94),258(2.72) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 1.26〜1.34(4H,m),1.37(2H,br q,J=7Hz),1.55(2H,qui,
J=6Hz),2.03(2H,br q,J=6Hz),2.08(3H,s),2.09(3H,s),
2.11(3H,s),2.57(1H,ddd,J=0.9,6.1,17.6Hz),2.62(1H,d
dd,J=0.9,6.0,17.6Hz),4.93(1H,ddt,J=1.2,2.1,10.2H
z),4.98(1H,ddt,J=1.5,2.1,17.1Hz),5.05(1H,ddd,J=4.
1,6.0,6.1Hz),5.10(1H,ddd,J=4.1,5.5,7.7Hz),5.33(1H,
d-like,J=9Hz),5.53(1H,d-like,J=17Hz),5.79(1H,ddt,J
=6.6,10.2,17.1Hz),5.30〜5.90(1H,m),5.90(1H,br d,J
=6Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 20.81(q),20.88(q),20.9(q),21.9(t),24.9(t),28.6(t),
28.8(t),30.4(t),33.6(t),64.5(d),66.4(s),71.5(s),7
6.3(s),77.0(s),71.0(d),73.0(d),114.4(t),119.5(t),1
32.2(d),138.8(d),169.4(s),170.1(s),170.4(s)
【0051】実施例5 実施例4で得た白色物質(20mg)に2,2-ジメトキシプロパ
ン(1ml)、パラトルエンスルホン酸1水和物(4.5mg)を加
えて撹拌した。反応終了後、炭酸水素ナトリウム水溶液
を加えて酢酸エチルで抽出後、酢酸エチル層を飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄した。この酢酸エチル層をシリ
カゲルを用いた中圧分取クロマトグラフィーに付し、ヘ
キサン:アセトン(5:1)で32mlから36mlまで溶出したフラ
クションより無色油状物質10mgおよび44mlから56mlまで
溶出したフラクションより無色油状物質13mgを得た。
【0052】このうち44mlから56mlまで溶出して得た無
色油状物質の下記に示す理化学的性質により、式IIIに
おいてR5が水酸基である、2,2-ジメチル-5-(6-ヘプテニ
ル)-4-(6-ヒドロキシ-7-オクテン-2,4-ジイニル)-1,3-
ジオキソランと決定した。
【0053】 比旋光度:[α]D=-21.2°(c=1.26,クロロホルム) マススペクトル CI-MS m/z: 317[M+H]+, 241[M+H-Me2CO-H2O]+ 赤外線吸収スペクトル νCHCl3 maxcm-1: 3400,2936,1640,984 紫外線吸収スペクトル λEtOH maxnm(logε): 200(4.04),229(3.05),242(2.92),257(2.74) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 1.32〜1.45(4H,m),1.40(6H,s),1.47〜1.65(4H,m),1.97
(1H,br d,J=6Hz),2.06(2H,br q,J=7Hz),2.61(1H,dd,J
=1.0,5Hz),3.72(1H,td,J=5,7Hz),3.80(1H,td,J=4,7Hz),
4.92(1H,br),4.94(1H,ddt,J=1.5,2.0,10Hz),5.00(1H,dd
t,J=1.5,2.0,17Hz),5.25(1H,ddd,J=1.0,1.5,10Hz),5.46
(1H,ddd,J=1.0,1.5,17Hz),5.81(1H,ddt,J=6.6,10,17H
z),5.94(1H,ddd,J=5,10,17Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 23.6(t),25.8(t),27.1(q),27.4(q),28.8(t),29.1(t),3
2.9(t),33.7(t),63.5(d),66.5(s),71.0(s),74.7(s),77.
3(s),78.1(d),80.5(d),108.8(s),114.3(t),117.1(t),13
6.1(d),139.1(d)
【0054】実施例6 実施例5で行った中圧分取クロマトグラフィーにおい
て、32mlから36mlまで溶出して得た無色油状物質の下記
に示す理化学的性質より、式IIIにおいてR5が1-メトキ
シ-1-メチルエトキシ基である、2,2-ジメチル-5-(ヘプ
テニル)-4-[6-(1-メトキシ-1-メチルエトキシ)-7-オク
テン-2,4-ジイニル]-1,3-ジオキソランと決定した。
【0055】 比旋光度:[α]D=+48.4°(c=0.75,クロロホルム) マススペクトル FD-MS m/z: 389[M+H]+, 374[M+H-Me]+ 赤外線吸収スペクトル νCHCl3 maxcm-1: 3400,2936,2256,1620 紫外線吸収スペクトル λEtOH maxnm(logε): 200(4.08),221(3.06),230(3.05),243(2.92),257(2.73) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 1.30〜1.65(8H,m),1.35(3H,s),1.39(3H,s),1.46(3H,s),
2.06(2H,br q,J=7Hz),3.22(3H,s),2.59(2H,dd,J=0.9,5
Hz),3.72(1H,dt,J=5,7.8Hz),3.80(1H,td,J=4,7.8Hz),4.
91(1H,br d,J=5Hz),4.94(1H,ddt,J=1.5,2.0,10Hz),5.0
0(1H,ddt,J=1.5,2.0,17Hz),5.21(1H,dt,J=1.2,10Hz),5.
43(1H,dt,J=1.2,17Hz),5.81(1H,ddt,J=6,10,17Hz),5.86
(1H,ddd,J=5,10,17Hz)13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 23.6(t),24.6(q),25.5(q),25.8(t),27.0(q),27.4(q),2
8.8(t),29.2(t),32.9(t),33.7(t),49.3(q),61.7(d),66.
9(s),70.3(s),75.4(s),76.4(s),78.2(d),80.5(d),101.6
(s),108.7(s),114.3(t),116.8(t),135.4(d),139.0(d)
【0056】実施例7 具体例1で得たフラクションDをシリカゲルを用いた中圧
分取クロマトグラフィーに付し、ヘキサン:アセトン(1
6:1)で0.25lから0.26lまで溶出したフラクションを、さ
らにシリカゲルを用いた中圧分取クロマトグラフィーに
付し、ベンゼン:酢酸エチル(100:1)で0.30lから0.32lま
で溶出したフラクションより無色油状物質を25mg得た。
この無色油状物質の下記に示す理化学的性質より、式I
においてR1がエチレン基、R2がアセトキシ基、R3がエチ
ル基である、9,10-エポキシ-16-ヘプタデセン-4,6-ジイ
ン-3-オール アセテートと決定した。
【0057】 比旋光度:[α]D=-208.9°(c=2.27, クロロホルム) マススペクトル HR-FAB-MS m/z: 計算値 302.1882[M]+ C19H26O3 実測値 302.1862 赤外線吸収スペクトル νCHCl3 maxcm-1: 3080,2260,1738,1640 紫外線吸収スペクトル 203(3.17),218(2.84),230(2.82),243(2.77),256(2.55) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 1.01(1H,t,J=7.4Hz),1.34〜1.45(4H,m),1.45〜1.55(4H,
m),1.80(2H,dq,J=7.4,6.5Hz),2.06(2H,m),2.07(3H,s),
2.36(1H,ddd,J=17.7,7.2,0.9Hz),2.69(1H,ddd,J=17.7,
5.4,0.9Hz),2.95(1H,br td,J=6,4.1Hz),3.13(1H,ddd,J
=7.2,5.4,4.1Hz),4.94(1H,ddt,J=10.2,2.1,1.2Hz),5.00
(1H,ddt,J=17.0,2.1,1.2Hz),5.34(1H,tt,J=6.5,0.9Hz),
5.81(1H,ddt,J=17.0,10.2,6.5Hz).13 C-核磁気共鳴スペクトル(δ in ppm CDCl3): 9.3(q),19.4(t),20.9(q),26.3(t),27.5(t),27.9(t),28.
8(t),28.9(t),33.6(t),54.3(d),56.9(d),65.3(d),66.4
(s),69.9(s),73.8(s),76.2(s),114.4(t),138.9(d),169.
8(s)
【0058】実施例8 上記の処方に従って〜を均一に混合し、打錠機にて
圧縮成型して一錠200mgの錠剤を得た。この錠剤一錠に
は、具体例1で得た化合物20mgが含有されており、成人1
日5〜15錠を数回にわけて服用する。
【0059】実施例9 上記の処方に従って、およびの一部を均一に混合
し、圧縮成型した後、粉砕し、およびの残量を加え
て混合し、打錠機にて圧縮成型して一錠200mgの錠剤を
得た。この錠剤一錠には、実施例1で得た化合物20mgが
含有されており、成人1日5〜15錠を数回にわけて服用す
る。
【0060】実施例10 上記の処方に従って、およびを均一に混合し、常
法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾燥
・解砕した後、およびを混合し、打錠機にて圧縮成
型して一錠200mgの錠剤を得た。この錠剤一錠には、実
施例3で得た化合物20mgが含有されており、成人1日5〜1
5錠を数回にわけて服用する。
【0061】実施例11 上記の処方に従って〜を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。この顆粒剤1gには、実施例4で得た化合物100mg
が含有されており、成人1日1〜3gを数回にわけて服用す
る。
【0062】実施例12 上記の処方に従って〜を均一に混合し、ねつ和し
た。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して顆
粒剤を得た。この顆粒剤1gには、実施例7で得た化合物1
00mgが含有されており、成人1日1〜3gを数回にわけて服
用する。
【0063】実施例13 上記の処方に従って〜を均一に混合し、200mgを2号
カプセルに充填した。このカプセル剤1カプセルには、
具体例1で得た化合物20mgが含有されており、成人1日5
〜15カプセルを数回にわけて服用する。
【0064】実施例14 上記の処方に従ってをおよびに溶解し、これに
との溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 317/20 // A61K 35/78 M 7180−4C (72)発明者 三橋博 茨城県稲敷郡阿見町吉原3586 株式会社ツ ムラ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式I (式中R1、R2およびR3は同じにまたは異なってエチル
    基、エチレン基またはアセトキシ基を示す。ただし、R1
    がエチル基であり、R2がエチレン基であり、R3がアセト
    キシ基である場合を除く。)で表されるポリアセチレン
    系化合物。
  2. 【請求項2】下記式II (式中R4は塩素原子またはアセトキシ基を示す。)で表さ
    れるポリアセチレン系化合物。
  3. 【請求項3】下記式III (ただし、R5は水酸基または1-メトキシ-1-メチルエトキ
    シ基を示す。)で表されるポリアセチレン系化合物。
  4. 【請求項4】下記式I (式中R1、R2およびR3は同じにまたは異なってエチル
    基、エチレン基またはアセトキシ基を示す。)で表され
    るポリアセチレン系化合物を有効成分とする5-リポキシ
    ゲナーゼ阻害剤。
  5. 【請求項5】下記式II (式中R4は塩素原子またはアセトキシ基を示す。)で表さ
    れるポリアセチレン系化合物を有効成分とする5-リポキ
    シゲナーゼ阻害剤。
  6. 【請求項6】下記式III (ただし、R5は水酸基または1-メトキシ-1-メチルエトキ
    シ基を示す。)で表されるポリアセチレン系化合物を有
    効成分とする5-リポキシゲナーゼ阻害剤。
JP3053224A 1991-02-26 1991-02-26 新規ポリアセチレン系化合物類およびポリアセチレン系化合物類を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤 Pending JPH05163202A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436920B1 (ko) * 2001-08-03 2004-06-22 한국생명공학연구원 인삼으로부터 추출한 신규한 폴리아세틸렌계 화합물, 그의추출방법 및 이를 함유하는 비만치료제
KR100460438B1 (ko) * 2001-12-01 2004-12-08 한국생명공학연구원 아실 코에이:디아실글리세롤 아실트랜스퍼라제활성저해제인 신규 폴리아세틸렌계 화합물 및 이의 제조방법
WO2010114191A1 (en) * 2009-04-01 2010-10-07 Nonghyupkoreainsam Co., Ltd. Exhaustive extraction method for ginseng
JP2012510953A (ja) * 2008-08-27 2012-05-17 ザ トラスティーズ オブ コロンビア ユニバーシティー イン ザ シティー オブ ニューヨーク 毒性を減少し、そして疾病を治療又は予防するための化合物、組成物及び方法

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