JP2730803B2 - 自動販売機の照明装置 - Google Patents

自動販売機の照明装置

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JP2730803B2
JP2730803B2 JP3015595A JP1559591A JP2730803B2 JP 2730803 B2 JP2730803 B2 JP 2730803B2 JP 3015595 A JP3015595 A JP 3015595A JP 1559591 A JP1559591 A JP 1559591A JP 2730803 B2 JP2730803 B2 JP 2730803B2
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悟 栖原
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機に組み込まれ
ている照明器のディーライトスイッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動販売機には、販売商品のサンプルを
夜間に照明してディスプレイするように蛍光ランプなど
を使用した照明器と、設置場所の明るさを検出して照明
器を自動点灯/自動消灯するディーライトスイッチが組
み込まれている。
【0003】従来の自動販売機は図2に示すように構成
されている。検銭機能を備えたコインメック1,商品選
択ボタン群2,商品払出装置3などの入出力装置は、マ
イクロコンピュータで構成され販売動作を管理している
販売制御部4のバスライン5に接続されており、販売制
御部4では、投入金額と販売価格ならびに商品選択ボタ
ン群2の操作に応じて商品払出装置3を運転して、選択
商品を商品取出口に払い出すように構成されている。
【0004】前記のバスライン5には、A/D変換器6
を介して光電センサとしての硫化カドミウム・セル7が
接続されており、A/D変換器6の出力はバスライン5
を介して販売制御部4に取り込まれて閾値と比較され、
硫化カドミウム・セル7が検出した外部の明るさが前記
の閾値で決まる明るさよりも暗い場合には、販売制御部
4がサンプル照明用などに使用されている蛍光灯8を点
灯させる。外部の明るさが前記の閾値で決まる明るさよ
りも明るい場合には、販売制御部4が蛍光灯8を消灯さ
せる。
【0005】9,10は、販売動作に必要な販売価格やコ
ラム設定などを販売制御部4に設定する際に使用するキ
ーボードとその内容を表示する表示器である。販売制御
部4のディーライトスイッチに係わる部分の具体的なフ
ローチャートを図3に示す。
【0006】#1で読み込まれたA/D変換器6の出力
は、#2で記憶手段〔図示せず〕に書き込んでストック
される。#3では、#2でストックしたサンプルデータ
が規定数Nになったかどうかを判定し、サンプルデータ
が規定数Nになっていない場合には、#4でタイマー時
間T1の経過後に#1に戻って、#3においてサンプル
データが規定数Nになったことを検出するまで#1と#
2を繰り返し実行する。
【0007】#3においてサンプルデータが規定数Nに
なったことを検出すると、#5では#2でストックして
いたN個のデータの平均値を算出し、#6では閾値とし
て設定されている照度Rと#5で計算した平均検出照度
Sとを比較し、平均検出照度Sが照度Rより暗い場合に
は#7を実行して蛍光灯8を点灯させて#1に戻る。#
6において平均検出照度Sが照度Rより明るいと判定さ
れた場合には、#8を飛び越して#1に戻り、蛍光灯8
は消灯される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、蛍光灯8が点灯中の状態にあって、通過する自動
車のヘッドライトが硫化カドミウム・セル7に差し込ん
だような場合には、平均検出照度Sが一時的に閾値照度
Rよりも明るくなって、夜間であるにもかかわらず蛍光
灯8が一時的に消灯する状態が発生して好ましくない。
【0009】本発明は一時的に強力な光が入射しても蛍
光灯8が消灯しにくい自動販売機の照明装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の自動販売機の照
明装置は、設置場所の明るさに応じて照明器を点灯・消
させる自動販売機において、設置場所の明るさを検出
する光電センサを設け、光電センサの検出照度を複数回
サンプリングして平均検出照度を計算するサンプリング
部を設け、閾値とサンプリング部で求められた平均検出
照度を比較して、照明器の点灯状態と消灯状態への切り
換えを判定する比較部を設け、照明器が点灯中の状態と
消灯中の状態でサンプリング部が前記光電センサの検出
照度をサンプリングする周期を切り換える周期変更手段
を設け、周期変更手段を、点灯中の状態では消灯中の状
態よりもサンプリング周期を長くするように構成したこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】この構成によると、照明器の点灯/消灯の判定
を実施する比較部の閾値は単一であるが、照明器が点灯
中の状態と消灯中の状態では、検出照度をサンプリング
する周期が周期変更手段によって変更される。
【0012】具体的には、点灯中の状態では消灯中の状
態よりもサンプリング周期を長くすることによって、点
灯状態から消灯状態への切り換えの感度が、消灯状態か
ら点灯状態への切り換えの感度よりも低くできる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明
する。なお、従来例を示す図2,図3と同様の作用をな
すものには、同一の符号を付けて説明する。
【0014】販売制御部4のディーライトスイッチに係
わる部分の具体的なフローチャートを図1に示す。#1
で読み込まれたA/D変換器6の出力は、#2で記憶手
段〔図示せず〕に書き込んでストックされる。#3で
は、#2でストックしたサンプルデータが規定数Nにな
ったかどうかを判定し、サンプルデータが規定数Nにな
っていない場合には、#4で蛍光灯8が現時点に点灯中
か消灯中かを判定する。現時点で消灯中にある場合に
は、#5で第1のタイマー時間T1(=30秒)の経過
後に#1に戻って、#1〜#3を繰り返す。#3におい
てサンプルデータが規定数Nになったことを検出する
と、#6では#2でストックしていたN個のデータの平
均値を算出し、#7では閾値として設定されている照度
Rと#6で計算した平均検出照度Sとを比較し、平均検
出照度Sが照度Rより暗い場合には#8を実行して蛍光
灯8を点灯させて#1に戻る。
【0015】#4で蛍光灯8が現時点に点灯中にある場
合には、#9で第2のタイマー時間T2(=60秒)の
経過後に#1に戻って、#1〜#3を繰り返す。#3に
おいてサンプルデータが規定数Nになったことを検出す
ると、#6では#2でストックしていたN個のデータの
平均値を算出し、以下同様に#7では閾値として設定さ
れている照度Rと#6で計算した平均検出照度Sとを比
較し、平均検出照度Sが照度Rより明るい場合には#10
を実行して蛍光灯8を消灯させて#1に戻る。
【0016】このように、現時点で蛍光灯8が点灯中か
消灯中かを#4で判定して、#5または#9を実行して
サンプリング周期を切り換えているため、#2での“N
=8”とすると、蛍光灯8が消灯中の状態では、 の間の8回の検出照度の平均検出照度Sを閾値照度Rと
比較して#8を実施するのに対し、点灯中の状態では、 の間の8回の検出照度の平均検出照度Sを閾値照度Rと
比較して#10を実施している。したがって、蛍光灯8が
点灯中に、通過する自動車のヘッドライトが硫化カドミ
ウム・セル7に差し込んだような場合であっても、平均
検出照度Sには入射したヘッドライトの影響が全く出て
こないか、あるいは僅かの照度の上昇としてしか現れな
いため、一時的な強力な光の入射に遭遇しても、蛍光灯
8を点灯状態に維持することができる。
【0017】なお、第1,第2のタイマー時間T1,T
2は可変抵抗器で個々に設定して販売制御部4に読み込
ませることもできるが、予め数種類の第1,第2のタイ
マー時間T1,T2を書き込んだテーブルを設けてお
き、販売動作に必要な販売価格やコラム設定などを実施
するキーボード13からのキーインデータに基づいて前記
テーブルに書き込まれている第1,第2のタイマー時間
T1,T2の内のサンプリングに使用するタイマー時間
を決定するように構成することによって、タイマー時間
設定用の可変抵抗器などが必要でなく、自動販売機を量
産する場合の部品点数の削減にも有効である。
【0018】上記の実施例では、蛍光灯8が請求の範囲
の照明器に相当し、硫化カドミウム・セル7が請求の範
囲の光電センサに相当し、図1の#4,#5,#9で構
成されているルーチン11が請求の範囲の周期変更手段
相当する。図1の#7,#8,#10で構成されているル
ーチン12が請求の範囲の比較部に相当する。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、設置場所
の明るさに応じて照明器を点灯・消灯させる自動販売機
において、設置場所の明るさを検出する光電センサを設
け、光電センサの検出照度を複数回サンプリングして平
均検出照度を計算するサンプリング部を設け、閾値とサ
ンプリング部で求められた平均検出照度を比較して、照
明器の点灯状態と消灯状態への切り換えを判定する比較
部を設け、照明器が点灯中の状態と消灯中の状態でサン
プリング部が前記光電センサの検出照度をサンプリング
する周期を切り換える周期変更手段を設け、周期変更手
段を、点灯中の状態では消灯中の状態よりもサンプリン
グ周期を長くするように構成したため、照明器の点灯/
消灯の判定を実施する比較部の閾値は単一であるが、照
明器が点灯中の状態と消灯中の状態では、検出照度をサ
ンプリングする周期が周期変更手段によって変更され、
点灯中の状態では消灯中の状態よりもサンプリング周期
を長くすることによって、点灯状態から消灯状態への切
り換えの感度が、消灯状態から点灯状態への切り換えの
感度よりも低くすることができ、一時的な強力な光の入
射に遭遇しても、照明器を点灯状態に維持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置のフローチャート図である。
【図2】従来の照明装置を備えた自動販売機の構成図で
ある。
【図3】従来の照明装置のフローチャート図である。
【符号の説明】
4 販売制御部 6 A/D変換器 7 硫化カドミウム・セル〔光電センサ〕 8 蛍光灯〔照明器〕 11 周期切り換え部を構成するルーチン 12 比較部を構成するルーチン S 平均検出照度 T1 第1のタイマー時間 T2 第2のタイマー時間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設置場所の明るさに応じて照明器を点灯・
    消灯させる自動販売機において、設置場所の明るさを検
    出する光電センサを設け、光電センサの検出照度を複数
    回サンプリングして平均検出照度を計算するサンプリン
    グ部を設け、閾値とサンプリング部で求められた平均検
    出照度を比較して、照明器の点灯状態と消灯状態への切
    り換えを判定する比較部を設け、照明器が点灯中の状態
    と消灯中の状態でサンプリング部が前記光電センサの検
    出照度をサンプリングする周期を切り換える周期変更手
    段を設け、周期変更手段を、点灯中の状態では消灯中の
    状態よりもサンプリング周期を長くするように構成し
    自動販売機の照明装置。
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JPH04255093A JPH04255093A (ja) 1992-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003022470A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Glory Ltd 自動販売機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003022470A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Glory Ltd 自動販売機
JP4594558B2 (ja) * 2001-07-05 2010-12-08 グローリー株式会社 自動販売機

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