JP2730777B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2730777B2
JP2730777B2 JP1301294A JP30129489A JP2730777B2 JP 2730777 B2 JP2730777 B2 JP 2730777B2 JP 1301294 A JP1301294 A JP 1301294A JP 30129489 A JP30129489 A JP 30129489A JP 2730777 B2 JP2730777 B2 JP 2730777B2
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友洋 青木
徹 小林
泰 村山
節 内田
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置の給紙
装置に係り、詳しくは給紙装置のカール防止機構に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来、複写機等において、給紙部の重送防止方式とし
ては、カセット内に積載されたカットシートの先端両側
端の上部に爪部材を設けて、給紙ローラで送り出す爪分
離方式と、本機側に設けられたカットシート送り出しロ
ーラの下流側に、紙と紙、紙とゴムの摩擦係数の差に対
応して作動するリタードローラ分離方式とがある。
ところが、近年、両面コピー等、多機能化が進むにつ
れて、リタードローラ分離方式が主流となっているが、
この方式においては、カセット内に積載されているカッ
トシートの自然放置時に発生する温度・湿度変化等によ
り生起するカールに対しては、カセットの上蓋でカール
空間を規制したり、カセットからカットシートが送り出
される先端近傍にカールによるジャム防止ガイドを設け
る等、ガイド形状によりジャムを防止していた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来例では、カセット内のカット
シートの積載量によりカットシートの上方の隙間が変化
する。または、前記したガイド等を設けたとしても、カ
ットシートがカールすることにより、カセット内のサイ
ド規制板から外れた状態で給紙されることによって、
斜行、カセット内での位置ずれ、ジャム、等が発生
する欠点があった。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであって、
積載されているカットシートを送り出す給紙ローラと、
該給紙ローラにより送り出されるカットシートを分離す
るリタードローラ対と、前記積載されているカットシー
トの幅方向の規制を行う規制板とを備えた給紙装置にお
いて、前記給紙ローラを前記積載されているカットシー
トに接離自在に配設し、前記積載されているカットシー
トの幅方向の両側端に沿って該カットシートを押圧可能
な板状のシート押え部材を配設し、前記給紙ローラが前
記カットシートから離れた状態の時は前記シート押え部
材に押圧動作させ、前記給紙ローラがカットシートに接
している状態の時は前記シート押え部材の押圧動作を解
除するように前記給紙ローラと前記シート押え部材とを
連動させる連動機構を設けたことを特徴とするものであ
る。
(ホ) 作用 以上の構成に基づき、給紙装置は積載されているカッ
トシートを給紙ローラにより送り出し、更にリタードロ
ーラ対によりカットシートを分離して一枚づつ給紙す
る。また、連動機構により、給紙ローラがカットシート
から離れた状態の時は、この給紙ローラに連動させて積
載されているカットシートの幅方向の両側端に沿って押
圧可能に設けられたシート押え部材を押圧動作させ、給
紙ローラがカットシートに接している状態の時はシート
押え部材の押圧動作を解除するようにしてカットシート
のカール発生を防止する。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例を説明する。
第1図及び第2図において、1は給紙装置であり、2
は装置本体である。この装置本体2にリフタ板3が軸3a
により枢支され、このリフタ板3にカセット4が支持さ
れ、このカセット4内にカットシート5を上方へ付勢す
る中板6が設けられている。
また、本体2に軸7にL字状のリンク8が軸支され、
このリンク8の水平部片にリタードローラ9aが軸支さ
れ、リンク8の垂直部片の下端と本体2との間に引張ば
ね10が介装されて、下リタードローラ9aが対応する上リ
タードローラ9bに圧接するようになっている。この上リ
タードローラ9bは本体2に軸支された軸11に軸支されて
いる。
また、この軸11にアーム12aが軸支されると共に同軸
心上に対向するアーム12bが軸支されている。このアー
ム12a,12bに給紙ローラ軸13が軸支されて、この軸13の
両側端に給紙ローラ14,14が固着されて、そして、軸13
の中央にタイミングプーリ15が取付けられ、このタイミ
ングプーリ15の両側の軸13に円筒状のウェイト16,16が
取付けられている。また、前記タイミングプーリ15に対
応する位置の軸11にタイミングプーリ17が取付けられ、
この等プーリ15,17にタイミングベルト18が張設されて
おり、給紙ローラ14,14は軸11により前記上リタードロ
ーラ9bと共にカットシート5を矢印E,F方向に送り出す
ようになっており、かつ給紙ローラ14,14は軸11を中心
としてアーム12a,12bを介して回動し、ウェイト16,16等
の重量により下方に付勢されている。なお、下リタード
ローラ9aは上リタードローラ9に対して逆方向に回転し
て、送り出されてくるカットシート5を一枚づつ分離す
るようになっている。
また、上下リタードローラ9a,9bに続いて、カットシ
ート5を矢印G方向に案内するガイド19が本体2に取付
けられている。なお、カセット4の右側板が延設され
て、リタードローラ9a,9b部のガイド20になっている。
次に、シート押え板22と給紙ローラ14との連動機構21
について説明する。
第1図及び第2図に示す21は連動機構であり、この機
構21は連動軸23と、本体21に取付けられてこの軸23を軸
支する軸受24と、軸23に取付けられたアーム25,25,26,2
6と、軸23に枢支されたアーム27とにより構成されてい
る。
前記シート押え板22は、カットシート5の幅方向の両
側端を押圧するよう両側端に沿って配設された板状のシ
ート押え部材であり、このシート押え板22は、アーム27
端の揺動軸27aにより枢支され、巻ばね28により時計回
り方向に緩く付勢されている。
そして、連動軸23が第1図、第2図、第4図におい
て、時計回り方向に回動すると、アーム12a,12bに先端
を係止しているアーム25が下降して給紙ローラ14をカッ
トシート5上にウェイト16等により下方に圧押けると共
に、アーム26の先端の内側を向いた突起26aによりアー
ム27を持ち上げ、アーム27の軸27aに枢支されたシート
押え板22を持ち上げるようになっている。なお、巻ばね
28はシート押え板22の持ち上げ初期においては押え板22
を時計回り方向に付勢しているが、その後、その付勢力
を失い、アーム27に対し押え板22が弾性的に制止される
ようになっている。
次に、連動軸23の駆動機構を第3図を参照して説明す
る。
連動軸23にアーム29が取付けられ、このアーム29の先
端にスライドレバー30が枢支されて、左方(上流側)を
向いて設けられ、このスライドレバー30の左端が、本体
2に取付けられた軸31に取付けられた垂直上方を向いた
アーム32に枢支されている。そして、この軸31に両側に
水平に突出したアーム33,34が取付けられて、右側のア
ーム33の端部にソレノイド35の押棒が上方を向いて枢支
され、このソレノイド35の取付板35aに圧縮ばね36が前
記左側のアーム34を押上げるように取付けられている。
そして、ソレノイド35がオンするとその押棒が圧縮ば
ね36の押上げ力に抗して矢印A方向(上方)にアーム33
を押上げ、アーム32、スライドレバー30、アーム29を介
して連動軸23を矢印B方向(時計回り方向)に回動し、
ソレノイド35がオフすると、圧縮ばね36の押圧力により
矢印Bと反対の方向に連動軸23を回動するようになって
いる。そして、第1図、第2図に示す前記アーム25及び
26,27を介して、ソレノイド35がオンしたときには、給
紙ローラ14をカットシート5に圧接させると共に、シー
ト押え板22がカットシート5から離れる。また、ソレノ
イド35がオフするとシート押え板22がカットシート5を
押圧すると共に、給紙ローラ14がカットシート5から離
れるようになっている。
なお、第4図において、37はカットシート5の幅方向
の固定側規制板であり、38は可動規制板39の取付板であ
り、可動規制板39と取付板38との間には可動規制板39を
固定規制板37側に付勢する板ばね40が取付けられてい
る。
次に、本実施例の作用を説明する。
カットシート5をカセット4内の中板6に積載し、リ
フタ板3によりカセット4を持ち上げ、カットシート5
と中板6を所定の位置まで持ち上げる。ついで、入力軸
11を図示しない駆動源により駆動し、上リタードローラ
9bを矢印方向に回転すると共に、プーリ17、ベルト18、
プーリ15、軸13を介して、給紙ローラ14を矢印方向に回
転すると同時に、他の駆動経路を経て下リタードローラ
9aを上リタードローラ9bに対して逆回転させる。
ついで、図示しないコピー釦によりソレノイド35をオ
ンすると、第3図に示すように、ソレノイド35の押棒が
アーム33を前記したように矢印A方向に押し上げて、連
動軸23を矢印B方向に回動し、第1図に示すように、ア
ーム25がアーム12a,12bを持ち上げることを解消すると
共に、アーム27をアーム26により持ち上げて軸27aを介
してシート押え板22を持ち上げて、カットシート5に対
する押圧を解消する。
これと同時に、シート押え板22の押圧から解放された
カットシート5が給紙ローラ14によりピックアップさ
れ、リタードローラ9a,9bにより一枚づつ分離されて、
矢印E,F,Gの方向に移動して、ガイド19により矢印Gの
方向に搬送される。
コピー釦がオフされると、ソレノイド35をオフし、前
記と逆の経過を経て、給紙ローラ14がカットシート5か
ら離脱すると共に、シート押え板22が下降して、カット
シート5を押圧する。
かくして、カセット4内のカットシート5の両端部が
先端近傍に亘ってコピー作業時以外は常時シート押え板
22に押圧されることにより、環境等の変化等により発生
するカットシート5のカールを防止することにより、カ
ットシート5が規制板37,39により確実に幅方向の規制
を受けて、従来発生していたような斜行や位置ずれ等の
トラブルから確実に解消できる。
次に、更に他の実施例を第5図を参照して説明する。
この実施例においては、前記した実施例(第4図参
照)のシート押え板22を変形して、カットシート5の各
サイズに対応させるようにしたものであって、2種のサ
イズに対応させた例を示している。即ち規制板37,39の
部分を避けて、サイド部22a,22bと、先端部22cとから形
成されている。
かくすることにより、カットシート5の紙幅全域を押
圧することにより、カール防止効果を向上できる。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、前記連動機構
により、前記シート押え部材が前記給紙ローラの前記カ
ットシートからの接離に連動して、該カットシートの幅
方向の両側端を押圧と押圧解除とをして、該カットシー
トのカール発生を防止するので、該カットシートは前記
幅方向の規制板から外れることはないから、斜行または
位置ずれを防止できて、給紙の安定性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す縦断側面図、第2図はそ
のシート押え板を持ち上げた状態を示す縦断側面図、第
3図はその連動軸を駆動する機構を示す側面図、第4図
は第1図の平面図、第5図は更に他の実施例を示す平面
図である。 1……シート給紙装置(給紙装置)、5……カットシー
ト、9a,9b……リタードローラ(下リタードローラ、上
リタードローラ)、14……給紙ローラ、21……連動機
構、22……シート押え部材(シート押え板)、37,39…
…規制板(固定側規制板、可動側規制板)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 泰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 内田 節 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 三富 達夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 根村 雅晴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−9335(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積載されているカットシートを送り出す給
    紙ローラと、該給紙ローラにより送り出されるカットシ
    ートを分離するリタードローラ対と、前記積載されてい
    るカットシートの幅方向の規制を行う規制板とを備えた
    給紙装置において、 前記給紙ローラを前記積載されているカットシートに接
    離自在に配設し、 前記積載されているカットシートの幅方向の両側端に沿
    って該カットシートを押圧可能な板状のシート押え部材
    を配設し、 前記給紙ローラが前記カットシートから離れた状態の時
    は前記シート押え部材に押圧動作させ、前記給紙ローラ
    がカットシートに接している状態の時は前記シート押え
    部材の押圧動作を解除するように前記給紙ローラと前記
    シート押え部材とを連動させる連動機構、 を設けたことを特徴とする給紙装置。
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